JPH0251926B2 - - Google Patents
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- JPH0251926B2 JPH0251926B2 JP56038374A JP3837481A JPH0251926B2 JP H0251926 B2 JPH0251926 B2 JP H0251926B2 JP 56038374 A JP56038374 A JP 56038374A JP 3837481 A JP3837481 A JP 3837481A JP H0251926 B2 JPH0251926 B2 JP H0251926B2
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- Japan
- Prior art keywords
- polybutadiene
- polymer
- hydrogenated
- copolymer
- hexamethylene diamine
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- Polyamides (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
Description
本発明は新規な共重合ポリアミド樹脂に関す
る。 ポリアミド樹脂は繊維はじめ広範な用途に用い
られているが、主に成形品として用いられる場合
の大きな欠点として水分によつて寸法、物性が大
きく変わることがあげられる。 本発明者は、水分の影響の少い、即ち吸水率の
低いポリアミド樹脂を得るべく鋭意探索研究した
結果、既に両末端がカルボン酸基又はアミノ基で
あるポリブタジエン又はブタジエン共重合体が、
一般に用いられているポリアミド樹脂モノマーと
共重合することを見出し、更にその共重合体の吸
水率が低いことを見出した(特願昭55−123135)。 しかしながら、この共重合ポリアミドは比較的
熱によつて変質し易く、このため2つの欠点を有
する。1つは、重合時、変質を避けるため温度を
下げる等特別の配慮を要することと、更に1つ
は、高温雰囲気での使用により短期間に脆化する
ことである。 本発明の目的は、水分の影響が少く、かつ熱安
定の改良された新規共重合ポリアミドを提供する
ことにある。 本発明者は、ポリブタジエン又はブタジエン共
重合体との共重合ポリアミドの熱安定性の劣る原
因が、その二重結合にあると考え、鋭意検討を重
ねた結果、両末端がカルボン酸基又はアミノ基で
ある二重結合に水素添加されたポリブタジエンが
一般に用いられているポリアミド樹脂モノマーと
共重合することを見出し、更にその共重合体の吸
水率が低く、熱安定性が良好であることを見出し
て本発明に到つたものである。即ち、本発明は下
記一般式(1)又は(2)で表わされる繰返し単位を一種
以上有するポリアミド高分子成分99〜5重量部と
両末端がカルボン酸基又はアミノ基である平均分
子量500〜10000の二重結合に水素添加されたポリ
ブタジエン成分1〜95重量部を共重合してなる吸
水率が低く、熱安定性の良好な新規共重合ポリア
ミド樹脂を提供するものである。 −NH(CH2)oCO− (1) (式中、nは5〜11の整数) −NHXNHCOYCO− (2) (式中、XはCnH2n(mは6〜12の整数)、イソホ
ロン基、フエニレン基又はシクロヘキシレン基を
表わし、YはClH2l(lは4〜10の整数)、フエニ
レン基又はシクロヘキシレン基を表わす) 本発明の共重合ポリアミドは低吸水率であり、
水分による寸法、物性の変化が少く、かつ熱安定
性が良好であるため、射出・押出等による成形品
に好適に用いられる。又、この共重合体は吸水率
の低い熱接着剤としても用いられ得る。更に、こ
の共重合体中、二重結合に水素添加されたポリブ
タジエンの量が30重量%以上のものは柔軟であ
り、かつ耐衝撃性に優れるため、柔軟性を要求さ
れる用途または衝撃改良剤として有利に用いられ
得る。 本発明の共重合ポリアミドのポリアミド高分子
成分を構成する単量体としては、たとえば、カプ
ロラクタム、ラウリルラクタム、11アミノウンデ
カン酸、12アミノドデカン酸、ヘキサメチレンア
ジパミド、ヘキサメチレンセパシミド、ヘキサメ
チレンドデカミド等の外、テレフタル酸、シクロ
ヘキサンジカルボン酸等の環を有する二塩基酸の
ジアミン塩、フエニレンジアミン、シクロヘキサ
ンジアミン、イソホロンジアミン等のジアミンの
二塩基酸塩等があげられる。 両末端がカルボン酸基又はアミノ基である二重
結合に水素添加されたポリブタジエンは、両末端
がカルボン酸基又はアミノ基であるポリブタジエ
ンを水添して製造される。水添されるポリブタジ
エンは1,2結合、1,4トランス結合、1,4
シス結合等いかなる結合を含んでいてもよいが、
水素添加の容易さからは1,2結合の割合の多い
ことが望ましい。水素添加を完全に行うことは技
術的に困難であり、従つて水素添加率70%以上の
ポリブタジエンが好適に用いられ、水素添加率90
%以上のポリブタジエンが更に好適に用いられ
る。ポリブタジエンの両末端を100%カルボン酸
化又はアミノ化することは技術的に困難であり、
従つて水添されたポリブタジエンの末端も100%
カルボン酸基又はアミノ基とはなり難い。カルボ
ン酸末端率又はアミノ末端率60%以上の水添され
たポリブタジエンが好適に用いられ、同末端率75
%以上の水添されたポリブタジエンが更に好適に
用いられる。水添されたポリブタジエンの分子量
が500未満であると吸水性を低下させる効果が少
く、10000より大きいと物性的に望ましいものが
得難い。 本発明の共重合ポリアミド樹脂においてポリア
ミド高分子成分が99重量部を越えると各性質が水
添されたポリブタジエンを含まないポリアミドと
ほヾ同じとなり、又水添されたポリブタジエン成
分が95重量部を越えると、水添されたポリブタジ
エンとほゞ同等の性質となるため、何れも好まし
くない。 本発明の共重合ポリアミド樹脂を得るための共
重合方法は縮重合、又は開環重合のいずれでも良
い。 なお、共重合体の分子量を調整するために水添
されたポリブタジエンのモル数を考慮して、ジア
ミン又はジカルボン酸を添加することができる。 ジアミンとしては、たとえばヘキサメチレンジ
アミン、ドデカメチレンジアミンのようなアルキ
レンジアミン、たとえばシクロヘキサンジアミン
のような脂環族ジアミン、たとえばフエニレンジ
アミンのような芳香族ジアミン、あるいはイソホ
ロンジアミン等が用いられ得る。 ジカルボン酸としてはアジピン酸、セバシン
酸、ドデカン二酸のような脂肪族ジカルボン酸、
脂環族カルボン酸、フタル酸のような芳香族ジカ
ルボン酸が用いられ得る。 次に本発明を実施例について説明する。 実施例 1 12アミノドデカン酸76.40g、ヘキサメチレンジ
アミン1.57g、両末端カルボン酸水素添加ポリブ
タジエン(1,2ビニル結合80%以上のポリブタ
ジエンを98%水添、末端カルボン酸基濃度
0.935meg/g)28.92gを500ml三角フラスコに入
れ、三角フラスコ中に窒素を流しながらこれを
250℃に加熱した。12アミノドデカン酸の溶融と
共に縮合が始まり、水分が泡となつて出てくる。
250℃で3時間加熱した後冷却して三角フラスコ
を割り、重合物を取り出した。淡黄色半透明で衝
撃に強い重合体が得られた。この重合体はナイロ
ン12成分/水添ポリブタジエン−ヘキサメチレン
ジアミン縮合体成分の比率が70/30に相当する。 この重合体をメタクレゾールに溶解して0.5%
溶液とし、オストワルド粘度計により25℃に於け
る相対粘度を測定すると1.43であつた。この重合
体をプレス成形により平板として40℃水中に10日
間浸漬後、デユポン式水分計により吸水率を測定
すると1.21%であつた。 また、DSC(Differential Scanning Calori−
metar)によつて測定した融点は172℃であつた。 なお、ナイロン12ホモポリマーを同様の方法に
より測定すると、吸水率1.6%、融点178℃であつ
た。 実施例 2 12アミノドデカン酸49.11g、ヘキサメチレンジ
アミン0.26g、実施例1で用いた水添ポリブタジ
エン4.82gを300ml三角フラスコに仕込み、実施例
1と同様にして重合を行い、冷却後重合物を取り
出した。淡黄色半透明で硬くて耐衝撃性のある重
合体が得られた。この重合体はナイロン12成分/
水添ポリブタジエン−ヘキサメチレンジアミン縮
合体成分の比率が90/10に相当する。 この重合体を実施例1と同様にして測定した結
果、相対粘度1.70、吸水率1.49%、融点176℃で
あつた。 実施例 3 12アミノドデカン酸54.57g、ヘキサメチレンジ
アミン2.61g、実施例1で用いた水添ポリブタジ
エン48.20gを500ml、セパラブルフラスコに仕込
み窒素を流し、撹拌しながら220℃で2時間加熱
した。淡黄色でほとんど透明の柔軟な重合体が得
られた。この重合体はナイロン12成分/水添ポリ
ブタジエン−ヘキサメチレンジアミン縮合体成分
の比率が50/50に相当する。 この重合体を実施例1と同様にして測定した結
果、相対粘度1.30、吸水率1.07、融点167℃であ
つた。 実施例 4 12アミノドデカン酸32.74g、ヘキサメチレンジ
アミン3.66g、実施例1で用いた水添ポリブタジ
エン67.48gを500mlセパラブルフラスコに仕込み、
実施例3と同様に重合を行つた。淡黄色で極めて
柔軟な重合体が得られた。 この重合体はナイロン12成分/水添ポリブタジ
エン−ヘキサメチレンジアミン縮合体成分の比率
が30/70に相当する。 この重合体を実施例1と同様にして測定した結
果、相対粘度1.18、吸水率0.95、融点155℃であ
つた。 実施例 5 εカプロラクタム81g、εアミノカプロン酸
10.43g、ヘキサメチレンジアミン0.52g、実施例
1で用いた水添ポリブタジエン9.64gを500mlフラ
スコに仕込み、窒素を流し、撹拌し乍ら、180℃
で30分加熱し、1時間かけて250℃に昇温し、250
℃で4時間加熱を続けた。淡黄色半透明の重合体
が得られた。 この重合体を液体窒素中で粉砕後、60℃温水で
24時間抽出すると、抽出減量は約5%であつた。
抽出物はほとんどカプロラクタムと推定されるた
め、この重合体は、ナイロン6成分/水添ポリブ
タジエン−ヘキサメチレンジアミン縮合体成分の
比率がほぼ85/10に相当する共重合体である。 抽出後の共重合体は、プレス成形により強靭な
シートに成形できた。 この共重合体をメタクレゾールに溶解すると、
均一な溶液が得られた。0.5%メタクレゾール溶
液の25℃に於ける相対粘度は1.62であつた。こ共
重合体のDSCによつて測定した融点は214℃であ
つた。一方、水添ポリブタジエンとヘキサメチレ
ンジアミンを除いて、本実施例と同様に重合し、
水抽出した重合体ナイロン6ホモポリマーの融点
は216℃であつた。 共重合体およびナイロン6ホモポリマーの元素
分析を行うと表−1のような結果となつた。
る。 ポリアミド樹脂は繊維はじめ広範な用途に用い
られているが、主に成形品として用いられる場合
の大きな欠点として水分によつて寸法、物性が大
きく変わることがあげられる。 本発明者は、水分の影響の少い、即ち吸水率の
低いポリアミド樹脂を得るべく鋭意探索研究した
結果、既に両末端がカルボン酸基又はアミノ基で
あるポリブタジエン又はブタジエン共重合体が、
一般に用いられているポリアミド樹脂モノマーと
共重合することを見出し、更にその共重合体の吸
水率が低いことを見出した(特願昭55−123135)。 しかしながら、この共重合ポリアミドは比較的
熱によつて変質し易く、このため2つの欠点を有
する。1つは、重合時、変質を避けるため温度を
下げる等特別の配慮を要することと、更に1つ
は、高温雰囲気での使用により短期間に脆化する
ことである。 本発明の目的は、水分の影響が少く、かつ熱安
定の改良された新規共重合ポリアミドを提供する
ことにある。 本発明者は、ポリブタジエン又はブタジエン共
重合体との共重合ポリアミドの熱安定性の劣る原
因が、その二重結合にあると考え、鋭意検討を重
ねた結果、両末端がカルボン酸基又はアミノ基で
ある二重結合に水素添加されたポリブタジエンが
一般に用いられているポリアミド樹脂モノマーと
共重合することを見出し、更にその共重合体の吸
水率が低く、熱安定性が良好であることを見出し
て本発明に到つたものである。即ち、本発明は下
記一般式(1)又は(2)で表わされる繰返し単位を一種
以上有するポリアミド高分子成分99〜5重量部と
両末端がカルボン酸基又はアミノ基である平均分
子量500〜10000の二重結合に水素添加されたポリ
ブタジエン成分1〜95重量部を共重合してなる吸
水率が低く、熱安定性の良好な新規共重合ポリア
ミド樹脂を提供するものである。 −NH(CH2)oCO− (1) (式中、nは5〜11の整数) −NHXNHCOYCO− (2) (式中、XはCnH2n(mは6〜12の整数)、イソホ
ロン基、フエニレン基又はシクロヘキシレン基を
表わし、YはClH2l(lは4〜10の整数)、フエニ
レン基又はシクロヘキシレン基を表わす) 本発明の共重合ポリアミドは低吸水率であり、
水分による寸法、物性の変化が少く、かつ熱安定
性が良好であるため、射出・押出等による成形品
に好適に用いられる。又、この共重合体は吸水率
の低い熱接着剤としても用いられ得る。更に、こ
の共重合体中、二重結合に水素添加されたポリブ
タジエンの量が30重量%以上のものは柔軟であ
り、かつ耐衝撃性に優れるため、柔軟性を要求さ
れる用途または衝撃改良剤として有利に用いられ
得る。 本発明の共重合ポリアミドのポリアミド高分子
成分を構成する単量体としては、たとえば、カプ
ロラクタム、ラウリルラクタム、11アミノウンデ
カン酸、12アミノドデカン酸、ヘキサメチレンア
ジパミド、ヘキサメチレンセパシミド、ヘキサメ
チレンドデカミド等の外、テレフタル酸、シクロ
ヘキサンジカルボン酸等の環を有する二塩基酸の
ジアミン塩、フエニレンジアミン、シクロヘキサ
ンジアミン、イソホロンジアミン等のジアミンの
二塩基酸塩等があげられる。 両末端がカルボン酸基又はアミノ基である二重
結合に水素添加されたポリブタジエンは、両末端
がカルボン酸基又はアミノ基であるポリブタジエ
ンを水添して製造される。水添されるポリブタジ
エンは1,2結合、1,4トランス結合、1,4
シス結合等いかなる結合を含んでいてもよいが、
水素添加の容易さからは1,2結合の割合の多い
ことが望ましい。水素添加を完全に行うことは技
術的に困難であり、従つて水素添加率70%以上の
ポリブタジエンが好適に用いられ、水素添加率90
%以上のポリブタジエンが更に好適に用いられ
る。ポリブタジエンの両末端を100%カルボン酸
化又はアミノ化することは技術的に困難であり、
従つて水添されたポリブタジエンの末端も100%
カルボン酸基又はアミノ基とはなり難い。カルボ
ン酸末端率又はアミノ末端率60%以上の水添され
たポリブタジエンが好適に用いられ、同末端率75
%以上の水添されたポリブタジエンが更に好適に
用いられる。水添されたポリブタジエンの分子量
が500未満であると吸水性を低下させる効果が少
く、10000より大きいと物性的に望ましいものが
得難い。 本発明の共重合ポリアミド樹脂においてポリア
ミド高分子成分が99重量部を越えると各性質が水
添されたポリブタジエンを含まないポリアミドと
ほヾ同じとなり、又水添されたポリブタジエン成
分が95重量部を越えると、水添されたポリブタジ
エンとほゞ同等の性質となるため、何れも好まし
くない。 本発明の共重合ポリアミド樹脂を得るための共
重合方法は縮重合、又は開環重合のいずれでも良
い。 なお、共重合体の分子量を調整するために水添
されたポリブタジエンのモル数を考慮して、ジア
ミン又はジカルボン酸を添加することができる。 ジアミンとしては、たとえばヘキサメチレンジ
アミン、ドデカメチレンジアミンのようなアルキ
レンジアミン、たとえばシクロヘキサンジアミン
のような脂環族ジアミン、たとえばフエニレンジ
アミンのような芳香族ジアミン、あるいはイソホ
ロンジアミン等が用いられ得る。 ジカルボン酸としてはアジピン酸、セバシン
酸、ドデカン二酸のような脂肪族ジカルボン酸、
脂環族カルボン酸、フタル酸のような芳香族ジカ
ルボン酸が用いられ得る。 次に本発明を実施例について説明する。 実施例 1 12アミノドデカン酸76.40g、ヘキサメチレンジ
アミン1.57g、両末端カルボン酸水素添加ポリブ
タジエン(1,2ビニル結合80%以上のポリブタ
ジエンを98%水添、末端カルボン酸基濃度
0.935meg/g)28.92gを500ml三角フラスコに入
れ、三角フラスコ中に窒素を流しながらこれを
250℃に加熱した。12アミノドデカン酸の溶融と
共に縮合が始まり、水分が泡となつて出てくる。
250℃で3時間加熱した後冷却して三角フラスコ
を割り、重合物を取り出した。淡黄色半透明で衝
撃に強い重合体が得られた。この重合体はナイロ
ン12成分/水添ポリブタジエン−ヘキサメチレン
ジアミン縮合体成分の比率が70/30に相当する。 この重合体をメタクレゾールに溶解して0.5%
溶液とし、オストワルド粘度計により25℃に於け
る相対粘度を測定すると1.43であつた。この重合
体をプレス成形により平板として40℃水中に10日
間浸漬後、デユポン式水分計により吸水率を測定
すると1.21%であつた。 また、DSC(Differential Scanning Calori−
metar)によつて測定した融点は172℃であつた。 なお、ナイロン12ホモポリマーを同様の方法に
より測定すると、吸水率1.6%、融点178℃であつ
た。 実施例 2 12アミノドデカン酸49.11g、ヘキサメチレンジ
アミン0.26g、実施例1で用いた水添ポリブタジ
エン4.82gを300ml三角フラスコに仕込み、実施例
1と同様にして重合を行い、冷却後重合物を取り
出した。淡黄色半透明で硬くて耐衝撃性のある重
合体が得られた。この重合体はナイロン12成分/
水添ポリブタジエン−ヘキサメチレンジアミン縮
合体成分の比率が90/10に相当する。 この重合体を実施例1と同様にして測定した結
果、相対粘度1.70、吸水率1.49%、融点176℃で
あつた。 実施例 3 12アミノドデカン酸54.57g、ヘキサメチレンジ
アミン2.61g、実施例1で用いた水添ポリブタジ
エン48.20gを500ml、セパラブルフラスコに仕込
み窒素を流し、撹拌しながら220℃で2時間加熱
した。淡黄色でほとんど透明の柔軟な重合体が得
られた。この重合体はナイロン12成分/水添ポリ
ブタジエン−ヘキサメチレンジアミン縮合体成分
の比率が50/50に相当する。 この重合体を実施例1と同様にして測定した結
果、相対粘度1.30、吸水率1.07、融点167℃であ
つた。 実施例 4 12アミノドデカン酸32.74g、ヘキサメチレンジ
アミン3.66g、実施例1で用いた水添ポリブタジ
エン67.48gを500mlセパラブルフラスコに仕込み、
実施例3と同様に重合を行つた。淡黄色で極めて
柔軟な重合体が得られた。 この重合体はナイロン12成分/水添ポリブタジ
エン−ヘキサメチレンジアミン縮合体成分の比率
が30/70に相当する。 この重合体を実施例1と同様にして測定した結
果、相対粘度1.18、吸水率0.95、融点155℃であ
つた。 実施例 5 εカプロラクタム81g、εアミノカプロン酸
10.43g、ヘキサメチレンジアミン0.52g、実施例
1で用いた水添ポリブタジエン9.64gを500mlフラ
スコに仕込み、窒素を流し、撹拌し乍ら、180℃
で30分加熱し、1時間かけて250℃に昇温し、250
℃で4時間加熱を続けた。淡黄色半透明の重合体
が得られた。 この重合体を液体窒素中で粉砕後、60℃温水で
24時間抽出すると、抽出減量は約5%であつた。
抽出物はほとんどカプロラクタムと推定されるた
め、この重合体は、ナイロン6成分/水添ポリブ
タジエン−ヘキサメチレンジアミン縮合体成分の
比率がほぼ85/10に相当する共重合体である。 抽出後の共重合体は、プレス成形により強靭な
シートに成形できた。 この共重合体をメタクレゾールに溶解すると、
均一な溶液が得られた。0.5%メタクレゾール溶
液の25℃に於ける相対粘度は1.62であつた。こ共
重合体のDSCによつて測定した融点は214℃であ
つた。一方、水添ポリブタジエンとヘキサメチレ
ンジアミンを除いて、本実施例と同様に重合し、
水抽出した重合体ナイロン6ホモポリマーの融点
は216℃であつた。 共重合体およびナイロン6ホモポリマーの元素
分析を行うと表−1のような結果となつた。
【表】
実施例 6
ドデカン二酸/ヘキサメチレンジアミン塩
89.29g、ヘキサメチレンジアミン1.03g、実施例
1で用いた水添ポリブタジエン19.29gを500mlフ
ラスコに仕込み、窒素を流し、撹拌し乍ら、200
℃で30分加熱、内容物を溶融させ、30分かけて
徐々に240℃に昇温した。240℃で2時間加熱した
後、260℃で更に2時間加熱し、淡黄色半透明の
重合体が得られた。 この重合体はナイロン612成分/水添ポリブタ
ジエン−ヘキサメチレンジアミン縮合体成分の比
率が80/20に相当する共重合体である。 この重合体はプレス成形により強靭なシートに
成形できた。 この共重合体をメタクレゾールに溶解すると、
均一な溶液が得られた。0.5%メタクレゾール溶
液の25℃に於ける相対粘度は1.63であつた。この
共重合体のDSCによつて測定した融点は212℃で
あつた。一方、水添ポリブタジエンとヘキサメチ
レンジアミンを除いて、本実施例と同様に重合し
た重合体ナイロン612ホモポリマーの融点は217℃
であつた。 共重合体およびナイロン612ホモポリマーの元
素分析を行うと表−2のような結果となつた。
89.29g、ヘキサメチレンジアミン1.03g、実施例
1で用いた水添ポリブタジエン19.29gを500mlフ
ラスコに仕込み、窒素を流し、撹拌し乍ら、200
℃で30分加熱、内容物を溶融させ、30分かけて
徐々に240℃に昇温した。240℃で2時間加熱した
後、260℃で更に2時間加熱し、淡黄色半透明の
重合体が得られた。 この重合体はナイロン612成分/水添ポリブタ
ジエン−ヘキサメチレンジアミン縮合体成分の比
率が80/20に相当する共重合体である。 この重合体はプレス成形により強靭なシートに
成形できた。 この共重合体をメタクレゾールに溶解すると、
均一な溶液が得られた。0.5%メタクレゾール溶
液の25℃に於ける相対粘度は1.63であつた。この
共重合体のDSCによつて測定した融点は212℃で
あつた。一方、水添ポリブタジエンとヘキサメチ
レンジアミンを除いて、本実施例と同様に重合し
た重合体ナイロン612ホモポリマーの融点は217℃
であつた。 共重合体およびナイロン612ホモポリマーの元
素分析を行うと表−2のような結果となつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式(1)又は(2)で表わされる繰返し単
位を一種以上有するポリアミド高分子成分99〜5
重量部と両末端がカルボン酸基、又はアミノ基で
ある平均分子量500〜10000の二重結合に70%以上
水素添加されたポリブタジエン成分1〜95重量部
を共重合してなる新規共重合ポリアミド樹脂。 −NH(CH2)oCO− (1) (式中、nは5〜11の整数) −NHXNHCOYCO− (2) (式中、XはCnH2n(mは6〜12の整数)、イソホ
ロン基、フエニレン基又はシクロヘキシレン基を
表わし、YはClH2l(lは4〜10の整数)、フエニ
レン基又はシクロヘキシレン基を表わす)
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3837481A JPS57151622A (en) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | Interpolyamide resin |
| PCT/JP1982/000068 WO1982003219A1 (en) | 1981-03-16 | 1982-03-16 | Copolymerized polyamide resin |
| DE8282900827T DE3278735D1 (en) | 1981-03-16 | 1982-03-16 | Copolymerized polyamide resin |
| US06/651,633 US4555566A (en) | 1981-03-16 | 1982-03-16 | Copolymer polyamide resin containing polyolefin moiety |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3837481A JPS57151622A (en) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | Interpolyamide resin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57151622A JPS57151622A (en) | 1982-09-18 |
| JPH0251926B2 true JPH0251926B2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=12523502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3837481A Granted JPS57151622A (en) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | Interpolyamide resin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57151622A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59202220A (ja) * | 1983-05-02 | 1984-11-16 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 共重合ポリアミドの製法 |
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1981
- 1981-03-16 JP JP3837481A patent/JPS57151622A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57151622A (en) | 1982-09-18 |
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