JPH026713B2 - - Google Patents
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- JPH026713B2 JPH026713B2 JP58249205A JP24920583A JPH026713B2 JP H026713 B2 JPH026713 B2 JP H026713B2 JP 58249205 A JP58249205 A JP 58249205A JP 24920583 A JP24920583 A JP 24920583A JP H026713 B2 JPH026713 B2 JP H026713B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating roof
- sealing material
- side plate
- sloshing
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は浮屋根式の油タンクが地震力を受けた
ときの液面の動揺に伴ない浮屋根が揺動するのを
自動的に抑制させる油タンクの浮屋根のスロツシ
ング抑制装置に関するものである。
ときの液面の動揺に伴ない浮屋根が揺動するのを
自動的に抑制させる油タンクの浮屋根のスロツシ
ング抑制装置に関するものである。
[従来技術]
浮屋根式の油タンクは、第1図に示すようにタ
ンクa内に収容した原油等bの液面に浮屋根cを
浮上させて置き、該浮屋根cの外周縁に、ニトロ
ゴムなどよりなるチユーブdと該チユーブd内に
ウレタンの如き弾性材料eを入れて全体として弾
性をもたせたシール材fを取り付け、該シール材
fにより浮屋根cの外周面とタンク側板の内周面
との間をシールしながら原油等bの液位の変動に
追従して上下動できるようにし、原油や揮発ガス
等bが外部へ流出するのを防止するようにしてあ
る。上記シール材fの表面のチユーブdをゴム製
としてあるのは、若しチユーブdを金属製とした
ならば地震時などの液面の変動に伴つて浮屋根c
が揺動するときタンク側板内面との摩擦によつて
発火することがあつて火災のおそれがあるのでこ
れを防止するためであり、弾性体としたシール材
fの表面をタンク側板内面に押し付けることによ
り液や揮発ガスの流出を防止するようにしてある
だけで、浮屋根の揺動を抑制する機能を有してい
ない。このことは、摩擦力をF、摩擦係数をμ、
押付力をNとしたとき、摩擦力F=μの関係が
あり、シール材fをタンク側板内面への押付力を
増大させれば摩擦力が大きくなり、液位変動でシ
ール材fが上下動するときにシール材fが摩耗す
るので、従来では押付力を小さくして摩擦力を小
さくしていることからも、単にシール機能しか有
していないことが明らかである。
ンクa内に収容した原油等bの液面に浮屋根cを
浮上させて置き、該浮屋根cの外周縁に、ニトロ
ゴムなどよりなるチユーブdと該チユーブd内に
ウレタンの如き弾性材料eを入れて全体として弾
性をもたせたシール材fを取り付け、該シール材
fにより浮屋根cの外周面とタンク側板の内周面
との間をシールしながら原油等bの液位の変動に
追従して上下動できるようにし、原油や揮発ガス
等bが外部へ流出するのを防止するようにしてあ
る。上記シール材fの表面のチユーブdをゴム製
としてあるのは、若しチユーブdを金属製とした
ならば地震時などの液面の変動に伴つて浮屋根c
が揺動するときタンク側板内面との摩擦によつて
発火することがあつて火災のおそれがあるのでこ
れを防止するためであり、弾性体としたシール材
fの表面をタンク側板内面に押し付けることによ
り液や揮発ガスの流出を防止するようにしてある
だけで、浮屋根の揺動を抑制する機能を有してい
ない。このことは、摩擦力をF、摩擦係数をμ、
押付力をNとしたとき、摩擦力F=μの関係が
あり、シール材fをタンク側板内面への押付力を
増大させれば摩擦力が大きくなり、液位変動でシ
ール材fが上下動するときにシール材fが摩耗す
るので、従来では押付力を小さくして摩擦力を小
さくしていることからも、単にシール機能しか有
していないことが明らかである。
このように従来の浮屋根のシール材fには、浮
屋根のスロツシングを抑制する機能が全くないた
め、地震が発生してタンクa内の原油等が動揺し
始めると、液面の動揺に伴ない浮屋根cも無制限
に揺動する。この浮屋根の揺動(上下変位)によ
りタンク上部構造物を破損したり、衝突等による
出火の可能性もあつた。又、従来の浮屋根スロツ
シングを抑制できないことから、浮屋根スロツシ
ング時に液が溢流しないようにするため、タンク
を深くして液の溢流を防止するようにしていた。
しかし、予想外の大きな地震が生じたときは、溢
流の危険性があつた。
屋根のスロツシングを抑制する機能が全くないた
め、地震が発生してタンクa内の原油等が動揺し
始めると、液面の動揺に伴ない浮屋根cも無制限
に揺動する。この浮屋根の揺動(上下変位)によ
りタンク上部構造物を破損したり、衝突等による
出火の可能性もあつた。又、従来の浮屋根スロツ
シングを抑制できないことから、浮屋根スロツシ
ング時に液が溢流しないようにするため、タンク
を深くして液の溢流を防止するようにしていた。
しかし、予想外の大きな地震が生じたときは、溢
流の危険性があつた。
本発明者は、浮屋根式油タンクのスロツシング
を抑制することについて種々研究を重ねた結果、
浮屋根式油タンクのスロツシング応答を支配する
減衰の大部分がシール部の摩擦に依存することを
実験的、理論的に確認した。
を抑制することについて種々研究を重ねた結果、
浮屋根式油タンクのスロツシング応答を支配する
減衰の大部分がシール部の摩擦に依存することを
実験的、理論的に確認した。
すなわち、浮屋根外周のシール材とタンク側板
内面との摩擦がスロツシング応答にどのような影
響を与えるかについて検討するに際し、スロツシ
ング時、浮屋根シール材とタンク側板との摩擦に
よる減衰効果を、等価減衰定数heとして評価し、
シール材とタンク側板内面との摩擦力に、揺動に
伴なう浮屋根の揺動行程(ストローク)を乗じて
摩擦仕事(摩擦により逸散するエネルギー)Efを
求め、内溶液のスロツシング運動エネルギーKE
と比較することにより上記heを求める。
内面との摩擦がスロツシング応答にどのような影
響を与えるかについて検討するに際し、スロツシ
ング時、浮屋根シール材とタンク側板との摩擦に
よる減衰効果を、等価減衰定数heとして評価し、
シール材とタンク側板内面との摩擦力に、揺動に
伴なう浮屋根の揺動行程(ストローク)を乗じて
摩擦仕事(摩擦により逸散するエネルギー)Efを
求め、内溶液のスロツシング運動エネルギーKE
と比較することにより上記heを求める。
上記スロツシング時にシール材とタンク側板内
面との摩擦により逸散するエネルギーEfは、 (イ) シール材(ウレタンフオーム)の圧縮反発力
を、浮屋根揺動時一定とする。すなわち、シー
ル材とタンク側板内面との全摩擦力を一定とす
る。
面との摩擦により逸散するエネルギーEfは、 (イ) シール材(ウレタンフオーム)の圧縮反発力
を、浮屋根揺動時一定とする。すなわち、シー
ル材とタンク側板内面との全摩擦力を一定とす
る。
(ロ) スロツシング時、浮屋根デツキが平面を保持
する。
する。
の条件を仮定すると、1周期分に対し次式で与
えられる。
えられる。
μ:シール材とタンク側板内面との摩擦
係数 ηm:スロツシング最大波高(m) :シール材のタンク側板内面に対する
押付力(単位周長当り)(Kgf/m) R:タンク内半径 ψ:円周角 =lP l:シール材とタンク側板内面の接触幅
(m) P:シール材(ウレタンフオーム)の反
発力によるシール材とタンク側板内面の接
触面圧(Kgf/m2) 次に、内溶液が1次モードのスロツシングを起
こす場合の運動エネルギーKEは、次の条件を仮
定すると、式で与えられる。
係数 ηm:スロツシング最大波高(m) :シール材のタンク側板内面に対する
押付力(単位周長当り)(Kgf/m) R:タンク内半径 ψ:円周角 =lP l:シール材とタンク側板内面の接触幅
(m) P:シール材(ウレタンフオーム)の反
発力によるシール材とタンク側板内面の接
触面圧(Kgf/m2) 次に、内溶液が1次モードのスロツシングを起
こす場合の運動エネルギーKEは、次の条件を仮
定すると、式で与えられる。
(ハ) 浮屋根構造を剛とし、浮屋根の質量は液質量
に比べて十分小さいものとする。
に比べて十分小さいものとする。
(ニ) スロツシング振動系をバネ・マスモデルに置
換し、浮屋根の周辺部とタンク底部とをスロツ
シング重力ばねでつなぐ。
換し、浮屋根の周辺部とタンク底部とをスロツ
シング重力ばねでつなぐ。
KE=1/2・2mvR′2・(η/R′)2
=mvη2
mv:スロツシング有効質量(Kgf・s2/m)
η:質量mvの鉛直速度(タンク側板に
沿う液面の速度)(m/s) R′:質量mvの等価半径(m) 特にスロツシング応答が正弦波状の場合 KE=mv(ω1 ηm)2 ω:1次円振動数(1/sec) ηm:最大振幅(最大応答波高(m)) 又、g:重力加速度(9.8m/s2) H:液面高さ(m) 浮屋根シール材とタンク側板内面との摩擦によ
る等価減衰係数heは、 he=1/2π・Ef/2KE で与えられるので、これに、式を代入すると he=4μNR/πmvω1 2ηn となる。
沿う液面の速度)(m/s) R′:質量mvの等価半径(m) 特にスロツシング応答が正弦波状の場合 KE=mv(ω1 ηm)2 ω:1次円振動数(1/sec) ηm:最大振幅(最大応答波高(m)) 又、g:重力加速度(9.8m/s2) H:液面高さ(m) 浮屋根シール材とタンク側板内面との摩擦によ
る等価減衰係数heは、 he=1/2π・Ef/2KE で与えられるので、これに、式を代入すると he=4μNR/πmvω1 2ηn となる。
この式から等価減衰係数heは、摩擦係数μ及
び押付力に比例することがわかり、摩擦係数、
押付力を大きくして等価減衰係数heを大きくすれ
ば、スロツシングを小さくすることができる。
び押付力に比例することがわかり、摩擦係数、
押付力を大きくして等価減衰係数heを大きくすれ
ば、スロツシングを小さくすることができる。
[発明の目的]
本発明は、上記理論に基づきタンク内の液が地
震により動揺したとき波高が大きくなるまでに減
衰力を増大させることを狙いとし、地震発生時に
浮屋根外周のシール材のタンク側板内面への押付
力を自動的に増大させて摩擦力を増大させ、浮屋
根が揺動するのを短時間のうちに抑えるようにし
て前記した従来の問題を解消することを目的とす
る。
震により動揺したとき波高が大きくなるまでに減
衰力を増大させることを狙いとし、地震発生時に
浮屋根外周のシール材のタンク側板内面への押付
力を自動的に増大させて摩擦力を増大させ、浮屋
根が揺動するのを短時間のうちに抑えるようにし
て前記した従来の問題を解消することを目的とす
る。
[発明の構成]
本発明は、上記目的を達成するために、浮屋根
外周に取付けるシール材と浮屋根外周面との間
に、拡縮自在な加圧用伸縮バツグを介在させ、該
加圧用伸縮バツグを、途中にバルブを有する加圧
用流体配管を介してリザーブタンクに接続し、地
震発生時には、原油等の動揺に伴なう浮屋根の揺
動による傾斜等の検出信号に基づき上記バルブを
制御して加圧用伸縮バツグに加圧用流体を自動的
に圧入させて該加圧用伸縮バツグを膨らませ、シ
ール材を加圧することによりタンク側板内面への
押付力を増大させて浮屋根の揺動に対し制御作用
を与えるようにし、スロツシングが成長する以前
に浮屋根のスロツシングを抑制させるよう構成す
る。
外周に取付けるシール材と浮屋根外周面との間
に、拡縮自在な加圧用伸縮バツグを介在させ、該
加圧用伸縮バツグを、途中にバルブを有する加圧
用流体配管を介してリザーブタンクに接続し、地
震発生時には、原油等の動揺に伴なう浮屋根の揺
動による傾斜等の検出信号に基づき上記バルブを
制御して加圧用伸縮バツグに加圧用流体を自動的
に圧入させて該加圧用伸縮バツグを膨らませ、シ
ール材を加圧することによりタンク側板内面への
押付力を増大させて浮屋根の揺動に対し制御作用
を与えるようにし、スロツシングが成長する以前
に浮屋根のスロツシングを抑制させるよう構成す
る。
次に本発明の実施例を説明する。
[実施例]
第3図乃至第8図は本発明の一実施例を示すも
ので、平底円筒型油タンク1の原油等2の液面上
に浮かせる浮屋根3の外周に、リング状にしたゴ
ム製のチユーブ5内にウレタンフオームの如き弾
性体6を収納してなる弾性を有するシール材4を
支持させ、該シール材4により浮屋根3とタンク
側板7の内面との間をシールするようにした浮屋
根式油タンクにおいて、浮屋根3外周面とシール
材4の内面との間に、図示の如き円周方向数個所
に亘り加圧用伸縮バツグ8を介在させ、該各加圧
用伸縮バツグ8とリザーブタンク9とを加圧流体
用配管10を介して接続し、該配管10の途中に
設けたバルブ11を開閉することにより、リザー
ブタンク9からの流体圧(空気圧又は油圧)が各
加圧用伸縮バツグ8内に作用して該加圧用伸縮バ
ツグ8を拡大させたり縮小させたりしてシール材
4のタンク側板7内面への押付力を増大させたり
減少させたりさせる。
ので、平底円筒型油タンク1の原油等2の液面上
に浮かせる浮屋根3の外周に、リング状にしたゴ
ム製のチユーブ5内にウレタンフオームの如き弾
性体6を収納してなる弾性を有するシール材4を
支持させ、該シール材4により浮屋根3とタンク
側板7の内面との間をシールするようにした浮屋
根式油タンクにおいて、浮屋根3外周面とシール
材4の内面との間に、図示の如き円周方向数個所
に亘り加圧用伸縮バツグ8を介在させ、該各加圧
用伸縮バツグ8とリザーブタンク9とを加圧流体
用配管10を介して接続し、該配管10の途中に
設けたバルブ11を開閉することにより、リザー
ブタンク9からの流体圧(空気圧又は油圧)が各
加圧用伸縮バツグ8内に作用して該加圧用伸縮バ
ツグ8を拡大させたり縮小させたりしてシール材
4のタンク側板7内面への押付力を増大させたり
減少させたりさせる。
浮屋根3の周辺部上面に、リング状の支持フレ
ーム14を立て、該支持フレーム14上に円周方
向数個所に亘り、スプリング16により常に先端
ローラ17がタンク側板7に押し付けられている
ようにした差動トランス変位計15を、放射状に
設け、該各差動トランス変位計15と変位リミツ
トスイツチ18とを接続すると共に、変位リミツ
トスイツチ18とバルブ11の制御部とを接続
し、差動トランス変位計15からの信号により浮
屋根傾斜量が検出され、この信号が或るレベルを
超えると変位リミツトスイツチ18が入つてバル
ブ11を開に制御するようにする。
ーム14を立て、該支持フレーム14上に円周方
向数個所に亘り、スプリング16により常に先端
ローラ17がタンク側板7に押し付けられている
ようにした差動トランス変位計15を、放射状に
設け、該各差動トランス変位計15と変位リミツ
トスイツチ18とを接続すると共に、変位リミツ
トスイツチ18とバルブ11の制御部とを接続
し、差動トランス変位計15からの信号により浮
屋根傾斜量が検出され、この信号が或るレベルを
超えると変位リミツトスイツチ18が入つてバル
ブ11を開に制御するようにする。
地震の発生しないときの液面の変動に対して
は、常にスプリング16によりタンク側板7に押
し付けられている差動トランス変位計15の先端
のローラ17がタンク側板7に沿い自在に転動す
るので、支障なく液面の変動に浮屋根が追従でき
る。
は、常にスプリング16によりタンク側板7に押
し付けられている差動トランス変位計15の先端
のローラ17がタンク側板7に沿い自在に転動す
るので、支障なく液面の変動に浮屋根が追従でき
る。
地震が発生してタンク内の原油等2が動揺し始
めると、液面の揺動に伴なつて浮屋根3も揺動を
始める。浮屋根3には、円周方向の対称位置に差
動トランス変位計15が取り付けてあるので、浮
屋根3が揺動により傾斜すると、第8図に示す如
く傾斜した下方にある変位計15はスプリング1
6を圧縮して後退すると共に、対称位置にある変
位計15はタンク側板7との距離が離れる関係で
伸長する。今、浮屋根3が水平状態にあるときの
フレーム14とタンク側板7との距離をx0とし、
第8図の如く変位計15が伸長したときのフレー
ム14とタンク側板7間との距離をx1とすると、
x1−x0=Δxとなり、このΔxは、浮屋根3の傾斜
角θとフレーム14の高さh1を乗じたもの、すな
わち、x1−x0=Δx=θ・h1である。このΔxが浮
屋根3の傾斜量に比例し、この傾斜量は、上記の
変位計15で検出され、この検出値が或るレベル
を超えると、変位リミツトスイツチ18が作動し
てバルブ11を開ける。
めると、液面の揺動に伴なつて浮屋根3も揺動を
始める。浮屋根3には、円周方向の対称位置に差
動トランス変位計15が取り付けてあるので、浮
屋根3が揺動により傾斜すると、第8図に示す如
く傾斜した下方にある変位計15はスプリング1
6を圧縮して後退すると共に、対称位置にある変
位計15はタンク側板7との距離が離れる関係で
伸長する。今、浮屋根3が水平状態にあるときの
フレーム14とタンク側板7との距離をx0とし、
第8図の如く変位計15が伸長したときのフレー
ム14とタンク側板7間との距離をx1とすると、
x1−x0=Δxとなり、このΔxは、浮屋根3の傾斜
角θとフレーム14の高さh1を乗じたもの、すな
わち、x1−x0=Δx=θ・h1である。このΔxが浮
屋根3の傾斜量に比例し、この傾斜量は、上記の
変位計15で検出され、この検出値が或るレベル
を超えると、変位リミツトスイツチ18が作動し
てバルブ11を開ける。
これによりリザーブタンク9から配管10を径
て各加圧用伸縮バツグ8に流体圧がかけられ、各
加圧用伸縮バツグは膨張してシール材4を外方へ
強く押圧し、該シール材4のタンク側板7内面へ
の押付力を増大させる。この押付力の増大により
シール材4とタンク側板内面との摩擦力が増大
し、前記理論の如く減衰定数が大きくなる。した
がつて、浮屋根3は地震発生後短時間のうちの揺
動が拘束され、スロツシングが抑制される。
て各加圧用伸縮バツグ8に流体圧がかけられ、各
加圧用伸縮バツグは膨張してシール材4を外方へ
強く押圧し、該シール材4のタンク側板7内面へ
の押付力を増大させる。この押付力の増大により
シール材4とタンク側板内面との摩擦力が増大
し、前記理論の如く減衰定数が大きくなる。した
がつて、浮屋根3は地震発生後短時間のうちの揺
動が拘束され、スロツシングが抑制される。
地震による変位振幅は、地震発生時は小さい振
幅であるが一定時間後に大きな振幅となる。本発
明では、振幅が大きくならない一定時間のうちに
浮屋根3の揺動を拘束するようにしているので、
容易且つ確実に浮屋根3のスロツシングを抑制す
ることができる。
幅であるが一定時間後に大きな振幅となる。本発
明では、振幅が大きくならない一定時間のうちに
浮屋根3の揺動を拘束するようにしているので、
容易且つ確実に浮屋根3のスロツシングを抑制す
ることができる。
又、地表面加速度の小さい長周期地震動が浮屋
根3のスロツシングを引き起こすことがあり、こ
のような場合には地震計や加速度計では浮屋根の
スロツシングを判断することができないが、本発
明では浮屋根3の実際の傾斜を検出して加圧用伸
縮バツグ8を拡大させるようにしているので、確
実に浮屋根3のスロツシングを検出して防止する
ことができる。
根3のスロツシングを引き起こすことがあり、こ
のような場合には地震計や加速度計では浮屋根の
スロツシングを判断することができないが、本発
明では浮屋根3の実際の傾斜を検出して加圧用伸
縮バツグ8を拡大させるようにしているので、確
実に浮屋根3のスロツシングを検出して防止する
ことができる。
尚、本発明は上述の実施例にのみ限定されるも
のではなく、浮屋根の傾斜を検出する手段とし
て、浮屋根が揺動により傾動するときの鉛直方向
の揺動速度を検出すること、あるいは浮屋根に水
を入れた容器を乗せ、浮屋根が傾斜するときに生
ずる水のヘツド差を差圧計で測定するようにする
ことを利用してもよい。
のではなく、浮屋根の傾斜を検出する手段とし
て、浮屋根が揺動により傾動するときの鉛直方向
の揺動速度を検出すること、あるいは浮屋根に水
を入れた容器を乗せ、浮屋根が傾斜するときに生
ずる水のヘツド差を差圧計で測定するようにする
ことを利用してもよい。
[発明の効果]
以上述べた如く、本発明の装置によれば、以下
の如き優れた効果を奏し得る。
の如き優れた効果を奏し得る。
地震発生時にシール材を圧迫させて該シール
材のタンク側板内面への押付力を増大させて摩
擦力を増大させ、浮屋根の揺動を減衰させるよ
うにしているので、地震発生後、短時間のうち
にまだスロツシングが成長する以前に浮屋根の
揺動を抑制することができ、タンクの上部構造
物を破損したり、衝突により出火するというお
それをなくし得る。
材のタンク側板内面への押付力を増大させて摩
擦力を増大させ、浮屋根の揺動を減衰させるよ
うにしているので、地震発生後、短時間のうち
にまだスロツシングが成長する以前に浮屋根の
揺動を抑制することができ、タンクの上部構造
物を破損したり、衝突により出火するというお
それをなくし得る。
浮屋根の実際の傾斜を検出して加圧用伸縮バ
ツグを拡大させるようにしているので、地表面
加速度の小さい長周期地震動に対しても、確実
に浮屋根のスロツシングを防止することができ
る。
ツグを拡大させるようにしているので、地表面
加速度の小さい長周期地震動に対しても、確実
に浮屋根のスロツシングを防止することができ
る。
第1図は従来の浮屋根式油タンクの概略図、第
2図は第1図の部の拡大図、第3図は本発明の
一実施例の概要図、第4図は第3図の−方向
矢視図、第5図は第3図の部の拡大図、第6図
は第3図の−方向矢視図、第7図は第3図の
部の拡大図、第8図はスロツシング時の状態図
である。 1は油タンク、2は原油等、3は浮屋根、4は
シール材、7はタンク側板、8は加圧用伸縮バツ
グ、9はリザーブタンク、10は配管、11はバ
ルブ、14は支持フレーム、15は差動トランス
変位計、16はスプリング、18は変位リミツト
スイツチを示す。
2図は第1図の部の拡大図、第3図は本発明の
一実施例の概要図、第4図は第3図の−方向
矢視図、第5図は第3図の部の拡大図、第6図
は第3図の−方向矢視図、第7図は第3図の
部の拡大図、第8図はスロツシング時の状態図
である。 1は油タンク、2は原油等、3は浮屋根、4は
シール材、7はタンク側板、8は加圧用伸縮バツ
グ、9はリザーブタンク、10は配管、11はバ
ルブ、14は支持フレーム、15は差動トランス
変位計、16はスプリング、18は変位リミツト
スイツチを示す。
Claims (1)
- 1 浮屋根式油タンクにおける浮屋根外周面に支
持されているシール材と該浮屋根外周面との間
に、膨張させられることにより上記シール材をタ
ンク側板に押し付けさせるための加圧用伸縮バツ
グを円周方向複数個所で介在させ、該各加圧用伸
縮バツグを流体圧供給源に接続し、且つ浮屋根の
傾斜を検出する装置を備え、該検出装置からの信
号に基づき圧力流体が供給源から加圧用伸縮バツ
グへ圧送されるよう構成したことを特徴とする油
タンクの浮屋根のスロツシング抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249205A JPS60148488A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 油タンクの浮屋根のスロツシング抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249205A JPS60148488A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 油タンクの浮屋根のスロツシング抑制装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60148488A JPS60148488A (ja) | 1985-08-05 |
| JPH026713B2 true JPH026713B2 (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=17189472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58249205A Granted JPS60148488A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 油タンクの浮屋根のスロツシング抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60148488A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61142190A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-30 | 株式会社新潟鐵工所 | 貯槽における液面揺動減衰装置 |
| JP2009143575A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Nippon Steel Pipeline Co Ltd | スロッシング抑制装置 |
| JP5090228B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2012-12-05 | 西松建設株式会社 | スロッシング抑制装置 |
| JP6409245B2 (ja) * | 2015-11-24 | 2018-10-24 | 三菱重工機械システム株式会社 | 貯留タンク |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529457A (en) * | 1978-08-18 | 1980-03-01 | Tsukishima Kikai Co | Floating roof seal apparatus for roof floating oil tank |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP58249205A patent/JPS60148488A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60148488A (ja) | 1985-08-05 |
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