JPH026973B2 - - Google Patents

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JPH026973B2
JPH026973B2 JP18645682A JP18645682A JPH026973B2 JP H026973 B2 JPH026973 B2 JP H026973B2 JP 18645682 A JP18645682 A JP 18645682A JP 18645682 A JP18645682 A JP 18645682A JP H026973 B2 JPH026973 B2 JP H026973B2
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JP
Japan
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air
building
exhaust
outside
entrance
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JP18645682A
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JPS5977237A (ja
Inventor
Takeo Hanaoka
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5977237A publication Critical patent/JPS5977237A/ja
Publication of JPH026973B2 publication Critical patent/JPH026973B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/04Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
    • F24F7/06Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit
    • F24F7/10Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit with air supply, or exhaust, through perforated wall, floor or ceiling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大気汚染地域の建物に対する空調方法
に関する。
例えば桜島のように噴煙をあげている火山近傍
の地域においては、不定期的にその大小の差はあ
れ降下灰塵の影響を受ける。この降下灰塵は相当
大きな粒状のものからサブミクロン級のヒユーム
状に至る形状を呈しており、微粒のものは遠隔地
まで影響を与える。この地域に存在する建物が、
それが高級商品の生産加工工場や薬品工場などの
産業施設であつたり、高級ホテルなどであつたり
する場合にはことさら、この降下灰塵の侵入を受
けると、被害は甚大となる。この侵入形態は、空
調用空気としての強制的な空気の吸込みは別とし
ても、建物の各所の隙間から侵入したり、人体、
車、荷物等の出入に伴つてこれに付着して持ち込
まれるものなど様々な形態をとる。灰塵が一たん
建物内に侵入すると、特にヒユーム状のものであ
る場合には、その除去が困難で、内装はじめ各種
の設備に悪影響を与え、生産加工施設の場合には
その生産品の品質を低下させる。特に降下煙灰
は、硫化水素その他硫黄系の腐食物質を随伴する
場合も多く、各種設備の腐食、接点故障、絶縁不
良、ベアリング摩耗、錆、等の原因となり、薬品
などに対しては変質の問題を起す。また空調設備
に対してはダクト系統、空調機まわり、熱源水系
統、冷却塔まわり、その他各所において被害を受
ける。このような被害は一時的な場合もあるが、
不定期的に半永久的に続く地域もあり、この地域
に国際級のホテルを建設する場合や高精密度が要
求される近代工場を建設する場合には、この降灰
に対して抜本的な対策が必要となる。本発明はこ
れを目的としてなされたものである。
本発明は、この難渋な課題に対して、灰塵侵入
のメカニズムを空気処理によつて改善しようとす
るものであり、しかもこれを省エネルギー的に実
施できるようにシステム化したことに特徴があ
る。その基本原理は、強制的に取入れる外気の量
と強制的に排出する排気の量とを、建物内部圧力
が外部圧力より高くなるよう制御して建物内を与
圧し、外気の汚染の程度を監視しながら外気汚染
が所定レベルに達した場合にこのレベル以下のと
きよりも外気の汚染の程度に応じて取入外気量を
少くして該与圧制御を実施すると共に、そのとき
の取入外気は予備処理してから空調機に導くよう
にしたことにある。
本発明で採用する与圧制御、灰塵防御のための
空気処理、汚染空気の洗浄時の詳細を添付図に従
つて以下に具体的に説明しよう。
第1図は、地下ガレージG、地下1階フロア
DF1を有し、地上7階のホテルに対して本発明
の空調方法を適用する例を示したもので、P.Tは
パーキングタワー、イは客室、ロは廊下、ハは玄
関、ニは駐車場出入口、ホは車出入用斜路、ヘは
厨房(階上レストラン用厨房)、トは地下機械室、
チは屋上機械室を表わしており、図は建物の狭断
面を示したもので実際には紙面の表裏方向に長く
広がつた横長のホテルである。駐車場出入口ニお
よび玄関ハの扉を開閉する以外は、特別の場合を
除いて、建物内は実質的に外気と遮断されてお
り、地上2階までは地下機械室トの空調機1が、
また地上3〜7階は地上機械室チの空調機1′が
空気調和を受持つている。空調方式はインテリア
系統はCAV方式を、またペリメータ系統はVAV
方式を採用している。地下空調機1にはパーキン
グタワーPTの上部に設けられた外気取入口2か
ら、また地上空調機1′には屋上の外気取入口
2′からそれぞれ外気が取入れられ、排気につい
ても、パーキングタワーPTの上部の排気口3と
屋上の排気口3′からそれぞれ排出される。4,
4′は排風機である。
本発明においては前記目的達成のために、建物
全体の内圧を外圧より高く制御するものであり、
これには、建物の構造や機能に応じて、外排気処
理制御、出入口でのエアシヤワー制御、駐車場が
ある場合には駐車場エアサプライ制御、厨房があ
る場合には厨房排気制御、さらに冷却塔での水質
管理制御をそれぞれ行う。第1図の建物例におい
て、その各々の制御系統を第2図に全体的に示し
た。
第2図において、CCは中央監視制御盤、C1
C5はローカル監視制御盤を示しており、図示の
例では、C1は地上2階までの外排気処理系統S
1の制御、C1′は地上3〜7階の外排気処理系統
S1′の制御、C2は玄関でのエアシヤワーS2制
御、C2′は屋上出入口のエアシヤワーS2′制御、
C3は駐車場エアシヤワー制御(駐車場エアサプ
ライS3の制御はC1が受持つ)、C4は厨房排気S
4の制御、C5は冷却塔水質管S5の制御、をそ
れぞれ受持つている。C1はC2およびC3の中継基
地として、またC1′はC2′,C4およびC5の中継基地
としての役割を兼ねている。また、C1′はエレベ
ータ排気量制御S1″も受持つている。各サブシ
ステムS1〜S5の制御は各々のローカル監視制
御盤C1〜C5がこれを受持つが、建物全体として
必要な与圧制御を中央監視制御盤によつて行う。
この中央監視制御盤はコンピユーターがこれを行
う。
以下に、各サブシステムS1〜S5のそれぞれ
を詳細に説明する。第1〜2図にはS1〜S5の
全てをもつ建物例を示したが、建物によつてはS
1〜S5のいづれか1種または2種以上を単独ま
たは複合して有している場合もある。
第3図は、本発明の与圧空調設備に適用する外
気および排気の処理装置(第2図のS1に対応)
を示す。本装置は、外気取入口2から空調機1に
至る外気取入経路に空気浄化装置6のバイパス可
能に設置し、外気汚染センサー7の指示信号に基
いて外気取入経路と空気浄化装置6を通る経路と
バイパス路8とを切換可能に構成すると共に、建
物内外の差圧検出器9の指示信号に基づいて建物
内圧が外部圧力より高くなるように排気口3から
排出する排気の量を制御するように構成されてい
る。外気経路、給気および還気経路、排気経路の
各々について順を追つて具体的に説明するが、こ
の3経路を流れる空気量はローカル制御盤C1
よつてそれぞれ適正量に制御され、その制御シス
テムが外気の汚染の程度に応じて総合的に管理さ
れるようになつている。
まず、外気経路は外気取入口2から空調機1に
至る経路である。この経路はバイパス路8と空気
浄化装置6の通過路とからなり、いづれの通路を
経て外気を取入れるかは外気汚染センサー7から
の信号によつて選択する。この切換もしくは外気
量の配分は電磁ダンパ10および11によつて行
なわれる。汚染がある所定レベル以上の場合は、
電磁ダンパ10が閉、電磁ダンパ11が開動作す
る。同時に、空気浄化装置6が駆動する。この空
気浄化装置6は電気集塵機と活性炭複合フイルタ
からなり、電気集塵機は通常のフイルタでは捕取
できない5μ以下の微粒灰塵を捕集し、活性炭複
合フイルタはSOxその他のガス成分を吸着する。
また、降下灰塵が激しいときには、第4図に示す
ような沈砂除去装置を通過させる。この装置はエ
リミネータ12とアフタフイルタ13とを振動装
置14で振動させ、捕取された灰塵をふるい落し
てホツパ15で受け、これをチヤツキダンパ16
によつて集塵袋17に収納するものである。外気
汚染センサー7は外気状態が正常域、警戒域、危
険域等のどの域にあるかを監視するが、警戒域に
入つた場合には、前記ダンパ10,11の開閉制
御と共に、空気浄化装置6への通風割合が大きく
なるに従つて給気フアン20による外気取入量が
可及的に少なくなるように制御する。例えば、正
常域では、外気による酸素補給量が30(m3/Hr・
人)程度となるように外気を取入れるが、警戒域
では15〜25(m3/Hr・人)、危険域では15〜10
(m3/Hr・人)程度の外気による酸素補給量とな
るように外気量を少な目に制御する。しかし、排
気量は、後で述べるように、これに対応して(よ
り一層)少なくする。
給気および還気経路は、空調機1から建物各所
に配設されたCAVユニツトまたはVAVユニツト
への給気ダクト21と、建物各所の吸込口から空
調機1に戻る還気ダクト22とからなる。Wは加
湿装置を示す。還気ダクト22は還気フアン23
の吐出側で空調機1への流路と排気口3への流路
に分岐しており、それぞれの分岐路には電磁ダン
パ24,25が介装されている。この電磁ダンパ
24,25も制御盤C1によつて開度調整が行な
われ、空調機1への還気量と排気量が適切に調節
される。
排気経路は建物各所の排気を一括して排気口3
へ導くもので排気フアン4によつてこれを行な
う。駐車場がある場合にはこの排気の1部は駐車
場に導かれる(この態様については後述する)。
排気ダクト26によつて排気口3に送気される排
気量は、排気ダクト26に介装された電磁ダンパ
27によつて調節される。
制御盤C1は、外気汚染センサー7および差圧
検出器9からの指示信号により、外気経路の電磁
ダンパ10,11並びに給気フアン20の送風量
を制御し、同時に電磁ダンパ24,25,27の
開度を制御する。この制御は一たん中央監視制御
盤CCにおいてコンピユータ解析され、建物全体
の内部圧力が外部圧力より常時高圧となるような
制御動作にコントロールされると共に、外気汚染
の程度がひどくなるにつれて取入外気量を少なく
し同時に与圧が維持されるべく排気量を少なくす
るような制御動作にコントロールされる。
このようにして第3図の装置は建物全体を与圧
制御すると共に灰塵の処理を自動的に行ない、建
物の各所の隙間からのドラフトを防止しながら必
要十分な酸素補給を行なうことができ、また汚染
がひどいときには浄化装置6で前処理する空気量
はそれに伴つて減少させるものであるからこの前
処理装置の容量は比較的小規模であつてもよく設
備的な負担も少なくすむものである。
第5〜8図は、本発明の与圧空調設備を適用す
るさいに、出入のはげしい出入口(例えばホテル
の玄関や工場の出入荷口等)が存在する建物に対
してこの部分での汚染侵入を効果的に防止するエ
アシヤワー装置(前記サブシステムS2)を示
す。前述のように建物内を与圧制御すればドラフ
トは実質上防止されるが、出入のはげしい戸口が
あると建物内外の温度差による交換気流によつ
て、また出入する人体または物体に同拌して、建
物内に汚染物質が侵入する。第5〜8図の装置は
これを防止するもので、第5図は表玄関EMと裏
玄関ESを有する建物(例えばホテル)の1階平面
図を示す。なお、第5図におけるDは通常の玄関
ドアであり、この通常の玄関ドアDに並んで本発
明に従う出入口装置Uが付設されている。
第6図は出入口装置Uの中央部分からの平断
面、第7図は出入口装置Uの天井部分の平断面、
第8図は出入口装置の正面からの図である。これ
らの図のように、この出入口装置は、外側扉31
と内側扉32との間に通路空間33を形成し、こ
の通路空間33内に向けて高速気流を吹出すため
の吹出口35を両側壁面および天井面に複数個配
設し、通路空間33内の空気を吸込んでこれを吹
出口35の各々に送気するための送風機34を介
装した空気循環路を形成し、この空気循環路にフ
イルタユニツト36を設置して構成されている。
外側扉31と内側扉32とは垂直軸のまわりに
回転する十字扉であり、これの回転位置が任意の
位置にあつても気体の通過が少なくなるように出
入の間口はこの十字扉の全巾より小さくしてあ
る。この2つの回転扉31と32の間には数人の
人が入り込めるような通路空間33が形成されて
いる。この通路空間33は両方の回転扉31と3
2、両側壁37と38、天井面39、および床面
40(第8図)とで形成されるが、両側壁37と
38の背後と天井面39の背後(天井裏)には互
いに連通する空胴が形成されている。すなわち、
通路空間33は両方の回転扉31と32との間に
あつて、2重壁構造の両側壁と天井裏空間をもつ
天井面と床面とで画定され、2重壁空間と天井裏
空間は互いに連通する空胴が形成されている。こ
の互いに連通する空胴が空気循環路の1部を構成
する。
両側壁37と38および天井面39には空気通
路33の内部に方向を向けた吹出口35が多数配
置され、他方、両側壁37と38の下方において
吸込口42が設けられている。そして、天井裏空
間にその空間内の空を吸込むように送風機34,
34′が設置され、この送風機34,34′の吐出
口がフイルタユニツト36,36′に接続されて
いる。これらの送風機34,34′とフイルタユ
ニツト36,36′は回転扉31と32が位置す
る天井裏スペースにそれぞれ設置され、天井裏ス
ペースの有効利用と複基使用による機器容量の小
規模化が図られている。フイルタユニツト36,
36′から各々の吹出口35には給気ダクト43
によつて給気されるようにしてあり、各々の吹出
口35からはフイルタユニツト36,36′によ
つて清浄化された給気がエアジエツトとして噴射
されるようになつている。このフイルタユニツト
には、高性能フイルター41が装着されている
が、さらに吸込口42の近傍の取外し可能な位置
にもプレフイルター44が設けられてあり、この
フイルター44は粗大粒子を捕促する性能のもの
および/または有害ガス分を吸着する例えば活性
炭などの吸着性能のものを複層して使用する。
したがつて、通路空間33から吸込口42を経
て2重壁空間内に取入れられる還気はまずこのプ
レフイルター44で粗大粒子および/または有害
ガスが除去されたあと、2重壁空間を経て天井裏
空間に入り、送風機34,34′から各フイルタ
ユニツト36,36′に入り、ここでさらに微粒
子が捕促されてから給気ダクト43を経て各々の
吹出口35に給気され、各々の吹出口からこの清
浄化された空気がエアジエツトとして吹出される
ことになる。このエアジエツトにより通路空間内
の人体または物体はエアシヤワーを受けてこれに
付着していた汚染物質が吹き飛ばされ、このエア
シヤワー後の汚染空気は再び吸込口42に吸込ま
れて循環する。これにより、通路空間を経て建物
内に入る人体または物体に同伴する汚染物質は除
去される。なお、この通路空間内において、衣服
をはたくとか靴その他をブラツシングするとかの
動作を加えれば一層その汚染防止効果が高まる。
他方において、本装置Uの駆動により、2重壁
空間および天井裏空間は負圧、通路空間は正圧が
高まるようになるが、本装置の実質上全体を建物
内に設置することにより、外側扉31の内側から
屋外に気流が流れることはあつても屋外から内側
に外気が流れ込むことは抑制されるし、2重壁空
間や天井裏空間と建物内空間との間に圧力調整ダ
ンパ45を設置してその圧力差を吸収するように
することによつて負圧の高まりを非汚染空気によ
つて抑制することができる。このようにして、出
入口を通じての汚染された外気の建物内への侵入
も効果的に制御することができる。なお、この圧
力調整ダンパ45は、微差圧計47(第8図)か
らの指示信号をローカル制御盤C2が受け、中央
監視制御盤CC(第2図)の指示のもとに、その開
度が調整される。装置Uの駆動の発停は人または
物の出入に応答して自動化させておき、中央監視
制御盤CCが常時その状態を監視し、空気の状況
に応じて適切なコントロールを行なう。
このようにして、人または物が頻繁に出入する
出入口を有する建物であつても、前述の建物内与
圧制御システムのもとでこの出入口から侵入する
汚染物質の建物内への侵入が効果的に防止され
る。
次に、駐車場を有する建物に対して本発明を実
施する場合(前述のサブシステムS3)について
述べる。従来一般の建物において、駐車場の車出
入口は開口のままとされ、駐車場内の排気は排気
ダクトにより建物外に排出していたのが通常であ
つた。このため、車に付着して建物内に汚染物質
が搬入され、この一たん建物内に持ち込まれた汚
染物質は系外に排出されずに建物内に蓄積するこ
とが多かつた。本発明はこの車搬入による同拌汚
染物質を、与圧システムの建物内排気を駐車場に
導き、この排気を利用して同拌汚染物質の建物内
への侵出を防御する方式を提案する。この本発明
による方式は、第9〜14図に示したように、ビ
ル内の駐車場階において、この階の天井部近くに
空気搬送用のジエツト気流吹出ユニツトを配置
し、このユニツトによつてこの階の空気を車出入
口に向けて1方向性に空気搬送し、車出入口に搬
送された空気を吸引してこれを車出入口通路の周
囲に設けられた空気吹出ノズルまたはスリツトか
ら外方に傾斜させて吹出すようにした点に特徴が
あり、この空気として、建物全体の排気の1部を
利用すると共に、この排気の量をこの建物内圧の
与圧制御が行なわれるような条件に制御するので
ある。
図面に示した実施例に従つて具体的に説明する
と、第9図はビル内の駐車場階における本発明の
空気搬送のしかたを示したもので、エレベーター
51のある車寄せ近傍に建物排気のレターンシヤ
フト52を設け、給気フアン53によつて給気口
54から駐車場内に給気する例を示す。この駐車
場階の天井部近くには空気搬送用ジエツト気流吹
出しユニツト55a〜55eが取付けられてい
る。
このユニツト55a〜55eは、ジエツト気流
を吹出すことによつてこのジエツト気流近傍の周
囲空気をジエツト気流の方向に誘引搬送するもの
である。このユニツト自体の構造はジエツトノズ
ルに高圧空気を供給する構造のもので、周囲空気
を用いてジエツト気流を形成する場合にはこの周
囲空気取入口から取入れた空気をフアンによつて
高圧とし、これをジエツトノズルに供給する構造
を有し、別系統の空気(排気)を用いてジエツト
気流を形成する場合にはジエツトノズルが高圧空
気源の排気ダクトに配置される。いづれにして
も、このジエツト気流吹出しユニツト55a〜5
5eは駐車場階の天井部近くに配置され、ユニツ
ト55aのジエツト気流によつて搬送された周囲
空気が次のユニツト55bのジエツト気流によつ
て次のユニツト55cに搬送されるという具合
に、順次周囲空気の搬送が1方向性に行なわれる
ように配置されている。そして、このジエツト気
流を搬送手段として搬送される周囲空気は車出入
口56の方向に最終的に向かうようにしてある。
第10〜12図は駐車場への入口部の詳細を示
したもので、屋外Aの方向から屋内Bの方向に入
る車がこの入口部でエアーシヤワーを受けると同
時に屋外の汚染空気がこの入口部の開口から駐車
場内に入り込まないようにした構造を示してい
る。すなわち、この車入口部に設置されるエアー
ブロー装置は、駐車場内の空気を取入れるための
空気取入口57と、この車入口通路の周囲に設け
られ屋外Aの方向に向きを傾けた空気吹出しスリ
ツト59〜61と、空気取入口57から取入れた
空気をスリツト59〜61に圧送するためのフア
ン58,58′と、をユニツト化して配置したも
のである。図示の例において、空気取入口57は
前記の最後部のジエツト気流吹出しユニツト55
eによつて搬送されてきた空気を取入れられるよ
うに屋内Bの天井面近くに設けてあり、これを2
機のフアン58と58′とによつて高圧としたあ
と、両側壁のスリツト59aと59b、天井面の
スリツト60、および床面のスリツト61に供給
するようにしてあり、入口通路の全周面から外方
に傾斜して高速空気を吹出すようになつている。
したがつて車がこのエアーブロー装置を通過する
さいに車体の全表面に向けて車進入方向から斜め
の高速気流が吹付けられ、車体に付着する汚染物
質は屋外Aの方向に吹き飛ばされる。
車の出口部を別に設けた駐車場の場合には、第
13〜14図に示すように、入口部よりも規模の
小さなエアーブロー装置を設置すればよい。すな
わち、第10〜12図の例よりもフアン容量を小
さくし、またスリツトの数も少なくてよい。この
出口部では汚染された外気がこの車出口部を通じ
てビル内に侵入するのを防止するエアバリアを形
成すればよく、したがつて床面や天井面のスリツ
トは省略して両側壁のスリツト59だけで外方に
向けた吹出し気流を形成することができる。
本発明に従う場合に、エアーブロー装置の駆動
によつて屋内Bと屋外Aでは差圧が発生すること
もあるが、これに対処するために差圧検出器62
をエアーブロー装置の内外に取付け、この差圧検
出器62の検出値に応じてフアン58の段階制御
を行なうようにしてある。この制御はローカル制
御盤C3によつて行ない、これは中央監視制御盤
CC(第2図)の監視、指令下におかれる。
このようにして、空気搬送用のジエツト気流吹
出しユニツトとエアーブロー装置との組み合わせ
によつて、従来のビル内駐車場の換気システムと
は逆の空気流れを形成しながら駐車場内の換気を
実施し、かつ大気汚染地域における外気の車出入
口からの侵入を防止し、なおかつ車に付着した汚
染物質もその入口部で除去され、駐車場を経由し
たビル内汚染が効果的に防止される。
次に、建物内に比較的規模の大きい厨房(例え
ばホテルのレストランや工場の食堂等)が存在す
る場合の空気処理(サブシステムS4)について
述べる。この厨房が存在すると、建物内部を与圧
制御する場合にアンバランスを起す要因となると
共に、その処理を誤ると排気フードを通じての火
災の原因を作ることにもなる。このため、本発明
設備においては、かような厨房に対しては、空気
の処理系統を独立して構成すると共にこれを中央
監視制御盤CCによつて支配しながら、かつ火災
要素も管理できるようにしたものである。この厨
房設備は、第15図に示すように、厨房の排気フ
ード72と、この厨房排気フード72の排気を他
室の排気とは分離して集めるようにした厨房排気
風道78と、この汚染排気風道78において通気パ
ネル面79に散水するようにした油ミスト分離装
置80と、この油ミスト分離装置80で生じた油
エマルジヨン廃水から油脂分を分離して再び油ミ
スト分離装置80の散水として循環利用するよう
にしたエマルジヨン状油脂の分離装置81と、厨
房排気フード72の各々に取付けられた光およ
び/または熱センサー82と、厨房レンジ71に
向けて消火剤を噴射するようにした消火剤噴射装
置88と、厨房排気風道の排風機83の排風量、
消火剤噴射装置82の駆動、油ミスト分離装置8
0の散水および厨房レンジのガス栓の閉成の諸動
作を前記の光および/または熱センサー82から
の信号によつて制御するようにした制御装置84
(ローカル制御盤C4)と、から構成されている。
本設備においては、厨房以外の排気口73を接
続する通常の排気風道74に対して厨房排気フー
ド72を直続することなく、厨房排気を一たん油
ミスト分離装置80で処理してから排気風道74
に接続するかまたは独立して系外に排出する。こ
の厨房排気風道78には可変速モータで駆動する
排風機83と油ミスト分離装置80が取付けてあ
る。
油ミスト分離装置80は、排気の進行方向と実
質上直角に配置した通気パネル79と、この通気
パネル79の面に向けて散水するように配置した
スプレーノズル85と、エリミネータ86と、を
1つのケーシング内に収容してなり、このケーシ
ング底部には廃液取出口87が設けてある。この
通気パネル79の面に散水することによつて厨房
排気に同拌する油ミストは排気から効果的に分離
され、油エマルジヨン廃水となつてこの油ミスト
分離装置から排出される。この油ミスト分離装置
80は、厨房排気中の油ミストの除去のみなら
ず、厨房排気フード72から入つた火炎の類延を
防止する鎮火シヤツターとしても機能する。
この油ミスト分離装置80から排出された油エ
マルジヨン廃水は油脂分の分離装置81で浄化さ
れたあと再び散水として循環使用される。この油
脂分の分離装置81は、槽内を分割して散気ノズ
ル90を取付け、この散気ノズルから送気ポンプ
91によつて微細気泡を液内に吹出すことによつ
て油脂分のフロツクを形成させ、この油脂フロツ
クをフイルター92で除去するようになつてい
る。浄化された水は循環ポンプ93によつてスプ
レーノズル85に循環される。94は給水弁、9
5は液面検出器、96はオーバーフロー取出管を
示している。
これらの油ミスト分離装置80および油脂分の
分離装置81における駆動設備である循環ポンプ
93、給水弁94、送気ポンプ91の駆動、並び
に厨房排気風道78の可変排風機の制御は、排気
フード72に取付けられた光および/または熱セ
ンサー82の信号を制御装置84,C4で読み取
つて適切に行なうようになつている。
この光および/または熱センサー82は、厨房
排気フード72の温度が所定の温度以上となつた
状態が所定の時間継続したときに信号を出す特殊
なセンサーを使用する。またこの温度の感知によ
る熱量の検出のほかに炎を検出する光電スイツチ
を厨房排気フードに取付け、炎の発生が一定時間
以上続いたときに制御信号を送るようにした火炎
検出器として構成してある。したがつて第15図
中に82で示したセンサーは、実際には温度セン
サーおよび/または光量センサーの2つの機器か
らなり、これからの信号が排風機83の回転数制
御に使用されるようになつている。また、各レン
ジの近傍に取付けた炎センサー106からの信号
によつて排風機83の回転数制御ができるように
なつている。なお、107は地震検出器を示す。
消火剤噴射装置88は、厨房排気フード72の
近傍からレンジ71に向けて消火剤を噴射するた
めの消火剤ノズル100と、この消火剤ノズル1
00に消火剤を給気する諸設備とからなる。この
消火諸設備は、給気ポンプ101、ライトウオー
タ原液タンク102、混合器103、ヘツダー1
04、電動CO2ボンベ105等からなり、この消
火剤諸設備から消火剤ノズル100への消火剤の
送出は、前記のセンサー82からの信号によつ
て、厨房排気フード72を通過する気体温度が所
定値以上でかつ所定時間継続し、しかも火炎の発
生が所定時間以上続いたときに行なわれるように
なつている。
このようにして、建物内に比較的大規模な厨房
が存在するときは、ローカル制御盤84,C4
中央監視制御盤CCの指示のもとに厨房排気を別
系統で建物内圧バランスとの調整をとりながら処
理され、かつ火災の危険を未然に防止する管理体
制がこのサブシステムS4によつて同時に施設さ
れることになる。
本発明の実施において、空調設備の1環として
の冷却塔での水汚染、すなわち、汚染外気との接
触による冷却水汚染対策も重要な課題となる。こ
の冷却塔での水系統の汚染を防止するためのサブ
システムS5について、以下に、第16図の実施
例により具体的に説明する。
第16図において、110は冷却塔本体であ
り、降下灰塵よけのフード111が外気吸込口ま
わりに設けられ、かつ排気筒112が火山の方向
とは逆向きに屈曲して設けられている。この冷却
塔は、ブローダウン水の1部を外気洗浄に利用す
るように構成されている。すなわち、冷却水の1
部は系外からブローダウンされるのが通常である
が、このブローダウン水に見合う量の水を外気洗
浄に利用するようにしたもので、冷却塔の外気取
入口に通気パネル113を配設し、この通気パネ
ル113の表面上にブローダウン水の1部を導い
て散水するための配管114およびノズル115
を設けてある。そして、この通気パネル113の
下方には集水槽116が設置され、空気中の汚染
物質を捕集した汚染水は、まずリキツドフイルタ
ー117で粒状物を沈降分離したあと、水質処理
槽118に集められる。ここで、薬注装置119
により薬注処理され、無害化処理されたものは冷
却塔の散水装置に再循環され、1部は中水槽に集
められて雑用水として利用される。なお、図中の
121は溶存ガス除去装置、122は冷凍機コン
デンサー、123は冷却水ポンプ、124はロー
カル制御盤C5を示している。このローカル制御
盤124は中央監視制御盤CCの管理下において、
冷却塔内の水質汚染程度(汚染センサー125)、
水質処理槽118での水質汚染程度(汚染センサ
ー126)を監視しながら、外気洗浄用散水量、
洗浄後液の処理系統を制御するようになつてい
る。
以上のようにして、本発明は降下灰塵が多いよ
うな大気汚染地域、もしくは過密都市や工場地帯
の外気汚染のひどい地域において、この外気汚染
の侵入を空気処理のコントロールによつて制御す
る新しい方式を提供するものであり、建物の種類
によつて、またその建物の設置環境に応じて、S
1〜S5のいづれか1種または2種以上を組合せ
た場合にあつても、これを総合的に管理すること
によつて初期の目的が達成されるものであり、こ
れまで大気汚染ゆえに新開発が遅れていた地域に
おいても近代工場や国際級のホテルの建造に大き
く貢献できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する建物例を示した略縦
断面図、第2図は第1図の建物における制御機器
の配置図、第3図は外気処理装置の実施例を示す
機器配置図、第4図は除塵装置の略断面図、第5
図は出入口エアシヤワー装置を配置した建物の平
面図、第6図は出入口エアシヤワー装置の中央部
平断面図、第7図は同じく天井部平断面図、第8
図は同じく正面図、第9図は駐車場設備を示す平
面図、第10図は車入口部でのエアシヤワ装置の
平面図、第11図は同じく縦断面図、第12図は
同じく正面図、第13図は車出口部での空気処理
装置の平面図、第14図は同じく縦断面図、第1
5図は厨房排気の処理系統を示す機器配置図、第
16図は冷却塔まわりの水質処理系統を示す機器
配置図である。 1……空気調和機、2……外気取入口、3……
排気口、4……排風機、6……外気浄化装置、7
……外気汚染センサー、45……圧力調整ダン
パ、9,47……差圧検出器、55……ジエツト
気流吹出ユニツト、59〜61……スリツト、7
1……厨房レンジ、72……厨房排気フード、7
6……換気用風道、78……厨房排気風道、11
0……冷却塔、118……水質処理槽、S1〜S
5……サブシステム、C1〜C5……ローカル制御
盤、CC……中央監視制御盤、U……出入口装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 空気調和のために建物内部に取入れる外気の
    量と建物外部に強制排出する排気の量とを制御し
    て建物内部圧力を外部圧力より高くする与圧空調
    建物において、空気調和のために取入れる外気を
    その汚染の程度に応じて浄化する空気浄化装置を
    外気経路に設置し、人または物の出入口に、外側
    扉と内側扉との間に形成した通路空間内に循環空
    気の高速気流を噴射するエアシヤワー装置を配設
    してなる大気汚染地域の与圧空調建物設備。
JP18645682A 1982-10-23 1982-10-23 大気汚染地域の与圧空調建物設備 Granted JPS5977237A (ja)

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