JPH0249436Y2 - - Google Patents
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- JPH0249436Y2 JPH0249436Y2 JP1984029111U JP2911184U JPH0249436Y2 JP H0249436 Y2 JPH0249436 Y2 JP H0249436Y2 JP 1984029111 U JP1984029111 U JP 1984029111U JP 2911184 U JP2911184 U JP 2911184U JP H0249436 Y2 JPH0249436 Y2 JP H0249436Y2
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- Japan
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- heat insulating
- heat
- conduit
- sheet
- insulating tape
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Description
この考案は、冷暖房用等の配管に用いるのに好
適な並列被覆導管に関する。 一般に、冷暖房用の配管には、並列被覆導管が
用いられている。従来のこの種の並列被覆導管
は、高温の熱媒体が流れる高温用導管と、低温の
熱媒体が流れる低温用導管とを並設した状態でそ
れら全体をグラスウール、ロツクウール、または
発泡プラスチツク等の断熱材によつて被覆した構
成になつている。 ところが、このような構成の並列被覆導管で
は、断熱効果が充分であるといい難く、導管内を
流れる熱媒体の熱損失が比較的大きいという問題
があつた。また、高温用導管と低温用導管との区
別がつかず、それらを誤つて接続するおそれがあ
つた。 この考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、熱媒体の熱損失を大幅に低減することができ
るとともに、導管の誤接続を未然に防止すること
ができる並列被覆導管を提供することを目的とす
る。 この考案は、上記目的を達成するために、一方
の導管の外方に、光沢面を外側に向けた第1の断
熱テープを設け、かつこの第1の断熱テープの外
方に、少なくとも一方の面から膨出するようにし
て形成された多数の互いに独立した空気室を有す
るシートを設けるとともに、他方の導管の外方
に、波状をなす断熱材を設ける一方、この波状を
なす断熱材の相隣る2つの突部間に前記シートを
設け、かつ前記シート及び断熱材全体を囲うよう
にして、光沢面を内側に向けた第2の断熱テープ
を設け、この第2の断熱テープの外方に外部被覆
を設けた構成としたものである。そして、上記多
数の互いに独立した空気室を有するシート、ある
いは波形をなす断熱材によつて、シートと断熱テ
ープとの接触部または断熱材と導管との接触部を
極力少なくして、熱伝導による熱の伝達量を低減
するとともに、シートと断熱テープとの間に多数
の互いに独立した空気室を形成し、あるいは断熱
材と導管との間に多数の互いに独立した小室を形
成することにより、空気室または小室間の対流を
抑えて熱対流による熱伝達量を低減する一方、光
沢面を外側に向けた第1の断熱テープによつて、
一方の導管からの熱の放射を抑制し、かつ光沢面
を内側に向けた第2の断熱テープによつて、両導
管から放射された熱を内側に反射させることによ
り熱放射による熱伝達量を低減し、この結果、断
熱性能の向上を図ることができる。 以下、この考案の実施例を添付した第1図ない
し第3図を参照して説明する。 第1図A,Bは、この考案に係わる並列被覆導
管の一例を示すものである。この図において符号
1,2でそれぞれ示すものが並設された導管であ
る。これら導管1,2は、銅その他の金属、ある
いは塩化ビニル等からなるものであり、この実施
例においては、一方の導管1内を高温水が流れ、
他方の導管2内を低温水が流れるようになつてい
る。 導管1上には、外周にアルミ箔3aが添着され
た断熱テープ3が設けられている。この断熱テー
プ3は、その外周に添着されたアルミ箔3aを導
管1上に直接設けた場合に伝導熱によつてアルミ
箔3aが熱せられるので防止するためのものであ
り、テトロン不織布、ガラスクロスあるいはポリ
エステル等の耐熱性と保温性を有するものが用い
られている。なお、このような性質を有するもの
であれば、断熱テープ以外のものを用いてもよ
い。 また、前記アルミ箔3aは、放射熱を反射させ
る点および放射度を極力小さく抑える点を考慮し
て設けられたものである。したがつて、アルミ箔
3aとしては、その両面が光沢面とされているも
のを用いるのが望ましいが、この場合には市販の
一面のみ光沢面とされたものを用い、特に放射度
を極力小さくするために光沢面を外側に向けて設
けてある。なお、放射熱を反射することができ、
かつ放射熱度を小さく抑えることができるもので
あれば、アルミ箔3a以外の金属箔、その他のも
のを用いてもよく、また断熱テープ3にアルミニ
ウムを蒸着するようにしてもよい。 また、アルミ箔3a上には、空気室4aを有す
るシート4が設けられている。このシート4は、
この場合、透明なプラスチツク等からなる2枚の
フイルムを貼り合せるとともに、一方のフイルム
の一部を他方のフイルムから離間するように膨出
されて2枚のフイルム間に多数の互いに独立した
空気室4aを形成したものであり、空気室4aが
膨出する側を内側に向けて設けられている。な
お、空気室4aが膨出する側を外側に向けて設け
てもよく、また空気室4aをシート4の両面から
膨出させるようにしてもよい。さらに、空気室4
aの断面形状としては、円形、角形、菱形、その
他任意である。 一方、前記導管2上には、断熱材5が設けられ
ている。この断熱材5は、耐熱ポリエチレン等か
らなるものであり、軸直角断面において周壁が波
状に呈するようになつている。なお、含軸断面に
おいて周壁が波状を呈するように形成してもよ
い。 そして、上記のように構成された導管1、断熱
テープ3、アルミ箔3aおよびシート4並びに導
管2および断熱材5全体を囲うようにしてアルミ
箔6aが添着された断熱テープ6が設けられてい
る。これら断熱テープ6とアルミ箔6aとはアル
ミ箔6aをその光沢面を内側に向けて断熱テープ
6の内周に添着した点が前述した断熱テープ3お
よびアルミ箔3aと異なり、その他の構成は同様
になつている。 さらに、断熱テープ6の外側には外部被覆7が
設けられている。その外部被覆7は、断熱効果を
より一層助長するとともに、それより内側の被覆
部分を保護するためのものであつて、ポリエチレ
ン性の偏平管からにり、断熱テープ6との間の適
宜箇所にスペーサ(図示せず)を介装することに
よつて、断熱テープ6との間にすきま8が形成さ
れている。また、外部被覆7の外周には、環状の
溝7aが形成されており、これによつて外部被覆
7の外圧に対する強度をほとんど損うことなく、
並列被覆導管の曲げ加工が容易に行い得るように
なつている。 しかして、上記のように構成された並列被覆導
管においては、シート4の内周にそこから膨出す
る空気室4aを形成しているから、シート4がア
ルミ箔3aと接触するのは、空気室4aの頂部だ
けである。したがつて、シート4の伝熱面積を減
少させることができ、熱伝導による熱の伝達量を
低減することができる。しかも、空気室4a内お
よびシート4とアルミ箔3aとの間には、シート
4の体積よりはるかに多い空気が存する。この空
気は熱の不良導体である。したがつて、熱伝導に
よる熱の伝導量をより一層少なくすることができ
る。 また、空気室4aが互いに独立しているから、
各空気室4a内の空気は対流によつて互いに循環
することがない。しかも、シート4とアルミ箔3
aとの間に存する空気は、空気室4aによつて移
動を阻止されているから、その空気に対流が生じ
ることもない。したがつて、対流による熱の伝達
量を極く少ないものとすることができる。そし
て、熱伝達および熱対流による熱の伝達量を低減
し得ることによつて、導管1内を流れる高温水の
熱損室を大幅に低減することができる。 一方、導管2については、単なる断熱材によつ
て被覆することなく、液状をなす断熱材5によつ
て被覆している。断熱材5が波状になつているか
ら、それが導管2に接触するのは、その一部だけ
である。したがつて、熱伝導による熱の伝達量を
低減することができる。また、断熱材5が波状を
なしているから、断熱材5と導管2との間には、
多数の互いに独立した小室が形成される。互いに
独立した小室であるから、その内部に存する空気
が小室間に対流を起こすことがない。したがつ
て、熱対流による熱の伝達量を低減することがで
きる。そして、熱伝導および熱対流による熱の伝
達量を低減し得ることによつて、導管2内に流れ
る低温水の熱損失(この場合、低温水が外部の熱
によつて加熱されること)を大幅に低減すること
ができる。 加えて、上記導管1の外方には、外周にアルミ
箔3aが添着された断熱テープ3が設けられてい
るから、導管1から放射される熱を抑制し、かつ
シート14及び断熱材5全体を囲うようにして、
内周にアルミ箔6aが添着される断熱テープ6が
設けられているから、両導管1,2から放射され
る熱をアルミ箔6aで内側に反射することによ
り、熱放射による熱伝達量を低減することができ
る。 なお、導管1と導管2との間の熱伝達について
は、シート4および断熱材5を介して行なわれる
から、その量を極く少ないものとすることができ
るのは勿論である。 また、導管1と導管2とのそれぞれの被覆構造
を異なるものとしているから、その被覆構造によ
つて導管1と導管2とを区別することができる。
したがつて、導管1および導管2の誤接続を未然
に防止することができる。さらに、波状をなす断
熱材5と多数の互いに独立した空気室4aを有す
るシート4とを組合わせたものであるから、両者
の接触部において、第1図Bに示すように、断面
円形のシート4が波状の断熱材5の相隣る2つの
突部間で安定的に支持され、製造時等において、
断熱テープ6を巻き付け易い。 この考案の効果である熱損失の低減という点に
ついて確認するために、従来品と上記構成の並列
被覆導管との熱効率試験を行なつた。その試験に
よると、次表に示すとおり、この考案品によれ
ば、従来品に比して熱効率を40%向上させること
ができた。なお、その試験においては、従来品と
して2つの導管を発泡ポリエチレンによつて被覆
したものを用いた。また、2つの導管の寸法、軸
間距離、並列被覆導管全体の断面寸法等を従来品
とこの考案に係わるものとで同様にしたのは勿論
である。試験結果は、次のとおりである。
適な並列被覆導管に関する。 一般に、冷暖房用の配管には、並列被覆導管が
用いられている。従来のこの種の並列被覆導管
は、高温の熱媒体が流れる高温用導管と、低温の
熱媒体が流れる低温用導管とを並設した状態でそ
れら全体をグラスウール、ロツクウール、または
発泡プラスチツク等の断熱材によつて被覆した構
成になつている。 ところが、このような構成の並列被覆導管で
は、断熱効果が充分であるといい難く、導管内を
流れる熱媒体の熱損失が比較的大きいという問題
があつた。また、高温用導管と低温用導管との区
別がつかず、それらを誤つて接続するおそれがあ
つた。 この考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、熱媒体の熱損失を大幅に低減することができ
るとともに、導管の誤接続を未然に防止すること
ができる並列被覆導管を提供することを目的とす
る。 この考案は、上記目的を達成するために、一方
の導管の外方に、光沢面を外側に向けた第1の断
熱テープを設け、かつこの第1の断熱テープの外
方に、少なくとも一方の面から膨出するようにし
て形成された多数の互いに独立した空気室を有す
るシートを設けるとともに、他方の導管の外方
に、波状をなす断熱材を設ける一方、この波状を
なす断熱材の相隣る2つの突部間に前記シートを
設け、かつ前記シート及び断熱材全体を囲うよう
にして、光沢面を内側に向けた第2の断熱テープ
を設け、この第2の断熱テープの外方に外部被覆
を設けた構成としたものである。そして、上記多
数の互いに独立した空気室を有するシート、ある
いは波形をなす断熱材によつて、シートと断熱テ
ープとの接触部または断熱材と導管との接触部を
極力少なくして、熱伝導による熱の伝達量を低減
するとともに、シートと断熱テープとの間に多数
の互いに独立した空気室を形成し、あるいは断熱
材と導管との間に多数の互いに独立した小室を形
成することにより、空気室または小室間の対流を
抑えて熱対流による熱伝達量を低減する一方、光
沢面を外側に向けた第1の断熱テープによつて、
一方の導管からの熱の放射を抑制し、かつ光沢面
を内側に向けた第2の断熱テープによつて、両導
管から放射された熱を内側に反射させることによ
り熱放射による熱伝達量を低減し、この結果、断
熱性能の向上を図ることができる。 以下、この考案の実施例を添付した第1図ない
し第3図を参照して説明する。 第1図A,Bは、この考案に係わる並列被覆導
管の一例を示すものである。この図において符号
1,2でそれぞれ示すものが並設された導管であ
る。これら導管1,2は、銅その他の金属、ある
いは塩化ビニル等からなるものであり、この実施
例においては、一方の導管1内を高温水が流れ、
他方の導管2内を低温水が流れるようになつてい
る。 導管1上には、外周にアルミ箔3aが添着され
た断熱テープ3が設けられている。この断熱テー
プ3は、その外周に添着されたアルミ箔3aを導
管1上に直接設けた場合に伝導熱によつてアルミ
箔3aが熱せられるので防止するためのものであ
り、テトロン不織布、ガラスクロスあるいはポリ
エステル等の耐熱性と保温性を有するものが用い
られている。なお、このような性質を有するもの
であれば、断熱テープ以外のものを用いてもよ
い。 また、前記アルミ箔3aは、放射熱を反射させ
る点および放射度を極力小さく抑える点を考慮し
て設けられたものである。したがつて、アルミ箔
3aとしては、その両面が光沢面とされているも
のを用いるのが望ましいが、この場合には市販の
一面のみ光沢面とされたものを用い、特に放射度
を極力小さくするために光沢面を外側に向けて設
けてある。なお、放射熱を反射することができ、
かつ放射熱度を小さく抑えることができるもので
あれば、アルミ箔3a以外の金属箔、その他のも
のを用いてもよく、また断熱テープ3にアルミニ
ウムを蒸着するようにしてもよい。 また、アルミ箔3a上には、空気室4aを有す
るシート4が設けられている。このシート4は、
この場合、透明なプラスチツク等からなる2枚の
フイルムを貼り合せるとともに、一方のフイルム
の一部を他方のフイルムから離間するように膨出
されて2枚のフイルム間に多数の互いに独立した
空気室4aを形成したものであり、空気室4aが
膨出する側を内側に向けて設けられている。な
お、空気室4aが膨出する側を外側に向けて設け
てもよく、また空気室4aをシート4の両面から
膨出させるようにしてもよい。さらに、空気室4
aの断面形状としては、円形、角形、菱形、その
他任意である。 一方、前記導管2上には、断熱材5が設けられ
ている。この断熱材5は、耐熱ポリエチレン等か
らなるものであり、軸直角断面において周壁が波
状に呈するようになつている。なお、含軸断面に
おいて周壁が波状を呈するように形成してもよ
い。 そして、上記のように構成された導管1、断熱
テープ3、アルミ箔3aおよびシート4並びに導
管2および断熱材5全体を囲うようにしてアルミ
箔6aが添着された断熱テープ6が設けられてい
る。これら断熱テープ6とアルミ箔6aとはアル
ミ箔6aをその光沢面を内側に向けて断熱テープ
6の内周に添着した点が前述した断熱テープ3お
よびアルミ箔3aと異なり、その他の構成は同様
になつている。 さらに、断熱テープ6の外側には外部被覆7が
設けられている。その外部被覆7は、断熱効果を
より一層助長するとともに、それより内側の被覆
部分を保護するためのものであつて、ポリエチレ
ン性の偏平管からにり、断熱テープ6との間の適
宜箇所にスペーサ(図示せず)を介装することに
よつて、断熱テープ6との間にすきま8が形成さ
れている。また、外部被覆7の外周には、環状の
溝7aが形成されており、これによつて外部被覆
7の外圧に対する強度をほとんど損うことなく、
並列被覆導管の曲げ加工が容易に行い得るように
なつている。 しかして、上記のように構成された並列被覆導
管においては、シート4の内周にそこから膨出す
る空気室4aを形成しているから、シート4がア
ルミ箔3aと接触するのは、空気室4aの頂部だ
けである。したがつて、シート4の伝熱面積を減
少させることができ、熱伝導による熱の伝達量を
低減することができる。しかも、空気室4a内お
よびシート4とアルミ箔3aとの間には、シート
4の体積よりはるかに多い空気が存する。この空
気は熱の不良導体である。したがつて、熱伝導に
よる熱の伝導量をより一層少なくすることができ
る。 また、空気室4aが互いに独立しているから、
各空気室4a内の空気は対流によつて互いに循環
することがない。しかも、シート4とアルミ箔3
aとの間に存する空気は、空気室4aによつて移
動を阻止されているから、その空気に対流が生じ
ることもない。したがつて、対流による熱の伝達
量を極く少ないものとすることができる。そし
て、熱伝達および熱対流による熱の伝達量を低減
し得ることによつて、導管1内を流れる高温水の
熱損室を大幅に低減することができる。 一方、導管2については、単なる断熱材によつ
て被覆することなく、液状をなす断熱材5によつ
て被覆している。断熱材5が波状になつているか
ら、それが導管2に接触するのは、その一部だけ
である。したがつて、熱伝導による熱の伝達量を
低減することができる。また、断熱材5が波状を
なしているから、断熱材5と導管2との間には、
多数の互いに独立した小室が形成される。互いに
独立した小室であるから、その内部に存する空気
が小室間に対流を起こすことがない。したがつ
て、熱対流による熱の伝達量を低減することがで
きる。そして、熱伝導および熱対流による熱の伝
達量を低減し得ることによつて、導管2内に流れ
る低温水の熱損失(この場合、低温水が外部の熱
によつて加熱されること)を大幅に低減すること
ができる。 加えて、上記導管1の外方には、外周にアルミ
箔3aが添着された断熱テープ3が設けられてい
るから、導管1から放射される熱を抑制し、かつ
シート14及び断熱材5全体を囲うようにして、
内周にアルミ箔6aが添着される断熱テープ6が
設けられているから、両導管1,2から放射され
る熱をアルミ箔6aで内側に反射することによ
り、熱放射による熱伝達量を低減することができ
る。 なお、導管1と導管2との間の熱伝達について
は、シート4および断熱材5を介して行なわれる
から、その量を極く少ないものとすることができ
るのは勿論である。 また、導管1と導管2とのそれぞれの被覆構造
を異なるものとしているから、その被覆構造によ
つて導管1と導管2とを区別することができる。
したがつて、導管1および導管2の誤接続を未然
に防止することができる。さらに、波状をなす断
熱材5と多数の互いに独立した空気室4aを有す
るシート4とを組合わせたものであるから、両者
の接触部において、第1図Bに示すように、断面
円形のシート4が波状の断熱材5の相隣る2つの
突部間で安定的に支持され、製造時等において、
断熱テープ6を巻き付け易い。 この考案の効果である熱損失の低減という点に
ついて確認するために、従来品と上記構成の並列
被覆導管との熱効率試験を行なつた。その試験に
よると、次表に示すとおり、この考案品によれ
ば、従来品に比して熱効率を40%向上させること
ができた。なお、その試験においては、従来品と
して2つの導管を発泡ポリエチレンによつて被覆
したものを用いた。また、2つの導管の寸法、軸
間距離、並列被覆導管全体の断面寸法等を従来品
とこの考案に係わるものとで同様にしたのは勿論
である。試験結果は、次のとおりである。
【表】
次にこの考案の他の実施例について第2図およ
び第3図を参照して説明する。なお、これらの図
において上記実施例と同様な部分には同一符号を
付してその説明を省略する。 第2図に示す並列被覆導管は、外部被覆7の外
周を単なる滑らかな面としたものである。 また、第3図に示す並列被覆導管は、外部被覆
7の内周に、その軸線方向に延在する多数の突条
7bを周方向に隣接させて形成する一方、その外
周にいわゆるローレツト状の凹凸を形成したもの
である。この場合には、外部被覆7と断熱テープ
6との接触面積を減少させることができ、これに
よつて熱損失をより一層低減することができる。
なお、このような効果を得るには、突条を環状に
形成してもよい。また、外周に凹凸を形成するこ
とにより、外部被覆7の外周に生じるシワなどを
目立たなくすることができ、これによつて美観の
向上を図ることができる。 なお、断熱材5をアルミ箔および断熱テープを
介して導管2上に設けるようにしてもよい。 以上説明したように、この考案の並列被覆導管
は、一方の導管の外方に、光沢面を外側に向けた
第1の断熱テープを設け、かつこの第1の断熱テ
ープの外方に、少なくとも一方の面から膨出する
ようにして形成された多数の互いに独立した空気
室を有するシートを設けるとともに、他方の導管
の外方に、波状をなす断熱材を設ける一方、この
波状をなす断熱材の相隣る2つの突部間に前記シ
ートを設け、かつ前記シート及び断熱材全体を囲
うようにして、光沢面を内側に向けた第2の断熱
テープを設け、この第2の断熱テープの外方に外
部被覆を設けた構成としているから、上記多数の
互いに独立した空気室を有するシート、あるいは
波形をなす断熱材によつて、シートと断熱テープ
との接触部または断熱材と導管との接触部を極力
少なくして、熱伝導による熱の伝達量を低減する
とともに、シートと断熱テープとの間に多数の互
いに独立した空気室を形成し、あるいは断熱材と
導管との間に多数の互いに独立した小室を形成す
ることにより、空気室または小室間の対流を抑え
て熱対流による熱伝達量を低減する一方、光沢面
を外側に向けた第1の断熱テープによつて、一方
の導管からの熱の放射を抑制し、かつ光沢面を内
側に向けた第2の断熱テープによつて、両導管か
ら放射された熱を内側に反射させることにより熱
放射による熱伝達量を低減し、この結果、断熱性
能の向上を図ることができる上に、熱媒体の熱損
失を大幅に低減することができ、しかも導管の誤
接続を未然に防止することができ、かつ波状をな
す断熱材の相隣る2つの突部間でシートを安定的
に支持することができることにより、製造時等に
おいて、第2の断熱テープを巻き付ける際に、両
導管がずれて動くことがなく、確実に第2の断熱
テープを巻き付ける際に、両導管がずれて動くこ
とがなく、確実に第2の断熱テープを巻き付ける
ことができるという効果が得られる。
び第3図を参照して説明する。なお、これらの図
において上記実施例と同様な部分には同一符号を
付してその説明を省略する。 第2図に示す並列被覆導管は、外部被覆7の外
周を単なる滑らかな面としたものである。 また、第3図に示す並列被覆導管は、外部被覆
7の内周に、その軸線方向に延在する多数の突条
7bを周方向に隣接させて形成する一方、その外
周にいわゆるローレツト状の凹凸を形成したもの
である。この場合には、外部被覆7と断熱テープ
6との接触面積を減少させることができ、これに
よつて熱損失をより一層低減することができる。
なお、このような効果を得るには、突条を環状に
形成してもよい。また、外周に凹凸を形成するこ
とにより、外部被覆7の外周に生じるシワなどを
目立たなくすることができ、これによつて美観の
向上を図ることができる。 なお、断熱材5をアルミ箔および断熱テープを
介して導管2上に設けるようにしてもよい。 以上説明したように、この考案の並列被覆導管
は、一方の導管の外方に、光沢面を外側に向けた
第1の断熱テープを設け、かつこの第1の断熱テ
ープの外方に、少なくとも一方の面から膨出する
ようにして形成された多数の互いに独立した空気
室を有するシートを設けるとともに、他方の導管
の外方に、波状をなす断熱材を設ける一方、この
波状をなす断熱材の相隣る2つの突部間に前記シ
ートを設け、かつ前記シート及び断熱材全体を囲
うようにして、光沢面を内側に向けた第2の断熱
テープを設け、この第2の断熱テープの外方に外
部被覆を設けた構成としているから、上記多数の
互いに独立した空気室を有するシート、あるいは
波形をなす断熱材によつて、シートと断熱テープ
との接触部または断熱材と導管との接触部を極力
少なくして、熱伝導による熱の伝達量を低減する
とともに、シートと断熱テープとの間に多数の互
いに独立した空気室を形成し、あるいは断熱材と
導管との間に多数の互いに独立した小室を形成す
ることにより、空気室または小室間の対流を抑え
て熱対流による熱伝達量を低減する一方、光沢面
を外側に向けた第1の断熱テープによつて、一方
の導管からの熱の放射を抑制し、かつ光沢面を内
側に向けた第2の断熱テープによつて、両導管か
ら放射された熱を内側に反射させることにより熱
放射による熱伝達量を低減し、この結果、断熱性
能の向上を図ることができる上に、熱媒体の熱損
失を大幅に低減することができ、しかも導管の誤
接続を未然に防止することができ、かつ波状をな
す断熱材の相隣る2つの突部間でシートを安定的
に支持することができることにより、製造時等に
おいて、第2の断熱テープを巻き付ける際に、両
導管がずれて動くことがなく、確実に第2の断熱
テープを巻き付ける際に、両導管がずれて動くこ
とがなく、確実に第2の断熱テープを巻き付ける
ことができるという効果が得られる。
添付した第1図ないし第3図はそれぞれこの考
案の一実施例を示し、A図はその一部切欠き側面
図、B図はA図のX−X線矢視断面図である。 1,2……導管、3……第1の断熱テープ、3
a……アルミ箔(光沢面)、4……シート、4a
……空気室、5……断熱材、6……第2の断熱テ
ープ、6a……アルミ箔(光沢面)、7……外部
被覆。
案の一実施例を示し、A図はその一部切欠き側面
図、B図はA図のX−X線矢視断面図である。 1,2……導管、3……第1の断熱テープ、3
a……アルミ箔(光沢面)、4……シート、4a
……空気室、5……断熱材、6……第2の断熱テ
ープ、6a……アルミ箔(光沢面)、7……外部
被覆。
Claims (1)
- それぞれの内部に熱媒体が流れる2本の導管が
並設された被覆導管であつて、一方の導管の外方
に、光沢面を外側に向けた第1の断熱テープを設
け、かつこの第1の断熱テープの外方に、少なく
とも一方の面から膨出するようにして形成された
多数の互いに独立した空気室を有するシートを設
けるとともに、他方の導管の外方に、波状をなす
断熱材を設ける一方、この波状をなす断熱材の相
隣る2つの突部間に前記シートを設け、かつ前記
シート及び断熱材全体を囲うようにして、光沢面
を内側に向けた第2の断熱テープを設け、この第
2の断熱テープの外方に外部被覆を設けてなるこ
とを特徴とする並列被覆導管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2911184U JPS60142393U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 並列被覆導管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2911184U JPS60142393U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 並列被覆導管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60142393U JPS60142393U (ja) | 1985-09-20 |
| JPH0249436Y2 true JPH0249436Y2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=30527623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2911184U Granted JPS60142393U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 並列被覆導管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60142393U (ja) |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50144057U (ja) * | 1974-05-17 | 1975-11-28 | ||
| JPS5119313U (ja) * | 1974-07-31 | 1976-02-12 | ||
| JPS5148694U (ja) * | 1974-10-09 | 1976-04-12 | ||
| JPS51108364A (en) * | 1975-03-20 | 1976-09-25 | Asahi Chemical Ind | 2 jukanhoshikipaipurainno hoonhoho |
| CA1080139A (en) * | 1976-12-09 | 1980-06-24 | Clifford R. Stine | Composite tubing product |
| JPS54146061A (en) * | 1978-05-08 | 1979-11-14 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Piping material and manufacture thereof |
| JPS5913421Y2 (ja) * | 1979-05-16 | 1984-04-20 | 松下電器産業株式会社 | ゴムホ−ス |
| JPS5787897U (ja) * | 1980-11-19 | 1982-05-31 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP2911184U patent/JPS60142393U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60142393U (ja) | 1985-09-20 |
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