JPH026776Y2 - - Google Patents

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JPH026776Y2
JPH026776Y2 JP1983144806U JP14480683U JPH026776Y2 JP H026776 Y2 JPH026776 Y2 JP H026776Y2 JP 1983144806 U JP1983144806 U JP 1983144806U JP 14480683 U JP14480683 U JP 14480683U JP H026776 Y2 JPH026776 Y2 JP H026776Y2
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rear end
fish
net
cap
trawl net
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はねらつた魚だけを獲る選別機能をもつ
たトロール網の改良に関する。
トロール網というのは袋状の身網の前に袖網が
ついている底引網の一種で網口を広げて曳網し漁
獲するものであるが、この漁法は魚種や形の大小
まで選別して漁獲することは難しく、漁獲をどの
ようにして防止するかがこの漁法の大きな課題と
なつている。
従来は水産資源保護の立場から、小さい幼魚は
獲らず、所定の寸法以上に成長した魚だけを獲る
とか、紡錘形の魚を逃がして扁平形の魚だけを選
別して獲りたいと思つた場合でも、網の目合寸法
を大きめに調整するだけでは効果的な選別漁獲を
行えず、従来はある程度の混獲はやむを得ないも
のとされてきた。ところが近年各国が排他的経済
水域宣言(200カイリ問題)をしたり、水産資源
規制が実施されるようになるに伴つて、混獲が重
大な国際漁業問題になりかねないこととなつた。
例えば、米国は近年200マイル内水域(ベーリ
ング海、アラスカ湾海域)における対外国へのギ
ンダラ漁獲割当を厳しく規制しているが、ベーリ
ング海域には主対象魚種であるカラスガレイも多
く生息しており、昔から我が国漁船によるカラス
ガレイ漁業が行われてきた。しかし、この海域で
トロール網によるカラスガレイの漁獲を行うとか
なりの量のギンダラが混獲され、このためにギン
ダラの割当枠消化が進んで、このままいくと操業
を圧迫するだけでなく、早期漁業閉鎖という事態
も起こりかねない状況にある。各漁業会社や各船
はそれぞれ混獲防止のための怒力をいろいろ行つ
ているが、満足すべき対応策がみつかつていな
い。他の例としてはコガネカレイ漁で漁獲禁止魚
種である、ずわいがにを混獲することが問題にな
つている。
従来、第5図に示すような4枚構成のトロール
網によれば、そのコツド部8は第10図、第11
図に示されるように、半円筒状に形成してその後
端部を従来通り大ゴマやワイヤーを用いてコツド
部8の後端を一文字状に縫着9したり、あるいは
コツド部8の最後端の中心点に向かつて目合つぶ
し10にした形状にしているような場合には、混
獲を防止できるものではなかつた。
特に操業中においてはトロール網を水中で前方
に引つ張つているため、水の抵抗は縫着9部分や
目合つぶし10部分に集中してコツド部8の目合
はますます折り畳んだように細長く閉まつてしま
い、魚の抜けを悪くするという問題があつた。こ
のため、トロール網のコツド部分を半円筒状に形
成して目合寸法を魚より大きくとつたとしても抜
けが悪く混獲を防止できないことが判明した。
本考案は上記のような欠点を解消しようとする
もので、トロール網のコツド部分を改良すること
によつて可及的に選別漁獲を行わんとするもので
ある。
以下、本考案について図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。実施例はカラスガレイ漁におけ
るギンダラ漁獲選別用トロール網の改良例であ
る。第1図は主対象魚種であるカラスガレイ1で
あり、第2図は混獲魚であるギンダラ2である。
前者のカラスガレイ1は体形が長楕円形状で側扁
しており、体長は経済性の伴うもので30cm〜80cm
である。これに対し、後者のギンダラ2の体形は
細長い円筒形状で側扁せず、体長は60cm〜80cmで
ある。
一方、カラスガレイ用トロール網は第5図、第
6図に示すように左右の袖部3,3′とそれに続
く左右の脇部4,4′、スケア部5とそれに続く
ベーチング部6、当該ベーチング部6に相対応す
るベレー部7、前記ベーチング部6とベレー部7
の後端に取り付けられたコツド部8,8′,8″と
からなり、このベーチング部6とベレー部7とコ
ツド部8,8′,8″,8の網地は、従来、濃緑
色強力糸285本を用いて目合を90m/mに編んだ
ものを使用していたが、本件の場合には、ギンダ
ラ2は勿論、その他の魚もほとんど留まつていて
混獲状態がひどかつた。そこで考案者はコツド部
8を黒色強力糸380゜/600本を用いて目合を
200m/mに大きく調整してギンダラ2が抜ける
ように試みた。
本考案は従来のコツド部8の後端を半円筒状に
形成すると共に、これに大きい目に調整された適
宜寸法の目合をもつた袋網状で、かつ半円球状で
縫合部がなく一体的に形成したコツドキヤツプ1
1をコツド部8の後端に設けて、目の通りをよい
ものにした。このコツドキヤツプ11はちようど
帽子のように袋網状であり、曳網時において、水
の抵抗が袋網全体にほぼ均一に受け、各目合が四
方に均一に曳かれて、ちようど水中で落下傘が開
いた状態に近い状態で開くように取り付けてあ
る。従つて、曳網時においては目合の大きさが最
も大きく開いた状態となるので、ギンダラ2や所
定以下の小型魚は抜け出てしまい可及的に混獲を
防止することができることとなつた。
次に考案者はコツド部8の後端部を半円筒状に
形成し、そこに1m位になる袋網状のコツドキヤ
ツプ11を3種類用意して取り付けた。なお、コ
ツド部とコツドキヤツプとの継ぎは大ゴマやワイ
ヤーを双方に通して両脇をシヤツクル留めしてい
る。実施例におけるコツドキヤツプの仕様は次の
通りである。
(イ) ポリエチレン糸210本で 目合が180m/m (ロ) ポリエチレン糸488本で 目合が165m/m (ハ) ポリエチレン糸488本で 目合が135m/m (イ)のコツドキヤツプ使用の場合にはギンダラの
混りが皆無であつたが、その他の魚も超大型の魚
だけが留まつていた。しかし、糸の本数が少なく
不安が残つた。
(ロ)の場合にはギンダラ2が2〜3匹混り、その
他の魚も小型サイズ位が留まつた。
(ハ)の場合に目合が小さくてギンダラ2も、その
他の魚もそのほとんどが留まつた。
以上のような結果から、カラスガレイ1漁にお
けるギンダラ2の混獲を防止するための最適寸法
は、(ロ)のコツドキヤツプ11を使用した場合であ
ることが判明した。
次にコガネガレイ12とずわいがに等の小型か
に13の混獲防止について本考案を実験してみ
た。コガネガレイ12は長さ25〜30cmの長楕円形
状で、幅は体長の約6割位(15〜18cm)である。
これを漁獲するのにコツドキヤツプ11を488本
または600本、そして、目合を135m/mに形成し
た。その結果、コガネガレイ12だけが留まつ
て、小型かに13類は抜けていつて、混獲される
ことがほとんどない。
本考案は叙上のように、左右の袖部3,3′と
それに続く左右の脇部4,4′、スケヤ部5とそ
れに続くベーチング部6、当該ベーチング部6と
相対応するベレー部7、前記ベーチング部6とベ
レー部7の後端に取付けられたコツド部8とから
なるトロール網における漁獲選別用コツドにおい
て、コツド部8の後端を半円筒状に形成し、これ
に適宜寸法の目合をもつた袋網状でかつ半円球状
で縫合部がなく一体的に形成したコツドキヤツプ
11を設けたものである。
従つて、コツド部8後端のコツドキヤツプ11
は、曳網時において水の抵抗を袋網全体にほぼ均
一に受け、各目合が四方に均一に曳かれて開くよ
うになり、抜けがよくなつて混獲を可及的に減少
させることができる。特にコツドキヤツプ11の
目合い寸法を調整するだけなので、どのような魚
種でも意識的に選別して漁獲できるので、実用性
が高い漁獲選別用トロール網を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカラスガレイの側面図、第2図はギン
ダラの側面図、第3図はコガネガレイの側面図、
第4図はずわいがにの平面図、第5図は従来のト
ロール網の構造を示す展開図、第6図は本考案に
係るトロール網の全体を示す斜視図であり、第7
図は本考案に係るコツドキヤツプの展開図、第8
図は同コツドキヤツプの縫着組立状態の斜視図
で、第9図は同コツドキヤツプの使用状態の斜視
図、第10図と第11図はそれぞれ従来のコツド
エンドの縫着状態を示す要部拡大斜視図である。 1……カラスガレイ、2……ギンダラ、3,
3′……袖部、4,4′……脇部、5……スケア
部、6……ベーチング部、7……ベレー部、8…
…コツド部、11……コツドキヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の袖部とそれに続く左右の脇部、スケヤ部
    とそれに続くベーチング部、当該ベーチング部と
    相対応するベレー部、前記ベーチング部とベレー
    部の後端に取付けられたコツド部とからなるトロ
    ール網における漁獲選別用コツドにおいて、コツ
    ド部の後端を半円筒状に形成し、これに適宜寸法
    の目合をもつた袋網状でかつ半円球状で縫合部が
    なく一体的に形成したコツドキヤツプをコツド部
    の後端に設けたことを特徴とするトロール網にお
    ける漁獲選別用コツド。
JP14480683U 1983-09-19 1983-09-19 トロ−ル網における漁獲選別用コツド Granted JPS6051977U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14480683U JPS6051977U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 トロ−ル網における漁獲選別用コツド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14480683U JPS6051977U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 トロ−ル網における漁獲選別用コツド

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Publication Number Publication Date
JPS6051977U JPS6051977U (ja) 1985-04-12
JPH026776Y2 true JPH026776Y2 (ja) 1990-02-19

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ID=30322815

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14480683U Granted JPS6051977U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 トロ−ル網における漁獲選別用コツド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539985A (en) * 1976-07-15 1978-01-28 Toshiba Corp Monitor control system

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JPS6051977U (ja) 1985-04-12

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