JPH02501404A - 触媒形スペースヒータ - Google Patents
触媒形スペースヒータInfo
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- JPH02501404A JPH02501404A JP63508238A JP50823888A JPH02501404A JP H02501404 A JPH02501404 A JP H02501404A JP 63508238 A JP63508238 A JP 63508238A JP 50823888 A JP50823888 A JP 50823888A JP H02501404 A JPH02501404 A JP H02501404A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
触媒形スペースヒータ
挟亜公団
本発明は、広くは触媒形スペースヒータ(触媒形空間暖房装置)に関し、より詳
しくは、閉鎖された居住空間内で使用できる触媒形スペースヒータに関する。
!量挾ム
触媒床形スペースヒータは良く知られており、ブタン、天然ガス(メタン)又は
プロパンのような可燃性ガス、或いはガソリン又はメチルアルコールのごとき可
燃性ガスを形成する他の液体のようなガス形成液体炭化水素(gas−form
ing 1iquid hydrocarbon)を燃料として使用している。
かような触媒形スペースヒータは、閉鎖居住空間内で使用するのに、コンパクト
で、便利で魅力的なヒータである。
しかしながら、この触媒形スペースヒータにも3つの主要な課題が残されている
。これらの触媒形スペースヒータを非換気形ヒータとして使用する場合、現存す
る殆どの建造物、設備及び使用コードには適合しないであろう。また、換気形ヒ
ータであっても、米国特許第3.963.414号に開示されているような従来
の設計による触媒形スペースヒータの場合は、全ての燃焼ガスを収集し、過大な
熱損失を伴うことなく居住空間から排出することについての信頼性が要求される
認定試験をバスすることはできないであろう。
この認定試験に適合させるべく高速排気ブロワモータの使用を試みたが、居住空
間から加熱空気が過剰に排気さ゛れること及びバーナ表面から燃焼ガスが早期に
排出されることから、従来の設計による触媒形スペースヒータの加熱及び燃料効
率は非常に低いものである。また、高速ブロワモータの使用により、ノイズレベ
ルは許容し難い程大きいものである。上記従来の設計では、何らかの理由により
、僅かではあるが排気ダクト中の流れが制限されるため、ヒータの燃焼ガス収集
領域から居住空間内に燃焼ガスが流出する。このことは、排気ガスの出口におけ
る風条件(wind condi−tion)が不利なこと又は排気筒が部分的
に閉塞されることにより生じ、また、これらの原因により排気流が妨げられたり
減少される。
従って、ヒータの効率を大幅に低下させることなく、ヒータの実質的に全ての燃
焼ガスを収集して居住空間から排出させることが可能な、閉鎖居住空間の暖房用
触媒形スペースヒータに対し強い要望があることが理解されよう。また、このヒ
ータは、過大なノイズを発生することがない充分な低速度で排気ブロワモータを
作動させ、比較的低流量の排気状態で作動すべきである。また、ヒータの流出点
(spillage point)が、充分に低流量の排気状態のときに生じ、
排気ガス出口での通常の風条件による悪影響及び排気筒が部分的に閉塞されて排
気流量が妨げられたり減少されることによる悪影響を受けないようにすることが
重要である。同様に、ヒータは低排気流量で作動できるものであって、通常の作
動状態においては排気流量は、流出を防止するには充分な流量であるが、慣用の
流量検出安全制御装置(該装置は、充分な排気流量が検出されない場合に触媒床
に燃料が流入することを停止して、燃料の流れを頻繁に煩わしく遮断する装置で
ある)を作動させる程の大流量にする必要はない。本発明はこれらの必要性を満
たすと同時に他の関連する利点を提供するものである。
史匪q皿丞
本発明は、閉鎖された居住空間を暖房するための触媒形スペースヒータに関し、
居住空間に対して開放的に露出するように配置可能な上方に延在する前面を備え
た触媒床を有している。触媒床は、上下の限界部及び左右の限界部により形成(
画成)されている。触媒床の露出面(前面)は、燃焼が供給されてヒータが作動
されるとき、触媒床の前面に沿って上方に流れる、実質的に無煙ガスの燃焼生成
物からなる一部の層流と一部の乱流とを発生させるようになっている。層流は触
媒床に隣接して、乱流は層流の前方にあって、各々の流れは、触媒床の左右の限
界部の間に拡がって流れるようになっている。
負圧の排気流を充分に創出できる圧力源が設けられている。センサ制御装置によ
り排気流が検出され、検出された排気流が、ガスの流出を防止するのに必要な排
気流又はそれ以上に選択された所定のレベル以下であるときには、触媒床への燃
料の流れを停止させるように構成されている。
本発明の触媒形スペースヒータは更に、触媒床の上方に配置されておりかつ下壁
及び土壁を備えた収集チャンバを有している。
土壁及び下壁は、触媒床の左右の限界部の間で実質的に横方向に延在している。
下壁は、全体として触媒床の前面の後方に配置されていて前縁部に終端している
後壁部分を備えている。
土壁も後壁部分を有しており、該後壁部分は、全体として触媒床の前面の後方で
かつ下壁の後壁部分から上方に間隔を隔てて配置されていて、上下の後壁部分の
間には内部収集空間が形成されている。圧力源がこの収集空間に連結されていて
、収集空間からの排気流を創出するようになっている。
更に下壁はバッフル壁部分を備えている。このバッフル壁部分は、触媒床の左右
の限界部の間で実質的に横方向に延在しておりかつ下壁の前壁部分から後方に突
出している。また、バッフル壁部分の上縁部は、土壁の後壁部分の下に間隔を隔
てて配置されている。バッフル壁部分は、収集空間とバッフル壁部分の前方にあ
る入口空間との間に圧力降下を創出して、バッフル壁部分の長さ方向に沿う実質
的に均一な吸引力を発生させるようになっている。
土壁は更に前壁部分を備えており、該前壁部分は触媒床の前面を超えて前方に突
出し、下方に湾曲して、土壁の前縁部に終端している。この前壁部分及びバッフ
ル壁部分は、これらの間に入口空間を形成している。土壁の前縁部は全体として
触媒床の前面より上方で、該前面の前方の乱流を充分に超える間隔を隔てて配置
されていて、居住空間に連通ずる入口空間への開口部を形成している。この開口
部は、触媒床の左右の限界部の間で実質的に横方向に延在している。この開口部
は前方向に充分太き(形成されていて、層流及び乱流がそれらの自然の浮揚力に
より上昇するときにこれらの層流及び乱流を捕捉し、圧力源の作用により居住空
間からエアカーテンの流れ(このエアカーテンの流れは、乱流の前方でかつ触媒
床の左右の限界部の間で実質的に横方向に延在している)を吸引するようになっ
ている。このエアカーテンの流れは、土壁の前壁部分の前方で上方に流れる乱流
が居住空間内に逃散すすなわち流出することを阻止する。
圧力源は充分な排気流を創出してエアカーテンの流れを形成し、これにより乱流
の逃散を阻止し、また、通常の作動時には所定レベル以上の排気流を発生させて
センサ制御装置により燃料の流れが停止されないようにする。しかしながら、排
気流は、ガス状の燃焼生成物が実質的に完全燃焼される前に吸引されてしまうこ
とによるヒータの燃料効率の大幅低下を招く程に大きくすべきではない。
本発明の好ましい実施例においては、バッフル壁部分は下壁の前壁部分から後方
に傾斜する角度をなして突出していて、内部空間が上方に向かって膨張している
入口空間を形成しており、この入口空間内に層流及び乱流が流入するときに、こ
れらの層流及び乱流が直ちにかつ徐々に膨張できるようになっている。これによ
り、両流れが入口空間内に流入するときに、エアカーテンの流れを変位させてし
まうことを回避することができる。バッフルは、触媒床の前面に対して30〜6
0°の範囲内の角度で傾斜することが好ましい。
本発明の別の実施例においては、触媒床の上方の限界部は、層流及び乱流が入口
空間の開口部に流入する前にこれらの層流及び乱流を実質的に完全燃焼させるに
充分な距離だけ、収集チャンバの下壁の下方に配置されている。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面に関連して述べる以下の詳細な説明によ
り明らかになるであろう。
x皿2固率μ五男
第1図は、本発明を具現化した触媒形スペースヒータの斜視図である。
第2図は、第1図の2−2線に沿う拡大断面図であり、点線で囲むブロック内に
は関連の試験装置が示されている。
第3図は、第1図のヒータに使用されている収集チャンバをヒータから取り外し
た状態を示す拡大斜視図であり、この収集チャンバに試験用の1対の熱電対が取
り付けられているところを示すものである。
第4図は、効率を向上させるべく触媒床の前面の上方の限界部の上方に所定間隔
を隔てて配置されたチャンバを使用している本発明のヒータの別の実施例の一部
を拡大かつ断面して示す斜視図である。
第5図は、第1図のヒータのチャンバ及び触媒床の一部を拡大かつ断面して示す
側面図である。
第6図は、第5図に示すチャンバ及び触媒床の一部を拡大かつ断面した側面図で
あり、第3図に示すような試験用の熱電対が取り付けられているところ及び居住
空間内に乱流が流出するところを概略的に示すものである。
第7図は、第1図に示す本発明のヒータの流出点の試験データを示すグラフであ
る。
明を 施するための最良の形態
図示のように、本発明は、全体を番号10で示す触媒形スペースヒータ(触媒形
空間暖房装置)として具現化されている。第2図に最も良く示すように、このス
ペースヒータ10は外部ケーシング12を有しており、該外部ケーシング12に
より、慣用の開放バーナ触媒床14及び該触媒床14の上方に配置された収集チ
ャンバ16が包囲されている。触媒床14は、点火ワイヤの層18と、該層18
の前方に配置されたガス拡散層20と、最前方に配置されていて、ヒータ10が
熱源として使用される居住空間に開放露出して配置される直立前面24を備えた
触媒バーナエレメント22とを有している。ヒータ10はガス燃焼形ヒータとし
て構成することができ、バーナエレメント22は、触媒として作用するプラチナ
類金属の非常に薄いコーティングを施した高温耐火材料又は他の耐熱不活性鉱物
質材料で作られた床(ベッド)で構成することができる。可燃性ガスは、ガス供
給チューブ26を通して触媒床14の後側に供給され、ガスの供給は、ソレノイ
ドガス供給弁28により断続される。
触媒は、触媒床14に供給されるガスが、ガスの炎燃焼に要する温度よりも低い
温度で触媒床14の輻射前面24で燃焼することを可能にする。燃焼ガスの熱は
、ケーシング12の保護グリル30を通して輻射される。本発明とは異なり、非
換気形ヒータの場合には、全ての燃焼ガスがグリルを通って居住空間内に流出す
る。米国特許第4.513.644号に開示されているような従来の設計による
換気形触媒ヒータでは、ガス封鎖装置が使用されているけれども、これらのガス
封鎖装置によっては全ての燃焼ガスが収集される訳ではなく、居住空間内への燃
焼ガスの逃散を全く許容しない厳格な認定試験条件を満たすことはできない。
図示の触媒床14自体は慣用的な設計によるものである。本発明の特徴は収集チ
ャンバ16にあり、触媒床14に対するチャンバ16の配置及び関連の特徴につ
いて以下に説明する。更に、本発明の触媒形スペースヒータlOはダクト34を
介してチャンバ16に連結された強制排気ブロワ32を有している。このブロワ
32はチャンバ16及び触媒床14に連結されていて、以下に詳細に説明するよ
うに、本発明の改善された触媒形スペースヒータ10を構成している。
触媒形スペースヒータの作動の理解のために、触媒形スペースヒータの一般的な
始動シーケンスについて説明する。点火ワイヤ18、排気ブロワ32及びガス弁
回路が付勢されると、区画室35内に収容されたタイマ(図示せず)を備えた安
全制御装置が付勢される。ガス弁回路は差圧スイッチ36を備えている。該差圧
スイッチ36は、換気装置の作動保証(ブルーフ)をする機能を有し、ワイヤ(
電線)38を介してガス供給弁28に直列に接続されている。差圧スイッチ36
は排気ダクト44内に配置された高圧及び低圧のパイロットチューブ圧力タップ
42に連結されていて、それぞれ、排気ダクト44内の衝撃圧及び静圧を検出す
るようになっている。排気ダクト44は排気ブロワ32に連結されていて、排気
ガスを居住空間の外の大気中に排出する。圧力タップ42によりダクト44内の
充分な空気移動が検出され、燃焼生成物の完全な換気が行われていることが実証
された場合には、差圧スイッチ36により、ガス供給弁28を含む回路が閉じら
れ、これにより、該ガス供給弁28が開放され、燃焼を開始させるべく触媒床1
4にガス燃料が供給される。
一旦燃焼が開始されると、触媒床14により、燃料の燃焼による副生成物として
の燃焼ガスが生成される。本発明の触媒形スペースヒータlOによれば、現存す
る殆どのビル、建造物及び使用コード及び設計上の認定条件に従って、全ての燃
焼ガスが収集され居住空間の外部に排出される。燃焼プロセスを通じて、触媒床
14の前面24においてガス燃料が燃焼すると、燃焼ガスがその浮揚力により、
触媒床14の前面24に沿って上方に流れる。燃焼ガスは、その一部として、触
媒床の表面に直ぐ隣接したところを流れる層流46と、他の一部として、層流4
6の前方(保護グリル30及び居住空間に向かって層流46の外側)に向かって
触媒床14の表面から離れたところを流れる乱流48とからなる。
燃焼ガスは、成る程度は室の空気と混合する。
本発明の触媒形スペースヒータlOの好ましい実施例においては、触媒床14の
直立前面24は、上下の限界部24a、24bと、左右の限界部(第4図に右方
の限界部24cが示しである)とを有している。前述のように、ガス燃料を流し
てヒータ10を作動している間、触媒床14の露出面(前面)24は燃焼ガスの
流れ(その一部は層流46と、該層流46の前方の乱流48とからなる)を発生
し、層流46及び乱流48は両方共、触媒床14に沿って上方に流れる実質的に
無煙のガス状燃焼生成物である。
これらの層流46及び乱流48の各々は、触媒床14の左右の限界部の間で横方
向に延在している。
本発明によれば、収集チャンバ16は触媒床14の上方に配置されており、下壁
50と上壁52とを有している。これらの下壁50及び上壁52は、触媒床14
の左右の限界部の間で実質的に横方向に延在している。下壁50は後壁部分54
を存しており、該後壁部分54は、触媒床14の前面24の後方の位置から延び
ていて、前面24の上方に配置された前縁部56に終端している。
また、上壁52は、触媒床14の前面24の後方の位置から前方に向かって、前
面24の後方の位置まで延在している後壁部分58を有している。上下の後壁部
分58.54は互いに間隔を隔てて配置されていて、両者の間には内部収集空間
60が形成されている。下方の後壁部分54には円形のフランジ62が形成され
ており、該フランジ62は下壁50に排気開口部64を形成している。フランジ
62には排気ダクト34が連結されており、収集空間60からの排気流路を形成
している。前述のように、排気ダクト34には強制排気ブロワ32が連結されて
おり、排気ダクト34.44を通って矢印66の方向に流れる排気ガスの流れを
促進している。
下壁50は更に、左右の限界部の間で横方向に延在しておりかつ下方の前縁部5
6から上方に突出しているバッフル壁部分68を備えている。バッフル壁部分6
8は上縁部70に終端しており、該上縁部70は、収集空間60とバッフル壁部
分68の前方の入口空間74との間で収集チャンバ16内の領域72に圧力降下
を生じさせるに充分な距離だけ、上方の後壁部分58の下に間隔を隔てて配置さ
れている。領域72に生じる圧力降下により、バッフル壁部分68の長さ方向に
沿う実質的に均一な吸引力を生じさせることができる。バッフル壁の長さ方向に
沿って均一に圧力降下を生じさせることにより、排気ダクト(排気開口部)64
が入口開口部の中央部分からのみ吸引することが防止される(排気開口部64が
収集チャンバ16の左右の端部の間の中央に配置されているため、もしもバッフ
ル壁の長さ方向に沿って均一に圧力降下を生じさせない場合には、排気開口部6
4により、入口開口部の中央部分からのみ吸引されてしまう)。
本発明の好ましい実施例においては、バッフル壁部分68は、触媒床14の前面
24に対して後方に傾斜した30〜60°の範囲の角度(好ましい角度は、図示
の実施例のように45°である)で、下方の前壁部(前縁部)56から後方に突
出している。バッフル壁部分68はその長さ方向に沿って均一な角度及び高さを
有しており、バッフル壁の上縁部70が、バッフル壁部分68の全長に沿って上
方の後壁部分58から実質的に等距離にあるようにする。更に、バッフル壁部分
68は、その上縁部70が触媒床14の前面24の後方で排気出口(排気開口部
)64の前方に配置されるような傾斜角度及び高さを有することが好ましい。
傾斜したバッフル壁部分68により、上方に向かって拡がった内部空間をもつ入
口空間74が形成され、前記内部空間内に層流46及び乱流48が流入すると、
両流れ46.48が直ちにかつ徐々に膨張できるようになっている。かような急
速膨張を可能にすることにより、層流46及び乱流48が入口空間74内に流入
して該入口空間74内の固有の流れ抵抗に遭遇するとき、両流れ46.48がエ
アカーテンの流れ76(後述のように、該流れ76は入口空間74内に吸引され
て乱流48の逃散を防止する)を変位しないようにする。
上壁52は、上方の後壁部分58から触媒床14の前面24を越えて前方に突出
した前壁部分78を有しており、該前壁部分78は、下方に湾曲しておりかつ前
面24の上方で該前面24から前方に間隔を隔てた位置にある上壁の前縁部80
において終端している。上方の前壁部分78とバッフル壁部分68との間には前
述の入口空間74と、該入口空間74及び居住空間の空気供給源に連通している
下向きの入口空間開口部82とが形成されている。開口部82は、触媒床14の
前面24の左右の限界部の間で横方向に延在している。
上方の前壁部分78は、触媒床14の前面24の充分前方に突出して乱流48の
位置を越えて前方に延在し、前方向に充分大きなサイズの入口開口部82を形成
し、層流46及び乱流48がそれらの浮揚力により上昇するときに、これらの両
流れ46.48を捕捉しかつ排気ブロワ32により創出された排気流の作用によ
り両流れ及び居住空間からの前述のエアカーテンの流れ76を入口空間74内に
吸引するように設計されている。エアカーテンの流れ76は、入口から収集チャ
ンバ16内に流入する乱流48の逃散又は流出を阻止するバリヤを形成している
(このエアカーテンの流れ76が無ければ、乱流48は上壁52の前縁部80の
前方を通過してしまうであろう)。
本発明の収集チャンバ16を設けることにより、排気ブロワ32をかなりの低速
度で運転して騒音(ノイズ)を最小限にすることができ、かつ燃焼ガスが燃焼プ
ロセスを完了する前に、最少量の燃焼ガスよりも多量の燃焼ガスが排気流により
吸引されることにより、触媒形スペースヒータlOの燃焼効率を低下させてしま
うことを避けることができる。もちろん、燃焼プロセスを完了する前に燃焼ガス
が吸引されるようなことがあれば、燃料は完全には熱に変換されず、その一部が
浪費されることになり、従ってヒータの燃料効率の低下をもたらすことになる。
また、本発明によれば、層流及び乱流が居住空間内に流出する状態になる迄に、
排気流についての排気ダクトの差圧を非常に小さくすることができることが判明
している。すなわち、層流46又は乱流48が上壁52の前縁部80の前方を通
って居住空間内に流出する迄に、ヒータ10の外部排気出口でのかなり悪い風条
件又はヒータ10に使用されている排気筒のかなり重大な閉塞状態(かような状
態により、排気ダクト34.44の差圧は小さくなる)を許容することができる
。
このことは更に、排気ガスの流出を防止しかつヒータlOを運転するのに要する
圧力を超える高い圧力を排気ダクト44内に生じさせる非常に高い速度で排気ブ
ロワ32を運転する必要がないという利点を有している。上記のように、圧力タ
ップ42により不充分な差圧が検出された場合には、ガス弁28が遮断され、触
媒床14への燃料の供給が停止され、これにより、めんどうな燃料ロックアウト
状態が引き起こされる。本発明によれば、排気ガス(層流及び乱流)の流出が生
じる排気圧は充分に低く、煩わしい燃料のロックアウトは極めて異常な状態の場
合にのみ生じる。
この点は、高圧流出点を有しており従って高い排気圧を維持する必要がある従来
技術による触媒形スペースヒータとは異なっている。この結果、従来のヒータで
は、好ましい頻度より頻繁に煩わしい燃料のロックアウトが引き起こされる。こ
れは、風条件が僅かに悪かったり排気筒の一部が閉塞された状態になった場合に
圧力降下をもたらし、これにより安全機構が作動して燃料の流れを停止させ、燃
焼ガスの流出を防止するためであるが、本発明によればこれと同様な事態は生じ
ない。燃焼ガスの流出を引き起こす原因は、悪い風条件や排気筒の部分閉塞に限
られるものではなく、これらが極めて典型的な2つの問題状況を招くときに生じ
るものである。
高速かつ高圧の排気ブロワは必要でないので、本発明の排気ブロワ32のサイズ
は、乱流48の逃散を阻止するエアカーテンの流れ76を生じさせ、かつ排気ガ
スの流出を生じさせるレベル(すなわち、圧力タップ42により燃料の流れが停
止されるレベル)よりは大きい所定の低レベルに選択された排気流を生じさせる
ことができるサイズに定められる。しかしながら、排気ブロワ32は、ガス状燃
焼生成物が完全燃焼される前にこれらのガス状燃焼生成物を吸引する結果を生じ
させ、これによりヒータ10の燃料効率を大幅に低下させる原因となる大きな排
気流を生じさせる種穴型のものを使用する必要はない。また排気ブロワ32は、
加熱された室内の空気を、エアカーテンの流れ76の形成に必要とされる以上に
居住空間から吸引できるものとする必要はない。
第4図に示す本発明の別の特徴によれば、下壁50と触媒床14との間にスペー
サバー84が配置されていて、入口開口部82の下の距離が第1図の実施例にお
けるよりも大きくなるように、触媒床14の前面24の上方の限界部24aの位
置が位置決めされている。このように構成することにより、触媒床14を入口開
口部82から充分に離して配置できるので、層流及び乱流が入口空間74に流入
する前に、これらの流れのガス状燃焼生成物の完全燃焼が行われることを更に確
実化することができる。このため、より効率良く燃焼させることができ、従って
、触媒床14の上方領域において生成されたガス状燃焼生成物が入口空間74に
吸い込まれて排出されるようにした場合よりも多量の熱を発生させることができ
る。このことは、米国特許第4.513.644号に開示された従来の触媒形ス
ペースヒータのように、触媒床の前面の上方の限界部の直ぐ上に収集チャンバが
配置されたものにおいて特に問題となっていることである。触媒床の表面に非常
に近接して収集チャンバが配置されていると、燃焼プロセスが完了する前に、触
媒床の前面の上方領域からガス燃料が吸い込まれてしまう結果を招く。
設計上の認定基準を満たすべく、本発明の触媒形スペースヒータ10により燃焼
ガスの完全収集を行うのに使用する手段について以下に説明する。特に第3図及
び第6図に示すように、収集チャンバ16の上壁52の前壁部分78の外部には
、空気温度検出熱電対88と金属温度検出熱電対90とが配置されている。同様
な対をなす熱電対(図示せず)が、第3図に取付は孔92で示す位置において、
前壁部分78の長さ方向に沿って互いに間隔を隔てて配置されている。空気温度
検出熱電対88はドラフトシールド94内に配置されていて、空気が横方向に流
れることによる温度の読取り誤差を最小限にするようになっている。第6図に最
も良く示すように、ドラフトシールド94は、取付は孔96の1つに螺着される
取付けねじ92により、前壁部分78に取り付けられている。これらの複数の熱
電対88.90は、熱いガス状燃焼生成物が居住空間内に流出し易い箇所におい
て、チャンバ16の部分に沿って適当な間隔を隔てて配置されている。金属温度
検出熱電対90は上壁52の前壁部分78に接触して配置されていて、前壁部分
78を構成する金属の温度を測定し、空気温度検出熱電対88は上壁52の前縁
部80の直ぐ外側上方の空気温度を測定できるように配置されている。
試験を行うため、排気ガス流出安全制御装置(すなわち、差圧スイッチ36)を
作動不能にし、触媒形スペースヒータ10が非常に低い排気ダクト圧力でも運転
し続けることができるようにする。次いで、ヒータ10の温度が安定するまで、
ヒータ10をその設計上の最大ガス燃料流量で充分な時間運転する。試験の目的
のため、排気ダクト44が弁98(第2図において、試験装置を示す点線枠内に
示されている)に連結される。この弁98は、排気ダクト44を選択的かつ徐々
に閉塞して、排気筒が閉塞された状況を模擬化(シミュレート)するのに使用さ
れる。
また、第2図の試験装置の一部を構成する差圧ゲージ100が圧力タップ42に
連結され、排気ダクト44内で検出される差圧を測定する。ヒータ10が安定温
度に到達すると、次の試験手順、すなわち、試験弁98を徐々に閉鎖して排気筒
が徐々に閉塞される状況を模擬化し、熱電対88.90の各温度読取り値を同時
に記録する。これらの読取り値は、差圧ゲージ100により検出された、排気ダ
クト44内の差圧(水柱の高さで測定される)の関数として、第7図のグラフ上
にプロットされる。この差圧は、排気流を示すものである。「金属」の温度曲線
が急激な割合で上昇していることを示す排気ダクト圧力は、前流出点(pre−
spillagepoint)を示すものであり、この前流出点においては、上
壁52の前壁部分78に隣接する入口空間74内のガスの流速が遅い結果、前壁
部分78の迅速な加熱が行われる。この時点では、「空気」の温度曲線は、排気
ダクト圧力の減少につれて上昇するが、温度が急激に変化することはない。これ
は、ガス流が未だ入口空間74内に完全に保たれているからである。排気ダクト
44内の排気ダクト流を更に減少させるべく試験弁98を閉鎖すると、金属温度
曲線上に前流出点が表れた圧力又は該圧力の直後において、空気温度曲線には急
激な割合で温度上昇する点が遂に表れるようになる。空気温度曲線のこの点は、
第7図に示すように排気ガスの流出点を構成する。この流出点において、熱いガ
スが上壁52の前壁部分78の前方で収集チャンバ16の回りに流出し、第6図
に流出流102として図示するように、空気温度検出熱電対88に接触する。
このようにして、流出点が確実に決定される。この流出点の試験を行って、流出
が生じる排気ダクトの差圧を測定すると同時に、換気安全制御装置(すなわち、
差圧スイッチ36)を作動可能にした状態での試験を繰り返して行い、排気ダク
ト圧力が低下する場合に、流出点に到達する前にガス弁28が機能してガス供給
チューブ26を通しての燃料の供給をロックアウトすることを保証できるように
する必要がある。この試験は本発明の触媒形スペースヒータ10について成功裏
に行われ、非常に低い排気ダクト圧力に到達するまで流出が生じないという点で
、極めて低い流出点が得られることが証明された。このため、上記のように低速
かつ低圧の排気ブロワ32の使用が可能になり、かつ燃焼プロセスを完了してい
ないガスの吸引を最小限にすることにより、ヒータ10の燃焼効率を最大にする
ことができる。
スペーサ84は前方に向いている分離面85を有している。該分離面85は、触
媒床14の前面24と同じ平面内にありかつ入口開口部82を触媒床14の前面
24の上方の限界部24aから6手′(約15cm)だけ分離させる高さを有し
ている。また、スペーサ84は、点火センサの保証に使用する温度検出スイッチ
を取り付ける潜在的有効面を形成している。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明の精神及び範囲を逸脱することなくし
て種々の改変を行うことができる。
FIG。2
1F、 l○
国際調査報告
Claims (10)
- 1.閉鎖された居住空間を暖房するための触媒形スペースヒータにおいて、 居住空間に対して開放的に露出するように配置できかつ上下の限界部及び左右の 限界部により形成された上方に延在する前面を備えた触媒床を有しており、該触 媒床の露出した前記前面は、燃料を流して前記ヒータを作動する間、前記前面に 沿って上方に流れる実質的に無煙のガス状燃焼生成物からなる一部層流及び一部 乱流を発生させ、各流れは前記触媒床の左右の限界部の間に延在しており、前記 層流は前記触媒床の前面に隣接しており、前記乱流は前記層流の前方に位置して おり、排気ダクト内の流れを検出し、この検出した流れが、ヒータの安全運転を 行うには不充分な流れであることを示す所定レベル以下のときには前記触媒床に 燃料を流すことを停止する制御装置と、 前記排気ダクト内に負圧の排気流を充分に創出できる圧力源と、 前記触媒床の上方に配置されておりかつ下壁及び上壁を備えている収集チャンバ とを更に有しており、前記下壁及び上壁の各々が前記左右の限界部の間で実質的 に横方向に延在しており、前記下壁が前記触媒床の前面より全体的に後方にある 後壁部分を備えておりかつ前縁部に終端しており、前記上壁が前記触媒床の前面 より全体的に後方にある後壁部分を備えていて、該後壁部分が前記下壁の後壁部 分から上方に間隔を隔てて配置されていて上下の後壁部分の間に内部収集空間を 形成しており、前記圧力源は前記内部空間に連結されていて前記収集空間からの 前記排気流を創出し、前記下壁が更にバッフル壁部分を備えており、該バッフル 壁部分が前記触媒床の左右の限界部の間で実質的に横方向に延在しておりかつ前 記前縁部から上方に突出しており、前記バッフル壁部分の上縁部は前記上壁の後 壁部分から下方に間隔を隔てた位置に終端していて、前記収集空間と前記バッフ ル壁部分の前方の入口空間との間に圧力降下を創出して前記バッフル壁部分の長 さ方向に沿う実質的に均一な吸引力を生じさせ、前記上壁は更に前壁部分を備え ており、該前壁部分は前記触媒床の前面よりも前方に突出して下向きに湾曲して いて上壁の前縁部に終端しており、前記上壁の前壁部分と前記バッフル壁部分と の間には前記入口空間が形成されており、前記上壁の前縁部は前記触媒床の前面 より全体的に上方にかつ前記乱流を超えて前記触媒床の前面から充分に前方に間 隔を隔てて延在するように配置されていて、居住空間に連結しておりかつ前記触 媒床の左右の限界部の間で実質的に横方向に延在している、前記入口空間への開 口部を形成しており、該開口部は前方向に充分に大きく、前記層流及び乱流がそ れらの固有の浮揚力により上昇するときにこれらの層流及び乱流を捕捉しかつ前 記圧力源の作用により、前記乱流の前方に配置された居住空間からエアカーテン の流れを吸引し、前記開口部は前記触媒床の前記左右の限界部の間で実質的に横 方向に延在していて、前記乱流の上方への流れが前記上壁の前縁部の前方に逃散 することを阻止し、前記圧力源が充分な排気流を創出して前記乱流の逃散を防止 する前記エアカーテンの流れを形成し、かつ通常の運転時においては前記排気流 が前記所定レベルより上にあるようにして前記検出制御装置により前記燃料の流 れが停止されないようにするが、前記ガス状燃焼生成物が実質的に完全燃焼され る前に前記ガス状生成物を吸引することによってヒータの燃料効率が低下する程 及び前記エアカーテンの流れを形成するのに必要とされる以上に居住空間から空 気を吸引することにより加熱効率が低下される程には前記排気流を大きくしない ことを特徴とする触媒形スペースヒータ。
- 2.前記バッフル壁部分は、前記入口空間を上方に膨張する内部空間として形成 できる後方に傾斜した角度で、前記下壁の前縁部から後方に突出しており、前記 上方に膨張する内部空間内においては、前記層流及び乱流が前記入口空間内に流 入するときに、直ちにかつ徐々に膨張することを可能にして、前記層流及び乱流 が前記入口空間内に流入するときに流れ抵抗を受けることがないようにし、前記 エアカーテンの流れを前記入口空間から変位させないようにすることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の触媒形スペースヒータ。
- 3.前記バッフル壁部分が、前記触媒床の前面に対して30〜60°の範囲内の 角度で傾斜していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の触媒形スペース ヒータ。
- 4.前記バッフル壁部分の上縁部は、バッフル壁部分の実質的に全長に沿って、 前記上壁の後壁部分から実質的に等距離にあることを特徴とする請求の範囲第1 項に記載の触媒形スペースヒータ。
- 5.前記下壁の後壁部分には前記圧力源が連結される出口が更に設けられており 、前記バッフル壁部分の上縁部が、前記触媒床の前面より後方でかつ前記出口よ り前方の位置に終端していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の触媒形 スペースヒータ。
- 6.前記触媒床の前面の前記上方の限界部は、前記層流及び乱流が前記入口空間 の開口部に流入する前に、これらの層流及び乱流を実質的に完全燃焼させること ができる充分な距離だけ、前記収集チャンバの下壁より下方に配置されているこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の触媒形スペースヒータ。
- 7.前記触媒床と前記収集チャンバの下壁との間に配置されたスペーサを更に有 しており、該スペーサが、前記触媒床の前面とほぼ同一平面内にある全体として 直立する前方の中実面を備えていることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の 触媒形スペースヒータ。
- 8.前記バッフル壁部分の最前方部分が、前記入口開口部の後方の限界を形成し ておりかつ前記スペーサの前面の実質的に直ぐ上に配置されていることを特徴と する請求の範囲第7項に記載の触媒形スペースヒータ。
- 9.前記収集チャンバの出口を更に有しており、該出口が、前記収集チャンバの 左右の側壁の間の中央に配置されていて前記出口に関して前記収集チャンバの全 体的に左右対称な部分を形成しており、前記収集チャンバの左右対称な部分が実 質的に均一な高さを有していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の触媒 形スペースヒータ。
- 10.前記収集空間が前記バッフル壁部分の長さ方向に沿う充分な容積を有して いて、ヒータの最低の作動吸引力で、前記バッフル壁部分に沿って均一に前記ガ スを収集できることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の触媒形スペースヒー タ。
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