JPH0256289B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0256289B2
JPH0256289B2 JP60197246A JP19724685A JPH0256289B2 JP H0256289 B2 JPH0256289 B2 JP H0256289B2 JP 60197246 A JP60197246 A JP 60197246A JP 19724685 A JP19724685 A JP 19724685A JP H0256289 B2 JPH0256289 B2 JP H0256289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manganese
iron
solution
acid
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP60197246A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6259530A (ja
Inventor
Yoji Kenmochi
Koichi Yoshioka
Kazutada Shiogama
Hideaki Honoki
Koichi Kanbe
Kyoshi Matsura
Tatsuo Kyono
Yoshuki Kimura
Mitsuharu Tominaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Metals and Chemical Co Ltd
Original Assignee
Japan Metals and Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Metals and Chemical Co Ltd filed Critical Japan Metals and Chemical Co Ltd
Priority to JP60197246A priority Critical patent/JPS6259530A/ja
Publication of JPS6259530A publication Critical patent/JPS6259530A/ja
Publication of JPH0256289B2 publication Critical patent/JPH0256289B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compounds Of Iron (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は高純度のマンガン化合物の製造法に関
するものであつて、特にマンガン系フエライト用
原料に好適なマンガン化合物を製造する方法に関
するものである。 〔従来の技術〕 従来高純度のマンガン化合物はマンガン鉱石を
硫酸に溶解し、不純物なる他の重金属は硫化物
法、溶媒抽出法又はアルコレート法等で、また鉄
は酸化して水酸化物として分離除去した後、マン
ガンを各種塩類として回収する方法が行われてい
る。 最近では更に高純度のマンガン化合物を製造す
るために、マンガン鉱石よりアルカリ金属等の不
純物元素が少ないフエロマンガン又は金属マンガ
ンを用い、これらを直接酸で溶解し、前記従来法
と同様重金属及び鉄を分離除去し、さらに再結晶
を組合せることによつて高純度マンガン化合物を
精製する方法がある。 〔本発明が解決しようとする問題点〕 しかし、前記従来法は原料を直接酸処理してマ
ンガンを溶解するものであるため、原料中の不純
物の殆んど全量がマンガンと同時に溶解し、これ
を除去するため、数工程を要し、かつ、複雑な再
結晶法による精製工程を必要とし、処理能率が悪
いばかりか必らずしも高純度のものを得ることが
できないと言う欠点がある。 本発明は前述従来の欠点を改善し、高純度マン
ガン化合物を簡単に、かつ、低廉に製造する方法
を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は電解質を含む水溶液にフエロマンガ
ン、金属マンガンの1種又は2種を加え撹拌し
つゝ酸を添加し、PHを2〜9に保持してマンガン
及び鉄を溶解した後、未溶解物を分離除去し、溶
液中のマンガン及び鉄を沈澱分離して回収する高
純度マンガン化合物の製造方法である。 〔作用、効果〕 本発明は以上の如き構成のものからなり、茲に
使用する電解質は塩化アンモニウム、硝酸アンモ
ニウム、酢酸アンモニウム又はアルカリ金属塩等
の1種又は2種以上である。 また、本発明に言うマンガン化合物とはマンガ
ン化合物単独のもののほか、マンガン化合物と鉄
化合物との混合物を含むものとする。 本発明の原料たるフエロマンガン、金属マンガ
ンは粉砕し(好ましくは60メツシユ下)、これを
電解質溶液中へ添加する。 前記の如きフエロマンガン、金属マンガンを水
に添加すると、マンガン、鉄は一部水と反応して
水酸化物を生成し、その液のPHは9.7前後まで上
昇する。 一方、塩化アンモニウム等の電解質を含む溶液
に、前記フエロマンガン、金属マンガンを添加す
ると、マンガン、鉄は同様に水酸化物を生成する
が、前記電解質の緩衝作用によつて溶液のPHが低
下する。そのPHの低下する程度は電解質の濃度に
よつて異なるが、例えば塩化アンモニウムの2%
溶液の場合PH=9.0程度、20%溶液では7.8程度と
なる。 茲で水酸化マンガン()又は水酸化鉄()
が完全に沈澱するPHは夫々9以上、8以上程度で
あるから、生成した水酸化マンガン及び水酸化鉄
は一部溶解し、他の部分は沈澱した状態となり、
他方マンガン、鉄よりイオン化傾向の貴なる元
素、即ち重金属元素は未反応のまゝ残存する。 前記のようにして生成した水酸化マンガン、水
酸化鉄に酸を添加すれば水酸化マンガン、水酸化
鉄は塩となつて溶解し、重金属元素を完全に分離
できる。こゝで使用する酸は、塩酸、硫酸、酢酸
又は硝酸の何れでもよい。 つぎにその一例として第1図について説明す
る。第1図は電解質溶液中にフエロマンガン粉末
を添加し、それに塩酸を滴加したときのPH変化を
示したものであるが、電解質を含まない水溶液中
では、僅かな塩酸の添加によつてPHは急激に低下
し、従来の酸溶解と同様になる。従つてかゝる場
合にはフエロマンガン中の不純物は全量溶解する
ため、その不純物の分離は従来法によらざるを得
ない。 これに対し、電解質を含む溶液では前記電解質
の緩衝作用によつて塩酸の添加によるPH変化が小
さくなる。そして、このようなPH領域(少なくと
もPH=2以上)では未反応物は酸による影響を受
けず、従つて何等溶解せず、不純物を完全に分離
することができる。 また、第1図から明らかなようにPHを一定に保
つ緩衝作用は電解質の濃度が高い程大きく、5%
以上である場合には、緩衝作用はほゝ同様に推移
しているのが認められる。従つて本発明では電解
質濃度として5%以上とすることが好ましい 第2図及び第3図は本発明における抽出PHによ
る不純物の含有量を夫々示したものである。尚、
この場合各種PHにおける溶液中のマンガン及び鉄
を炭酸塩として回収し、800℃で焼成した酸化物
を試料としたものである。 第2図から明らかなようにCr、V、Ni等の重
金属類はPH2以上で急激に低下しているのが認め
られる。 さらに、本発明で注目されることは、イオン化
傾向がマンガン、鉄より卑な元素及び非金属元素
も同時に除去できることである。即ち、第2図及
び第3図から明らかなようにMg、Caのみなら
ず、P、Si等の非金属元素も除去できる。かゝる
非金属元素はおそらく未反応物に吸着されるもの
と考えられる。尚、Pについては抽出PHとの関連
は認められないが、原料フエロマンガン中のPが
1400ppm程度を考慮すれば、Pは抽出PHとは特に
関係なく、如何なるPHであつても効率よく除去す
ることができる。 また、CoはCr、V、Ni等より高い値を示して
いるが、Cr、V、Ni等と同様PH2以上とすれば
大巾に除去することができる。その理由はおそら
くCoは溶液中でアンミン錯体を形成し、これが
未反応物に吸着されるものと考えられる。 以上第2図及び第3図に示すように、本発明は
マンガン、鉄以外の不純物を除去分離することが
できるが、電解質として硝酸化合物又は酸として
硝酸を使用すれば鉄をもまた分離することができ
る。即ち、硝酸の如き酸化性の酸を使用すれば、
水酸化鉄()が酸化されて水酸化鉄()とな
り、該水酸化鉄()はPH5以上ではほゞ完全に
沈澱するため、未反応物と共に過分離すること
により容易に分離することができる。このような
現象は、他の酸化剤、例えば過酸化水素を添加す
るか又は空気の吹き込み等を用いても同様であ
る。 従つて、本発明は最終製品の用途等を考慮し、
適宜酸を選択して使用すればマンガンと鉄の混合
物又はマンガン単独からなる高純度マンガン化合
物を得ることができる。 以上のようにマンガン及び鉄を溶解分離したも
のは常法によつて炭酸塩、修酸塩又は水酸化物と
して沈澱分離すればよく、また必要によつては酸
化物として回収できる。このようにして得られた
高純度マンガン化合物はフエライト用原料として
使用することができる。 以上の如く本発明は簡単な方法でフエロマンガ
ン金属マンガン中の重金属元素のみならず、P、
Si等の非金属元素をも効率よく除去することがで
きると共に、高価な設備を必要としないから、高
純度マンガン化合物を廉価に提供することができ
るという効果がある。 〔実施例〕 本発明の具体的構成を実施例をもつて説明す
る。 実施例 1 10%塩化アンモニウム溶液200mlに、60メツシ
ユ以下に粉砕したフエロマンガン粉末20gを加え
て、前記溶液を撹拌しながら、かつ前記溶液のPH
を5以上に保持しながら6M塩酸を逐次添加して
フエロマンガン粉末中のマンガン及び鉄を溶解抽
出した。前記溶液のPHが2以上を保持出来なくな
つたとき6M塩酸の添加を中止し、反応を終了さ
せた。反応時間は約3時間、6M塩酸の消費量は
106mlであり、前記塩酸の消費量から計算したフ
エロマンガン中のマンガン及び鉄の溌応率(溶解
率)は約90%であつた。 次に反応の終了した前記溶液をろ過して未溶解
物を分離除去した後、前記溶液に炭酸水素アンモ
ニウム25gと7.5Mアンモニア水43mlを加えて溶
液のPHを7.8とし、溶液中のマンガン及び鉄を炭
酸塩として沈澱させた。沈澱した前記炭酸塩をろ
過分離して回収した。 前記炭酸塩の精製効果を確認するために、回収
した炭酸塩を110℃で乾燥後、800℃で90分間焼成
してマンガンと鉄の酸化物(Mn2O3、Fe2O3が主
体)とし、微量不純物の分析を行つた。その結果
を原料として使用したフエロマンガン中の微量不
純物含有量と対比して表1に示したが、生成物の
微量不純物は大巾に低減されている。
【表】 実施例 2 反応容器に12%塩化アンモニウム水溶液150
を入れ、前記反応容器に60メツシユ以下に粉砕し
たフエロマンガンと金属マンガンを2:1に混合
した粉末を前記溶液を撹拌しながら徐々に加え、
更に前記溶液に6M塩酸を徐々に注入して前記粉
末中のマンガン及び鉄を溶解抽出した。前記溶解
抽出の間、溶液のPHが5以上に保持されるように
前記粉末の添加量と6M塩酸の注入量を調節しな
がら行い、粉末混合物15Kg(フエロマンガン10
Kg、金属マンガン5Kg)を溶解処理した。この溶
解処理に要した時間は約10時間、6M塩酸の使用
量は78であつた。 溶解処理が終了した溶液を12時間放置した後、
ろ過して未溶解物を分離除去した。つづいて、そ
の溶液に炭酸水素アンモニウム17Kgと7.5Mアン
モニア水26を加えて約1時間放置した後、沈澱
生成した炭酸マンガンと炭酸鉄をろ過分離して回
収した。生成量は乾燥重量で23.7Kgであつた。 生成した炭酸塩の一部を実施例1と同様に焼成
して酸化物とし分析した結果表2の通りである。
【表】 実施例 3 フエロマンガン粉末20g(60メツシユ以下)
を、15%硝酸アンモニウム溶液200mlに加えて、
撹拌しながら、かつ前記溶液のPHを5以上に保ち
ながら7MHNO3を逐次添加してマンガン及び鉄
を溶解抽出した。前記溶液のPHが5以上で
7MHNO3を添加できなくなつた時を、反応の終
点とした。この際7MHNO3の消費量は84mlであ
り反応が終了するまでの時間は、約2時間であつ
た。 次に、前記溶液中の未溶解物をろ過分離し、ろ
液に炭酸水素アンモニウム22gと7.5Mアンモニ
ウム水38mlを加えて溶液のPHを7.6に合わせ、溶
液中のマンガンを、炭酸塩として沈澱させろ過分
離して回収した。この際鉄は、硝酸塩及び硝酸に
よつて酸化され、前記未溶解物としてろ過分離さ
れる。 前記炭酸塩の精製効果を確認するため、回収し
た炭酸塩を110℃で乾燥後、800℃で90分間焼成し
た。得られたマンガン酸化物の組成を原料として
使用したフエロマンガン組成と対比して表3に示
した。 表3のように酸として、硝酸を用いた場合、微
量不純物はもとより鉄も高率に分離除去できる。
【表】 実施例 4 60メツシユ以下に粉砕した金属マンガン20g
を、15%酢酸アンモニウム溶液に添加し、撹拌し
ながら7.5M酢酸を加えPH5以上でマンガンを溶
解抽出した。この際消費した7.5M酢酸量は95ml
であり、抽出に要した時間は約4時間であつた。 次に、前記溶液をろ過し未溶解物を除去した
後、撹拌しながら炭酸水素アンモニウム28gと
7.5Mアンモニウム水48ml加えて溶液のPHを7.2に
合わせ、マンガンを炭酸塩とし沈澱させ、ろ過回
収した。 前記炭酸塩の純度を確めるため、110℃で乾燥
した後、800℃で90分間焼成した。原料の金属マ
ンガンと生成物の不純物量及びMn含量を表4に
示した。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は電解溶液の滴定曲線、第2図及び第3
図は夫々PHに対する不純物含有量の関係を示すグ
ラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電解質を含む水溶液にフエロマンガン、金属
    マンガンの1種又は2種を加えて撹拌しつゝ酸を
    添加しPHを2〜9に保持してマンガン及び鉄を溶
    解して未溶解物を分離除去した後、溶液中のマン
    ガン及び鉄を沈澱して回収することを特徴とする
    高純度マンガン化合物の製造方法。 2 電解質として硝酸化合物及び/又は酸に硝酸
    を使用して鉄を沈澱分離することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の高純度マンガン化合物
    の製造方法。
JP60197246A 1985-09-06 1985-09-06 高純度マンガン化合物の製造方法 Granted JPS6259530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60197246A JPS6259530A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 高純度マンガン化合物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60197246A JPS6259530A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 高純度マンガン化合物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6259530A JPS6259530A (ja) 1987-03-16
JPH0256289B2 true JPH0256289B2 (ja) 1990-11-29

Family

ID=16371279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60197246A Granted JPS6259530A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 高純度マンガン化合物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6259530A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2612173B1 (fr) * 1987-03-10 1991-04-19 Japan Metals & Chem Co Ltd Procede de preparation de composes de manganese de haute purete
JP2672985B2 (ja) * 1988-10-17 1997-11-05 ケミライト工業株式会社 鉄とマンガンを含有する精製溶液およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6259530A (ja) 1987-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3385997B2 (ja) 酸化鉱石から有価金属を回収する方法
JP6336469B2 (ja) スカンジウム高含有のスカンジウム含有固体材料の生産方法
US4348224A (en) Method for producing cobalt metal powder
CN108707748B (zh) 一种净化石煤酸浸液并回收铝、钾和铁的方法
JP3344194B2 (ja) 酸化鉱石からの高純度レアーアースメタル酸化物の製造方法
JP2023502146A (ja) 電池グレードのNi-Co-Mn混合液及び電池グレードのMn溶液の調製方法
JPS6254843B2 (ja)
KR100578712B1 (ko) NdFeB계 영구자석 산화배소 스크랩의 초산침출에의한 네오디뮴 회수
JP3275681B2 (ja) 高純度酸化スカンジュウムの製造法
JP3387302B2 (ja) 高純度レアーアースメタル酸化物の製造方法
JP4439804B2 (ja) コバルト回収方法
CN113845455B (zh) 一种福美渣的回收利用方法
JP3788185B2 (ja) クロム及びセリウムを含む溶液からのセリウムの回収方法
JPS634028A (ja) 希土類と鉄を含有するスクラツプの処理方法
JP3307204B2 (ja) レアーアースメタルの濃縮分離回収方法
CN118811881A (zh) 一种由镍钴锰三元原料制备锰氧化物与镍钴氧化物的方法
JPH01183415A (ja) 希土類元素の分離回収方法
JPH0340094B2 (ja)
CN113930616B (zh) 一种湿法冶金中福美渣的回收方法
JPS6259530A (ja) 高純度マンガン化合物の製造方法
US4943418A (en) Method of preparing high-purity manganese compounds
JPH07224334A (ja) 銅の分離回収方法
JPH04198017A (ja) 酸化スカンジウムの精製方法
JPH0357052B2 (ja)
JPH0455133B2 (ja)