JPH0253064B2 - - Google Patents
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- JPH0253064B2 JPH0253064B2 JP7835487A JP7835487A JPH0253064B2 JP H0253064 B2 JPH0253064 B2 JP H0253064B2 JP 7835487 A JP7835487 A JP 7835487A JP 7835487 A JP7835487 A JP 7835487A JP H0253064 B2 JPH0253064 B2 JP H0253064B2
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Flow Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
この発明は、麻酔方法とその装置に関するもの
である。
である。
さらに詳しくは、この発明は、気体麻酔剤とと
もに揮発性麻酔剤を用いるバランス麻酔におい
て、気化潜熱、液温などによる影響のない高精
度・高速応答性で、再現性に優れた麻酔方法と、
そのための計算機制御による麻酔装置に関するも
のである。
もに揮発性麻酔剤を用いるバランス麻酔におい
て、気化潜熱、液温などによる影響のない高精
度・高速応答性で、再現性に優れた麻酔方法と、
そのための計算機制御による麻酔装置に関するも
のである。
(背景技術)
従来、吸入麻酔には、笑気・酸素などの気体麻
酔剤を用いる方法やさらにハロセンなどの揮発性
麻酔剤を併用したバランス麻酔の方法が知られて
いる。
酔剤を用いる方法やさらにハロセンなどの揮発性
麻酔剤を併用したバランス麻酔の方法が知られて
いる。
これらの従来の麻酔方法においては、各麻酔剤
成分の濃度調節に機械的回転部を有するロタ・メ
ーターや専用の気化器が用いられてきている。こ
れら装置の場合には、パルス・モーターを用いて
制御することも提案されているが、装置の互換性
に乏しいなどの理由から装置の自動化を図ること
が困難であつた。
成分の濃度調節に機械的回転部を有するロタ・メ
ーターや専用の気化器が用いられてきている。こ
れら装置の場合には、パルス・モーターを用いて
制御することも提案されているが、装置の互換性
に乏しいなどの理由から装置の自動化を図ること
が困難であつた。
また、従来の気化器の場合には、揮発性麻酔剤
によつて飽和した一定温度の蒸気を得て、その蒸
気を所要の濃度に希釈する方式が採用されてきて
いる。この場合には、気化効率は気化室内の麻酔
剤の液温と蒸気圧曲線、気化潜熱とその補償、通
過気流量とその温度、蒸発面積などに影響される
が、従来の方法および装置の場合には、気化潜熱
および液温の変化による影響を補償する機構が十
分に動作しないことが多い。
によつて飽和した一定温度の蒸気を得て、その蒸
気を所要の濃度に希釈する方式が採用されてきて
いる。この場合には、気化効率は気化室内の麻酔
剤の液温と蒸気圧曲線、気化潜熱とその補償、通
過気流量とその温度、蒸発面積などに影響される
が、従来の方法および装置の場合には、気化潜熱
および液温の変化による影響を補償する機構が十
分に動作しないことが多い。
このため、麻酔剤の供給には、従来の方法にお
いては精度が期待できず、安定供給・再現性に欠
けるという重大な問題があつた。しかも、自動制
御が困難であることにより、高速応答性はもとよ
り、精度向上も期待することができなかつた。
いては精度が期待できず、安定供給・再現性に欠
けるという重大な問題があつた。しかも、自動制
御が困難であることにより、高速応答性はもとよ
り、精度向上も期待することができなかつた。
(発明の目的)
この発明は、以上の通りの事情を鑑みてなされ
たものであり、従来の方法および装置の欠点を改
善し、揮発性麻酔剤の任意選択使用が可能であつ
て、温度、圧力等の環境変化に対しても安定で、
高速応答、高精度、高再現性を有する新規な麻酔
方法とその装置に関するものである。
たものであり、従来の方法および装置の欠点を改
善し、揮発性麻酔剤の任意選択使用が可能であつ
て、温度、圧力等の環境変化に対しても安定で、
高速応答、高精度、高再現性を有する新規な麻酔
方法とその装置に関するものである。
(発明の開示)
この発明の麻酔方法は、上記の目的を実現する
ために、揮発性麻酔剤を用いるバランス麻酔にお
いて、該揮発性麻酔剤を質量流量により蒸発量制
御することを特徴としている。
ために、揮発性麻酔剤を用いるバランス麻酔にお
いて、該揮発性麻酔剤を質量流量により蒸発量制
御することを特徴としている。
また、この発明の麻酔装置は、気体麻酔剤およ
び酸素の供給系、およびその供給を制御するマス
フローコントローラーと、揮発性麻酔剤の蒸発器
と質量流量により蒸発量を制御する質量流量型蒸
発量コントローラーとからなり、該質量流量型蒸
発量コントローラーによりキヤリアガス流量の調
節によつて揮発性麻酔剤の蒸発量を自動制御して
なることを特徴としている。
び酸素の供給系、およびその供給を制御するマス
フローコントローラーと、揮発性麻酔剤の蒸発器
と質量流量により蒸発量を制御する質量流量型蒸
発量コントローラーとからなり、該質量流量型蒸
発量コントローラーによりキヤリアガス流量の調
節によつて揮発性麻酔剤の蒸発量を自動制御して
なることを特徴としている。
図面に沿つてこの発明を詳しく説明する。
第1図は、この発明の方法の一例を示した装置
図である。この例おいては、麻酔装置は、揮発性
吸入麻酔剤(たとえばハロセン)の蒸発量制御の
ための質量流量型蒸発量コントローラー(VSC)
1、揮発性麻酔剤の蒸発器2、気体麻酔剤として
の笑気(N2O)および酸素の供給系3,5、お
よび換気増大用のCO2の供給系4と、その供給を
制御するマスフローコントローラー6,7,8、
さらにこれら全体を制御するパーソナルコンピユ
ータ(PC)9および呼吸回路とから構成されて
いる。
図である。この例おいては、麻酔装置は、揮発性
吸入麻酔剤(たとえばハロセン)の蒸発量制御の
ための質量流量型蒸発量コントローラー(VSC)
1、揮発性麻酔剤の蒸発器2、気体麻酔剤として
の笑気(N2O)および酸素の供給系3,5、お
よび換気増大用のCO2の供給系4と、その供給を
制御するマスフローコントローラー6,7,8、
さらにこれら全体を制御するパーソナルコンピユ
ータ(PC)9および呼吸回路とから構成されて
いる。
質量流量型蒸発量コントローラー(VSC)1
には、バルブを介して酸素ガス供給系5から酸素
がキヤリアガスとして流通され、蒸発器2へ導入
される。
には、バルブを介して酸素ガス供給系5から酸素
がキヤリアガスとして流通され、蒸発器2へ導入
される。
この質量流量型蒸発量コントローラー1の出入
力としては、揮発性麻酔剤の液体材料分時蒸発設
定値(ソース入力)および実際の分時蒸発量(ソ
ース入力)、キヤリアガス流量出力・濃度出力が
ある。これらはすべて電圧信号として統御され
る。コントローラー1は、液体材料蒸発量が設定
値になるようにキヤリアガス流量を自動的に調整
する。このため、蒸発器2には、従来の気化器に
あるような温度調節機構および分流機構が必要で
ない。
力としては、揮発性麻酔剤の液体材料分時蒸発設
定値(ソース入力)および実際の分時蒸発量(ソ
ース入力)、キヤリアガス流量出力・濃度出力が
ある。これらはすべて電圧信号として統御され
る。コントローラー1は、液体材料蒸発量が設定
値になるようにキヤリアガス流量を自動的に調整
する。このため、蒸発器2には、従来の気化器に
あるような温度調節機構および分流機構が必要で
ない。
この質量流量型蒸発量コントローラー1の構造
をさらに詳しく示したものが第2図である。
をさらに詳しく示したものが第2図である。
キヤリアガス流量は、マスフローセンサー10
で測定され、さらに濃度センサー11のリフアレ
ンス部を通り、蒸発器2に送気される。この蒸発
器2では、揮発性麻酔剤の蒸気を含んだ混合ガス
となり、再び濃度センサー11により混合ガス中
の麻酔剤の濃度が測定され、濃度信号が出力され
る。麻酔剤の蒸発質量は、この濃度信号(S/S
+C)とキヤリアガス流量信号Cから算出され、
ソース信号Sとして出力される。
で測定され、さらに濃度センサー11のリフアレ
ンス部を通り、蒸発器2に送気される。この蒸発
器2では、揮発性麻酔剤の蒸気を含んだ混合ガス
となり、再び濃度センサー11により混合ガス中
の麻酔剤の濃度が測定され、濃度信号が出力され
る。麻酔剤の蒸発質量は、この濃度信号(S/S
+C)とキヤリアガス流量信号Cから算出され、
ソース信号Sとして出力される。
計算機(パーソナルコンピユータ)9には、ア
ナログ出力・アナログ入力およひデイジタル出力
機構が装備されている。
ナログ出力・アナログ入力およひデイジタル出力
機構が装備されている。
質量流量型蒸発量コントローラー1の設定電圧
およびマスフローコントローラー6,7,8の流
量設定電圧はアナログ出力機構から供給される。
およびマスフローコントローラー6,7,8の流
量設定電圧はアナログ出力機構から供給される。
キヤリアガス流量は、アナログ入力機構を経て
常にモニタされており、その変動分を酸素用マス
フローメーターを用いて補償する。電磁弁の開閉
はデイジタル出力機構によつて制御される。
常にモニタされており、その変動分を酸素用マス
フローメーターを用いて補償する。電磁弁の開閉
はデイジタル出力機構によつて制御される。
ガス濃度の設定の方法としては、一つは、揮発
性麻酔剤分時蒸発量および各ガス流量を設定する
方法である。もう一つのものとしては、麻酔剤濃
度・各ガス濃度および総流量を設定する方法であ
る。これらはいずれも計算機のプログラムとして
実現することができる。
性麻酔剤分時蒸発量および各ガス流量を設定する
方法である。もう一つのものとしては、麻酔剤濃
度・各ガス濃度および総流量を設定する方法であ
る。これらはいずれも計算機のプログラムとして
実現することができる。
実施例として、第1図に示した装置を用いて動
物実験を行つた結果を次に示す。
物実験を行つた結果を次に示す。
実施例
雑種成犬にケタラール導入麻酔後、医用質量分
析計および熱線流量計を用いて換気状態を計測し
た。その結果は、第3図に示した通りであつた。
析計および熱線流量計を用いて換気状態を計測し
た。その結果は、第3図に示した通りであつた。
この場合、N2O、O2およびハロセンの吸入ガ
ス濃度は、それぞれ、約74,25、および1%であ
り、分時換気量は2.5/minであつた。
ス濃度は、それぞれ、約74,25、および1%であ
り、分時換気量は2.5/minであつた。
この装置と従来の麻酔器とを比較すると、次の
ことが明らかになる。すなわ、麻酔剤濃度制御に
関して、ハロセン初期濃度を3%に設定した場
合、30分後の濃度変動は0.05%であつた。従来の
気化器の場合は、たとえば0.6%の変動がある。
この発明の例の場合の温度補償性能は良好であつ
た。
ことが明らかになる。すなわ、麻酔剤濃度制御に
関して、ハロセン初期濃度を3%に設定した場
合、30分後の濃度変動は0.05%であつた。従来の
気化器の場合は、たとえば0.6%の変動がある。
この発明の例の場合の温度補償性能は良好であつ
た。
ピエゾ・バルブを用いた高速マスフローメータ
ーに関しては、1秒以内に設定温度に到達する。
微小濃度変化に対する応答時間はこれよりも早
く、ガス濃度が周期20秒で正弦状に変化し、総流
量が一定である3種混合ガスを生成することがで
きた。
ーに関しては、1秒以内に設定温度に到達する。
微小濃度変化に対する応答時間はこれよりも早
く、ガス濃度が周期20秒で正弦状に変化し、総流
量が一定である3種混合ガスを生成することがで
きた。
(発明の効果)
この発明の方法および装置により、温度および
気圧変化による影響を受けず、25℃、1atmで構
成されているため、呼吸生理学実験における吸気
のSTPD換算が容易である。また、熱伝導率によ
る制御のため、エルフルレンなどの他の液体麻酔
剤や、N2、C2H2などの気体濃度の制御も可能で
ある。
気圧変化による影響を受けず、25℃、1atmで構
成されているため、呼吸生理学実験における吸気
のSTPD換算が容易である。また、熱伝導率によ
る制御のため、エルフルレンなどの他の液体麻酔
剤や、N2、C2H2などの気体濃度の制御も可能で
ある。
高速応答性、高精度、高再現性の麻酔方法とそ
のための装置が実現される。
のための装置が実現される。
第1図は、この発明の方法と装置の一例を示し
た構成図である。また第2図は、蒸発量コントロ
ーラーを示した構成図である。第3図a,b,
c,d,eは、流量およびガス成分濃度の計測図
である。 1……質量流量型蒸発量コントローラー、2…
…蒸発器、3……笑気(N2O)供給系、4……
CO2供給系、5……酸素(O2)供給系、6,7,
8……マスフローコントローラー、9……パーソ
ナルコンピユーター、10……マスフローセンサ
ー、11……濃度センサー、12……濃度比信号
変換部、13……乗算部、14……比較制御部、
15……サーマルバルブ。
た構成図である。また第2図は、蒸発量コントロ
ーラーを示した構成図である。第3図a,b,
c,d,eは、流量およびガス成分濃度の計測図
である。 1……質量流量型蒸発量コントローラー、2…
…蒸発器、3……笑気(N2O)供給系、4……
CO2供給系、5……酸素(O2)供給系、6,7,
8……マスフローコントローラー、9……パーソ
ナルコンピユーター、10……マスフローセンサ
ー、11……濃度センサー、12……濃度比信号
変換部、13……乗算部、14……比較制御部、
15……サーマルバルブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 揮発性麻酔剤を用いるバランス麻酔におい
て、該揮発性麻酔剤を質量流量により蒸発量制御
することを特徴とする麻酔方法。 2 気体麻酔剤および酸素の供給系、およびその
供給を制御するマスフローコントローラと、揮発
性麻酔剤の蒸発器と質量流量により蒸発量を制御
する質量流量型蒸発量コントローラとからなり、
該質量流量型蒸発量コントローラによりキヤリア
ガス流量の調節によつて揮発性麻酔剤の蒸発量を
自動制御してなることを特徴とするバランス麻酔
における麻酔装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7835487A JPS63242271A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 麻酔方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7835487A JPS63242271A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 麻酔方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63242271A JPS63242271A (ja) | 1988-10-07 |
| JPH0253064B2 true JPH0253064B2 (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=13659649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7835487A Granted JPS63242271A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 麻酔方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63242271A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04117649U (ja) * | 1991-04-08 | 1992-10-21 | 泉工医科工業株式会社 | 麻酔器 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP7835487A patent/JPS63242271A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63242271A (ja) | 1988-10-07 |
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