JPH02501572A - レクチンおよびその抽出方法 - Google Patents

レクチンおよびその抽出方法

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JPH02501572A JP63500426A JP50042688A JPH02501572A JP H02501572 A JPH02501572 A JP H02501572A JP 63500426 A JP63500426 A JP 63500426A JP 50042688 A JP50042688 A JP 50042688A JP H02501572 A JPH02501572 A JP H02501572A
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ブラウン,ロバート・ジヨージ
ギル,シーカンデル・シング
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メデイカーブ・アクチエボラーグ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 レクチンおよびその抽出方法 本発明はペクチニダエ(Pectinidae)科(ホタテガイ科)のホタテ貝 (scallop)特に海ホタテ貝(see 5callop)であるプラコペ クテン・マゲラニカス(Placopectenmagellanicus)の 消化腺からホタテ貝レクチンを抽出する方法、およびその生成物を凝集および分 離操作手順に用いることに関する。
レクチン類は、酵素活性を示さない炭水化物結合性物質であり、またそれらは特 異的免疫応答の結果として生成するものではない。レクチン類は様々なタイプの 細胞を凝集でき、そしてこの凝集は特異的炭水化物によって阻害され得る。様々 な微生物、植物、無を推動物およびを推動物がレクチン類を有し、広範な存在を 示している。
無を推動物については、レクチン類は、オクトパス(Octopus ;マダコ )、リムラス(Limulus ;カブトガニ)、カルシノスコルピウス(Ca rcinoscopius ;カブトガニ)、トリダクナ(Tridacna  ;シャコ貝)、アプリシア(Aplysia;アメフラシ)、タキプレウス(T achypleus ;カブトガニ)、ケリセラタ(Chel 1cerata  ;鋏角類)およびトラベラ(Dolabel la ;タツナミ貝)の血リン パに見出されている。
その他の組織、例えばアプリシアの生殖腺、ヘリックス(Helix;マイマイ )のアルブメン腺、アントシダリス(Anthocidaris ;ムラサキウ ニ)の卵およびセリアンタス(Cerianthus ;ハナギンチャク)の触 手などもレクチン類を含み得る。
様々な働きがレクチン類によるものとされている。血リンパレクチン類は、病原 体に対する防御メカニズムにおいて働き、ヘリックスのアルブメン腺は卵を守り 、ウニレクチンは受精に関与し、そしてアプリシア・レクチンは、受精卵をカプ セルに結合させることができる。
レクチン結合特異性は様々である。例えば、リムラスおよびカルシノスコルピウ スのアグルチニン類はグラム陰性細菌の特異的成分である2−ケト−3−デオキ シ−オフトン酸に結合する。アプリシアの血リンパレクチンはN−アセチルアミ ノ糖含有物質に結合する。
特に現在、カブトガニ(リムラス)レクチンは、例えば、臨床検体に存在するグ ラム陰性細菌の測定に、そして様々な材料の細菌内毒素含量の測定に用いられて いる。
しかしながら、このレクチンの使用には、生成物が熱に不安定であること、およ びタンパク質分解酵素による分解を受けやすいこと、そして更には入手可能性が 限られていること、またカブトガニレクチンの抽出に現在高コストを要すること を含め、いくつかの欠点および制約が伴う。
本発明の目的の一つは、前述の欠点のない有用なレクチン生成物を抽出する方法 を提供することにある。
従って、一つの観点において、本発明は、a)ペクチニダ工科およびハリオチス (Haliotis ;ミミ貝)属より選択されたホタテ貝、例えば海ホタテ貝 であるプラコペクチン・マゲラニカスの消化腺から、例えばトリス(Tris) 緩衝液で処理することによりレクチン含有生成物を抽出し、そして b)得られたレクチン含有抽出物を精製することより成るホタテ貝レクチンの抽 出方法を提供するものである。
前記精製は、 a)熱処理に続く硫酸アンモニウム沈澱、ゲルクロマトグラフィ、クロマトフオ ーカシングおよびヒドロキシアパタイトでのクロマトグラフィ b)熱処理、硫酸アンモニウム沈澱、ゲルクロマトグラフィ、および等電フォー カシング:およびC)熱処理、硫酸アンモニウム沈澱およびアフイニテイクロマ トグラフイ を含む様々な方法により行うことができる。こ“れらの方法の他の組合せも可能 である。
もう一つの観点において、本発明は、 a)約10,000〜20.0001特に約14,000の変性条件下の分子量 ; b)ヒツジ赤血球を凝集する能力; C)スピノバクター(Spinobacter)およびシネココツカス(Syn echococcus)に属す種のピコブランクトンを凝集する能力; d)次の種、すなわちアグロバクテリウム・チュメファシエンス(Agroba ctrium tumefaciens)、エシェリヒア・コリ(Escher ichia colt ;大腸菌)およびセラチア・マルセツセンス(Serr atia marcescens ; 電画)のグラム陰性細菌、特に近接可能 表面内毒素(accessiblesurface endotoxin)を有 するもの、を凝集する顕著な能力; e)約pH4〜5の範囲、特に約4.52の等電点;f)後記表Aに示されI; ものと類似したアミノ酸組成;および、 g)タンパク質分解酵素プロテイナーゼに1プロナーゼおよびトリプシンに対す る抵抗性 により特徴付けられる、ペクチニダエ科およびハリチオス属より選択されt;ホ タテ貝の消化腺より抽出され、そしてグラム陰性細菌に対する活性を有するレク チン−赤血球凝集素を提供するものである。
従って、本発明の方法によれば、ホタテ貝レクチンは、例えばプラコペクテン・ マゲラニカスの消化腺から抽出される。レクチン収量は、約1ポンドの湿重量を 有する30個のホタテ貝消化腺から一般に約20すである。消化腺はレクチンの 主な供給源であるが、その他の組織からも抽出可能でレクチンを生じ得る。
消化腺は現在海に捨てられているが、潜在的にホタテ貝漁場から入手し得る。カ ナダ東部では毎年5.000 )ンのホタテ貝筋部(scallop musc le)が収穫され、そして同様の量の消化腺が抽出に利用可能となろう。ホタテ 貝レクチンの潜在的利用可能は200J19/年である。同様の特異性を有する カブトガニ(リムラス)レクチンの現在の価格は約8100票9である。
本発明の好ましい一態様においては、レクチンは、ホタテ貝消化腺を、塩化ナト リウム含有トリス緩衝剤、またはn−アミノカプロン酸、EDTA、ベンズアミ ジン、ジチオトレイトール、フェニルメチルスルホニルフルオライド、ナトリウ ムアジド、および塩化ナトリウムを補給したトリス緩衝剤中でホモジナイズする ことによりそれら消化腺から抽出することができる。n−アミノカプロン酸、E DTA、ベンズアミジン、およびフェニルメチルスルホニルフルオライドは消化 腺酵素による分解を抑えるために添加され、一方、ナトリウムアジドは微生物の 増殖を抑えるために添加される。消化腺をホモジナイズして目的とする抽出を行 った。
レクチンは、古典的なタンパク質技術およびアフイニテイクロマトグラフイを含 む様々な手順によって抽出物から精製することができる。
標準的なタンパク質精製方法、すなわち、熱処理、硫酸アンモニウム沈澱、ゲル クロマトグラフィ、クロマトフオーカシング(または等電フォーカシング)およ びヒドロキシルアパタイトでのクロマトグラフィを用いて、5DS−PAGE電 気泳動において単一バンドを与えるレクチン調製物を得ることができる。分子量 の分っているマーカーとの比較から、レクチンは約14.000の分子量を有す ることが示された。非変性条件下でのPAGE電気泳動およびゲルクロマトグラ フィは、レクチンがより高い分子量の凝集物へと集合し得るサブユニットから構 成されていることを示唆している。精製レクチンは還元剤として放射性ホルムア ルデヒドおよびナトリウムシアノポロハイドライドを用いた還元メチル化により (14c)標識することができる(JentoftおよびDearborn、1 979)。電気泳動(SDS−PAGE)は14,400の分子量を有する放射 性の単一バンドを与える。
あるいはまた、レクチンはアフイニテイ精製により抽出物より精製することがで きる。この手順は、レクチンの迅速かつ特異的な精製を可能にするので商業的生 産により適している。適肖なリガンドは2−ケト−3−デオキシ−オクトネート (KDO)まt;はシアル酸(重合体として)を含む。アフイニテイクロマトグ ラフイに用いられるリガンドは、エシェリヒア・コリのへプトースレス変異株( heptoseless mutant)から、リポポリサッカライド(LPS )をトリフルオロアセトリシスすることにより得られる。
そのLPSはDarveanおよびHancock(1983)またはGa1a nos。
LuderitzおよびWestphal、European J、 Bioc hem、9 ;245〜249(1969)の方法により抽出することができる 。後者の手順はより簡単であり従って好ましい。LPS調製物の電気泳動は、L PS調製物が銀染色により検出される高易動度の単一バンドを含んでいることを 示した。LPS調製物のトリフルオロアセトリシスにより3分子のKDO(2− ケト−3−デオキシ−オクトネート)および2分子のグルコサミンより成るペン タサツカライドが生成した。
このペンタサツカライドはエーテルによる抽出、脱アセチル化(メタノール中水 酸化アンモニウム、IM、1時間、20℃)、5ephadex G−25での クロマトグラフィおよびポラシル(porasil)のカラムおよび酢酸エチル :酢酸:水(3: l : 1)を溶媒として用いたHPLCにより精製される 。グルコサミンの遊離アミノ基は、リガンド(KDO)をアフィゲル(affi gel)15(Biorad Laboratories Ltd、)に結合さ せるために用いられる反応性基である。消化腺の抽出液を加熱しく 100℃、 1時間)、2℃に冷却しそして遠心分離した(9000X9.20分間)。硫酸 アンモニウムを上溝液に添加しそしてタンパク質を40〜60%飽和の間で沈澱 しそして遠心分離により集めた(9000X9.20分間)。タンパク質画分を 蒸留水に溶解し、透析し、そして凍結乾燥した。アリコート(1g)を塩化ナト リウム(0,9%)およびナトリウムアジド(0,02%)を含有するトリス緩 衝剤(0,02M、 pH7,6,10+m(1)に溶解した。その溶液をKD Oリガンド・アフィゲルカラム(1,5X 15cat。
1.6m9KDO)に101AQ/時の流速で通した。カラムをトリス緩衝剤( 50m<2)で洗浄し、そして結合したレクチンをKDO−グルコサミンペンタ サツカライド(4tns’)を含有するトリス緩衝剤(5rnQ’)で溶出後、 トリス緩衝剤(20m12)で洗浄した。タンパク質含有画分をプールしモして UM 10フィルターを備えたアミコン限外濾過(Amicon Ultra− filtration)セルに入れた。そのペンタサツカライドは限外濾過セル を蒸留水で溶出しそしてその炉液中のKDO含有糖を5ephadex G−2 5でのクロマトグラフィにかけることにより回収した。レクチンは限外炉液セル から凍結乾燥により回収した。
ホタテ貝レクチンのサンプルについて行われたアミノ酸分析はつぎの結果を与え た: 第1表 フラコペクテン・マゲラニ力スレクチンのアミノ酸組成物アルギニン 2.4  2.4 アスパラギン酸 ?、4 8.6 システイン酸 2.2 グルタミン酸 7.4 7.3 グリシン 8.7 13.5 ヒスチジン 2.0 2.0 イソロイシン 6.0 5.0 ロイシン 6.0 6.0 リジン 3.2 3.3 メチオニン 1.0 0.4 フエニルアラニン 2.9 2.7 プロリン 4.6 3.9 モル比 セリン 10.7 9.4 トレオニン 20.5 17.4 1 各分析においていくつかの未確認ピークが検出された。
2 レクチンを6N HCQにより100℃で24時間加水分解した。
コ レクチンを過蟻酸で酸化後、6N HCQにより100°Cで48時間加水 分解した。
ホタテ貝レクチンは次の第2表に例示されるように大部分のグラム陰性細菌を凝 集するが、このことは、レクチンが大部分のグラム陰性細菌に共通した細胞表面 特徴部を認識することを示している。
■ 赤血球−ヒツジ 5122 スピノバクタ−sp、 32 比活性 結合レフ シネココツカスsp、 (WH7803)シネココツカスsp−(WH7805 ) 32B、ダラム陽性 バチルス・セレウス − (Racillus cereus ;セレウス菌)バチルス・メガテリウム  − (Racillus megaterium ;巨大菌)バチルス・ズブチリス  16 (Bacillus 5ubtilis ;枯草菌)ブレビバクテリウム・リネ ンス − (Brvvibacterium 1inens)C,グラム陰性 エーロモナス・ハイドロフイラ − (Aero+nonas hydrophi la)エーロモナス・ブンクター タ 2 (Aero+nonas punctata)アグロバクテリウム・チュメファ シエンス 32(Citrobacter fueundii)エンテロバクタ −・エーロモナス 89(Enterohacter aerogenes)比 活性 結合レフ エルウィニア・アムロポラ 4 21 (Erwinia amulovora)エシェリヒア・コリB 128 エシエリヒア・コリ(ヘプトースレス”) 64 57(proteus vu lgaris ;尋常変形菌)セラチア・マルセツセンス 64 シゲラ・フレクスネリ 4 (Shigella fiexneri)ビブリオ・アングイラールム 4 (Vibrio anguillarum)エルシニア・エンテロコリチカ 4 (Yersinia enterocolitica)■ 植物プランクトン イソクリシス・グラパナND 41 (Isochrysis glahana)比活性 結合レフ 細胞のタイプ (単位7′rng) + Z±2ケト七ロス・グラシリス ND  18 (Chaetoceros gracilis)−は凝集なしを、 NDは測定されないことを表わす、 1植物プランクトンは自己凝集傾向が著しく、そこで14(標識レクチンを用い て植物プランクトンに対するレクチンの結合を実証した。かかる結合は表面バク テリアによるものとし得よう。
最少量のレクチン(最大の特異活性)により凝集を受けたグラム陰性細菌は、粗 面(rough)株、例えばヘプトースレス大腸菌、または中間面(compr omised 5urface)を有する例えば大腸菌Bであったが、このこと はレクチンの認識部位が細胞表面近傍に存在し、そして細胞表面様々であること の説明を助ける。ホタテ貝レクチンにより凝集を受けない2つのグラム陰性細菌 はエーロモナス・ハイドロフイラおよびザイモモナス・モビリスであった。
これらの細菌はKDOを含有しないLPSを有しているが・このことはホタテ貝 レクチンによって認識されるLPSの特徴部がKDOを含有することを示唆して いる。このことは、アフイニテイクロマトグラフイにより、70%以上の(目C )認識レクチンがリガンドとしてKDO含有ペンタサツカライドを有するアフイ ニテイ力ラムに結合したことから確認された。その結合レクチンの一部(29% )は、ヘプトースレス大腸菌のLPSからのペンタサンカライドでアフイニテイ 力ラムから溶出することができた。モノマーKDOは、KDo含有ペンタサツカ ライドが結合レクチンを溶出できる同じ条件下に結合レクチンを全く溶出できな かった。このことは、レクチン結合部位が2個以上のKDO糖残基から成ってい る可能性のあることを示唆している。
細菌性LPSは3個のKDO残基を含んでいる。
ホタテ貝レクチンはヒツジ赤血球、およびO,A、BおよびAB型のヒト赤血球 を凝集する。フェツイン(Fet−uin)、甲状腺グロブリン(thyrog lobulin)およびヒト酸性グリコプロティンはすべてシアル酸(N−アセ チルノイラミン酸)を含有し、またホタテ貝によるヒツジ赤血球の凝集を阻害す ることができた。シアル酸を含まないタンパク質はヒツジ赤血球の凝集を阻害し 得なかった。
シアル酸は構造上KDOに類似している。シアル酸含有物質は、前述のアフィニ ティカラムから結合レクチンを溶出し得たが、レクチン溶出量の少いことから、 レクチンがシアル酸よりもKDO含有ペンタサツカライドに対してはるかに高い 親和性を有していることがわかる。
本発明のホタテ貝レクチンは、熱安定性をはじめとするいくつかの有利で独特な 特徴を有している。例えばレクチンの溶液を100℃で1時間加熱しても凝集力 価は低下しなかった。カブトガニレクチン(これは現在ホタテ貝レクチンに知ら れている目的に一部に用いられている)は熱に不安定であり、また水和されてし まうと速やかにその活性を減じる。
本発明のホタテ貝レクチンのもう一つの特徴は、タンパク質分解酵素に対する抵 抗性である。例えば、プロテイナーゼに1プロナーゼおよびトリプシンは、レク チン調製物を前記タンパク質分解酵素の各々と一部インキユベーションしてもそ の力価を低下し得なかった。この特質はおそらく、レクチンの解剖学的位置、す なわち、タンパク質分解酵素を含むであろうと推定されるホタテ貝の消化腺から くるものであろう。タンパク質分解酵素に対する抵抗性はレクチンの長期安定性 を高め、そして独特な応用を可能にし得る。
ホタテ貝レクチンの特異性は、結合に少なくとも2個の隣接KDO残基を必要と する点でユニークであると思われる。カブトガニレクチンもKDOまたはシアル 酸含有物質に結合し、また、カブトガニレクチンおよびホタテ貝レクチンがどの 程度の類似結合部位を有しているかは現在のところ十分には分っていない。シア ル酸含有物質を認識する多くの他のレクチンが知られているが、カブトガニレク チンが商業的に入手できる唯一のレクチンであると思われる。
本発明のホタテ貝レクチンは、グラム陰性細菌からのりポリサッカライドのアフ イニテイ精製、生物学的材料、例えば注射用医薬からの細菌性内毒素の除去、お よびシアル酸含有グリコプロティンおよびポリサッカライドのクロマトグラフィ のために、グラム陰性細菌を凝集するのに有用である。
以下は、本発明のホタテ貝レクチンの潜在的な特異的応用例である。
l)ホタテ貝レクチンを用いて大部分のグラム陰性細菌からLPSをアフイニテ イ精製して高度に精製されたLPS調製物とすることができる。多くの場合、グ ラム陰性細菌の抗原性または七ロタイブは、そのLPSの性質によって決定され る。LPSのアフイニテイ精製により、診断目的に単クローン抗体を選抜するた めの、またはLPS特異性の分っている抗体生産/精製用リガンドのための抗原 として働く極めて純粋な抗原を得ることができた。
例えば、アフイニテイクロマトグラフイにより精製されたホタテ貝レクチンは大 腸菌(ヘプトースレス粗面変異株、5162)の内側コアから抽出されたLPS を認識することができる。このグラム陰性細菌の内側コア領域は、そのKDOが ポリマー形態にあればホタテ貝レクチンにより認識される2−ケト−3−デオキ シ−オクトネート(KDO)を含んでいる。
2)ホタテ貝レクチンは、シアル酸含有グリコプロティンを認識し、従ってホタ テ貝レクチンはシアル酸含有グリコプロティンのアフイニテイ精製に用いること ができた。
3)ホタテ貝レクチンは、ワクチン調製物またはその他の注射用医薬からLPS を除くのに用いることができる。
LPSの脂質A部は、哺乳動物において、多くの生物活性を生じる。従って、こ れらの毒性に着目してLPSは内毒素(endotoxin)とも呼ばれる。接 頭辞“内(endo)”はそれが細菌表面に結合していることを示している。多 くのワクチン調製物は内毒素を含有し、またいずれの注射用医薬からも内毒素を 除去するのが望ましい。この目的に利用できる市販品の一例はDetoxi−G el■である。適当な支持用ゲルに結合したホタテ貝レクチンは同じ目的に役立 つであろうが、特異性が高い点で有利であろう。(特にタンパク質が存在する場 合)内毒素のほかにその他の成分が非特異的に結合してしまうことが、Deto xi−Gel@の場合の問題であることが時としてあり得る。
4)ホタテ貝レクチンは、現在カブトガニアメーバ様細胞溶解物(Limulu s amebocyte 1ysate ;略してLAL)アッセイを用いて行 われている注射用医薬および食品中の内毒素レベルの測定にも有用であり得る。
ラニカス、からのレクチン抽出に関するものであるが、ペクチニダ工科の他の貝 、例えばクラミス・イスランデイカ(Chlamis 1slandica)、 クラミス・ルビダ(Chlamysrubida)およびアルクチ力・イスラン デイカ(Arcticaislandica)などからも有用なレクチンを抽出 し使用することができる。次の第3表は興味あるいくつかの他の貝の活性を示す ものである。
第3表 プラコペクテン・マゲラニカス以外の代表的な貝のレクチン活性レクチ 耐 L PSに ンデイカ ス力ロツプ クラミス・ホスタタ −l 有 有 (Chlamys hostats) クラミス・ルビダ − 8 有 有 りラツサドマ・キ ビッグスカロツブ l 有 有ガンテア (Big sca llop)(Crassadoma gigantea) シストドリア・シ ポルペラ−クラ l 有 有レクチ 耐 LPSに プラコペクテン・マゲラニカスの消化腺の抽出について実施例1に与えられた結 果とは対照的に、レクチン活性は、ブラコペクテン・マゲラニカスの抽出に用い た方法による全動物の抽出に基づいている。
レクチン活性は、抽出物を100℃に30分間加熱後測定した。レクチン活性は 、大腸菌LPS (血清型055の存在下に試験した。
プラコペクテン・マゲラニカス以外の抽出された貝のうち、クラミス・イスラン デイカからのレクチンを最も集中的に試験した。クラミス・イスランデイカレク チンは、耐熱性、タンパク質分解酵素に対する抵抗性、細菌性LPSおよびシア ル酸含有グリコプロティンによる凝集阻害に関しプラコベクチン・マゲラニカス からのレクチンに類似していた。プラコベクテン・マゲラニ力スレクチンの精製 に用いられた方法をクラミス・イスランデイカレクチンに適用すると同様の結果 が得られた。
以下の実施例は、本発明を例示するものである。
実施例 1 10〜20cmの範囲の貝直径を有する約30個のホタテ貝をノバスコシア(N ova 5cotia)、マツシャブーム(Mushaboom)(44°51 ’ ; 62°34′)からダイパーにより採取された。生きたホタテ貝を海水 中2〜6°Cに保った。24時間内に、それらの消化腺を取り出し、そしてn− アミノカプロン酸(0,01M) 、EDTA(0,005M) 、ベンズアミ ジン(0,005M )、ジチオトレイトール(0,001M)、フェニルメチ ルスルホニルフルオライド(0,001M)およびナトリウムアジド(0,02 %)および塩化ナトリウム(0,9%)を補足したトリス緩衝剤(0,02M、  pH7,6,500mQ)中でポリトロン(Po1ytron超音波−機械的 ホモジナイザーを用いて2分間ホモジナイズした。ホモジナイズされた抽出物を 遠心分離しく 10.000x 9.60分間)、そして上溝液を4℃で24時 間蒸留水に対して透析した。24時間の間にその蒸留水を2回変えた。透析した 抽出液を凍結乾燥し、そして凝集活性を測定した。
精製レクチン生成物を得るために、抽出物を食塩水に溶解後、沸騰水浴を用いて 90〜100℃に加熱し、そしてその温度に1時間保った。不溶物を遠心分離( 10,oooX 9.60分間)により除去し、そして上溝液を蒸留水に対し4 °Cで24時間透析した後凍結乾燥した。乾燥抽出物を200maの蒸留水に溶 解しそして不溶物を遠心分離(10,000x 9.30分間)により除去した 。その上溝液に硫酸アンモニウムを0から100%飽和まで20%ずつ高まるよ うに添加した。20%高める毎に生じた沈澱を遠心分離(10,000X y、 60分間)により除去しt;。5つの沈澱を蒸留水を頻繁に変えながら蒸留水に 対し4°Cで24時間透析し、凍結乾燥し、そしてレクチン活性を測定した。
最も活性の高い画分(40〜60%硫酸アンモニウム飽和)をフラクトゲル(F ractogel 65F ) (2−5X 42CIQ)でのクロマトグラフ ィにかけ、レクチン抽出に用いたのと同じ緩衝剤を用いて50!IIQ/時の流 速で展開した。IO+++(Lずつ画分を集め、そしてレクチン活性を試験した 。活性画分をプールし、蒸留水に対し4°Cで24時間透析しそして凍結乾燥し た。
乾燥物を、n−アミノカプロン酸(0,OIM) 、EDTA(0,005M  )およびナトリウムアジド(0,02%)を補足したイミダゾール緩衝剤(0, 025M、 pH7,2)で平衡させたイオン交換PBE 96カラム(1,6 X 20cm)でのクロマトフオーカシングにかけた。イミダゾール緩衝剤とポ リバッファー(polybuffer) 74 (Pharmacia Ltd 、)の8:l混合物を用いてレクチンをpH3,9で溶出し、そしてSmffず つ画分を集め、そして活性を試験しt;。選択された画分のpHおよび280  nmにおける吸光度も測定した。活性画分をプールし透析しそして凍結乾燥した 。
ゲル電気泳動による凍結乾燥物の分析は、ポリバッファー74による汚染を示唆 する低分子量物質の存在を示した。そのレクチンを更に精製するt;めに、その 物質をナトリウムアジド(0,02%)を補足したリン酸カリウム緩衝剤(0, 5M 、 pH7,5)に溶解し、そしてヒドロキシルアパタイトカラム(1, 5X 16c!l)でのクロマトグラフィにかけ、0.01M〜0.5Mのホス フェート緩衝剤ステップ濃度勾配を用いて展開した。活性画分をプールし、蒸留 水に対して透析し、そして凍結乾燥した。
クロマトフオーカシングに続くヒドロキシルアパタイトでのクロマトグラフィに よる精製は、等電フォーカシングにより置き換えることができる。等電フォーカ シングのために、スクロースを用いて密度勾配を形成し、そして両性電解質(p H4〜6.5、Pharmacia Ltd)を全容440II!12中1.5 %の濃度で用いた。Triton X−1000を軽および高密度溶液に添加し 、最終濃度を20%(v/v)とした。ゲルクロマトグラフィからの凍結乾燥レ クチン含有物質(600mg)を軽溶液(215+l1Q)に溶解した。カラム を充填後、電圧を調節して電力入力を6ワツトに保った。5℃で36時間後、フ ォーカシングを止め、カラムを1OIIlQ画分ずつ空にした。沈澱タンパク質 を含む両分を遠心分離し、そしてペレットをその画分と同じpHの緩衝剤で4回 洗浄した。各タンパク質画分の凝集活性を試験しそして活性画分をプールした。
各精製段階におけけるレクチンサンプルの非活性が増大していく様子が次の第4 表に示された結果から明らかである。
第4表 粗抽出物 1470 512 752 − 1熱処理 1308 512 66 9 89 1(NHa)zsO*沈澱 550 1.024 563 75 2 フラクトゲル65F 310 2.048 634 84 4トリス(0,09 M) 、ホウ酸(0,08M ) 、Na、 、EDTA(0,93y/(2) を含有する緩衝剤(pH8,4)で平衡させた勾配ゲル(PAA 4/30、P harmacia Ltd、)を用いてポリアクリルアミドゲル電気泳動(PA GE)を行った。300ポルトの電位を10分間印加後、電圧を16時間150 ポルトに下げた。ゲルを酢酸中のクーマツシープルー(Coomassie b lueXo、02%)で(7%、2時間)、またはPAS染色で炭水化物を染色 した。後者の手順においては、並行ゲルを水性過沃素酸、シック試薬(Schi ff’s reagent)で処理後、メタ重亜硫酸カリウム含有(5%)IM HCQで脱色した。
トリス(0,04M) 、酢酸ナトリウム(0,02M) 、EDTA(2mM )および5DS(0,2%)を含有する緩衝液(pH7,4)で平衡させた勾配 ゲル(PAA 4/30、Pharmacia Ltd、)を用いてタンパク質 の5DS−PAGE電気泳動を行った。サンプルをトリス緩衝剤(10mM、  pH8,0)、EDTA(l mM)中でSO5(2,5%)およびメルカプト エタノール(5%)と共に加熱しく100℃、10分間)、そしてゲルに適用し た。300ポルトの電位を10分間印加後、電圧を150ボルトに下げた。ブロ モフェノールブルートラッカー色素の易動度を観察シ、そしてその色素がゲルの 端縁にくるまで電場を印加した。
タンパク質を固定し、そしてSDSを10%酢酸含有25%イソプロパツール中 24ボルトで30分間電気泳動により除去した。ゲルを酢酸(7%)中クーマツ シーブルー(0,02%)で染色した。
2つの細胞タイプ、すなわちヒツジ赤血球およびシネココツカス・バチラリスの 凝集を用いて比活性を測定しそして精製中に得られた画分中の活性を評価した。
両方の細胞タイプは同様の結果を与えたが、ヒツジ赤血球を用いて得られた結果 だけを報告する。第2表に示されるように、消化腺の粗抽出物は512単位/1 1gの比活性を有しまたそれは加熱しても低下することはなかったが、このこと はそのレクチンが熱に対し安定していることを示す。硫酸アンモニウム沈澱によ り比活性が2倍に増加し、またフラクトゲル65Fでのクロマトグラフィは、添 付第1図に図示されるようにレクチンがボイドボリューム近くに溶出することを 示したが、このことは高い見かけ分子量を有していることを示している。第2図 かられかるようにクロマトフオーカシングはレクチンはpH3,8〜4.2で溶 出されることを示した。この段階は比活性を実質的に高めたが、ゲル電気泳動は 、おそらくクロマト7オ−カシングに用いたポリバッファーを起源とする高易動 度の汚染物質の存在を検出した。これは第3図に示されるようにヒドロキシルア パタイトでのクロマトグラフィーにより除去された。最終生成物は35倍の精製 倍率に相当する18×103単位/11gの比活性を有した。
SDSを用い、および用いないゲル電気泳動は1個の主要拡散バンドの存在を示 した。それらバンドはPAS法によっても染色されたがこのことは炭水化物の存 在を示している。SDSを用いないゲル電気泳動は高分子量凝集物の存在を実証 した。これらの凝集物の分子量はSDSの非存在下では約14.000に減少し た。クロマトフオーカシング精製段階を等電フォーカシングで置き換えると64 倍の純度の最終生成物が得られ、また4〜6.5の両性電解質を用いてそのレク チンが4.52の等電点を有していることが示された。
実施例 2 実施例1で得られた精製レクチンの解剖学的分布を2つの方法により評価した。
まず、組織をフルオレセインイソチオシアネート標識大腸菌LPSに晒しく 1 1119/ rnQ、 10分間、血清型Q、55: 5 B 、 Sigma  Chemical Co、) 、そして未結合LPSを食塩水で繰り返し洗浄 することにより除去した。その組織を蛍光顕微鏡(Wild Leitz Di alux 20EB 顕微鏡、励起450490 nm、ビームスプリンター5 10nm、およびバリヤーフィルター515nm)により検査した。
対照組織は蛍光LPSには晒さなかったが、他の点では同じ処理を受けた。
第2に、組織を前述の如く抽出し、そして抽出物のレクチン活性を分析した。遠 心分離(5,0OOXs、10分間)により血リンパから血球(Haemocy tes)を集め、そして食塩水で洗浄した。洗浄した血球を蒸留水に懸濁し、水 浴中周いて15ワツトで30秒間処理した。細胞破砕片を遠心分離(5,000 X、、10分間)により除去し、そして上溝液の凝集活性を測定した。上溝液の タンパク質含量をWarburgおよびChristian(1941)の方法 により測定した。
蛍光鏡検から、消化腺、ラメラおよびマントルは蛍光LPSを同様の強度で結合 することが実証された。他の組織はLPSをさほどよくは結合せず、また筋部は LPSを全く結合しなかった。組織抽出により消化腺およびマントル中にレクチ ンの存在が確認された。その他の組織の抽出物にはレクチン活性を全く無かった が、場合により、蛍光LPSを結合できる組織もあった。このことは、これらの 組織中にレクチンがトリス緩衝剤では抽出できない形で存在していることを示し 得る。血球を破壊すると赤血球凝集活性が生じたが、このことは、消化腺および マントルのほか血球も抽出可能なレクチン活性を含むことを示している。
結果を次の第5表に示す。
第5表 レクチンの解剖学的局在 消化腺 +++ 512 ラビアルパルプ(Labial palpu) + −生殖腺 ++ − 血球 N、D、 210 後腸 N、D、 − 血漿 N、D、 4 ’ N、D、は測定されずニーは蛍光なし、または凝集なし2 対照例はすべて の組織について蛍光を示さなかった。
++十は強力な蛍光、++は中等度の蛍光、十は弱い蛍光を示す。
3 凝集活性は、消化腺およびマントル抽出物については単位/m9(乾重量) 、血球抽出物については単位/mgcタンパク質)、および血漿については単位 /mg(乾重量)として報告されている。
実施例 3 ホタテ貝がピコプランクトンを海水から濾過する能力を評価するために、シネコ コツカス・バチラリスの懸濁液(4Q1約4XIO’細胞個/mQ)を2個の4 Qビーカーに等しく分けた。3個のホタテ貝をそれらビーカーの一方に入れ、そ して両方のビーカーを通気し、そして同様の空気流および撹拌条件下に混合した 。懸濁液中のシネココツカス・バチラリス数を、開始時、および18時間後およ び24時間後にPetroff−Mauser細菌計数器を用いて直接計数によ り測定した。
シネココツカス・バチラリスへの暴露が消化腺のレクチン含量に及ぼす影響を、 30個のホタテ貝を流動海水中に5°Cで1ケ月間維持し、そしてそれらホタテ 貝を2群に分けた。10個より成る一方の群を、シネココツカス・バチラリス( 3,7X 10’細胞個/mQ)の懸濁液が238mQ/時の流速で連続添加さ れる流速1512/時の流動海水を含む200Qタンク内に維持しt;。12個 より成る他方の群をシネココツカス・バチラリスは添加されない、別の同様のタ ンクに維持した。lおよび2力月後、ホタテ貝5個の消化腺をプールし、そして レクチン含量を抽出により測定した(各群に対し2つの測定を行った)。
結果は次の第6表に示すとおりである。
第6表 ホタテ貝による海水からのシネココツカス・バチラリスのか過処 理 時間(h ) 細胞数1(個数/mO対照(ホタテ貝なし) 0 3.7±0.4X10’ 18 4.4±0.3X10’ 24 4.8±0.8X10’ ホタテ貝あり 0 4.2±0.4X10’18 1.8±0.3XlO’ 24 1.6±0.2X10’ 15回の測定値の平均 ホタテ貝は24時間内に海水中に懸濁されたシネココツカス・パチラリス細胞の 約273を除去したことが第6表かられかる。流動海水中に維持されたホタテ貝 の消化腺のレクチン含量は、1力月内に512単位/m9(抽出物)から8単位 /m9に低下した。ホタテ貝をシネココツカス・バチラリスに暴露するとレクチ ン力価は部分的に回復し、1力月後の力価は32単位/myとにり、そして2力 月後の力価は64単位/19となった。シネココツカス・バチラリスを添加せず に維持された対照例の1および2力月後の力価はそれぞれ4およびl対照/mg であった。力価は5個の消化腺の抽出物を用いて測定した。
実施例 4 ホタテ貝レクチンが溶液から細菌性LPSを除去する能力を評価するためにアフ ィニティゲルを次のとおり構築しt;。プランクトン・マゲラニカスからのレク チンを製造元の推奨する方法を用いてアフィゲル15に結合した。
得られたアフイニテイゲルを5mg/mQのレクチンを含有した。このゲルを用 いてカラム(0,9X 6 cm)を作す、モしてLPS(134μ9のKDO を含む45mg)をそのカラムに載せた。
そのカラムをトリス緩衝剤(0,02M%pH7,6,0,9%NaC<1およ び0.02%ナトリウムアジドを含有)で洗浄した。溶出液は94μ9のKDO を含有したが、このことは約30%のLPS(40μ9のKDO)がアフイニテ イゲルに結合したことを示している。エタノールアミンでブロックしておいたア フィゲル15から作られた同寸法のカラムは、溶出液にKDOが定量的に回収さ れることにより示されるようにLPSを全く結合しなかった。
実施例 5 実施例1の手順に従って、いくつかのアワビ種から消化腺抽出物を採取した。前 記抽出物のレクチン含量を、100℃に30分間加熱する前におよび加熱した後 でヒツジ赤血球(RBcs)および大腸菌細胞の凝集により測定した。
大腸菌単位は、トリブチツク・ソイ・ブロス(TrypticSoy Brot h)(Difco)で37℃で24時間増殖させた大腸菌Bを用いて測定した。
細胞を食塩水で3回洗浄した後食塩水中に690nmにおける光学密度が0.5 となるように懸濁しtこ 。
測定結果を下記第7表に示す。
第7表 ハリオチス・ルフエッセンス 800 0 200 800(Haliotis  rufescens)ハリオチス・プルゲンス 683 0 171 136 5(Haliotis pulgens)ハリオチス・クラクネロジ 800  0 200 1600(Haliotis cracnerodii)ハリオチ ス・フルガタ 656 0 82 656(Haliotis corruga ta)ハリオチス・カムチャツカマ −342133(Haliotis ka mtschatkama)この開示において“RBC単位/+lIg”として表 わされるレクチン活性は次のようにして測定した:レクチン活性の測定: レクチン活性をヒツジ赤血球およびピコプランクトン、シネココツカス・バチラ リスを用いて測定した。タック(Cook)微量測定プレートの各ウェルに、塩 化ナトリウム(0,9%)およびナトリウムアジド(0,02%)を補給したト リス緩衝剤(100μL 0.02M 、 pH7,6)を添加シタ。測定すべ き物質を食塩水に溶解しく 20mg/mff)、不溶物を遠心分離(5,OO OXg、10分間)により除去し、その上溝液(100μQ)を第1ウエルに添 加し、混合し、そしてその混合物(100μQ)を第2ウエルに移した。この過 程を続けて測定対象調製物の希釈剤を作った。希釈剤の各ウェルに、ヒツジ赤血 球の懸濁液(15μ(11620nmにおける吸光度帆35または1.IX 1 0’細胞/rn12)または大腸菌細胞の懸濁液(15μQ、690nmにおけ る吸光度帆5)を添加した。微量測定プレートは向るやかに振盪し、そして4℃ で24時間インキュベートした。力価は細胞凝集可能な最高希釈度とした。
比活性はこの力価の逆数を希釈剤の第1ウエルに添加された物質の乾重量で除し たものである。特に断らない限り、すべての比活性はヒツジ赤血球を用いて測定 した。
レクチン精製中に得られた両分の凝集活性を測定するために、各画分のアリコー ト(100μQ)の活性を前述の如く試験した。
ハリチオス・カムチャツカマの大腸菌凝集レクチンは変性条件下でのSDS − PAGE電気泳動により、10.000〜20.000の分子量を有することが 示された。等電フォーカシングは凝集活性の等電点が4.0〜5.0、特に4. 6の値にあることを示した。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成元年 6月 9日

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)ベクチニダエ科およびハリオチス属より選択されたホタテ貝の消化腺か らレクチン含有生成物を抽出し、そして b)得られたレクチン含有抽出物を精製する。 ことより成るホタテ貝レクチンの製造方法。
  2. 2.ホタテ貝がベクチニダエ科から選択される、例えば海ホタテ貝であるプラコ ベクテン・マゲラニカスなどである請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.抽出が適当な緩衝剤で処理することにより行われる請求の範囲第1項記載の 方法。
  4. 4.緩衝剤がトリス緩衝剤またはホスフェート緩衝剤である請求の範囲第3項記 載の方法。
  5. 5.精製が、レクチン含有抽出物の熱処理後、硫酸アンモニウム沈殿、ゲルクロ マトグラフィ、クロマトフォーカシングおよびヒドロキシルアパタイトでのクロ マトグラァイにより行われる請求の範囲第1、3または4項記載の方法。
  6. 6.精製が、レクチン含有抽出物の熱処理後、硫酸アンモニウム沈殿、ゲルクロ マトグラフィおよび等電フオーカシングにより行われる請求の範囲第1、3また は4項記載の方法。
  7. 7.精製が、レクチン含有抽出物の熱処理後、硫酸アンモニウム沈殿およびアフ イニテイクロマトグラフイにより行われる請求の範囲第1、3または4項記載の 方法。
  8. 8.緩衝剤に分解抑制剤および/または抗微生物剤が補足される請求の範囲第3 または4項記載の方法。
  9. 9.緩衝剤に、n−アミノカプロン酸、EDTA、ベンズアミジン、ジチオトレ イトール、フエニルメチルスルホニルクロライド、ナトリウムアジドおよび塩化 ナトリウムより選択された一以上が補足される請求の範囲第3または4項記載の 方法。
  10. 10.a)海ホタテ貝であるプラコベクテン・マゲラニカスの消化腺からトリス 緩衝剤またはホスフエート緩衝剤を用いてレクチン含有生成物を抽出し、そして b)得られたレクチン含有抽出物を熱処理後、硫酸アンモニウム沈殿およびクロ マトグラフィにより精製する ことより成る請求の範囲第1項記載の方法。
  11. 11.クロマトグラフィ処理が、ゲルクロマトグラフィ、クロマトフオーカシン グ、ヒドロキシルアパタイトでのクロマトグラフィーおよびアフィニティクロマ トグラフィより選択される少なくとも一の処理を含む請求の範囲第10項記数の 方法。
  12. 12.a)約10,000〜20,000の変性条件下の分子量;b)ヒツジ赤 血球を凝集する能力; c)スピノパクターおよびシネココツカスに属する種のピコプランクトンを凝集 する能力; d)次の種、すなわちアグロバクテリウム、チユメフアシエンス、エシエリヒア ・コリ(大腸菌)およびセラチア・マルセツセンスのグラム陰性細菌に対する顕 著な凝集能力; e)約pH4〜5の範囲の等電点;およびf)タンパク質分解酵素、プロテイナ ーゼK、プロナーゼおよびトリプシンに対する抵抗性 を特電とする、ベクチニダ工科およびハリオチス属より選択されたホタテ貝、例 えばプラコベクテン・マグラニカスの消化腺より抽出され、そしてグラム陰性細 菌に対する活性を有するレクチン赤血球凝集素。
  13. 13.変性時に約14,000の分子量を有し、そして前記第2および3表に実 質的に規定されたグラム陰性細菌に対する比活性を有する請求の範囲第12項記 載のレクチン生成物。
  14. 14.前記第1表に示されたものに類似したアミノ酸組成を有する請求の範囲第 12または13項記載のレクチン生成物。
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