JPH02501690A - 定インピーダンス高周波用同軸コネクタ - Google Patents

定インピーダンス高周波用同軸コネクタ

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JPH02501690A
JPH02501690A JP63508703A JP50870388A JPH02501690A JP H02501690 A JPH02501690 A JP H02501690A JP 63508703 A JP63508703 A JP 63508703A JP 50870388 A JP50870388 A JP 50870388A JP H02501690 A JPH02501690 A JP H02501690A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 定インピーダンス高周波用同軸コネクタ1、技術分野 本発明は同軸電気的コネクタに関し、より詳細には、迅速に接続/切離しできる コネクタや、2つのモジュールを相互に電気的に結合して同時に並列(muti ple)の同軸接続を形成するためのモジニラ−並列コネクタ・アセンブリのよ うな、適当に完全には係合しない高周波用コネクタに関する。
2゜背景技術 同軸伝送線路およびそれに使用されるコネクタは、一般に、軸方向へ整合されて 誘電体部材により分離された円筒形の内側および外側導電体を備えている。ケー ブル内の誘電体は、一般に、内側導電体をケーブルの中心に保持しそしてケーブ ルを必要に応じて撓めたり曲げたりできるような可撓性の固体や発泡体である。
コネクタ内の誘電体部材は、一般に、導電体を保持するようにコネクタの一部分 に設けられる固体と残りの部分の空気との組合せである。
上述のような同軸伝送線路またはコネクタは、内側導電体の外径(以下、小文字 rdJと記す。)、外側導電体の内径(以下、大文字rDJと記す。)、および 信号路を形成する2つの導電体間の空間にある部材の誘電率(以下、ギリシャ文 字「ε」と記す。)により決定される特性インピーダンスを有する。
周知のように、同軸伝送線路の特性インピーダンスは、式、Z=138(ε)− ”’ log (D/d)ここにおいて、Zは線路のインピーダンスである。
により決定される。
コネクタにとってコネクタを通る信号のような信号破壊(signal dis ruption)を最少限にするために、その長さに沿った部位で上述の式によ り定められるような伝送線路のインピーダンスに整合した特有インピーダンスを また有していなければならない。
インピーダンスの不整合は、特にI GHz以上の高周波の場合に激しい信号破 壊を生じる。
上述のように、高周波同軸コネクタは一般に、内側および外側導電体間が空気で ある領域である部分と、内側導電体を外側導電体と同軸整合して保持するように 内側および外側導電体間の空間にテフロン(商標)のような絶縁用誘電性固体を 充填された別の領域である部分を少なくとも備えている。テフロンの誘電率は空 気とは異なっており、また空気の誘電率は同軸ケーブルに使用される絶縁用誘電 体部材とは異なっている。
しかしながら、上記式によって定められるインピーダンスが一定である限り、信 号破壊は最少限に留められる。コネクタでは、このことは、インピーダンス2を 一定に保つために誘電率が変化する各部位で寸法dおよびDを相互に調整してい くことが必要である。
実質的に、従来のすべてのコネクタは、コネクタの2つの半部分の間、すなわち 、雄プラグと雌プラグとの間に、一方のプラグから他方のプラグへの移行部位で 直径dおよびDを一定に保つように、内側および外側導電体の交点で衝合結合( butt joint)を行うことに依存している。「衝合結合」なる用語は、 本説明において、雄プラグと雌プラグとの対向する2つ面がコネクタを2つの面 間に隙間がないように接続したときに、連続する結合を表す。
このようなコネクタにおいて、誘電率εはまた一般に、雄プラグから雌プラグへ の移行部位の両側で同じである。係合されたコネクタの長さに沿って一定のイン ピーダンスを保つのに必要な要件は、プラグ間の隙間をコネクタの作動を目途と した最高周波数において無視できる十分に小さなものにすることにより達成され ている。
典型的な同軸コネクタの設計において、雌プラグの外側導電体はその自由端部で 拡大されている(それによりDを増加する)。
このことは雄プラグの外側導電体が雌プラグの拡大された直径の外側導電体内に 滑り込むのを可能にし、そして雄コネクタの端部と雌コネクタの外側導電体の内 側縁との間に衝合結合(並びに良好な機械的および電気的接続)を作成する。
同様な配列は、雄プラグの内側導電体の自由端部が一般に、雌プラグの内側導電 体の軸孔に嵌入するための縮径部分(dを縮小する)を有する内側導電体にも存 在する。
このような従来のコネクタにおいて好適に接続するためには、プラグは完全に取 り付けられねばならず、そして雄および雌プラグの内側および外側導電体間の衝 合結合に本質的に間隙があってはならない。実質的に閉鎖される隙間を有する場 合のみ外側および内側コネクタの増大されたDおよび縮小されたdを無視するこ とができる。このような従来のコネクタにおいて、相対的に狭い隙間であっても 、特に高周波では、コネクタの機械的設計の制限により必要となる隙間における 直径りおよびdの非制御変化によって、間隙でインピーダンスの不整合を生ずる ことによりコネクタを通過する信号を実質的に破壊する。
衝合式コネクタの間隙を閉鎖するために、多くの高周波コネクタは一方のプラグ のネジ山と他方のプラグのネジ山付きカラーに依存しており、それらは係合され て2つのコネクタ間の隙間を許容限度まで小さな値に減少させるように特定のト ルクで締め付けねばならない。
残念乍ら、多くの提案において、トルクレンチで各コネクタを完全に取り付ける ことは実用的ではない。明確な問題点は並列コネクタおよび「盲連結(blin d−mate) Jまたは遠隔配置(remotelにある。同時に形成しなけ ればならない並列接続では残りのコネクタを好適に配置したとしても1つまたは それ以上の並列コネクタを完全には取り付けられえない。
「盲連結」コネクタは、例えば、適所に滑動するモジニールとして全ての必要な 接続を行うスライド・モジュールの背後に使用されるコネクタである。このよう なコネクタは、モジニールの正面のファスナがコネクタの一方を有するモジニー ルの背面の位置を定め、コネクタの他方がモジュールを設置する枠に配設される という意味で「遠隔配置」である。従って、一方のプラグを他方に挿入する深さ を決める配置機構はプラグ自体から「遠隔配置」されている。取付枠に許容限度 の変化または単純な歪曲を製造することは全て2つのプラグ間の隙間に直接影響 する。
これらの障害を解決するために、同軸コネクタの設計者は隙間の寸法を最少限に するための種々の方法を案出してきた。例えば、クボタに付与された米国特許第 4.426.127号は、雄および雌内側導電体間の隙間部分と同様に雄および 雌性側導電体間の隙間部分に、2つのプラグ間の小さな範囲以上の移動でもって 導電体間の隙間の寸法を最少限にして接続されるように変形するバネ部材を充填 した同軸コネクタを開示している。
しかしながら、この形体は依然として衝合型の接続を用いており、雄プラグから 雌プラグに移行する部位に直径りおよびdが逸脱する恐れを常に残している。バ ネ機構は約0.010〜0.0151n(0,25〜0.38mm)の非常に短 い距離の場合だけ有効である。残念乍ら、この形体により補整される範囲以上の 隙間は前述のような並列コネクタやモジュール例において極めて一般的である。
従って、本発明は新規な設計を採用するものであり、雄および雌プラグの内側お よび外側導電体は相互に「衝合」する必要はない。その代わり、導電体は従来の コネクタの間隙に概略的に対応する2つのプラグ部分間に重なり合う部分を形成 するように設計されており、重なり部分は信号路の一部を形成しそしてコネクタ の残部に整合するインピーダンスを有するように意図して設計されている。
従って、コネクタはその全長に沿って一定のインピーダンスを有することとなり 、その2つ部分はまず電気的に係合され、そして「隙間」または重なり部分の寸 法はコネクタのインピーダンスに影響せずに必要な限り太きく形成しうる。
発明の開示 本発明によれば、コネクタは共作動する第2プラグに接続する第1プラグを有し て準備される。図示のような第1プラグは雌プラグと考えることができるが、し かしながら、雌型接続を行う雄プラグに任意のシールドを設計したことに起因し ており、第1および第2プラグなる用語は混乱を避けるために使用される。
各プラグには内側導電体、外側導電体および両者間の誘電体スペーサが設けられ ており、各々において、内側および外側導電体は一方が他方を越えて突出するよ うにそれらの自由端部で異なった長さである。第1プラグの内側および外側導電 体は第2プラグの内側および外側導電体と共作動するよう設計される。
プラグは、コネクタをまず電気的に接続して部分的に係合したときに、第1およ び第2プラグからの長手側内側導電体および長手側外側導電体が相互に重なり合 うように設計される。これは一方のプラグからの内側導電体と他方からの外側導 電体との間に重なり部分を形成する。
内側および外側導電体は、特に相対的直径dおよびDで形状づけられており、そ してスペーサの誘電体部材は、部分的に係合されたコネクタの軸に沿って、特に 重なり部分内を充満しており、内側導電体の有効外径(d)および外側導電体の 有効内径(D)並びに両者間の媒体の誘電率(ε)は、式、Z=138(ε)  log(D/d) を満足する。ここにおいて、Zはインピーダンスであり、そしてプラグがまず電 気的に接続されて部分的に係合する位置から完全に係合する位置へ移動されるの で、コネクタの長さに沿って一定本発明の詳細を添付の図面と共に説明する。
第1図は本発明によるコネクタの斜視図である。この図は縦断面においてのみ示 される本発明の重要な幾つかの特徴を隠している。
第2図は主として第1図の線2−2に沿った縦断面側面図であ第3図は部分的に 係合された第1および第2プラグを示すコネクタの縦断面図である。
第4図および第5図はそれぞれ第2図の線4−4および線5−5におけるコネク タの開放した共作動端部、すなわち「自由」端部の端面図である。
第6図は従来のコネクタの1つを示す縦断面図である。
第7図は本発明のコネクタを用いた3つのコネクタ・ブロックの縦断面図で、コ ネクタの1つは完全には係合していない。
第6図は従来のコネクタの単純化された縦断面を示している。
このコネクタの検討およびコネクタを不完全に継いだときの問題は、本発明を理 解するのに助けてなるであろう。第6図に示す従来のコネクタは雄プラグ10と 雌プラグ12から構成される。雄プラグは内径り、を有する外側導電体14と、 外側導電体と同軸上に整列された外径d、を有する内側導電体16とから構成さ れる。雌プラグ12もまたその本体の大部分において雄プラグにおけると正確に 同一な直径り、およびd、を有する外側導電体18および内側導電体20を備え る。
内側および外側導電体間の空間は誘電率εを有する誘電体部材22で充満される 。この単純化された例において、誘電体部材はプラグの内部全域に延びるように 示されているが、多くのコネクタにおいて、各プラグの一部にのみ誘電体部材が 充填され、残りの部分は開放されており、この部分における誘電体部材は空気と なる。
いずれせよ、第6図に示すプラグはプラグ間に小さな隙間を有して不完全に係合 されて示されている。前述のように、雌プラグの特性インピーダンスは、式、 z =138(ε) 10g(D、/d、)により表される。この式はまたコネ クタの雄側部分12の特性インピーダンスを表しており、従って、プラグが完全 に取着されると、雄側の外側導電体14と雌側の外側導電体18とは面24.2 6で相互に衝合し、同様に内側導電体16および20は面28.30で相互に衝 合し、それによりコネクタの全長に沿って一定のインピーダンスを提供する。
しかしながら、上述のようにコネクタを完全に係合させることを保証することは 不可能であり、従って第6図に示すような隙間が生ずることになる。隙間の領域 では雌プラグの外側導電体18が拡大された内径D2を有する。同様に、雄プラ グの内側導電体16は、雄プラグ10と雌プラグ12の間の接続を行うのに必要 な縮小された外径d2を存する。
従って、コネクタのインピーダンスは、隙間の領域では、式、Z、、、= 13 8 (εart )10g (D2/ d2 )で表される。
第6図に示す位置関係のために、3つのパラメータε、DSdの全ては、隙間の 領域において、伝送線路およびコネクタのその他の部分におけるそれらの値に比 べて異なっており、そして3つの全てはインピーダンスZ11.を増加するよう な不適当な変化を行う。特に、空気の誘電率(εair )は一般的に使用され る固体誘電体のほとんどの誘電率よりも総体的に小さく、それにより因子(ε)  を大きくする。更に、隙間における増大されたDおよびdは共に比り、/d2 を大きくするように作用し、それにより、因子log(D、/d、)に比べて因 子log (D、/ d、 )を増大する。
その結果、3つの因子の全てがインピーダンスZ11.を増加するように作用し 、それにより信号減衰(signal degradation)の原因となる インピーダンスの不整合を生ずる。この単純化された例において3つのパラメー タD、dおよびεの全てが不整合を生ずるように変化されたが、隙間によってパ ラメータのどれか1つが変化されても高周波では問題を引き起こすのに十分であ る。
コネクタの実施例 第1図は本実施例によるコネクタの斜視図を示す。コネクタの多くの重要な特色 が内在しているが、第1図に示す外観図では隠されている。それにもかかわらず 、この図はコネクタに関する全体的な向きを把握するのに有用である。
コネクタは第1プラグ32と第2プラグ34とで構成される。
2つのプラグはそれぞれ異径拡大リング36.38をその回りに有し、該リング は、主として並列(mutiple)コネクタ・モジニラ−・アセンブリに使用 するためのコネクタ・ハウジング(図示されていないが、第7図に全体的に示さ れている)に個々のプラグ32.34を取着するのに使用される。
第1プラグはスロット42を有するシールド40を備え、スロット42は製造中 にシールド40を僅少圧縮させることができ、それによりプラグを係合したとき に第2プラグ34の外側導電体44との堅固な電気的接続を行わせる。
第1プラグ32上にはまた第1プラグの内側導電体46の自由端部の部分が現れ ており、該自由端部は他方のプラグに接続する端部である。
同様に、第2プラグ34にはその内側導電体48の部分が示されている。しかし ながら、この図において、内側導電体48の図示の端部は自由端部ではなく、同 軸伝送線路に接続するための端部である。この端部は同軸伝送線路に接続するた めのいかなる周知の標準的形状をも有することができる。該端部は直線状でも直 角に曲がっていても良く、そして一般的に、同軸伝送線路と第2プラグの間に良 好な低損失、実質的に一定のインピーダンスで接続するようにハンダ付される。
同様な接続が第1プラグ32の遠い側の(第1図には示されていない)端部とそ れに対応する同軸伝送線路との間に行われる。
第2図は第1図に示す線2−2に沿ったコネクタの側面図である。この図は本発 明の重要な特色を示すためにほとんどを断面でもって示されている。説明のため に、第1プラグ32は参照番号50〜56で示された4つの領域に分割されてお り、それらは参照番号58〜64で示された第2プラグ34の4つの領域に対応 する。
好適実施例において、第1プラグ32は分離された4つの機械的部分、すなわち 、内側導電体46、外側導電体66、シールド40および誘電体スペーサ68か ら構成される。第2プラグ34は内側導電体48、外側導電体44および誘電体 スペーサ70を含む3つの部分から構成される。
第1および第2プラグの領域50および64はそれぞれ同軸ケーブル接続領域、 すなわち、信号が同軸ケーブルからコネクタの中にまたはコネクタから外へ最初 に通る領域である。前述のように、これらの領域は、特定の同軸ケーブルと共作 動するように標準的技術で設計されており、そして第1および第2プラグに信号 をそれぞれ有効に伝達するように正確なインピーダンスを備えている。
一般的に、この接続を行うために、同軸ケーブルの外側導電体および誘電体部材 は同軸ケーブルの内側導電体から後方まで剥ぎ軸方向開孔へと第1プラグ32の 内側導電体46に挿着される。
対応した軸方向開孔73が内側導電体48に設けられる。
領域50の左方および領域64の右方へと、信号が同軸ケーブルの内側および外 側導電体間に画定された通路を通る。領域50および64内では、第1プラグ3 2のシールド40と内側導電体72の間、および第2プラグ34の外側導電体4 4と内側導電体48の間に画定される通路を通る。これらの領域間の空間は空気 で満たされている。
第1プラグ32において、領域50におけるシールド40の最も左側の部分は外 側導電体として作用し、そしてその領域における精密な(critical)直 径りを画定することを理解されたい。第3図を参照すると、精密な直径り、/d 、は、式、Z=138(ε、、、 ) log (D、/d、)によって領域5 0におけるコネクタのインピーダンスを画定することを示している。
領域64における直径りおよびdは領域50におけると同様であり得、そして両 領域において誘電体部材が同一(空気)であるので同一の比Ds/d、を有して いなければならない。しかしながら、好適実施例において、最終コネクタの組立 を簡略化するために、それらはD□およびd、と僅少異なっている。 −領域5 2および62は誘電体スペーサ領域であり、そこにおいて各プラグの内側導電体 と外側導電体の間の空間は誘電体スペーサで充填される。誘電体スペーサはテフ ロンで適当に作成されるが、しかしながら高周波コネクタに使用される周知の多 くの適当な誘電体部材でも作成し得る。誘電体スペーサは、内側導電体を各プラ グの中心に軸方向へ整列して保持するようにコネクタを相互に保持する。
好適なテフロンの誘電率は空気の誘電率よりも大きいので、領域52において( 第3図参照)直径D4、d4は、領域50および同軸ケーブル自体のインピーダ ンスと整合するように領域52内のインピーダンスを維持するよう調整されねば ならない。
従って、領域52において、直径D4、d4は、(ε、、、、。、、) log (D4/d、)=(ε、、、) log(D3/d、)によって選定される。こ の種の一方の領域から他方の領域への誘電率が変化するときの精密な直径りおよ びdの調整は知られている。注目すべき重要な特色は、直径D3からD4への移 行が予測されるような直径d、からd4への移行とは正確な同一面に存在しない ことである。
この内側および外側導電体の移行のズレは、電界線(electricfiel d 1ine)がコネクタに実質的に放射状に配列されている領域においてのみ 上述したインピーダンス式が実測直径りおよびdに対して完全に正確であるので 、必要な調整を経験的に引き出し得る。このことは内径および外径(dおよびD )が急使に変化しないところにのみ生ずる。直径dおよびDが急使に変化して電 界線をそれらの放射状配列から離脱させる領域では、式は完全に正確な結果を与 えない。
内側または外側導電体の面の鋭角的な角付近において、電界線は角に向かって集 中する傾向を示し、かくして「有効」内径および外径d、Dは放射方向に測定さ れた実際の直径から僅少異なっている。
本質的に、「有効J直径d%Dは前記式に当てはめたときに実際の直径DSdの 急使な変化付近における実際のインピーダンスを示す。しかしながら、有効直径 は実際の直径の急使な移行点であっても実際の直径に極めて近似している。実際 の寸法が変化しない領域では、有効直径は実測直径と等しい。通常は実際の直径 がコネクタのインピーダンスを計算するのに使用される。しかしながら、このよ うなコネクタを設計する技術者のほとんどがこの2つを区別しないとしても、有 効直径は制御されねばならない。
この結果、導電体直径が変化する領域を通して一定のインピーダンスを維持する ために、内側および外側導電体の直径変化を、作成される直径変化の程度に基づ いて僅少ズラナごとが必要である。この必要性は同軸コネクタの設計者にとって 周知であり、そして2つの直径変化が同一面で生ずるような理想的状況に細かな 調整を行うことを意味する。この調整は当業界における経験により容易に達成し 得る。
参照番号54および60で示される領域はここにおいて「自由空間」領域として 参照される。領域50におけるように、領域54では、第3図に示されるような 相対的直径D 、5d 塚コネクタの他の部分の特性インピーダンスに整合する ように再び選定される。領域50におけるように、内側導電体46と外側導電体 66の間の誘電体部材は空気であり、従って、比D5/d5は比り、/d。
と同一でなければならない。第2図に示すように、領域54の外側導電体66は 、外側導電体66の自由端部を僅少拡大できるスロット74を有し、それにより その自由端部で第2プラグ44の外側導電体の内側との電気的接続を行う。
領域56において、第1プラグ46の内側導電体は外側導電体66を越えて突出 する。第3図に最も良く示されているように、領域56における内側導電体46 の突出端部は領域56において拡大され、領域54における外径d5よりも大き な外径d6を有する。第2図に明示されるように、内側導電体66は領域56の 手前で停止する。外側シールド導電体40はコネクタを接続したときに信号通路 の一部を形成しない。従って、領域56において直径d6を有する内側導電体4 6の突出部分は、その対応する外側導電体として、領域58において、第2図に 示されるような内径D6を有する第2プラグの外側導電体44を有する。
第2図の第2プラグを参照すると、第1プラグへの第2プラグの同様な作用が示 されている。ここにおいて、信号は第2図の右側から左に向かって流れ、信号は 前述のように同軸ケーブルからコネクタに入り、領域64から領域62に流れ、 次いで領域60へ流れる。これらの領域60〜64の各々は同軸ケーブルおよび 第1プラグの対応する領域50〜54と同一の特性インピーダンスを有する。
ちょうど第1プラグと同様に、第2プラグの内側および外側導電体48.44は 不等長である。第2プラグにおいて、長手側導電体は領域58で内側導電体48 を越えて突出する外側導電体44である。再び、領域56におけるように、突出 領域58において、突出部材、すなわち第2プラグについては外側導電体44が 自由空間60から領域58に移るときに、その精密な直径の変化を有する。外側 導電体44にとって、精密な直径は、領域60での対応するより大きな内径りに 比べて、領域58において縮小された直径D6に変化した内径りである。
好適な実施例において、領域54.56.5gおよび60の全ては実質的に同一 の長さを有し、従って、コネクタを接続するとき、第2プラグの領域58におけ る外側導電体44は、2つの外側導電体66および44が相互に接続するまで、 第1プラグのシールド40の中に滑り込む。この部位付近で、内側導電体46お よび48もまた接続され、コネクタは電気的接続を形成する。
この電気的接続が形成されるときから、コネクタは領域56および58間の重な り合いにより画定される重なり部分を有する。
この領域では、内側導電体46の拡大された突出部分と外側導電体44の縮小さ れた突出部分とは比り、/d6により画定される特性インピーダンスを有する2 つのプラグ間の移行信号通路を形成する。これらの直径はコネクタの他の部分の インピーダンスとのインピーダンス整合を行うように選定され、この整合は、コ ネクタを部分的に係合させた場合であっても、コネクタの長さに沿って一定のイ ンピーダンスを本質的に生ずることである。
コネクタを「はんのわずか(just−barely)J係合した位置から完全 に係合した位置に滑らせるとき、領域56および58間の重なり領域は、外側導 電体44が外側導電体66上を滑るように寸法的に減少され、そして信号通路の 一部として機能するのをやめる。同様に、内側導電体46の突出端部もまた内側 導電体48内に滑り込んで信号通路の一部として機能するのをやめる。
重なり合ったコネクタの長さは、コネクタにとっていかなる所望の許容誤差でも っても適宜に作成できることは明白である。好適な実施例において、領域54. 56.58および60は全て、約0.10インチ(2,5+a+n)の長さであ り、それは前述した適用例のいずれにも生じ得る2つのプラグの係合深さの変化 を補償する以上に十分な寸法である。領域54.56.58および60の好適な 長さは全て、従来の補償設計におけるよりも約10倍大きな補償を提供する。
重なり部分はコネクタの他の部分とのインピーダンス整合を備えた信号通路の一 部を形成するように設計されているので、コネクタを完全に係合してしまう必要 はない。コネクタにとって常に部分的に係合するような適用形体で使用されるこ とは十分に好ましいものである。
第3図および第5図に示すように、内側導電体48の自由端部にはスロット75 を設は得る。この端部は、この場合、内側導電体46の自由端部との電気的接続 を行うように軽く圧縮され得る。第4図および第5図に最も良く示されている全 てのスロットおよびスロット付き部材を圧縮または拡大することは任意であり、 適用形体に合うように適宜に調整し得る。
コネクタの種々の構成要素が製造されるとき、導電性構成要素は、通常、金のよ うな良好な導電性耐酸化性材料でメッキされて組み立てられる。誘電体スペーサ 68.70は接着剤によりまたは外側導電体の表面に軽くクリンプまたは刻み目 をつけることにより保持され得る。
本発明によるコネクタはI GHz以上の周波数で極めて良好に作動し、少なく とも18 GHzでの試験にも適合した。
第7図は参照番号76.78.80で示す本発明の複数のコネクタを示す。各コ ネクタの第1プラグはコネクタ・ブロック82に装着されそして第2プラグはコ ネクタ・ブロック84に装着される。典型的に、コネクタ・ブロック82は電子 機器の背面に装着され、そしてコネクタ・ブロック84は電子機器が挿着される フレームの後部に挿着され、それにより、コネクタは電子機器をフレームに配設 したときに接続される。
第7図に示すように、コネクタ76および80が完全に係合しているにもかかわ らず、コネクタ78は配列ミスや製造誤差などによって部分的にのみ係合するよ うに示されている。
従って、参照番号86で示される領域は、従来のコネクタの場合では、コネクタ 78全体のインピーダンス不整合を生ずる隙間となるが、しかしながら、本発明 のコネクタにおいては、これは信号通路の一部を形成するように設計された重な り領域であり、コネクタの他の部分および伝送線路のインピーダンスと整合した 特性インピーダンスを備えている。
国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1プラグと第2プラグとから構成され、第1プラグは第2プラグに接続す るための自由端部と、内側導電体と、外側導電体と、それらの間の誘電体スペー サとを有し、第1プラグの内側および外側導電体は自由端部で一方が他方を越え て突出するように不等長であり、 第2プラグは第1プラグに接続するための自由端部と、内側導電体と、外側導電 体と、それらの間の誘電体スペーサとを有し、第2プラグの内側および外側導電 体はまた自由端部に第1プラグの内側および外側導電体に接続するように不等長 であり、第1および第2プラグからの長手側内側導電体および長手側外側導電体 はコネクタを最初に電気的に接続するときに相互に重なり合って重なり領域を画 定するように部分的にのみ係合し、重なり領域において、内側導電体の有効外径 (「d」とする)、外側導電体の有効内径(「D」とする)およびそれらの間の 媒体の誘電率(「ε」とする)が、式、 Z=138(ε)−1/21og(D/d)ここにおいて、Zはインピーダンス であり、プラグを最初の電気的接続で部分的に係合する位置から完全に係合する 位置へ移動するようなコネクタの長さに沿って実質的に一定であることを、部分 的に係合されたコネクタの軸に沿って満足するように、内側および外側導電体を 形状づけられかつスペーサの誘電体部材を選定される ことを特徴とする同軸電気的コネクタ。
  2. 2.第1プラグは長手側内側導電体を備えそして第2プラグは長手側外側導電体 を備え、前記長手側内側導電体は第1プラグの外側導電体を越えて突出する領域 において第1プラグの該外側導電体で囲まれる領域におけるよりも大きな直径を 有し、前記長手側外側導電体は第2プラグの内側導電体を越えて突出する領域に おいて第2プラグの該内側導電体を囲む領域におけるよりも小さな内径を有する ことを特徴とする請求項1に記載の電気的コネクタ。
  3. 3.第1プラグの外側導電体は第2プラグの外側導電体の内部と接続するように その自由端部にスロットを付けられて僅少拡大されることを特徴とする請求項2 に記載の電気的コネクタ。
  4. 4.第2プラグの内側導電体は第1プラグの内側導電体の伸延部と接続するよう にその自由端部にスロットを付けられて僅少圧縮されることを特徴とする請求項 2に記載の電気的コネクタ。
  5. 5.第1プラグの内側導電体の拡大された突出部分は第2プラグの外側導電体の 突出部分の長さと実質的に同一であることを特徴とする請求項2に記載の電気的 コネクタ。
  6. 6.誘電体スペーサはテフロンで形成されることを特徴とする請求項1に記載の 電気的コネクタ。
  7. 7.第1プラグの自由端部を実質的に取り囲み、そしてプラグを係合したときに 第2プラグの外側導電体の自由端部を実質的に取り囲んで共作動するように形成 された電気的に導電性のシールドを更に備えていることを特徴とする請求項1に 記載の電気的コネクタ。
  8. 8.シールドはその自由端部に第2プラグの外部と接続するようにスロットを付 けられて僅少圧縮されることを特徴とする請求項7に記載の電気的コネクタ。
  9. 9.重なり部分はコネクタを完全に接続したときであっても信号通路の一部を形 成することを特徴とする請求項1に記載の電気的コネクタ。
  10. 10.複数の請求項1に記載の電気的コネクタから構成され、各コネクタの少な くともプラグの一方がコネクタ・ブロックに装着されることを特徴する複数のコ ネクタ。
  11. 11.各コネクタの両プラグは対応するコネクタ・ブロックに装着され、全ての コネクタは実質的に同時に接続および切離しされることを特徴とする請求項10 に記載の複数のコネクタ。
JP63508703A 1987-10-15 1988-10-07 定インピーダンス高周波用同軸コネクタ Granted JPH02501690A (ja)

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