JPH0257692A - 自動車用アルミニウム合金部材 - Google Patents
自動車用アルミニウム合金部材Info
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- JPH0257692A JPH0257692A JP20792788A JP20792788A JPH0257692A JP H0257692 A JPH0257692 A JP H0257692A JP 20792788 A JP20792788 A JP 20792788A JP 20792788 A JP20792788 A JP 20792788A JP H0257692 A JPH0257692 A JP H0257692A
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- Japan
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- treatment
- aluminum alloy
- zinc phosphate
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- automobile
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/02—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with acid solutions
- C23G1/12—Light metals
- C23G1/125—Light metals aluminium
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車用アルミニウム合金部材(板状の素
材(圧延材など)や所定形状の部品など)、より具体的
には自動車のモール類、バンバ、ポデー外板などとして
利用される自動車用アルミニウム合金部材に関するもの
である。 (従来の技術) 従来、自動車のモール類、バンパ、ボデー外板などを軽
量構造用材の代表格であるアルミニウムから製作する場
合には、素材としてアルミニウム圧延材(展伸材)を用
い、これをプレス加工などにより所定の形状に製作して
いた。 この自動車用アルミニウム合金部材の素材となるアルミ
ニウム圧延材(展伸材)には、JISH4000におい
て制定されているように、純アルミニウム系材料であっ
て強度が低いため構造材にはあまり適さない1000番
台のもの。 Cu 、 M n 、 M g等を添加した強度の高い
ジュラルミン、超々ジュラルミンとして知られる200
0番台のもの、Mn、Mg等の添加により純アルミニウ
ムの強度をある程度増加させた3000番台のもの、
M n 、 M g 、 Crなどを添加して飲料用毎
や構造材に適するようにした5000番台のもの、Si
、Cu、Mgなどを添加してサツシや車両などに適する
ようにした6000番台のもの、Cu、Mg、Cr、Z
n。 Zr、Tiなどを添加して強度をかなり高めて自動車用
バンパ材などにも適用できるようにした7000番台の
ものなどがある(例えば。 rJIS ハンドブー/ ’) 非鉄J(7)H4
000や、「新編 自動車工学便覧 第12編」 社団
法人 自動車ポデー 昭和58年5月31日初版発行
第1−29頁に記載されている。)。 このような各種のアルミニウム圧延材(展伸材)におい
て、自動車のポデー外板には、剛性に影響を及ぼす強度
およびプレス性に影響を及ぼす伸びを兼ね備えた500
0番台のAJI−Mg系のアルミニウム合金が用いられ
ることが多く、プレス加工の際の潤滑を良好なものとす
るために、プレス油あるいは防錆油を使用してプレス加
工などの加工を行って自動車用アルミニウム合金部材と
するのが一般的である。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のアルミニウム圧延材を
用いたアルミニウム合金部材においては、例えばプレス
加工の際に使用したプレス油や防錆油が、自動車ポデー
の塗装前処理であるリン酸亜鉛処理に先立って行われる
アルカリ脱脂によって十分に脱脂することができず、リ
ン酸亜鉛処理時にアルミニウム表面で“′化成処理むら
パを発生することがあるという課題があった。 そこで、このような“化成処理むら”の発生について検
討した結果、この“化成処理むら″は、アルミニウム表
面にリン酸亜鉛皮膜であるホバイト (Hopeit;
Zn3 (PO4)24H20)が不均一に生成する
ために発生することが判明した。すなわち、この“化成
処理むら゛の生じている部分には、リン酸亜鉛皮膜であ
るホパイトがほとんど生成していないため、耐食性およ
び塗膜密着性を低下させ、商品性が損われるという不具
合がもたらされる。 そこで、この”化成処理むら′”の原因となる脱脂不良
部分の分析を行ったところ、MgO酸化膜とカーボンと
が最表層に存在することが判明し、MgO酸化膜の細孔
に油が浸透していることによって脱脂が不十分なものと
なることから、アルカリ脱脂において脱脂不良を生じた
ものと推定された。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、自動車用ポデーの塗装前処理であるリン酸亜
鉛処理を行った際に、アルミニウム表面に゛化成処理む
ら”を発生することがないようにし、リン酸亜鉛処理後
の塗装が良好に行われるようにして、塗膜の耐食性や密
着性を優れたものにすることができるようにした自動車
用アルミニウム合金部材を提供することを目的としてい
る。
材(圧延材など)や所定形状の部品など)、より具体的
には自動車のモール類、バンバ、ポデー外板などとして
利用される自動車用アルミニウム合金部材に関するもの
である。 (従来の技術) 従来、自動車のモール類、バンパ、ボデー外板などを軽
量構造用材の代表格であるアルミニウムから製作する場
合には、素材としてアルミニウム圧延材(展伸材)を用
い、これをプレス加工などにより所定の形状に製作して
いた。 この自動車用アルミニウム合金部材の素材となるアルミ
ニウム圧延材(展伸材)には、JISH4000におい
て制定されているように、純アルミニウム系材料であっ
て強度が低いため構造材にはあまり適さない1000番
台のもの。 Cu 、 M n 、 M g等を添加した強度の高い
ジュラルミン、超々ジュラルミンとして知られる200
0番台のもの、Mn、Mg等の添加により純アルミニウ
ムの強度をある程度増加させた3000番台のもの、
M n 、 M g 、 Crなどを添加して飲料用毎
や構造材に適するようにした5000番台のもの、Si
、Cu、Mgなどを添加してサツシや車両などに適する
ようにした6000番台のもの、Cu、Mg、Cr、Z
n。 Zr、Tiなどを添加して強度をかなり高めて自動車用
バンパ材などにも適用できるようにした7000番台の
ものなどがある(例えば。 rJIS ハンドブー/ ’) 非鉄J(7)H4
000や、「新編 自動車工学便覧 第12編」 社団
法人 自動車ポデー 昭和58年5月31日初版発行
第1−29頁に記載されている。)。 このような各種のアルミニウム圧延材(展伸材)におい
て、自動車のポデー外板には、剛性に影響を及ぼす強度
およびプレス性に影響を及ぼす伸びを兼ね備えた500
0番台のAJI−Mg系のアルミニウム合金が用いられ
ることが多く、プレス加工の際の潤滑を良好なものとす
るために、プレス油あるいは防錆油を使用してプレス加
工などの加工を行って自動車用アルミニウム合金部材と
するのが一般的である。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のアルミニウム圧延材を
用いたアルミニウム合金部材においては、例えばプレス
加工の際に使用したプレス油や防錆油が、自動車ポデー
の塗装前処理であるリン酸亜鉛処理に先立って行われる
アルカリ脱脂によって十分に脱脂することができず、リ
ン酸亜鉛処理時にアルミニウム表面で“′化成処理むら
パを発生することがあるという課題があった。 そこで、このような“化成処理むら”の発生について検
討した結果、この“化成処理むら″は、アルミニウム表
面にリン酸亜鉛皮膜であるホバイト (Hopeit;
Zn3 (PO4)24H20)が不均一に生成する
ために発生することが判明した。すなわち、この“化成
処理むら゛の生じている部分には、リン酸亜鉛皮膜であ
るホパイトがほとんど生成していないため、耐食性およ
び塗膜密着性を低下させ、商品性が損われるという不具
合がもたらされる。 そこで、この”化成処理むら′”の原因となる脱脂不良
部分の分析を行ったところ、MgO酸化膜とカーボンと
が最表層に存在することが判明し、MgO酸化膜の細孔
に油が浸透していることによって脱脂が不十分なものと
なることから、アルカリ脱脂において脱脂不良を生じた
ものと推定された。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、自動車用ポデーの塗装前処理であるリン酸亜
鉛処理を行った際に、アルミニウム表面に゛化成処理む
ら”を発生することがないようにし、リン酸亜鉛処理後
の塗装が良好に行われるようにして、塗膜の耐食性や密
着性を優れたものにすることができるようにした自動車
用アルミニウム合金部材を提供することを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段)
この発明は、Mgを含む自動車用アルミニウム合金部材
において、当該自動車用アルミニウム合金部材の焼鈍後
塗装前処理前に表面MgO酸化膜の除去処理を施してな
る構成としたことを特徴としており、実施態様において
は前記塗装前処理が、アルカリ脱脂後に行われるリン酸
亜鉛処理であることを特徴としており、このような自動
車用アルミニウム合金部材の構成を上述した従来の課題
を解決するための手段としたものである。 この発明に係るMgを含む自動車用アルミニウム合金部
材の一実施態様においては、従来の自動車用アルミニウ
ム合金部材(展伸材)の製造工程、すなわち、 [原料]→[溶解]→[スラブ]→[熱間圧延]→[冷
間圧延]→[焼鈍]→[油塗布]→[合金部材(展伸材
コイル)] の工程において、Mgの表面濃化、つまりM g O酸
化膜の生成は、熱処理工程中に生ずるため、前記焼鈍後
にMgO酸化膜の除去処理として酸洗を施す工程を付加
するようにすること、すなわち、 「原料」→[溶解]→[スラブ]→[熱間圧延]→[冷
間圧延]→[焼鈍]→[酸洗]→[油塗布]→[合金部
材(展伸材コイル)] の工程を採用するようになすことができる。 また、他の実施態様においては、従来の例えば自動車用
ポデー外板の製造工程、すなわち、[展伸材コイル]→
[レベラー]→[プレス油または防錆油塗布]→[ブラ
ンキング]→[プレス]→[組立て]→[塗装前処理(
アルカリ脱脂+リン酸亜鉛処理)]→[塗装]→[合金
部材(自動車部品)] の工程において、工程中に生成されたMgO酸化膜を除
去するために、塗装前処理の前にMgO酸化膜の除去処
理として酸洗を施す工程を付加すること、すなわち、 [展伸材コイルコ→[レベラー]→[プレス油または防
錆油塗布]→[ブランキング]→[プレス]→[組立て
]→[酸洗]→[塗装前処理(アルカリ脱脂+リン酸亜
鉛処理)]→[塗装]→[合金部材(自動車部品)] の工程を採用するようになすことができる。 (作用) この発明に係る自動車用アルミニウム合金部材において
は、その焼鈍の後リン酸亜鉛処理などの塗装前処理の前
の間で、表面MgO酸化膜の除去処理として例えば酸洗
を施してなるものとしているため、焼鈍などの熱処理工
程においておおよそ400℃以上の環境でMgを含有す
るA1合金特有のMgの表面濃化によって生成されたM
gの酸化膜(M g O)が塗装前処理を行う前の段階
で除去されているので、従来のようにMgO酸化膜の細
孔にプレス油や防錆油などの油が浸透して例えば自動車
ポデーの塗装前処理であるリン酸亜鉛処理を実施するの
に先立って行われるアルカリ脱脂処理において脱脂不良
を生ずるようなことがなくなり、アルカリ脱脂処理にお
いてプレス油や防錆油を十分に脱脂することができるた
め、その後のリン酸亜鉛処理においてアルミニウム表面
に°“化成処理むら”を発生するようなことがなくなり
、リン酸亜鉛皮膜であるホパイトが均一に生成されるよ
うになるので、その後の塗装によって形成される塗膜の
耐食性が良好なものになり、塗膜の密着性も良好なもの
となる。 (実施例) Mgを含むアルミニウム合金として、第1表に示す成分
からなるものを用いた。 第1表;供試材の成分組成 そして、前記のアルミニウム合金よりなるスラブを熱間
圧延および冷間圧延して焼鈍を施したのちのアルミニウ
ム合金圧延材(展伸材)に対し、実施例1として、20
%HNO3溶液にて浸漬(30°OX5分)→水洗(上
水使用;常温×20s e c)→乾燥を行う酸洗のみ
を実施して、実施例1のアルミニウム合金部材(展伸材
)とし、自動車ポデーの塗装前処理工程である次のリン
酸亜鉛処理工程にまわしだ。 また、実施例2として、前記焼鈍を施したのちのアルミ
ニウム合金圧延材(展伸材)に対し、20%HNO3溶
液ニテ浸漬(30℃×5分)→水洗(上水使用;常温X
20sec)→乾燥を行う酸洗を実施したのち、防錆油
(油研工業(株)製:RP75N)を塗布し、3週間放
置して、実施例2゛のアルミニウム合金部材(展伸材)
とし。 次のリン酸亜鉛処理工程にまわした。 さらに、比較例1として、前記焼鈍を施したのちのアル
ミニウム合金圧延部材(展伸材)に対し、防錆油(油研
工業(株)製:RP75N)のみを塗布したのち3週間
室温に放置して、比較例1のアルミニウム合金部材(展
伸材)とし、次のリン酸亜鉛処理工程にまわした。 そこで、前記各アルミニウム合金部材(展伸材)に対す
るリン酸亜鉛処理工程においては第2表に示す条件でリ
ン酸亜鉛処理を実施した。 そして、リン酸亜鉛処理後における゛化成処理むらパの
発生の有無を目視によって調べるとともに、“化成処理
むら”がある場合の゛化成処理むら°′1部分の皮膜重
量および“化成処理むら”がない場合の゛化成処理むら
”相当部分の皮膜重量を蛍光X線により測定した。この
結果を第3表に示す。 第3表に示すように、焼鈍を施したのちのアルミニウム
合金圧延部材(展伸材)に対して酸洗処理を施した実施
例1.2の場合には、リン酸亜鉛処理後に゛化成処理む
ら”が発生していないことが認められ、皮膜重量は各部
均一なものであることが確かめられた。そして、実施例
1,2の場合には、リン酸亜鉛処理後に塗装を行ったと
ころ、形成された塗膜は良好な耐食性を有しているとと
もに、塗膜密着性に著しく優れているものであった。そ
して、酸洗処理後のアルミニウム合金部材にはMgO酸
化膜が存在していないため、接着剤密着性が良好である
と共に、スポット溶接も良好であるというすぐれた効果
が得られた。 これに対して、酸洗を施していない比較例1の場合には
、リン酸亜鉛処理後に“化成処理むら”が発生しており
、“化成処理むら°′が発生している部分にはリン酸亜
鉛皮膜でるホパイトがほとんど生成しておらず、リン酸
亜鉛処理後に塗装を行ったところ、形成された塗膜の耐
食性および密着性は十分に満足のいくものではなかった
。
において、当該自動車用アルミニウム合金部材の焼鈍後
塗装前処理前に表面MgO酸化膜の除去処理を施してな
る構成としたことを特徴としており、実施態様において
は前記塗装前処理が、アルカリ脱脂後に行われるリン酸
亜鉛処理であることを特徴としており、このような自動
車用アルミニウム合金部材の構成を上述した従来の課題
を解決するための手段としたものである。 この発明に係るMgを含む自動車用アルミニウム合金部
材の一実施態様においては、従来の自動車用アルミニウ
ム合金部材(展伸材)の製造工程、すなわち、 [原料]→[溶解]→[スラブ]→[熱間圧延]→[冷
間圧延]→[焼鈍]→[油塗布]→[合金部材(展伸材
コイル)] の工程において、Mgの表面濃化、つまりM g O酸
化膜の生成は、熱処理工程中に生ずるため、前記焼鈍後
にMgO酸化膜の除去処理として酸洗を施す工程を付加
するようにすること、すなわち、 「原料」→[溶解]→[スラブ]→[熱間圧延]→[冷
間圧延]→[焼鈍]→[酸洗]→[油塗布]→[合金部
材(展伸材コイル)] の工程を採用するようになすことができる。 また、他の実施態様においては、従来の例えば自動車用
ポデー外板の製造工程、すなわち、[展伸材コイル]→
[レベラー]→[プレス油または防錆油塗布]→[ブラ
ンキング]→[プレス]→[組立て]→[塗装前処理(
アルカリ脱脂+リン酸亜鉛処理)]→[塗装]→[合金
部材(自動車部品)] の工程において、工程中に生成されたMgO酸化膜を除
去するために、塗装前処理の前にMgO酸化膜の除去処
理として酸洗を施す工程を付加すること、すなわち、 [展伸材コイルコ→[レベラー]→[プレス油または防
錆油塗布]→[ブランキング]→[プレス]→[組立て
]→[酸洗]→[塗装前処理(アルカリ脱脂+リン酸亜
鉛処理)]→[塗装]→[合金部材(自動車部品)] の工程を採用するようになすことができる。 (作用) この発明に係る自動車用アルミニウム合金部材において
は、その焼鈍の後リン酸亜鉛処理などの塗装前処理の前
の間で、表面MgO酸化膜の除去処理として例えば酸洗
を施してなるものとしているため、焼鈍などの熱処理工
程においておおよそ400℃以上の環境でMgを含有す
るA1合金特有のMgの表面濃化によって生成されたM
gの酸化膜(M g O)が塗装前処理を行う前の段階
で除去されているので、従来のようにMgO酸化膜の細
孔にプレス油や防錆油などの油が浸透して例えば自動車
ポデーの塗装前処理であるリン酸亜鉛処理を実施するの
に先立って行われるアルカリ脱脂処理において脱脂不良
を生ずるようなことがなくなり、アルカリ脱脂処理にお
いてプレス油や防錆油を十分に脱脂することができるた
め、その後のリン酸亜鉛処理においてアルミニウム表面
に°“化成処理むら”を発生するようなことがなくなり
、リン酸亜鉛皮膜であるホパイトが均一に生成されるよ
うになるので、その後の塗装によって形成される塗膜の
耐食性が良好なものになり、塗膜の密着性も良好なもの
となる。 (実施例) Mgを含むアルミニウム合金として、第1表に示す成分
からなるものを用いた。 第1表;供試材の成分組成 そして、前記のアルミニウム合金よりなるスラブを熱間
圧延および冷間圧延して焼鈍を施したのちのアルミニウ
ム合金圧延材(展伸材)に対し、実施例1として、20
%HNO3溶液にて浸漬(30°OX5分)→水洗(上
水使用;常温×20s e c)→乾燥を行う酸洗のみ
を実施して、実施例1のアルミニウム合金部材(展伸材
)とし、自動車ポデーの塗装前処理工程である次のリン
酸亜鉛処理工程にまわしだ。 また、実施例2として、前記焼鈍を施したのちのアルミ
ニウム合金圧延材(展伸材)に対し、20%HNO3溶
液ニテ浸漬(30℃×5分)→水洗(上水使用;常温X
20sec)→乾燥を行う酸洗を実施したのち、防錆油
(油研工業(株)製:RP75N)を塗布し、3週間放
置して、実施例2゛のアルミニウム合金部材(展伸材)
とし。 次のリン酸亜鉛処理工程にまわした。 さらに、比較例1として、前記焼鈍を施したのちのアル
ミニウム合金圧延部材(展伸材)に対し、防錆油(油研
工業(株)製:RP75N)のみを塗布したのち3週間
室温に放置して、比較例1のアルミニウム合金部材(展
伸材)とし、次のリン酸亜鉛処理工程にまわした。 そこで、前記各アルミニウム合金部材(展伸材)に対す
るリン酸亜鉛処理工程においては第2表に示す条件でリ
ン酸亜鉛処理を実施した。 そして、リン酸亜鉛処理後における゛化成処理むらパの
発生の有無を目視によって調べるとともに、“化成処理
むら”がある場合の゛化成処理むら°′1部分の皮膜重
量および“化成処理むら”がない場合の゛化成処理むら
”相当部分の皮膜重量を蛍光X線により測定した。この
結果を第3表に示す。 第3表に示すように、焼鈍を施したのちのアルミニウム
合金圧延部材(展伸材)に対して酸洗処理を施した実施
例1.2の場合には、リン酸亜鉛処理後に゛化成処理む
ら”が発生していないことが認められ、皮膜重量は各部
均一なものであることが確かめられた。そして、実施例
1,2の場合には、リン酸亜鉛処理後に塗装を行ったと
ころ、形成された塗膜は良好な耐食性を有しているとと
もに、塗膜密着性に著しく優れているものであった。そ
して、酸洗処理後のアルミニウム合金部材にはMgO酸
化膜が存在していないため、接着剤密着性が良好である
と共に、スポット溶接も良好であるというすぐれた効果
が得られた。 これに対して、酸洗を施していない比較例1の場合には
、リン酸亜鉛処理後に“化成処理むら”が発生しており
、“化成処理むら°′が発生している部分にはリン酸亜
鉛皮膜でるホパイトがほとんど生成しておらず、リン酸
亜鉛処理後に塗装を行ったところ、形成された塗膜の耐
食性および密着性は十分に満足のいくものではなかった
。
以上のように、この発明によれば、Mgを含む自動車用
アルミニウム合金部材において、当該自動車用アルミニ
ウム合金部材の焼鈍後塗装前処理前に表面MgO酸化膜
の除去処理を施してなる構成を有するものであるから、
例えば自動車ボデーの塗装前処理としてリン酸亜鉛処理
を施したときに゛化成処理むらパを発生することがなく
、塗装後の塗膜の耐食性および密着性を著しく良好なも
のにすることができるという非常に優れた効果がもたら
される。 特許出願人 日産自動車株式会社
アルミニウム合金部材において、当該自動車用アルミニ
ウム合金部材の焼鈍後塗装前処理前に表面MgO酸化膜
の除去処理を施してなる構成を有するものであるから、
例えば自動車ボデーの塗装前処理としてリン酸亜鉛処理
を施したときに゛化成処理むらパを発生することがなく
、塗装後の塗膜の耐食性および密着性を著しく良好なも
のにすることができるという非常に優れた効果がもたら
される。 特許出願人 日産自動車株式会社
Claims (1)
- (1)Mgを含む自動車用アルミニウム合金部材におい
て、当該自動車用アルミニウム合金部材の焼鈍後塗装前
処理前に表面MgO酸化膜の除去処理を施してなること
を特徴とする自動車用アルミニウム合金部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20792788A JPH0257692A (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 自動車用アルミニウム合金部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20792788A JPH0257692A (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 自動車用アルミニウム合金部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0257692A true JPH0257692A (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16547853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20792788A Pending JPH0257692A (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 自動車用アルミニウム合金部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0257692A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03257183A (ja) * | 1990-03-08 | 1991-11-15 | Kobe Steel Ltd | 溶接性に優れたアルミニウム及びアルミニウム合金材 |
| US8032195B2 (en) | 2006-10-03 | 2011-10-04 | Fujitsu Limited | Portable device, acoustic component disposition method and acoustic component assembly |
| CN110965012A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-04-07 | 攀枝花学院 | 表面硬化耐蚀铝薄板及其制备方法和用途 |
| JP2022130360A (ja) * | 2017-12-21 | 2022-09-06 | ノベリス・インコーポレイテッド | 改善された接合耐久性を有するアルミニウム合金物品および不活性な表面のアルミニウム合金物品、ならびにそれらを作製および使用する方法 |
Citations (4)
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| JPH01279788A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-10 | Sky Alum Co Ltd | 耐系錆性に優れた自動車用A▲l▼合金塗装板の製造方法 |
| JPH01319692A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-25 | Kobe Steel Ltd | 脱脂性に優れたMg含有アルミニウム合金板の製造方法 |
-
1988
- 1988-08-22 JP JP20792788A patent/JPH0257692A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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