JPH0249035A - ポリフェニレンスルフィドフィルム - Google Patents
ポリフェニレンスルフィドフィルムInfo
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- JPH0249035A JPH0249035A JP20083888A JP20083888A JPH0249035A JP H0249035 A JPH0249035 A JP H0249035A JP 20083888 A JP20083888 A JP 20083888A JP 20083888 A JP20083888 A JP 20083888A JP H0249035 A JPH0249035 A JP H0249035A
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- JP
- Japan
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- ratio
- film
- polyphenylene sulfide
- bonded
- sulfide film
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- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ポリフェニレンスルフィドフィルムに関する
ものであり、更に詳しくは常態では強い熱融着性をイ1
するとともに、剥離したい時には接合界面に水分を供給
してやるだけで容易に剥離することのできる、離型フィ
ルム、保護フィルム、ラベル、ステッカ−、テープなど
に有効に使用できるポリフェニレンスルフィドフィルム
に関するものである。
ものであり、更に詳しくは常態では強い熱融着性をイ1
するとともに、剥離したい時には接合界面に水分を供給
してやるだけで容易に剥離することのできる、離型フィ
ルム、保護フィルム、ラベル、ステッカ−、テープなど
に有効に使用できるポリフェニレンスルフィドフィルム
に関するものである。
[従来の技術]
ボリエニレンスルフィトフィルムはそのまでは熱融着性
がないため同種フィルム同士、あるいは異種フィルムと
の熱接合ができないことは周知のとおりである。
がないため同種フィルム同士、あるいは異種フィルムと
の熱接合ができないことは周知のとおりである。
従来、かかるポリフェニレンスルフィトフィルムの熱融
着性を改良するため、コロナ放電処理やプラズマ処理を
行なうことが提案されている(特開昭57−18732
7号公報)。
着性を改良するため、コロナ放電処理やプラズマ処理を
行なうことが提案されている(特開昭57−18732
7号公報)。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、本発明者らがさらに詳細に検討を進めた
結果、上)本のコロナ放電処理によるものは、次のよう
な問題があることが判明した。
結果、上)本のコロナ放電処理によるものは、次のよう
な問題があることが判明した。
すなわち、コロナ11i電処理を施したポリフェニレン
スルフィドフィルムは処理直後は熱融着性ないし自己融
着性を有するとともに、水分供給による剥離性(以下湿
潤剥離性という)を有するものの、処理直後から時間の
経過とともに熱融着性が徐々に低下していき、数か1後
には熱融着性が大きく低下してしまうという問題がある
。
スルフィドフィルムは処理直後は熱融着性ないし自己融
着性を有するとともに、水分供給による剥離性(以下湿
潤剥離性という)を有するものの、処理直後から時間の
経過とともに熱融着性が徐々に低下していき、数か1後
には熱融着性が大きく低下してしまうという問題がある
。
また前記時開に具体的に開示されているプラズマ処理に
よる方法、すなわち、ポリフェニレンスルフィドフィル
ムをアルゴン雰囲気中でプラズマ処理を施した場合、そ
の自己融着性(熱融着性)を調べてみると、乾接着力は
十分大きいものの、溶接着力も同様に大きく、このため
湿潤剥離性、すなわち水分供給による剥離性が著しく低
下することが判明した。
よる方法、すなわち、ポリフェニレンスルフィドフィル
ムをアルゴン雰囲気中でプラズマ処理を施した場合、そ
の自己融着性(熱融着性)を調べてみると、乾接着力は
十分大きいものの、溶接着力も同様に大きく、このため
湿潤剥離性、すなわち水分供給による剥離性が著しく低
下することが判明した。
本発明者らはかかる従来技術の問題点の改良対策につい
て鋭意検問した結果、ポリフェニレンスルフィドフィル
ムの表面を特定の化学構造を有するものに改質せしめた
場合には、十分な熱融着性ないし自己融着性を有すると
ともに、該融着面に水分を供給してやるだけで融着面か
ら簡単に剥離でき、しかもこの熱融着性および湿潤剥離
性は経時によっても低下しないことを知見し、本発明に
到達したものである。
て鋭意検問した結果、ポリフェニレンスルフィドフィル
ムの表面を特定の化学構造を有するものに改質せしめた
場合には、十分な熱融着性ないし自己融着性を有すると
ともに、該融着面に水分を供給してやるだけで融着面か
ら簡単に剥離でき、しかもこの熱融着性および湿潤剥離
性は経時によっても低下しないことを知見し、本発明に
到達したものである。
したがって、本発明の目的は常態では強い熱融着性を有
するとともに、剥離したい時には接合界面に水分を供給
してやるだけで容易に剥離することのできるポリフェニ
レンスルフィドフィルムを提供することにある。
するとともに、剥離したい時には接合界面に水分を供給
してやるだけで容易に剥離することのできるポリフェニ
レンスルフィドフィルムを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
かかる本発明の目的は、表面において、全炭素原子に対
する酸素原子と結合した炭素原子の割合が、3%〜20
%の範囲にあり、かつ仝イオウ原子に対するスルフォン
酸、スルフォン酸イオンまたはスルフォン酸塩の状態で
酸素原子と結合したイオウ原子の割合が、3%〜35%
の範囲にあることを特fjlとするポリフェニレンスル
フィドフィルムにより達成される。
する酸素原子と結合した炭素原子の割合が、3%〜20
%の範囲にあり、かつ仝イオウ原子に対するスルフォン
酸、スルフォン酸イオンまたはスルフォン酸塩の状態で
酸素原子と結合したイオウ原子の割合が、3%〜35%
の範囲にあることを特fjlとするポリフェニレンスル
フィドフィルムにより達成される。
本発明において使用されるポリフェニレンスルフィドフ
ィルムとしては、次の繰返し単位物からなるフィルムを
いう。ポリー〇−フェニレンスルフィドの含有量は該フ
ィルムの耐熱性、各種機械的特性の点からは80重量%
以上、好ましくは90重量%以上でおり、またポリ−p
−フェニレンスルフィド中の上記構成単位の割合が90
モル%以上であることが好ましい。
ィルムとしては、次の繰返し単位物からなるフィルムを
いう。ポリー〇−フェニレンスルフィドの含有量は該フ
ィルムの耐熱性、各種機械的特性の点からは80重量%
以上、好ましくは90重量%以上でおり、またポリ−p
−フェニレンスルフィド中の上記構成単位の割合が90
モル%以上であることが好ましい。
該樹脂組成物中にはポリフェニレンスルフィトフィルム
のの特性を損なわない範囲で耐摩耗性向上や耐候性向上
等のために、無機または有機フィラー、滑剤、紫外線吸
収剤、着色剤等の含有させることができる。
のの特性を損なわない範囲で耐摩耗性向上や耐候性向上
等のために、無機または有機フィラー、滑剤、紫外線吸
収剤、着色剤等の含有させることができる。
ポリフェニレンスルフィドフィルム厚さは0゜4μm〜
100μmの範囲が好ましく、また該フィルムの平均表
面粗さRaは0.03〜0.10μmの範囲が好ましい
が、これらの範囲に限定されない。
100μmの範囲が好ましく、また該フィルムの平均表
面粗さRaは0.03〜0.10μmの範囲が好ましい
が、これらの範囲に限定されない。
本発明で用いるポリフェニレンスルフィドフィルムは、
例えば特開昭55 111235M公報等に記fRされ
た周知の方法で製造することができる。
例えば特開昭55 111235M公報等に記fRされ
た周知の方法で製造することができる。
本発明のポリフェニレンスルフィドフィルムは、先ず、
表面において全炭素原子に対する酸素原子と結合した炭
素原子の割合が、3%〜20%の範囲におることが重要
であり、また第2に仝イオウ原子に対するスルフ4ン酸
、スルフォン酸イオンまたはスルフォン酸塩の状態で酸
素原子と結合したイオウ原子の割合が、3%〜35%の
範囲にあることが重要である。
表面において全炭素原子に対する酸素原子と結合した炭
素原子の割合が、3%〜20%の範囲におることが重要
であり、また第2に仝イオウ原子に対するスルフ4ン酸
、スルフォン酸イオンまたはスルフォン酸塩の状態で酸
素原子と結合したイオウ原子の割合が、3%〜35%の
範囲にあることが重要である。
ここでポリフェニレンスルフィドフィルム表面における
炭素およびイオウの化学結合状態は例えば、X線光電子
分光(XPS)測定により知ることができる。すなわち
、XPS測定でX線をフィルム表面に照射し、放射され
るX線光電子の炭素の1Sピークとイオウの2Pピーク
を取り出してピーク分割を行なうことにより炭Nおよび
イオウがどのような化学結合状態にどれだけの割合で結
合しているかを知ることができる。
炭素およびイオウの化学結合状態は例えば、X線光電子
分光(XPS)測定により知ることができる。すなわち
、XPS測定でX線をフィルム表面に照射し、放射され
るX線光電子の炭素の1Sピークとイオウの2Pピーク
を取り出してピーク分割を行なうことにより炭Nおよび
イオウがどのような化学結合状態にどれだけの割合で結
合しているかを知ることができる。
本発明において、酸素原子と結合した炭素原子とは、X
PS測定で得たC1Sピークを分割した時、−COO−
1=C=O1=C−0−の結合状態に帰属される炭素原
子を言う。
PS測定で得たC1Sピークを分割した時、−COO−
1=C=O1=C−0−の結合状態に帰属される炭素原
子を言う。
ポリフェニレンスルフィドフィルムの表面において、全
炭素原子に対する酸素原子と結合した炭素原子の81合
が3%未満の場合には、十分な熱融4性が得られず、ま
た20%を越える場合はやはり十分な熱融着性を得るこ
とができないとともにフィルムの表面が硬くもろくなり
、耐摩耗性などの低下を引き起こすため好ましくない。
炭素原子に対する酸素原子と結合した炭素原子の81合
が3%未満の場合には、十分な熱融4性が得られず、ま
た20%を越える場合はやはり十分な熱融着性を得るこ
とができないとともにフィルムの表面が硬くもろくなり
、耐摩耗性などの低下を引き起こすため好ましくない。
より好ましくは4%〜15%の範囲である。
本発明において、スルフ4ン酸、スルフォン酸イオンま
たはスルフ4ン酸塩の状態で酸素原子と結合したイオウ
原子とは、XPS測定でX線をフィルム表面に照射し、
放射されるX線光電子の82p’−りを取り出してピー
ク分割した時、304またはSO3の結合状態に帰属さ
れるイオウ原子をいう。
たはスルフ4ン酸塩の状態で酸素原子と結合したイオウ
原子とは、XPS測定でX線をフィルム表面に照射し、
放射されるX線光電子の82p’−りを取り出してピー
ク分割した時、304またはSO3の結合状態に帰属さ
れるイオウ原子をいう。
表面において、仝イオウ原子に対するスルフォン酸、ス
ルフ4ン酸イオンまたはスルフォン酸塩の状態で1M原
子と結合したイオウ原子の割合が、3%未満の場合には
熱融着性が得られなかったり、熱融着性は得られるが湯
側剥離性が低下するなどの欠点がおり好ましくない。ま
た上記割合が35%を越える場合は十分な熱融着性が得
られない。
ルフ4ン酸イオンまたはスルフォン酸塩の状態で1M原
子と結合したイオウ原子の割合が、3%未満の場合には
熱融着性が得られなかったり、熱融着性は得られるが湯
側剥離性が低下するなどの欠点がおり好ましくない。ま
た上記割合が35%を越える場合は十分な熱融着性が得
られない。
仝イオウ原子に対するスルフォン酸、スルフォン酸イオ
ンまたはスルフォン酸塩の状態で酸素原子と結合したイ
オウ原子の割合のより好ましい範囲としては4%〜30
%である。
ンまたはスルフォン酸塩の状態で酸素原子と結合したイ
オウ原子の割合のより好ましい範囲としては4%〜30
%である。
かかるポリフェニレンスルフィドフィルムの製法の1例
は、原料となるポリフェニレンスルフィドフィルムの表
面または両面を、例えば選択された混合ガス雰囲気およ
びプラズマ条件中で低温プラズマ処理を施ずことにより
得ることができる。
は、原料となるポリフェニレンスルフィドフィルムの表
面または両面を、例えば選択された混合ガス雰囲気およ
びプラズマ条件中で低温プラズマ処理を施ずことにより
得ることができる。
第1図は本発明において使用可能な低温プラズマ処理装
置の1例を例示したもので、図において、原料フィルム
1は送り出しロール2により放電処理部9へ送り出され
る。放電処理部9にはガス導入系8より、所定組成のガ
スが供給され、ここで図示していない簡単な排気装置に
よって所定のガス圧力に維持される。フィルム1は放電
処理部において、高圧印加電1f!3に高電圧電源5よ
り整合トランス6を介して印加された高周波高電圧によ
って、接地されたドラム状電極4との間で形成される放
電によって処理された後、巻き取りロール7に巻き取ら
れる。
置の1例を例示したもので、図において、原料フィルム
1は送り出しロール2により放電処理部9へ送り出され
る。放電処理部9にはガス導入系8より、所定組成のガ
スが供給され、ここで図示していない簡単な排気装置に
よって所定のガス圧力に維持される。フィルム1は放電
処理部において、高圧印加電1f!3に高電圧電源5よ
り整合トランス6を介して印加された高周波高電圧によ
って、接地されたドラム状電極4との間で形成される放
電によって処理された後、巻き取りロール7に巻き取ら
れる。
放電は、内部に水などの冷媒を流すことによって冷却さ
れた金属管などの導体の表面をゴムやガラス等の誘電体
で被覆した高電圧印加電極と、該電極に対向1ノで設け
ら、放電が形成される面が同様な誘電体で被覆された、
被処理物を支持するための電極との間で形成される。誘
電体の厚さとしては0.1〜5mmの範囲が好ましい。
れた金属管などの導体の表面をゴムやガラス等の誘電体
で被覆した高電圧印加電極と、該電極に対向1ノで設け
ら、放電が形成される面が同様な誘電体で被覆された、
被処理物を支持するための電極との間で形成される。誘
電体の厚さとしては0.1〜5mmの範囲が好ましい。
高電圧印加電極と被処理物を支持する電極とは同数でお
る必要はなく、被処理物を支持する電極1個に対し、、
高電圧印加電極を2個以上設けるのがよい。
る必要はなく、被処理物を支持する電極1個に対し、、
高電圧印加電極を2個以上設けるのがよい。
高電圧印加電極に印加する高電圧の周波数は好ましくは
50KHz〜500KHzの範囲で選択される。
50KHz〜500KHzの範囲で選択される。
本発明においてプラズマ処理に好適に用いられるガスと
しては、アルゴン、クリプトン、ネオンなどの不活性ガ
スと酸素と窒素の混合ガス、あるいは不活性ガスと水蒸
気の混合ガスなどが挙げられ、これらの混合ガスの混合
比を適切に選択することが小要である。不活性ガスと窒
素と酸素の場合には99.8〜75:0.05〜24:
0.05〜24(体積比)の範囲で選択するのがよく、
また不活性ガスと水蒸気の混合ガスの場合は体積比で9
9.8:0.2〜75:25の範囲でそれぞれ選択する
のが好ま【ノい。
しては、アルゴン、クリプトン、ネオンなどの不活性ガ
スと酸素と窒素の混合ガス、あるいは不活性ガスと水蒸
気の混合ガスなどが挙げられ、これらの混合ガスの混合
比を適切に選択することが小要である。不活性ガスと窒
素と酸素の場合には99.8〜75:0.05〜24:
0.05〜24(体積比)の範囲で選択するのがよく、
また不活性ガスと水蒸気の混合ガスの場合は体積比で9
9.8:0.2〜75:25の範囲でそれぞれ選択する
のが好ま【ノい。
雰囲気の圧力は、0.1〜1000TOrrの範囲で選
択するのが好ましく、より好ましくは10〜900To
rrの圧力範囲で選択するのがよい。
択するのが好ましく、より好ましくは10〜900To
rrの圧力範囲で選択するのがよい。
処理強度としては、50W−min/m2以上の処理電
力密度で処理するのがよく、より好ましくは10100
W−n/m2以上の処理電力密度″c処理するのがよい
。ここで処理電力密度とは出力を放電部分の幅(ドラム
状電極の軸長方向)とフィルムの処理速度で割った値で
ある。
力密度で処理するのがよく、より好ましくは10100
W−n/m2以上の処理電力密度″c処理するのがよい
。ここで処理電力密度とは出力を放電部分の幅(ドラム
状電極の軸長方向)とフィルムの処理速度で割った値で
ある。
本発明で得られるポリフェニレンスルフィドフィルムは
常態では強い熱融着性を有するとともに、剥離したい時
には接合界面に水分を供給してやるだtプで容易にかつ
被接着面に損傷を与えることなく剥離することができる
ため、離型フィルム、保護フィルム、ラベル、ステッカ
−、テープなどの用途に有効に使用できる。
常態では強い熱融着性を有するとともに、剥離したい時
には接合界面に水分を供給してやるだtプで容易にかつ
被接着面に損傷を与えることなく剥離することができる
ため、離型フィルム、保護フィルム、ラベル、ステッカ
−、テープなどの用途に有効に使用できる。
[発明の効果]
本発明のポリフェニレンスルフィドフィルムは表面を特
定の化学構造を有するものとしたため高度の熱融着性と
湿潤剥離性を同時に有し、しかもこれらの特性は経時的
に劣化することがないという顕著な実用効果を奏するも
のである。
定の化学構造を有するものとしたため高度の熱融着性と
湿潤剥離性を同時に有し、しかもこれらの特性は経時的
に劣化することがないという顕著な実用効果を奏するも
のである。
このような効果を奏する理由については明らかではない
が、酸素原子と結合した炭素原子、例えば〉C=0、−
COH1−COOI−1などの極性基は自己融着性を発
現するために効果があるものと考えられる。一方、スル
フォン酸基など酸素原子と結合したイオウ原子の存在が
湿潤剥離性を発現させたものと推察される。
が、酸素原子と結合した炭素原子、例えば〉C=0、−
COH1−COOI−1などの極性基は自己融着性を発
現するために効果があるものと考えられる。一方、スル
フォン酸基など酸素原子と結合したイオウ原子の存在が
湿潤剥離性を発現させたものと推察される。
[実施例]
以下実施例について説明する。なお本発明における特性
の測定には、次の方法を用いた。
の測定には、次の方法を用いた。
(1)ポリフェニレンスルフィドフィルム表面の化学構
造の測定法 X線光電子分光装置((株)島津製作所製ESCA75
0)を用い、炭素の1Sピークとイオウの2pピークを
測定する。このピークを下記のような化学結合状態のピ
ークの合成で必ることから、ガウス分45近似により化
学結合状態からの信号に分解し、分解1麦のそれぞれの
信号のピーク高さからそれぞれの化学結合状態にある原
子の数の比を算出する。また下記のそれぞれの化学結合
状態におる原子の数の比の合計をもって全炭素原子の数
または仝イオウ原子の数とする。
造の測定法 X線光電子分光装置((株)島津製作所製ESCA75
0)を用い、炭素の1Sピークとイオウの2pピークを
測定する。このピークを下記のような化学結合状態のピ
ークの合成で必ることから、ガウス分45近似により化
学結合状態からの信号に分解し、分解1麦のそれぞれの
信号のピーク高さからそれぞれの化学結合状態にある原
子の数の比を算出する。また下記のそれぞれの化学結合
状態におる原子の数の比の合計をもって全炭素原子の数
または仝イオウ原子の数とする。
C1Sピークは、π−π* −coo−=c=0、=C
−0−中性炭素、−C−S−に帰属される。
−0−中性炭素、−C−S−に帰属される。
*
S2.ピークはπ−π 、SOl、S03、−C−30
2−C−−C−303−C−−C−3O−C−1−C−
S−C−に帰属される。
2−C−−C−303−C−−C−3O−C−1−C−
S−C−に帰属される。
ここで304 、S Osがスルフオン酸、スルフォン
酸イオンまたはスルフ4ン酸塩を示す。
酸イオンまたはスルフ4ン酸塩を示す。
(2) 接着力の測定法
処理面同士を重ね合せねて、2枚のポリフェニレンスル
フィドフィルムを220℃に加熱したロール間を1回通
過させて熱融着させる。ロール間は3KCI/Cm2
、ロール回転速度は1m/分とした。
フィドフィルムを220℃に加熱したロール間を1回通
過させて熱融着させる。ロール間は3KCI/Cm2
、ロール回転速度は1m/分とした。
次いで前記熱融着されたポリフェニレンスルフィドフィ
ルムをショッパ型引張試験機(大乗科学精器製作所製〉
にセットして180度方向に引き剥がし、引き剥がすの
に要する力を読みとり、乾接着力とした。なお引き剥が
し速度は200m/分とした。
ルムをショッパ型引張試験機(大乗科学精器製作所製〉
にセットして180度方向に引き剥がし、引き剥がすの
に要する力を読みとり、乾接着力とした。なお引き剥が
し速度は200m/分とした。
また前記方法において引き剥がしを連続的に水を供給し
ながら行ない、測定した接着力を溶接着力とした。
ながら行ない、測定した接着力を溶接着力とした。
実施例1.2
第1図のプラズマ処理装置に、2軸延伸された厚さ38
μmのポリフェニレンスルフィドフィルム(東しく株)
製“トレリナ″)をセットして処理した。
μmのポリフェニレンスルフィドフィルム(東しく株)
製“トレリナ″)をセットして処理した。
電極に被覆する誘電体として厚さ1mmのガラスを使用
し、高圧印加電極とドラム状電極4との距離を’1mm
に設定した。
し、高圧印加電極とドラム状電極4との距離を’1mm
に設定した。
放電処理部9内を1X10″Torr以下まで排気し、
ガス導入系より、アルゴンと窒素と酸素からなる混合ガ
スを導入して600Torrに保つ。次いで高圧印加電
極3とドラム伏型(※4の間に110KHzの高周波を
高電圧電源5より供給し、プラズマを発生させる。投入
電力は電源出力で1KWとした。
ガス導入系より、アルゴンと窒素と酸素からなる混合ガ
スを導入して600Torrに保つ。次いで高圧印加電
極3とドラム伏型(※4の間に110KHzの高周波を
高電圧電源5より供給し、プラズマを発生させる。投入
電力は電源出力で1KWとした。
発生させたプラズマ中を阜体を7m/分の速度で通過さ
せて処理を行なった(処理電力密度240W−mi n
/m2 )。
せて処理を行なった(処理電力密度240W−mi n
/m2 )。
アルゴン:窒素:M素の混合比を97.5:2:0.5
とした場合を実施例1、同じく混合比を90:8:2と
したものを実施例2とする。
とした場合を実施例1、同じく混合比を90:8:2と
したものを実施例2とする。
得られたポリフェニレンスルフィドフィルムの表面の化
学構造を測定した結果を表1に示す。また得られたポリ
フェニレンスルフィドフィルムを大気に開放された室内
に6力月放置した後、乾接着力および溶接着力を測定し
、結果を表2に示した。
学構造を測定した結果を表1に示す。また得られたポリ
フェニレンスルフィドフィルムを大気に開放された室内
に6力月放置した後、乾接着力および溶接着力を測定し
、結果を表2に示した。
表1.2から明らかなごとく、本発明で規定した表面構
造を有する場合、極めて高い軟接着力を有しておりなが
ら、連接着力は著しく低いことがわかる。またこれらの
接着力は長期間放置してもほとノνど変化することがな
いことがわかる。
造を有する場合、極めて高い軟接着力を有しておりなが
ら、連接着力は著しく低いことがわかる。またこれらの
接着力は長期間放置してもほとノνど変化することがな
いことがわかる。
表 1
XY 軟接着力 連接着力
(%)(%) (g/ cm) l/cm)実施例1
56265’1 実施例27142722 比較例1 6 1 265 2f3B比較例
2 1539 200 1(注〉 X:全炭素原子に対する酸素原子と結合した炭素原子の
割合。
56265’1 実施例27142722 比較例1 6 1 265 2f3B比較例
2 1539 200 1(注〉 X:全炭素原子に対する酸素原子と結合した炭素原子の
割合。
Y:仝イオウ原子に対する酸素原子と結合したイオウ原
子の割合。
子の割合。
表2
6月1安の 6月後の
軟接着力 連接着力
(g/ cm) l/cm)
実施例1 270 1
実施例2 287 2
比較例3 160 1
比較例1.2
導入するガスをアルゴンのみとした以外は実施例1と同
様にして表面処理したものを比較例1とする。
様にして表面処理したものを比較例1とする。
また導入するガスをアルゴン:窒素:酸素が70:24
:6の混合ガスとした以外は実施例1と同様にして表面
処理したものを比較例2とする。
:6の混合ガスとした以外は実施例1と同様にして表面
処理したものを比較例2とする。
jqられたポリフェニレンスルフィドフィルムの表面の
化学構造の測定結果を表1に示す。また得られたポリフ
ェニレンスルフィドフィルムを大気に開放された室内に
6力月放置した後、軟接着力および連接着力を測定した
結果を表2に示す。
化学構造の測定結果を表1に示す。また得られたポリフ
ェニレンスルフィドフィルムを大気に開放された室内に
6力月放置した後、軟接着力および連接着力を測定した
結果を表2に示す。
表1.2から明らかなごとく、比較例1では軟接着力は
十分大きいものの連接着力も大ぎく湿潤剥離性の劣るも
のでめった。また比較例2の場合、連接着力は著しく低
いものの、軟接着力も低く、実用性のないものであった
。
十分大きいものの連接着力も大ぎく湿潤剥離性の劣るも
のでめった。また比較例2の場合、連接着力は著しく低
いものの、軟接着力も低く、実用性のないものであった
。
比較例3
第2図のコロナ放電処理装置を用いて処理を行なった。
図中11はは送り出しロール、12は誘電体被覆のドラ
ム状電極、13は巻き出しロール、]4は金属ワイヤー
電極で、両電極間の距離は1mmに設定した。金属ワイ
ヤー電極はカバー15とドラム状電極によりほぼ密閉さ
れており、この密閉空間内にバルブ16を経て空気を2
201/分の速さで送り込んだ。電極には110KHz
の高電圧電源17が接続されていて、投入電力を電源出
力で1.2KWとし、金属ワイヤー電極とドラム状電極
の間でコロナ放電を生成した。基体としては実施例1と
同じポリフェニレンスルフィドフィルムを使用し、20
m/分の速さでコロナ放電処理ゾーンを走行させた。
ム状電極、13は巻き出しロール、]4は金属ワイヤー
電極で、両電極間の距離は1mmに設定した。金属ワイ
ヤー電極はカバー15とドラム状電極によりほぼ密閉さ
れており、この密閉空間内にバルブ16を経て空気を2
201/分の速さで送り込んだ。電極には110KHz
の高電圧電源17が接続されていて、投入電力を電源出
力で1.2KWとし、金属ワイヤー電極とドラム状電極
の間でコロナ放電を生成した。基体としては実施例1と
同じポリフェニレンスルフィドフィルムを使用し、20
m/分の速さでコロナ放電処理ゾーンを走行させた。
1斤られたポリフェニレンスルフィドフィルムの接6カ
を測定したところ、処理直1麦は軟接着力237q/c
m、連接着力3g/Cmであったが、6力月放置後の接
着力は軟接着力160Q/Cm。
を測定したところ、処理直1麦は軟接着力237q/c
m、連接着力3g/Cmであったが、6力月放置後の接
着力は軟接着力160Q/Cm。
連接着力1にl/Cmであり、経時により軟接着力が大
きく低下した。
きく低下した。
第1図は本発明で使用できるプラズマ処理装置の一例を
示す概略図、第2図は比較例の作製に使用されるコロナ
放電処理装置を説明する概略図である。 2.11 4.12
示す概略図、第2図は比較例の作製に使用されるコロナ
放電処理装置を説明する概略図である。 2.11 4.12
Claims (1)
- 1 表面において、全炭素原子に対する酸素原子と結合
した炭素原子の割合が、3%〜20%の範囲にあり、か
つ全イオウ原子に対するスルフォン酸、スルフォン酸イ
オンまたはスルフォン酸塩の状態で酸素原子と結合した
イオウ原子の割合が、3%〜35%の範囲にあることを
特徴とするポリフェニレンスルフィドフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20083888A JP2611361B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | ポリフェニレンスルフィドフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20083888A JP2611361B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | ポリフェニレンスルフィドフィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0249035A true JPH0249035A (ja) | 1990-02-19 |
| JP2611361B2 JP2611361B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=16431050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20083888A Expired - Lifetime JP2611361B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | ポリフェニレンスルフィドフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2611361B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009088118A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 絶縁膜形成用組成物 |
| EP2153987A1 (en) * | 2008-07-30 | 2010-02-17 | Hitachi Engineering & Services Co., Ltd. | Method of manufacturing adhesive-free laminate of aramid paper and polyphenylene sulfide film, and insulation material and insulation structure for rotating electric machinery |
| JPWO2021020289A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP20083888A patent/JP2611361B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009088118A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 絶縁膜形成用組成物 |
| EP2153987A1 (en) * | 2008-07-30 | 2010-02-17 | Hitachi Engineering & Services Co., Ltd. | Method of manufacturing adhesive-free laminate of aramid paper and polyphenylene sulfide film, and insulation material and insulation structure for rotating electric machinery |
| US8709193B2 (en) | 2008-07-30 | 2014-04-29 | Hitachi Engineering & Services Co., Ltd. | Method of manufacturing adhesive-free laminate of aramid paper and polyphenylene sulfide film, and insulation material and insulation structure for rotating electric machinery |
| JPWO2021020289A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2611361B2 (ja) | 1997-05-21 |
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