JPH0266604A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH0266604A
JPH0266604A JP63217239A JP21723988A JPH0266604A JP H0266604 A JPH0266604 A JP H0266604A JP 63217239 A JP63217239 A JP 63217239A JP 21723988 A JP21723988 A JP 21723988A JP H0266604 A JPH0266604 A JP H0266604A
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隆宏 山口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加工プログラムにより指令される指令軌跡と
実際の工具軌跡との軌跡誤差を、予め人力される許容軌
跡誤差量以内にするように数値制御(以下NCという)
工作機械の駆動部を制御する数値制御方式に関する。
(従来の技術) 公知のNC工作機械のおいては、人力される加工プログ
ラムにより加工形状、送り速度、使用工具等を指令して
加工処理を行なっている。ところが、実際の加工におい
ては、機械のサーボ系の遅れ等のために加工プログラム
により指令される指令軌跡と実際の工具軌跡との間にず
れ(軌跡誤差)が生じてしまう。この軌跡誤差は、とり
わけ高速な切削送り速度による加工の場合に加工形状が
変化する曲線形状部、特に形状変化率が急激であるコー
ナ形状部において顕著になる。
このことから、最近では軌跡誤差が予め入力される許容
軌跡誤差量以下になるような送り速度を、指令された指
令軌跡により算出し、この算出された送り速度に基づき
NC工作機械の駆動部を制御する数値制御方式が提案さ
れている。
第7図は、この従来の数値制御方式を実現するNC装置
の一例を示すブロック図である。
図において、従来の数値制御方式を実現するNC装置は
、紙テープに記憶された加工プログラム1と、許容軌跡
誤差量Etが入力される外部人力装置2と、加工プログ
ラムlの内容の解釈を行なう加工プログラム解釈部3と
、加工形状データSDを算出する指令形状評価部4と、
単位時間当りの移動量Δfを算出する関数発生部5と、
入力される送り速度FCの補正を行なう送り速度補正部
9と、工具等の駆動を行なうサーボモータ(M)7と、
サーボモータ7の制御を行なうサーボ制御部6と、工具
等の位置の検出を行なう位置検出器(D)8とで構成さ
れている。
上述した構成のNC装置における従来の数値制御方式を
説明する。
先ず、加工プログラム1がテープリーダ等を介してNC
装置に人力され、更にこの加工プログラム1の1ブロツ
ク毎のデータが加工プログラム解釈部3に読込まれる。
1ブロツク毎のデータを読込んだ加工プログラム解釈部
3は、そのデータを解析することにより指令軌跡P。を
割出すと共に指令送り速度F、を設定する。この指令軌
跡PCは、関数発生部5に送込まれると共に指令形状評
価部4に送込まれ、指令軌跡PCを人力した指令形状評
価部4は、それに基づき加工形状データSDを算出する
。この加工形状データSDは指令軌跡の形状を示すデー
タであり、送り速度等の指令軌跡の形状に起因するデー
タを算出する際に使用される。その例としては、任意の
1ブロツクの指令点と、そのブロックの前後の1ブロツ
クの指令点を通る仮想円弧の半径であったり、あるいは
任意の1ブロツクとそのブロックの次のブロックが成す
コーナ角度であったり、あるいは任意の1ブロツクの指
令点とそのブロックの前後の数ブロックの指令点を曲線
に近似し、そのときの曲線の傾きであるなど種々の形態
が考えられる。
そして、この加工形状データSDは送り速度補正部9に
送り込まれ、送り速度補正部9は、軌跡誤差がオペレー
タにより外部人力装置2を介して指定される許容軌跡誤
差量E5以内となるような許容追従遅れ量を算出する。
このとき許容追従遅れ量は、許容軌跡誤差量Et、加工
形状データSD、サーボ系の定数等から算出される。ま
た、許容軌跡誤差量Etは、外部人力装置2からだけで
なく加工プログラム1から指定する方法も可能である。
送り速度補正部9は、上述した許容追従遅れ量を算出す
る一方、関数発生部5からの単位時間当りの移動量Δf
と、サーボモータフに取付けられた位置検出器8からの
検出値P1とにより実際の追従遅れ量を算出する。また
、算出された許容追従遅れ量と実際の追従遅れ量との差
を算出し、更にその差に基づいて指令送り速度FCを補
正し、送り速度F axを算出する。このとき、その差
が正の場合にはその差を小さくするために送り速度Fa
x<FCとし、その差が男になれば指令送り速度の補正
を中止しFex=FCとする。
最後に、関数発生部5は指令軌跡PC及び送り速度Fa
xに基づいて単位時間当りの移動量Δfを算出し、サー
ボ制御部6はΔfに基づいてサーボモータ7を駆動する
以上のように、従来においては、加工プログラムの指令
軌跡、予め入力される許容軌跡誤差量等により求められ
る許容追従遅れ量と実際の追従遅れ量を比較し、実際の
追従遅れ量が許容追従遅れ量以内に収まるように指令送
り速度に補正を与えることにより、軌跡誤差を許容軌跡
誤差量以内にすることを可能としていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述したような従来における数値制御方式では、たとえ
加工プログラムにより高速な切削速度を指令して短時間
に加工を終了させようとしても、加工形状が変化する曲
線形状部、特に形状変化率が急激であるコーナ形状部に
おいては加工プログラムにより指令された送り速度より
かなり遅い速度で切削が行なわれるという状況を呈した
従って、その結果全体の加工時間の増大を招くという問
題点があった。また、特に加工時間が長時間に及ぶ金型
加工においては、この加工時間の増加は顕著な問題点で
あフた。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本
発明の目的は、軌跡誤差を許容軌跡誤差量以内に収め、
かつ送り速度の低下による加工時間の増大を回避すると
共に予測しがたい要因により発生する誤差をも含めて安
定した加工精度保証を可能とする数値制御方式を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、加工プログラムにより指令される指令軌跡及
び指令送り速度に基づき工作機械の駆動部の制御を行な
う数値制御方式に関するものであり、本発明の上記目的
は、指令送り速度に基づいて駆動部を制御した場合の前
記駆動部の実際の軌跡と前記指令軌跡との軌跡誤差を予
測し、予測した軌跡誤差と予め人力される許容軌跡誤差
量とに基づいて位置補正量を算出し、算出した位置補正
量に基づいて前記指令軌跡を補正すると共に、補正した
指令軌跡と前記許容軌跡誤差量とに基づいて許容追従遅
れ量を算出し、前記駆動部の位置を検出することで得ら
れる情報に基づいて実際の追従遅れ量を算出し、算出し
た追従遅れ量と前記許容追従遅れ量とに基づいて前記指
令送り速度を補正し、補正した前記指令軌跡と補正した
指令送り速度とに基づいて前記駆動部を制御することに
よって達成される。
(作用) 本発明の数値制御方式は、予め人力される許容軌跡誤差
量に基づいて加工プログラムにより指令される指令軌跡
を補正すると共に、補正された指令軌跡及び駆動部の位
置を検出することで得られる情報より送り速度を補正す
ることにより送り速度を著しく低下させることなく、予
測しがたい要因により発生する誤差も含めて安定した加
工精度の保証が可能となる。
(実施例) 第1実施例; 第1図は、本発明の数値制御方式を実現するNC装置の
第1実施例を第7図に対応させて示すブロック図であり
、同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。
図において、このNC装置は、指令送り速度FC形状デ
ータSDおよび許容軌跡誤差量E、に基づき送り速度F
tを算出する送り速度算出部11と、サーボ系の遅れ等
によって生じる送り速度Ftにおける軌跡誤差を形状デ
ータSDに基づいて予測し、その予測される軌跡誤差及
び予め人力される許容軌跡誤差’L E tに基づ各指
令軌跡PCに応じた最適な位置補正m D cを算出す
る位置補正量算出部10と、位置補正量DCにより指令
軌跡PCを補正した結果の指令軌跡PeXに基づき形状
データSD’ を算出する指令形状評価部4”とが新た
に設けられている。
第2図は、本発明の数値制御方式の動作のフローチャー
トを示す。第2図に基づきこの実施例の動作を説明する
先ず、加工プログラム1がテープリーダ等を介してNC
装買に入力され、更にこの加工プログラム1の1ブロツ
ク毎のデータが加工プログラム解釈部3に読込まれる(
ステップ51)。1ブロツクごとのデータを読込んだ加
工プログラム解釈部3は、そのデータを解析することに
より指令軌跡PC及び指令送り速度FCを算出する(ス
テップS2)。
次に、送り速度算出部11は送り速度Ftを設定し、更
に位置補正量算出部lOはサーボ系の遅れ等によって生
じる送り速度Ftにおける軌跡誤差を形状データSDに
基づいて予測し、その予測される軌跡誤差及び予め人力
される許容軌跡誤差量Et等により指令軌跡PCに応じ
た最適な位置補正量Orを算出する。(ステップS3)
。また、指令軌跡PCはその位置補正ユDcに基づいて
補正され、新たに指令軌跡P。Xが算出される(ステッ
プS4)。指令軌跡Pexは、関数発生部5に送込まれ
ると共に指令形状評価部4゛に送られ、指令形状評価部
4゛は、指令形状評価部4と同様の処理によって指令軌
跡Paxに基づき形状データSD’ を算出する。
一方、送り速度補正部9°は、関数発生部5において指
令軌跡PaXに基づき関数を発生させた際に生じる軌跡
誤差か、許容軌跡誤差量Etと位置補正FX D cと
を加算した大きさ以内になるような許容許容追従遅れ量
を、形状データSD’に基づいて算出すると共に(ステ
ップS5)、関数発生部5から出力される単位時間当り
の移動量Δf及び位置検出器8からの検出値P、に基づ
いて実際の追従遅れ量を算出する。更に、実際の追従遅
れ量が許容追従遅れ全以内になるように送り速度Ftを
補正し、新たに指令送り速度Faxを算出する(ステッ
プ56)。ここで、送り速度の補正の方法は、従来技術
と同様であるため説明を省略する。
ところで、関数発生部5は、指令軌跡P。X及び指令送
り速度F axに基づいて関数発生を行なうことにより
、単位時間当りの移動量Δfを算出する。この単位時間
当りの移動量Δfは、前述したように送り速度補正部9
°に送込まれる一方、サーボ制御部6に送込まれる。単
位時間当りの移動量Δfを人力したサーボ制御部6は、
それに基づきサーボモータ7を駆動させる。
第3図は指令軌跡P。8の算出方法を示す。
図において、ε8は、位置補正量算出部lOの内部で加
工プログラムに指令される指令軌跡P。の形状に基づい
て予測される軌跡誤差である。この予測される軌跡誤差
ε6を算出する方法としては、図に示すようにサーボ系
の遅れを加味した実際の工具軌跡P5をシミュレーショ
ンすることにより算出したり、サーボ定数、送り速度及
び形状データを変数とする関数により算出したりする方
法等が考えられる。そして、この予測される軌跡誤差ε
8と許容軌跡誤差量Etに基づいて位置補正量DCが算
出される。このときこの位置補正ffi D cの大き
さは、加工形状の形状変化率が一定である定常状態にお
いては、予測される軌跡誤差ε。から許容軌跡誤差量E
tを減算した値とほぼ等しく、形状変化率が変化する過
渡状態においては、予測される軌跡誤差ε8から許容軌
跡誤差量Etを減算した値より大きくなるように、加工
形状の形状変化率あるいは予測される軌跡誤差の変化率
なども考慮して算出される。そして、指令軌跡PCをこ
の位置補正量DCに基づいて補正することにより新たな
指令軌跡P。Xが算出される。
また、図においてd、は送り速度補正部9゛において算
出される許容追従遅れ量を示している。ここで、加工形
状の形状変化率が一定の部分においては、送り速度Ft
において指令軌跡P@xを実行する際に発生する実際の
追従遅れ量はほぼ許容追従遅れ3iI d rに等しく
なり、送り速度を補正することなく高速な切削送りで軌
跡誤差を許容軌跡誤差量Et内に納めることができ、加
工形状の形状変化が急激なコーナ形状部において、予測
しがたい機械系の遅れのような動的要因が発生し、実際
の追従遅れ量か許容追従遅れ量d、以上になり軌跡誤差
が許容軌跡誤差量E、を越えるような場合が生しても、
送り速度補正部9°により送り速度に若干の補正を加え
ることにより軌跡誤差を常に許容軌跡誤差量Et以内に
することができる。
ところで、位置補正量算出部lOにおいて軌跡誤差を予
測する際に使用し、また送り速度補正部9゜で補正を施
す送り速度F、は、加工プログラムで指令される送り速
度FCを使用する場合(1)  と、軌跡誤差が許容軌
跡誤差量E、のn倍(口≧1)になるように予め算出し
たものを使用する場合(2)の2通りか考えられる。こ
こで(1)は、送り速度算出部11において指令軌跡P
Cの形状データSDに関係なく常にFt−FCとする方
式であり、(2)は送り速度算出部11において軌跡誤
差が許容軌跡誤差量Etのn倍(n≧1)以内に収まる
ように形状データSDに基づいて算出される送り速度を
Ftとする方式である。このとき、nは送り速度算出部
llが持つ内部パラメータである。
位置補正量算出部10で予測される軌跡誤差は、送り速
度Ftの大きさに比例して増大し、また位置補正量DC
は定常状態において予測される軌跡誤差の大きさから許
容軌跡誤差1Et(一定)を減算した大きさにほぼ等し
いことにより、位置補正量DCの大きさも送り速度Ft
の大ぎさに比例して増大する。更に、位置補正量算出部
lOで予測される軌跡誤差は、加工形状の形状変化率が
急激なコーナ形状部で大きくなることより、位置補正量
もコーナ形状部で増大する。
上述の説明より、(1)の方式では加工プログラムに指
令される指令送り速度FCが高速であればあるほど、ま
た加工プログラムに指令される指令軌跡PCの形状変化
率が大きくなればなるほど位置補正量DCが増大する。
一方、(2)の方式では予測される軌跡誤差の大きさを
Etxn(n≧1)以下にクランプさせる。よって位置
補正II D cは予測される軌跡誤差の大きさから許
容軌跡誤差量Etを減算した大きさにほぼ等しいことに
より、Etx (n−1) を許容位置補正量Epとす
ると位置補正量DCは加工プログラムに指令される指令
軌跡Pcの形状及び指令送り速度FCにかかわらず許容
位置補正I E p以下にクランプすることが可能にな
る。
この許容位置補正量Epを外部入力装置を通じてオペレ
ータにより人力させ、オペレータに位置補正量の上限値
を設定させることが可能な方式を第2実施例として以下
に説明する。
第2実施例: 第4図は、本発明の数値制御方式を実現するNC装買の
第2実施例を第1図に対応させて示すブロック図であり
、同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。
図において、このNG装置は、軌跡誤差の大きさをクラ
ンプするための係数mが入力される外部人力装置13と
、許容軌跡誤差量Etと係数mとにより許容位置補正I
fI E pを算出する許容位置補正量算出部12とが
新たに設けられている。
そこで、許容位置補正量算出部12は第1実施例におい
で記述した係数(n−1) に相当する係数mを外部人
力装置13を通じてオペレータより人力させることによ
り、許容軌跡誤差量Etにその係数mを乗算し許容位置
補正ffi E pを算出することが可能になる。よっ
てその算出された許容位置補正mE2に許容軌跡誤差量
Etを加算した値を送り速度算出誤差量Evとすると。
その送り速度算出誤差ff1Evは第1実施例に記述し
たEtxnに相当し内部パラメータnは(m+1)によ
って外部より設定される。そして、送り速度算出部11
は、軌跡誤差が算出された送り速度算出誤差量Ev以内
に収まるような送り速度Ftを形状データSDに基づい
て算出する。
第5図(A)はオペレータにより設定される許容位置補
正量E、に基づく位置補正’L D cの変化の様子を
示す。また、第5図(B)は、送り速度算出誤差量Ev
に基づき送り速度算出部11で算出される送り速度F、
を示す。第5図(A) において、実線は加工プログラ
ムにより指令される指令軌跡200点線は実際の工具軌
跡P8.−点鎖線は位置補正後の指令軌跡P。Xを示す
そこで、指令軌跡上の(a)部分は許容位置補正量Ep
は許容軌跡誤差量Etのm倍(m>1)であり、(b)
部分は許容位置補正量Epは許容軌跡誤差量E。
と等しく (m−1) 、 (c)部分は許容位置補正
量Epは;(m”0)であるようにオペレータにより設
定された場合を示すが、このとき(a)部分におりる送
り速度算出誤差量Evは許容軌跡誤差量Etの(mal
)倍に相当し、(b)部分における送り速度算出誤差量
Evは許容軌跡誤差量E、の2倍に相当し、(C)部分
における送り速度算出誤差E、は許容軌跡誤差量Etと
等しくなる。
以上のことより(a)部分、(b)部分、(C)部分に
おける位置補正量DCをそれぞれDCl +DC2+D
c3とし、送り速度FtをそれぞれFt+ 、Ft2.
Ft3とすると次式(1)の関係が成り立つ。
このように、位置補正量DCを自由にクランプしながら
軌ii+8誤差を許容軌跡誤差量Et以内にすることに
より、オペレータは加工状態、加工内容に基ついて実際
の工具の動きを見ながら位置補正量を調整することがで
きる。そのことにより加工途中で加工を一時停止させた
い場合があるときは、許容位置補正量EPを許容軌跡誤
差量Etと等しくしておけは(m=1) 、いつ加工を
一時停止させても位置補正による加工プログラム上の指
令軌跡からのすれは常に許容軌跡誤差量Et以内に収ま
る。また、手動割込みによる手動切削が介入する部分に
おいては、許容位置補正量E、を零とすれば(m=0)
 、スムーズな手動割込みが行なえる。一方、−時停止
や手動割込み等の操作が介入しない加工てあれば、許容
位置補正量Epを最大値にしておけは最大限に高速な切
削送りが加工になる。更に、予測しがたい要因により実
際の軌跡誤差が予測した軌跡誤差より大きくなり、許容
軌跡誤差量Et以上の軌跡誤差によってしまうような状
態を回避させたい場合には、位置補正量を小さく調整す
ることにより回避することが可能となる。
尚、この実施例においては、許容位置補正量E。
を演算する情報は外部人力装置13より指定する方法を
説明しているが、それ以外に加工プログラム1による指
令の方法も考えられる。また、そのとき許容位置補正量
Epを算出する情報として、許容軌跡誤差量Etに乗算
する係数mを指定したが、直接許容位置補正量Epを指
定する方法も考えられる。
上述した第2実施例によれば、加工プログラムに指令さ
れる指令軌跡PCに加える位置補正量DCの大きさを、
外部より設定される許容位置補正量EPに基づき自由に
変更できるようにしているが、別の方法として指令軌跡
の加工形状に応じて位置補正III D cを変更する
方法も考えられる。つまり、指令軌跡PCの加工状態の
形状変化率が変化する曲線形状部、特に形状変化率が急
激なコーナ形状部においては、駆動部の加速度が変化し
、予測しがたいサーボ系の遅れ等が発生するため軌跡誤
差が予測しにくくなり、位置補正量算出部lOで算出さ
れる位置補正量DCの正確度が低下する。従って、指令
軌跡Peの形状に応じて位置補正量DCを変更するとい
う方法をとれば、形状変化率が急激で軌跡誤差が予測し
にくい加工形状の部分では位置補正量DCを小さくした
り、逆に形状変化率がほぼ一定で軌跡誤差を予測しやす
い加工形状の部分では位置補正量を最大限に大きくする
ことによって、より高精度な加工が高速に行なわれる。
この方式を第3実施例として以下に説明する。
第3実施例。
第6図は、本発明の数値制御方式を実現するNC装置の
第3実施例を第4図に対応させて示すブロック図であり
、同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。
図において、このNC装置は、指令形状評価部4から出
力される形状データSDに基づいて誤差予測係数に、を
算出する誤差予測係数算出部13が新たに設けられてい
る。
そこで誤差予測係数算出部13は、指令形状評価部4か
ら出力される形状データSDに基づいて加工プログラム
で指令される指令軌跡PCの加工形状を解析し、誤差予
測係数に、を算出する。この誤差予測計数に、は、形状
データSDに応じてO≦に、≦1の条件を満たし、例え
ば軌跡誤差が予測しがたい要因の影響を受けやすいコー
ナ形状部においてに、は零に近い値となり、逆に軌跡誤
差が予測しがたい要因の影響を受けにくい加工形状にお
いては、に。
はlに近い値をとる。また。この誤差予測係数に。
は許容位置補正量算出部14に送込まれ、更にこの許容
位置補正量算出部14は、外部入力装置13より入力さ
れる係数m及び誤差予測係数に、を許容軌跡誤差量Et
に乗算することにより許容位置補正量Epを算出する。
従って、軌跡誤差を完全に予測しがたいコーナ形状部に
おいては、許容位置補正量E。
は;に近い値となり位置補正が実行されず、逆に軌跡誤
差が予測しやすい加工形状においては、許容位置補正量
E2はオペレータから人力される値とほぼ等しくなり位
置補正が実行される。
尚、この実施例において、誤差予測係数に、を許容位置
補正量算出部12に送込ませているが、別の方法として
位置補正量算出部10に送込ませ、位置補正量算出部1
0において予測される軌跡誤差に誤差予測計数に、を乗
算させ、その軌跡誤差に基づいて位置補正ff1Deを
算出することにより、指令軌跡PCの加工形状に応じて
位置補正ffi D Cを変更する方法も考えられる。
(発明の効果) 以上のように本発明の数値制御方式によれば、予測しが
たい動的要因から発生する軌跡誤差も含めて安定した加
工精度の保証が可能になり、加工形状にかかわらず高速
で高精度な加工が可能となる。また、その際にオペレー
タにより手動切削の介入も容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の数値制御方式を実現するNC装置の第
1実施例のブロック図、第2図はその動作例を説明する
フローチャート、第3図は指令軌跡P、xの算出方法を
示す説明図、第4図は本発明の数値制御方式を実現する
NC装置の第2実施例のブロック図、第5図は位置補正
量Dcと送り速度Ftの変化を示す説明図、第6図は本
発明の数値制御方式を実現するNC装置の第3実施例の
ブロック図、第7図は従来における数値制御方式を実現
するNC装置のブロック図である。 1・・・加工プログラム、2,2°・・・外部人力装置
、3・・・加工プログラム解釈部、4.4°・・・指令
形状評価部、5・・・関数発生部、6・・・サーボ制御
部、7・・・サーボモータ、8・・・位置検出器、9.
9゛・・・送り速度補正部、lO・・・位置補正量算出
部、11・・・送り速度算出部、 12・・・許容位置
補正量算出部、13・・・誤差予測係数算出部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加工プログラムにより指令される指令軌跡及び指令
    送り速度に基づいて数値制御工作機械の駆動部の制御を
    行なう数値制御方式において、前記指令送り速度に基づ
    いて前記駆動部を制御した場合の前記駆動部の実際の軌
    跡と前記指令軌跡との軌跡誤差を予測し、予測した軌跡
    誤差と予め入力される許容軌跡誤差量とに基づいて位置
    補正量を算出し、算出した位置補正量に基づいて前記指
    令軌跡を補正すると共に、補正した指令軌跡と前記許容
    軌跡誤差量とに基づいて許容追従遅れ量を算出し、前記
    駆動部の位置を検出することで得られる情報に基づいて
    実際の追従遅れ量を算出し、算出した追従遅れ量と前記
    許容追従遅れ量とに基づいて前記指令送り速度を補正し
    、補正した前記指令軌跡と補正した前記指令送り速度と
    に基づいて前記駆動部を制御するようにしたことを特徴
    とする数値制御方式。 2、前記加工プログラムにより指令される前記指令軌跡
    に基づいて前記軌跡誤差が前記許容軌跡誤差量の所定倍
    を越えないような送り速度を算出し、算出した送り速度
    に基づいて前記駆動部を制御した場合の前記駆動部の実
    際の軌跡と前記指令軌跡との軌跡誤差を予測すると共に
    、算出した送り速度に補正を施すことを特徴とする請求
    項1に記載の数値制御方式。 3、前記加工プログラムにより指令される前記指令軌跡
    に基づいて軌跡誤差予測係数を算出し、算出した軌跡誤
    差予測係数に基づいて前記位置補正量を修正し、修正し
    た前記位置補正量に基づいて前記指令軌跡を補正するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の数値制御方
    式。 4、前記軌跡誤差が外部装置もしくは前記加工プログラ
    ムにより設定される許容位置補正量に前記許容軌跡誤差
    量を加えた値を越えないような送り速度を算出するよう
    にしたことを特徴とする請求項2に記載の数値制御方式
    。 5、前記加工プログラムにより指令される前記指令軌跡
    に基づいて軌跡誤差予測係数を算出し、算出した軌跡誤
    差予測係数に基づいて前記許容位置補正量を修正し、前
    記軌跡誤差が修正した前記許容位置補正量に前記許容軌
    跡誤差量を加えた値を越えないような送り速度を算出す
    るようにしたことを特徴とする請求項4に記載の数値制
    御方式。
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