JPH026719B2 - - Google Patents
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- JPH026719B2 JPH026719B2 JP18203886A JP18203886A JPH026719B2 JP H026719 B2 JPH026719 B2 JP H026719B2 JP 18203886 A JP18203886 A JP 18203886A JP 18203886 A JP18203886 A JP 18203886A JP H026719 B2 JPH026719 B2 JP H026719B2
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- Japan
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- suction
- container
- transport container
- discharge
- suction pipe
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Landscapes
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
a 発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明に係る吸排用ポンプを有する運搬容器
は、ドラム缶に貯溜した灯油を取り出して運搬
し、更に石油ストーブのタンクに移し替える場合
の様に、それ自身は運搬が困難な大容量の容器か
ら液体や流動性を有する粉粒体を取り出してこれ
を運搬し、そのまま別の場所に設置された設備等
にこの液体や粉粒体を供給する場合に利用する。
は、ドラム缶に貯溜した灯油を取り出して運搬
し、更に石油ストーブのタンクに移し替える場合
の様に、それ自身は運搬が困難な大容量の容器か
ら液体や流動性を有する粉粒体を取り出してこれ
を運搬し、そのまま別の場所に設置された設備等
にこの液体や粉粒体を供給する場合に利用する。
(従来の技術)
冬季に室内の暖房を行なう為に、灯油を燃料と
する石油ストーブが広く使用されている。
する石油ストーブが広く使用されている。
関東地方以南の比較的温暖な地域では灯油は通
常は18程度の石油缶或はポリエチレン容器で買
う場合が多いが、寒冷地の様に、灯油の消費量が
多い地域では容量が200程度のドラム缶でまと
め買いする場合が多い。
常は18程度の石油缶或はポリエチレン容器で買
う場合が多いが、寒冷地の様に、灯油の消費量が
多い地域では容量が200程度のドラム缶でまと
め買いする場合が多い。
この様に大容量のドラム缶から石油ストーブに
給油する場合、屋外に置いたドラム缶から持ち運
び自在な比較的小容量の運搬用容器に灯油を入
れ、この運搬用容器を室内に設置してある石油ス
トーブの近くに迄運んで、この運搬用容器から石
油ストーブのタンクに給油したり、或は石油スト
ーブのタンクが着脱式の場合、取り外したタンク
を室外に持ち出し、ドラム缶から直接タンクに給
油したりする。
給油する場合、屋外に置いたドラム缶から持ち運
び自在な比較的小容量の運搬用容器に灯油を入
れ、この運搬用容器を室内に設置してある石油ス
トーブの近くに迄運んで、この運搬用容器から石
油ストーブのタンクに給油したり、或は石油スト
ーブのタンクが着脱式の場合、取り外したタンク
を室外に持ち出し、ドラム缶から直接タンクに給
油したりする。
ドラム缶から運搬用容器或はタンクに給油する
場合は、ドラム缶専用の比較的大型の給油ポンプ
を使用し、運搬用容器からタンクに給油する場合
は、広く知られている様に、ビニルで造られサイ
ホンの原理を利用した小形ポンプや、乾電池で動
く小形ポンプを使用したり、或は運搬容器を手で
持ち上げ更に傾斜させる事で、運搬容器から直接
タンクに灯油を移し替えていた。
場合は、ドラム缶専用の比較的大型の給油ポンプ
を使用し、運搬用容器からタンクに給油する場合
は、広く知られている様に、ビニルで造られサイ
ホンの原理を利用した小形ポンプや、乾電池で動
く小形ポンプを使用したり、或は運搬容器を手で
持ち上げ更に傾斜させる事で、運搬容器から直接
タンクに灯油を移し替えていた。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、上述の様にしてドラム缶から石油ス
トーブのタンクに給油する場合、従来は次に述べ
る様な不都合を生じた。
トーブのタンクに給油する場合、従来は次に述べ
る様な不都合を生じた。
即ち、運搬用容器を使用する場合で、ドラム缶
からこの運搬用容器に給油し、更にこの運搬用容
器からタンクに給油する何れの給油作業の場合に
もポンプを使用する場合、2種類のポンプを用意
しなければならず面倒である。
からこの運搬用容器に給油し、更にこの運搬用容
器からタンクに給油する何れの給油作業の場合に
もポンプを使用する場合、2種類のポンプを用意
しなければならず面倒である。
運搬用容器からタンクへの給油作業を、運搬用
容器を持ち上げて傾斜させる事で行なえばポンプ
は1種類で済むが、比較的小容量とは言え、貯溜
された灯油も含めて5Kg程度に達する運搬用容器
を持ち上げ、更に適当な角度だけ傾斜させる作業
は力を要し、女性、子供、或は老人の様に非力な
者にとつては困難な作業であるだけでなく、灯油
をこぼす恐れが高い為危険でもある。
容器を持ち上げて傾斜させる事で行なえばポンプ
は1種類で済むが、比較的小容量とは言え、貯溜
された灯油も含めて5Kg程度に達する運搬用容器
を持ち上げ、更に適当な角度だけ傾斜させる作業
は力を要し、女性、子供、或は老人の様に非力な
者にとつては困難な作業であるだけでなく、灯油
をこぼす恐れが高い為危険でもある。
着脱式のタンクを屋外に置かれたドラム缶の近
くに迄持つて行き、そのまま屋外で直接ドラム缶
からタンクに給油する場合は上述の様な不都合は
無いが、ストーブの構造によつてはこの様な移し
替え手順を採用出来ないだけでなく、前述の運搬
容器を使用する場合も含めて、次の様な不都合が
ある。
くに迄持つて行き、そのまま屋外で直接ドラム缶
からタンクに給油する場合は上述の様な不都合は
無いが、ストーブの構造によつてはこの様な移し
替え手順を採用出来ないだけでなく、前述の運搬
容器を使用する場合も含めて、次の様な不都合が
ある。
即ち、石油ストーブに給油する必要がある冬季
に於いては、屋外の気温は低く、給油作業をする
者にとつては一刻も速く室内に戻りたいのが人情
である。ところが、ドラム缶から運搬用容器、或
はタンクに給油する場合、容量の大きなな容器
(ドラム缶)から容量の小さな容器(運搬容器、
タンク)に移し替えられる灯油が、容量の小さな
容器から溢れ出さない様に、ドラム缶の近くで見
張つていなければならず、この間の数分間は寒い
屋外に立つたままでいなければならないのが現状
である。
に於いては、屋外の気温は低く、給油作業をする
者にとつては一刻も速く室内に戻りたいのが人情
である。ところが、ドラム缶から運搬用容器、或
はタンクに給油する場合、容量の大きなな容器
(ドラム缶)から容量の小さな容器(運搬容器、
タンク)に移し替えられる灯油が、容量の小さな
容器から溢れ出さない様に、ドラム缶の近くで見
張つていなければならず、この間の数分間は寒い
屋外に立つたままでいなければならないのが現状
である。
給油ポンプに、小容量の容器が一杯になつた場
合に給油を自動的に停止させる自動停止装置が設
けられていれば良いが、18程度の比較的小容量
の容器から灯油を取り出す小型のポンプにはこの
様な自動停止装置が設けられている場合もある
が、ドラム缶用の大型のポンプには設けられてい
ないのが現状である。
合に給油を自動的に停止させる自動停止装置が設
けられていれば良いが、18程度の比較的小容量
の容器から灯油を取り出す小型のポンプにはこの
様な自動停止装置が設けられている場合もある
が、ドラム缶用の大型のポンプには設けられてい
ないのが現状である。
又、小型のポンプに設けられている自動停止装
置を、構造をそのままにして大型のポンプに付け
たのでは、ポンプの値段が徒に高くなつたり、或
は動作が不完全になつてしまう為、現実的でな
い。
置を、構造をそのままにして大型のポンプに付け
たのでは、ポンプの値段が徒に高くなつたり、或
は動作が不完全になつてしまう為、現実的でな
い。
本発明の吸排用ポンプを有する運搬容器は、上
述の様な不都合を何れも解消するものである。
述の様な不都合を何れも解消するものである。
b 発明の構成
(問題点を解決するための手段)
本発明の吸排用ポンプを有する運搬容器は、持
ち運び可能な容器の一端部上面に、この容器の内
外を連通する吸入管を、この吸入管の外周面と容
器壁との間の気密を保持した状態で植設してい
る。
ち運び可能な容器の一端部上面に、この容器の内
外を連通する吸入管を、この吸入管の外周面と容
器壁との間の気密を保持した状態で植設してい
る。
上記運搬容器の他端部上面には、吸排口を通じ
て気体を吸排するポンプ素子を、上記吸排口を運
搬容器内に露出させた状態で設けており、このポ
ンプ素子の吸排口の下側には、吸入口と吐出口と
を有する吸排容器を連設している。この吸排容器
の吸入口には気体が吸排容器内に流入する場合に
のみ開く第一の逆止弁を、吐出口には気体が吸排
容器から吐出する場合にのみ開く第二の逆止弁
を、それぞれ設けている。吸排容器の吸入口と、
前記吸入管の下端部内側とは接続管を介して接続
している。
て気体を吸排するポンプ素子を、上記吸排口を運
搬容器内に露出させた状態で設けており、このポ
ンプ素子の吸排口の下側には、吸入口と吐出口と
を有する吸排容器を連設している。この吸排容器
の吸入口には気体が吸排容器内に流入する場合に
のみ開く第一の逆止弁を、吐出口には気体が吸排
容器から吐出する場合にのみ開く第二の逆止弁
を、それぞれ設けている。吸排容器の吸入口と、
前記吸入管の下端部内側とは接続管を介して接続
している。
又、吸入管の下端部を気密に貫通した昇降杆の
下端部にはフロートを固定して、運搬容器内の流
動性を有する内容物の量が一定以上に達した場合
にのみ、このフロートの浮上によつて上記昇降杆
が上昇し、上記吸入管の上端部に設けた開閉弁が
開いて吸入管内外を連通自在としている。
下端部にはフロートを固定して、運搬容器内の流
動性を有する内容物の量が一定以上に達した場合
にのみ、このフロートの浮上によつて上記昇降杆
が上昇し、上記吸入管の上端部に設けた開閉弁が
開いて吸入管内外を連通自在としている。
この吸入管の上部に設けた吸入用接続口は、ド
ラム缶等の吸入すべき流動性を有する物質を貯溜
した容器内に連通自在としている。
ラム缶等の吸入すべき流動性を有する物質を貯溜
した容器内に連通自在としている。
更に、前記運搬容器の底部には、この運搬容器
を気密に貫通した吐出管の下端部を開口させ、運
搬容器の上部には、この運搬容器内外の連通を制
御する制御弁機構を設けている。
を気密に貫通した吐出管の下端部を開口させ、運
搬容器の上部には、この運搬容器内外の連通を制
御する制御弁機構を設けている。
(作 用)
上述の様に構成される本発明の吸排用ポンプを
有する運搬容器を用いて、例えばドラム缶から石
油ストーブのタンクに給油する場合、次に述べる
様にして給油作業を行なう。
有する運搬容器を用いて、例えばドラム缶から石
油ストーブのタンクに給油する場合、次に述べる
様にして給油作業を行なう。
先ず、ドラム缶から運搬容器に灯油を移し替え
る場合、運搬容器上部の制御弁機構を開き、この
運搬容器の内外を連通自在な状態としてポンプ素
子を駆動する。
る場合、運搬容器上部の制御弁機構を開き、この
運搬容器の内外を連通自在な状態としてポンプ素
子を駆動する。
このポンプ素子の駆動によつて、吸入管内の空
気が第一の逆止弁を通つて吸排容器内に吸入さ
れ、この吸排容器内の空気は第二の逆止弁を通つ
て運搬容器内に吐出される。運搬容器内に吐出さ
れた空気は、更に上記制御弁機構を通じて大気中
に放出される為、この運搬容器内の圧力が上昇す
る事はなく、ドラム缶内に通じる吸入管内の圧力
が低下する。
気が第一の逆止弁を通つて吸排容器内に吸入さ
れ、この吸排容器内の空気は第二の逆止弁を通つ
て運搬容器内に吐出される。運搬容器内に吐出さ
れた空気は、更に上記制御弁機構を通じて大気中
に放出される為、この運搬容器内の圧力が上昇す
る事はなく、ドラム缶内に通じる吸入管内の圧力
が低下する。
この様に吸入管内の圧力が低下する事により、
上記ドラム缶内の灯油がこの吸入管内に吸い込ま
れる。吸入管内に吸い込まれた灯油の先端位置が
ドラム缶内に貯溜された灯油の油面よりも低くな
つた場合、サイホンの原理によつて、それ以上ポ
ンプ素子の駆動を続けなくても、ドラム缶内の灯
油が自動的に運搬容器内に流入する様になる。
上記ドラム缶内の灯油がこの吸入管内に吸い込ま
れる。吸入管内に吸い込まれた灯油の先端位置が
ドラム缶内に貯溜された灯油の油面よりも低くな
つた場合、サイホンの原理によつて、それ以上ポ
ンプ素子の駆動を続けなくても、ドラム缶内の灯
油が自動的に運搬容器内に流入する様になる。
吸入管を通じての灯油の流入により、運搬容器
内の油面が一定以上に迄上昇すると、運搬容器上
部に設けたフロートが上昇して吸入管内の昇降杆
を押し上げ、この昇降杆が吸入管上端部の開閉弁
を開く。
内の油面が一定以上に迄上昇すると、運搬容器上
部に設けたフロートが上昇して吸入管内の昇降杆
を押し上げ、この昇降杆が吸入管上端部の開閉弁
を開く。
開閉弁が開かれる事により、それ迄外気と遮断
されていた吸入管内に外気が流入し、以後吸入管
がサイホン通路として機能しなくなつて、運搬容
器内への給油が自動的に停止する。
されていた吸入管内に外気が流入し、以後吸入管
がサイホン通路として機能しなくなつて、運搬容
器内への給油が自動的に停止する。
この様にして運搬容器内への給油が自動的に終
了したならば、吸入管の上部側面に設けた吸入用
接続口と、ドラム缶内に通じるホース等との接続
を外し、或は吸入管を運搬容器から抜き取つて、
運搬容器を室内に設けた石油ストーブの近くに運
ぶ。
了したならば、吸入管の上部側面に設けた吸入用
接続口と、ドラム缶内に通じるホース等との接続
を外し、或は吸入管を運搬容器から抜き取つて、
運搬容器を室内に設けた石油ストーブの近くに運
ぶ。
運搬容器を石油ストーブの近くに運んだなら
ば、この容器の底部に開口した吐出管に通じるホ
ース等の端部を石油ストーブの吸油口に挿入し、
運搬容器上部の制御弁機構を閉じた状態でポンプ
素子を駆動する。
ば、この容器の底部に開口した吐出管に通じるホ
ース等の端部を石油ストーブの吸油口に挿入し、
運搬容器上部の制御弁機構を閉じた状態でポンプ
素子を駆動する。
このポンプ素子の駆動により、吸入管、接続管
及び吸入口を通じて吸排容器内に吸入された外気
が吐出口を通じて運搬容器内に送り込まれ、この
運搬容器内の圧力を上昇させる。
及び吸入口を通じて吸排容器内に吸入された外気
が吐出口を通じて運搬容器内に送り込まれ、この
運搬容器内の圧力を上昇させる。
この様にポンプ素子の駆動に伴なつて運搬容器
内の圧力が上昇すると、運搬容器内に貯溜されて
いる灯油がこの圧力に押されて吐出管に押し込ま
れ、この吐出管を通じて石油ストーブのタンクに
送られる。
内の圧力が上昇すると、運搬容器内に貯溜されて
いる灯油がこの圧力に押されて吐出管に押し込ま
れ、この吐出管を通じて石油ストーブのタンクに
送られる。
タンクへの給油は、運搬容器内の灯油が無くな
れば自動的に停止するが、運搬容器内に灯油が残
つている間にタンクへの給油を停止する場合は、
運搬容器上部の制御弁機構を開放し、運搬容器内
部の圧力を外に逃がす。この結果、運搬容器内の
圧力が大気圧となり、運搬容器内の灯油がそれ以
上吐出管を通じて押し出される事がなくなる。
れば自動的に停止するが、運搬容器内に灯油が残
つている間にタンクへの給油を停止する場合は、
運搬容器上部の制御弁機構を開放し、運搬容器内
部の圧力を外に逃がす。この結果、運搬容器内の
圧力が大気圧となり、運搬容器内の灯油がそれ以
上吐出管を通じて押し出される事がなくなる。
(実施例)
次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第1〜3図は本考案の第一実施例を示してお
り、第1図は全体構成を示す縦断側面図、第2〜
3図は開閉弁の構造の2例を示すそれぞれ第1図
のA部に相当する縦断面図である。
り、第1図は全体構成を示す縦断側面図、第2〜
3図は開閉弁の構造の2例を示すそれぞれ第1図
のA部に相当する縦断面図である。
従来から広く知られたポリエチレン製の灯油容
器と同様、上面中央部に把手1を設けて持ち運び
可能とした運搬容器2の上面両端部には、それぞ
れ円孔3,4を開設している。各円孔3,4の周
囲には、外周面に雄螺子を刻設した短円筒部5,
6をそれぞれ形成して、袋ナツト状の蓋体7,8
を被着自在としている。
器と同様、上面中央部に把手1を設けて持ち運び
可能とした運搬容器2の上面両端部には、それぞ
れ円孔3,4を開設している。各円孔3,4の周
囲には、外周面に雄螺子を刻設した短円筒部5,
6をそれぞれ形成して、袋ナツト状の蓋体7,8
を被着自在としている。
この内、運搬容器2の上面一端部に設けた円孔
周囲の短円筒部5の上縁と、この短円筒部5に螺
着した蓋体7の下面との間には、支持板9の外周
縁部と、案内筒10の上端外周縁に形成した外向
フランジとを挟持している。上記支持板9の下面
中央部にはエルボ型の継手部11が、支持板9と
一体に形成されており、支持板9を気密に貫通し
た吸入管12の下端部が、上記継手部11の上端
に内嵌し接続されている。
周囲の短円筒部5の上縁と、この短円筒部5に螺
着した蓋体7の下面との間には、支持板9の外周
縁部と、案内筒10の上端外周縁に形成した外向
フランジとを挟持している。上記支持板9の下面
中央部にはエルボ型の継手部11が、支持板9と
一体に形成されており、支持板9を気密に貫通し
た吸入管12の下端部が、上記継手部11の上端
に内嵌し接続されている。
一方、運搬容器2の他端部上面に設けた円孔周
囲の短円筒部6の上縁と、この短円筒部6に螺着
した蓋体8の下面との間には、有底円筒状の吸排
容器13の上端縁部に形成した外向フランジ14
の外周縁部を挟持している。上記吸排容器13の
上端開口部には、全体をビニル等の弾力性と可撓
性とを有する材料で造り、下端部に設けた吸排口
15を通じて気体を吸排するベローズ状のポンプ
素子16を、上記吸排口15の外周面に刻設した
雄螺子を吸排容器の内周面に刻設した雌螺子に螺
着する事で装着している。
囲の短円筒部6の上縁と、この短円筒部6に螺着
した蓋体8の下面との間には、有底円筒状の吸排
容器13の上端縁部に形成した外向フランジ14
の外周縁部を挟持している。上記吸排容器13の
上端開口部には、全体をビニル等の弾力性と可撓
性とを有する材料で造り、下端部に設けた吸排口
15を通じて気体を吸排するベローズ状のポンプ
素子16を、上記吸排口15の外周面に刻設した
雄螺子を吸排容器の内周面に刻設した雌螺子に螺
着する事で装着している。
上記吸排容器13の下部両側面には、それぞれ
吸入口17と吐出口18とを設けており、この内
の吸入口17には気体が吸排容器13内に流入す
る場合にのみ開く第一の逆止弁19を、吐出口1
8には気体が吸排容器13から吐出する場合にの
み開く第二の逆止弁20を、それぞれ設けてい
る。
吸入口17と吐出口18とを設けており、この内
の吸入口17には気体が吸排容器13内に流入す
る場合にのみ開く第一の逆止弁19を、吐出口1
8には気体が吸排容器13から吐出する場合にの
み開く第二の逆止弁20を、それぞれ設けてい
る。
この様な吸排容器13の吸入口17と、前記吸
入管12の下端部に連続する継手部11の下端開
口部とは、運搬容器2の上端中央部の中空の把手
1内を挿通した接続管21を介して接続してい
る。この接続管21の両端部と、継手部11の下
端開口部、或は吸排容器13の吸入口17との接
続部は気密に構成する事で、上記接続管21の内
外の気密を保持している。
入管12の下端部に連続する継手部11の下端開
口部とは、運搬容器2の上端中央部の中空の把手
1内を挿通した接続管21を介して接続してい
る。この接続管21の両端部と、継手部11の下
端開口部、或は吸排容器13の吸入口17との接
続部は気密に構成する事で、上記接続管21の内
外の気密を保持している。
又、前記吸入管12の下端部に接続した継手部
11の下面を気密に且つ昇降自在に貫通した昇降
杆22の下端部で、前記案内筒10の内側に位置
する部分には、フロート23を固定している。こ
のフロート23は、運搬容器2内の流動性を有す
る内容物の量が一定以上に達した場合に浮上して
上記昇降杆を押し上げ、吸入管12の内側中心部
に昇降自在に設けた連結杆24を介して、上記吸
入管12の上端部に設けた開閉弁25を開き、吸
入管12の内外を連通する様に構成している。
11の下面を気密に且つ昇降自在に貫通した昇降
杆22の下端部で、前記案内筒10の内側に位置
する部分には、フロート23を固定している。こ
のフロート23は、運搬容器2内の流動性を有す
る内容物の量が一定以上に達した場合に浮上して
上記昇降杆を押し上げ、吸入管12の内側中心部
に昇降自在に設けた連結杆24を介して、上記吸
入管12の上端部に設けた開閉弁25を開き、吸
入管12の内外を連通する様に構成している。
この開閉弁の構造は、連結杆24の上昇に伴な
つて流路を開く構造のものであれば良く、例えば
第2〜3図に示した様な構造を採用出来る。この
第2〜3図に示した構造は、何れも連結杆24の
上昇に伴なつてロツド26が押し上げられた場
合、このロツド26が圧縮ばね27の弾力に抗し
て弁片28を弁座29から離し、大気に通じる通
孔30と前記吸入管12の内側とを連通させるも
のである。
つて流路を開く構造のものであれば良く、例えば
第2〜3図に示した様な構造を採用出来る。この
第2〜3図に示した構造は、何れも連結杆24の
上昇に伴なつてロツド26が押し上げられた場
合、このロツド26が圧縮ばね27の弾力に抗し
て弁片28を弁座29から離し、大気に通じる通
孔30と前記吸入管12の内側とを連通させるも
のである。
又、上記吸入管12の上部側方で、この開閉弁
よりも下側位置には吸入用接続口31を設けてい
る。この吸入用接続口31には、ビニル等の可撓
性、耐油性を有する材料により造つたホース32
の一端を接続している。灯油を貯溜したドラム缶
33には上端部に逆止弁34を設けた取り出し管
35が、このドラム管33の底部に迄挿入されて
おり、この取り出し管35の上端開口部に上記ホ
ース32の他端を接続している。
よりも下側位置には吸入用接続口31を設けてい
る。この吸入用接続口31には、ビニル等の可撓
性、耐油性を有する材料により造つたホース32
の一端を接続している。灯油を貯溜したドラム缶
33には上端部に逆止弁34を設けた取り出し管
35が、このドラム管33の底部に迄挿入されて
おり、この取り出し管35の上端開口部に上記ホ
ース32の他端を接続している。
更に、前記運搬容器2の上部に斜め上方に向け
て設けた側方接続口36の周囲に設けた短円筒部
37には袋ナツト38を螺着しており、この袋ナ
ツト38の下面と上記短円筒部37の上端縁との
間で、吐出管39の中間部外周面に形成した外向
フランジ40を挟持している。上記吐出管39の
下端は、前記運搬容器2の底部近くに開口してい
る。
て設けた側方接続口36の周囲に設けた短円筒部
37には袋ナツト38を螺着しており、この袋ナ
ツト38の下面と上記短円筒部37の上端縁との
間で、吐出管39の中間部外周面に形成した外向
フランジ40を挟持している。上記吐出管39の
下端は、前記運搬容器2の底部近くに開口してい
る。
又、この運搬容器2の上部側面には、手動によ
つてこの運搬容器内外の連通を制御する制御弁機
構41を設けている。この制御弁機構41は、外
周面に雄螺子を刻設した有底横円筒状の膨出部4
5に袋ナツト状の弁体42を螺着したものであ
る。上記膨出部45の外側面で、弁体42の中央
に形成した通孔43と整合しない位置には小通孔
44を形成して、上記弁体42を緩めた場合にの
み、上記通孔43と小通孔44とを介して運搬容
器2の内外が連通する様に構成している。
つてこの運搬容器内外の連通を制御する制御弁機
構41を設けている。この制御弁機構41は、外
周面に雄螺子を刻設した有底横円筒状の膨出部4
5に袋ナツト状の弁体42を螺着したものであ
る。上記膨出部45の外側面で、弁体42の中央
に形成した通孔43と整合しない位置には小通孔
44を形成して、上記弁体42を緩めた場合にの
み、上記通孔43と小通孔44とを介して運搬容
器2の内外が連通する様に構成している。
本発明の吸排用ポンプを有する運搬容器は上述
の様に構成されるが、この運搬容器を用いてドラ
ム缶33から灯油を取り出し、更にこの灯油を石
油ストーブのタンクに給油する場合、次に述べる
様にして作業を行なう。
の様に構成されるが、この運搬容器を用いてドラ
ム缶33から灯油を取り出し、更にこの灯油を石
油ストーブのタンクに給油する場合、次に述べる
様にして作業を行なう。
先ず、ドラム缶33から運搬容器2に灯油を移
し替えるが、この場合は運搬容器2の上部の制御
弁機構41を構成する弁体42を緩めてこの制御
弁機構41を開き、この運搬容器2の内外を連通
自在な状態とする。
し替えるが、この場合は運搬容器2の上部の制御
弁機構41を構成する弁体42を緩めてこの制御
弁機構41を開き、この運搬容器2の内外を連通
自在な状態とする。
この様に運搬容器2の内外が連通自在な状態と
なつたならば、ポンプ素子16を構成するベロー
ズ状部材の上面に設けた摘み46を持つてこのベ
ローズ状部材を伸縮させ、ポンプ素子16を駆動
する。
なつたならば、ポンプ素子16を構成するベロー
ズ状部材の上面に設けた摘み46を持つてこのベ
ローズ状部材を伸縮させ、ポンプ素子16を駆動
する。
この様にポンプ素子16を駆動させる事によつ
てこのポンプ素子16の下端部に設けた吸排口1
5に通じる吸排容器13から空気が吸排される。
即ち、上記ベローズ状部材が伸長する際に吸入管
12内の空気が継手部11、接続管21、第一の
逆止弁19を設けた吸入口17を通つて吸排容器
13内に吸入される。又、ベローズ状部材が縮ま
る際に、この吸排容器13内の空気は第二の逆止
弁20を設けた吐出口18を通つて運搬容器2内
に吐出される。
てこのポンプ素子16の下端部に設けた吸排口1
5に通じる吸排容器13から空気が吸排される。
即ち、上記ベローズ状部材が伸長する際に吸入管
12内の空気が継手部11、接続管21、第一の
逆止弁19を設けた吸入口17を通つて吸排容器
13内に吸入される。又、ベローズ状部材が縮ま
る際に、この吸排容器13内の空気は第二の逆止
弁20を設けた吐出口18を通つて運搬容器2内
に吐出される。
この様にポンプ素子16の駆動に伴ない第二の
逆止弁20を通じて運搬容器2内に吐出された空
気は、更に開放状態にある前記制御弁機構41の
小通孔44、通孔43を通じて大気中に放出され
る。この為、ポンプ素子16の駆動を継続して行
なつても、この運搬容器2内の圧力が上昇する事
はなく、ドラム缶33内に通じる吸入管12内の
圧力のみが低下する。
逆止弁20を通じて運搬容器2内に吐出された空
気は、更に開放状態にある前記制御弁機構41の
小通孔44、通孔43を通じて大気中に放出され
る。この為、ポンプ素子16の駆動を継続して行
なつても、この運搬容器2内の圧力が上昇する事
はなく、ドラム缶33内に通じる吸入管12内の
圧力のみが低下する。
この様にポンプ素子16の駆動に伴なつて吸入
管12内の圧力が低下すると、上記ドラム缶33
内の灯油が、この吸入管12内に吸い込まれる。
吸入管12内に吸い込まれた灯油の位置がドラム
缶33内に貯溜された灯油の油面よりも低くなつ
た場合、サイホンの原理によつて、それ以上ポン
プ素子16の駆動を続けなくても、ドラム管33
内の油面が運搬容器2内の油面よりも高い限り、
ドラム缶33内の灯油が自動的に運搬容器2内に
流入する様になる。
管12内の圧力が低下すると、上記ドラム缶33
内の灯油が、この吸入管12内に吸い込まれる。
吸入管12内に吸い込まれた灯油の位置がドラム
缶33内に貯溜された灯油の油面よりも低くなつ
た場合、サイホンの原理によつて、それ以上ポン
プ素子16の駆動を続けなくても、ドラム管33
内の油面が運搬容器2内の油面よりも高い限り、
ドラム缶33内の灯油が自動的に運搬容器2内に
流入する様になる。
吸入管12を通じての灯油の流入により、運搬
容器2内の油面が一定以上に迄上昇すると、運搬
容器2の上部に設けた案内筒10内に灯油が入り
込み、この案内筒10内のフロート23が上昇し
て吸入管内の昇降杆22を押し上げる。この様に
フロート23によつて押し上げられた昇降杆22
は、更に連結杆24を介して吸入管12の上端部
に設けた開閉弁25のロツド26を押し上げ、こ
の開閉弁25を開く。
容器2内の油面が一定以上に迄上昇すると、運搬
容器2の上部に設けた案内筒10内に灯油が入り
込み、この案内筒10内のフロート23が上昇し
て吸入管内の昇降杆22を押し上げる。この様に
フロート23によつて押し上げられた昇降杆22
は、更に連結杆24を介して吸入管12の上端部
に設けた開閉弁25のロツド26を押し上げ、こ
の開閉弁25を開く。
この様に開閉弁25が開かれる事により、それ
迄外気と遮断されていた吸入管12内に外気が流
入する。サイホン通路の一部として機能していた
吸入管12の上端部から外気が送り込まれた場
合、以後この吸入管12がサイホン通路の一部と
して機能する事はなくなり、それ迄サイホンの原
理によつて自動的に行なわれていた運搬容器2内
への給油が自動的に停止する。
迄外気と遮断されていた吸入管12内に外気が流
入する。サイホン通路の一部として機能していた
吸入管12の上端部から外気が送り込まれた場
合、以後この吸入管12がサイホン通路の一部と
して機能する事はなくなり、それ迄サイホンの原
理によつて自動的に行なわれていた運搬容器2内
への給油が自動的に停止する。
尚、運搬容器2内の油面がドラム管33内の油
面よりも高くなつた場合に於いても、ポンプ素子
16の駆動を継続して行なえば、ドラム管33内
の灯油を運搬容器2内に移し替える事が出来る。
この場合は作業者が作業現場から離れる事は出来
ないが、運搬容器2内の油面が一定以上上昇した
場合、フロート23の上昇に伴う開閉弁25の開
放によつて吸入管12内に空気が吸入され、この
吸入管12を通じての灯油の吸入が行なわれなく
なる為、油面を注視しつつポンプ素子16を駆動
する必要はない。
面よりも高くなつた場合に於いても、ポンプ素子
16の駆動を継続して行なえば、ドラム管33内
の灯油を運搬容器2内に移し替える事が出来る。
この場合は作業者が作業現場から離れる事は出来
ないが、運搬容器2内の油面が一定以上上昇した
場合、フロート23の上昇に伴う開閉弁25の開
放によつて吸入管12内に空気が吸入され、この
吸入管12を通じての灯油の吸入が行なわれなく
なる為、油面を注視しつつポンプ素子16を駆動
する必要はない。
この様にして運搬容器2内への給油が自動的に
終了したならば、吸入管12の下端部を継手部1
1の上端開口部から抜き取り、運搬容器2を室内
に設けた石油ストーブの近くに運ぶ。
終了したならば、吸入管12の下端部を継手部1
1の上端開口部から抜き取り、運搬容器2を室内
に設けた石油ストーブの近くに運ぶ。
運搬容器2を石油ストーブの近くに運んだなら
ば、この容器2の底部に開口した吐出管39の上
端部に一端を接続したホース(図示せず)の他端
部を石油ストーブのタンクに設けた吸油口に挿入
する。これと共に、運搬容器2内への灯油吸い込
み時に開いていた運搬容器上部の制御弁機構41
の弁体42を緊締する事により通孔43と小通孔
44との連通を断つてこの制御弁機構41を閉じ
る。
ば、この容器2の底部に開口した吐出管39の上
端部に一端を接続したホース(図示せず)の他端
部を石油ストーブのタンクに設けた吸油口に挿入
する。これと共に、運搬容器2内への灯油吸い込
み時に開いていた運搬容器上部の制御弁機構41
の弁体42を緊締する事により通孔43と小通孔
44との連通を断つてこの制御弁機構41を閉じ
る。
制御弁機構41を閉じる事により、運搬容器2
の内外の連通を断つたならば、この運搬容器2の
上面に設けたポンプ素子16の摘み46を持つて
このベローズ状のポンプ素子16を伸縮させる事
で駆動する。
の内外の連通を断つたならば、この運搬容器2の
上面に設けたポンプ素子16の摘み46を持つて
このベローズ状のポンプ素子16を伸縮させる事
で駆動する。
この様にポンプ素子16を駆動する事により、
吸入管12、接続管21及び第一の逆止弁19を
通じて吸排容器13内に吸入された外気が、第二
の逆止弁20を通じて運搬容器2内に送り込まれ
るが、運搬容器2の内外の連通は制御弁機構41
を閉じる事によつて断たれている為、ポンプ素子
16の駆動に伴なつてこの運搬容器2内の圧力が
上昇する。
吸入管12、接続管21及び第一の逆止弁19を
通じて吸排容器13内に吸入された外気が、第二
の逆止弁20を通じて運搬容器2内に送り込まれ
るが、運搬容器2の内外の連通は制御弁機構41
を閉じる事によつて断たれている為、ポンプ素子
16の駆動に伴なつてこの運搬容器2内の圧力が
上昇する。
この様にポンプ素子16の駆動に伴なつて運搬
容器2内の圧力が上昇すると、運搬容器2内に貯
溜されている灯油がこの圧力に押されて吐出管3
9内に押し込まれ、更にこの吐出管39を通じて
石油ストーブのタンクに送られる。
容器2内の圧力が上昇すると、運搬容器2内に貯
溜されている灯油がこの圧力に押されて吐出管3
9内に押し込まれ、更にこの吐出管39を通じて
石油ストーブのタンクに送られる。
運搬容器2からタンクへの給油は、運搬容器2
内の灯油が無くなれば自動的に停止するが、運搬
容器2内に灯油が残つている間にタンクへの給油
を停止する場合は、運搬容器2の上部に設けた制
御弁機構41の弁体42を緩める事により通孔4
3と小通孔44とを連通させてこの制御弁機構4
1を開放し、運搬容器2内部に残留する圧力を外
に逃がす。
内の灯油が無くなれば自動的に停止するが、運搬
容器2内に灯油が残つている間にタンクへの給油
を停止する場合は、運搬容器2の上部に設けた制
御弁機構41の弁体42を緩める事により通孔4
3と小通孔44とを連通させてこの制御弁機構4
1を開放し、運搬容器2内部に残留する圧力を外
に逃がす。
この結果、運搬容器2内の圧力が大気圧と同じ
になり、運搬容器2内の灯油がそれ以上吐出管3
9を通じ、タンクに向けて押し出される事がなく
なる。
になり、運搬容器2内の灯油がそれ以上吐出管3
9を通じ、タンクに向けて押し出される事がなく
なる。
次に、第4〜5図は本考案の第二実施例を示し
ている。
ている。
本実施例の場合、制御弁機構41の構造を工夫
する事により、継手部11への吸入管12の着脱
に伴つて、この制御弁機構41の開閉が自動的に
行なわれる様にすると共に、吐出管39の先端部
に、手動によつて開閉される弁機構を設けてい
る。
する事により、継手部11への吸入管12の着脱
に伴つて、この制御弁機構41の開閉が自動的に
行なわれる様にすると共に、吐出管39の先端部
に、手動によつて開閉される弁機構を設けてい
る。
即ち、短円筒部5の上縁と蓋体7の下面との間
に挟持された支持板9の一部で、この支持板9を
気密に貫通して設けた吸入管12の近傍位置に形
成した円孔47には、有底円筒状で上部側面に内
外を連通する通孔49,49を有するシリンダ筒
48が、開口部を上側にして嵌着されている。こ
のシリンダ筒48の内側には、上半部を有底円筒
状としたピストン体50が嵌装されている。
に挟持された支持板9の一部で、この支持板9を
気密に貫通して設けた吸入管12の近傍位置に形
成した円孔47には、有底円筒状で上部側面に内
外を連通する通孔49,49を有するシリンダ筒
48が、開口部を上側にして嵌着されている。こ
のシリンダ筒48の内側には、上半部を有底円筒
状としたピストン体50が嵌装されている。
ピストン体50の下面と上記シリンダ筒48の
底面との間には圧縮ばね51を嵌装する事によ
り、このピストン体50に上方に向く弾力を付与
している。更に、このピストン体50の中間部側
面と上端部側面とには、内側通路52を介して互
いに連通する通孔53,54がそれぞれ形成され
ている。中間部側面に形成した通孔53の下側外
周面に、ピストン体50の全周に亘つて形成した
凹溝55にはOリング56を嵌装して、この部分
に於けるピストン体外周面とシリンダ筒内周面と
の間の気密保持を図つている。
底面との間には圧縮ばね51を嵌装する事によ
り、このピストン体50に上方に向く弾力を付与
している。更に、このピストン体50の中間部側
面と上端部側面とには、内側通路52を介して互
いに連通する通孔53,54がそれぞれ形成され
ている。中間部側面に形成した通孔53の下側外
周面に、ピストン体50の全周に亘つて形成した
凹溝55にはOリング56を嵌装して、この部分
に於けるピストン体外周面とシリンダ筒内周面と
の間の気密保持を図つている。
又、前記継手部11に挿入接続自在な吸入管1
2の下端部外周面には、上記継手部11への挿入
時に上記ピストン体50の上面に衝合自在な衝合
板57を固定している。
2の下端部外周面には、上記継手部11への挿入
時に上記ピストン体50の上面に衝合自在な衝合
板57を固定している。
この様に構成される制御弁機構41に於いて
は、吸入管12を継手部11に挿入していない状
態に於いては、シリンダ筒48内に嵌装したピス
トン体50が圧縮ばね51の弾力によつて上昇
し、Oリング56がシリンダ筒48に設けた通孔
49よりも上方に移動して、この通孔49とピス
トン体50の通孔53との連通が断たれ、制御弁
機構41が閉じられた状態となる。
は、吸入管12を継手部11に挿入していない状
態に於いては、シリンダ筒48内に嵌装したピス
トン体50が圧縮ばね51の弾力によつて上昇
し、Oリング56がシリンダ筒48に設けた通孔
49よりも上方に移動して、この通孔49とピス
トン体50の通孔53との連通が断たれ、制御弁
機構41が閉じられた状態となる。
又、吸入管12を継手部11内に挿入すると、
この吸入管12の下端部外周面に固定した衝合板
57の下面がピストン体50の上面に衝合してこ
のピストン体50を圧縮ばね51の弾力に抗して
押し下げ、上記通孔49,53を互いに連通する
状態とする。これによつて制御弁機構41が開か
れ、運搬容器2内が大気に開放した状態となる。
この吸入管12の下端部外周面に固定した衝合板
57の下面がピストン体50の上面に衝合してこ
のピストン体50を圧縮ばね51の弾力に抗して
押し下げ、上記通孔49,53を互いに連通する
状態とする。これによつて制御弁機構41が開か
れ、運搬容器2内が大気に開放した状態となる。
前述の第一実施例で述べた通り、吸入管12を
継手部11に接続した状態に於いては制御弁機構
41を開き、吸入管12を継手部11から引き抜
いた状態に於いては制御弁機構41を閉じる様に
操作する為、本実施例の様に、吸入管12の抜き
差しに伴つて自動的に制御弁機構41が開閉する
様に構成すれば、給油作業時に於ける操作が簡略
化される。
継手部11に接続した状態に於いては制御弁機構
41を開き、吸入管12を継手部11から引き抜
いた状態に於いては制御弁機構41を閉じる様に
操作する為、本実施例の様に、吸入管12の抜き
差しに伴つて自動的に制御弁機構41が開閉する
様に構成すれば、給油作業時に於ける操作が簡略
化される。
一方、吐出管39の先端部は閉塞し、この先端
部を貫通して設けたスライド筒58の内側に、有
底横円筒状で、中間部に通孔59を有するスライ
ダ60が摺動自在に嵌合している。上記スライド
筒58とスライダ60との間には、このスライダ
60を図面左方向に移動させるばねの役目を兼ね
る蛇腹61を設けている。
部を貫通して設けたスライド筒58の内側に、有
底横円筒状で、中間部に通孔59を有するスライ
ダ60が摺動自在に嵌合している。上記スライド
筒58とスライダ60との間には、このスライダ
60を図面左方向に移動させるばねの役目を兼ね
る蛇腹61を設けている。
吐出管39の先端部にこの様な弁機構を設けた
ので、この吐出管39を通じての灯油の送り出し
は、蛇腹61の弾力に抗してスライダ60を移動
させた場合にのみ行なわれる様になり、灯油の吐
出量の制御を容易に行なえる様になる。
ので、この吐出管39を通じての灯油の送り出し
は、蛇腹61の弾力に抗してスライダ60を移動
させた場合にのみ行なわれる様になり、灯油の吐
出量の制御を容易に行なえる様になる。
その他の構成及び作用は、前述した第一実施例
の場合と同様である。
の場合と同様である。
c 発明の効果
本発明の吸排用ポンプを有する運搬容器は、以
上に述べた通り構成され作用する為、ドラム缶等
の持ち運び困難な大容量の容器から、石油ストー
ブ等やはり持ち運び困難な機器に給油する場合等
に、種類の異るポンプを2種類用意する必要がな
く、又大容量のドラム缶等から小容量の運搬容器
に灯油等を移し替える場合に、作業現場に付きき
りでなくても運搬容器から灯油を溢れさせる事が
なく、冬季に屋外で行なわなければならない給油
作業が楽になる。
上に述べた通り構成され作用する為、ドラム缶等
の持ち運び困難な大容量の容器から、石油ストー
ブ等やはり持ち運び困難な機器に給油する場合等
に、種類の異るポンプを2種類用意する必要がな
く、又大容量のドラム缶等から小容量の運搬容器
に灯油等を移し替える場合に、作業現場に付きき
りでなくても運搬容器から灯油を溢れさせる事が
なく、冬季に屋外で行なわなければならない給油
作業が楽になる。
尚、上述の説明は、ドラム缶に貯溜した灯油を
石油ストーブのタンクに移し替える場合を中心と
しているが、本発明の吸排用ポンプを有する運搬
容器の用途はこの様なものに限定されず、各種薬
液や流動性を有する粉粒体の移送に使用する事も
出来る。
石油ストーブのタンクに移し替える場合を中心と
しているが、本発明の吸排用ポンプを有する運搬
容器の用途はこの様なものに限定されず、各種薬
液や流動性を有する粉粒体の移送に使用する事も
出来る。
第1〜3図は本考案の第一実施例を示してお
り、第1図は全体構成を示す縦断側面図、第2〜
3図は開閉弁の構造の2例を示すそれぞれ第1図
のA部に相当する縦断面図、第4図は同第二実施
例を示す第1図同様の図、第5図は第4図のB部
拡大図である。 1:把手、2:運搬容器、3,4:円孔、5,
6:短円筒部、7,8:蓋体、9:支持板、1
0:案内筒、11:継手部、12:吸入管、1
3:吸排容器、14:外向フランジ、15:吸排
口、16:ポンプ素子、17:吸入口、18:吐
出口、19:第一の逆止弁、20:第二の逆止
弁、21:接続管、22:昇降杆、23:フロー
ト、24:連結杆、25:開閉弁、26:ロツ
ド、27:圧縮ばね、28:弁片、29:弁座、
30:通孔、31:吸入用接続口、32:ホー
ス、33:ドラム缶、34:逆止弁、35:取り
出し管、36:側方接続口、37:短円筒部、3
8:袋ナツト、39:吐出管、40:外向フラン
ジ、41:制御弁機構、42:弁体、43:通
孔、44:小通孔、45:膨出部、46:摘み、
47:円孔、48:シリンダ筒、49:通孔、5
0:ピストン体、51:圧縮ばね、52:内側通
路、53,54:通孔、55:凹溝、56:Oリ
ング、57:衝合板、58:スライド筒、59:
通孔、60:スライダ、61:蛇腹。
り、第1図は全体構成を示す縦断側面図、第2〜
3図は開閉弁の構造の2例を示すそれぞれ第1図
のA部に相当する縦断面図、第4図は同第二実施
例を示す第1図同様の図、第5図は第4図のB部
拡大図である。 1:把手、2:運搬容器、3,4:円孔、5,
6:短円筒部、7,8:蓋体、9:支持板、1
0:案内筒、11:継手部、12:吸入管、1
3:吸排容器、14:外向フランジ、15:吸排
口、16:ポンプ素子、17:吸入口、18:吐
出口、19:第一の逆止弁、20:第二の逆止
弁、21:接続管、22:昇降杆、23:フロー
ト、24:連結杆、25:開閉弁、26:ロツ
ド、27:圧縮ばね、28:弁片、29:弁座、
30:通孔、31:吸入用接続口、32:ホー
ス、33:ドラム缶、34:逆止弁、35:取り
出し管、36:側方接続口、37:短円筒部、3
8:袋ナツト、39:吐出管、40:外向フラン
ジ、41:制御弁機構、42:弁体、43:通
孔、44:小通孔、45:膨出部、46:摘み、
47:円孔、48:シリンダ筒、49:通孔、5
0:ピストン体、51:圧縮ばね、52:内側通
路、53,54:通孔、55:凹溝、56:Oリ
ング、57:衝合板、58:スライド筒、59:
通孔、60:スライダ、61:蛇腹。
Claims (1)
- 1 持ち運び可能な容器の一端部上面にこの容器
の内外を連通する吸入管を、この吸入管の外周面
と容器壁との間の気密を保持した状態で植設し、
上記運搬容器の他端部上面に、吸排口を通じて気
体を吸排するポンプ素子を、上記吸排口を運搬容
器内に露出させた状態で設け、このポンプ素子の
吸排口の下側に、吸入口と吐出口とを有する吸排
容器を連設し、この吸排容器の吸入口に気体が吸
排容器内に流入する場合にのみ開く第一の逆止弁
を、吐出口に気体が吸排容器から吐出する場合に
のみ開く第二の逆止弁を、それぞれ設け、吸排容
器の吸入口と、前記吸入管の下端部内側とを接続
管を介して接続し、吸入管の下端部を気密に貫通
した昇降杆の下端部にフロートを固定して、運搬
容器内の流動性を有する内容物の量が一定以上に
達した場合にのみ、このフロートの浮上によつて
上記昇降杆が上昇し、上記吸入管の上端部に設け
た開閉弁が開いて吸入管内外を連通自在とし、吸
入管の上部に設けた吸入用接続口は、吸入すべき
流動性を有する物質を貯溜した容器内に連通自在
とし、前記運搬容器の底部に、この運搬容器を気
密に貫通した吐出管の下端部を開口させ、運搬容
器の上部に、この運搬容器内外の連通を制御する
制御弁機構を設けて成る吸排用ポンプを有する運
搬容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18203886A JPS6344499A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | 吸排用ポンプを有する運搬容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18203886A JPS6344499A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | 吸排用ポンプを有する運搬容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6344499A JPS6344499A (ja) | 1988-02-25 |
| JPH026719B2 true JPH026719B2 (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=16111250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18203886A Granted JPS6344499A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | 吸排用ポンプを有する運搬容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6344499A (ja) |
-
1986
- 1986-08-04 JP JP18203886A patent/JPS6344499A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6344499A (ja) | 1988-02-25 |
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