JPH0261740B2 - - Google Patents
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- JPH0261740B2 JPH0261740B2 JP57106082A JP10608282A JPH0261740B2 JP H0261740 B2 JPH0261740 B2 JP H0261740B2 JP 57106082 A JP57106082 A JP 57106082A JP 10608282 A JP10608282 A JP 10608282A JP H0261740 B2 JPH0261740 B2 JP H0261740B2
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- polymer
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/14—Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
- G03G5/147—Cover layers
- G03G5/14708—Cover layers comprising organic material
- G03G5/14713—Macromolecular material
- G03G5/14747—Macromolecular material obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- G03G5/14773—Polycondensates comprising silicon atoms in the main chain
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/05—Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
- G03G5/0528—Macromolecular bonding materials
- G03G5/0557—Macromolecular bonding materials obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsatured bonds
- G03G5/0578—Polycondensates comprising silicon atoms in the main chain
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
本発明は、一般的に云えば、特定の架橋シロキ
シポリマーを含有する静電写真像形成感光体に関
し、更に詳しく云えば、本発明は、架橋したシロ
キシポリマーから成る剥離材料、および感光体、
特に上記の如き材料を含む被覆型多層感光体であ
つて、その剥離材料が上記の感光体からのトナー
像のすぐれた剥離と転写を達成する感光体に関す
る。 感光体を使用する像の形成および現像は周知で
あり、最も広く使用されている方法の1つは、米
国特許第2297691号明細書に記載のゼログラフイ
ーである。この方法においては、静電潜像にトナ
ー粒子を施着して、その像を現像し、次いでその
ような現像した像を紙の如き永久基体に転写して
いる。現像は多数の公知の技術により達成するこ
とができ、このような公知の現像方法としては、
カスケード現像方法、パウダークラウド現像方
法、磁気ブラシ現像方法、液体現像方法等があ
る。 近年、ゼログラフ像形成システム用および後に
説明する二重帯電方法を使用する像形成システム
用として、層状にした有機感光体と層状にした無
機感光体を有する被覆型有機像形成部材が開発さ
れている。このような感光体においては、正孔注
入層で被覆され、次いで正孔輸送層で被覆され、
更に次に正孔発生層で被覆され、且つ最上層とし
て絶縁性の有機樹脂被覆を有する基体を使用して
いる。このような感光体は各種の像形成システム
において非常に有用であり、且つ高品質の像が得
られるとともに、その被覆層が一義的にも保護層
として作用するという利点があることが認められ
ている。この種の被覆型感光体は、「誘電被覆型
感光性像形部材および像形成方法」(J.Y.C.Chu
およびS.Tutihasi)という米国特許第4251612号
明細書(この開示はすべて参照文献として本明細
書に包含される。)に詳しく開示されている。 上記の特許明細書に記載された好ましい操作方
法は、まず最初に感光性部材を負の電荷の静電荷
で帯電させ、次いで第2回目として正の極性の静
電荷で帯電させて、該部材の電気絶縁性表面に存
在する電荷を実質的に中和し、次いで該部材を活
性化電磁放射線からなる像パターンに露光して静
電潜像を形成する方法である。次いで、この像を
現像すれば可視像が形成でき、この可視像は、受
像部材に転写することができる。次いで、この感
光性部材は、消去とクリーニングを行つた後、再
使用して別の複写を行うことができる。 ある種の被覆型有機感光体を像形成システムで
使用すると、現像と、得られた現像後の転写に関
して種々の問題が発生している。例えば、トナー
粒子が感光体表面から十分に剥離しないで感光体
表面に不要のトナー粒子が残り、このようなトナ
ー粒子が次いで感光体表面中に埋込まれ、あるい
は後の像形成工程で像形成表面から転写し、その
結果、低結晶および/または高いバツクグランド
の望ましくない像を生じることになる。また、あ
る場合には、乾燥トナー粒子が、感光体表面に対
するトナー粒子の接着性引力のために、バツクグ
ラウド領域において像形成部材に接着する。この
ような現像は、被覆材料としてシリコーン樹脂、
あるいはエラストマーポリマーを使用した場合
は、それらの溶融トナー剥離特性の故に特に問題
となり易い。低分子量のシリコーン成分は、シリ
コーンポリマー層の表面に移行することがあり、
且つゼログラフイー像形成方法の如くの像形成方
法の現像工程中に、該成分と接触した乾燥トナー
粒子に対して接着剤として作用することがある。
しかして、上記のトナー粒子は、転写と定着を同
時に熱で行う場合は、トナー像と一緒に受像シー
トに有効に転写されるため、望ましくない高いバ
ツクグラウンドの印刷物が得られる。 本発明の目的は、上述の欠点を克服した改良さ
れた被覆型感光体を提供することである。 本発明の別の目的は、ビフエノール−Aコポリ
マーの如く、ある種の架橋したシロキシ結合ジヒ
ドロキシ化合物であつて多層被覆型感光体の如き
被覆型感光体の被覆剤として使用すると、像形成
表面からトナー粒子を良く剥離し且つ転写するの
に有用な化合物を提供することにある。 本発明の更に別の目的は、特定の分子量のある
種の架橋したシロキシ結合ビスフエノール−Aコ
ポリマーおよび/またはタ−ポリマーであつて、
使いすての感光体を含む感光体の被覆として使用
すると、トナー粒子が該感光層に粘着するのを防
止することができるポリマーを提供することにあ
る。 本発明の更に別の目的は、架橋したシロキシ連
結ビスフエノール−Aコポリマーまたはターポリ
マー、およびこのようなポリマーを含有する被覆
型感光体であつて、定着を加熱と圧力により同時
に行うもの(本発明ではトランスフイツクスと称
する)を提供することである。 本発明の上記の目的および他の目的は、約2000
〜約250000、好ましくは約40000〜約100000の分
子量を有するビスフエノール−Aコポリマーの如
き架橋したシロキシ連結ジヒドロキシ化合物コポ
リマーを提供すること、およびこのようなシリコ
ーンポリマーを含有する感光体、特に多層被覆型
感光体を提供することにより達成された。更に詳
しく云えば、本発明は一実施態様においては、被
覆型感光体からトナー粒子を迅速に剥離し、永久
基体に迅速に転写させるために、被覆型感光体に
使用する剥離材料に関する。該剥離材料は、次式
のシリコーンポリマーから成る架橋したシロキシ
連結ジヒドロキシポリマーから構成される。
シポリマーを含有する静電写真像形成感光体に関
し、更に詳しく云えば、本発明は、架橋したシロ
キシポリマーから成る剥離材料、および感光体、
特に上記の如き材料を含む被覆型多層感光体であ
つて、その剥離材料が上記の感光体からのトナー
像のすぐれた剥離と転写を達成する感光体に関す
る。 感光体を使用する像の形成および現像は周知で
あり、最も広く使用されている方法の1つは、米
国特許第2297691号明細書に記載のゼログラフイ
ーである。この方法においては、静電潜像にトナ
ー粒子を施着して、その像を現像し、次いでその
ような現像した像を紙の如き永久基体に転写して
いる。現像は多数の公知の技術により達成するこ
とができ、このような公知の現像方法としては、
カスケード現像方法、パウダークラウド現像方
法、磁気ブラシ現像方法、液体現像方法等があ
る。 近年、ゼログラフ像形成システム用および後に
説明する二重帯電方法を使用する像形成システム
用として、層状にした有機感光体と層状にした無
機感光体を有する被覆型有機像形成部材が開発さ
れている。このような感光体においては、正孔注
入層で被覆され、次いで正孔輸送層で被覆され、
更に次に正孔発生層で被覆され、且つ最上層とし
て絶縁性の有機樹脂被覆を有する基体を使用して
いる。このような感光体は各種の像形成システム
において非常に有用であり、且つ高品質の像が得
られるとともに、その被覆層が一義的にも保護層
として作用するという利点があることが認められ
ている。この種の被覆型感光体は、「誘電被覆型
感光性像形部材および像形成方法」(J.Y.C.Chu
およびS.Tutihasi)という米国特許第4251612号
明細書(この開示はすべて参照文献として本明細
書に包含される。)に詳しく開示されている。 上記の特許明細書に記載された好ましい操作方
法は、まず最初に感光性部材を負の電荷の静電荷
で帯電させ、次いで第2回目として正の極性の静
電荷で帯電させて、該部材の電気絶縁性表面に存
在する電荷を実質的に中和し、次いで該部材を活
性化電磁放射線からなる像パターンに露光して静
電潜像を形成する方法である。次いで、この像を
現像すれば可視像が形成でき、この可視像は、受
像部材に転写することができる。次いで、この感
光性部材は、消去とクリーニングを行つた後、再
使用して別の複写を行うことができる。 ある種の被覆型有機感光体を像形成システムで
使用すると、現像と、得られた現像後の転写に関
して種々の問題が発生している。例えば、トナー
粒子が感光体表面から十分に剥離しないで感光体
表面に不要のトナー粒子が残り、このようなトナ
ー粒子が次いで感光体表面中に埋込まれ、あるい
は後の像形成工程で像形成表面から転写し、その
結果、低結晶および/または高いバツクグランド
の望ましくない像を生じることになる。また、あ
る場合には、乾燥トナー粒子が、感光体表面に対
するトナー粒子の接着性引力のために、バツクグ
ラウド領域において像形成部材に接着する。この
ような現像は、被覆材料としてシリコーン樹脂、
あるいはエラストマーポリマーを使用した場合
は、それらの溶融トナー剥離特性の故に特に問題
となり易い。低分子量のシリコーン成分は、シリ
コーンポリマー層の表面に移行することがあり、
且つゼログラフイー像形成方法の如くの像形成方
法の現像工程中に、該成分と接触した乾燥トナー
粒子に対して接着剤として作用することがある。
しかして、上記のトナー粒子は、転写と定着を同
時に熱で行う場合は、トナー像と一緒に受像シー
トに有効に転写されるため、望ましくない高いバ
ツクグラウンドの印刷物が得られる。 本発明の目的は、上述の欠点を克服した改良さ
れた被覆型感光体を提供することである。 本発明の別の目的は、ビフエノール−Aコポリ
マーの如く、ある種の架橋したシロキシ結合ジヒ
ドロキシ化合物であつて多層被覆型感光体の如き
被覆型感光体の被覆剤として使用すると、像形成
表面からトナー粒子を良く剥離し且つ転写するの
に有用な化合物を提供することにある。 本発明の更に別の目的は、特定の分子量のある
種の架橋したシロキシ結合ビスフエノール−Aコ
ポリマーおよび/またはタ−ポリマーであつて、
使いすての感光体を含む感光体の被覆として使用
すると、トナー粒子が該感光層に粘着するのを防
止することができるポリマーを提供することにあ
る。 本発明の更に別の目的は、架橋したシロキシ連
結ビスフエノール−Aコポリマーまたはターポリ
マー、およびこのようなポリマーを含有する被覆
型感光体であつて、定着を加熱と圧力により同時
に行うもの(本発明ではトランスフイツクスと称
する)を提供することである。 本発明の上記の目的および他の目的は、約2000
〜約250000、好ましくは約40000〜約100000の分
子量を有するビスフエノール−Aコポリマーの如
き架橋したシロキシ連結ジヒドロキシ化合物コポ
リマーを提供すること、およびこのようなシリコ
ーンポリマーを含有する感光体、特に多層被覆型
感光体を提供することにより達成された。更に詳
しく云えば、本発明は一実施態様においては、被
覆型感光体からトナー粒子を迅速に剥離し、永久
基体に迅速に転写させるために、被覆型感光体に
使用する剥離材料に関する。該剥離材料は、次式
のシリコーンポリマーから成る架橋したシロキシ
連結ジヒドロキシポリマーから構成される。
【式】
上記式中のRおよびR′は、アルキル、置換ア
ルキル、アリールおよび置換アリールからなる群
から独立して選ばれ、R″はアルケンおよび置換
アルケンからなる群から選ばれ、Yは少なくとも
2個の水酸基を有する基であり、且つmとnとは
約2000〜約250000の分子量を有するポリマーとな
るに十分な値の数値である。本発明は、別の実施
例においては、五層の被覆型感光体に関し、感光
体は、導電性基体と、該導電性基体を被覆しポリ
マー中に分散させたカーボンブラツクまたはグラ
フアイトから成りその表面に存する層中に正孔を
注入し得る層と、正孔注入材料層と接触している
正孔輸送層と、該正孔輸送層を被覆し無機または
有機光導電性物質から成り電荷輸送層と接触して
いる電荷発生材料層と、該電荷発生材料層の上方
に存し絶縁性有機樹脂から成る最上層とから成
り、該最上層中に剥離材料として次式の架橋した
シリコーンポリマーを含む。
ルキル、アリールおよび置換アリールからなる群
から独立して選ばれ、R″はアルケンおよび置換
アルケンからなる群から選ばれ、Yは少なくとも
2個の水酸基を有する基であり、且つmとnとは
約2000〜約250000の分子量を有するポリマーとな
るに十分な値の数値である。本発明は、別の実施
例においては、五層の被覆型感光体に関し、感光
体は、導電性基体と、該導電性基体を被覆しポリ
マー中に分散させたカーボンブラツクまたはグラ
フアイトから成りその表面に存する層中に正孔を
注入し得る層と、正孔注入材料層と接触している
正孔輸送層と、該正孔輸送層を被覆し無機または
有機光導電性物質から成り電荷輸送層と接触して
いる電荷発生材料層と、該電荷発生材料層の上方
に存し絶縁性有機樹脂から成る最上層とから成
り、該最上層中に剥離材料として次式の架橋した
シリコーンポリマーを含む。
【式】
上記式中におけるRおよびR′は、アルキル、
置換アルキル、アリールおよび置換アリールから
なる群から独立して選ばれ、R″はアルケンおよ
び置換アルケンからなる群から選ばれ、Yは少な
くとも2個の水酸基を有する基であり、且つmと
nとは、約2000〜約250000の分子量を有するポリ
マーになるのに十分な値の数値である。 上述の式におけるmは約80〜約99.9の数であ
り、且つnは約0.1〜20の数である。 架橋することができ、且つ本発明に適している
材料は、シロキシ連結コポリマーあるいはターポ
リマー(本明細書ではシリコーンポリマーと称
す)を包含し、これらのポリマーは、シロキサン
とジヒドロキシ化合物とから成るコポリマーまた
はターポリマーから成り、このようなシリコーン
ポリマーは次式のものである。
置換アルキル、アリールおよび置換アリールから
なる群から独立して選ばれ、R″はアルケンおよ
び置換アルケンからなる群から選ばれ、Yは少な
くとも2個の水酸基を有する基であり、且つmと
nとは、約2000〜約250000の分子量を有するポリ
マーになるのに十分な値の数値である。 上述の式におけるmは約80〜約99.9の数であ
り、且つnは約0.1〜20の数である。 架橋することができ、且つ本発明に適している
材料は、シロキシ連結コポリマーあるいはターポ
リマー(本明細書ではシリコーンポリマーと称
す)を包含し、これらのポリマーは、シロキサン
とジヒドロキシ化合物とから成るコポリマーまた
はターポリマーから成り、このようなシリコーン
ポリマーは次式のものである。
【式】
上記式中のRおよびR′は、アルキル、置換ア
ルキル、アリールおよび置換アリールからなる群
から独立して選ばれ、R″はアルケンおよび置換
アルケンからなる群から選ばれ、Yは少なくとも
2個の水酸基を有する基であり、且つmとnと
は、約2000〜約250000の分子量を有するポリマー
になるのに十分な値の数値である。 アルキル基の例としては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、イソブチル、n−ブチル、ペン
チル、イソペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オク
チル、デシル、ペンタデシル、エイコシル等の如
く約1〜約20個の炭素原子、好ましくは約1〜約
10個の炭素原子を含むアルカン(これらに限定さ
れない)を包含し、一方、アルケンの例として
は、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレ
ン、ヘキシレン、ヘプチレン、オクチレン、デシ
レン、ペンタデシレン、エイコシレン等の如き2
〜約20個の炭素原子、好ましくは2〜約10個の炭
素原子を含有するもの(これらに限定されない)
を包含する。アリール基はフエニル、ナフチル、
アンスリル等の如き約6〜約20個の炭素原子を有
するもの(これらに限定されない)を包含する。
前記の基は、塩素、臭素、フツ素およびヨー素の
如きハロゲン、上記の如きアルキル基等(これら
に限定されない)の種々の置換基を有し得る。 少なくとも2個の水酸基を有する基Yは、エチ
レングリコール、ブチレングリコール、プロピレ
ングリコール、イソプロピレングリコール、トリ
メチレングリコール、1,3−ブタンジオール、
ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コールグリセロール、ビフエノール等から誘導さ
れたものの如き少なくとも2個の水酸基を有する
基(これらに限定されない)を包含し、好ましい
ものはビフエノールであるビフエノールの例とし
ては、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)
−プロパン(ビスフエノール−A);2,4′−ジ
ヒドロキシジフエニル−メタン;ビス−(2−ヒ
ドロキシフエニル)−メタン;ビス−(4−ヒドロ
キシフエニル)−メタン;ビス−(4−ヒドロキシ
−5−ニトロフエニル)−メタン;ビス−(4−ヒ
ドロキシ−2,6−ジメチル−3−メトキシフエ
ニル)−メタン;1,1−ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)−エタン;1,2−ビス−(4−ヒドロ
キシフエニル)−エタン;1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシ−2−クロロフエニル)−エタン;1,
1−ビス−(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フエニル)−エタン;1,3−ビス−(3−メチル
−4−ヒドロキシフエニル)プロパン;2,2−
ビス−(3−イソプロピル−4−ヒドロキシフエ
ニル)−プロパン;2,2−ビス−(4−ヒドロキ
シナフチル)−プロパン;2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフエニル)−ペンタン;3,3−ビス−
(4−ヒドロキシフエニル)−ペンタン;2,2−
ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−ヘプタン;ビ
ス−(4−ヒドロキシフエニル)−フエニルメタ
ン;ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−シクロヘ
キシルメタン;1,2−ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)−1,3−ビス(フエニル)エタン;
2,2−ビス−(ヒドロキシフエニル)−1,3−
ビス−(フエニル)プロパン;2,2−ビス−(4
−ヒドロキシフエニル)−1−フエニルプロパン
等を包含する。 シリコーンポリマー(このポリマーは次いで架
橋される)を形成させる一方の反応例として使用
することができるシラン材料の例としては、例え
ば、ジメチルジクロロシラン、メチルフエニルジ
クロロシラン、ジフエニルジクロロシラン、メチ
ルジクロロシラン、ジブチルジクロロシラン、ジ
メチルジブロモシラン、メチルオクチルジクロロ
シラン、メチルオクチルジグロモシラン、メチル
ビニルジクロロシラン、メチルアリルジクロロシ
ラン、ビス−ジメチルアミノジメチルシラン等を
包含する。反応剤として使用される好ましいシラ
ンとしては、ジメチルジクロロシラン、メチルフ
エニルジクロロシランおよびメチルビニルジクロ
ロシランを包含する。 本発明の特定のシリコーンポリマーの例として
は、ジメチルシロキシ連結ビスフエノール−A、
メチルオクチルシロキシ連結ビスフエノール−
A、メチルフエニルシロキシ連結ビスフエノー
ル、A、ジメチルシロキシ連結2,4′−シヒドロ
キシジフエニル−メタン、ジメチルシロキシ連結
ビス−(2−ヒドロキシフエニル)メタン、ジメ
チルシロキシ連結1,2−ビス−(4−ヒドロキ
シフエニル)−エタン、メチルオクチルシロキシ
連結ビス−(2−ヒドロキシフエニル)−メタン、
メチルオクチルシロキシ連結2,4′−ジヒドロロ
キシフエニルメタン、メチルオクチルシロキシ連
結ビス(4−ヒドロキシフエニル)−メタン、メ
チルオクチル−シロキシ連結1,1−ビス−(4
−ヒドロキシフエニル)エタン、メチルオクチル
シロキシ連結1,3−ビス−(4−ヒドロキシフ
エニル)−エタン、メチルオクチルシロキシ連結
2,2−ビス−(3−フエニル−4−ヒドロキシ
フエニル)プロパン、メチルオクチルシロキシ連
結2,2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)ペ
ンタン、ジメチルシロキシ−ビスフエノール−
A/メチルビニルシロキシ−ビスフエノール−
A;メチルフエニルシロキシ−ビスフエノール−
A/メチルビニルシロキシ−ビスフエノール−
A;ジメチルシロキシ−ビスフエノール−A/メ
チル−アリルシロキシ−ビスフエノール−A;メ
チルフエニルシロキシ−ビスフエノール−A/メ
チルアリルシロキシ−ビスフエノール−A;ジエ
チルシロキシ−ビスフエノール−A/メチルビニ
ルシロキシ−ビスフエノール−A;メチルオクチ
ルシロキシ−ビスフエノール−A/メチルビニル
シロキシ−ビスフエノール−Aを包含する。 本発明の架橋シリコーンポリマーの形成に使用
できる1つの考えられる架橋機構は、架橋添加剤
中に存在するケイ素上の反応性水素が、下記に示
す如く、シロキシ連結ビスフエノール−Aポリマ
ー中のケイ素上のビニル基に、ある所定の割合で
付加する機構である。 シリコーンポリマーは、従来技術、すなわち上
記のシリコーンポリマーに、ユニオン・カーバイ
ド社からL−31として入手できるシラニツク水素
架橋液の如き架橋剤あるいはテトラメチルジシロ
キサン;1,3,5,7−テトラメチルシクロテ
トラシロキサン等の如き他の架橋剤を加えること
を包含する技術に従つて架橋される。更に詳しく
云えば、架橋反応は、例えばビニル基の如き反応
部位を予め決めた濃度で有する適当なシリコーン
ポリマー溶液を上述のユニオン・カーバイド社の
L−31の如きケイ化水素架橋剤と混合し、且つ付
加反応を達成するのに十分な量の、例えば塩化白
金酸の如き触媒と混合することにより達成され
る。使用する架橋剤の量は、所望の架橋度に従つ
て、化学量論的濃度より十分低い濃度から微かに
過剰の量の範囲である。適用し、且つ溶剤の蒸発
後、室温で長時間を要してポリマーフイルムを硬
化(架橋)させることができ、あるいは比較的温
和な温合、すなわち40℃〜約120℃に加熱してわ
ずか数分間で反応を達成することができる。 使用するシリコーンターポリマー(このポリマ
ーは1実施態様において後に架橋される)に関し
ては、このポリマーは、一般的には、適当な複数
のシランを、ビスフエノール−Aの如き適当なビ
フエノールと撹拌下にフラスコ中で反応させるこ
とにより得られる。好ましい調整方法では、ビス
フエノール−Aの如きビフエノールを、撹拌下に
モートン(Morton)フラスコ中で約25℃の温度
でベンゼンおよびピリジンの如き適当な溶剤とと
もに、該ビスフエノール−Aが溶解するまで加熱
する。次に、ジクロロシランの如き適当な複数の
シランを、約1〜2時間を要し、且つ約40℃〜約
60℃の温度で溶解混合物に添加する。次に、この
反応混合物を加熱して反応を完結させ、次いで室
温に冷却する。しかる後、ピリジンの塩酸塩を
過して除去するか、あるいは水に溶解して除去す
る。ポリマー溶液を洗浄して不純物を除去し、且
つ溶剤を真空蒸発させてポリマーを分離する。次
に、必要に応じてポリマーを真空中で約5〜20時
間高い温度に加熱することにより、縮合反応を完
結させることができる。 本発明の架橋シリコーンポリマーは、一般的に
は、本明細書に記載の如き多層式感光体の被覆層
に適用される。しかしながら、一つの好ましい被
覆型感光体として、ポリプロピレン、マイラー、
あるいはアルミニウム化マイラー基体を、ピリリ
ウム染料またはバナジウムフタロシアニンのいず
れかを含有する電荷発生層で被覆し、次いで該電
荷発生層をポリカーポネート、特にレキサン
(Lexan)として市販されているポリカーポネー
トの最上層中に後述する如きある種のジアミンを
含有して成る電荷輸送層で被覆したことから成る
感光体としても利用することができる。このよう
な感光体に関しては、本発明のポリマーは公知の
従来技術方法で感光体の最上層に適用する。この
ような公知の方法としては、適当な溶剤あるいは
溶剤混合物を使用するブレードコーテイング法、
デイツプあるいはフローコーテイン法またはスプ
レー法があり、ポリカーボネート基体に悪影響を
与えることなく所望の厚さの被覆フイルムを形成
することができる。例えば、高濃度のシクロヘキ
サン(80〜90%)を含有し、ポリカーボネートの
非溶剤である溶剤混合物を使用することにより、
すぐれた結果が得られる。典型的には、本発明の
コポリマーを約2.0〜約5.0%個形分の量で適用す
ることにより、ポリカーボネート被覆の上に約
0.1ミクロン〜約1.0ミクロンの厚さの均一なポリ
マー被覆を形成することができる。 本発明の架橋ポリマーは、他の感光体に対して
も、特にトナー粒子の剥離と転写を達成するため
被覆層として適用することができる。上記の他の
感光体の例としては、セレンのような通常の感光
体、および基体、該基体と接触している正孔注入
電極、電気的に活性な材料をその内に分散させて
有する電気的に不活性な有機樹脂からなる層であ
つて、その組合わせたものが可視電磁放射線に対
しては実質的に非吸収性であるが、該層と接触し
ている電荷発生層から光発生した正孔の注入が可
能である電荷輸送層、および電荷発生材料層を被
覆している絶縁性有機樹脂層から成る感光体を包
含する。 本発明のポリマーで処理できる1つの感光体用
材料の例としては、下記の各種の層を包含する。 基体は、不透明でもよいし、実質的に透明でも
よく、且つ無機または有機のポリマーの如く非導
電性材料から成るものでもよい。有機または無機
材料からなる層は、アルミニウム化マイラーの如
き導電性表面層、あるいはアルミニウムあるいは
黄銅等の如き導電性材料を有する。基体は一般的
には柔軟性のものであるが、剛性のものでもよ
く、更に平板、円筒ドラム、エンドレスベルト等
の如く多種の形状のものでもよい。基体層の厚さ
は、2.54mm(100モル)以上でもよいが、好まし
くは約0.082〜0.254mm(3〜10モル)である。基
体上に被覆された正孔注入電極層としては、電場
の影響下において電荷キヤリヤーを注入し得る多
数の材料を包含し、例えば、各種のポリマー樹脂
中に分散させた、グラフアイト、および好ましい
ものとしてカーボンブラツクまたはグラフアイト
を包含する。この電極は、接着性ポリマー溶液中
にカーボンブラツクまたはグラフアイトを分散さ
せた混合物をマイラーやアルミニウム化マイラー
の如き支持基板上に溶液キヤステイングすること
により調製される。 カーボンブラツクやグラフアイトをその内に分
散させる材料として使用し得るポリマーの例とし
ては、グツドイヤー・カンパニーからPE−100と
して市販されているポリエステル、およびジカル
ボン酸とジオール〔このジオールは2,2−ビス
(4−β−ヒドロキシエトキシフエニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシイソエポキシ
フエニル)プロパン、2,2−ビス(4−β−ヒ
ドロキシエトキシフエニル)ペンタン等の如きジ
フエニールから成る)との重合エステル化生成物
であるポリエステルを包含する。上記の典型的な
ジカルボン酸としては、シユウ酸、マロン酸、コ
ハク酸、フタル酸、テレフタル酸等を包含する。
カーボンブラツクまたはグラフアイトに対するポ
リマーの比率は、約0.5:1〜2:1、好ましく
は約6:5の範囲である。正孔注入層は、約1〜
約20ミクロン、好ましくは約4〜約10ミクロンの
範囲の厚さを有する。 正孔注入材料上に被覆される電荷キヤリヤー輸
送層は、正孔の輸送が可能である各種の適当な材
料のいずれでもよい。この層は、一般的には、約
5〜約50ミクロン、好ましくは約20〜約40ミクロ
ンの範囲の厚さを有する。この電荷輸送層は次式
の分子を高絶縁性で透明な有機樹脂材料中に分散
させたものから成る。 上記式中のXは、(オルト)CH3、(メタ)
CH3、(パラ)CH3、(オルト)Cl、(メタ)Cl、
(パラ)Clからなる群から選ばれる。電荷輸送層
は、目的とする用途のスペクトル領域、すなわち
可視光に対して実質的に非吸収性であるが、電荷
発生層から光発生し且つ注入界面から電気的に導
入された正孔の注入が可能であるという意味で活
性である。1012オーム・cm以上の抵抗を有して過
度の暗減衰を防止する高絶縁性材料は、電荷注入
あるいは電荷発生層から正孔の注入を必ずしも支
持することができず且つこの材料中を正孔を輸送
することができない材料である。しかしながら、
この樹脂は、該樹脂が約10〜75重量%の前記の式
に相当する置換N,N,N′,N′−テトラフエニ
ル−〔1,1′−ビフエニル〕4,4′−ジアミンを
含有すると、電気的に活性となる。上記式に相当
する化合物としては、例えば、N,N′−ジフエ
ニル−N,N′−ビス−(アルキルフエニル)−
〔1,1−ビフエニル〕−4,4′−ジアミン(アル
キル基は、2−メチル、3−メチルおよび4−メ
チルの如きメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ヘキシル等からなる群から選ばれる)を包含す
る。塩素基置換の場合の化合物は、N,N′−ジ
フエニル−N,N′−ビス(ハロフエニル)−〔1,
1′−ビフエニル〕−4,4′−ジアミンと呼ばれ、
そのハロゲン原子は2−クロル、3−クロロまた
は4−クロロである。 電気的に不活性な樹脂中に分散させて正孔を輸
送する層を形成することができる他の電気的に活
性な小分子化合物としては、トリフエニルメタ
ン、ビス−(4−ジエチルアミノ−2−メチルフ
エニル)フエニルメタン;4′,4″−ビス(ジエチ
ルアミノ)−2′,2″−ジメチルトリフエニルメタ
ン;ビス−4(ジエチルアミノフエニル)フエニ
ルメタン;および4,4′−ビス(ジエチルアミ
ノ)−2′,2″−ジメチルトリフエニルメタンを包
含する。 上述したもの以外電荷発生層(例えばピリリウ
ム染料)としては、例えば、電荷キヤリヤー輸送
層と電子的に相和性である、すなわち、光励起し
た電荷キヤリヤーを電荷輸送層に注入でき且つ電
荷キヤリヤーが二個の層の界面を横切つて両方向
に移動できる多数の光導電性電荷キヤリヤー発生
材料を包含する。特定の光導電性電荷キヤリヤー
発生材料としては、無定形および三方晶形セレ
ン、セレン−砒素およびセレン−テルリウム合
金、および例えばX−型フタロシアニンの如き無
金属フタロシアニン、バナジウムフタロンシアニ
ンを包含する金属フタロシアニンのようなフタロ
シアニンの如き有機電荷キヤリヤー発生材料を包
含する。これらの材料は単独でも、あるいはポリ
マーバインダー中分散体としても使用することが
できる。この層は、典型的には約0.5〜約10ミク
ロン、あるいはそれ以上の厚さである。一般的に
は、この層の厚さは、像露光工程でその層に向け
られた入射放射線の少なくとも90%(あるいはそ
れ以上)を吸収するのに十分な厚さとするのが望
ましい。その最大の厚さは、機械的な観点、例え
ば柔軟性のある感光体が必要とされるか否かの如
き要因に第一義的に依存している。 典型的な電気絶縁性被覆層は、約1012〜約5×
1014オーム・cmの体積抵抗値を有し、且つ典型的
には約5〜約25ミクロンの厚さである。一般的に
は、この層は、電荷キヤリヤー発生層がトナー、
および像形成工程中で発生したオゾンと接触する
のを防止するという保護機能を有する。また、被
覆層は、電荷が、この層を通つて電荷キヤリヤー
発生層に侵透し、あるいは電荷が後者の層によつ
てこの層に注入されるのを妨げなければならな
い。従つて、絶縁性被覆層は、高い体積抵抗値を
有する材料から成るのが好ましい。一般的には、
層の最小厚は、いずれの場合においても、その層
が果さねばならない機能により決まり、一方、最
大厚は機械的な観点および感光体に要求される解
像能力によつて決定される。適当な典型的な材料
としては、マイラー(E.I.デユポン・デ・ネモア
ス社から入手できるポリエチレンテレフタレー
ト)、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリス
チレン、ポリエステル、ポリウレタン等を包含す
る。 本発明において有用な感光体は、前述の通り輸
送層で被覆し、次いで前述の電荷発生層で被覆し
た基体から構成することができる。 1回の像形成工程においては、前述の五層被覆
型感光体を、まず、照明無して負に帯電させる。
この負の電荷は電気絶縁性被覆層の表面に滞留し
ている。この点において、感光体を横切る電場が
達成され、この電場によつて、正孔が電荷キヤリ
ヤー注入電極層から電荷キヤリヤー輸送層に注入
され、正孔はその層中に輸送され、電荷キヤリヤ
ー発生層に入る。これらの正孔は、これらの正孔
が電荷キヤリヤー発生層と電気絶縁性の被覆層と
の界面に達するまで電荷発生層中を移動し、そこ
でそれらの電荷が捕捉されるようになる。界面に
おける捕捉の結果、電気絶縁性被覆層を横切る電
場が達成される。一般的には、この帯電工程は、
約10ボルト/ミクロン〜約100ボルト/ミクロン
の範囲の電圧で達成される。 次に、この感光体に第2回目の帯電を第1回目
の帯電で使用した極性と反対の極性が行うことに
より、表面に存在している電荷を実質的に中和す
る。正の極性による第2回目の帯電処理後は、そ
の表面は実質的に電荷を有しなくなる。すなわ
ち、感光体を照射すると感光体部材を横切る電圧
を実質的に零にすることができる。第2回目の帯
電処理の結果として、正の電荷が電荷発生層と被
覆層との界面に存在するようになり、且つ更に、
正孔注入層と電荷輸送層との間の界面に均一な層
の電荷が位置するようになる。 しかる後、感光体部材を、電荷キヤリヤー発生
材料すなわち本発明のシリコーンポリマー中に分
散させた顔料に感応する電磁放射線の像パターン
に露光すれば、その像露光の結果として、感光体
上に静電潜像が形成される。次に形成された静電
潜像を通常の現像手段で可視像に現像することが
できる。このような現像は、例えば、カスケー
ド、磁気ブラシ、液体現像等の方法で達成するこ
とができる。可視像は典型的には、通常の転写技
術により受像部材に転写され、且つそれに永久的
に定着される。 本発明をその特定の好ましい実施態様に従つて
詳細を説明したが、このような実施態様は単に本
発明を説明するだけの目的であり、本発明はその
実施態様に記載された材料、条件および処理パラ
メーター等に限定されるものではない。部とパー
セントは特に断りのない限り重量基準である。 実施例 次の方法によつてジメチルシロキシ−ビスフエ
ノール−A/メチルビニルシロキシ−ビスフエノ
ール−Aポリマーを調製した。撹拌機、還流コン
デンサ、滴下ロート、温度計および電熱マントル
を備えた500mlの三ツ口モートンフラスコ中に、
22.8g(0.10モル)のビスエノール−A、20.0g
のピリジンおよび50mlの乾燥トルエンを装入し
た。この混合物を、ビスフエノール−Aが溶解す
るまで室温で撹拌し、50〜60℃に加熱し、次いで
12.3g(0.095モル)のジメチルクロロシランと
1.4g(0.010モル)のメチルビニルジクロロシラ
ンを55〜60℃の温度で45分間を要してフラスコ中
に滴下して加えた。次に、この反応混合物を55〜
60℃で更に15分撹拌し、次いで室温に冷却し、続
いて100mlのトルエンを添加した。次に200mlの水
を添加してピリジンの塩酸塩を溶解した。反応混
合物全部を分離ロートに離し、そこで塩水の層を
分離した。トルエン中の粗ポリマーを200mlの2
%HCl溶液で2回、200mlの2%炭酸ソーダ溶液
で2回洗浄し、最後に蒸留水で中性のPHにまで洗
浄した。ポリマー層を分離し、Na2SO4上で乾燥
し、且つ過した。溶剤は水蒸気蒸留によつても
除去でき、あるいはポリマーをn−ヘキサン中に
沈殿させても分離することができる。 実施例 本発明のシリコーンポリマーの効果を求めるた
めに、次のテストを行つた。 2.0ミクロンの厚さのアルミニウム化マイラー
基体を有し、光発生性チアピリウムおよび輸送材
料であるN,N′−ジフエニル−N,N′−ビス−
(メチルフエニル)−〔1,1−ビフエニル〕−4,
4′−ジアミンを含有している、ゼネラルエレクト
リツク社から市販されているポリカーボネートポ
リマーであるレキサン(LEXAN)(この層の厚
さは10.0ミクロンである)で被覆した帯電してい
ない未被覆の均一な感光体に、65重量%のスチレ
ンと35重量%のn−ブチルメタクリレートと含有
しているスチレン−n−ブチルメタクリレートコ
ポリマーからなるトナー組成物を施着した。次に
このトナーを、感光体をスナツピングして除去し
たところ、残留トナーは認められなかつた。 上記の操作を繰返したが、但しダウ・コーニン
グ社からR−4−3117として市販されている0.1
〜0.2ミクロンの架橋シリコーン剥離表面材料で
被覆した感光体のセグメントを使用した。肉眼観
察したところ、残留トナーがシリコーン表面に接
着していた。 0.1〜0.2ミクロンの実施例1の架橋ジメチルシ
ロキシ−ビスフエノール−A/メチルビニルシロ
キシ−ビスフエノール−Aポリマーで被覆した上
記と同一の感光体のセグメントを使用し、上記の
操作を三たび繰返したところ、残留トナーは認め
られず、このポリマーが、例えば市販のシリコー
ン剥離表面材料(ダウ・コーニングR−4−
3117)よりもすぐれた乾燥トナー剥離性を有して
いた。 実施例 実施例の感光体を、実施例のジメチルシロ
キシ−ビスフエノール−A−メチルビニルシロキ
シ−ビスフエノール−Aポリマーで被覆した。こ
のポリマー混合物はトルエン溶液であり、且つユ
ニオン・カーバイド社からユニオン・カーバイド
L−31として市販されている珪化水素架橋液体お
よび約500ppmの白金を塩化白金酸として含有し
ている。感光体を約1〜3時間乾燥させ、次いで
50〜70℃の温度で7〜10分間加熱処理してポリマ
ーの架橋反応を促進させた。0.1〜0.2ミクロンの
厚さのフイルムが得られた。 次に、上記のフイルムを有する感光体に、65%
のマグネタイトと、65重量%のスチレンと35重量
%のn−ブチルメタクリレートとを含有する40%
のスチレン−n−ブチルメタクリレートコポリマ
ー樹脂とからなるトナー組成物を付着した。次
に、この感光体サンプルを120℃の温度に保持し
た熱板表面上に置き、且つ一枚の紙をこの表面と
接触させて置き、次いでロールを利用して圧力を
かけた。次に紙を感光性表面サンプルから剥離し
たところ、トナーの殆んど100%が転写するとい
うすぐれた転写性が肉眼観察で認められた。被覆
した感光性の剥離フイルムは、ポリカーボネート
表面上にそのまま残つており、そのフイルムは
120℃の温度にさらしても除去されないのでポリ
カーボネートに対するすぐれた接着性と架橋性を
示している。 実施例 実施例の感光体を実施例で調製したメチル
フエニルシロキシ−ビスフエノール−A−メチル
ビニルシロキシ−ビスフエノール−Aポリマーで
被覆した。このポリマー混合物は、実施例に記
載の架橋液体と約500ppm白金をトルエン中の塩
化白金酸として含有している。感光体を約1時間
空気乾燥し、且つ85℃で3〜5分間加熱して架橋
反応を促進させた。約0.1〜0.2ミクロンのフイル
ムが得られた。 実施例のトナー組成物を上記のフイルムに付
着させ、加熱し且つ実施例に記載の如く紙に転
写したところ、実質的に同一の結果が得られた。 本発明を特定の好ましい実施態様に関して説明
したが、本発明はそれらの実施態様に限定され
ず、むしろ、当業者にとつては、本発明の要旨と
特許請求の範囲内において各種の変形と修正が可
能であると解するべきである。
ルキル、アリールおよび置換アリールからなる群
から独立して選ばれ、R″はアルケンおよび置換
アルケンからなる群から選ばれ、Yは少なくとも
2個の水酸基を有する基であり、且つmとnと
は、約2000〜約250000の分子量を有するポリマー
になるのに十分な値の数値である。 アルキル基の例としては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、イソブチル、n−ブチル、ペン
チル、イソペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オク
チル、デシル、ペンタデシル、エイコシル等の如
く約1〜約20個の炭素原子、好ましくは約1〜約
10個の炭素原子を含むアルカン(これらに限定さ
れない)を包含し、一方、アルケンの例として
は、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレ
ン、ヘキシレン、ヘプチレン、オクチレン、デシ
レン、ペンタデシレン、エイコシレン等の如き2
〜約20個の炭素原子、好ましくは2〜約10個の炭
素原子を含有するもの(これらに限定されない)
を包含する。アリール基はフエニル、ナフチル、
アンスリル等の如き約6〜約20個の炭素原子を有
するもの(これらに限定されない)を包含する。
前記の基は、塩素、臭素、フツ素およびヨー素の
如きハロゲン、上記の如きアルキル基等(これら
に限定されない)の種々の置換基を有し得る。 少なくとも2個の水酸基を有する基Yは、エチ
レングリコール、ブチレングリコール、プロピレ
ングリコール、イソプロピレングリコール、トリ
メチレングリコール、1,3−ブタンジオール、
ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コールグリセロール、ビフエノール等から誘導さ
れたものの如き少なくとも2個の水酸基を有する
基(これらに限定されない)を包含し、好ましい
ものはビフエノールであるビフエノールの例とし
ては、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)
−プロパン(ビスフエノール−A);2,4′−ジ
ヒドロキシジフエニル−メタン;ビス−(2−ヒ
ドロキシフエニル)−メタン;ビス−(4−ヒドロ
キシフエニル)−メタン;ビス−(4−ヒドロキシ
−5−ニトロフエニル)−メタン;ビス−(4−ヒ
ドロキシ−2,6−ジメチル−3−メトキシフエ
ニル)−メタン;1,1−ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)−エタン;1,2−ビス−(4−ヒドロ
キシフエニル)−エタン;1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシ−2−クロロフエニル)−エタン;1,
1−ビス−(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フエニル)−エタン;1,3−ビス−(3−メチル
−4−ヒドロキシフエニル)プロパン;2,2−
ビス−(3−イソプロピル−4−ヒドロキシフエ
ニル)−プロパン;2,2−ビス−(4−ヒドロキ
シナフチル)−プロパン;2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフエニル)−ペンタン;3,3−ビス−
(4−ヒドロキシフエニル)−ペンタン;2,2−
ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−ヘプタン;ビ
ス−(4−ヒドロキシフエニル)−フエニルメタ
ン;ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−シクロヘ
キシルメタン;1,2−ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)−1,3−ビス(フエニル)エタン;
2,2−ビス−(ヒドロキシフエニル)−1,3−
ビス−(フエニル)プロパン;2,2−ビス−(4
−ヒドロキシフエニル)−1−フエニルプロパン
等を包含する。 シリコーンポリマー(このポリマーは次いで架
橋される)を形成させる一方の反応例として使用
することができるシラン材料の例としては、例え
ば、ジメチルジクロロシラン、メチルフエニルジ
クロロシラン、ジフエニルジクロロシラン、メチ
ルジクロロシラン、ジブチルジクロロシラン、ジ
メチルジブロモシラン、メチルオクチルジクロロ
シラン、メチルオクチルジグロモシラン、メチル
ビニルジクロロシラン、メチルアリルジクロロシ
ラン、ビス−ジメチルアミノジメチルシラン等を
包含する。反応剤として使用される好ましいシラ
ンとしては、ジメチルジクロロシラン、メチルフ
エニルジクロロシランおよびメチルビニルジクロ
ロシランを包含する。 本発明の特定のシリコーンポリマーの例として
は、ジメチルシロキシ連結ビスフエノール−A、
メチルオクチルシロキシ連結ビスフエノール−
A、メチルフエニルシロキシ連結ビスフエノー
ル、A、ジメチルシロキシ連結2,4′−シヒドロ
キシジフエニル−メタン、ジメチルシロキシ連結
ビス−(2−ヒドロキシフエニル)メタン、ジメ
チルシロキシ連結1,2−ビス−(4−ヒドロキ
シフエニル)−エタン、メチルオクチルシロキシ
連結ビス−(2−ヒドロキシフエニル)−メタン、
メチルオクチルシロキシ連結2,4′−ジヒドロロ
キシフエニルメタン、メチルオクチルシロキシ連
結ビス(4−ヒドロキシフエニル)−メタン、メ
チルオクチル−シロキシ連結1,1−ビス−(4
−ヒドロキシフエニル)エタン、メチルオクチル
シロキシ連結1,3−ビス−(4−ヒドロキシフ
エニル)−エタン、メチルオクチルシロキシ連結
2,2−ビス−(3−フエニル−4−ヒドロキシ
フエニル)プロパン、メチルオクチルシロキシ連
結2,2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)ペ
ンタン、ジメチルシロキシ−ビスフエノール−
A/メチルビニルシロキシ−ビスフエノール−
A;メチルフエニルシロキシ−ビスフエノール−
A/メチルビニルシロキシ−ビスフエノール−
A;ジメチルシロキシ−ビスフエノール−A/メ
チル−アリルシロキシ−ビスフエノール−A;メ
チルフエニルシロキシ−ビスフエノール−A/メ
チルアリルシロキシ−ビスフエノール−A;ジエ
チルシロキシ−ビスフエノール−A/メチルビニ
ルシロキシ−ビスフエノール−A;メチルオクチ
ルシロキシ−ビスフエノール−A/メチルビニル
シロキシ−ビスフエノール−Aを包含する。 本発明の架橋シリコーンポリマーの形成に使用
できる1つの考えられる架橋機構は、架橋添加剤
中に存在するケイ素上の反応性水素が、下記に示
す如く、シロキシ連結ビスフエノール−Aポリマ
ー中のケイ素上のビニル基に、ある所定の割合で
付加する機構である。 シリコーンポリマーは、従来技術、すなわち上
記のシリコーンポリマーに、ユニオン・カーバイ
ド社からL−31として入手できるシラニツク水素
架橋液の如き架橋剤あるいはテトラメチルジシロ
キサン;1,3,5,7−テトラメチルシクロテ
トラシロキサン等の如き他の架橋剤を加えること
を包含する技術に従つて架橋される。更に詳しく
云えば、架橋反応は、例えばビニル基の如き反応
部位を予め決めた濃度で有する適当なシリコーン
ポリマー溶液を上述のユニオン・カーバイド社の
L−31の如きケイ化水素架橋剤と混合し、且つ付
加反応を達成するのに十分な量の、例えば塩化白
金酸の如き触媒と混合することにより達成され
る。使用する架橋剤の量は、所望の架橋度に従つ
て、化学量論的濃度より十分低い濃度から微かに
過剰の量の範囲である。適用し、且つ溶剤の蒸発
後、室温で長時間を要してポリマーフイルムを硬
化(架橋)させることができ、あるいは比較的温
和な温合、すなわち40℃〜約120℃に加熱してわ
ずか数分間で反応を達成することができる。 使用するシリコーンターポリマー(このポリマ
ーは1実施態様において後に架橋される)に関し
ては、このポリマーは、一般的には、適当な複数
のシランを、ビスフエノール−Aの如き適当なビ
フエノールと撹拌下にフラスコ中で反応させるこ
とにより得られる。好ましい調整方法では、ビス
フエノール−Aの如きビフエノールを、撹拌下に
モートン(Morton)フラスコ中で約25℃の温度
でベンゼンおよびピリジンの如き適当な溶剤とと
もに、該ビスフエノール−Aが溶解するまで加熱
する。次に、ジクロロシランの如き適当な複数の
シランを、約1〜2時間を要し、且つ約40℃〜約
60℃の温度で溶解混合物に添加する。次に、この
反応混合物を加熱して反応を完結させ、次いで室
温に冷却する。しかる後、ピリジンの塩酸塩を
過して除去するか、あるいは水に溶解して除去す
る。ポリマー溶液を洗浄して不純物を除去し、且
つ溶剤を真空蒸発させてポリマーを分離する。次
に、必要に応じてポリマーを真空中で約5〜20時
間高い温度に加熱することにより、縮合反応を完
結させることができる。 本発明の架橋シリコーンポリマーは、一般的に
は、本明細書に記載の如き多層式感光体の被覆層
に適用される。しかしながら、一つの好ましい被
覆型感光体として、ポリプロピレン、マイラー、
あるいはアルミニウム化マイラー基体を、ピリリ
ウム染料またはバナジウムフタロシアニンのいず
れかを含有する電荷発生層で被覆し、次いで該電
荷発生層をポリカーポネート、特にレキサン
(Lexan)として市販されているポリカーポネー
トの最上層中に後述する如きある種のジアミンを
含有して成る電荷輸送層で被覆したことから成る
感光体としても利用することができる。このよう
な感光体に関しては、本発明のポリマーは公知の
従来技術方法で感光体の最上層に適用する。この
ような公知の方法としては、適当な溶剤あるいは
溶剤混合物を使用するブレードコーテイング法、
デイツプあるいはフローコーテイン法またはスプ
レー法があり、ポリカーボネート基体に悪影響を
与えることなく所望の厚さの被覆フイルムを形成
することができる。例えば、高濃度のシクロヘキ
サン(80〜90%)を含有し、ポリカーボネートの
非溶剤である溶剤混合物を使用することにより、
すぐれた結果が得られる。典型的には、本発明の
コポリマーを約2.0〜約5.0%個形分の量で適用す
ることにより、ポリカーボネート被覆の上に約
0.1ミクロン〜約1.0ミクロンの厚さの均一なポリ
マー被覆を形成することができる。 本発明の架橋ポリマーは、他の感光体に対して
も、特にトナー粒子の剥離と転写を達成するため
被覆層として適用することができる。上記の他の
感光体の例としては、セレンのような通常の感光
体、および基体、該基体と接触している正孔注入
電極、電気的に活性な材料をその内に分散させて
有する電気的に不活性な有機樹脂からなる層であ
つて、その組合わせたものが可視電磁放射線に対
しては実質的に非吸収性であるが、該層と接触し
ている電荷発生層から光発生した正孔の注入が可
能である電荷輸送層、および電荷発生材料層を被
覆している絶縁性有機樹脂層から成る感光体を包
含する。 本発明のポリマーで処理できる1つの感光体用
材料の例としては、下記の各種の層を包含する。 基体は、不透明でもよいし、実質的に透明でも
よく、且つ無機または有機のポリマーの如く非導
電性材料から成るものでもよい。有機または無機
材料からなる層は、アルミニウム化マイラーの如
き導電性表面層、あるいはアルミニウムあるいは
黄銅等の如き導電性材料を有する。基体は一般的
には柔軟性のものであるが、剛性のものでもよ
く、更に平板、円筒ドラム、エンドレスベルト等
の如く多種の形状のものでもよい。基体層の厚さ
は、2.54mm(100モル)以上でもよいが、好まし
くは約0.082〜0.254mm(3〜10モル)である。基
体上に被覆された正孔注入電極層としては、電場
の影響下において電荷キヤリヤーを注入し得る多
数の材料を包含し、例えば、各種のポリマー樹脂
中に分散させた、グラフアイト、および好ましい
ものとしてカーボンブラツクまたはグラフアイト
を包含する。この電極は、接着性ポリマー溶液中
にカーボンブラツクまたはグラフアイトを分散さ
せた混合物をマイラーやアルミニウム化マイラー
の如き支持基板上に溶液キヤステイングすること
により調製される。 カーボンブラツクやグラフアイトをその内に分
散させる材料として使用し得るポリマーの例とし
ては、グツドイヤー・カンパニーからPE−100と
して市販されているポリエステル、およびジカル
ボン酸とジオール〔このジオールは2,2−ビス
(4−β−ヒドロキシエトキシフエニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシイソエポキシ
フエニル)プロパン、2,2−ビス(4−β−ヒ
ドロキシエトキシフエニル)ペンタン等の如きジ
フエニールから成る)との重合エステル化生成物
であるポリエステルを包含する。上記の典型的な
ジカルボン酸としては、シユウ酸、マロン酸、コ
ハク酸、フタル酸、テレフタル酸等を包含する。
カーボンブラツクまたはグラフアイトに対するポ
リマーの比率は、約0.5:1〜2:1、好ましく
は約6:5の範囲である。正孔注入層は、約1〜
約20ミクロン、好ましくは約4〜約10ミクロンの
範囲の厚さを有する。 正孔注入材料上に被覆される電荷キヤリヤー輸
送層は、正孔の輸送が可能である各種の適当な材
料のいずれでもよい。この層は、一般的には、約
5〜約50ミクロン、好ましくは約20〜約40ミクロ
ンの範囲の厚さを有する。この電荷輸送層は次式
の分子を高絶縁性で透明な有機樹脂材料中に分散
させたものから成る。 上記式中のXは、(オルト)CH3、(メタ)
CH3、(パラ)CH3、(オルト)Cl、(メタ)Cl、
(パラ)Clからなる群から選ばれる。電荷輸送層
は、目的とする用途のスペクトル領域、すなわち
可視光に対して実質的に非吸収性であるが、電荷
発生層から光発生し且つ注入界面から電気的に導
入された正孔の注入が可能であるという意味で活
性である。1012オーム・cm以上の抵抗を有して過
度の暗減衰を防止する高絶縁性材料は、電荷注入
あるいは電荷発生層から正孔の注入を必ずしも支
持することができず且つこの材料中を正孔を輸送
することができない材料である。しかしながら、
この樹脂は、該樹脂が約10〜75重量%の前記の式
に相当する置換N,N,N′,N′−テトラフエニ
ル−〔1,1′−ビフエニル〕4,4′−ジアミンを
含有すると、電気的に活性となる。上記式に相当
する化合物としては、例えば、N,N′−ジフエ
ニル−N,N′−ビス−(アルキルフエニル)−
〔1,1−ビフエニル〕−4,4′−ジアミン(アル
キル基は、2−メチル、3−メチルおよび4−メ
チルの如きメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ヘキシル等からなる群から選ばれる)を包含す
る。塩素基置換の場合の化合物は、N,N′−ジ
フエニル−N,N′−ビス(ハロフエニル)−〔1,
1′−ビフエニル〕−4,4′−ジアミンと呼ばれ、
そのハロゲン原子は2−クロル、3−クロロまた
は4−クロロである。 電気的に不活性な樹脂中に分散させて正孔を輸
送する層を形成することができる他の電気的に活
性な小分子化合物としては、トリフエニルメタ
ン、ビス−(4−ジエチルアミノ−2−メチルフ
エニル)フエニルメタン;4′,4″−ビス(ジエチ
ルアミノ)−2′,2″−ジメチルトリフエニルメタ
ン;ビス−4(ジエチルアミノフエニル)フエニ
ルメタン;および4,4′−ビス(ジエチルアミ
ノ)−2′,2″−ジメチルトリフエニルメタンを包
含する。 上述したもの以外電荷発生層(例えばピリリウ
ム染料)としては、例えば、電荷キヤリヤー輸送
層と電子的に相和性である、すなわち、光励起し
た電荷キヤリヤーを電荷輸送層に注入でき且つ電
荷キヤリヤーが二個の層の界面を横切つて両方向
に移動できる多数の光導電性電荷キヤリヤー発生
材料を包含する。特定の光導電性電荷キヤリヤー
発生材料としては、無定形および三方晶形セレ
ン、セレン−砒素およびセレン−テルリウム合
金、および例えばX−型フタロシアニンの如き無
金属フタロシアニン、バナジウムフタロンシアニ
ンを包含する金属フタロシアニンのようなフタロ
シアニンの如き有機電荷キヤリヤー発生材料を包
含する。これらの材料は単独でも、あるいはポリ
マーバインダー中分散体としても使用することが
できる。この層は、典型的には約0.5〜約10ミク
ロン、あるいはそれ以上の厚さである。一般的に
は、この層の厚さは、像露光工程でその層に向け
られた入射放射線の少なくとも90%(あるいはそ
れ以上)を吸収するのに十分な厚さとするのが望
ましい。その最大の厚さは、機械的な観点、例え
ば柔軟性のある感光体が必要とされるか否かの如
き要因に第一義的に依存している。 典型的な電気絶縁性被覆層は、約1012〜約5×
1014オーム・cmの体積抵抗値を有し、且つ典型的
には約5〜約25ミクロンの厚さである。一般的に
は、この層は、電荷キヤリヤー発生層がトナー、
および像形成工程中で発生したオゾンと接触する
のを防止するという保護機能を有する。また、被
覆層は、電荷が、この層を通つて電荷キヤリヤー
発生層に侵透し、あるいは電荷が後者の層によつ
てこの層に注入されるのを妨げなければならな
い。従つて、絶縁性被覆層は、高い体積抵抗値を
有する材料から成るのが好ましい。一般的には、
層の最小厚は、いずれの場合においても、その層
が果さねばならない機能により決まり、一方、最
大厚は機械的な観点および感光体に要求される解
像能力によつて決定される。適当な典型的な材料
としては、マイラー(E.I.デユポン・デ・ネモア
ス社から入手できるポリエチレンテレフタレー
ト)、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリス
チレン、ポリエステル、ポリウレタン等を包含す
る。 本発明において有用な感光体は、前述の通り輸
送層で被覆し、次いで前述の電荷発生層で被覆し
た基体から構成することができる。 1回の像形成工程においては、前述の五層被覆
型感光体を、まず、照明無して負に帯電させる。
この負の電荷は電気絶縁性被覆層の表面に滞留し
ている。この点において、感光体を横切る電場が
達成され、この電場によつて、正孔が電荷キヤリ
ヤー注入電極層から電荷キヤリヤー輸送層に注入
され、正孔はその層中に輸送され、電荷キヤリヤ
ー発生層に入る。これらの正孔は、これらの正孔
が電荷キヤリヤー発生層と電気絶縁性の被覆層と
の界面に達するまで電荷発生層中を移動し、そこ
でそれらの電荷が捕捉されるようになる。界面に
おける捕捉の結果、電気絶縁性被覆層を横切る電
場が達成される。一般的には、この帯電工程は、
約10ボルト/ミクロン〜約100ボルト/ミクロン
の範囲の電圧で達成される。 次に、この感光体に第2回目の帯電を第1回目
の帯電で使用した極性と反対の極性が行うことに
より、表面に存在している電荷を実質的に中和す
る。正の極性による第2回目の帯電処理後は、そ
の表面は実質的に電荷を有しなくなる。すなわ
ち、感光体を照射すると感光体部材を横切る電圧
を実質的に零にすることができる。第2回目の帯
電処理の結果として、正の電荷が電荷発生層と被
覆層との界面に存在するようになり、且つ更に、
正孔注入層と電荷輸送層との間の界面に均一な層
の電荷が位置するようになる。 しかる後、感光体部材を、電荷キヤリヤー発生
材料すなわち本発明のシリコーンポリマー中に分
散させた顔料に感応する電磁放射線の像パターン
に露光すれば、その像露光の結果として、感光体
上に静電潜像が形成される。次に形成された静電
潜像を通常の現像手段で可視像に現像することが
できる。このような現像は、例えば、カスケー
ド、磁気ブラシ、液体現像等の方法で達成するこ
とができる。可視像は典型的には、通常の転写技
術により受像部材に転写され、且つそれに永久的
に定着される。 本発明をその特定の好ましい実施態様に従つて
詳細を説明したが、このような実施態様は単に本
発明を説明するだけの目的であり、本発明はその
実施態様に記載された材料、条件および処理パラ
メーター等に限定されるものではない。部とパー
セントは特に断りのない限り重量基準である。 実施例 次の方法によつてジメチルシロキシ−ビスフエ
ノール−A/メチルビニルシロキシ−ビスフエノ
ール−Aポリマーを調製した。撹拌機、還流コン
デンサ、滴下ロート、温度計および電熱マントル
を備えた500mlの三ツ口モートンフラスコ中に、
22.8g(0.10モル)のビスエノール−A、20.0g
のピリジンおよび50mlの乾燥トルエンを装入し
た。この混合物を、ビスフエノール−Aが溶解す
るまで室温で撹拌し、50〜60℃に加熱し、次いで
12.3g(0.095モル)のジメチルクロロシランと
1.4g(0.010モル)のメチルビニルジクロロシラ
ンを55〜60℃の温度で45分間を要してフラスコ中
に滴下して加えた。次に、この反応混合物を55〜
60℃で更に15分撹拌し、次いで室温に冷却し、続
いて100mlのトルエンを添加した。次に200mlの水
を添加してピリジンの塩酸塩を溶解した。反応混
合物全部を分離ロートに離し、そこで塩水の層を
分離した。トルエン中の粗ポリマーを200mlの2
%HCl溶液で2回、200mlの2%炭酸ソーダ溶液
で2回洗浄し、最後に蒸留水で中性のPHにまで洗
浄した。ポリマー層を分離し、Na2SO4上で乾燥
し、且つ過した。溶剤は水蒸気蒸留によつても
除去でき、あるいはポリマーをn−ヘキサン中に
沈殿させても分離することができる。 実施例 本発明のシリコーンポリマーの効果を求めるた
めに、次のテストを行つた。 2.0ミクロンの厚さのアルミニウム化マイラー
基体を有し、光発生性チアピリウムおよび輸送材
料であるN,N′−ジフエニル−N,N′−ビス−
(メチルフエニル)−〔1,1−ビフエニル〕−4,
4′−ジアミンを含有している、ゼネラルエレクト
リツク社から市販されているポリカーボネートポ
リマーであるレキサン(LEXAN)(この層の厚
さは10.0ミクロンである)で被覆した帯電してい
ない未被覆の均一な感光体に、65重量%のスチレ
ンと35重量%のn−ブチルメタクリレートと含有
しているスチレン−n−ブチルメタクリレートコ
ポリマーからなるトナー組成物を施着した。次に
このトナーを、感光体をスナツピングして除去し
たところ、残留トナーは認められなかつた。 上記の操作を繰返したが、但しダウ・コーニン
グ社からR−4−3117として市販されている0.1
〜0.2ミクロンの架橋シリコーン剥離表面材料で
被覆した感光体のセグメントを使用した。肉眼観
察したところ、残留トナーがシリコーン表面に接
着していた。 0.1〜0.2ミクロンの実施例1の架橋ジメチルシ
ロキシ−ビスフエノール−A/メチルビニルシロ
キシ−ビスフエノール−Aポリマーで被覆した上
記と同一の感光体のセグメントを使用し、上記の
操作を三たび繰返したところ、残留トナーは認め
られず、このポリマーが、例えば市販のシリコー
ン剥離表面材料(ダウ・コーニングR−4−
3117)よりもすぐれた乾燥トナー剥離性を有して
いた。 実施例 実施例の感光体を、実施例のジメチルシロ
キシ−ビスフエノール−A−メチルビニルシロキ
シ−ビスフエノール−Aポリマーで被覆した。こ
のポリマー混合物はトルエン溶液であり、且つユ
ニオン・カーバイド社からユニオン・カーバイド
L−31として市販されている珪化水素架橋液体お
よび約500ppmの白金を塩化白金酸として含有し
ている。感光体を約1〜3時間乾燥させ、次いで
50〜70℃の温度で7〜10分間加熱処理してポリマ
ーの架橋反応を促進させた。0.1〜0.2ミクロンの
厚さのフイルムが得られた。 次に、上記のフイルムを有する感光体に、65%
のマグネタイトと、65重量%のスチレンと35重量
%のn−ブチルメタクリレートとを含有する40%
のスチレン−n−ブチルメタクリレートコポリマ
ー樹脂とからなるトナー組成物を付着した。次
に、この感光体サンプルを120℃の温度に保持し
た熱板表面上に置き、且つ一枚の紙をこの表面と
接触させて置き、次いでロールを利用して圧力を
かけた。次に紙を感光性表面サンプルから剥離し
たところ、トナーの殆んど100%が転写するとい
うすぐれた転写性が肉眼観察で認められた。被覆
した感光性の剥離フイルムは、ポリカーボネート
表面上にそのまま残つており、そのフイルムは
120℃の温度にさらしても除去されないのでポリ
カーボネートに対するすぐれた接着性と架橋性を
示している。 実施例 実施例の感光体を実施例で調製したメチル
フエニルシロキシ−ビスフエノール−A−メチル
ビニルシロキシ−ビスフエノール−Aポリマーで
被覆した。このポリマー混合物は、実施例に記
載の架橋液体と約500ppm白金をトルエン中の塩
化白金酸として含有している。感光体を約1時間
空気乾燥し、且つ85℃で3〜5分間加熱して架橋
反応を促進させた。約0.1〜0.2ミクロンのフイル
ムが得られた。 実施例のトナー組成物を上記のフイルムに付
着させ、加熱し且つ実施例に記載の如く紙に転
写したところ、実質的に同一の結果が得られた。 本発明を特定の好ましい実施態様に関して説明
したが、本発明はそれらの実施態様に限定され
ず、むしろ、当業者にとつては、本発明の要旨と
特許請求の範囲内において各種の変形と修正が可
能であると解するべきである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基体と、該基体を被覆する電荷輸送層と、該
電荷輸送層を被覆する電荷発生層とを含む被覆型
感光体において、該電荷発生層が、式 【式】【式】 (上記式中のRおよびR′は、アルキル、置換ア
ルキル、アリールおよび置換アリールからなる群
から独立して選ばれ、R″はアルケンおよび置換
アルケンからなる群から選ばれ、Yは少なくとも
2個の水酸基を有する基であり、mとnとは約
2000〜約250000の分子量を有するポリマーとなる
のに十分な値の数値である)の架橋シリコーンポ
リマーを含有することを特徴とする被覆型感光
体。 2 基体と、該基体を被覆する電荷発生層と、該
電荷発生層を被覆する電荷輸送層とを含む被覆型
感光体において、該電荷輸送層が、式 【式】【式】 (上記式中のRおよびR′は、アルキル、置換ア
ルキル、アリールおよび置換アリールからなる群
から独立して選ばれ、R″はアルケンおよび置換
アルケンからなる群から選ばれ、Yは少なくとも
2個の水酸基を有する基であり、mとnとは約
2000〜約250000の分子量を有するポリマーとなる
のに十分な値の数値である)の架橋シリコーンポ
リマーを含有することを特徴とする被覆型感光
体。
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|---|---|---|---|
| US06/278,512 US4371600A (en) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | Release overcoat for photoresponsive device |
| US278512 | 1981-06-26 |
Publications (2)
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