JPH026247B2 - - Google Patents
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- JPH026247B2 JPH026247B2 JP2511785A JP2511785A JPH026247B2 JP H026247 B2 JPH026247 B2 JP H026247B2 JP 2511785 A JP2511785 A JP 2511785A JP 2511785 A JP2511785 A JP 2511785A JP H026247 B2 JPH026247 B2 JP H026247B2
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- frequency
- ssb
- receiver
- cepstrum
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Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、搬送波抑圧単側波帯通信方式(以
下、SSB)による音声通信において、送信(搬
送)周波数と受信周波数を自動的に一致させる自
動同調方式(AFC)に関するものである。
下、SSB)による音声通信において、送信(搬
送)周波数と受信周波数を自動的に一致させる自
動同調方式(AFC)に関するものである。
近年、短波通信や超短波通信では、送信電力や
周波数の帯域幅を有効に利用するために、SSBが
広く使用されている。しかし、SSBを用いた場合
には、FMのように搬送波が送られていないため
にAFCをかけて安定した受信を行うことができ
ない。また、AMやFMとは異なり、送信周波数
と受信周波数との差が直接受信音声のひずみにな
るため、離調による品質の劣化が大であり、同調
をとることは極めて重要である。したがつて、通
常は受信音声の品質が最良になるように注意深く
受信機の同調をとり通信を行つている。この場
合、かなり熟練していても、同調の確度は30Hz程
度であるといわれている。また、一度同調をとつ
ても、送信周波数、受信周波数がそれぞれ徐々に
変わるために、時間の経過とともに同調をとり直
す必要がある。
周波数の帯域幅を有効に利用するために、SSBが
広く使用されている。しかし、SSBを用いた場合
には、FMのように搬送波が送られていないため
にAFCをかけて安定した受信を行うことができ
ない。また、AMやFMとは異なり、送信周波数
と受信周波数との差が直接受信音声のひずみにな
るため、離調による品質の劣化が大であり、同調
をとることは極めて重要である。したがつて、通
常は受信音声の品質が最良になるように注意深く
受信機の同調をとり通信を行つている。この場
合、かなり熟練していても、同調の確度は30Hz程
度であるといわれている。また、一度同調をとつ
ても、送信周波数、受信周波数がそれぞれ徐々に
変わるために、時間の経過とともに同調をとり直
す必要がある。
ところで、受信に際して常時人手をかけられな
い場合や、自動的に受信した音声を録音し、これ
を後で利用する場合などでは、離調が大きくなり
品質が劣化してもそのまま聴取しなければならな
い。離調して受信されたSSBの音声は、再度SSB
変調と複調を行い、その間に修正する以外に方法
はない。しかし、これは容易な作業ではなく、熟
練した人手を必要とする。
い場合や、自動的に受信した音声を録音し、これ
を後で利用する場合などでは、離調が大きくなり
品質が劣化してもそのまま聴取しなければならな
い。離調して受信されたSSBの音声は、再度SSB
変調と複調を行い、その間に修正する以外に方法
はない。しかし、これは容易な作業ではなく、熟
練した人手を必要とする。
したがつて、SSBにもAFCが提案されている。
例えば、搬送波を残して送信し、受信側ではこれ
を狭帯域フイルタで検出し、その出力信号を手が
かりに受信周波数を制御してAFCをかける方法
が考えられている。しかし、搬送波が十分に抑圧
されると本方式は適用できず、また狭帯域フイル
タを使つて搬送波を安定に検出するにはいろいろ
な問題がある。
例えば、搬送波を残して送信し、受信側ではこれ
を狭帯域フイルタで検出し、その出力信号を手が
かりに受信周波数を制御してAFCをかける方法
が考えられている。しかし、搬送波が十分に抑圧
されると本方式は適用できず、また狭帯域フイル
タを使つて搬送波を安定に検出するにはいろいろ
な問題がある。
また、SSBの波形を直接包絡線検波した波形
と、正常の検波による波形を比較し、一種の位相
同期により受信周波数を制御する方式(米国特許
第2938114号、1960年5月24日)を始め、類似す
る方式の提案がある。しかし、これらは原理的に
も、技術的にも問題があり、現時点では実用的な
SSBのAFCはない。
と、正常の検波による波形を比較し、一種の位相
同期により受信周波数を制御する方式(米国特許
第2938114号、1960年5月24日)を始め、類似す
る方式の提案がある。しかし、これらは原理的に
も、技術的にも問題があり、現時点では実用的な
SSBのAFCはない。
本発明は、有声音がその基本周波数に関して調
波構造を有することに着目し、受信した音声のケ
プストラムから送信周波数と受信周波数の差を検
出し、受信機の受信周波数を制御して自動的に同
調をとることが特徴であり、その目的はSSBの受
信機にAFCを導入し、安定したSSB通信を行う
ことである。
波構造を有することに着目し、受信した音声のケ
プストラムから送信周波数と受信周波数の差を検
出し、受信機の受信周波数を制御して自動的に同
調をとることが特徴であり、その目的はSSBの受
信機にAFCを導入し、安定したSSB通信を行う
ことである。
最初に、音声をSSBで伝送した場合の短時間周
波数スペクトルを第1図で説明する。第1図で、
1は原音声の、2,3は1をFだけ離調して受信
した場合の短時間周波数スペクトルで、その振幅
を対数で表現した振幅スペクトルで図示してい
る。ここで、2はF<0、3はF>0であり、完
全に同調しているときは、1と同じ振幅スペクト
ルの信号が得られる。なお、SSBの側帯波の上下
により、Fの正負と送・受信周波数の上下関係は
異なるが、ここでは原音声のスペクトルと受信し
たスペクトルの相対関係でFの正負を考える。ま
た、音声はその生成の仕方により、有声音と無声
音に分けられるが、第1図は有声音についての例
を示し、以後有声音について説明する。
波数スペクトルを第1図で説明する。第1図で、
1は原音声の、2,3は1をFだけ離調して受信
した場合の短時間周波数スペクトルで、その振幅
を対数で表現した振幅スペクトルで図示してい
る。ここで、2はF<0、3はF>0であり、完
全に同調しているときは、1と同じ振幅スペクト
ルの信号が得られる。なお、SSBの側帯波の上下
により、Fの正負と送・受信周波数の上下関係は
異なるが、ここでは原音声のスペクトルと受信し
たスペクトルの相対関係でFの正負を考える。ま
た、音声はその生成の仕方により、有声音と無声
音に分けられるが、第1図は有声音についての例
を示し、以後有声音について説明する。
ところで、有声音は声帯の振動による波形を音
源とし、声道を共振させた音波が空中に放射され
たものである。声帯の振動が準周期的なことか
ら、音声は声帯の振動周波数を基本周波数foとし
た準周期的波形であり、その短時間周波数スペク
トルは基本周波数とその高調波から成る調波構造
を有している。1では、振幅スペクトル上の局所
的ピークは調波関係にある。一方、2や3の場合
には、1を平行移動したようなピークが観測され
ても、調波関係はない。調波構造にひずみのある
音声は不快感を与えるだけでなく、Fが大きい場
合には了解性も劣化させる。
源とし、声道を共振させた音波が空中に放射され
たものである。声帯の振動が準周期的なことか
ら、音声は声帯の振動周波数を基本周波数foとし
た準周期的波形であり、その短時間周波数スペク
トルは基本周波数とその高調波から成る調波構造
を有している。1では、振幅スペクトル上の局所
的ピークは調波関係にある。一方、2や3の場合
には、1を平行移動したようなピークが観測され
ても、調波関係はない。調波構造にひずみのある
音声は不快感を与えるだけでなく、Fが大きい場
合には了解性も劣化させる。
第1の発明の実施例を、第2図のブロツク図、
第3図の処理の流れ図、第4図の振幅スペクトル
の図、第5図のケプストラムの図によつて説明す
る。ここで、第2図は本発明の方式を実現する受
信機の構成を表すブロツク図で、8はSSB受信
機、9は離調周波数測定部である。第3図は9で
行われる処理の流れを示す、10は音声入力端で
あるとともにSSB受信機の出力端、20は受信周
波数制御信号出力端である。また、第4図の4,
5は2,3を書き直したものである。
第3図の処理の流れ図、第4図の振幅スペクトル
の図、第5図のケプストラムの図によつて説明す
る。ここで、第2図は本発明の方式を実現する受
信機の構成を表すブロツク図で、8はSSB受信
機、9は離調周波数測定部である。第3図は9で
行われる処理の流れを示す、10は音声入力端で
あるとともにSSB受信機の出力端、20は受信周
波数制御信号出力端である。また、第4図の4,
5は2,3を書き直したものである。
8で受信したSSBの音声波形信号は、第4図の
10に加えられる。この波形を区間長(窓長)T
で切り出し、フーリエ変換して短時間周波数スペ
クトルG(f)に変換する。対数に変換したその振幅
スペクトルlog|G(f)|は離調周波数Fが正のと
き4、負のとき5のようになる。この振幅スペク
トルをもう一度フーリエ変換すると、第5図に示
すケプストラムが得られる。ところで、有声音の
ケプストラムでは、音声の基本周期(1/fo)に
相当するケフレンシに顕著な極大値が観測され
る。この極大値から基本周期を求める方法は、い
わゆる“ケプストラムによるピツチ抽出法”とし
て広く用いられている。ところで、4,5のよう
に調波構造がない場合でも、振幅スペクトルの変
動が周期的ならば、その周波数分析の結果である
ケプストラムには、基本周期に対応する極大値が
得られる。ただし、その極大値の値(Mとする)
は、Fが0のとき、あるいは、Fが基本周波数の
半分(f0/2)の高調波に等しいときに大きくな
り、他の場合に小さくなる。これは、4や5のよ
うな場合に、振幅スペクトルを周期波としてみる
と、周波数軸の正の側と負の側では波形の位相が
異なることに起因する。一方、Fが0のときなど
は、周波数軸の正負を通じて振幅スペクトルは周
期的でありMは大きくなる。これらの性質を利用
して、未知のFを近似的に推定する。
10に加えられる。この波形を区間長(窓長)T
で切り出し、フーリエ変換して短時間周波数スペ
クトルG(f)に変換する。対数に変換したその振幅
スペクトルlog|G(f)|は離調周波数Fが正のと
き4、負のとき5のようになる。この振幅スペク
トルをもう一度フーリエ変換すると、第5図に示
すケプストラムが得られる。ところで、有声音の
ケプストラムでは、音声の基本周期(1/fo)に
相当するケフレンシに顕著な極大値が観測され
る。この極大値から基本周期を求める方法は、い
わゆる“ケプストラムによるピツチ抽出法”とし
て広く用いられている。ところで、4,5のよう
に調波構造がない場合でも、振幅スペクトルの変
動が周期的ならば、その周波数分析の結果である
ケプストラムには、基本周期に対応する極大値が
得られる。ただし、その極大値の値(Mとする)
は、Fが0のとき、あるいは、Fが基本周波数の
半分(f0/2)の高調波に等しいときに大きくな
り、他の場合に小さくなる。これは、4や5のよ
うな場合に、振幅スペクトルを周期波としてみる
と、周波数軸の正の側と負の側では波形の位相が
異なることに起因する。一方、Fが0のときなど
は、周波数軸の正負を通じて振幅スペクトルは周
期的でありMは大きくなる。これらの性質を利用
して、未知のFを近似的に推定する。
log|G(f)|のfをhだけ移動し、f−hとし
てケプストラムを計算する。hを次々と変更し、
hとMとの関係を求める。その中で、Mが最大の
ときのhをhpとすると、これがFに相当する周
波数である。なお、hの移動の範囲は、受信に際
して当初は手動で同調をとることを考えると、通
常は±(f0/2程度)でよく、±50〜±100Hz程度
に固定しても差し支えない。
てケプストラムを計算する。hを次々と変更し、
hとMとの関係を求める。その中で、Mが最大の
ときのhをhpとすると、これがFに相当する周
波数である。なお、hの移動の範囲は、受信に際
して当初は手動で同調をとることを考えると、通
常は±(f0/2程度)でよく、±50〜±100Hz程度
に固定しても差し支えない。
20に得られたhpにより8の受信周波数を制
御する。この場合、8には電圧で受信周波数を変
える回路か、外部から制御できるシンセサイザを
備えている必要がある。制御信号発生部で所要の
電圧、あるいはデイジタル信号を生成すればよ
く、その方式に制約されない。
御する。この場合、8には電圧で受信周波数を変
える回路か、外部から制御できるシンセサイザを
備えている必要がある。制御信号発生部で所要の
電圧、あるいはデイジタル信号を生成すればよ
く、その方式に制約されない。
ところで、SSBの側帯波の上下により、受信周
波数の制御の方向は異なる。例えば、上側帯波で
は受信周波数をfr+hpに、下側帯波ではfr−hpに
しなければならない。手動で同調する場合や通信
の相手が既知の場合には、側帯波の上下もわかつ
ているのでこの制御は容易である。側帯波の上下
を気にせずにAFCをかけるためには、次の方法
が考えられる。hpに一定の係数k(0<k<1)
をかけて8の受信周波数を制御する。次に得られ
たhpが前のhpより小さいときは、同様の制御を
続ける。大きくなつたときは、hpの正負を反転
して制御を行う。この過程を何回か繰り返すとfr
はftに収れんする。
波数の制御の方向は異なる。例えば、上側帯波で
は受信周波数をfr+hpに、下側帯波ではfr−hpに
しなければならない。手動で同調する場合や通信
の相手が既知の場合には、側帯波の上下もわかつ
ているのでこの制御は容易である。側帯波の上下
を気にせずにAFCをかけるためには、次の方法
が考えられる。hpに一定の係数k(0<k<1)
をかけて8の受信周波数を制御する。次に得られ
たhpが前のhpより小さいときは、同様の制御を
続ける。大きくなつたときは、hpの正負を反転
して制御を行う。この過程を何回か繰り返すとfr
はftに収れんする。
以上、本発明の原理をアナログ的に説明した
が、デイジタル処理による実施例について補足説
明する。10に加えられる受信信号は、10kHzで
標本化されているとする。T=51.2ms(標本数
512点)の信号を取り出し、高速フーリエ変換で
短時間周波数スペクトルに変換し、更にケプスト
ラムへの変換を繰り返してhpを求める。この場
合、512点の高速フーリエ変換を使つたために、
振幅スペクトルの周波数刻みの単位は約20Hzであ
り、hの移動の単位もこれに等しい。したがつ
て、Fとhpの間の誤差は、最大この単位の半分
約10Hzになる。SSBの手動による同調の確度が30
Hz程度であることを考えると、十分な確度であ
る。なお、256点の高速フーリエ変換によつても、
20Hz以内の確度が得られるので実用上は問題はな
い。より長い窓長で処理を行えば、更に正確な同
調が可能であるが、音声が準定常的信号であるこ
とから、通常の音声情報処理で用いる20〜50ms
の窓長での処理が適切である。
が、デイジタル処理による実施例について補足説
明する。10に加えられる受信信号は、10kHzで
標本化されているとする。T=51.2ms(標本数
512点)の信号を取り出し、高速フーリエ変換で
短時間周波数スペクトルに変換し、更にケプスト
ラムへの変換を繰り返してhpを求める。この場
合、512点の高速フーリエ変換を使つたために、
振幅スペクトルの周波数刻みの単位は約20Hzであ
り、hの移動の単位もこれに等しい。したがつ
て、Fとhpの間の誤差は、最大この単位の半分
約10Hzになる。SSBの手動による同調の確度が30
Hz程度であることを考えると、十分な確度であ
る。なお、256点の高速フーリエ変換によつても、
20Hz以内の確度が得られるので実用上は問題はな
い。より長い窓長で処理を行えば、更に正確な同
調が可能であるが、音声が準定常的信号であるこ
とから、通常の音声情報処理で用いる20〜50ms
の窓長での処理が適切である。
第1の発明では、AFCの確度は10〜20Hz以内
であるため、より正確な同調を必要とする場合に
は満足できない。そこで、より確度の高い第2の
発明の実施例を、第6図の処理の流れ図、第7図
の振幅スペクトル、第8図の相互相関関数の図で
説明する。なお、第2図の発明の方式も、受信機
の構成は第2図と同じである。
であるため、より正確な同調を必要とする場合に
は満足できない。そこで、より確度の高い第2の
発明の実施例を、第6図の処理の流れ図、第7図
の振幅スペクトル、第8図の相互相関関数の図で
説明する。なお、第2図の発明の方式も、受信機
の構成は第2図と同じである。
第6図で、10に加えられたSSBの音声波形信
号を区間長Tで切り出し、フーリエ変換によりG
(f)に変換する。この振幅を対数に変換してケプス
トラムを計算するが、ここまでの過程は第3図の
処理と同じである。
号を区間長Tで切り出し、フーリエ変換によりG
(f)に変換する。この振幅を対数に変換してケプス
トラムを計算するが、ここまでの過程は第3図の
処理と同じである。
次に、ケプストラム上の極大値を示すケフレン
シから基本周期(1/f0)を決定する。この過程
は、いわゆる“ピツチ抽出法”としてケプストラ
ムを使う場合と同じである。f0が定まると、f0の
周波数を基本波の周波数とし、その高調波から成
る振幅一定のスペクトルを生成する。第7図にこ
の振幅スペクトルlog|S(f)|を示す。次に、両
スペクトルの間の周波数差hを変数として、log
|G(f)|とlog|S(f)|の相互相関関数R(h)を計
算する。これを第8図に示す。その極大値から両
スペクトルの差の周波数hpを容易に求めること
ができる。hp決定後の処理は、第1の発明と同
じである。
シから基本周期(1/f0)を決定する。この過程
は、いわゆる“ピツチ抽出法”としてケプストラ
ムを使う場合と同じである。f0が定まると、f0の
周波数を基本波の周波数とし、その高調波から成
る振幅一定のスペクトルを生成する。第7図にこ
の振幅スペクトルlog|S(f)|を示す。次に、両
スペクトルの間の周波数差hを変数として、log
|G(f)|とlog|S(f)|の相互相関関数R(h)を計
算する。これを第8図に示す。その極大値から両
スペクトルの差の周波数hpを容易に求めること
ができる。hp決定後の処理は、第1の発明と同
じである。
第1の発明と同様に、デイジタル処理による場
合について本方式の確度を考える。f0が正確に求
められている場合、本方式の確度はG(f)に含まれ
る高調波の次数と、振幅スペクトルの周波数分解
能によつて支配される。G(f)が20Hz刻みで計算さ
れ、第N高調波までが明らかに存在すると、おお
よそ(10/N)Hzの確度でhpが計算できる。N
=10ならば、約1Hzの確度が期待できる。なお、
第1の発明とは異なり、相互相関関数は、hの刻
みを小さく(例えば1Hz)して計算することがで
きる。なお、f0の正確な決定に関しては、“ケプ
ストラムによるピツチ抽出法”で、内そう法やモ
ーメント計算による方法など各種の方法が提案さ
れているので、これらを利用することができる。
合について本方式の確度を考える。f0が正確に求
められている場合、本方式の確度はG(f)に含まれ
る高調波の次数と、振幅スペクトルの周波数分解
能によつて支配される。G(f)が20Hz刻みで計算さ
れ、第N高調波までが明らかに存在すると、おお
よそ(10/N)Hzの確度でhpが計算できる。N
=10ならば、約1Hzの確度が期待できる。なお、
第1の発明とは異なり、相互相関関数は、hの刻
みを小さく(例えば1Hz)して計算することがで
きる。なお、f0の正確な決定に関しては、“ケプ
ストラムによるピツチ抽出法”で、内そう法やモ
ーメント計算による方法など各種の方法が提案さ
れているので、これらを利用することができる。
hpを求める過程は、音声が有声音で、かつ準
定常的のときに可能である。無音、無声音、過渡
的な音のときには、この処理を進めることはでき
ないが、その判断は、Mの値から容易にできる。
また、hpを求めない場合は、既知のhpをそのま
ま使用すればよい。また、SSBの送信周波数、受
信周波数の変化は通常はそれほど急激ではないの
で、hpを求める過程を大幅にスキツプして、計
算機の負荷を減らすこと、計算速度の遅い計算機
を利用すること、あるいは一つの9で複数の受信
機の受信周波数を制御することも可能である。
定常的のときに可能である。無音、無声音、過渡
的な音のときには、この処理を進めることはでき
ないが、その判断は、Mの値から容易にできる。
また、hpを求めない場合は、既知のhpをそのま
ま使用すればよい。また、SSBの送信周波数、受
信周波数の変化は通常はそれほど急激ではないの
で、hpを求める過程を大幅にスキツプして、計
算機の負荷を減らすこと、計算速度の遅い計算機
を利用すること、あるいは一つの9で複数の受信
機の受信周波数を制御することも可能である。
本発明の方式では、原理的にはFとf0又はf0の
高調波とが一致したときに誤る可能性がある。し
かし、このような確率は少なく、また長時間にわ
たつて、一定のf0で話されることもないので、問
題になることはない。
高調波とが一致したときに誤る可能性がある。し
かし、このような確率は少なく、また長時間にわ
たつて、一定のf0で話されることもないので、問
題になることはない。
以上のように、本発明の方式によれば、SSBで
自動的に同調をとることができるので、固定局間
の通信だけでなく、移動無線や漁業無線などに広
く使用して通話品質を向上させることができると
ともに、受信機のオペレータの労力を軽減するこ
とができる。また、受信周波数を測定することに
より、通常は測定が困難なSSBの送信周波数を正
確に知ることができるので、秩序ある通信の確立
や電波監視にも役立てることができる。
自動的に同調をとることができるので、固定局間
の通信だけでなく、移動無線や漁業無線などに広
く使用して通話品質を向上させることができると
ともに、受信機のオペレータの労力を軽減するこ
とができる。また、受信周波数を測定することに
より、通常は測定が困難なSSBの送信周波数を正
確に知ることができるので、秩序ある通信の確立
や電波監視にも役立てることができる。
第1図、第4図、第7図は振幅スペクトル、第
2図はブロツク図、第3図と第6図は処理の流れ
図、第5図はケプストラム、第8図は相互相関関
数の図である。 1……原音声(又は正しく受信された音声)、
2と4……離調して受信された音声(離調周波数
F<0)、3と5……同上(F>0)。
2図はブロツク図、第3図と第6図は処理の流れ
図、第5図はケプストラム、第8図は相互相関関
数の図である。 1……原音声(又は正しく受信された音声)、
2と4……離調して受信された音声(離調周波数
F<0)、3と5……同上(F>0)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 搬送波抑圧単側波帯通信方式(以下、SSB)
の受信機において、受信した音声信号の一定区間
長の波形信号を取り出してフーリエ変換により短
時間周波数スペクトルG(f)に変換し、そのケプス
トラムを計算し、ケプストラム上の基本周期に対
応するピーク値Mを求め、次にfをhだけ移動し
f−hとしてケプストラムを計算しMを求め、h
を変更してケプストラムを計算する過程を繰り返
してMの極大値に対応するh(hpとする)を得、
受信機の受信周波数をhpにより制御して、SSB
受信機の同調を自動的にとることを特徴とする
SSB自動同調方式。 2 SSBの受信機において、受信した音声信号の
一定区間長の波形信号を取り出してフーリエ変換
により短時間周波数スペクトルG(f)に変換し、そ
のケプストラムを計算し、ケプストラムから基本
周期(1/f0)を求め、次にf0の高調波からなる
振幅スペクトルとlog|G(f)|の相互相関関数を
計算し、相互相関関数の極大値を示す周波数から
両スペクトルの差の周波数hpを得、受信機の受
信周波数をhpにより制御して、SSB受信機の同
調を自動的にとることを特徴とするSSB自動同調
方式。 3 送信周波数と受信周波数の差の周波数hpを
得て、hpにより受信機の受信周波数を制御する
SSBの受信機において、k・hp(ここで0<k<
1)だけ受信周波数を変更し、次に得たhpが前
のhpより小なるときはそのまま制御を続け、大
なるときはhpの符号を逆転して制御することに
より、SSB信号の側帯波の上下を考慮することな
く自動的に同調することを特徴とするSSB自動同
調方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2511785A JPS61292411A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | Ssb自動同調方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2511785A JPS61292411A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | Ssb自動同調方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61292411A JPS61292411A (ja) | 1986-12-23 |
| JPH026247B2 true JPH026247B2 (ja) | 1990-02-08 |
Family
ID=12156982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2511785A Granted JPS61292411A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | Ssb自動同調方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61292411A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH051237U (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | 株式会社メツクス | 搬送装置のハンドリングプレート |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7826561B2 (en) * | 2006-12-20 | 2010-11-02 | Icom America, Incorporated | Single sideband voice signal tuning method |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP2511785A patent/JPS61292411A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH051237U (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | 株式会社メツクス | 搬送装置のハンドリングプレート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61292411A (ja) | 1986-12-23 |
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