JPH0255408B2 - - Google Patents
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- JPH0255408B2 JPH0255408B2 JP56090978A JP9097881A JPH0255408B2 JP H0255408 B2 JPH0255408 B2 JP H0255408B2 JP 56090978 A JP56090978 A JP 56090978A JP 9097881 A JP9097881 A JP 9097881A JP H0255408 B2 JPH0255408 B2 JP H0255408B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C53/00—Saturated compounds having only one carboxyl group bound to an acyclic carbon atom or hydrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/45—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by condensation
- C07C45/46—Friedel-Crafts reactions
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C309/00—Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C43/00—Ethers; Compounds having groups, groups or groups
- C07C43/30—Compounds having groups
- C07C43/315—Compounds having groups containing oxygen atoms singly bound to carbon atoms not being acetal carbon atoms
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C49/00—Ketones; Ketenes; Dimeric ketenes; Ketonic chelates
- C07C49/76—Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring
- C07C49/80—Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring containing halogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C49/00—Ketones; Ketenes; Dimeric ketenes; Ketonic chelates
- C07C49/76—Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring
- C07C49/82—Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring containing hydroxy groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C49/00—Ketones; Ketenes; Dimeric ketenes; Ketonic chelates
- C07C49/76—Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring
- C07C49/84—Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring containing ether groups, groups, groups, or groups
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
〔式中、Arは芳香族基、Rはアルキル基又は
シクロアルキル基、Xはハロゲン原子又はスルホ
ニルオキシ基である。*は不斉炭素原子を表わ
す。(以下、同様に意味する。)〕で表わされる光
学活性な1−芳香族基置換−1−アルカノン類の
製造方法に関するものである。
シクロアルキル基、Xはハロゲン原子又はスルホ
ニルオキシ基である。*は不斉炭素原子を表わ
す。(以下、同様に意味する。)〕で表わされる光
学活性な1−芳香族基置換−1−アルカノン類の
製造方法に関するものである。
前記一般式()においてArは芳香族基であ
る。この芳香族基としては、フエニル基やフルオ
ロフエニル基、クロロフエニル基、ブロモフエニ
ル基、ヨードフエニル基の如きハロフエニル基、
4−イソブチルフエニル基、4−t−ブチルフエ
ニル基、4−プレニルフエニル基の如きアルケニ
ルフエニル基又はアルキルフエニル基、メトキシ
フエニル基、エトキシフエニル基、イソプロポキ
シフエニル基、ベンジルオキシフエニル基、アリ
ルオキシフエニル基の如きアルコキシフエニル基
又はアルケニルオキシフエニル基、フエノキシフ
エニル基、チアゾリルオキシフエニル基の如き芳
香族基置換オキシフエニル基、アセチルアミノフ
エニル基、イソインドリニルフエニル基、メタン
スルホニルアミノフエニル基の如き置換アミノフ
エニル基、4−ビフエニリル基、フルオロビフエ
ニリル基、アセチルアミノビフエニリル基の如き
ビフエニリル基、チエニル基、フリル基、インド
リル基、フエノチアジニル基の如き複素芳香族
基、6−メトキシ−2−ナフチル基の如き縮合多
環芳香族基を例示することができる。更に、Rは
アルキル基又はシクロアルキル基であるが、アル
キル基としてはメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基等が
例示出来、シクロアルキル基としてはシクロプロ
ピル基、シクロヘキシル基が例示できる。Xはハ
ロゲン原子あるいはスルホニルオキシ基である
が、スルホニルオキシ基としてはメタンスルホニ
ルオキシ基、エタンスルホニルオキシ基、ブタン
スルホニルオキシ基、トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ基の如き脂肪族基置換スルホニルオキ
シ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、p−トルエ
ンスルホニルオキシ基、p−ブロモベンゼンスル
ホニルオキシ基、p−ニトロベンゼンスルホニル
オキシ基の如き芳香族基置換スルホニルオキシ基
及びフルオロスルホニルオキシ基の如きハロスル
ホニルオキシ基が例示出来る。
る。この芳香族基としては、フエニル基やフルオ
ロフエニル基、クロロフエニル基、ブロモフエニ
ル基、ヨードフエニル基の如きハロフエニル基、
4−イソブチルフエニル基、4−t−ブチルフエ
ニル基、4−プレニルフエニル基の如きアルケニ
ルフエニル基又はアルキルフエニル基、メトキシ
フエニル基、エトキシフエニル基、イソプロポキ
シフエニル基、ベンジルオキシフエニル基、アリ
ルオキシフエニル基の如きアルコキシフエニル基
又はアルケニルオキシフエニル基、フエノキシフ
エニル基、チアゾリルオキシフエニル基の如き芳
香族基置換オキシフエニル基、アセチルアミノフ
エニル基、イソインドリニルフエニル基、メタン
スルホニルアミノフエニル基の如き置換アミノフ
エニル基、4−ビフエニリル基、フルオロビフエ
ニリル基、アセチルアミノビフエニリル基の如き
ビフエニリル基、チエニル基、フリル基、インド
リル基、フエノチアジニル基の如き複素芳香族
基、6−メトキシ−2−ナフチル基の如き縮合多
環芳香族基を例示することができる。更に、Rは
アルキル基又はシクロアルキル基であるが、アル
キル基としてはメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基等が
例示出来、シクロアルキル基としてはシクロプロ
ピル基、シクロヘキシル基が例示できる。Xはハ
ロゲン原子あるいはスルホニルオキシ基である
が、スルホニルオキシ基としてはメタンスルホニ
ルオキシ基、エタンスルホニルオキシ基、ブタン
スルホニルオキシ基、トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ基の如き脂肪族基置換スルホニルオキ
シ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、p−トルエ
ンスルホニルオキシ基、p−ブロモベンゼンスル
ホニルオキシ基、p−ニトロベンゼンスルホニル
オキシ基の如き芳香族基置換スルホニルオキシ基
及びフルオロスルホニルオキシ基の如きハロスル
ホニルオキシ基が例示出来る。
前記一般式()で表わされる光学活性な1−
芳香族基置換−1−アルカノン類は製造方法が未
知の新規化合物であるが、種々の光学活性な化合
物製造上の重要な中間体となるものである。例え
ば、前記一般式()で表わされかつXがスルホ
ニルオキシ基である光学活性な化合物は、これを
アルコール中、アルカリ金属アルコキシドと反応
させて光学活性な1−芳香族基置換−2−ヒドロ
キシ−1−アルカノンアセタールとし、次いで塩
化メタンスルホニルの如き0−スルホニル化試剤
を作用させて光学活性な1−芳香族基置換−2−
スルホニルオキシ−1−アルカノンアセタールを
得た後、これを転位反応に付すことにより、一般
式 (式中、Ar及びRは前記と同じである。R2は
アルキル基である。)で表わされる光学活性なα
−芳香族基置換アルカン酸あるいはそのエステル
に好収率で導くことができる(後記参考例参照)。
前記一般式()で表わされる光学活性な化合物
には、(+)−α−(4−ジフルオロメトキシフエ
ニル)イソ吉草酸や(+)−α−(6−メトキシ−
2−ナフチル)プロピオン酸のように、対応する
ラセミ体よりも農薬の原料や医薬としてはるかに
有効なものが多い。従来、前記一般式()で表
わされる光学活性なα−芳香族基置換アルカン酸
類は対応するラセミ体を光学分割して製造され
た。たとえば(+)−α−(6−メトキシ−2−ナ
フチル)プロピオン酸は対応するラセミ体をシン
コニジンを分割試剤として光学分割して得る方法
が提唱されている(特公昭56−14097号参照)。し
かもラセミ体の光学分割による方法では、ラセミ
体に半分量を含有する他方の光学異性体が不要と
なり経済的に不利である。又、この他方の光学異
性体を再利用するためには、煩雑なラセミ化の工
程を必要とする。更に通常は高価な分割試剤が必
要である。しかるに本発明の方法により安価で容
易に製造できる前記一般式()で表わされる光
学活性な化合物を原料とする方法においては、光
学分割を必要としないため、従来法に比較してか
なり経済的に有利である。又、前記一般式()
で表わされ、かつXが塩素原子や臭素原子である
光学活性な化合物は、すでに()に対応するラ
セミ体の形で広く知られている反応の原料として
用いることにより、数多くの光学活性な有用化合
物を製造することが出来る。
芳香族基置換−1−アルカノン類は製造方法が未
知の新規化合物であるが、種々の光学活性な化合
物製造上の重要な中間体となるものである。例え
ば、前記一般式()で表わされかつXがスルホ
ニルオキシ基である光学活性な化合物は、これを
アルコール中、アルカリ金属アルコキシドと反応
させて光学活性な1−芳香族基置換−2−ヒドロ
キシ−1−アルカノンアセタールとし、次いで塩
化メタンスルホニルの如き0−スルホニル化試剤
を作用させて光学活性な1−芳香族基置換−2−
スルホニルオキシ−1−アルカノンアセタールを
得た後、これを転位反応に付すことにより、一般
式 (式中、Ar及びRは前記と同じである。R2は
アルキル基である。)で表わされる光学活性なα
−芳香族基置換アルカン酸あるいはそのエステル
に好収率で導くことができる(後記参考例参照)。
前記一般式()で表わされる光学活性な化合物
には、(+)−α−(4−ジフルオロメトキシフエ
ニル)イソ吉草酸や(+)−α−(6−メトキシ−
2−ナフチル)プロピオン酸のように、対応する
ラセミ体よりも農薬の原料や医薬としてはるかに
有効なものが多い。従来、前記一般式()で表
わされる光学活性なα−芳香族基置換アルカン酸
類は対応するラセミ体を光学分割して製造され
た。たとえば(+)−α−(6−メトキシ−2−ナ
フチル)プロピオン酸は対応するラセミ体をシン
コニジンを分割試剤として光学分割して得る方法
が提唱されている(特公昭56−14097号参照)。し
かもラセミ体の光学分割による方法では、ラセミ
体に半分量を含有する他方の光学異性体が不要と
なり経済的に不利である。又、この他方の光学異
性体を再利用するためには、煩雑なラセミ化の工
程を必要とする。更に通常は高価な分割試剤が必
要である。しかるに本発明の方法により安価で容
易に製造できる前記一般式()で表わされる光
学活性な化合物を原料とする方法においては、光
学分割を必要としないため、従来法に比較してか
なり経済的に有利である。又、前記一般式()
で表わされ、かつXが塩素原子や臭素原子である
光学活性な化合物は、すでに()に対応するラ
セミ体の形で広く知られている反応の原料として
用いることにより、数多くの光学活性な有用化合
物を製造することが出来る。
このように、前記一般式()で表わされる光
学活性な1−芳香族基置換−1−アルカノン類は
種々の光学活性化合物の重要な製造中間体となる
うる化合物であるにも拘らず、その製造方法は未
だ知られてはいなかつた。本発明者等は、このよ
うな現状に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、本発明
の方法を用いることにより安価で入手が容易な光
学活性化合物を原料として、前記一般式()で
表わされる光学活性な化合物を収率よく製造出来
ることを見出した。
学活性な1−芳香族基置換−1−アルカノン類は
種々の光学活性化合物の重要な製造中間体となる
うる化合物であるにも拘らず、その製造方法は未
だ知られてはいなかつた。本発明者等は、このよ
うな現状に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、本発明
の方法を用いることにより安価で入手が容易な光
学活性化合物を原料として、前記一般式()で
表わされる光学活性な化合物を収率よく製造出来
ることを見出した。
本発明はルイス酸の存在下、一般式
(式中、R及びXは前記に同じであり、Yは塩
素原子又は臭素原子である。)で表わされる光学
活性なアルカン酸ハロゲン化物と一般式 Ar−H ……() (式中、Arは前記に同じである。)で表わされ
る芳香族化合物とを、所謂フリーデル−クラフツ
(Friedel−Crafts)反応により縮合させ、前記一
般式()で表わされる光学活性な化合物を得る
ものである。
素原子又は臭素原子である。)で表わされる光学
活性なアルカン酸ハロゲン化物と一般式 Ar−H ……() (式中、Arは前記に同じである。)で表わされ
る芳香族化合物とを、所謂フリーデル−クラフツ
(Friedel−Crafts)反応により縮合させ、前記一
般式()で表わされる光学活性な化合物を得る
ものである。
従来、光学活性が2位の不斉炭素に由来するア
ルカン酸ハロゲン化物と芳香族化合物とのフリー
デル−クラフツ反応では、塩化フエニルp−トリ
ルアセチルのように2位の炭素が二級炭素である
場合には、生成物である1−芳香族基置換−1−
アルカノン類の2位の不斉炭素に由来する光学活
性は消失し、生成物はラセミ体となることが報告
されている〔H.Hart,“Friedel Crafts and
Related Reactions”、Ed.G.A.Olah,Vol1,
pp1009−1010,Interscience Publishers New
York London 1963.およびW.Bleazard,E.
Rothstein,J.Chem.Soc.,3789(1958)参照〕。
しかしながら本発明者等は、前記一般式()で
表わされる光学活性なアルカン酸ハロゲン化物を
用いる場合には前記一般式()で表わされる芳
香族化合物とのフリーデル−クラフツ反応ではラ
セミ化は殆ど生起せず、ほぼ光学的に純粋な前記
一般式()で表わされる光学活性な1−芳香族
基置換−1−アルカノン類が得られる事を見出
し、本発明を完成させるに至つた。
ルカン酸ハロゲン化物と芳香族化合物とのフリー
デル−クラフツ反応では、塩化フエニルp−トリ
ルアセチルのように2位の炭素が二級炭素である
場合には、生成物である1−芳香族基置換−1−
アルカノン類の2位の不斉炭素に由来する光学活
性は消失し、生成物はラセミ体となることが報告
されている〔H.Hart,“Friedel Crafts and
Related Reactions”、Ed.G.A.Olah,Vol1,
pp1009−1010,Interscience Publishers New
York London 1963.およびW.Bleazard,E.
Rothstein,J.Chem.Soc.,3789(1958)参照〕。
しかしながら本発明者等は、前記一般式()で
表わされる光学活性なアルカン酸ハロゲン化物を
用いる場合には前記一般式()で表わされる芳
香族化合物とのフリーデル−クラフツ反応ではラ
セミ化は殆ど生起せず、ほぼ光学的に純粋な前記
一般式()で表わされる光学活性な1−芳香族
基置換−1−アルカノン類が得られる事を見出
し、本発明を完成させるに至つた。
本発明の原料化合物である前記一般式()で
表わされる光学活性なアルカン酸ハロゲン化物
は、安価で入手が容易である光学活性な乳酸
(:R=CH3)や光学活性なα−アミノ酸()
から例えば下式に従い短工程で製造出来るもので
ある。又、いずれの工程も、光学純度を低下させ
ずに遂行することができる(後記参考例参照)。
表わされる光学活性なアルカン酸ハロゲン化物
は、安価で入手が容易である光学活性な乳酸
(:R=CH3)や光学活性なα−アミノ酸()
から例えば下式に従い短工程で製造出来るもので
ある。又、いずれの工程も、光学純度を低下させ
ずに遂行することができる(後記参考例参照)。
(式中、R,XおよびYは前記に同じであり、
R1は脂肪族基、芳香族基又はハロゲン原子であ
り、R3は低級アルキル基である。) このようにして容易に製造出来る光学活性な前
記一般式()で表わされるアルカン酸ハロゲン
化物と、これに対してほぼ等モル量の前記一般式
()で表わされる芳香族化合物とを、ルイス酸
の存在下に反応させることにより目的化合物を製
造することが出来る。ルイス酸としては塩化アル
ミニウム、臭化アルミニウム、塩化スズ、塩化
鉄、塩化亜鉛トリフルオロホウ素等のルイス酸が
好適に使用できるが、原料化合物()において
Xがスルホニルオキシ基の場合にはルイス酸とし
て塩化鉄の如き比較的弱いルイス酸を用いること
により、特に良好な結果が得られる。ルイス酸の
使用量は、原料化合物()に対して通常は等モ
ル量で充分であるが、芳香族化合物()がアセ
トアニリドの様にルイス酸に配位し易い官能基を
持つ場合には、過剰量を必要に応じて用いること
が好結果を招く。本発明の方法の実施に当つては
溶媒中で反応を行うことが好ましい。溶媒として
は二硫化炭素、1,2−ジクロロエタン、石油エ
ーテル、ヘキサン、ニトロメタン、ニトロベンゼ
ンの如き通常のフリーデル−クラフツ反応で使用
される化合物が広範に使用できるが、前記一般式
()においてXがスルホニルオキシ基である化
合物を原料化合物とする場合には、ニトロメタン
やニトロベンゼンの如き比較的極性の大きい化合
物を溶媒に用いることが好ましい。
R1は脂肪族基、芳香族基又はハロゲン原子であ
り、R3は低級アルキル基である。) このようにして容易に製造出来る光学活性な前
記一般式()で表わされるアルカン酸ハロゲン
化物と、これに対してほぼ等モル量の前記一般式
()で表わされる芳香族化合物とを、ルイス酸
の存在下に反応させることにより目的化合物を製
造することが出来る。ルイス酸としては塩化アル
ミニウム、臭化アルミニウム、塩化スズ、塩化
鉄、塩化亜鉛トリフルオロホウ素等のルイス酸が
好適に使用できるが、原料化合物()において
Xがスルホニルオキシ基の場合にはルイス酸とし
て塩化鉄の如き比較的弱いルイス酸を用いること
により、特に良好な結果が得られる。ルイス酸の
使用量は、原料化合物()に対して通常は等モ
ル量で充分であるが、芳香族化合物()がアセ
トアニリドの様にルイス酸に配位し易い官能基を
持つ場合には、過剰量を必要に応じて用いること
が好結果を招く。本発明の方法の実施に当つては
溶媒中で反応を行うことが好ましい。溶媒として
は二硫化炭素、1,2−ジクロロエタン、石油エ
ーテル、ヘキサン、ニトロメタン、ニトロベンゼ
ンの如き通常のフリーデル−クラフツ反応で使用
される化合物が広範に使用できるが、前記一般式
()においてXがスルホニルオキシ基である化
合物を原料化合物とする場合には、ニトロメタン
やニトロベンゼンの如き比較的極性の大きい化合
物を溶媒に用いることが好ましい。
反応は通常−10℃〜100℃で進行するが収率よ
く速やかに目的物を得るには0℃〜50℃で行うの
が好ましい。反応終了後、通常のフリーデル−ク
ラフツ反応の場合と同様に反応混合物に水を添加
し、しかる後に生成物を有機溶媒で抽出等の操作
により、光学的にほぼ純粋な前記一般式()で
表わされる目的化合物を収率よく得ることが出来
る。
く速やかに目的物を得るには0℃〜50℃で行うの
が好ましい。反応終了後、通常のフリーデル−ク
ラフツ反応の場合と同様に反応混合物に水を添加
し、しかる後に生成物を有機溶媒で抽出等の操作
により、光学的にほぼ純粋な前記一般式()で
表わされる目的化合物を収率よく得ることが出来
る。
以下、参考例及び実施例により本発明を更に詳
細に説明する。
細に説明する。
参考例 1
L−(+)−乳酸エチル24.11g(0.2041mol)と
無水ピリジン50mlを氷浴中で撹拌した。これに塩
化メタンスルホニル17.0ml(25.2g、0.220mol)
を20分間で滴下し、同温度で1時間、室温で1時
間撹拌した。水200mlを加えて塩化メチレン抽出
(50ml×3回)し、抽出液を水洗(50ml)後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。赤
色油状残留物を減圧蒸留して、(−)−2−メタン
スルホニルオキシプロピオン酸エチル32.20gを
bq97〜102℃/2Torrの無色液体として得た。収
率82.0%。
無水ピリジン50mlを氷浴中で撹拌した。これに塩
化メタンスルホニル17.0ml(25.2g、0.220mol)
を20分間で滴下し、同温度で1時間、室温で1時
間撹拌した。水200mlを加えて塩化メチレン抽出
(50ml×3回)し、抽出液を水洗(50ml)後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。赤
色油状残留物を減圧蒸留して、(−)−2−メタン
スルホニルオキシプロピオン酸エチル32.20gを
bq97〜102℃/2Torrの無色液体として得た。収
率82.0%。
〔α〕22 D−50.55゜(C=1.00,CHCl3)
NMR(CDCl3):δ1.30(3H,t,J=7Hz),
1.59(3H,d,J=7Hz),3.11(3H,s),
4.23(2H,q,J=7Hz),5.07(1H,q,
J=7Hz). C6H12O5Sとして 計算値:C,36.72;H,6.17;S,16,34%. 測定値:C,36.54;H,5.99;S,16.59%. 参考例 2 水酸化カリウム5.02g(89.5mmol)を水50ml
にとかし、10〜20℃で撹拌した。これに、参考例
1で得た(−)−2−メタンスルホニルオキシプ
ロピオン酸エチル14.46g(73.70mmol)を加え
て同温度で5時間撹拌した。濃塩酸を加えてPH1
以下とし、酢酸エチルで抽出(30ml×3回)し
た。抽出液を無水硫酸ナトリウム、無水硫酸マグ
ネシウムを順次加えて乾燥後、減圧濃縮して
(−)−2−メタンスルホニルオキシプロピオン酸
11.83gをmp65〜72℃の結晶として得た。収率
95.4%。
1.59(3H,d,J=7Hz),3.11(3H,s),
4.23(2H,q,J=7Hz),5.07(1H,q,
J=7Hz). C6H12O5Sとして 計算値:C,36.72;H,6.17;S,16,34%. 測定値:C,36.54;H,5.99;S,16.59%. 参考例 2 水酸化カリウム5.02g(89.5mmol)を水50ml
にとかし、10〜20℃で撹拌した。これに、参考例
1で得た(−)−2−メタンスルホニルオキシプ
ロピオン酸エチル14.46g(73.70mmol)を加え
て同温度で5時間撹拌した。濃塩酸を加えてPH1
以下とし、酢酸エチルで抽出(30ml×3回)し
た。抽出液を無水硫酸ナトリウム、無水硫酸マグ
ネシウムを順次加えて乾燥後、減圧濃縮して
(−)−2−メタンスルホニルオキシプロピオン酸
11.83gをmp65〜72℃の結晶として得た。収率
95.4%。
〔α〕22 D−49.81゜(C=1.00,CHCl3)
IR(KBr):3025,1748,1360,1178,952,
840,832,828cm-1. NMR(CDCl3):δ1.67(3H,d,J=7Hz),
3.19(3H,s),5.17(1H,q,J=7Hz),
9.78(1H,s). C4H8O5Sとして 計算値:C,28.57;H,4.78;S,19,07%. 測定値:C,28.58;H,4.79;S,18.91%. 参考例 3 参考例2で得た(−)−2−メタンスルホニル
オキシプロピオン酸3.36g(20.0mmol)と塩化
チオニル2.9ml(4.8g,40mmol)とを室温で混
合し、これに無水ピリジンを3滴加えて80〜90℃
で3時間加熱した。浴温80℃で減圧下(15Torr)
にて過剰の塩化チオニルを留去し、次に減圧蒸留
して(−)−塩化2−メタンスルホニルオキシプ
ロピオニル3.16gをdp70〜74℃/1.5Torrの無色
液体として得た。収率84.6%。
840,832,828cm-1. NMR(CDCl3):δ1.67(3H,d,J=7Hz),
3.19(3H,s),5.17(1H,q,J=7Hz),
9.78(1H,s). C4H8O5Sとして 計算値:C,28.57;H,4.78;S,19,07%. 測定値:C,28.58;H,4.79;S,18.91%. 参考例 3 参考例2で得た(−)−2−メタンスルホニル
オキシプロピオン酸3.36g(20.0mmol)と塩化
チオニル2.9ml(4.8g,40mmol)とを室温で混
合し、これに無水ピリジンを3滴加えて80〜90℃
で3時間加熱した。浴温80℃で減圧下(15Torr)
にて過剰の塩化チオニルを留去し、次に減圧蒸留
して(−)−塩化2−メタンスルホニルオキシプ
ロピオニル3.16gをdp70〜74℃/1.5Torrの無色
液体として得た。収率84.6%。
α20 D−53.30゜(l=1,neat)
NMR(CDCl3):δ1.67(3H,d,J=7Hz),
3.14(3H,s),5.27(1H,q,J=7Hz). C4H7ClO4Sとして 計算値:C,25.74;H,3.78;S,17.18%. 測定値:C,25.77;H,3.89;S,17.43%. 実施例 1 R−(+)−塩化2−クロロプロピオニル〔S.−
C.J.Fu,S.M.Birnbaum and J.P.Greenstein,J.
Am.Chem.Soc.,76,6054(1954)〕2.54g
(20.0mmol)とベンゼン7mlとを氷浴中、撹拌し
た。これに無水塩化アルミニウム3.00g
(22.5mmol)を反応温度が10℃を越えないように
少量ずつ約15分間で加え、同温で20分間、室温で
1時間撹拌した。氷冷下、水30mlを反応混合物の
温度が25℃を越えないように加えた。濃塩酸5ml
を加えてエーテル抽出(50ml×2回)し、抽出液
を水洗(30ml×2回)、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を減圧蒸留し
て(−)−2−クロロ−1−フエニル−1−プロ
パノン2.91gをbp110〜111℃/10Torrの無色液
体として得た。収率86.3%。
3.14(3H,s),5.27(1H,q,J=7Hz). C4H7ClO4Sとして 計算値:C,25.74;H,3.78;S,17.18%. 測定値:C,25.77;H,3.89;S,17.43%. 実施例 1 R−(+)−塩化2−クロロプロピオニル〔S.−
C.J.Fu,S.M.Birnbaum and J.P.Greenstein,J.
Am.Chem.Soc.,76,6054(1954)〕2.54g
(20.0mmol)とベンゼン7mlとを氷浴中、撹拌し
た。これに無水塩化アルミニウム3.00g
(22.5mmol)を反応温度が10℃を越えないように
少量ずつ約15分間で加え、同温で20分間、室温で
1時間撹拌した。氷冷下、水30mlを反応混合物の
温度が25℃を越えないように加えた。濃塩酸5ml
を加えてエーテル抽出(50ml×2回)し、抽出液
を水洗(30ml×2回)、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を減圧蒸留し
て(−)−2−クロロ−1−フエニル−1−プロ
パノン2.91gをbp110〜111℃/10Torrの無色液
体として得た。収率86.3%。
〔α〕20 D−15.26゜(C=1.00,CHCl3)
NMR(CCl4):δ1.68(3H,d,J=6Hz),
5.07(1H,q,J=6Hz),7.3〜7.6(3H,
m),7.9〜8.1(2H,m). このものは四塩化炭素中光学活性シフト化剤
〔Eu(TFC)3〕を用いたNMRスペクトルから光学
的に純粋であることがわかつた。
5.07(1H,q,J=6Hz),7.3〜7.6(3H,
m),7.9〜8.1(2H,m). このものは四塩化炭素中光学活性シフト化剤
〔Eu(TFC)3〕を用いたNMRスペクトルから光学
的に純粋であることがわかつた。
C9H9ClOとして
計算値:C,64.10;H,5.38;Cl,21,03%.
測定値:C,64.00;H,5.48;Cl,20.96%.
実施例 2
R−(+)−塩化2−クロロプロピオニル206mg
(1.62mmol)とイソブチルベンゼン258mg
(1.92mmol)とを二硫化炭素1mlにとかし、−20
〜−25℃にて撹拌した。これに無水塩化アルミニ
ウム213mg(1.60mmol)を10分間で加え、同温度
で10分間、−10℃で30分間撹拌した。これに、冷
却下、水10mlを加え、濃塩酸2mlを加えた後、エ
ーテル抽出(20ml×2回)した。抽出液を水洗
(10ml×2回)し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラ
フイー(シリカゲル、塩化メチレン)にて精製
し、(−)−2−クロロ−1−(4−イソブチルフ
エニル)−1−プロパノン310mgをmp79℃の無色
結晶として得た。収率86.2%。
(1.62mmol)とイソブチルベンゼン258mg
(1.92mmol)とを二硫化炭素1mlにとかし、−20
〜−25℃にて撹拌した。これに無水塩化アルミニ
ウム213mg(1.60mmol)を10分間で加え、同温度
で10分間、−10℃で30分間撹拌した。これに、冷
却下、水10mlを加え、濃塩酸2mlを加えた後、エ
ーテル抽出(20ml×2回)した。抽出液を水洗
(10ml×2回)し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラ
フイー(シリカゲル、塩化メチレン)にて精製
し、(−)−2−クロロ−1−(4−イソブチルフ
エニル)−1−プロパノン310mgをmp79℃の無色
結晶として得た。収率86.2%。
〔α〕20 D−29.08゜(C=1.00,CHCl3)
IR(KBr):2950,1685,1605,1265,1188,
957,645cm-1. 実施例 3 (−)−塩化2−メタンスルホニルオキシプロ
ピオニル1.196g(6.408mmol)とイソブチルベ
ンゼン1.290g(9.612mmol)とを無水ニトロベ
ンゼン3mlに溶かし、氷冷下で撹拌した。これに
無水塩化第二鉄1.416g(8.729mmol)を少量ず
つ、10分間で加えた後、室温で9時間撹拌した。
水20mlを加えてエーテル抽出(20ml×3回)し、
抽出液を水洗(20ml×3回)、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧濃縮した。残留物をカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル、塩化メチレン)
にて分離し、粗生成物1.231gを得た。このもの
をガスクロマトグラフイーにより分析した結果、
目的物が約95%含有していることが判明した。こ
れをヘキサンから再結晶して、(−)−2−メタン
スルホニルオキシ−1−(4−イソブチルフエニ
ル)−1−プロパノン1.005gをmp81〜82℃の無
色針状晶として得た。収率55.1%。
957,645cm-1. 実施例 3 (−)−塩化2−メタンスルホニルオキシプロ
ピオニル1.196g(6.408mmol)とイソブチルベ
ンゼン1.290g(9.612mmol)とを無水ニトロベ
ンゼン3mlに溶かし、氷冷下で撹拌した。これに
無水塩化第二鉄1.416g(8.729mmol)を少量ず
つ、10分間で加えた後、室温で9時間撹拌した。
水20mlを加えてエーテル抽出(20ml×3回)し、
抽出液を水洗(20ml×3回)、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧濃縮した。残留物をカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル、塩化メチレン)
にて分離し、粗生成物1.231gを得た。このもの
をガスクロマトグラフイーにより分析した結果、
目的物が約95%含有していることが判明した。こ
れをヘキサンから再結晶して、(−)−2−メタン
スルホニルオキシ−1−(4−イソブチルフエニ
ル)−1−プロパノン1.005gをmp81〜82℃の無
色針状晶として得た。収率55.1%。
〔α〕24 D−52.48゜(C=1.00,CHCl3)
IR(KBr):2960,1697,1609,1367,1240,
1180,1023,930,821,745,526cm-1. NMR(CDCl3):δ0.93(6H,d,J=7Hz),
1.5〜2.1(1H,m),1.65(3H,d,J=7
Hz),2.54(2H,d,J=7Hz),3.12(3H,
s),6.03(1H,q,J=7Hz),7.27(2H,
d,J=9Hz),7.87(2H,d,J=9
Hz). 実施例 4 R−(+)−塩化2−クロロプロピオニル0.80g
(6.3mmol)とアニソール0.81g(7.5mmol)と
を二硫化炭素4mlに溶かして−20〜−25℃で撹拌
した。これに無水塩化アルミニウム1.00g
(7.50mmol)を加え、同温度で10分、−10℃から
−5℃で1時間撹拌した。反応混合物を氷水約20
mlにあけ、エーテル抽出(15ml×2回)した。抽
出液を水洗(10ml×2回)し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物をカラ
ムクロマトグラフイー(シリカゲル、酢酸エチル
とヘキサン)にて精製し、(−)−2−クロロ−1
−(4−メトキシフエニル)−1−プロパノンを無
色油状物質として得た。
1180,1023,930,821,745,526cm-1. NMR(CDCl3):δ0.93(6H,d,J=7Hz),
1.5〜2.1(1H,m),1.65(3H,d,J=7
Hz),2.54(2H,d,J=7Hz),3.12(3H,
s),6.03(1H,q,J=7Hz),7.27(2H,
d,J=9Hz),7.87(2H,d,J=9
Hz). 実施例 4 R−(+)−塩化2−クロロプロピオニル0.80g
(6.3mmol)とアニソール0.81g(7.5mmol)と
を二硫化炭素4mlに溶かして−20〜−25℃で撹拌
した。これに無水塩化アルミニウム1.00g
(7.50mmol)を加え、同温度で10分、−10℃から
−5℃で1時間撹拌した。反応混合物を氷水約20
mlにあけ、エーテル抽出(15ml×2回)した。抽
出液を水洗(10ml×2回)し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物をカラ
ムクロマトグラフイー(シリカゲル、酢酸エチル
とヘキサン)にて精製し、(−)−2−クロロ−1
−(4−メトキシフエニル)−1−プロパノンを無
色油状物質として得た。
〔α〕20 D−50.2゜(C=0.84,CHCl3)
IR(neat):1690,1605,1515,1260,1173,
1032,958,847cm-1. NMR(CDCl3):δ1.70(3H,d,J=6Hz),
3.82(3H,s),5.15(1H,q,J=6Hz),
6.90(2H,d,J=9Hz),7.84(2H,d,
J=9Hz). 実施例 5 (−)−塩化2−(フエニルスルホニルオキシ)
プロピオニル328mg(1.32mmol)とイソブチルベ
ンゼン265mg(1.98mmol)を無水ニトロメタン1
ml中氷冷下で撹拌した。これに無水塩化第二鉄
290mg(1.8mmol)を少量ずつ加えた。10分後に
室温に戻し、さらに2.5時間撹拌した。水20mlを
加えてエーテル抽出(5ml×3回)し、抽出液を
水洗(5ml×3回)後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し減圧濃縮した。油状残留物をカラムクロマ
トグラフイー(シリカゲル、塩化メチレン)にて
精製して、(−)−2−フエニルスルホニルオキシ
−1−(4−イソブチルフエニル)−1−プロパノ
ン329mgを無色結晶として得た。収率72%。
1032,958,847cm-1. NMR(CDCl3):δ1.70(3H,d,J=6Hz),
3.82(3H,s),5.15(1H,q,J=6Hz),
6.90(2H,d,J=9Hz),7.84(2H,d,
J=9Hz). 実施例 5 (−)−塩化2−(フエニルスルホニルオキシ)
プロピオニル328mg(1.32mmol)とイソブチルベ
ンゼン265mg(1.98mmol)を無水ニトロメタン1
ml中氷冷下で撹拌した。これに無水塩化第二鉄
290mg(1.8mmol)を少量ずつ加えた。10分後に
室温に戻し、さらに2.5時間撹拌した。水20mlを
加えてエーテル抽出(5ml×3回)し、抽出液を
水洗(5ml×3回)後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し減圧濃縮した。油状残留物をカラムクロマ
トグラフイー(シリカゲル、塩化メチレン)にて
精製して、(−)−2−フエニルスルホニルオキシ
−1−(4−イソブチルフエニル)−1−プロパノ
ン329mgを無色結晶として得た。収率72%。
〔α〕27 D−6.38゜(c=0.940、CHCl3)
mp:48〜51℃
NMR(CDCl3):δ0.96(6H,d,J=6Hz),
1.62(3H,d,J=7Hz),2.3〜1.5(1H,
m),2.54(2H,d,J=7Hz),5.80(1H,
q,J=6Hz),7.0〜8.0(9H,m). 原料化合物の(−)−塩化2−(フエニルスルホ
ニルオキシ)プロピオニルはL−(+)−乳酸エチ
ルと塩化ベンゼンスルホニルとから下記の方法で
製造した。
1.62(3H,d,J=7Hz),2.3〜1.5(1H,
m),2.54(2H,d,J=7Hz),5.80(1H,
q,J=6Hz),7.0〜8.0(9H,m). 原料化合物の(−)−塩化2−(フエニルスルホ
ニルオキシ)プロピオニルはL−(+)−乳酸エチ
ルと塩化ベンゼンスルホニルとから下記の方法で
製造した。
L−(+)−乳酸エチル24.0g(203mmol)とト
リエチルアミン35ml(25g、250mmol)を塩化
メチレン150mlに溶かし、−10℃〜0℃で撹拌し
た。これに塩化ベンゼンスルホニルを40分間で滴
下した。同温度で更に1.5時間撹拌した。冷水200
mlを加えて振りまぜた後有機層を分液した。有機
層を10%塩酸水溶液(100ml)、飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を減圧濃縮し
て(−)−2−(フエニルスルホニルオキシ)プロ
ピオン酸エチル37.5gを得た。収率72%。
リエチルアミン35ml(25g、250mmol)を塩化
メチレン150mlに溶かし、−10℃〜0℃で撹拌し
た。これに塩化ベンゼンスルホニルを40分間で滴
下した。同温度で更に1.5時間撹拌した。冷水200
mlを加えて振りまぜた後有機層を分液した。有機
層を10%塩酸水溶液(100ml)、飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を減圧濃縮し
て(−)−2−(フエニルスルホニルオキシ)プロ
ピオン酸エチル37.5gを得た。収率72%。
bp:150℃/0.5Torr.
〔α〕20 D −36.2゜(c=0.984,CHCl3).
IR(neat):1762,1456,1378,1197,1182,
1087,950cm-1. NMR(CDCl3):δ1.17(3H,t,J=7Hz),
1.56(3H,d,J=7Hz),4.06(2H,q,
J=7Hz),4.92(1H,q,J=7Hz),7.3
〜7.6(3H,m),7.7〜7.9(2H,m). C11H14O5Sとして 計算値:C,51.15;H,5.46;S,12.41%. 測定値:C,50.95;H,5.44;S,12.41%. (−)−2−(フエニルスルホニルオキシ)プロ
ピオン酸エチル23.5g(91.0mmol)と水酸化バ
リウム八水和物17.1g(54.2mmol)とに水480ml
を加え、室温で3時間激しく撹拌した。反応混合
物をエーテル50mlで洗浄し、濃塩酸を加えてPH1
以下とし、エーテル抽出(100ml×3)した。抽
出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮
して(−)−2−(フエニルスルホニルオキシ)プ
ロピオン酸14.6gを無色結晶として得た。収率70
%。
1087,950cm-1. NMR(CDCl3):δ1.17(3H,t,J=7Hz),
1.56(3H,d,J=7Hz),4.06(2H,q,
J=7Hz),4.92(1H,q,J=7Hz),7.3
〜7.6(3H,m),7.7〜7.9(2H,m). C11H14O5Sとして 計算値:C,51.15;H,5.46;S,12.41%. 測定値:C,50.95;H,5.44;S,12.41%. (−)−2−(フエニルスルホニルオキシ)プロ
ピオン酸エチル23.5g(91.0mmol)と水酸化バ
リウム八水和物17.1g(54.2mmol)とに水480ml
を加え、室温で3時間激しく撹拌した。反応混合
物をエーテル50mlで洗浄し、濃塩酸を加えてPH1
以下とし、エーテル抽出(100ml×3)した。抽
出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮
して(−)−2−(フエニルスルホニルオキシ)プ
ロピオン酸14.6gを無色結晶として得た。収率70
%。
mp:60〜63℃
〔α〕26 D −39.2°(c=1.021,CHCl3).
NMR(CDCl3):δ1.63(3H,d,J=7Hz),
5.00(1H,q,J=7Hz),7.4〜8.1(5H,
m). IR(KBr):1745,1453,1383,1366,1193,
1080,1026,948cm-1. C9H10O5Sとして 計算値:C,46.95;H,4.38;S,13.92%. 測定値:C,46.69;H,4.33;S,13.92%. (−)−2−(フエニルスルホニルオキシ)プロ
ピオン酸酸1.92g(8.35mmol)と塩化チオニル
1.2ml(17mmol)を室温で混合し、次に90℃の油
浴上で3時間加熱した。過剰の塩化チオニルを減
圧下(15Torr)浴温60℃にて留去し、残留物を
減圧蒸留して(−)−塩化2−(フエニルスルホニ
ルオキシ)プロピオニル1.77gを得た。収率85
%。
5.00(1H,q,J=7Hz),7.4〜8.1(5H,
m). IR(KBr):1745,1453,1383,1366,1193,
1080,1026,948cm-1. C9H10O5Sとして 計算値:C,46.95;H,4.38;S,13.92%. 測定値:C,46.69;H,4.33;S,13.92%. (−)−2−(フエニルスルホニルオキシ)プロ
ピオン酸酸1.92g(8.35mmol)と塩化チオニル
1.2ml(17mmol)を室温で混合し、次に90℃の油
浴上で3時間加熱した。過剰の塩化チオニルを減
圧下(15Torr)浴温60℃にて留去し、残留物を
減圧蒸留して(−)−塩化2−(フエニルスルホニ
ルオキシ)プロピオニル1.77gを得た。収率85
%。
bp:132〜134℃/3Torr.
〔α〕30 D −70.4゜(l=1,neat)
NMR(CDCl3):δ1.64(3H,d,J=7Hz),
5.12(1H,q,J=7Hz),7.4〜8.1(5H,
m). C9H9ClO4Sとして 計算値:C,43.47;H,3.65;S,12.89%. 測定値:C,43.49;H,3.62;S,13.36%. 実施例 6 (−)−塩化2−(フエニルスルホニルオキシ)
プロピオニル1.97g(7.91mmol)とイソブチル
ベンゼン1.60g(11.9mmol)を、ニトロメタン
7ml中氷冷下で撹拌した。これに塩化アルミニウ
ム1.4g(11mmol)を加えた。10分後に室温に戻
し、5.5時間撹拌した。水20mlを加えてエーテル
抽出(5ml×3回)し、抽出液を水洗(5ml×3
回)後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃
縮した。残留物をカラムクロマトグラフイー(シ
リカゲル、塩化メチレン)で精製して(−)−2
−フエニルスルホニルオキシ−1−(4−イソブ
チルフエニル)−1−プロパノン1.90gを得た。
5.12(1H,q,J=7Hz),7.4〜8.1(5H,
m). C9H9ClO4Sとして 計算値:C,43.47;H,3.65;S,12.89%. 測定値:C,43.49;H,3.62;S,13.36%. 実施例 6 (−)−塩化2−(フエニルスルホニルオキシ)
プロピオニル1.97g(7.91mmol)とイソブチル
ベンゼン1.60g(11.9mmol)を、ニトロメタン
7ml中氷冷下で撹拌した。これに塩化アルミニウ
ム1.4g(11mmol)を加えた。10分後に室温に戻
し、5.5時間撹拌した。水20mlを加えてエーテル
抽出(5ml×3回)し、抽出液を水洗(5ml×3
回)後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃
縮した。残留物をカラムクロマトグラフイー(シ
リカゲル、塩化メチレン)で精製して(−)−2
−フエニルスルホニルオキシ−1−(4−イソブ
チルフエニル)−1−プロパノン1.90gを得た。
〔α〕28.5 D −5.98゜(c=0.986,CHCl3)
実施例 7
アニソール1.94g(18.0mmol)と塩化L−2
−(メチルスルホニルオキシ)イソバレリル3.22
g(15.0mmol)とをニトロメタン10mlに溶かし、
氷冷下撹拌した。これに無水塩化第二鉄2.46g
(15.2mmol)を約5分間でゆつくり添加した。室
温にもどして18時間撹拌後、氷冷して水30mlを加
え、塩化メチレン抽出(30ml×3回)した。抽出
液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し
て油状残留物4.06gを得た。これを中低圧液体ク
ロマトグラフイー〔クロロホルム−ヘキサン
(2:1)、シリカゲル60(Merck社,No.9385,
0.040〜0.063mm)、22mmφ×750mm〕を3回行なう
ことにより1−(4−メトキシフエニル)−2−メ
チルスルホニルオキシ−3−メチル−1−ブタノ
ン1.762g及び1−(2−メトキシフエニル)−2
−メチルスルホニルオキシ−3−メチル−1−ブ
タノン1.131g、更にこれらの混合物132mgを得
た。合計収量3.025g。収率70.5%。
−(メチルスルホニルオキシ)イソバレリル3.22
g(15.0mmol)とをニトロメタン10mlに溶かし、
氷冷下撹拌した。これに無水塩化第二鉄2.46g
(15.2mmol)を約5分間でゆつくり添加した。室
温にもどして18時間撹拌後、氷冷して水30mlを加
え、塩化メチレン抽出(30ml×3回)した。抽出
液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し
て油状残留物4.06gを得た。これを中低圧液体ク
ロマトグラフイー〔クロロホルム−ヘキサン
(2:1)、シリカゲル60(Merck社,No.9385,
0.040〜0.063mm)、22mmφ×750mm〕を3回行なう
ことにより1−(4−メトキシフエニル)−2−メ
チルスルホニルオキシ−3−メチル−1−ブタノ
ン1.762g及び1−(2−メトキシフエニル)−2
−メチルスルホニルオキシ−3−メチル−1−ブ
タノン1.131g、更にこれらの混合物132mgを得
た。合計収量3.025g。収率70.5%。
1−(4−メトキシフエニル)−2−メチルスル
ホニルオキシ−3−メチル−1−ブタノン:無色
結晶 mp:81〜83℃. 〔α〕28 D +8.3゜(c=2.13,メタノール) NMR(CDCl3):δ0.93(3H,d,J=7Hz),
1.09(3H,d,J=7Hz),2.1〜2.9(1H,
m),3.06(3H,s),3.87(3H,s),5.66
(1H,d,J=5Hz),6.93(2H,d,J
=9Hz),7.90(2H,d,J=9Hz). 原料化合物の塩化L−2−(メチルスルホニル
オキシ)イソバレリルは下記の方法で合成した。
ホニルオキシ−3−メチル−1−ブタノン:無色
結晶 mp:81〜83℃. 〔α〕28 D +8.3゜(c=2.13,メタノール) NMR(CDCl3):δ0.93(3H,d,J=7Hz),
1.09(3H,d,J=7Hz),2.1〜2.9(1H,
m),3.06(3H,s),3.87(3H,s),5.66
(1H,d,J=5Hz),6.93(2H,d,J
=9Hz),7.90(2H,d,J=9Hz). 原料化合物の塩化L−2−(メチルスルホニル
オキシ)イソバレリルは下記の方法で合成した。
L−バリン10g(85.4mmol)を2N硫酸水溶液
100mlに溶かし、氷冷下撹拌した。これに亜硝酸
ナトリウム9g(130mmol)の水溶液(40ml)
を1時間で滴下した。氷冷下で1時間、次いで室
温で3時間撹拌後、酢酸エチル抽出(70ml×2
回)した。抽出液に無水硫酸ナトリウムと無水硫
酸マグネシウムを順次加えて乾燥後、減圧濃縮し
てL−α−ヒドロキシイソ吉草酸の粗生成物6.0
gを無色油状物質として得た。粗収率60%。これ
を無水メタノール50mlに溶かし、濃硫酸10mlをゆ
つくり滴下した。滴下後、反応混合物を7時間加
熱還流した。冷却後、水50mlを加えてエーテル抽
出(50ml×4回)した。抽出液を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、常圧でエーテルを留去し、油状
残留物を減圧蒸留してL−α−ヒドロキシイソ吉
草酸メチル2.48gを70〜100℃/70Torrの留分と
して得た。収率37%。
100mlに溶かし、氷冷下撹拌した。これに亜硝酸
ナトリウム9g(130mmol)の水溶液(40ml)
を1時間で滴下した。氷冷下で1時間、次いで室
温で3時間撹拌後、酢酸エチル抽出(70ml×2
回)した。抽出液に無水硫酸ナトリウムと無水硫
酸マグネシウムを順次加えて乾燥後、減圧濃縮し
てL−α−ヒドロキシイソ吉草酸の粗生成物6.0
gを無色油状物質として得た。粗収率60%。これ
を無水メタノール50mlに溶かし、濃硫酸10mlをゆ
つくり滴下した。滴下後、反応混合物を7時間加
熱還流した。冷却後、水50mlを加えてエーテル抽
出(50ml×4回)した。抽出液を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、常圧でエーテルを留去し、油状
残留物を減圧蒸留してL−α−ヒドロキシイソ吉
草酸メチル2.48gを70〜100℃/70Torrの留分と
して得た。収率37%。
無色油状物質
〔α〕28 D +21.7゜(c=0.810,CHCl3).
IR(neat):3600〜3200,1750,1270,1225,
1150,1035-1. NMR(CDCl3):δ0.87(3H,d,J=7Hz),
1.01(3H,d,J=7Hz),1.8〜2.3(1H,
m),2.70(1H,broad s),3.76(3H,
s),4.01(1H,diffusedd). 上記の反応で得られたL−α−ヒドロキシイソ
吉草酸メチル1.590g(12.0mmol)をピリジン10
mlに溶かし、氷冷下、撹拌しながら塩化メタンス
ルホニル1.10ml(1.63g、14.2mmol)を滴下し、
同温度で1時間、次いで室温で30分間撹拌後、水
30mlを加えてエーテル抽出(30ml×3回)した。
抽出液を水洗(10ml)し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を減圧蒸留
してL−α−(メチルスルホニルオキシ)イソ吉
草酸メチル2.24gを無色油状物質として得た。収
率88%。
1150,1035-1. NMR(CDCl3):δ0.87(3H,d,J=7Hz),
1.01(3H,d,J=7Hz),1.8〜2.3(1H,
m),2.70(1H,broad s),3.76(3H,
s),4.01(1H,diffusedd). 上記の反応で得られたL−α−ヒドロキシイソ
吉草酸メチル1.590g(12.0mmol)をピリジン10
mlに溶かし、氷冷下、撹拌しながら塩化メタンス
ルホニル1.10ml(1.63g、14.2mmol)を滴下し、
同温度で1時間、次いで室温で30分間撹拌後、水
30mlを加えてエーテル抽出(30ml×3回)した。
抽出液を水洗(10ml)し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を減圧蒸留
してL−α−(メチルスルホニルオキシ)イソ吉
草酸メチル2.24gを無色油状物質として得た。収
率88%。
bp:98〜99℃/0.15Torr
〔α〕27 D −39.7゜(c=0.826,CHCl3)
IR(neat):1765,1370,1180,1020,980,
960,850cm-1. NMR(CDCl3):δ0.97(3H,d,J=7Hz),
1.07(3H,d,J=7Hz),2.1〜2.6(1H,
m),3.12(3H,s),3.79(3H,s),4.84
(1H,d,J=5Hz). C7H14O5Sとして 計算値:C,39.99;H,6.71;S,15.25%. 測定値:C,39.89;H,6.53;S,15.29%. 上記反応で得られたL−α−(メチルスルホニ
ルオキシ)イソ吉草酸メチル1.702g
(8.10mmol)をメタノール1mlに溶かし、水酸化
バリウムの八水和物〔Ba(OH)2・8H2O〕3.0g
(9.5mmol)、および水40mlを加えて室温で2.5時
間、激しく撹拌した。反応混合物をエーテル20ml
で洗浄し、水層に濃塩酸2mlを加えてPH1以下と
した後、エーテル抽出(20ml×4回)した。抽出
液を水洗(10ml)し、無水硫酸ナトリウムおよび
無水硫酸マグネシウムを順次加えて乾燥後、減圧
濃縮してL−α−(メチルスルホニルオキシ)イ
ソ吉草酸1.476gを無色結晶として得た。収率93
%。
960,850cm-1. NMR(CDCl3):δ0.97(3H,d,J=7Hz),
1.07(3H,d,J=7Hz),2.1〜2.6(1H,
m),3.12(3H,s),3.79(3H,s),4.84
(1H,d,J=5Hz). C7H14O5Sとして 計算値:C,39.99;H,6.71;S,15.25%. 測定値:C,39.89;H,6.53;S,15.29%. 上記反応で得られたL−α−(メチルスルホニ
ルオキシ)イソ吉草酸メチル1.702g
(8.10mmol)をメタノール1mlに溶かし、水酸化
バリウムの八水和物〔Ba(OH)2・8H2O〕3.0g
(9.5mmol)、および水40mlを加えて室温で2.5時
間、激しく撹拌した。反応混合物をエーテル20ml
で洗浄し、水層に濃塩酸2mlを加えてPH1以下と
した後、エーテル抽出(20ml×4回)した。抽出
液を水洗(10ml)し、無水硫酸ナトリウムおよび
無水硫酸マグネシウムを順次加えて乾燥後、減圧
濃縮してL−α−(メチルスルホニルオキシ)イ
ソ吉草酸1.476gを無色結晶として得た。収率93
%。
mp:72〜74℃
〔α〕28 D −37.8゜(c=0.949,エタノール)
NMR(CDCl3):δ1.02(3H,d,J=7Hz),
1.11(3H,d,J=7Hz),2.1〜2.6(1H,
m),3.14(3H,s),4.91(1H,d,J=
4Hz),7.59(1H,broad s). C6H12O5Sとして 計算値:C,36.72;H,6.17;S,16.34%. 測定値:C,36.84;H,6.23;S,16.34%. 上記の反応で得られたL−α−(メチルスルホ
ニルオキシ)イソ吉草酸1.249g(6.37mmol)に
塩化チオニル2.0ml(3.3g、28mmol)を加えて
3.5時間加熱還流した。室温に冷却後、減圧濃縮
し、油状残留物を減圧蒸留して塩化L−α−(メ
チルスルホニルオキシ)イソバレリル1.148gを
得た。収率84%。
1.11(3H,d,J=7Hz),2.1〜2.6(1H,
m),3.14(3H,s),4.91(1H,d,J=
4Hz),7.59(1H,broad s). C6H12O5Sとして 計算値:C,36.72;H,6.17;S,16.34%. 測定値:C,36.84;H,6.23;S,16.34%. 上記の反応で得られたL−α−(メチルスルホ
ニルオキシ)イソ吉草酸1.249g(6.37mmol)に
塩化チオニル2.0ml(3.3g、28mmol)を加えて
3.5時間加熱還流した。室温に冷却後、減圧濃縮
し、油状残留物を減圧蒸留して塩化L−α−(メ
チルスルホニルオキシ)イソバレリル1.148gを
得た。収率84%。
無色油状物質
bp:73℃/0.05Torr
〔α〕26 D −2.4゜(c=0.828,四塩化炭素)
IR(neat):1810,1370,1180,1000,970,
930,850,795cm-1. NMR(CDCl3):δ1.01(3H,d,J=7Hz),
1.13(3H,d,J=7Hz),2.3〜2.8(1H,
m),3.13(3H,s),5.02(1H,d,J=
4Hz). C6H11ClO4Sとして 計算値:C,33.57;H,5.17;S,14.94%. 測定値:C,33.57;H,4.95;S,14.73%. 参考例 4 金属ナトリウム36mg(1.6mg−atom)を無水メ
タノール3mlに溶かし氷冷下で撹拌した。これに
実施例3で得た(−)−2−メタンスルホニルオ
キシ−1−(4−イソブチルフエニル)−1−プロ
パノン284mg(1.00mmol)を加え同温度で10分
間、次に室温で4時間撹拌した。水10mlを加えて
塩化メチレン抽出(5ml×3回)し、抽出液にピ
リジン2滴を加えて無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。油状残留物を無水ピリジン1
mlに溶かし室温で撹拌した。これに塩化メタンス
ルホニル0.12ml(178mg、1.6mmol)を加え室温
で1.5時間撹拌した。水10mlを加えて塩化メチレ
ン抽出(10ml×3回)し、抽出液を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を
カラムクロマトグラフイー(シリカゲル、塩化メ
チレン)にて精製して、(+)−2−メタンスルホ
ニルオキシ−1−(4−イソブチルフエニル)−1
−プロパノンジメチルアセタール283mgを無色油
状物質として得た。収率85.6%。
930,850,795cm-1. NMR(CDCl3):δ1.01(3H,d,J=7Hz),
1.13(3H,d,J=7Hz),2.3〜2.8(1H,
m),3.13(3H,s),5.02(1H,d,J=
4Hz). C6H11ClO4Sとして 計算値:C,33.57;H,5.17;S,14.94%. 測定値:C,33.57;H,4.95;S,14.73%. 参考例 4 金属ナトリウム36mg(1.6mg−atom)を無水メ
タノール3mlに溶かし氷冷下で撹拌した。これに
実施例3で得た(−)−2−メタンスルホニルオ
キシ−1−(4−イソブチルフエニル)−1−プロ
パノン284mg(1.00mmol)を加え同温度で10分
間、次に室温で4時間撹拌した。水10mlを加えて
塩化メチレン抽出(5ml×3回)し、抽出液にピ
リジン2滴を加えて無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。油状残留物を無水ピリジン1
mlに溶かし室温で撹拌した。これに塩化メタンス
ルホニル0.12ml(178mg、1.6mmol)を加え室温
で1.5時間撹拌した。水10mlを加えて塩化メチレ
ン抽出(10ml×3回)し、抽出液を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を
カラムクロマトグラフイー(シリカゲル、塩化メ
チレン)にて精製して、(+)−2−メタンスルホ
ニルオキシ−1−(4−イソブチルフエニル)−1
−プロパノンジメチルアセタール283mgを無色油
状物質として得た。収率85.6%。
〔α〕25 D+12.1゜(C=1.00,CHCl3)
NMR(CDCl3):δ0.88(6H,d,J=7Hz),
1.16(3H,d,J=7Hz),1.6〜2.1(1H,
m),2.44(2H,d,J=7Hz),3.06(3H,
s),3.18(3H,s),3.26(3H,s),4.95
(1H,q,J=7Hz),7.10(2H,d,J
=8Hz),7.32(2H,d,J=8Hz). 参考例 5 参考例4で得た(+)−2−メタンスルホニル
オキシ−1−(4−イソブチルフエニル)−1−プ
ロパノンジメチルアセタール283mg(0.857mmol)
と炭酸カルシウム100mg(1.00mmol)とを水とメ
タノールの混合溶媒7ml(重量比3:7)中、63
時間、加熱還流した。水40mlを加えて塩化メチレ
ン抽出(15ml×3回)し、抽出液を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を
カラムクロマトグラフイー(シリカゲル、塩化メ
チレン)にて精製して(−)−α−(4−イソブチ
ルフエニル)プロピオン酸エチル142mgを無色油
状物質として得た。収率75.2%。
1.16(3H,d,J=7Hz),1.6〜2.1(1H,
m),2.44(2H,d,J=7Hz),3.06(3H,
s),3.18(3H,s),3.26(3H,s),4.95
(1H,q,J=7Hz),7.10(2H,d,J
=8Hz),7.32(2H,d,J=8Hz). 参考例 5 参考例4で得た(+)−2−メタンスルホニル
オキシ−1−(4−イソブチルフエニル)−1−プ
ロパノンジメチルアセタール283mg(0.857mmol)
と炭酸カルシウム100mg(1.00mmol)とを水とメ
タノールの混合溶媒7ml(重量比3:7)中、63
時間、加熱還流した。水40mlを加えて塩化メチレ
ン抽出(15ml×3回)し、抽出液を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。油状残留物を
カラムクロマトグラフイー(シリカゲル、塩化メ
チレン)にて精製して(−)−α−(4−イソブチ
ルフエニル)プロピオン酸エチル142mgを無色油
状物質として得た。収率75.2%。
このものはdl体の標品とNMRが完全に一致し
た。
た。
〔α〕25 D−56.2゜(C=1.00,CHCl3)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ルイス酸の存在下、一般式 で表わされる光学活性なアルカン酸ハロゲン化物
と一般式 Ar−H で表わされる芳香族化合物を反応させることを特
徴とする、一般式 で表わされる光学活性な1−芳香族基置換−1−
アルカノン類の製造方法〔式中、Arは芳香族基、
Rはアルキル基又はシクロアルキル基、Xはハロ
ゲン原子又はスルホニルオキシ基であり、Yは塩
素原子又は臭素原子である。*は不斉炭素原子を
表わす。〕。
Priority Applications (15)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56090978A JPS5810525A (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 光学活性な1−芳香族基置換−1−アルカノン類の製造方法 |
| AU84797/82A AU8479782A (en) | 1981-06-15 | 1982-06-11 | Optically active 1-aromatic-group-substituted-1-alkanones |
| US06/387,585 US4539420A (en) | 1981-06-15 | 1982-06-11 | Optically active 1-aromatic-group-substituted-1-alkanones and methods for their manufacture |
| ZA824179A ZA824179B (en) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Optically active 1-aromatic-group-substituted-1-alkanones and methods for their manufacture |
| NO821971A NO821971L (no) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Optisk aktive 1-aromatisk-gruppe-substituert-1-alkanoner og fremgangsmaate for deres fremstilling |
| FI822132A FI822132A7 (fi) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Optisesti aktiiviset 1-aromaattisella ryhmällä substituoitu-1-alkanolit ja niiden valmistusmenetelmä. |
| EP82303068A EP0067698A3 (en) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Optically active 1-aromatic-group-substituted-1-alkanones and methods for their manufacture |
| IL66055A IL66055A0 (en) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Optically active 1-aromatic-group substituted-1-alkanones and methods for their manufacture |
| PT75049A PT75049B (en) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Process for preparing optically active alpha-aromatic group substituted alkanoic acid esters |
| HU821915A HU186526B (en) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Process for producing optically active 1-alkanone derivatives substituted at the 1 position with and aromatic group |
| PL23690882A PL236908A1 (en) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Process for preparing 1-alkanones substituted with aromatic group in position 1 |
| ES513077A ES8307202A1 (es) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | "procedimiento para preparar un acido alcanoico substituido en posicion alfa con un grupo aromatico, opticamente activo". |
| DK267482A DK267482A (da) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | Optisk aktive 1-aromatisk substituerede -1-alkanoner samt fremgangsmaade til fremstilling deraf |
| KR1019820002636A KR840000463A (ko) | 1981-06-15 | 1982-06-14 | 광학적으로 활성인 1-방향족 그룹으로 치환된-1- 알카논의 제조방법 |
| NO830730A NO830730L (no) | 1981-06-15 | 1983-03-03 | Optisk aktive forbindelser for bruk som mellomprodukter for fremstilling av optisk aktive alfa-aromatisk-gruppe-substituert-alkansyrer, og fremgangsmaate for fremstilling av disse mellomprodukter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56090978A JPS5810525A (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 光学活性な1−芳香族基置換−1−アルカノン類の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5810525A JPS5810525A (ja) | 1983-01-21 |
| JPH0255408B2 true JPH0255408B2 (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=14013600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56090978A Granted JPS5810525A (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 光学活性な1−芳香族基置換−1−アルカノン類の製造方法 |
Country Status (14)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4539420A (ja) |
| EP (1) | EP0067698A3 (ja) |
| JP (1) | JPS5810525A (ja) |
| KR (1) | KR840000463A (ja) |
| AU (1) | AU8479782A (ja) |
| DK (1) | DK267482A (ja) |
| ES (1) | ES8307202A1 (ja) |
| FI (1) | FI822132A7 (ja) |
| HU (1) | HU186526B (ja) |
| IL (1) | IL66055A0 (ja) |
| NO (2) | NO821971L (ja) |
| PL (1) | PL236908A1 (ja) |
| PT (1) | PT75049B (ja) |
| ZA (1) | ZA824179B (ja) |
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