JPH0261029A - Tvブラウン管用のインナーシールド材およびその製造方法 - Google Patents
Tvブラウン管用のインナーシールド材およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0261029A JPH0261029A JP21259788A JP21259788A JPH0261029A JP H0261029 A JPH0261029 A JP H0261029A JP 21259788 A JP21259788 A JP 21259788A JP 21259788 A JP21259788 A JP 21259788A JP H0261029 A JPH0261029 A JP H0261029A
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- JP
- Japan
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- cathode ray
- less
- ray tube
- inner shield
- steel plate
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- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はカラーTVブラウン管(受像管)用磁気シール
ド材(マスクフレーム、シャドウマスクインナーシール
ド、アウターシールドなどで構成される)のうち、ブラ
ウン管内部にあって電子線の通過方向に対し側面から覆
うように配置されるインナーシールド材およびその製造
方法に関するものである。
ド材(マスクフレーム、シャドウマスクインナーシール
ド、アウターシールドなどで構成される)のうち、ブラ
ウン管内部にあって電子線の通過方向に対し側面から覆
うように配置されるインナーシールド材およびその製造
方法に関するものである。
[従来の技術]
カラーTVブラウン管の基本構成は、電子銃と電子ビー
ムを映像に変える螢光面から成り立ち、さらには電子ビ
ームが地磁気により偏向されることを防ぐ磁気シールド
材が内部を覆っている。
ムを映像に変える螢光面から成り立ち、さらには電子ビ
ームが地磁気により偏向されることを防ぐ磁気シールド
材が内部を覆っている。
磁気シールド材に要求される特性は、地磁気(約0.3
Oeの微小磁界)の磁界における高い透磁率である。ま
た、消磁特性を良くするため即ち、消磁コイルの巻数や
電流低減の目的で保磁力Heが小さいことも要求される
。
Oeの微小磁界)の磁界における高い透磁率である。ま
た、消磁特性を良くするため即ち、消磁コイルの巻数や
電流低減の目的で保磁力Heが小さいことも要求される
。
特に、ブラウン管内部にあって電子線の通過方向に対し
側面から覆うように配置されるインナーシールド材は、
磁気シールド材として重要である。
側面から覆うように配置されるインナーシールド材は、
磁気シールド材として重要である。
インナーシールド素材の板厚は通常0.10〜0,25
m11の極薄鋼板であり、この素材(コイル)は、電気
メーカーでプレス成形された後、600℃前後の温度で
黒化処理前を施され、ブラウン管内部に組み込まれる場
合が多い。
m11の極薄鋼板であり、この素材(コイル)は、電気
メーカーでプレス成形された後、600℃前後の温度で
黒化処理前を施され、ブラウン管内部に組み込まれる場
合が多い。
現在市販されているカラーTVの黒化処理前インナーシ
ールド素材を調べると、直流磁界0.3Oe(μ0.3
)での直流透磁率は300emu程度である。
ールド素材を調べると、直流磁界0.3Oe(μ0.3
)での直流透磁率は300emu程度である。
また、最大磁化力LOOeでの直流保磁力Heも1.8
0e程度しかない。結晶粒径はフェライト粒度番号(J
l5−GO552で規定される)で大体7〜9程度で
ある。
0e程度しかない。結晶粒径はフェライト粒度番号(J
l5−GO552で規定される)で大体7〜9程度で
ある。
しかして、特開昭62−280328号公報や特開昭6
2−280329号公報により成形性および電磁波シー
ルド特性の優れたブラウン管用インナーシールド材の製
造方法が提案されている。この提案の内容は、従来のリ
ムド鋼に代えてアルミキルド鋼を用いて製造工程をコン
トロールしようというもので、調質圧延(0,5%)後
の保持力He−L、8が実施例に示されている。
2−280329号公報により成形性および電磁波シー
ルド特性の優れたブラウン管用インナーシールド材の製
造方法が提案されている。この提案の内容は、従来のリ
ムド鋼に代えてアルミキルド鋼を用いて製造工程をコン
トロールしようというもので、調質圧延(0,5%)後
の保持力He−L、8が実施例に示されている。
周知の如くインナーシールド材において、保磁力は他の
特性と共に重要な特性である。先ず第一に、TVの向き
を変更した場合に、シールド材に帯磁した磁化(ベクト
ルを含む)を消磁する必要がある。
特性と共に重要な特性である。先ず第一に、TVの向き
を変更した場合に、シールド材に帯磁した磁化(ベクト
ルを含む)を消磁する必要がある。
このため、一般に消磁コイルがセットされているが、こ
のコイルの巻数および電流を低減することが経済面から
要求される。従って、インナーシールド材は極力ソフト
な材料、即ちHeが小さくなければならない。
のコイルの巻数および電流を低減することが経済面から
要求される。従って、インナーシールド材は極力ソフト
な材料、即ちHeが小さくなければならない。
第二に、Heはμ0.3と強い相関をもち、Heが小さ
い時はμ は大きい値を示す。即ちμ0.30.3 (シールド性に直接影響する特性)が良いことは、He
が良いことと同意価であって、電気メーカーでは測定の
容易なHeの値でμ。、3を代表させていることがしば
しばである。
い時はμ は大きい値を示す。即ちμ0.30.3 (シールド性に直接影響する特性)が良いことは、He
が良いことと同意価であって、電気メーカーでは測定の
容易なHeの値でμ。、3を代表させていることがしば
しばである。
本発明者らの調査によれば、調質圧延を行う限り、He
を1.8以下にすることは困難である。
を1.8以下にすることは困難である。
方、調質圧延を省略することは、鋼板の硬度不足、形状
不良の問題が伴い、客先での/1ンドリング性が悪くな
る。
不良の問題が伴い、客先での/1ンドリング性が悪くな
る。
[発明か解決しようとする課題]
本発明は上記の点に鑑み、μ。、3の値が大きくHeの
値が小さい優れた磁性をもつと同時に、形状、ハンドリ
ング性の良好なインナーシールド材を提供する。
値が小さい優れた磁性をもつと同時に、形状、ハンドリ
ング性の良好なインナーシールド材を提供する。
[課題を解決するための手段]
本発明はC≦0.005%、Si≦0.3%、P:0.
1 〜0.4 %、 Mn 二 〇、1 〜
1.0 %、 S 60.01%。
1 〜0.4 %、 Mn 二 〇、1 〜
1.0 %、 S 60.01%。
AΩ: 0.01%、N≦0.01%、残部不可避的成
分および鉄を含有し、板厚0.10〜0.25mm、結
晶粒がフェライト粒度番号で7番以下の粗大粒でしかも
硬度Hv(500g)が90以上の鋼板であり、直流磁
界0.3Oeでの透磁率が750efflu以上でかつ
保磁力が1.20c(最大磁化力1one)以下である
ことを特徴とするTVブラウン管用のインナーシールド
材であり、更にC≦0.05%、si≦OJ 96.
P :0.1〜0.4%、 Mn : 0.1〜1.
0%、S≦0.01%。
分および鉄を含有し、板厚0.10〜0.25mm、結
晶粒がフェライト粒度番号で7番以下の粗大粒でしかも
硬度Hv(500g)が90以上の鋼板であり、直流磁
界0.3Oeでの透磁率が750efflu以上でかつ
保磁力が1.20c(最大磁化力1one)以下である
ことを特徴とするTVブラウン管用のインナーシールド
材であり、更にC≦0.05%、si≦OJ 96.
P :0.1〜0.4%、 Mn : 0.1〜1.
0%、S≦0.01%。
AΩ≦0.01%、N≦0.01%、残部不可避的成分
および鉄を含有するスラブから熱延鋼板を製造し、冷間
圧延を施して0.IO〜0.25mmの板厚とした後、
連続焼鈍を750℃以上の温度で実施してC≦0.00
5%とし、調質圧延を施さないで、結晶粒がフェライト
粒度番号で7番以下の粗大粒でしかも硬度Hv(500
g)が90以上、直流磁界0.30 eでの透磁率が7
50emu以上でかつ保磁力が1.2Oe(最大磁化力
100e)以下の鋼板を得ることを特徴とするTVブラ
ウン管用のインナーシールド材の製造方法である。
および鉄を含有するスラブから熱延鋼板を製造し、冷間
圧延を施して0.IO〜0.25mmの板厚とした後、
連続焼鈍を750℃以上の温度で実施してC≦0.00
5%とし、調質圧延を施さないで、結晶粒がフェライト
粒度番号で7番以下の粗大粒でしかも硬度Hv(500
g)が90以上、直流磁界0.30 eでの透磁率が7
50emu以上でかつ保磁力が1.2Oe(最大磁化力
100e)以下の鋼板を得ることを特徴とするTVブラ
ウン管用のインナーシールド材の製造方法である。
以下、本発明の内容を詳述する。
本発明者らは、μ0.3≧750.He≦1.2の優れ
た磁性を持つと同時にハンドリングのし品いインナーシ
ールド素材を開発した。
た磁性を持つと同時にハンドリングのし品いインナーシ
ールド素材を開発した。
その第一の要点は結晶粒径≧フェライト粒度番号7とす
ることであり、第二に最終の圧延を行わない即ち歪みを
鋼板素材に与えないことである。
ることであり、第二に最終の圧延を行わない即ち歪みを
鋼板素材に与えないことである。
更に第三の要点は、本発明鋼板の基本成分組成は軟質鋼
であり、且つ上記の如く調質圧延を行わないものである
から、その欠点を補うために、固溶体強化によって鋼板
の硬度をHv(500g )が90以上にし、本発明鋼
板製造時の連続焼鈍ライン出側での絞り込み、ロール押
疵、破断などのトラブルを解消すると同時に、製品素材
の形状を良くし、更には客先でのプレス加工時や黒化処
理時のハンドリング性を向上させるものである。
であり、且つ上記の如く調質圧延を行わないものである
から、その欠点を補うために、固溶体強化によって鋼板
の硬度をHv(500g )が90以上にし、本発明鋼
板製造時の連続焼鈍ライン出側での絞り込み、ロール押
疵、破断などのトラブルを解消すると同時に、製品素材
の形状を良くし、更には客先でのプレス加工時や黒化処
理時のハンドリング性を向上させるものである。
まず材料の成分系について検討した。現在、TVブラウ
ン管用シールド材として主に使用されている通常の軟鋼
に比べ、より高い透磁率材料として知られているものは
、Bozorth (Ferromagnet 1st
n−D、 Van No5trand Co、、 Pr
1nccton、 N、 J、、 P、870゜Tab
le 2.1951)によれば、純鉄、電磁鋼板、パー
マロイなどがある。従って、透磁率向上のためには成分
または集合組織をコントロールして特殊な(高価な)材
料を選択すれば良いことが分かる。
ン管用シールド材として主に使用されている通常の軟鋼
に比べ、より高い透磁率材料として知られているものは
、Bozorth (Ferromagnet 1st
n−D、 Van No5trand Co、、 Pr
1nccton、 N、 J、、 P、870゜Tab
le 2.1951)によれば、純鉄、電磁鋼板、パー
マロイなどがある。従って、透磁率向上のためには成分
または集合組織をコントロールして特殊な(高価な)材
料を選択すれば良いことが分かる。
しかし本発明者らは、地磁気程度の微小磁界存在下での
透磁率は、成分組成よりもむしろ素材の結晶粒径の大き
さと残留歪み量だけで決まることを見出した。
透磁率は、成分組成よりもむしろ素材の結晶粒径の大き
さと残留歪み量だけで決まることを見出した。
即ち、第1表の成分を含む鋼を熱間圧延し、次いで冷延
してO,15mmの厚みとし焼鈍を700〜1000℃
X3m1n均熱した鋼板の特性を測定すると、第1図に
示すようにSi、Ajll、Cなどの影響は、合計4%
以内なら殆ど影響が無いことが分かった。
してO,15mmの厚みとし焼鈍を700〜1000℃
X3m1n均熱した鋼板の特性を測定すると、第1図に
示すようにSi、Ajll、Cなどの影響は、合計4%
以内なら殆ど影響が無いことが分かった。
むしろ熱処理条件によって変えた結晶粒径にのみ依存し
、透磁率の対数は結晶粒径の逆数とりニア−な関係とな
る。
、透磁率の対数は結晶粒径の逆数とりニア−な関係とな
る。
また、この鋼板に数%の歪を加えると透磁率の劣化が生
じる。この傾向は保磁力についても全く同様なことが言
えた。従って、目的とするμ0.3≧750.He≦1
.2を得るには、まずインナーシールド素材の結晶粒度
を7以下の粗大粒にして、その後歪(圧延)を与えない
ことが重要である。
じる。この傾向は保磁力についても全く同様なことが言
えた。従って、目的とするμ0.3≧750.He≦1
.2を得るには、まずインナーシールド素材の結晶粒度
を7以下の粗大粒にして、その後歪(圧延)を与えない
ことが重要である。
第 1 表 (vt%)
また、粗大粒を得るための高温焼鈍で軟化した鋼板は、
ハンドリング性が非常に悪いため、固溶体強化(析出硬
化型元素は、結晶粒成長を強く抑制するため好ましくな
い)によって硬度を90(降伏点で約17kg/ml1
)以上に向上させる必要がある。
ハンドリング性が非常に悪いため、固溶体強化(析出硬
化型元素は、結晶粒成長を強く抑制するため好ましくな
い)によって硬度を90(降伏点で約17kg/ml1
)以上に向上させる必要がある。
成分系としては、粒成長を抑制する酸化物系介在物(A
N 203.MnO,S i02など)、析出物(Mn
S、ANNなど)は少ないほうが良い。
N 203.MnO,S i02など)、析出物(Mn
S、ANNなど)は少ないほうが良い。
つまり、0.S、Nなどは少なくすべきである。
また通板性の向上を目的として、鋼板としての強度また
は剛性をもたすためMn、Pなどを適当量添加する。
は剛性をもたすためMn、Pなどを適当量添加する。
以下、成分について先ず説明する。
製品素材のCは、磁気時効の面から0.005%以下に
することが必要である。この製品素材のCを通常の最終
連続焼鈍ラインで、脱炭焼鈍(例えば、湿潤H2+N2
雰囲気中)により低下させる場合は、鋳造後のCは、上
記脱炭に大きな負荷がかからない範囲、即ち0.05%
まで許容される。
することが必要である。この製品素材のCを通常の最終
連続焼鈍ラインで、脱炭焼鈍(例えば、湿潤H2+N2
雰囲気中)により低下させる場合は、鋳造後のCは、上
記脱炭に大きな負荷がかからない範囲、即ち0.05%
まで許容される。
Slは黒化膜の密着性を劣化させるので0.3%以下と
する。
する。
Mnは、0.1%以下でMnSの微細析出を生じるので
、結晶粒成長が悪くなる。従って、0.1%以上必要だ
が、あまり多くなるとコストの問題があるため上限を1
.0%とする。なお、Mnは、後述のPはどではないが
、硬度上昇の効果も有するものである。
、結晶粒成長が悪くなる。従って、0.1%以上必要だ
が、あまり多くなるとコストの問題があるため上限を1
.0%とする。なお、Mnは、後述のPはどではないが
、硬度上昇の効果も有するものである。
Pは鋼板硬度を高めるのに非常に有効で、最低0.1%
は必要だが、0.4%を超えると偏析によって細粒が発
生するため問題である。本発明におけるP添加の目的は
、インナーシールド祠製造ラインでのトラブル、即ち連
続焼鈍炉出側での巻取り時の絞り込み、シワ、ピンチロ
ールでの押疵等の発生を効果的に防止するためと、製品
素材の形状を良くすると共に、客先でのハンドリング性
も向上させることである。鋼板の硬度Hv(500g
)を90以上にすることにより、この目的が達成される
。
は必要だが、0.4%を超えると偏析によって細粒が発
生するため問題である。本発明におけるP添加の目的は
、インナーシールド祠製造ラインでのトラブル、即ち連
続焼鈍炉出側での巻取り時の絞り込み、シワ、ピンチロ
ールでの押疵等の発生を効果的に防止するためと、製品
素材の形状を良くすると共に、客先でのハンドリング性
も向上させることである。鋼板の硬度Hv(500g
)を90以上にすることにより、この目的が達成される
。
Alは0.旧%以上になるとA、QNの析出が多くなる
ので0.01%以下が好ましい。なお、Alを0.2%
以上添加して、AΩNを粗大化し粒成長を良くする方法
、Bを利用してAΩNの無害化を図る方法などがあるが
、いずれもコスト面で不利である。
ので0.01%以下が好ましい。なお、Alを0.2%
以上添加して、AΩNを粗大化し粒成長を良くする方法
、Bを利用してAΩNの無害化を図る方法などがあるが
、いずれもコスト面で不利である。
またS、Nは、少ないほうが結晶粒成長の面から良く、
それぞれ0.01%以下が好ましい。
それぞれ0.01%以下が好ましい。
次いで、熱延については特に限定するものではないが、
スラブの加熱温度は析出物の固溶を抑えるため低温が好
ましいが、S、Nが微量ならば影響は少ない。また、熱
延仕上温度は、A3変態点(純鉄で、910℃)直下が
好ましいが、高温側即ちγ相で仕上げても最終連続焼鈍
時にやや高温で処理してやれば問題は無い。熱延巻取温
度は、熱延板の結晶粒成長の目的で高め(650〜85
0℃)が好ましい。
スラブの加熱温度は析出物の固溶を抑えるため低温が好
ましいが、S、Nが微量ならば影響は少ない。また、熱
延仕上温度は、A3変態点(純鉄で、910℃)直下が
好ましいが、高温側即ちγ相で仕上げても最終連続焼鈍
時にやや高温で処理してやれば問題は無い。熱延巻取温
度は、熱延板の結晶粒成長の目的で高め(650〜85
0℃)が好ましい。
次の熱延板焼鈍は、実施したほうが最終製品で粗粒を得
やすいが、省略することも出来る。冷延は、強圧下にな
るほど次の再結晶焼鈍後の結晶粒径が小さくなるので、
圧下率は低めが好ましく、熱延後の板厚は31以下が有
利である。
やすいが、省略することも出来る。冷延は、強圧下にな
るほど次の再結晶焼鈍後の結晶粒径が小さくなるので、
圧下率は低めが好ましく、熱延後の板厚は31以下が有
利である。
最終焼鈍温度の結晶粒成長に与える影響は強く、最低で
も温度か750℃以上でなければ粒度番号7以下の粗粒
を得ることが出来ない。また、A3変態点以上に均熱し
た後、急冷(300℃/ to i n以上)すると硬
化するので鋼板の剛性の面では有利である。
も温度か750℃以上でなければ粒度番号7以下の粗粒
を得ることが出来ない。また、A3変態点以上に均熱し
た後、急冷(300℃/ to i n以上)すると硬
化するので鋼板の剛性の面では有利である。
焼鈍雰囲気は湿潤H2+N2雰囲気の如き脱炭性のもの
使用し、C≦0.0596のものをC≦0.005%に
脱炭する。また、最終の焼鈍は連続炉で処理する必要が
ある。なぜなら、バッチ炉の場合750℃以上の高温に
上げると形状不良に成り品いため、形状矯正のための調
質圧延が不可避となって本発明の目的とする高性能なシ
ールド材が得られない。
使用し、C≦0.0596のものをC≦0.005%に
脱炭する。また、最終の焼鈍は連続炉で処理する必要が
ある。なぜなら、バッチ炉の場合750℃以上の高温に
上げると形状不良に成り品いため、形状矯正のための調
質圧延が不可避となって本発明の目的とする高性能なシ
ールド材が得られない。
なお、Pを含まない場合は更に30℃程度低くても粒度
番号7以下の粗粒を得ることが出来るが、硬度を90以
上に確保することが出来ない。
番号7以下の粗粒を得ることが出来るが、硬度を90以
上に確保することが出来ない。
[実 施 例]
実施例 1
製鋼段階で成分を各種変更(第2表)した連鋳スラブを
1200℃で加熱し、仕上温度860℃、巻取温度70
0℃で、3.0mmの熱延板を造った。次いで、0.1
5mmまで冷延し、760℃×3分均熱の焼鈍を湿潤H
2+N2雰囲気中で行い、炭素を0.005%以下まで
なるよう脱炭した。
1200℃で加熱し、仕上温度860℃、巻取温度70
0℃で、3.0mmの熱延板を造った。次いで、0.1
5mmまで冷延し、760℃×3分均熱の焼鈍を湿潤H
2+N2雰囲気中で行い、炭素を0.005%以下まで
なるよう脱炭した。
この素材の特性を評価して第3表を得た。
なお、試料■は、試料■の最終焼鈍板に1%の調質圧延
を実施した後、特性を評価した。透磁率のM1定はエプ
スタイン試料(JIS C2550)で行った。
を実施した後、特性を評価した。透磁率のM1定はエプ
スタイン試料(JIS C2550)で行った。
弗2表
(νt%)
註) −は、本発明の範囲外。
透磁率の良いものは、結晶粒が大きい。しかし、単に結
晶粒が大きいだけでは連続炉やプレス成形特作業に支障
がある(破断、絞り込み、押疵など)ため、Pを0.1
〜0.4%入れる必要がある。本発明範囲を満たす試料
■■は、目標とする透磁率≧750eIIlu、保磁力
≦1.20と硬度≧90が得られた。
晶粒が大きいだけでは連続炉やプレス成形特作業に支障
がある(破断、絞り込み、押疵など)ため、Pを0.1
〜0.4%入れる必要がある。本発明範囲を満たす試料
■■は、目標とする透磁率≧750eIIlu、保磁力
≦1.20と硬度≧90が得られた。
実施例 2
C:0.0032. Sl :0.001 、 Mn
:0.28. P :0.20. S : 0.0
03 、 Al! : 0.001 、 N : 0.
0015%で残余がFeのスラブを1200℃で加熱し
、仕上温度870℃、巻取温度700℃で、2.0mm
の熱延板を造った。
:0.28. P :0.20. S : 0.0
03 、 Al! : 0.001 、 N : 0.
0015%で残余がFeのスラブを1200℃で加熱し
、仕上温度870℃、巻取温度700℃で、2.0mm
の熱延板を造った。
次いで、0.l5mmまで冷延し、各種温度×30秒の
焼鈍を窒素ガス中で行ってから、特性を評価した。
焼鈍を窒素ガス中で行ってから、特性を評価した。
この結果を第4表に示す。
焼鈍温度750℃以上で、透磁率≧750emu、保磁
力≦1.20を得た。
力≦1.20を得た。
[発明の効果コ
以上の如く本発明によれば、高性能なTVブラウン管用
のインナーシールド材を提供することができるものであ
る。
のインナーシールド材を提供することができるものであ
る。
第1図は結晶粒径と冷延の透磁率に及ぼす影響を示した
図表である。 代 理 人 弁理士 茶野木 立 夫手 糸完 、?rl] 1に 謳1よ (自発) 昭和63年1 月 日
図表である。 代 理 人 弁理士 茶野木 立 夫手 糸完 、?rl] 1に 謳1よ (自発) 昭和63年1 月 日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、重量比で C≦0.005% Si≦0.3% P:0.1〜0.4% Mn:0.1〜1.0% S≦0.01% Al≦0.01% N≦0.01% 残部不可避的成分および鉄を含有し、板厚 0.10〜0.25mm、結晶粒がフェライト粒度番号
で7番以下の粗大粒でしかも硬度Hv(500g)が9
0以上の鋼板であり、直流磁界0.3Oeでの透磁率が
750emu以上で、かつ保磁力が1.2Oe(最大磁
化力10Oe)以下であることを特徴とするTVブラウ
ン管用のインナーシールド材。 2、重量比で C≦0.05% Si≦0.3% P:0.1〜0.4% Mn:0.1〜1.0% S≦0.01% Al≦0.01% N≦0.01% 残部不可避的成分および鉄を含有するスラブから熱延鋼
板を製造し、冷間圧延を施して0.10〜0.25mm
の板厚とした後、連続焼鈍を750℃以上の温度で実施
してC≦0.005%とし、調質圧延を施さないで、結
晶粒がフェライト粒度番号で7番以下の粗大粒で、しか
も硬度Hv(500g)が90以上、直流磁界0.3O
eでの透磁率が750emu以上で、かつ保磁力が1.
2Oe(最大磁化力10Oe)以下の鋼板を得ることを
特徴とするTVブラウン管用のインナーシールド材の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21259788A JPH0261029A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | Tvブラウン管用のインナーシールド材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21259788A JPH0261029A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | Tvブラウン管用のインナーシールド材およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0261029A true JPH0261029A (ja) | 1990-03-01 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1988
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| JPH0564698B2 (ja) | 1993-09-16 |
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