JPH026456Y2 - - Google Patents

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JPH026456Y2
JPH026456Y2 JP1984139088U JP13908884U JPH026456Y2 JP H026456 Y2 JPH026456 Y2 JP H026456Y2 JP 1984139088 U JP1984139088 U JP 1984139088U JP 13908884 U JP13908884 U JP 13908884U JP H026456 Y2 JPH026456 Y2 JP H026456Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は可搬式煙発生装置に係わり、更に詳し
くは火災時の煙を事前に体験し得るように、体験
者収容箱体内に煙発生装置によつて発生された煙
を送るようにすると共に、上記体験者収容箱体の
上記体験者を外部から観察できるようにした可搬
式煙発生装置に関し、防災機材の産業で利用され
る。
(従来の技術) 従来、火災時の煙による被害は例を挙げるまで
もなく周知であり、従つてなるべく多くの人々に
模擬体験をさせておくことが、被害を最小限とす
る為に望ましい。尤も実際の建物を利用して、煙
を送り込み避難訓練をすることは行なわれてい
る。そして、従来の模擬火災体験手段の一つとし
て、特開昭51−139198号に示される次の技術があ
る。即ち、模擬火災及び模擬煙を動的に擬装する
為の模擬火災体験手段を有し、この模擬火災体験
手段に対して、体験者が消火活動を行なうもので
ある。そして、上記模擬火災体験手段としては、
動画プロジエクタに火災及び煙等の映像を投影す
るものが用いられていると共に、この映像による
模擬火災体験手段を、車輪を有する可搬式基台上
の体験者収容箱体に搭載しており、種々の地域に
於いて上記模擬火災体験を開催できるようにして
いる。
ここで、上記火災は地震の発生と共に起こるこ
とが多いことも従来から知られている。この為、
上記防災機材の一つとして、模擬地震体験装置が
ある。そして従来の模擬地震体験装置の一例とし
て実開昭58−154968号に示される次の技術があ
る。即ち、体験者収容箱体と該箱体の床板下面に
起震機構を付設した模擬地震体験装置が示されて
いる。
(考案が解決すべき問題点) 以上の上記模擬地震体験装置の体験者収容箱体
内に上記模擬火災体験手段を搭載することが考慮
でき地震の最中の消火活動の訓練実現が考慮され
る。
ここで上記火災時に於いては火災による直接的
な被害もさることながら、上記火災に伴なつて発
生する煙を人が吸引することにより呼吸障害に陥
つたりまた周囲に充満する煙により視界が遮ぎら
れ、適切な避難行動を取り得ない等による被害も
重大であるとされている。この為この煙に対する
防災訓練も重要である。
しかし、従来の上記模擬火災体験手段による
と、上記煙の映像を模擬煙としていた。この為、
体験者の周囲に実際に煙が充満するという状況を
現出させることは不可能であり、現実感に乏しい
ものであつた。
ここで上記体験者収容箱内に煙を充満させるこ
とが考慮できる。而るに他方、上記模擬地震及び
模擬火災に於ける体験者の行動を外部から観察で
き、人間行学的データを収集することにより、そ
の後の防災訓練の参考としたりすることが望まし
い。そして上記体験者の行動を外部から観察する
為には上記体験者収容箱体の四方の側壁の一部を
開放することが考慮されるが上記側壁の一部を開
放した場合、上記体験者収容体内に上記煙を充満
させることは不可能であつた。
本考案は述上の如くの問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とする所は、 (1) 地震に伴ない、体験者の周囲に実際に煙が充
満する状況も現出できる可搬式煙発生装置を提
供すること。
(2) 体験者の行動を外部から観察でき、人間行学
的データを収集できる可搬式煙発生装置を提供
すること。
以上の各点にある。
(問題点を解決する手段) 本考案の可搬式煙発生装置は、体験者収容箱体
と該箱体の床板下面に付設した起震機構と模擬火
災体験手段を有し、上記箱体内の体験者に模擬地
震及び模擬火災を体験させるようにした防災機材
に於いて; 上記箱体の四方の側壁のうちの一側壁には煙発
生装置から導いた煙管を接続し、他側壁にはブロ
アーを有する排煙管を接続していると共に、上記
箱体の四方の側壁のうちの少なくとも一側壁に、
外部からは透視可能である反面、内部からは透視
不能とした透視板を装着した窓を設けた可搬式煙
発生装置である。
前記体験者収容箱体は体験者を収容する一つの
部屋を構成するものであつて、床板、天井並びに
各壁を連結して構成する。組み立てた状態の体験
者収容箱体の内部にはテーブル、椅子などの家具
や、照明器具を配置する。前記壁の少なくとも一
つには、外部より内部を観察するべく窓を設置す
る。この窓は通常の窓と異なり、外部からは透視
可能である反面、内部から透視不能とした透視板
を装着する。透視板には、いわゆるミラーガラス
様としたガラス板或いはアクリル板を用いる。
前記起震機構は、メカニカル式、油圧式、マグ
ネツト式等のものを用い体験者収容箱体に、上下
動及び、または水平動を与える手段であつて、成
可く実際の地震即ち複雑な合成振動を与え得るも
のが望ましい。この種の機構としては、現在例え
ば実公昭55−6697号の可搬式震動体や実公昭55−
29085号の起震車における起震機構が提案されて
おり、この考案にも採用することができる。
煙発生装置は、発煙筒を収容できるようにした
容器で構成する。発煙筒としては通常の煙の外、
着色煙を発生するもの等も使用する。
排煙管に設けたブロアーは、その送風能力を変
化できるようにすることによつて、排煙管による
排煙量を調節し、もつて煙位を設定できるように
する。更にはこの排煙管の一側を体験者収容箱体
の内壁面に沿つて床部まで導入すると共に、導入
部に、種々の高さに排煙口を開閉自在に設けるこ
とによつて、排煙口の高さ変化できるようにする
ことが望ましい。
(作用) 本考案の可搬式煙発生装置は述上の如くに構成
されているものである為、上記体験者収容箱体内
に上記煙発生装置からの煙を送り込むことによ
り、上記体験者収容箱体内に収容された体験者の
周囲に実際の煙を充満させ得るものである。加え
て体験者収容箱体を構成した床面下面には起震機
構を付設してあるので、煙の体験のみならず煙と
地震の体験や、地震の体験を受けさせることも可
能である。又体験者収容箱体の少なくとも一側壁
に設置した窓には、外部からは内部を透視できる
透視板を装着したので、前記体験者収容箱体を密
開し該箱体内に上記煙を充満させながら、しかも
同時に、外部から体験者の行動、即ち煙や地震に
みまわれている人間の行動を観察することができ
る。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付図面に基づいて説明
する。
図中1が本考案に係る可搬式煙発生装置であつ
て、体験者収容箱体2の床板3の下面に起震機構
4が付設してあり、この起震機構4によつて体験
者収容箱体2には上下動及び、または水平動の振
動を与え得るようになつている。
前記体験者収容箱体2は第2図に示したよう
に、床板3の四隅に柱5,5…をブラケツト6,
6…を介して立設し、各柱5,5…の間に4枚の
側壁7,7…を取付けると共に、柱5,5…の上
端部に架設した梁8,8…並びに梁8,8間に架
設した中央梁9を介して天井板10を張設して構
成されたもので、各部材相互はボルト11で連結
されており、従つてボルト11の取外しによつて
分離可能になつている。前記側壁7,7…のうち
一つの側壁7(第1図において正面の側壁)には
ほぼ全面の大きさの窓枠12が設けられて、該窓
枠12内に透視板13が装着されている。この透
視板13は、体験者収容箱体2の外部から内部を
透視可能である反面、内部から外部は透視不能と
したガラス板又はアクリル板であるが、安全性の
面ではアクリル板が望ましい。この例では、前記
体験者収容箱体自体を分解、組立可能なものとし
て示したが、全体を予め固定的に組付けたもので
もよい。又分解、組立可能にした場合でも、より
小型の部材に分けてもよい。
前記起震機構4の一側縁は体験者収容箱体2の
床板3より外部に張出しており、この部分に煙発
生装置14が設置してある。この煙発生装置14
は蓋15を開閉して内部に発煙筒を収容できるよ
うにした容器であつて、容器一側に接続した管1
6と、体験者収容箱体2の側壁7の上部に接続し
た管17とがフレキシブルチユーブ18を介して
接続されて煙管19が構成されて、該煙管19を
通して煙発生装置14で発生させた煙を体験者収
容箱体2内に導き得るようになつていると共に、
管16に介設した弁20を閉じることによつて煙
の導入を遮断できるようになつている。
一方、体験者収容箱体2の他側壁7(前記管1
7を接続した側壁と対向する側壁)には開閉扉
(図示していない)が設けられて該部を通つて体
験者が出入りできるようになつていると共に、こ
の側壁7の上部を貫通して排煙管21が設置して
ある。排煙管21の、側壁7を貫通する部分より
外側の位置にはブロアー22を介設してあり、こ
のブロアーを回転させるモーターの回転数を制御
することによつて、体験者収容箱体2内の煙を排
出する能力を変化できるようにしてある。又排煙
管21の側壁7を貫通する部分より内側の部分
は、第2図に示したように、体験者収容箱体2の
床板3の近くまで垂下させてあると共に、数箇所
に(図は3箇所の例を示したが、1又は2箇所で
も、4箇所以上でもかまわない。)三方弁23a,
23b,23cが介設してある。従つて三方弁2
3a,23b,23cの各弁を制御して導通方向
を変化させて、煙を吸入する高さを変えられるよ
うにしてある。第2図中24はテーブル、25は
椅子、26は照明器具である。又27は体験者収
容箱体2の床板3の下面に着脱自在に取付け得る
ようにした軸受板28によつて設けた車輪であつ
て、地面に設置したレール29上に体験者収容箱
体2を設置できるようにしたものである。
次に体験者収容箱体2に振動を与える起震機構
4の構造を説明する。起震機構自体はメカニカル
方式、油圧方式、電磁方式と種々あるが、ここで
はメカニカル方式の例を示す。この起震機構4は
概略第3図に示した如く構成されており、フレー
ム30内に収まつている。そしてこの起震機構4
と前記床板3は上下動用のベアリングカム31,
31…群及び水平動用のコンバータアーム32,
32とを介して連結され、ベアリングカム31,
31…及び、またはコンバータアーム32,32
の駆動によつて床板3、即ち体験者収容箱体2に
震動を伝達し得るようになつている。
前記ベアリングカム31,31…群はモーター
33の動力を減速機34、電磁クラツチ35、ス
ブロケツトギヤ36,37,38,39,40を
経て、ベアリングカム31,31…を取付けた軸
42,42に伝達することによつて体験者収容箱
体2に例えば8mmの振幅の上下動を与え得るよう
になつている。コンバータアーム32,32はモ
ーター43で駆動されるもので、モーター43の
動力を減速機44、スブロケツトギヤ45,4
6,47a,47b,48a,48bを経て駆動
軸49へ伝達し、駆動軸49の回転によつてコン
バータアーム32,32が水平方向に往復駆動さ
れるようになつている。
上記実施例の可搬式煙発生装置1によれば、体
験者収容箱体2を床板3、側壁7,7及び天井板
10の部分に分解可能であるので、これらを分解
した状態でトラツク等へ積込み、所望の場所へ運
搬し、その場所で組立てて使用することができ
る。更に極端な言い方をすれば、トラツク等の進
入できないような狭い場所に対しても、その近く
までトラツク等で運搬し、以後人力で運搬するこ
とも可能であるから、如何なる場所へも運搬でき
るものである。
起震機構4におけるモーター33,43の電力
にトラツク等の車輌の機関より取出した動力取出
軸で駆動される発電機で発電した電力を直接又は
一担蓄電池へ充電してから与える。各モーター3
3,43の駆動又は停止を設定し、又各モーター
の回転数を制御することによつて、様々の振動モ
ードを体験者収容箱体2に対して与えることがで
きる。
又、上記実施例において、三方弁23a,23
b,23cの導通方向を全て排煙管21の方向と
すれば、排煙口は排煙管21の最下端、即ち床板
3の近傍とすることができる。三方弁23aの弁
体を90度回転させて導通方向を直角にすると、排
煙口は三方弁23aの端管50の高さとなり、以
下三方弁23b,23cを切換えるに従つて排煙
口を順次高い位置に変更することができる。体験
者収容箱体2内に煙発生の条件を現出させるに
は、前記煙発生装置14より煙を送り込むと共
に、排煙管21のブロアー22を駆動して、体験
者収容箱体2内に煙の流れを起させるのである
が、ブロアー22の送風能力の制御と、前記排煙
口の選定によつて様々な煙位の条件を現出させる
ことができる。更には発煙筒によつて発生させる
煙を着色煙としたり、又は体験者収容箱体2内に
設置した照明器具26の光源を着色光として、煙
の色を変化させることも可能である。加えて、上
記側壁7に窓枠12を設けると共にこの窓枠12
に上記透視板13を装着している。従つてこの窓
枠12の部分から上記煙が外部へ流出することは
ない。この為、上記体験者収容箱体2内に上記煙
を充満させ得る。しかも上記透視窓13は外部か
ら上記体験者収容箱体2内を透視できるものであ
るので、上記模擬地震及び模擬火災を体験してい
る最中の上記体験者を外部から観察し得るもので
ある。また上記透視板13は、内部からは透視不
能であるので、上記被体験者は外部から観察され
ているという意識を与えられることはなく、上記
防災訓練をすることができる。
(考案の効果) 本考案の可搬式煙発生装置は以上に詳述したよ
うに構成されているので次の通りの効果がある。
(1) 体験者収容箱体に上記煙を充満させることに
より、上記体験者収容箱体内に収容された体験
者の周囲に実際の煙が充満している状況を現出
させ得る。しかも実際の煙の臭い等により上記
火災の防災訓練に必要な現実感が得られ易い。
加えて煙のみならず地震の環境も現出できるよ
うにしたので、大震災級の条件も体験させ得る
効果がある。
(2) 上記体験者収容箱体内に上記煙を充満させな
がら、しかも同時に体験者収容箱体内の様子を
窓を通して観察できるので、様々な条件下での
人間の行動を観察でき、人間行学的データを豊
富に収集できる効果があり、各種の対策に資す
ることができる。加えて上記窓に上記透視板を
装着している。そしてこの透視板は内部からは
透視不能であるので、上記体験者は外部から観
察されているという意識を与えられることが少
ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の外観図、第2図は同
じく実施例の体験者収容箱体の拡大縦図面図、第
3図は同じく実施例の起震機構の拡大平面図であ
る。 尚、図中、1……可搬式煙発生装置、2……体
験者収容箱体、3……床板、4……起震機構、5
……柱、7……側壁、10……天井板、12……
窓枠、13……透視板、14……煙発生装置、1
9……煙管、21……排煙管、22……ブロアー
をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 体験者収容箱体と該箱体の床板下面に付設した
    起震機構と模擬火災体験手段を有し、上記箱体内
    の体験者に模擬地震及び模擬火災を体験させるよ
    うにした防災機材に於いて; 上記箱体の四方の側壁のうちの一側壁には煙発
    生装置から導いた煙管を接続し、他側壁にはブロ
    アーを有する排煙管を接続していると共に、上記
    箱体の四方の側壁のうちの少なくとも一側壁に、
    外部からは透視可能である反面、内部からは透視
    不能とした透視板を装着した窓を有することを特
    徴とする可搬式煙発生装置。
JP1984139088U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPH026456Y2 (ja)

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JP1984139088U JPH026456Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JP1984139088U JPH026456Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JPS6153770U JPS6153770U (ja) 1986-04-11
JPH026456Y2 true JPH026456Y2 (ja) 1990-02-16

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US4001949A (en) * 1975-05-09 1977-01-11 The Ansul Company Dynamic fire simulator and trainer
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