JPH0255702A - 保存安定性を有する化工でんぷん乳化剤 - Google Patents

保存安定性を有する化工でんぷん乳化剤

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JPH0255702A
JPH0255702A JP1093314A JP9331489A JPH0255702A JP H0255702 A JPH0255702 A JP H0255702A JP 1093314 A JP1093314 A JP 1093314A JP 9331489 A JP9331489 A JP 9331489A JP H0255702 A JPH0255702 A JP H0255702A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は化工でんぷんに関する。そのでんぷんは保存安
定なエマルジョン中で有用であり、安定な水中油型エマ
ルジョンを必要とする系中で、特にフレーバーオイル、
たとえばシトラスオイル(カンキツ類油)で風味をつけ
られた飲料中でアラビアゴムの代替物として有用である
。更に本発明は化工でんぷんを製造する方法及び化工で
んぷんを含有する化学組成物、食品及び飲料に関する。
種々の化学組成物は食品、化粧品、塗料、医薬品及びポ
リマー産業並びに繊維材料及び皮革処理、浮遊選鉱、オ
イルドリンク(Oil drilling)及び農業の
噴霧作業に於て乳化剤として使用される。この使用の多
くに於て乳化剤は連続相の粘度又は流動度の安定剤とし
ても作用する。しばしばこの使用はエマルジョンが長期
間保存安定であることを必要とする。
水溶性乳化剤及び安定剤として作用する典型的組成物と
してグアールガム、アラビアゴム及び他のガム、でんぷ
ん、たん白質、種々の水溶性ポリマー及びその同族体が
挙げられる。たとえばエンサイクロペディア オブ ケ
ミカル チクノロシイ(Encyclopedia o
f Chemical Technology)  、
カーク・オスマー編集、第3版、ウィリーインターシー
ン(Wily−Intersiene) 、ニュー a
 ツタ、ニューヨーク、1979、第8巻、第900頁
−第910頁、第918頁、第923頁−第925頁及
び第12巻、第55頁〜第56頁参照。アラビアゴムは
多くの使用に於て特にエマルジョンの冷却又は冷凍保存
の間その保存安定性の点で好ましい。
アラビアゴムは分枝状の置換されたヘテロポリサンカラ
イドであり、極めて水溶性、低粘度及び無臭、無色又は
無味である。アラビアゴムは乳化剤及び安定剤として食
品、たとえば糖菓、シロップ、フレーバーオイルエマル
ジョン、アイスクリーム及び飲料中に並びにインク、接
着剤、繊維材料及びリトグラフ溶液中に使用されている
アラビアゴムは中央東アフリカで産出する天然に生じる
ゴムである。アラビアゴムはこの地域から得られるので
、高価であり、その供給及び品質は予想できない、した
がって長い間保存安定な、安価のアラビアゴム代替物が
産業上探し求められ、でんぷんから誘導された生成物が
この様な使用に提案されている。
カルドウエ、ル(Caldwell)等により1953
年12月1日に発行された米国特許第2,661,34
9号明細書に、置換された無水ジカルボン酸でんぷん半
エステル誘導体が記載されている。これらの誘導体のい
くつかは飲料エマルジョン、フレーバーエマルジョン及
び他のエマルジョン中での使用に適する安定な水中油型
エマルジョンを形成する。たとえばP、)ルビアノ(T
rubiano)、第9章、化工でんぷん:性質及び使
用、CRCプレス、ボカラトン(BocaRa ton
)、フロリダ、1986年、第134頁〜第147頁参
照。冷水溶性、低粘度オクテニルサクシナートでんぷん
誘導体は炭酸飲料中アラビアゴムに代って良好に使用さ
れtいる。比較的高い粘度のオクテニルサクシナート誘
導体は、サラダドレッシング中でアラビアゴム代替物と
して有用である。この様な置換されたジカルボン酸でん
ぷん半エステル誘導体も疎水性物質、たとえばフレーバ
ー、ビタミン、芳香物及び油をカプセル内包するために
アラビアゴムに代って使用される。ガブセル内包を水中
油型エマルジョンの噴霧乾燥によって通常製造する。こ
のカプセル内包剤のいくつかを変化して、内包されたフ
レーバー又は油の徐々の又は制限された離脱を生じる組
成物を生じる。他の物質はアラビアゴム同等物よりも高
い固形分で水に溶解することができ、特定の使用でアラ
ビアゴムよりも優れている。
飲料及びフレーバーエマルジョン中に使用される低粘度
(化工)でんぷんを通常でんぷんの酸−分解によって製
造する。低粘度でんぷんの製造法はよく知られている。
リチャーズ(Richards)等により1977年7
月12日発行された米国特許第4.035,235号明
細書中に親油性の置換されたでんぷんの分解法が開示さ
れ、この方法はα−アミラーゼ消化を酸−分解の代替と
して低粘度でんぷんの製造に使用する。親油性の置換さ
れたでんぷんは、フレーバーのカプセル内包に及び水中
油型エマルジョンに適する。この化工法は乳化剤及びカ
プセル内包剤として飲料中に使用される油に適するでん
ぷん生成物を生じる。アラビアゴムに代って公知のでん
ぷん誘導生成物を使用することの1つの欠点は、公知の
でんぷん誘導体が貯蔵の間あまり安定でないことである
。このでんぷん誘導体はアラビアゴムに比してより短い
保存期間及びより悪い冷却及び冷凍/解凍安定性を示す
、それ故に特定の適用、たとえばソフトドリンク及び類
似のタイプの飲料の製造に使用されるフレーバーシロッ
プベースに於て、このでんぷん誘導代用物はアラビアゴ
ムと同様に作用しない。飲料製造業者がフレーバーシロ
ップベースを異なる地区のビン詰め業者に輸送し、そこ
でビン詰め作業に使用する前に長期間冷却された貯蔵庫
中に置かれるので、フレーバーオイルエマルジョンと貯
蔵の間安定を維持しなければならない。更に冷却温度は
ビン詰め業者からビン詰め業者へ変わる、又は日ごとに
変化するので、フレーバーオイルエマルジョンは冷凍/
解凍サイクルを含めた温度サイクルに耐えることができ
なければならない。
飲料使用に於ける安定性の問題は、でんぷん生成物が老
化傾向を示すために生じると考えられ、フレーバーオイ
ルエマルジョンに温度サイクル又は長期間貯蔵をもたら
さない。厳しい場合でんぷんは老化してゲルを形成し、
フレーバーオイルは水相から完全に分離する。でんぷん
の老化は本来結晶化処理である。これは相互に隣接する
でんぷん分子アルギンそれ自体の線状部分が、ヒドロキ
シル基によって内部鎖水素結合を形成するときに起る。
十分な内部鎖水素結合を生じる場合、分子は分子凝集体
の形成を伴う。この凝集体は水和に対して減少した能力
及びそれ故に低い水溶性を示す。この凝集体は沈殿する
又は−層濃い溶液中でゲルを形成する。老化傾向は、高
レベルの線状アミロース分子を含有するでんぷん中で一
層際立っている。線状(アミロース)と分枝状(アミロ
ペクチン)とを含有する、又は分枝状分子しか含有しな
いでんぷん中で老化傾向はあまり際立っていない。温度
が低下すると、アミロースとアミロペクチンを含有する
でんぷんはより一層大きい老化傾向を示す。
老化を特定の使用に於てでんぷん分子を化学的に誘導し
て部分的に克服し、でんぷん分子間又は同一分子の部分
の間の会合を妨害して、それによって貯蔵中のでんぷん
の水和能力を失う傾向を減少させてでんぷんを安定化す
る。たとえばでんぷんを試剤と反応させて置換基、たと
えばヒドロキシプロピル−、ホスファートー、アセター
ト−又はサクシナート基を導入し、貯蔵の間でんぷん分
子を安定化する。この誘導化反応は、特別な適用のため
のでんぷんを得るために橋かけ結合又は分解によって更
に化工されるでんぷんに対して行われる。しかしこの誘
導でんぷんはアラビアゴムにとって典型的である安定な
乳化性質を生じない。
低温度ででんぷんの老化を制限する公知の他の方法も、
安定な乳化でんぷんを生じない。たとえばヴイルツバー
グ(Wurzburg)等により1970年8月25日
に発行された米国特許第3,525.672号明細書に
は、橋かけ結合された阻害でんぷん増粘剤を酵素、たと
えばβ−アミラーゼで処理して、冷凍/解凍安定性をパ
イ充填物、プリン及び低温度貯蔵にさらされる他の粘稠
化された食品に与えることが開示されている。記載され
た阻害処理に加えて、ときどきでんぷんベースを部分的
に誘導化するのが有利であると述べられている。典型的
な置換基としては、エステル基、たとえばアセタート、
サクシナート−、ホスファートー及びスルフアート基並
びにエーテル基が挙げられる。
ヴルツバーグ等により1984年1月31日発行された
米国特許第4.428,972号明細書には、水性分散
液中でより一層優れた低温度安定性を有するワクシイで
んぷん増粘剤が開示されている。そのでんぶんは、選択
されたーX5UZ遺伝子植物から得られる。
しかし低温度貯蔵の間者化を克服することに関して、こ
の発明は保存安定な水中油型エマルジョンを製造するの
に有用なでんぷん生成物を全く開示していない。かくて
そこには保存貯蔵、冷却及び冷凍/解凍サイクルの間室
定性を兼ね備えた乳化性質を有しかつアラビアゴムに代
って使用できる生成物への要求が残る。
したがってアラビアゴムの安定な乳化特性を示す改良さ
れ、化工でんぷんが要求される。本発明によればこの様
な化工でんぷんは、この様な化工でんぷんを製造する方
法と一緒に提供される。
この際良好な保存安定性を有するでんぷんをベースとす
るエマルジョンを含有する生成物、特にフレーバーオイ
ルエマルジョンを含有する食品及び飲料も提供される。
本発明は疎水性基又は親水性基と疎水性基を含有するで
んぷん誘導体から成り、その70%までがでんぷんの非
還元末端から1.4−α−D−グルコシド結合を開裂す
ることができるが、でんぷんの1.6−α−D−グルコ
シド結合を開裂することができない生体外酵素によって
分解される、貯蔵の間改良された安定性、耐油状化性及
び耐ゲル化性を示すエマルジョンの乳化性質を有する化
工でんぷんを提供する。
更に本発明は次の段階: a)糊化されたでんぷん誘導
体を生じ、その誘導体は疎水性基又は親水性基と疎水性
基を含有する夫々の置換基によって特徴づけられる: b)でんぷん誘導体内70重量%までをでんぷんの非還
元末端から1.4−α−〇−グルコシド結合を開裂する
ことができるが、でんぷんの1.6−α−Ω−グルコシ
ド結合を開裂することができない生体外酵素で分解して
マルトースとなすことから成る、貯蔵の間改良された安
定性及び耐油状化性及び耐ゲル化性を示すエマルジョン
の乳化性質を有する化工でんぷんを製造する方法を提供
する。
本発明の方法で使用される酵素処理は、でんぷんを疎水
性基又は親水性基と疎水性基双方のいずれかを含有する
様に誘導化し、これが乳化性質を有した後に実施される
あるいは酵素処理をでんぷん誘導体を製造する前に実施
する。この様な誘導体を製造する方法は、前記米国特許
筒2,661,349号明細書に開示されている。好ま
しいでんぷん誘導体はでんぷんアルケニルサクシナート
半エステルであり、これ中にカルボキル基が酸又はカル
ボキシラード塩として存在する。しかしでんぷん分子中
に所望の疎水性機能又は疎水性及び親水性機能の両方を
生じ、それによって乳化性質を生じるすべての方法を使
用してこの様な化工でんぷんを製造することができると
記載されている。適する誘導体及びこれを製造する方法
は、タルザスコ(Trzasko)等により1986年
12月2日発行された米国特許筒4.626,288号
明細書中に記載されている。
でんぷん分子の非還元末端から1,4−α−D−グルコ
シド結合を開裂することができるが、でんぷん分子の1
.6−α−D−グルコシド結合を開裂することができな
い生体外酵素による処理を、疎水性基又は親水性基と疎
水性基を含有するでんぷん誘導体70重量%(好ましく
は55重量%)までが分解してマルトースになるまで実
施する。
本発明の化工分解でんぷんの製造に於て、所望のでんぷ
んを所望の酵素−基’ft t14度を達成するのに必
要な割合で又は最終使用に適する様に算出された割合で
水中にスラリー化する。所望の場合、でんぷんを粒状形
で使用するが、粒状でんぷんの酵素分解は徐々に進行す
る。その時混合物の温度及びpHを製造業者又は供給者
がすすめるでんぷん生成物を製造するのに使用される特
別な酵素にとって最適条件に調整する。
酵素はでんぷん分子の非還元末端から1.4−α−Dグ
ルコシド結合を開裂することができるが、でんぷん分子
の1.6−α−D−グルコシド結合を開裂することがで
きない生体外酵素でなければならない。
β−アミラーゼ−これは好ましい−は極めて特異的な生
体酵素であり、その作用によって1.4−α−Dグルコ
シド結合を介してグルコース基と結合するマルトシド基
を有するでんぷん分子の非還元末端からのみ反応錯化合
物を形成することができる。
したがってそれによって酵素はでんぷんを非−アルデヒ
ド末端(非還元末端)でしか攻撃せず、この外側分枝か
らマルトース単位を分枝点(1,6−結合)に到達する
まで分離する。単一マルトース又はグルコース単位は、
酵素処理後でんぷん分子の夫々の分枝点に残る。この生
体外酵素はでんぷん分枝の1.4−結合を分離できるが
、1.6−結合を分解できないので、この様な分解処理
の残部は目の詰った分枝構造であり、これは実質上外側
の分枝がない又は短い外側の分枝しか含有しない。した
がってこの生成物は、長期間の貯蔵にさらされ及び(又
は)冷凍/解凍サイクルがくり返された水性でんぷん分
散液中で老化及びシネレシスを明らかに生じる長い外側
鎖が全くない。
酵素は、でんぷん70重量%(好ましくは55重世%)
までが分解してマルトースになるまで、あるいは所望の
最終点(すなわちでんぷんを用いて製造された特別なエ
マルジョンの改良された保存安定性を提供する十分な分
解)に到達するまででんぶんを消化することができる。
最終点を粘度の変化によって、還元糖含有率によって又
はでんぷん分子の酵素分解量を測定するためのすべての
他の公知方法によって決定する。その代りに酵素分解は
、実質上得られるマルトース単位のすべてがでんぷん分
子から除去されるまで続けてよい。通常分解は温度、酵
素及び基¥を濃度及び他の変化に依存して数時間ないし
24時間又はそれ以上の期間行われる。次いで酵素分解
を熱、化学的付加又は酵素を失活する又はその基質から
酵素を分離するための他の公知方法によって終了する。
生じる分解されたでんぷん組成物は噴霧乾燥、ドラム乾
燥し、さもなければ本発明に適する形で回収する。
本発明は乳化剤がでんぷんであるすべての乳化組成物を
包含し、そのでんぷんは酵素により化工されてエマルジ
ョンの保存安定性を改良することが分る。したがって化
工でんぷん及びガム又は他の乳化剤の混合物から成るエ
マルジョンを包含しなければならない。
本発明の化工でんぷんをアラビアゴムが乳化剤、安定剤
又はその同族体として使用される製品中に及びエマルジ
ョンを形成する又は安定化するために高分子の水溶性乳
化剤が使用される製品中に使用するのが有利である。し
たがってオイル、たとえばオレンジ又はレモンオイルで
風味を添えられた飲料、菓子類、アイスクリーム、保存
安定な乳化剤を必要とする他の飲料及び他の食品中に使
用することができる。水とアルコールをベースとする飲
料中に使用することができる。でんぷんを水を加えて戻
されてフレーバーエマルジョンを生じる噴霧乾燥されか
たフレーバーオイルの製造に及びインク、繊維材料及び
他の非食品最終使用に使用することもできる。
本発明による酵素分解されたでんぷんの製造に使用され
る適切なでんぷんはコーン、じゃがいも、スウィートポ
テト、小麦、米、サゴ、タピオカ、ワタシイトウモロコ
ラ、ツルガム及びその同族体を包含するすべての植物起
源、から導かれる。上記でんぷんのどれでもから導かれ
る化工生成物も包含される。これはたとえば酸化、α−
アミラーゼ化工、緩やかな酸加水分解又は熱デキストリ
ン化によって製造された流動性又は弱く沸騰するでんぷ
ん及び誘導でんぷん、たとえばエーテル及びエステルが
挙げられる。
でんぷんは糊化でんぷん(前熱処理された非粒状でんぷ
ん)が好ましく、緩やかな酸分解又は公知の熱デキスト
リン化法によって化工された流動性でんぷんでもよい。
(たとえばM、W、ルチンバーブ(Ru tenber
g)、′でんぷん及びその化工”、水溶性ガム及び樹脂
−ハンドブック、R,L、デビソトソン(Davids
on)、編集者、マンフグロウヒル(McGra−旧f
l) 、Inc、、 ニューヨーク、ニューヨーク19
80年、第22頁〜第36頁参照)。この化工技術の1
又は数種の組合せを使用する。化工は疎水性/親水性(
又は単に疎水性)試剤による処理前に及びβ−アミラー
ゼ処理前に一般に行われる。
所望の場合には、米国特許第4,035,235号明細
書に記載した方法ででんぷんをα−アミラーゼ酵素によ
る処理によって化工し、流動性でんぷんを生じる。α−
アミラーゼによる化工もβ−アミラーゼ処理の前に一般
に行われる。高粘度乳化系を望む場合、でんぷんを化工
する必要はない。
でんぷんを、乳化性質をでんぷんに与えるすべての試剤
によって処理して誘導化する。誘導化をβ−アミラーゼ
処理前又はその後に実施する。その試剤は疎水性部分を
有していなければならず、親水性部分を含有していても
よい。疎水性部分はC−原子を少なくとも5個、好まし
くは5〜24個を含有するアルキル−、アルケニル−、
アラルキル又はアラルケニル−基でなければならない。
下記の好ましい具体例に於ける様に親水性部分は試剤に
よって与えられる又は他の具体例に於ける様にでんぷん
自身のヒドロキシル基が親水性部分として作用し、その
試剤は疎水性部分のみを与える。
好ましい具体例に於て、でんぷんを米国特許第2.66
1.349号明細書に示された方法によって無水アルケ
ニル環状ジカルボン酸による反応で誘導化する。しかし
疎水性及び親水性機能の所望された混合をでんぷん分子
中に生じ、それによって安定な乳化性質を生じる、でん
ぷんを誘導化するすべての方法を使用して、本発明によ
る化工でんぷんを製造することができる。これは従来知
られていない方法を含んでいる。
低粘度乳化剤を望む場合、好ましい具体例はアミロペク
チン含有でんぷん、たとえばワクシイトウモロコシのオ
クテニルサクシナート半エステル誘導体である。これは
約60までの水流動度(旺)に化工されている。水流動
度は0−90の尺度で測定される粘度の経験によるテス
トである。この際流動度は粘度の逆数である。でんぷん
の水流動度を一般にトーマ大回転剪断−型粘度計(アー
サーH。
トーマス社、フィラデルフィア、ペンシルベニア州)を
使用して測定する。このメーターは30℃で粘度24.
73cps、を有する標準油を用いて標準化される。こ
の油は100回転23.12±0.05秒を必要とする
。水流動度の正確かつ再現可能な測定値は、でんぷんの
化工度に応じて種々の固体レベルで100回転の経過時
間を決定することによって得られる(化工が増加すると
、粘度が減少する)。好ましい具体例に於て化工でんぷ
んを無水オクテニルコハク散歩なくとも0.25%、好
まし゛(は3.0%で処理する。所望の場合、ヒドロキ
シプロピルオクテニルサクシナート誘導体を使用するこ
とができる。
他の生成物に関して、所望の粘度及び乳化特性を生じる
置換度合又は化ニレベルを使用する。たとえば米国特許
第4.035.235号明細書には適する具体例が開示
されている。それは水不溶性物質、たとえば揮発性フレ
ーバーオイル及び香水をカプセル内包するのにアラビア
ゴムの代替物として使用されるでんぷんの親油性誘導体
を製造する方法から成る。
好ましい具体例に於てでんぷん誘導体の製造後の次の工
程は誘導でんぷんを糊化しなければならない。糊化処理
はでんぷん分子を粒状構造から展開し、それによって酵
素がより一層容易にかつ均一にでんぷん分子の外側分枝
を分解することができる。でんぷんベースのスラリーを
糊化した後、スラリーの固体、温度及びpHを調整して
、最適な酵素活性を生じせしめる。
酵素活性に関する最適なパラメーターは、使用される酵
素に応じて変化する。したがって酵素分解の割合は、フ
ァクター、たとえば使用される酵素のタイプ、酵素濃度
、基質濃度、pH1温度、阻害剤の存在又は不在及びそ
の他のファクターによる。酵素のタイプ、すなわちその
起源によって種々のパラメーターが最適な消化割合を達
成するために調整を必要とする。一般に好ましい酵素消
化反応は最大の固体含有率で行われる。その率は最適な
反応割合を保ちながらでんぷん組成物のその後の乾燥を
促進することができるものである。たとえば飲料に適用
される乳化剤を製造するために本発明により使用される
大麦β−アミラーゼに関しては、33%までの固体含有
率で前熱処理されたでんぷん分散液が好ましい。しかし
固体を多く使用すればする程、ますます多くの固体で攪
拌は困難であり又は効果がなく、でんぷん分散液は取り
扱いがますます困難となる。
本発明の方法を酵素成分としてβ−アミラーゼを使用し
て説明した場合、他の酵素、たとえば生体外−α−1,
4−グルコシダーゼ、生体外−1,4−α−D−グルカ
ンマルトテトラヒドロラーゼ、生体外−1,4−α−D
−グルカンマルトへキサヒドロラーゼ又は非還元末端か
らでんぷん分子の1.4−結合を選択的に開裂するが、
1.6−結合はそのままである他の生体酵素を本発明に
よる化工でんぷんを製造するのに使用する。
この様な生体外酵素はグルコース、マルトース又は比較
的大きいサッカイド単位をアミロペクチン分子の外側分
枝からしか分離せず、分枝を脱分枝しないので、酵素分
解法は短鎖分枝点がそのまま残る分子を生じる。アミロ
ペクチン中、分枝点は分子のモノサンカライド単位約4
〜5%で生じる。アミロペクチンの酵素分解を続けた場
合、分子の外側分枝は他の分枝との会合を減少させる又
は排除する点に至るまで短くされ、残存するl、6−分
枝点は内側分枝を会合から守る。それ故に分解された分
子は貯蔵の間及び冷凍/解凍サイクルの間改良された耐
老化性を示す。この理由からでんぷん分子の非還元末端
から1.4結合の開裂は可能であるが、1,6結合の開
裂は不可能である生体外酵素が本発明の必須要件である
本発明の方法は酵素を溶液中で使用するが、固体担体上
に担持された酵素を使用する方法が本発明の使用に適す
る。
酵素及び基質の最適濃度を酵素活性のレベルによって制
限する。酵素活性を水性酵素溶液−あたリジアスターゼ
力度(DP ” )で表わす。DP’は試料酵素調製物
の5%溶液0.1−中に含有される酵素の量である。こ
の調製物は試料を基質100dと共に1時間20℃で培
養した時、フェーリング溶液5W11を還元するのに十
分な還元糖を生じる。DP”を決定する処理はフードケ
ミカルスコデソクス(Food Chemicals 
Codex)、第三版、ナショナルアカデミイブレス、
ワシントン、D、C,、1981年、第484頁中に記
載されている。
乾燥重量あたりでんぷん100gにつき過剰の334の
DP’は、温度及びpHの最適条件下8時間以内に固体
33%まで含有する糊化でんぷん溶液を分解しなければ
ならない、乾燥重量あたりでんぷん100gにつきDP
” 840−1.110(pH5,3及び温度57℃で
)が好ましい。
この反応は緩衝物の存在下に進行し、p)lが分解の間
最適レベルにあることを保証する。緩衝物、たとえば酢
酸塩、クエン酸塩又は他の弱酸の塩が有利である。他の
試剤を最適な酵素活性に使用することができる。反応は
pH範囲約3−10、好ましくは5−7、最も好ましく
は5.7で55〜60℃で行われる。
水性でんぷん分散液を20−100℃、好ましくは55
−60℃、最も好ましくは57℃の温度で酵素消化の間
係たねばならない。しかし比較的短い反応時間を望む場
合、温度は60〜63℃の範囲又はより一層高い酵素濃
度を使用する。酵素反応の他のパラメーターを用いた場
合、好ましい及び最適温度は他のパラメーター、たとえ
ば基質濃度、pH及び酵素活性を左右する他のファクタ
ーの変化と共に変動し、従業者によって決定することが
できる。
酵素反応を、分解の所望レベルに達するまで又は得られ
たマルトースのすべてを実質上でんぷん分子から除去す
るまで続けることができる。酵素反応の進行を種々の方
法で測定する。すべての臨界パラメーターを特別なでん
ぷん組成物の達成に対して立証する場合、その時反応を
時間内に(すなわち例1に於ては8時間)前もって決定
された相対最終点に進めねばならない。更に最終点を追
跡し、還元糖の濃度を測定して限定する。1.4−α−
D−グルコシダーゼ活性によって生じるマルトースは還
元糖であり、公知の方法で定量される。粘度の変化又は
分子量の変化を追跡する様な他の技術を、反応最終点を
限定ために使用する。
好ましい具体例に於て、分解最終点を反応媒体中に含有
される還元糖の百分率を決定して測定する。夫々のマル
トース単位は2個のグルコース単位を含有するが、還元
糖検定法で探知することができる還元W1個しか含有し
ない。それ故に還元糖の重量%(グルコースとして計算
して)は、でんぷん分子の分解によって形成されるマル
トース単位の重量%の1/2にほぼ等しい。β−アミラ
ーゼに高いレベルのα−アミラーゼが混入する場合、反
応媒体はより一層高いレベルの還元基を含有し、還元糖
測定は酵素反応の進行の測定に於てこの様な混入の影響
を考慮に入れて標準化されなければならない。その代り
にマルトースを公知の他のタイプの分析法で直接測定し
てもよい。
でんぷん組成物の低温度安定性を実質上改良するのに必
要であるでんぷん分解の度合は、変化を受けやすい。そ
れは使用されるでんぷんのタイプ、すべての置換基の存
在及び性質及びもしあるとすれば化工の度合に基づく。
13−55重量%を変化するでんぷん分解は増粘剤中で
改良された低温度安定性を生じることが知られている(
米国特許第3.525.672号明細書参照)。低粘度
乳化適用(すなわち−F2O−60に化工されたでんぷ
ん)に関して、でんぷん5q70重量%まで(でんぷん
分散液の還元糖含有率によって測定)が加水分解してフ
ル1−−スになるまで分解を続ける。
純粋なβ−アミラーゼ及び化工でんぷんを使用して理論
上達成することができるマルトースへの酵素分解の最大
量は、でんぷんへ約55重量%である。純粋なβ−アミ
ラーゼは市場で容易に入手できない。市場で入手できる
β−アミラーゼはα−アミラーゼの少量を含有し、内部
でんぷん分枝を不規則に開裂する生体外酵素がβ−アミ
ラーゼ活性のこれらの分枝を分離する。酸、熱又は酸化
によるでんぷん化工はM似の効果を有するが、でんぷん
のβ−アミラーゼ分解はど著しい効果はない。
したがってでんぷんノア0重量%までの分解は、少量の
α−アミラーゼで汚染された市場で入手できるβ−アミ
ラーゼを使用して達成することができる。
でんぷん分解の所望の度合が得られた後、酵素を失活化
する。β−アミラーゼを約100℃の温度で迅速に失活
化し、それ故に反応を、でんぷん分散液の温度を少なく
とも75℃に少なくとも15分間上げることによって終
了するのが好都合である。
本発明の方法に於て工程の順序がいかなる順序でも実施
することができ、前述の好ましい具体例に限定されない
ことが認められる。したがって二番目に好ましい具体例
で順序を逆にして、酵素分解を誘導化段階の前に完了す
る。
最終使用適用がでんぷん組成物の精製を要求する場合、
マルトース及び他の反応不純物及び副生成物を透析、濾
過、遠心分離又はでんぷん組成物の単離及び濃縮化に対
して公知のすべての他の方法によって除去することがで
きる。
乾燥でんぷん組成物を最終使用適用に望む場合、でんぷ
ん組成物をすべての公知方法で脱水する。
飲料フレバーエマルジョン中では水流動度約4060に
変えられたツクシイトウモロコシでんぷんが好ましい。
低粘度乳化剤に関して、酵素反応の間の粘度減少を分解
の所望のレベルがいつ達成されるかを決定するのに使用
する。反応溶液の粘度を追跡する方法を例1に記載する
。粘度測定のための公知の多くの方法のどれも使用する
ことができる。しかし粘度を所望の酵素活性以外のファ
クターによって変える。たとえばβ−アミラーゼが多量
のαアミラーゼを含有する場合、粘度の減少はβ−アミ
ラーゼ活性と直接関連づけることができない。
それ故α−アミラーゼ混入のレベルを注意深く追跡し、
粘度変化が酵素分解のレベルを決定するのに使用される
かどうか調整しなければならない。
β−アミラーゼ又は本発明により使用されるどんな他の
1.4−α−D−グルコシダーゼが高レベルのαアミラ
ーゼ混入物を含有する場合、β−アミラーゼを使用する
前に精製する又はα−アミラーゼ阻害剤を反応分散液に
加えることができる。
次の例によって本発明の具体例を詳述する。この例中す
べての部及びパーセントは乾燥重量あたりで記載され、
すべての温度は他に明記しない限り摂氏度である。保存
安定性は低温度で老化を促進すること及びテスト期間を
短縮することを尺度とする。
例I この例は飲料フレーバー乳化に使用する本発明の化工で
んぷんの製造を示す。
ワクシイトウモロコシでんぷんのオクテニルサクシナー
ト誘導体(O5A)を、コーンスターチをワクシイとう
もろこしに代えた以外は米国特許第2.661,349
号明細書の例■に開示された方法で製反応させる。O5
Aツクシイトウモロコシの28%水性スラリーを約14
9℃(300°F)で噴射熱処理(jetcooked
)する。その後熱処理されたOSAワクシイトウモロコ
シを一定の温度浴中に置き、55−60℃で一定に攪拌
しながら保つ。pHを3%塩酸で5.3に調整する。
熱処理されたOSAワクシイトウモロコシ分散液を4つ
のバッチに分け、種々のレベルの大麦β−アミラーゼ(
1,4−α−D−グルカンマルトヒドロラーゼ(E、C
,3,2,1,2) 、フエルムコヴアイオケミクス、
Inc、 、エルクグローブヴイレッジ、イリノイ州か
ら得られる。)を夫々のバッチに加える。添加される酵
素の量はOSAワクシイトウモロコシの乾燥物100g
あたり168.334.840及び1.1100P ”
である。酵素濃度のこの相対範囲が、所望のでんぷん分
解を約8時間で生じることを予備試験で決定する。でん
ぷん100gあたり少なくとも3340P ’で含有す
る3つのバッチは所望の分解度を3−8時間で達成する
分解の度合を分散液の最終粘度を追跡して決定する。し
たがって大麦β−アミロース中に存在するα−アミロー
ス混入量を追跡し、わずか0.4DU/−の酵素溶液に
限定するが、粘度はこの変化に影響されない。DU (
デキストリン化単位)は溶解性でんぷんを過剰のβ−ア
ミラーゼの存在下に20”CでIgm/hの割合でデキ
ストリン化するα−アミラーゼの量である。
漏斗通過粘度を測定するために、化工でんぷん(無水ベ
ース)38gを温度計を備えた風袋250 dビーカー
(ステンレススチール製)中で秤量し、蒸留水を加えて
全量200gとなす。試料を混合してすべての固まりを
溶解し、加熱又は22℃(72°F)に冷却する。熱処
理されたでんぷん分散液の全1tio。
−をメスシリンダーに入れて測定する。次いで指で穴口
をふさぎながら目盛のある漏斗に注ぐ。少量をメートル
グラスに注ぎ、すべての捕そくされた空気を除去し、メ
ートルグラス中に残存する残部全部を漏斗に注いで戻す
。タイマーを用いて漏斗の頂点を流れ通る試料100d
が必要とする時間を記録する。
漏斗は標準58°、厚壁、耐性ガラス漏斗である。
その頂点の直径は9 10cm+で、胴の内径は約0.
381cmである。漏斗を上記処理によって水100d
が6秒で通過する様に目盛をつける。
漏斗通過粘度テストのパラメーターを注意深く調節し、
α−アミラーゼ混入を制限することによってβ−アミラ
ーゼによるでんぷん分解の度合と粘度損失とを関係づけ
る。還元糖をフェーリング法によって測定し、分解の度
合を確認する。
この例中、所望の酵素反応最終点が9−50秒の漏斗通
過粘度範囲内で得られる。この例の還元糖含有率は29
−35%である。でんぷんの対応する分解は重量あたり
58−70%である。目的の粘度が得られた時酵素を反
応溶液に新鮮な蒸気を注入して、少なくとも75℃の温
度が達成され、少なくとも15分間維持されるまで失活
化する。次いで入口温度200−210℃及び出口温度
85−90℃でスプレーイングシステム社から入手でき
るスタンダード暮221’/4 Jノズルを用いてバッ
チを噴霧乾燥する。噴霧乾燥されたでんぷん生成物を1
40メツシユふるいを通して篩分する。
例■ この例は、例■で製造された生成物の水性分散液が多数
の冷凍/解凍サイクルの間安定であること、換言すれば
より長い貯蔵の間安定であることを説明する。更にこの
例は、本発明のβ−アミラーゼ分解されていないコント
ロールでんぷんに比して安定であることを説明する。
例Iに記載した方法を用いて、OSAワクシイトウモロ
コシ及び酸分解された50WF OSAワクシイトウモ
ロコシをβ−アミラーゼで分解する。現在飲料フレーバ
ーエマルジョン中に使用される酸化工されたO3Aワク
シイトウモロコシから成るコントロールと一緒に、β−
アミラーゼ分解されたでんぷんを20%固体で水中に分
散し、フリーザー中に置く、ある組のテストで分散液を
6回の冷凍/解凍サイクルにさらす、この場合サイクル
の冷凍部分は22日の期間中1〜5日である。もう1つ
の組のテストで、分散液を一連の6回冷凍/解凍サイク
ルにさらす。この場合サイクルの冷凍部分は18日の期
間中1〜5日である。夫々の冷凍/解凍サイクルの後、
粘度をブックフィールド粘度計を用いて室温(約22℃
 (72°F))で#3スピンドルで10rpmsで測
定する。
コントロールの粘度が増加し、可視フロック(floc
)が形成され、次いで粘度が下がる。酵素処理された試
料の粘度は低粘度でフックフィールド粘度計示度固有の
変化のほかにはほとんど変化を示さない。更に1回の冷
凍/解凍サイクル後コントロール中に形成されるフロッ
クを、6回の冷凍/解凍サイクル後でさえ酵素処理され
た試料には存在しない。したがって酵素分解されたでん
ぷん組成物は温度変化の間、すなわち保存貯蔵の間現在
飲料中にアラビアゴムの代りに使用されるコントロール
組成物に比してより大きい耐老化性を示す。
例■ この例は、β−アミラーゼで遊離されたマルトースの除
くことによって精製された化工でんぷんが、貯蔵の間耐
老化性を依然として維持することを説明する。
上記例■に記載した方法で製造された、β−アミラーゼ
分解されたO5Aワクシイトウモロコシを透析して、マ
ルトースを除去する。でんぷんを蒸留水中に15−20
%固体で分散し、6 、000−8 、000の過剰の
分子量を有する分子を維持する透析管(スペクトロボア
(Spectropor)膜から得られる)中に置く。
分散液を透析物がすべての有機材料を含有しなくなるま
で蒸留水で透析する。次いででんぷんをエタノールで沈
殿させて集める。
例!に於けると同様に製造されたマルトース含有試料の
他に、マルトース不合試料を83日間5〜7℃で冷却す
る。試料を定期的に取り出し、示差走査熱量測定(DS
C)分析に付して、試料が老化するのに必要な最小日数
を決定する。DSC分析はA。
C,エリアスソン(Eliasson)によって報告さ
れた方法、“示差走査熱量測定法によって測定されるで
んぶんの老化”Prog、 Biotechnol、 
1:93−8(1985)によって行われる。
マルトース不含試料は冷却下で83日間の貯蔵後でも老
化を示さない。したがってマルトース含有β−アミラー
ゼ分解でんぷんの様に、マルトース不含でんぷんは最近
使用されるO3^ワクシイトウモロコシ乳化剤に比して
増加された耐老化性を示す。(表I参照)。それ故にマ
ルトースの存在は分解されたでんぷんの安定性を改良す
るのに必須ではない。
盗−−L でんぷん ツクシイトウモロコシのβ− アミラーゼ分解OSA誘導体 酸化工されたワクシイトウモロコシ のβ−アミラーゼ分解OSA誘導体 酸化工されたワクシイトウモロコシ のβ−アミラーゼ分解 ミリスタートエステル誘導体 ワクシイトウモロコシのマルトース 不含β−アミラーゼ分解O3A誘導体 コントロール: ワクシイトウモロコシのO5A誘導体 コントロール: α−アミラーゼ化工された ワクシイトウモロコシのOSA誘導体 コントロール: 酸化工されたワクシイトウモロコシ DSC本 による日数 50%でんぷん分散液 の  しうる 83日以上 83日以上 83日以上 83日以上 4日 14日 のO3A誘導体 コントロール: 酸化工されたツクシイトウモロコシ 4日 例■ この例は、β−アミラーゼ分解されたでんぷんが貯蔵の
間改良された耐老化性を示すことを説明する。
50%固体の水性分散液を次のでんぷんを用いて製造す
る: 1)β−アミラーゼ分解OSAワクシイトウモロコシ(
上記例■)、 2)β−アミラーゼ分解され、50−F酸化工されたワ
クシイトウモロコシ(上記例■)、 3)下記方法によって製造されたβ−アミラーゼ分解、
50畦酸化工された、ワクシイトウモロコシのミリスタ
ートエステル、 4)下記の方法で製造された、50畦酸化工されたワク
シイトウモロコシコントロールのミリスタートエステル
、 5)α−アミラーゼ化工されたOSAワクシイトウモロ
コシコントロール、 6)酸化工されたO3^ワクシイトウモロコシコントロ
ール、 及び 7)  O5Aワクシイトウモロコシコントロール。
すべてのβ−アミラーゼ分解された試料を例Iに記載し
た方法で製造する。すべてのOSA試料を例Iに記載し
た方法で製造する。ミリスタートエステル試料を水30
0 wd中に50−F酸化工されたワクシイトウモロコ
シ200gをスラリー化し、pHを3%NaOHの添加
で8.0に調整し、N−ミリスチリル−N−メチルイミ
ダゾリウムクロライド20gを10〜15分かけて加え
ることによって製造する。反応を2時間続け、反応混合
物が粘稠化した時攪拌できる様に更に水を加える。反応
混合物を濾過し、でんぷんを再懸濁し、pHを5.5に
調整し、次いで濾過し、メタノールで洗滌し、乾燥する
。でんぷん生成物はミリスタートエステル約5重量%を
含有する。
コントロール及び上記例■のマルトース不含試料の他に
、このでんぷん分散液を5−7℃で冷却下貯蔵する。定
期的に試料を例■に記載したOSC分析法によって老化
に関して評価する。
表Iに、DSC分析によって探知しうるポイントまで、
夫々のでんぷん組成物が老化するのに必要な日数をまと
めて示す。
結果からβ−アミラーゼで処理されなかったコントロー
ルは迅速に老化し、一方処理された試料は、試験が行わ
れている83日間DSC分析によって探知しうるポイン
トまで老化しなかったことが分る。
例V この例は種々のでんぷん及びでんぷん誘導体が改良され
た保存安定性を示し、ある場合にβ−アミラーゼ分解の
後に改良されたエマルジョン形成能力を示すことを説明
する。
19部固体及び22℃(72°F)で漏斗通過粘度33
.6秒を有する酸化工されたタピオカ、40WF流動度
コーン及びヒドロキシプロピル80WF酸化工されたワ
クシイトウモロコシ誘導体を含むでんぷんのグループを
例Iに記載した方法で無水オクテニルコハク酸と反応さ
せて、OSA誘導体となす。50−Fワクシイトウモロ
コシの5%ミリスタートエステル誘導体を例■に記載さ
れた方法で製造する。
ワクシイトウモロコシでんぷんのC14−Cz4の炭化
水素鎖エーテルの混合物を、でんぷん100gと3−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロピル−ココアルキル−ジメチ
ルアンモニウムクロライド(Quab 360CC1b
−taHzs−xz N0Ch) 、デグッサ社から得
られる。) 3gとをpH11,5−12で混合して製
造する。でんぷん混合物を40℃に加熱し、16時間反
応させ、次いでpH5,5−6に中和し、3回水洗し、
乾燥する。
このでんぷんエステル誘導体を例Iに記載した方法でβ
アミラーゼ分解に付し、(1つを除いては)次いで噴霧
乾燥する。その例外は反応媒体の漏斗通過粘度が50畦
ワクシイトウモロコシでんぷんのCr b−Ctaの炭
化水素鎖エーテルのコントロール混合物の粘度に達した
時、β−アミラーゼ分解を終了することである。コント
ロールでんぷんエーテルを上述の方法によって製造する
が、その際出発化合物が酸化工された50訃ワクシイト
ウモロコシでんぷんである。
夫々のでんぷん誘導体のすべての他の試料を例■に記載
した方法で酵素分解に付し、次いで噴霧乾燥する。
噴霧乾燥されたでんぷん誘導体の試料(20g)を蒸留
水180gと混合する。この分散液をワーリングブレン
グー中で25−30にセットされたパワースタットを用
いて低速度で2分間攪拌する。シトラスオイル混合物(
80g)を遅い速度で渦の中央に加える。シトラスオイ
ル混合物はフリフッシェードンジーオルコット(Fri
 tzsche−Dodge−01cott)から得ら
れる1重(single fold)オレンジオイル1
2部とへルクレス(Hercules)社から得られる
エステルガム#8 BE 3.4部の混合物である。で
んぷん分散液及び油を2分間高速度でワーリングブレン
グー中で乳化する。生じるエマルシヨンをガラスジャー
中に入れ、栓をし、フリーザー中に置き、定期的に取り
出し、室温にあたためる。評価は分離、油状化及びゲル
化に介して乳化を可視的に調べることから成る。室温で
安定なエマルジョンを形成しない試料を除いてすべての
試料をまた冷却された貯R後に評価する。
コントロールの40WF酸化工されたO5Aコーンスタ
ーナは室温でゲル化し、エマルジョンを形成しない。コ
ントロールのヒドロキシプロピル84WF酸化工された
ワクシイトウモロコシ及び50WF酸化工されたワクシ
イトウモロコシのコントロールミリスタートエステルは
室温で直ちに分離するエマルジョンを形成する。同様に
コントロールの酸化工されたタピオカはエマルジョンを
形成しない。5゜畦酸化工されたワクシイトウモロコシ
のコントロールエーテルは不充分なエマルジョンを形成
する。
それは室温で薄黄色クリームを示し、1日冷却後油状化
する。
これとは対象的にβ−アミラーゼ分解された4゜WF酸
化工OSAコーンスターチは2回の冷凍/解凍サイクル
の後しか分離されないエマルジョンヲ形成し、β−アミ
ラーゼ分解された酸化工OSAタピオカでんぷんは1回
の冷凍/解凍サイクルの後に分離されるエマルジョンを
形成する。β−アミラーゼ分解されたヒドロキシプロピ
ル−0SAは7回の冷凍/解凍サイクルの間安定である
。ワクシイトウモロコシのβ−アミラーゼ分解された5
%ミリスタートエステルは、1回の冷凍/解凍サイクル
の間及び3週間の冷却貯蔵の後に安定であるエマルジョ
ンを形成する。ワクシイトウモロコシのβ−アミラーゼ
分解エーテルは、室温で安定であり、12日間にわたっ
て2回の冷凍/解凍サイクルの後安定のままであるエマ
ルジョンを形成する。すべての他のβ−アミラーゼ処理
された試料は、6ケ月の冷却貯蔵の後に安定であるエマ
ルジョンを形成する。すべての場合、β−アミラーゼ分
解試料はその夫々のコントロールに比してより良く作用
する。
結果から、OSAでんぷん、たとえばワクシイトウモロ
コシ、コーン及びタピオカ誘導体のβ−アミラーゼ分解
がこれらのでんぷんで形成される水中油型エマルジョン
の保存安定性を改良することが分る。また得られた結果
はでんぷんが疎水性/親水性置換基、たとえばOSAで
、又は疎水性置換基だけで、たとえばミリスタートで誘
導化されているかどうかにかかわらず同一である。更に
結果は、特別な適用がヒドロキシプロピルO34ワクシ
イトウモロコシの様な誘導体を要求することで、この様
な誘導体の酵素分解が低温度安定な水中油型エマルジョ
ンを生じることを示す。
例■ この例は本発明による化工でんぷんがアラビアゴムと同
様に貯蔵中度化に耐え、現在飲料中フレーバーオイルを
乳化するために使用されるでんぷんベース乳化剤に比し
てより耐性であることを説明する。
ワクシイトウモロコシの及び50−F酸化工されたO5
Aワクシイトウモロコシの酵素分解O5A誘導体を例I
に記載した方法で製造する。このでんぷん組成物とコン
トロール−これはアラビアゴム及び最近飲料フレーバー
オイル中に使用されている酸化工されたOSAワクシイ
トウモロコシを含有する−を例■に記載した方法で乳化
する。
これらのエマルジョンを冷却したに3ケ月間貯蔵する。
ブックフィールド粘度を開始時に、次いで3ケ月後に測
定する。その測定は115スピンドルを粘度1000−
5000cpsに対して使用する他は例■に記載した方
法で行われる。酵素分解サンプルを引き続き3ケ月冷却
下に視覚的に観察すると良好なエマルジョン安定性が認
められる。粘度測定を表■にまとめて示す。
糞−1 IL囮■ 3ケ月間冷却貯蔵後フレーバーオ イルエマルジョン中の粘度変化 riLML3 ’r  ’ 0)虻文 (cps)     (cps) 酸化工されたワクシイトウモロコシ のβアミロース−分解OSA誘導体 ワクシイトウモロコシのβ−アミロ ース−分解OSA誘導体 ワクシイトウモロコシのβ−アミロ ース−分解O5A誘導体 コントロール二酸化工されたワタシ イトウモロコンのO5A誘導体 コントロール:アラビアゴム !36 結果から、β−アミラーゼ分解でんぷん組成物から製造
されたエマルジョンが貯蔵時の粘度変化、ゲル化及び油
状化についてアラビアゴムエマルジョンと同一の耐性で
あることが分る。
水性分散液中及びエマルジョン中で本発明による化工で
んぷんは、改良された耐老化性を示し、現在公知のでん
ぷん乳化剤の貯蔵安定性より改良された安定性を示す。
例■ この例は本発明の化工でんぷんを例Iに記載した工程の
順序を逆にして製造することができることを示す。
ワクシイトウモロコシでんぷんの28%固体水性スラリ
ーを製造し、pHを6.0−6.3に3%NaOHの添
加によって調整し、スラリーを約149℃(300°F
)で噴射熱処理する。熱処理されたでんぷんを一定温度
の水浴中に置き、55〜60℃で一定に攪拌しながら保
つ。例■に使用された大麦β−アミラーゼを熱処理され
たでんぷんにでんぷんの乾燥重量100gあたり濃度1
.6500P ”で加える。この例で使用されるβ−ア
ミラーゼのバッチはα−アミラーゼ活性0.9DU/−
を有する。分解の度合を例■に記載した漏斗通過粘度手
順で追跡する。
でんぷんが30秒の漏斗通過粘度に達した時、酵素を1
0%HCIの添加でpHを3.5−4.0に低下して失
活化し、でんぷんをこのpHで30−60分間保つ。
失活化の後、pHを3%NaOHの添加で7.0に調整
する。
OSA誘導体を、でんぷんの乾燥重量100gあたり無
水オクテニルコハク酸3gを中和された脱分枝されたで
んぷん分散液との完全な混合によって製造する。反応を
室温で十分に攪拌しながら4時間続けることができる。
このでんぷん分散液の一部を例Iに記載した方法で噴霧
乾燥する。
オレンジオイルエマルジョンを例■に於ける様に乳化剤
として使用するために市場で入手できるコントロールで
んぷん(酸化工されたO3Aワクシイトウモロコシ誘導
体)から及び脱分枝されたでんぷんのrIx霧乾燥され
た水性分散液試料から製造する。エマルジョンを少なく
とも8回の冷凍/解凍サイクルに1〜IO日間さらし、
例■に於ける様に評価する。
コントロールでんぷんは、1回の冷凍/解凍サイクル後
厚いオレンジオイル膜によって水面がおおわれたエマル
ジョンを形成する。これとは対照的に脱分枝されたでん
ぷんは少なくとも5回の冷凍/解凍サイクルの間安定で
あるエマルジョンを形成する。噴霧乾燥されたでんぷん
サンプルは6回のサイクルの間安定である。水性でんぷ
ん分散液サンプルは6回目のサイクルの初めに薄いオレ
ンジオイル膜を水面に示す。
本発明の化工でんぷんを使用するエマルジョンこれはで
んぷん誘導体の製造前又はその後のいずれかにでんぷん
の酵素分解によって製造される−は、改良された耐老化
性及び市販のでんぷん乳化剤の1つを使用したエマルジ
ョンの貯蔵安定性より改良された安定性を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)疎水性基又は親水性基と疎水性基を含有するでんぷ
    ん誘導体から成り、その70%重量までがでんぷんの非
    還元末端から1,4−α−D−グルコシド結合を開裂す
    ることができるが、でんぷんの1,6−α−D−グルコ
    シド結合を開裂することができない生体外酵素によって
    分解される、貯蔵の間改良された安定性、耐油状化性及
    び耐ゲル化性を示すエマルジョンの乳化性質を有する化
    工でんぷん。 2)でんぷんを酸又は熱−化工する又はα−アミラーゼ
    によって約60までの水流動度(WF)に変え、生体外
    酵素はβ−アミラーゼであり、でんぷんは糊化されたワ
    クシイトウモロコシでんぷんであり、でんぷんをでんぷ
    ん乾燥重量あたり無水オクチルコハク酸少なくとも0.
    25%で処理して誘導する請求項1記載の化工でんぷん
    。 3)疎水性基はC−原子数少なくとも5のアルキル−ア
    ルケニル−、アラルキル−又はアラルケニル基から成り
    、疎水性基及び親水性基を有するでんぷん誘導体は次式 でんぷん▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rはジメチレン−及びトリメチレン基の群より選
    ばれた基、R′はC−原子数少なくとも5のアルキル−
    、アルケニル−、アラルキル又はアラルケニル基から成
    る疎水性基であり、カルボキシル基COOHは親水性基
    である。)なる置換基から成る請求項1記載の化工でん
    ぷん誘導体。 4)次の段階:a)糊化されたでんぷん誘導体を生じ、
    その誘導体は疎水性基又は親水性基と疎水性基を含有す
    る夫々の置換基によって特徴づけられる; b)でんぷん誘導体70重量%までをでんぷんの非還元
    末端から1,4−α−D−グルコシド結合を開裂するこ
    とができるが、でんぷんの1,6−α−D−グルコシド
    結合を開裂することができない生体外酵素で分解してマ
    ルトースとなすことから成る、貯蔵の間改良された安定
    性、耐油状化性及び耐ゲル化性を示すエマルジョンの乳
    化性質を有する化工でんぷんを製造する方法。 5)でんぷんはワクシイトウモロコシでんぷんであり、
    これを酸又は熱−化工する又はα−アミロースによって
    生体外酵素で処理にする前に約60までのWFに化工す
    る、そしてでんぷんはでんぷん乾燥重量あたり無水オク
    テニルコハク酸少なくとも0.25%で処理して誘導す
    る請求項4記載の方法。 6)生体外酵素はβ−アミロースであり、酵素分解を固
    体33%まで含有する水性分散液中で乾燥重量あたりで
    んぷん100gにつきジアスターゼ力334−1110
    度の酵素濃度で、3〜10のpH−範囲及び20−75
    ℃の温度範囲で実施する請求項4記載の方法。 7)でんぷん誘導体の疎水性基はC−原子数少なくとも
    5のアルキル−、アルケニル−、アラルキル−又はアラ
    ルケニル基から成り、親水性基と疎水性基を含有するで
    んぷん誘導体は次式 でんぷん▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rはジメチレン−及びトリメチレン基の群から選
    ばれた基、R′はC−原子数少なくとも5のアルキル−
    、アルケニル−、アラルキル−又はアラルケニル基から
    成る疎水性基、カルボキシル基COOHは親水性基であ
    る。) なる置換基から成る請求項4記載の方法。 8)次の段階: a)糊化されたでんぷん70重量%までをでんぷんの非
    還元末端から1,4−α−D−グルコシド結合を開裂す
    ることができるが、でんぷんの1,6−α−D−グルコ
    シド結合を開裂することができない生体外酵素で分解し
    てマルトースとなし、 b)酵素分解されたでんぷんと疎水性基又は親水性基と
    疎水性基を含有するでんぷん誘導体を生じる剤とを反応
    させることから成る、貯蔵の間改良された安定性、耐油
    状化性及び耐ゲル化性を示すエマルジョンの乳化性質を
    有する化工でんぷんを製造する方法。 9)請求項1に記載された化工でんぷんを含有する工業
    用又は食品用エマルジョン。 10)請求項4又は8によって製造された化工でんぷん
    を含有する工業用又は食品用エマルジョン。
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