JPH0257953B2 - - Google Patents

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JPH0257953B2
JPH0257953B2 JP56051653A JP5165381A JPH0257953B2 JP H0257953 B2 JPH0257953 B2 JP H0257953B2 JP 56051653 A JP56051653 A JP 56051653A JP 5165381 A JP5165381 A JP 5165381A JP H0257953 B2 JPH0257953 B2 JP H0257953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cotton
fineness
heat retention
average
denier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56051653A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57166116A (en
Inventor
Koichi Nishizakura
Hiroyuki Kotari
Kazunori Aiyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP56051653A priority Critical patent/JPS57166116A/ja
Publication of JPS57166116A publication Critical patent/JPS57166116A/ja
Publication of JPH0257953B2 publication Critical patent/JPH0257953B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Bedding Items (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は保温性に優れたこたつ掛けぶとん用の
詰綿構造体に関するものである。 冬期の暖房器具の1つとして最近見直されてき
たのが、家庭で使用されている赤外線こたつであ
る。この原因の1つとしてこたつが効率の良い省
エネルギー器具であることが上げられる。従来の
暖房器具では対流のため通常の居住空間では起立
時には上半身は暖かいが脚部は寒さを感ずる場合
がある。室内温度をできるだけ低くし脚部も寒さ
を感じさせないためにはこたつは最も簡便で安上
りな方法と言える。 このこたつに使用する掛けぶとんはこたつ内部
からの熱エネルギーの移動を可能な限り抑制する
いわゆる保温性の良いものであることが必要であ
る。 本発明はこれらの状況を踏まえ、従来にはなか
つた保温性に優れた詰綿構造体を提供するもので
ある。本発明は次のような構成を有する。 すなわち本発明は、単糸繊度の異なる2種類以
上の詰綿からなり繊度の大きい綿の平均繊度をa
デニール、繊度の小さい綿の平均繊度をbデニー
ルとしたとき、単糸繊度差については2≦a−b
≦10詰綿を構成する全繊維の平均断面2次モーメ
ント(M)については4≦M≦100の関係式を満
足し、かつ、ふとん中の詰綿の構成本数が150〜
700本/cm3の範囲にあり、5cmの厚さで熱貫流抵
抗値(1/K)が0.95℃・m2・hr/kcal以上であ
ることを特徴とする保温性に優れた詰綿構造体に
関する。 以下本発明について詳細に説明する。 本発明に用いる詰綿構造体の素材は特に限定さ
れないが好ましくはポリエステル綿が用いられ
る。 構造体の保温性を高めしかも使用中もその保温
性を維持するためには構成する綿の単糸繊度やそ
の他の条件を適正にすることが必要である。 詰綿構造体の保温性は構成する綿によつて形成
される微細な断熱性に優れる空気層により保持さ
れるものであり詰綿量が同一の場合は単糸繊度の
小さい方が構造体中の綿の構成本数が多くなり従
つて微細空気層の数がより多く形成されることに
なり保温性が向上することになる。 原理的には単糸繊度を低下させるほど保温性は
向上するがウエブ形成時のトラブルや製品からの
綿抜けを考慮し1デニール以上とすることが好ま
しい。 一方、詰綿構造体は使用中に嵩の減少いわゆる
ヘタリを生じるが、ヘタリが出ると繊維間に形成
される微細な空気層の数が減少し保温性が低下す
ることになる。単糸繊度が小さいと剛性も低いた
めこの影響をより大きく受けることになる。使用
によるヘタリに伴なう保温性の低下を防止するた
めには単糸繊度の大きい綿を混入させ剛性を高め
ヘタリを防止することが必要である。 単糸繊度の大きい方の綿(以下A綿と称し平均
繊度をaデニールとする)と単糸繊度の小さい方
の綿(以下B綿と称し、平均繊度をbデニールと
する)との繊度の差はa−bは2から10デニール
の範囲であることが必要であり好ましくは3から
9デニールの範囲が採用される。 繊度差が2デニール未満では構造体の剛性が十
分ではなく使用によるヘタリが生じやすく使用に
伴ない保温性も低下することになるかまたは逆に
剛性が大きすぎ風合が悪くなり保温性も悪いこと
になる。繊度差が10デニールを越えるとウエブ形
成時の工程通過性、すなわち繊度に対応したカー
ド条件の適正化が困難となり作業性が低下する。
またA綿の繊度が絶対的に大きくなり詰綿構造体
のドレープ性の低下など審美性の面でも悪影響が
でることになる。 本発明で言うA綿とは詰綿中に含まれる種々の
繊度の綿の構成割合から加重平均で算出される全
平均繊度以上の繊度を有する綿を言う。またA綿
の平均繊度とはA綿に該当する綿の構成割合から
加重平均で算出して得られる平均繊度となる。B
綿についても同様に詰綿中に含まれる種々の繊度
の綿の構成割合から加重平均で算出される全平均
繊度より小さい繊度を有する綿を言う。またB綿
の平均繊度とはB綿に該当する綿の構成割合から
加重平均で算出して得られる平均繊度となる。 次に使用中の嵩の減少すなわちヘタリの目安と
なる断面2次モーメントMは4から100の範囲で
あることが必要であり、好ましくは6から90の範
囲が採用される。 断面2次モーメント(以下Mと称する)が4未
満では単糸繊度差が適正であつても詰綿構造体と
してはヘタリが大きくなる。またMが100を越え
るとヘタリは少なくなるものの詰綿構造体として
は感触がかたくなり、掛けぶとんとしては不適で
ある。Mは例えば「材料力学 上巻」(中原一郎
著、養賢堂)368から370ページに示されるように
素材の断面積の2乗に比例している。繊維の繊度
は断面積に比例しているため従つて、Mは繊度の
2乗に比例することになる。従つて本発明では簡
便のためMを繊度の2乗で表わすものとする。A
綿とB綿の混綿の場合はそれぞれの平均繊度aお
よびbとしたときにその混綿比を考慮した平均値
はx・a2+(1−x)b2となる。(xは詰綿中のA
綿の重量比) 本発明のA綿またはB綿は円断面のほか、三角
断面、中空断面などのいわゆる変形断面のものも
用いることができるが、変形断面のMも便宜上繊
度の2乗で代用することとする。 次にこの詰綿構造体はこたつ掛けぶとんとした
場合にその綿の構成本数が150〜700本/cm3の範囲
にあることが必要であり好適には160から600の範
囲が採用される。 構成本数が150本/cm3未満ではいかに単糸繊度
が小さくとも微細空気層の数が少なくなり、従つ
て保温性が悪くなる。構成本数が700本/cm3を越
えると保温性の点では優れるが綿密度が大きくな
りすぎ感触が硬くなりこたつけぶとんとしては不
適である。 本発明で言うふとん中の綿の構成本数とは次式
により算出される計算値である。 構成本数=
9×105×綿量/たて×よこ×厚さ×原綿長×単糸繊度 (単位はcm,g) 「たて」、「よこ」、「厚さ」はこたつ掛けふとん
の無荷重状態での測定値であり、ふとんにキルテ
イングを施こしている場合の厚さは最も厚い部分
で測定した値である。 原綿長は捲縮を伸ばした状態での長さ、単糸繊
度はデニール単位の値、綿量はこたつ掛けふとん
1枚中の該繊度綿の重量を意味する。 実際にはA綿の構成本数とB綿の構成本数の和
として計算されることになる。 本発明に使用される原綿は、特許請求範囲内で
あればどのような繊度、断面形状、混綿比でも良
いがB綿については2dから3dの円断面サイドバ
イサイド(重合度差)ポリエステル複合繊維原
綿、A綿については7dから8dの中空同心円断面
ポリエステル原綿が望ましくその混綿比はA綿50
%、B綿50%が望ましい。 すなわちB綿の繊度が細いほど保温性は上るが
側地からの綿抜け発生があるため繊度は2dから
3dとし、さらに綿抜け防止のためサイドバイサ
イドの構造捲縮を有する原綿とするのが良い。こ
のとき製糸性の面から、断面としては円で、重合
度差により貼り合わせとし、複合比は30:70から
70:30とするのが望ましい。 A綿は使用中のヘタリ防止のため繊度は7dか
ら8dとし、A綿にも若干の保温性向上効果を持
たせるために中空繊維とするのが良い。このとき
製糸性の面から断面は中空同心円、中空率は40〜
50%とするのが望ましい。 これにより製造時の工程通過性、製品の風合、
綿抜け、使用時ヘタリ、保温性をもつとも優れた
ものとすることができる。 本発明によるこたつ掛けぶとんは、空気の優れ
た断熱性を十分に活用し得る微細空気層を数多く
構成し得る構造体となつている。すなわち比較的
細繊度の綿を使用することにより同一重量でも構
成する繊維本数を多くし、従つて対流の起こらな
い微細な不動空気層を数多く生成することができ
る。一方、細繊度の綿のみでは嵩の法持性に問題
があり使用中のヘタリを引き起こすことになり、
これは審美性の点で好ましくない現象であると同
時に保温性を低下させることになることは前に述
べた通りである。従つて詰綿構造体の嵩保持のた
めには一定範囲の断面2次モーメントを有するよ
うな太繊度の綿を混在させることによりこれらの
欠点を防ぐことができる。 これらの条件を満足した詰綿構造体の保温性は
極めて優れており5cmの厚さ(側地はなし)での
熱貫流抵抗値(1/K)は0.95℃・m2・hr/kcal
以上を示す。 熱貫流抵抗値(以下1/Kと称する)は
ASTMD−1518Tに示される方法によつて算出で
きる。 熱貫流抵抗値1/Kは定義によりその値の大き
い方が断熱性の良いことを示す。 たとえば1/Kの値が1.00℃・m2・hr/kcalの
構造体は0.70℃・m2・hr/kcalの構造体に比べる
と同一温度を保持するのに必要なエネルギーは30
%少なくてすむことを意味し、実際のこたつふと
んとした時の電力消費が少なくすむことになる。 以下本発明の実施例について説明するが本発明
はこれらの実施態様に限定されるものではない。 実施例、比較例 実施例1〜4、比較例1〜5の詳細は第1表に
示す。
【表】
【表】
【表】 実施例1はいずれの条件も本発明の範囲にある
ためいずれの評価も問題なく1/Kは通常品(比
較例5)に比べて圧倒的に優れている。 実施例3,4は実施例1のA,B両綿を変形断
面化したものであるが実施例1より綿抜けが良い
レベルであり、1/Kは実施例1よりやや高くな
り保温性の優れていることを示す。とくに実施例
4は綿抜けを含む実施例中でも最高のレベルとな
つている。 実施例2はA綿、B綿の両者の繊度をやや高目
としたものでいずれの条件も本発明の範囲内とな
つているため評価は優れている。繊度が高いため
構成繊維本数が実施例1,3,4より少ないレベ
ルとなつた。従つて1/Kはやや低目であるが通
常品(比較例5)よりは保温性に優れている。 比較例1はA,B両綿ともかなり低い繊度のも
のを用いたため構成繊維本数が極端に多くこのた
め初期の保温性(1/K)も実施例1よりやや優
れている。しかしながら断面2次モーメントが本
発明の範囲よりずつと低くこのため使用時のヘタ
リが非常に大きくなつた。これに伴ない保温性も
当然低下している。また従来のカード機では通過
性が極度に悪かつた。さらに綿抜けレベルも悪い
ものであつた。 比較例2はA綿の繊度が極度に高いうえ、B綿
との繊度差が小さいため断面2次モーメントが大
きく構成繊維本数も極度に小さくなつた。このた
め工程通過性、ヘタリ、綿抜けは問題ないものの
風合は非常に悪く1/Kもかなり低いものであつ
た。 比較例3は単糸繊度差が極度に異なるため、構
成繊維本数が多く、1/Kは比較的高いものの1
デニールという細繊度のため工程通過性が悪くま
た断面2次モーメントも大きいため風合もかなり
劣つたものとなつた。 比較例4はB綿の混率を少なくしたため構成繊
維本数が本発明の範囲より低く、風合、ヘタリ、
工程通過性は問題ないが1/Kは低くなつた。 比較例5は通常品で断面2次モーメントは本発
明の範囲内だが風合に問題があり1/Kもかなり
低いものであつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単糸繊度の異なる2種類以上の詰綿からなり
    繊度の大きい綿の平均繊度をaデニール、繊度の
    小さい綿の平均繊度をbデニールとしたとき、単
    糸繊度差については、2≦a−b≦10、詰綿を構
    成する全繊維の平均断面2次モーメント(M)に
    ついては4≦M≦100の関係式を満足し、かつ、
    ふとん中の該詰綿の構成本数が150〜700本/cm3
    範囲にあり、厚さ5cmにおける熱貫流抵抗値
    (1/K)が0.95℃・m2・hr/kcal以上であるこ
    とを特徴とする保温性に優れた詰綿構造体。
JP56051653A 1981-04-08 1981-04-08 Padding structure excellent in warmth preservability Granted JPS57166116A (en)

Priority Applications (1)

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JP56051653A JPS57166116A (en) 1981-04-08 1981-04-08 Padding structure excellent in warmth preservability

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JPS57166116A JPS57166116A (en) 1982-10-13
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