JPH026342Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH026342Y2 JPH026342Y2 JP16485683U JP16485683U JPH026342Y2 JP H026342 Y2 JPH026342 Y2 JP H026342Y2 JP 16485683 U JP16485683 U JP 16485683U JP 16485683 U JP16485683 U JP 16485683U JP H026342 Y2 JPH026342 Y2 JP H026342Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmissions
- shafts
- transmission
- shaft
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車用歯車変速機の耐久試験等に
用いられる動力循環式歯車試験装置、特に入力軸
と出力軸とが同一軸線上にないフロントエンジン
フロントドライブ車用変速機の試験装置に関す
る。
用いられる動力循環式歯車試験装置、特に入力軸
と出力軸とが同一軸線上にないフロントエンジン
フロントドライブ車用変速機の試験装置に関す
る。
(従来技術)
自動車用歯車変速機を構成する歯車や軸の疲労
強度等を確認するためには、該変速機にトルクを
作用させた状態で所定時間の試験運転を行う必要
があり、そこで当該変速機を自動車に搭載して走
行する実車耐久試験やエンジンを用いた台上での
耐久試験等が行われるが(例えば実開昭58−
63545号公報参照)、これらに代わる簡便なものと
して動力循環式歯車試験装置を用いた試験が行わ
れることがある。
強度等を確認するためには、該変速機にトルクを
作用させた状態で所定時間の試験運転を行う必要
があり、そこで当該変速機を自動車に搭載して走
行する実車耐久試験やエンジンを用いた台上での
耐久試験等が行われるが(例えば実開昭58−
63545号公報参照)、これらに代わる簡便なものと
して動力循環式歯車試験装置を用いた試験が行わ
れることがある。
この試験装置は、例えば第1図に示すように一
対の歯車1a,1b及び2a,2bを夫々噛合せ
てなる同一構成の第1、第2伝動機構1,2を左
右対称的に配置すると共に、両伝動機構1,2に
おける同一軸線X−X上に対応位置する一方の歯
車1a,2aの間をトーシヨンバー3を介して連
結し、また両伝動機構1,2における上記軸線X
−Xに平行な軸線Y−Y上に対応位置する他方の
歯車1b,2bには夫々動力取出軸4,5を設け
て、両動力取出軸4,5の端部近傍には、変速機
8,9の入力軸(図示せず)を両軸4,5に夫々
連結可能に変速機取付け板6,7を配備した構成
である。そして、両取付け板6,7に2台の変速
機8,9が出力側を対向させて夫々取付けられる
と共に、両変速機8,9の出力軸8a,9aがプ
ロペラシヤフト10を用いて直線状に連結され、
また両変速機8,9の入力軸が上記動力取出軸
4,5に夫々連結されて、□状の動力循環系統が
構成される。更に、第1、第2伝動機構1,2の
歯車1a,2a間にはトーシヨンバー3に捩じり
を与えて系統全体にトルクを作用させるトルクロ
ーダ11が介設されると共に、系統の一部(図例
では第1伝動機構1の歯車1a)に回転を与えて
系統全体を駆動するモータ12が備えられ、ま
た、必要に応じてトルクピツクアツプ13や回転
ピツクアツプ14等が配設される。
対の歯車1a,1b及び2a,2bを夫々噛合せ
てなる同一構成の第1、第2伝動機構1,2を左
右対称的に配置すると共に、両伝動機構1,2に
おける同一軸線X−X上に対応位置する一方の歯
車1a,2aの間をトーシヨンバー3を介して連
結し、また両伝動機構1,2における上記軸線X
−Xに平行な軸線Y−Y上に対応位置する他方の
歯車1b,2bには夫々動力取出軸4,5を設け
て、両動力取出軸4,5の端部近傍には、変速機
8,9の入力軸(図示せず)を両軸4,5に夫々
連結可能に変速機取付け板6,7を配備した構成
である。そして、両取付け板6,7に2台の変速
機8,9が出力側を対向させて夫々取付けられる
と共に、両変速機8,9の出力軸8a,9aがプ
ロペラシヤフト10を用いて直線状に連結され、
また両変速機8,9の入力軸が上記動力取出軸
4,5に夫々連結されて、□状の動力循環系統が
構成される。更に、第1、第2伝動機構1,2の
歯車1a,2a間にはトーシヨンバー3に捩じり
を与えて系統全体にトルクを作用させるトルクロ
ーダ11が介設されると共に、系統の一部(図例
では第1伝動機構1の歯車1a)に回転を与えて
系統全体を駆動するモータ12が備えられ、ま
た、必要に応じてトルクピツクアツプ13や回転
ピツクアツプ14等が配設される。
このような構成によれば、上記モータ12を作
動させれば、一方の変速機8が所要のトルクが作
用した状態で回転駆動されて、該変速機における
歯車や軸が自動車に搭載した時と近似した条件の
下で作動することになり、該歯車等の強度或いは
耐久性が確認されることになる。この場合、他方
の変速機9は系統全体の回転を合せるために治具
として使用されるものであつて、この変速機9と
試験品となる変速機8とは常に変速段が等しくな
るようにセツトされる。
動させれば、一方の変速機8が所要のトルクが作
用した状態で回転駆動されて、該変速機における
歯車や軸が自動車に搭載した時と近似した条件の
下で作動することになり、該歯車等の強度或いは
耐久性が確認されることになる。この場合、他方
の変速機9は系統全体の回転を合せるために治具
として使用されるものであつて、この変速機9と
試験品となる変速機8とは常に変速段が等しくな
るようにセツトされる。
然して第1図に示す変速機8,9はフロントエ
ンジンリヤドライブ車(以下、FR車という)用
の変速機であつて、入力軸と出力軸とが同一軸線
上に配置されているので、図示のように該変速機
8,9の入出力軸及びプロペラシヤフト10を伝
動機構1,2の動力取出軸4,5を結ぶ軸線Y−
Yに一致させて一直線状に配置することができる
が、入力軸と出力軸とが同一軸線上にないフロン
トエンジンフロントドライブ車(以下、FF車と
いう)用の変速機の場合は、2台の変速機を軸線
Y−Y上の動力取出軸4,5間にどのように配置
するかの問題が生じる。
ンジンリヤドライブ車(以下、FR車という)用
の変速機であつて、入力軸と出力軸とが同一軸線
上に配置されているので、図示のように該変速機
8,9の入出力軸及びプロペラシヤフト10を伝
動機構1,2の動力取出軸4,5を結ぶ軸線Y−
Yに一致させて一直線状に配置することができる
が、入力軸と出力軸とが同一軸線上にないフロン
トエンジンフロントドライブ車(以下、FF車と
いう)用の変速機の場合は、2台の変速機を軸線
Y−Y上の動力取出軸4,5間にどのように配置
するかの問題が生じる。
つまり、第2図に示すように動力取出軸4,5
の端部に取付け板6,7を介してFF車用変速機
8′,9′の入力軸(図示せず)を連結した場合、
両変速機8′,9′の出力軸8a′,9a′が各変速機
における入出力軸間の偏芯量Lの2倍の寸法で偏
芯することになる。そのため、両出力軸8a′,9
a′を連結するプロペラシヤフト10′は2箇所の
自在継手部10a′,10a′で大きな折れ角を生じ
る。
の端部に取付け板6,7を介してFF車用変速機
8′,9′の入力軸(図示せず)を連結した場合、
両変速機8′,9′の出力軸8a′,9a′が各変速機
における入出力軸間の偏芯量Lの2倍の寸法で偏
芯することになる。そのため、両出力軸8a′,9
a′を連結するプロペラシヤフト10′は2箇所の
自在継手部10a′,10a′で大きな折れ角を生じ
る。
然して、変速機の出力側は該変速機の変速比に
相当する倍率でトルクが増幅されているから、プ
ロペラシヤフト10′には大きなトルクが作用す
るのであるが、上記のように自在継手部10a′,
10a′における折れ角が大きい状態で大きなトル
クが作用すると、該シヤフト10′は継手部で生
じるトルク変動や回動変動のため疲労が激しくな
り、耐久性が著しく低下する。
相当する倍率でトルクが増幅されているから、プ
ロペラシヤフト10′には大きなトルクが作用す
るのであるが、上記のように自在継手部10a′,
10a′における折れ角が大きい状態で大きなトル
クが作用すると、該シヤフト10′は継手部で生
じるトルク変動や回動変動のため疲労が激しくな
り、耐久性が著しく低下する。
また、上記のように継手部に大きな折れ角を与
えられ、しかも高トルクを受けるプロペラシヤフ
トとしては、自動車用部品として製造されている
量産型のプロペラシヤフトを用いることができ
ず、重量の大きい大型のプロペラシヤフトを特注
品として用意しなければならなくなり、そのた
め、コストが高く付くといつた問題が生じる。
えられ、しかも高トルクを受けるプロペラシヤフ
トとしては、自動車用部品として製造されている
量産型のプロペラシヤフトを用いることができ
ず、重量の大きい大型のプロペラシヤフトを特注
品として用意しなければならなくなり、そのた
め、コストが高く付くといつた問題が生じる。
(考案の目的)
本考案は、動力循環式歯車試験装置を用いて
FF車用変速機の試験を行う場合における上記の
ような問題に対処するもので、2台の変速機の出
力軸を一直線状に配置して連結することを可能と
することにより、両出力軸を連結するプロペラシ
ヤフトの耐久性を向上させると共に、該シヤフト
として小型軽量の自動車用部品として量産されて
いるプロペラシヤフトの使用を可能とすることを
目的とする。
FF車用変速機の試験を行う場合における上記の
ような問題に対処するもので、2台の変速機の出
力軸を一直線状に配置して連結することを可能と
することにより、両出力軸を連結するプロペラシ
ヤフトの耐久性を向上させると共に、該シヤフト
として小型軽量の自動車用部品として量産されて
いるプロペラシヤフトの使用を可能とすることを
目的とする。
(考案の構成)
即ち、本考案に係る動力循環式歯車試験装置
は、トーシヨンバーの両端に連結された一対の伝
動機構を左右対称的に配置すると共に、両伝動機
構の同一軸線上に位置する動力取出軸に出力軸同
志を連結した2台の変速機の入力軸を夫々連結し
て動力循環系統を形成し、且つ該系統にトルクを
作用させるトルクローダと、該系統を駆動する外
部動力源とを備えた構成において、上記2台の変
速機として入力軸と出力軸とが同一軸線上にない
2台の変速機を対象とすると共に、これら2台の
変速機を夫々取付ける取付け台に、両変速機の出
力軸が同一軸線上で対向し、且つ両変速機の入力
軸が上記各動力取出軸に対して夫々斜交状に連結
されるように、各変速機を動力取付軸に対し角度
をもつて取付ける取付け部を設けたこと特徴とす
る。
は、トーシヨンバーの両端に連結された一対の伝
動機構を左右対称的に配置すると共に、両伝動機
構の同一軸線上に位置する動力取出軸に出力軸同
志を連結した2台の変速機の入力軸を夫々連結し
て動力循環系統を形成し、且つ該系統にトルクを
作用させるトルクローダと、該系統を駆動する外
部動力源とを備えた構成において、上記2台の変
速機として入力軸と出力軸とが同一軸線上にない
2台の変速機を対象とすると共に、これら2台の
変速機を夫々取付ける取付け台に、両変速機の出
力軸が同一軸線上で対向し、且つ両変速機の入力
軸が上記各動力取出軸に対して夫々斜交状に連結
されるように、各変速機を動力取付軸に対し角度
をもつて取付ける取付け部を設けたこと特徴とす
る。
したがつて、入力軸と出力軸とが同一軸線上に
ない2台の変速機を夫々上記の取付け台における
取付け部に取付ければ、両変速機の出力軸が同一
軸線上に対向配置することになるので、大きなト
ルクが作用する変速機出力側のプロペラシヤフト
に折れ角を設ける必要がなく、該シヤフトの耐久
性が向上し且つ該シヤフトとして小型軽量のもの
を使用することが可能となる。その場合に、伝動
機構の動力取出軸と変速機の入力軸とは斜交状に
配置されるから、これらを接続する連結軸には折
れ角を設ける必要が生じるが、変速機の入力側は
トルクが小さく、また変速機自体が動力取出軸に
対して傾斜されるので該連結軸の折れ角は小さく
てよく、従つてこの変速機入力側の連結軸につい
ては特に強度を大きくしたり大型化したりする必
要がないのである。
ない2台の変速機を夫々上記の取付け台における
取付け部に取付ければ、両変速機の出力軸が同一
軸線上に対向配置することになるので、大きなト
ルクが作用する変速機出力側のプロペラシヤフト
に折れ角を設ける必要がなく、該シヤフトの耐久
性が向上し且つ該シヤフトとして小型軽量のもの
を使用することが可能となる。その場合に、伝動
機構の動力取出軸と変速機の入力軸とは斜交状に
配置されるから、これらを接続する連結軸には折
れ角を設ける必要が生じるが、変速機の入力側は
トルクが小さく、また変速機自体が動力取出軸に
対して傾斜されるので該連結軸の折れ角は小さく
てよく、従つてこの変速機入力側の連結軸につい
ては特に強度を大きくしたり大型化したりする必
要がないのである。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第3図示すようにこの実施例における動力循環
式歯車試験装置20は、基本的には第1図に示す
FR車用変速機の試験装置と同様に構成されてい
る。
式歯車試験装置20は、基本的には第1図に示す
FR車用変速機の試験装置と同様に構成されてい
る。
即ち、一対の歯車21a,21b及び22a,
22bを夫々噛合せてなる第1、第2伝動機構2
1,22が左右対称的に配置されていると共に、
両伝動機構21,22における同一軸線X−X上
に対応位置する一方の歯車21a,22a間がト
ーシヨンバー23及びトルクローダ31を介して
連結されており、また両伝動機構21,22にお
ける上記軸線X−Xに平行な軸線Y−Y上には対
応位置する他方の歯車21b,22bに設けられ
た動力取出軸24,25が配置されている。そし
て、第1伝動機構21における歯車21aには外
部動力源としてのモータ32からベルト32aを
介して動力が入力されるようになつており、また
第1伝動機構21側の動力取出軸24上にはトル
クピツプアツプ33が、第2伝動機構22の歯車
22aには回転ピツクアツプ34が夫々設けられ
ている。ここで、上記トルクローダ31は、トー
シヨンバー23の一端部と第1伝動機構21にお
ける歯車21aの中心軸21a′の端部とを連結す
る一対のフランジカツプリング31a,31aに
よつて構成されており、両カツプリング31a,
31aを複数のボルトナツト31b…31bで結
合する際に上記トーシヨンバー23と軸21a′と
を反対方向に捩つた状態で結合することにより、
該トーシヨンバー23ないし循環系統の全体に所
要のトルクを作用させるようにしたものである。
22bを夫々噛合せてなる第1、第2伝動機構2
1,22が左右対称的に配置されていると共に、
両伝動機構21,22における同一軸線X−X上
に対応位置する一方の歯車21a,22a間がト
ーシヨンバー23及びトルクローダ31を介して
連結されており、また両伝動機構21,22にお
ける上記軸線X−Xに平行な軸線Y−Y上には対
応位置する他方の歯車21b,22bに設けられ
た動力取出軸24,25が配置されている。そし
て、第1伝動機構21における歯車21aには外
部動力源としてのモータ32からベルト32aを
介して動力が入力されるようになつており、また
第1伝動機構21側の動力取出軸24上にはトル
クピツプアツプ33が、第2伝動機構22の歯車
22aには回転ピツクアツプ34が夫々設けられ
ている。ここで、上記トルクローダ31は、トー
シヨンバー23の一端部と第1伝動機構21にお
ける歯車21aの中心軸21a′の端部とを連結す
る一対のフランジカツプリング31a,31aに
よつて構成されており、両カツプリング31a,
31aを複数のボルトナツト31b…31bで結
合する際に上記トーシヨンバー23と軸21a′と
を反対方向に捩つた状態で結合することにより、
該トーシヨンバー23ないし循環系統の全体に所
要のトルクを作用させるようにしたものである。
一方、上記第1、第2伝動機構21,22にお
ける動力取出軸24,25の端部は、第1図に示
すFR車用変速機8,9の取付け板6,7に相当
する中継板26,27に軸受けされている共に、
本実施例に係る変速機28,29を夫々取付ける
ための一対の取付け台35,36が上記両中継板
26,27の間に配備されている。これらの取付
け台35,36には、上記両変速機28,29の
出力軸28a,29aが同一軸線Z−Z上で対向
し、且つ両変速機28,29の入力軸28b,2
9bが上記各動力取出軸24,25に対して夫々
斜交状に連結されるように、各変速機28,29
を上記軸線Z−Zが動力取出軸24,25を結ぶ
軸線Y−Yに対して角度θで斜交するように取付
ける専用取付け板35a,36aが設けられてい
る。そして、変速機28,29における入力軸2
8b,29bと上記動力取出軸24,25とが、
夫々2箇所に自在継手部37a,37a及び38
a,38aを有する連結軸37,38を用いて連
結されるようになつている。
ける動力取出軸24,25の端部は、第1図に示
すFR車用変速機8,9の取付け板6,7に相当
する中継板26,27に軸受けされている共に、
本実施例に係る変速機28,29を夫々取付ける
ための一対の取付け台35,36が上記両中継板
26,27の間に配備されている。これらの取付
け台35,36には、上記両変速機28,29の
出力軸28a,29aが同一軸線Z−Z上で対向
し、且つ両変速機28,29の入力軸28b,2
9bが上記各動力取出軸24,25に対して夫々
斜交状に連結されるように、各変速機28,29
を上記軸線Z−Zが動力取出軸24,25を結ぶ
軸線Y−Yに対して角度θで斜交するように取付
ける専用取付け板35a,36aが設けられてい
る。そして、変速機28,29における入力軸2
8b,29bと上記動力取出軸24,25とが、
夫々2箇所に自在継手部37a,37a及び38
a,38aを有する連結軸37,38を用いて連
結されるようになつている。
尚、変速機28,29の出力軸28a,29a
間の連結軸30は、両出力軸28a,29aが同
一軸線Z−Z上に位置するので自在継手を有しな
い軸を用いることもできるが、両変速機28,2
9の据付け誤差を吸収する等の目的で2箇所に自
在継手部30a,30aを有するプロペラシャフ
トが用いられている。
間の連結軸30は、両出力軸28a,29aが同
一軸線Z−Z上に位置するので自在継手を有しな
い軸を用いることもできるが、両変速機28,2
9の据付け誤差を吸収する等の目的で2箇所に自
在継手部30a,30aを有するプロペラシャフ
トが用いられている。
次に、本実施例の作用を説明する。まず、上記
取付け台35,36における専用取付け板35
a,36に変速機28,29を夫々取付けた上
で、両変速機28,29の出力軸28a,29a
を自在継手部30a,30aを介して連結軸30
で連結すると共に、同じく入力軸28b,29b
を自在継手部37a,37a及び38a,38a
を介して連結軸37,38で両動力取出軸24,
25に夫々連結する。次いで、トルクローダ31
によつて動力循環系統の全体にトルクを作用させ
た状態でモータ32を作動させれば、該モータ3
2の回転は第1伝動機構21、動力取出軸24及
び連結軸37を介して供試品となる一方の変速機
28に入力され、これにより該変速機28は所定
のトルクが作用した状態で回転駆動されることに
なり、該変速機28を構成する歯車や軸の強度等
が確認される。また、該変速機28の出力回転は
連結軸(プロペラシヤフト)30を介して治具と
して用いられている他方の変速機29に出力側か
ら入力され、更に連結軸38、第2伝動機構22
及びトーシヨンバー23を介して上記第1伝動機
構21に戻り、このようにして動力が循環しなが
ら上記変速機28についての試験が行われること
になる。
取付け台35,36における専用取付け板35
a,36に変速機28,29を夫々取付けた上
で、両変速機28,29の出力軸28a,29a
を自在継手部30a,30aを介して連結軸30
で連結すると共に、同じく入力軸28b,29b
を自在継手部37a,37a及び38a,38a
を介して連結軸37,38で両動力取出軸24,
25に夫々連結する。次いで、トルクローダ31
によつて動力循環系統の全体にトルクを作用させ
た状態でモータ32を作動させれば、該モータ3
2の回転は第1伝動機構21、動力取出軸24及
び連結軸37を介して供試品となる一方の変速機
28に入力され、これにより該変速機28は所定
のトルクが作用した状態で回転駆動されることに
なり、該変速機28を構成する歯車や軸の強度等
が確認される。また、該変速機28の出力回転は
連結軸(プロペラシヤフト)30を介して治具と
して用いられている他方の変速機29に出力側か
ら入力され、更に連結軸38、第2伝動機構22
及びトーシヨンバー23を介して上記第1伝動機
構21に戻り、このようにして動力が循環しなが
ら上記変速機28についての試験が行われること
になる。
その場合に、第1、第2伝動機構21,22は
同一の構成、即ち対応する歯車21a,22a及
び21b,22bの歯数が夫々等しくされてお
り、且つ変速機28,29は変速段が等しくセツ
トされているから、動力循環系統が無理なく回転
する。また、該系統は左右対称的に設けられてい
るから、トルクローダ31によつて作用させるト
ルクの方向、及びモータ32による回転方向を逆
転させれば、変速機28を治具として変速機29
についての同様の試験を行うことができる。
同一の構成、即ち対応する歯車21a,22a及
び21b,22bの歯数が夫々等しくされてお
り、且つ変速機28,29は変速段が等しくセツ
トされているから、動力循環系統が無理なく回転
する。また、該系統は左右対称的に設けられてい
るから、トルクローダ31によつて作用させるト
ルクの方向、及びモータ32による回転方向を逆
転させれば、変速機28を治具として変速機29
についての同様の試験を行うことができる。
然して、この変速機28,29は入力軸28
b,29bと出力軸28a,29aとが同一軸線
上にないFF車用変速機であるが、両出力軸28
a,29aが一直線状に配置されているから、両
出力軸28a,29aを連結するプロペラシヤフ
ト30には自在継手部30a,30aに折れ角が
生じることがなく、従つて変速機28によつて増
幅された大きなトルクが作用するにも拘らず、該
プロペラシヤフト30は小型軽量の自動車用部品
として量産されているプロペラシヤフトを使用す
ることができるのである。
b,29bと出力軸28a,29aとが同一軸線
上にないFF車用変速機であるが、両出力軸28
a,29aが一直線状に配置されているから、両
出力軸28a,29aを連結するプロペラシヤフ
ト30には自在継手部30a,30aに折れ角が
生じることがなく、従つて変速機28によつて増
幅された大きなトルクが作用するにも拘らず、該
プロペラシヤフト30は小型軽量の自動車用部品
として量産されているプロペラシヤフトを使用す
ることができるのである。
一方、変速機28,29の入力側については、
入力軸28b,29bと第1、第2伝動機構2
1,22の動力取出軸24,25との間に交角θ
が生じ、これに伴つて入力側の連結軸37,38
の自在継手部37a,37a,38a,38aに
は夫々折れ角が生じる。しかし、変速機28,2
9の入力側には大きなトルクが作用せず、また入
力軸28b,29b自体が傾斜しているから、第
2図に示すプロペラシヤフト10′のように偏芯
した平行な軸8a′,9a′を連結する場合に比較し
て自在継手部に生じる折れ角が小さく、従つて連
結軸37,38として特に強度の大きい大型の軸
を用いる必要がなく、例えば自動車用部品として
量産されているアクスルシヤフトを使用すること
ができる。
入力軸28b,29bと第1、第2伝動機構2
1,22の動力取出軸24,25との間に交角θ
が生じ、これに伴つて入力側の連結軸37,38
の自在継手部37a,37a,38a,38aに
は夫々折れ角が生じる。しかし、変速機28,2
9の入力側には大きなトルクが作用せず、また入
力軸28b,29b自体が傾斜しているから、第
2図に示すプロペラシヤフト10′のように偏芯
した平行な軸8a′,9a′を連結する場合に比較し
て自在継手部に生じる折れ角が小さく、従つて連
結軸37,38として特に強度の大きい大型の軸
を用いる必要がなく、例えば自動車用部品として
量産されているアクスルシヤフトを使用すること
ができる。
ここで、この連結軸37,38の各自在継手部
37a,38aとしては所謂等速ジヨイントが用
いられて、変速機28,29に回転変動のない回
転が入力されるように図られている。
37a,38aとしては所謂等速ジヨイントが用
いられて、変速機28,29に回転変動のない回
転が入力されるように図られている。
尚、第4図に示すように連結軸37′,38′と
して自在継手部37a′,38a′が夫々一箇所の軸
を用いることも可能である。
して自在継手部37a′,38a′が夫々一箇所の軸
を用いることも可能である。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、FF車用変速機
の耐久試験等に用いられる動力循環式歯車試験装
置において、2台の変速機の出力軸同志を連結す
る連結軸、及び両変速機の入力軸と試験装置にお
ける動力取出軸とを連結する連結軸の耐久性が向
上する。また、これらの連結軸として小型の軸を
用いることができるようになつて、例えば自動車
用部品として量産されているプロペラシヤフトや
アクスルシヤフトの使用が可能となり、もつて装
置の構成に要するコストが低減されることにな
る。
の耐久試験等に用いられる動力循環式歯車試験装
置において、2台の変速機の出力軸同志を連結す
る連結軸、及び両変速機の入力軸と試験装置にお
ける動力取出軸とを連結する連結軸の耐久性が向
上する。また、これらの連結軸として小型の軸を
用いることができるようになつて、例えば自動車
用部品として量産されているプロペラシヤフトや
アクスルシヤフトの使用が可能となり、もつて装
置の構成に要するコストが低減されることにな
る。
尚、本考案試験装置は、基本的構成については
FR車用変速機の試験装置の構成と同一であるの
で、連結軸や変速機取付け板等の一部の構成を変
更するだけで、FF車用変速機及びFR車用変速機
のいずれにも使用できる。
FR車用変速機の試験装置の構成と同一であるの
で、連結軸や変速機取付け板等の一部の構成を変
更するだけで、FF車用変速機及びFR車用変速機
のいずれにも使用できる。
第1図はFR車用変速機の試験装置を示す概略
平面図、第2図はFF車用変速機についての問題
点を示す要部概略平面図、第3図は本考案に係る
FF車用変速機の試験装置の実施例を示す概略平
面図、第4図は同じく他の実施例を示す要部概略
平面図でる。 20……試験装置、21,22……伝動機構、
23……トーシヨンバー、24,25……動力取
出軸、28,29……変速機、28a,29a…
…出力軸、28b,29b……入力軸、30,3
7,38,37′,38′……連結軸、35,36
……取付け台、35a,36a……取付け部(専
用取付け板)。
平面図、第2図はFF車用変速機についての問題
点を示す要部概略平面図、第3図は本考案に係る
FF車用変速機の試験装置の実施例を示す概略平
面図、第4図は同じく他の実施例を示す要部概略
平面図でる。 20……試験装置、21,22……伝動機構、
23……トーシヨンバー、24,25……動力取
出軸、28,29……変速機、28a,29a…
…出力軸、28b,29b……入力軸、30,3
7,38,37′,38′……連結軸、35,36
……取付け台、35a,36a……取付け部(専
用取付け板)。
Claims (1)
- トーシヨンバーの両端に連結された一対の伝動
機構を左右対称的に配置すると共に、両伝動機構
の同一軸線上に位置する動力取出軸に出力軸同志
を連結した2台の変速機の入力軸を夫々連結して
動力循環系統を形成し、且つ該系統にトルクを作
用させるトルクローダと、該系統を駆動する外部
動力源とを備えた試験装置であつて、上記2台の
変速機として入力軸と出力軸とが同一軸線上にな
い2台の変速機を対象とすると共に、これら2台
の変速機を夫々取付ける取付け台に、両変速機に
出力軸が同一軸線上で対向し、且つ両変速機の入
力軸が上記各動力取出軸に対して夫々斜交状に連
結されるように、各変速機を動力取出軸に対し角
度をもつて取付ける取付け部を設けたことを特徴
とする動力循環式歯車試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16485683U JPS6072545U (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 動力循環式歯車試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16485683U JPS6072545U (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 動力循環式歯車試験装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6072545U JPS6072545U (ja) | 1985-05-22 |
| JPH026342Y2 true JPH026342Y2 (ja) | 1990-02-15 |
Family
ID=30361323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16485683U Granted JPS6072545U (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 動力循環式歯車試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6072545U (ja) |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP16485683U patent/JPS6072545U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6072545U (ja) | 1985-05-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5477740A (en) | Power train test system | |
| CN210071329U (zh) | 一种新型多功能高效差速器扭转试验装置 | |
| JPS6355016B2 (ja) | ||
| JPH0562939B2 (ja) | ||
| SE2050926A1 (en) | Transmission unit, transmission arrangement and vehicle powertrain | |
| KR20180067309A (ko) | 볼트 체결 장치 | |
| JPH026342Y2 (ja) | ||
| KR20130058274A (ko) | 차량 구동계 시험용 멀티 지그 | |
| CN107061521A (zh) | 花键轴叉及传动轴 | |
| JPS6331007B2 (ja) | ||
| JPH02290734A (ja) | 駆動車軸アセンブリおよびトリデム型駆動車軸装置 | |
| JP3085166B2 (ja) | パワートレーンの性能試験装置 | |
| CN215180714U (zh) | 电机耐久性测试系统 | |
| JPH0473737B2 (ja) | ||
| JP2977721B2 (ja) | 自動車駆動用歯車装置の試験装置及びその使用方法 | |
| CN114526315B (zh) | 摆线型减速机 | |
| JPS6217180B2 (ja) | ||
| JP2599399Y2 (ja) | パワートレイン試験装置 | |
| JPS6262039A (ja) | 2軸押出機の駆動伝達装置 | |
| JP2593071Y2 (ja) | 動力循環式歯車試験機 | |
| KR101200337B1 (ko) | 등속조인트의 백래쉬 측정용 지그 | |
| JPS6124728Y2 (ja) | ||
| JPH0245553Y2 (ja) | ||
| US2791893A (en) | Torque transmission couplings | |
| JPH061462Y2 (ja) | 車両用プロペラシャフトの連結構造 |