JPH0270725A - エラストマーラテックス水性エマルジョンの製造方法 - Google Patents

エラストマーラテックス水性エマルジョンの製造方法

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JPH0270725A
JPH0270725A JP10921689A JP10921689A JPH0270725A JP H0270725 A JPH0270725 A JP H0270725A JP 10921689 A JP10921689 A JP 10921689A JP 10921689 A JP10921689 A JP 10921689A JP H0270725 A JPH0270725 A JP H0270725A
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Gary A Anderle
ゲイリー エー.アンダール
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    • C08J3/03Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media
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    • C08J2323/20Homopolymers or copolymers of hydrocarbons having four or more carbon atoms having four to nine carbon atoms
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の産業上の利用分野) 本発明は、高分子量重合体のエラストマーの安定な水性
エマルジョン及び/または分散液の調製方法に関する。
(従来の技術とその課題) エチレン、プロピレン、ブチレン、及びその他の不飽和
モノマーのポリマー及びコポリマーの如き、高分子量重
合体のエラストマーが多くの商業的用途、特にアスベス
ト、セルロース、紙、合成ポリマー等の如き種々の繊維
状材料の結合剤を含む種々の材料の結合剤または被覆物
としての用途を有することが一般に知られている。
更に詳しくは、内燃エンジン中に使用されるガスケット
材料は熱い油その他の炭化水素流体に長期間暴露され、
それ故その材料は、高温、高圧下のエージングに耐性で
あり得ることの他にまた圧縮性、圧潰抵抗等の如き充分
な強度性質をもつべきである。更に、内燃エンジンに使
用されるガスケットは高温、例えば熱い油に暴露された
時に膨潤して金属部品間のシールを改良することが必須
である。これらの特性を有する材料は、特にヘッドガス
ケット、ロッカー−ハウジングガスケット、オイルパン
ガスケット、冷却系ガスケット、燃料ポンプガスケット
等に有用であるエラストマー−繊維組成物を含む。ガス
ケットの繊維部分が強度を与え、一方エラストマー材料
が金属部品に対するガスケットのレジリエンス及び適合
性(conformability)を与える。しかし
ながら、これらのエラストマー材料の多くが所望の特性
の幾つかを示すにもかかわらず、現在入手し得るガスケ
ット材料のいずれもが高温で長期間の油分解に対して耐
性である点に関し満足ではない。
本発明によれば、特異なガスケット材料が繊維材料をエ
チレン及びプロピレンから誘導されたターポリマーまた
はブチルゴムエラストマーを含むラテックスエマルジョ
ンまたは分散液から誘導される或種のゴム弾性ポリマー
と組合せて利用することにより得ることができることが
わかった。
般に繊維はガスケットの50〜90重世%を構成し、エ
ラストマー結合剤はガスケットの約10〜50重量%を
構成する。本発明のエラストマーラテックスから製造さ
れたガスケットは、例えあったとしても極くわずかの分
解しか示さず耐高温性及び優れた長期の炭化水素シール
能力を改良したことがわかった。
ガスケットの製造に於いて、例えばビータ−添加法に於
いてエラストマー材料が、安定剤、分散剤、硬化剤、等
の如き種々のその他の成分を含み得るラテックスの形態
で繊維のスラリーに添加されることが一般に知られてい
る。繊維スラリーがラテックスと混合された後、それが
撹拌されラテックスが化学的手段及び/または機械的手
段により凝集し、これにより繊維上に付着される。つい
で、被覆された繊維がフオードリナー・ワイヤー(Fo
urdrinier wire)またはシリンダー機械
等の如き通常の製紙装置によりシートに成形される。
本発明によれば、好ましい方法は連続的な乳化及び半連
続的なストリッピングを含み、これがバッチ式乳化より
も短かいプロセスサイクルを与え、そしてセメントへの
ゴムエキステンダー油の添加により、凝集物がストリッ
ピングサイクルの終了時に生成することを防止すること
によりポリマー収率が実質的に改良される。エチレン−
プロピレン−ジェンターポリマーラテックスの調製に於
いて、例えばポリマーは湿潤性を得るために極めて低い
表面張力の表面活性剤を必要とする低い表面張力を有す
るものとして特徴づけられる。しかしながら、油添加は
ラテックス粒子の表面張力を変え表面活性剤が一層良好
に接着することを可能にし、これが−層少ない量の凝集
物と共に一層安定なラテックスをもたらす。ゴムエキス
テンダー油を添加しないと、ラテックス粒子の表面張力
が溶剤の除去時に減少されるので凝集物が生じる。
更に、重合体増粘剤の添加はラテックスをクリーミング
して高固形分のエマルジョンを生成することを助けるだ
けでなく生成物収率を改良することがわかった。アルギ
ン酸塩の如き種々のクリーミング剤が使用されていたが
、これらの増粘剤の幾つかはラテックスの繊維上への付
着を妨げる保護コロイドとして作用する傾向がある。更
に、上記の増粘剤の使用は、クリーミングを助けるだけ
ではなく、またラテックスがペースト状のコンシスチン
シーにクリーミングする場合には高固形分のエラストマ
ーを再分散可能に保つ。或種のアニオン性リン酸エステ
ルのエマルジョンへの添加は表面活性剤として作用し、
また成る程度の腐蝕防止を最終生成物に与え、これはラ
テックスがガスケット等の製造に使用される場合に特に
重要である。
(課題を解決するための手段) 本発明は油展された、ブチルゴムまたはエチレン及びプ
ロピレンから誘導されたターポリマーを含み、かつ少な
くとも一種以上の安定剤、分散剤、表面活性剤、消泡剤
等と共に少なくとも一種のアニオン性リン酸エステル及
び重合体増粘剤を含んでなるエラストマーの水性エマル
ジョンまたは分散液並びにその製造方法に関する。
更に詳しくは、本発明はブチルゴム並びにエチレン、プ
ロピレン、及び不飽和モノマーから誘導されたポリマー
からなる群から選ばれたエラストマーの有機溶媒中の溶
液を生成し、有効量のゴムエキステンダー油及び少なく
とも一種のリン酸エステルの存在下でエラストマーの溶
液を水で乳化して水性ラテックスエマルジョンを得、続
いて上記のエマルジョンから有機溶媒を除去し、ついで
ポリアクリル化合物、ポリビニルアルコール、セルロー
ス化合物、ポリビニルピロリドン、マレイン酸/ビニル
エーテルコポリマー、天然コム、澱粉、及びカゼインか
らなる群から選ばれた少なくとも一種の実質的に水溶性
の重合体増粘剤の増粘量で上記の水性エマルジョンを増
粘することを含んでなる水性ラテックスエマルジョンま
たは分散液の連続式もしくはバッチ式の製造方法に関す
る。
特に本発明は、ブチルゴムとエチレン、プロピレン及び
不飽和モノマーから誘導されたポリマーとからなる群か
ら選ばれたエラストマーの有機溶液からラテックスエマ
ルジョン及び分散液の連続式製造法であって、有効量の
ゴムエキステンダー油及びリン酸エステルの存在下で上
記エラストマーの有機溶液を水で乳化し、有機溶媒を除
去しエマルジョンを少なくとも一種の実質的に水溶性の
重合体増粘剤で増粘することを含んでなる上記の連続式
製造法に関する。
(発明の詳細な説明) 本発明は、ブチルゴムとEPDMの如きエチレン−プロ
ピレンターポリマーとからなる群から選ばれたゴム弾性
ポリマー約100重量部、ゴムエキステンダー油約1〜
100重量部、好ましくは3〜20重量部、少なくとも
一種のアニオン性リン酸エステル約9〜20重量部、好
ましくは12〜15重量部、少なくとも一種の水溶性重
合体有機増粘剤約0.25〜4.0重量部、例えば0.
1〜0.5重量部、好ましくは1〜2重量部、アニオン
性乳化剤約0〜2.0重量部、例えば0.1〜2.0重
量部、アニオン性の分散剤または安定剤約0〜2.0重
量部、例えば0、1〜2.0重量部及び消泡剤約O〜1
. Oii量置部例えば0.1〜1.0重量部を含んで
なる水性ラテックスエマルジョン及び/または分散液及
びその製造法に関する。本発明の目的のため、“エマル
ジョン′”という用語は、エラストマーのエマルジョン
及び/または分散液を含む。
更に詳しくは、本発明はブチルゴムとエチレンプロピレ
ンー不飽和モノマーターポリマーとからなる群から選ば
れたエラストマーの有機溶媒中の溶液を生成し、ゴムエ
キステンダー油及び少なくとも一種のリン酸エステルの
存在下でエラストマーの溶液を水中に乳化してエラスト
マーのエマルジョンを得、ついでエマルジョンから実質
的に全ての有機溶媒を連続的に除去し、有効量の少なく
とも一種の重合体増粘剤とラテックスとを充分に混合し
、即ちラテックスを増粘して特別な最終用途、例えばガ
スケット等の製造に必要とされる粘度を有するラテック
スエマルジョンを得ることを含んでなる水性ラテックス
エマルジョンまたは分散液のバッチ式もしくは連続式の
製造法に関する。
本発明に従って、ゴム弾性ポリマー、即ちブチルゴムま
たはEPDHの溶液は、好ましくは比較的多量のアニオ
ン性リン酸エステル及びゴムエキステンダー油と共に有
機溶媒中に溶解される。油及びリン酸エステルと共に溶
媒中に溶解されたエラストマーを含む、この溶液または
セメントは付加的な量のリン酸エステル並びに安定剤、
分散剤、表面活性剤、乳化剤及び消泡剤を含む水性混合
物と均質化される。実施例に示されるような石けん組成
及びセメント組成の分散または乳化は、乳化が完結され
るまでホモジナイザー中で行なわれる。
ひき続いて、均質化ラテックスまたはエマルジョンは、
例えば減圧下の加熱により、ストリッピングされて実質
的に全ての溶媒が除去され、ついで有効量の少なくとも
一種の水溶性重合体増粘剤と充分混合され、あるいは増
粘されて所望の粘度のラテックスエマルジョンを得る。
添付図面を参照して詳しく述べると、その略図は安定剤
、表面活性剤及び消泡剤と共に水及び少割合のリン酸エ
ステルを含む石けん溶液(実施例1)が、撹拌機5を含
むミキサーl中でブレンドされる特別の例を示す。石け
ん溶液はポンプ6により配管3、計量器8を通ってホモ
ジナイザー10に運ばれる。同時にブチルゴムまたはE
PDM(エチレン−プロピレン−ジエンモノマー)補給
物を含むエラストマーセメント(実施例1)が撹拌機4
を備えたミキサー2中で有機溶媒、例えばトルエン中に
溶解されて多割合のリン酸エステル及びゴムエキステン
ダー油を含むエラストマー溶液を生成する。ゴムセメン
トが配管7及びポンプ12により計量器14を通ってw
i環小ループ13びホモジナイザーlOに運ばれ、ここ
でエラストマーの炭化水素溶液がミキサー1から来る水
性石けん補給液と均質化される。ポンプ16及び18は
石けん溶液及びセメントをホモジナイザー10中に循環
させ、ついで均質化された水性エマルジョンまたは分散
液を配管17を通して撹拌機22を含むストリッパー2
0中に運ぶ。ストリッパー20中で、均質化されたラテ
ックスが15〜30インチ(38〜76cm)の水銀の
減圧下で40°C〜90°Cの範囲の温度、好ましくは
約60〜70°Cの温度でストリッピングされて有機溶
媒が除去され、ついで配管19を通って冷却器24に通
され、ついで配管21を通って受器26に送られる。受
器26は配管23により冷却器30を通って排気される
。溶媒、例えばトルエンがポンプ28により配管29を
通って容器中に送られる。実質的に有機溶媒を含まない
水性のエラストマーエマルジョンまたは分散液がストリ
ッパー20から除去され、有効量の水溶性増粘剤、例え
ばアクリルポリマーで増粘され、配管15によりドラム
に運ばれる。溶媒のストリッピングにひき続いて、増粘
剤がエラストマー100重量部当り約4重量部までの範
囲の量、例えば1〜2重量部の量でエマルジョンに添加
される。
少量のリン酸エステル及び分散剤、乳化剤、表面活性剤
及び消泡剤を含む石けん溶液の調製に使用される水の量
は、ゴムエキステンダー油及びリン酸エステルを含むエ
ラストマー溶液の生成に使用される有機溶媒の量よりも
少ない。水対溶媒の比または石けん対セメントの比は、
溶媒−セメント溶液各1重量部に対し約0.3〜0.9
重量部の水−石けん溶液である。
本発明の目的に有効なブチルゴムは市販されており、イ
ソブチレンまたは同様の分子量の他のイソオレフィンと
イソプレンもしくはブタジェンの如きジオレフィンとの
コポリマーを含み、主成分がイソブチレンであり少量成
分がイソプレンまたはブタジェンである。ブチルゴムは
、フリーデル−クラフッ触媒の存在下でモノマーを低温
、例えば−40乍(−406F)〜−164@F (−
109°C)の温度で共重合することにより調製される
。更に詳しくは、例えばイソプレン約1〜15重量部及
びイソブチレン99〜85重量部が触媒の存在下で共重
合される0重合は、所定の重合度が得られた後のいずれ
かの時に低分子量アルコール、水またはアミンの如き失
活剤の導入により停止されてもよい。
ついでポリマーはトンネル乾燥器またはミルを通すこと
により乾燥される。本発明の目的のため、本明細書中に
定義されたブチルゴムは、一般に約100.000〜4
00.000の範囲、更に好ましくは約200.000
〜250.000の範囲の平均分子量を有している。こ
れらのブチルゴムは例えば米国特許筒2.356.12
8号に教示された方法により調製し得る(Indust
rial and Engineering Chem
istry+ 32巻、1283頁以下を参照のこと)
本発明の目的のゴム弾性ポリマーは、主鎖中にエチレン
及びプロピレンを含み、架橋モノマーとしてジエンモノ
マーを含むゴム弾性ターポリマーを含む。更に詳しく述
べると、EPDMターポリマーは^STM−01418
−64に定義されており、これらのターポリマーの製法
が例えば米国特許明細古筆3.280.082号に開示
されている。好ましいエチレン−プロピレン−ジェンタ
ーポリマーは、一般に約45〜80重量%のエチレン、
2〜10重量%のジエンモノマーを含み、ターポリマー
の残部はプロピレンを含む。ジエンモノマーは、例えば
ヘキサジエン、ジシクロペンタジェン、ノルボルネン等
を含む非共役ジエンであることが好ましい。これらのタ
ーポリマーは一般に212〒(100°C)で約60の
ムーニイ粘度を有し、約56重量%のエチレン含量、約
41.4重量%のプロピレン含量、及び約2.6重量%
の非共役ジエン含量を有する七ツマーブレンドから調製
されることが好ましい。
これらのゴム弾性ポリマー、即ちEPDMポリマーまた
はブチルゴムの溶液は、溶媒中に溶解され、本明細書中
セメントと称される。これらのセメントは揮発性有機溶
媒中のブチルゴムまたはEPDMポリマーの粘稠な溶液
として特徴づけられる。溶媒は、エラストマー、即ちE
PDM 100重量部当り約400〜2000重量部の
範囲の量、好ましくは500〜1000重世部の範囲の
量で存在する。溶媒はトルエンの如き芳香族炭化水素で
あることが好ましい。
しかしながら、脂肪族炭化水素及び芳香族炭化水素また
は塩素化炭化水素を含む種々の有機溶媒がエラストマー
溶液の生成に於ける溶媒として使用し得る。有機溶媒は
例えばヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、ジクロロ
エタン、四塩化炭素、トルエン、ベンゼン、キシレン、
及びこれらの組合せを含み得る。しかしながら、これら
の溶媒の中で、トルエンが特に好ましい。何となれば、
溶媒は約100°C以下の沸点及び水の沸点より低い沸
点を有することが望ましいからである。エマルジョンか
ら炭化水素をストリッピングするために水の沸点よりも
低い沸点または水の沸点よりも低い共沸温度を有する有
機溶媒を利用することが重要である。
水性分散液またはエマルジョンの調製に際し、エラスト
マー溶液が、有効量の表面活性剤、分散剤、及び乳化剤
を含む水と組合される。一般に、種々の公知の乳化剤が
安定な油性エマルジョン及び水性エマルジョンを得るの
に有効である。しかしながら、本発明に必要とされる乳
化剤は、スルフェート化工トキ5−1シ化アルカノール
及びアルキルフェノールのアルカリ金属塩の如きアニオ
ン性化合物を含み、ここでアルキル基は約8〜12個の
炭素原子を有し、フェノール及びアルカノールは1モル
中に1〜10モルのエチレンオキサイドを有する。エチ
レンオキサイドとノニルフェノールの付加物のスルフェ
ート誘導体のナトリウム塩の如きアルカリ金属塩が、本
発明の目的のためのアニオン性乳化剤として特に有用で
ある。その他のアニオン性表面活性剤は、ナトリウムア
ルキルスルホネートの如きC1〜C1Bアルキルスルホ
ネートの塩、スルホン化脂肪エステル塩、及び可溶化基
がスルホネート基、即ちスルホン酸基またはその塩基を
含むその他のアニオン性表面活性剤を含む、更に別のア
ニオン性表面活性剤は約8〜24個の炭素原子を含む脂
肪酸のアルカリ金属塩及びアンモニア塩を含む、脂肪酸
はヤシ油脂肪酸、大豆油脂肪酸、トール油脂肪酸等を含
む。
ラテックスエマルジョンが水性石けん溶液及び炭化水素
溶液、即ちセメントを充分混合することにより得られた
後、混合物が均質化されて粒径を減少し、かつ粒子を充
分に分散する。ついで、エマルジョンは例えば減圧下で
ストリッピングされて溶媒を除去して約10〜30重量
%の固体、即ちエラストマーを含む水性ラテックスエマ
ルジョン及び/または分散液を得る。
ゴムのエキステンダー油の使用は、当業界で公知であり
、本発明の目的にはゴム、即ちEPDMまたはブチルゴ
ム100重量部当り約1〜100重量部、好ましくは約
3〜20重量部の範囲の油の量で使用される。更に詳し
く述べると、これらの油は100”F (38℃)で約
100〜240O5OS(7)範囲の粘度を有するサー
コゾール(Circosol)プロセス油の如き種々の
商品名でエキステンダー油として市販されている。その
他の油はEPDMゴムの如き低不飽和度のポリマーの処
理に特に有用なナフテン系油の系列であるサンテジ(3
unthene)油を含む。ナフテン系油の他に、その
他の有用なプロセス油はサンパール(Sunpar)及
びサンテックス(Sundex)の商品名で入手し得る
パラフィン系油及び芳香族油を含む。
本発明の目的に特に有効なエキステンダー油は100”
F (38°C) テロ00 SO5程度の低粘度から
25003uS程度の高粘度までの粘度を有するサンパ
ール銘柄として知られるパラフィン系油である。その他
、別の市販のエクステンダー油は、プルテックス(PR
UTEX) 1201として知られる、プルテックス・
オイル・カンパニイから入手し得るナフテン系油を含む
。これらのナフテン系エクステングー油は、ASTM試
験法で測定して100〒(38°C)で10005tl
S〜1350 SOSの粘度を有する。更に別の油はベ
ール・オイル(Pale 0il)1200としてアル
コ(^rco)社により供給され、これは100下 (
38°C)で1300 SO3の粘度を有する。EPD
Mセメントと共にこれらのエクステンダー油の使用は、
ストリッピング操作中に凝集物の生成を防止することに
よりポリマーの収率を改良する。
その他、本発明の目的のため表面活性剤とじてのアニオ
ン性リン酸エステルの特別な類の使用は、ラテックスエ
マルジョンに増大された安定性を付与するだけでなく、
また成る程度の腐蝕抑制を最終製品に与えることがわか
った。それ故、これらのラテックスは自動車工業用の繊
維ガスケットの製造に特に有用である。更に、これらの
アニオン性リン酸エステルはラテックス組成物に優れた
乳化、滑性、及び帯電防止特性を与え、広いpif範囲
にわたって乳化性及び表面活性剤の性質を維持する。本
発明に好ましいアニオン性のリン酸エステルは約9〜2
0重量部、好ましくは12〜15重量部の範囲の量で使
用され、下記の式により特徴づけられる。
モノエステル ジエステル (式中、Rはアルキル基またはアリール基であり、nは
疎水体(hydrophobe) 1モルと反応させら
れたエチレンオキサイドの平均モル数であり、Mは水素
、ナトリウムまたは或種のその他のアルカリ金属である
)。これらのアニオン性リン酸エステルは商品名ガフア
ク(GAFAC) RM−510及びRE−410とし
て市販されており、これらはガフアク・ブリティン(G
afac Bulletin)7543 194に於い
てGAFコーポレーションによりアルキレンオキサイド
付加物として同定されている。
本発明に従って、ラテックスエマルジョンまたは分散液
はII!PDMまたはブチルゴムセメントを乳化して水
中油エマルジョンを得ることにより調製される。溶媒の
除去は、溶媒の除去後に充分安定なエマルジョンを生成
することが常に可能とは限らない点で過酷なプロセスで
ある。安定化されたエマルジョンを調製するために、エ
マルジョンは温度等の種々の条件下で長期間にわたって
安定でなければならないことから、或種の乳化剤及び/
または分散剤の使用が必要なことがある。これらの薬剤
は、乳化プロセス中に使用される乳化剤または分散剤の
性質に応じてラテックスの物理的特性及び化学的特性に
影響することが知られている。
本発明に従って、乳化プロセスは0〜2.0重量部また
は0.1〜2.0重量部のアニオン性乳化剤及びO〜2
.0重量部または0.1〜2.0重量部のアニオン性分
散剤または安定剤の存在下で行なわれることが好ましい
。ここに記載されたアニオン性乳化剤とアニオン性分散
剤との組合せの使用は、乳化に使用される乳化剤、分散
剤及び表面活性剤の組成のため改良された物理的特性及
び化学的特性を有する水性ラテックスエマルジョンをも
たらす。
アニオン性乳化剤の好ましい類は、−Cにダウ・ケミカ
ル睡カンパニイ(Don Chemical Con+
pany)からダウファクス(DOWF^X)として市
販されるジスルホン化アルキル化ジフェニルオキサイド
を含む。
ダウファクス乳化剤の化学構造は分子中に1個ではなく
2個のスルホネート基を有し、これが良好な乳化性能を
与える。アルキル基の鎖長がC5〜C+Zで変化するジ
スルホン化アルキル化ジフェニルオキサイド乳化剤が有
効である。
これらのジスルホン化乳化剤の他に、一種以上のアニオ
ン性スルホネート分散剤、特にナフタレンスルホン酸の
如きアリールスルホン酸のアルカリ金属またはアンモニ
アの塩の存在下で乳化が行ない得る。これらの分散剤は
ロマール(LOMAR) PWAとして容易に入手し得
る。アニオン性表面活性剤及び乳化剤と一緒になって、
ナフタレンスルホン酸のアンモニウム塩の如きアルキル
及び/またはアリールスルホン酸の塩が、本発明の乳化
ラテックスの調製に必要とされる。しかしながらスルホ
ン酸の塩及びジスルホン化ジフェニルオキサイド乳化剤
の他に、一般にエラストマーの乳化に有用であると知ら
れている種々のその他のアニオン性乳化剤がある。ここ
に記載されたジスルホン化ジフェニルオキサイド及びス
ルホン酸塩は、本発明の目的に好ましい乳化剤及び分散
剤であることが理解されるべきである。
本明細書に開示されるように、ゴム弾性ポリマーは有機
溶剤中に溶解され、ついで一種以上のアニオン性乳化剤
、分散剤、及びリン酸エステルの存在下でほぼ等量の水
で乳化される。乳化または分散が完結した後、残存する
溶媒が実質的にな(なるまで、溶媒が例えば加熱及び減
圧下でストリッピングにより濃縮ラテックスから除去さ
れる。
ついで、ラテックスは増粘量、即ちブチルゴムまたはE
PDM 100重量部当り約0.25〜4.0重量部の
範囲の量、好ましくは約1.0〜2.0重量部または0
.1〜0.5重量部の範囲の量の水溶性重合体増粘剤の
添加により増粘される。本発明によれば、重合体増粘剤
は過度のクリーミングを阻止するだけではなく、増粘剤
の存在は貯蔵寿命を延長し、かつラテックスがペースト
のコンシスチンシーにクリーミングする場合にエラスト
マーを再分散することを助ける0重合体増粘剤は、ポリ
アクリル化合物、ポリビニルアルコール、セルロース化
合物、ポリビニルピロリドン、マレイン酸/ビニルエー
テルコポリマー、アラビアゴム、カライ(Karay)
ゴム、グアーゴム等の如き天然ゴム、澱粉、及びカゼイ
ンからなる群から選ばれた実質的に水溶性の親水性ポリ
マーとして特徴づけられる。
好ましいアクリル増粘剤の例は、アクリゾール(ACR
YSOL) GSまたはアルコガム(Alcogum)
八N−10として市販されるポリアクリル酸ナトリウム
を含む。これらのポリアクリル酸塩は、粘度の変化が必
要とされる場合にエマルジョンの安定化の点でラテック
スエマルジョンの良好な増粘剤である。
更に、ポリアクリル酸の塩は安定であり、加水分解せず
、それ故高温で長期間にわたって一定の粘度を保つ。
これらのポリアクリル化合物は約2.000より大きい
分子量を有し得る。一般に、約10.000〜500.
000またはそれ以上の平均分子量を有するポリマーが
増粘剤として使用し得る。ポリアクリル化合物はエマル
ジョン中のエラストマー100部当り約4部未満の量で
使用される。通常、ラテックスポリマー100重量部当
り2.0重量部以下が必要とされる。増粘剤の濃度が約
0.1〜0.5部の範囲である場合に、良好な結果が得
られた。例えばポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド
等を含むその他の重合体アクリル化合物は、それらが水
溶性である限り使用し得る。また、アクリル酸及び塩の
コポリマーが、実質的に水溶性である限り使用し得る。
ポリアクリル化合物及びそのアルカリ金属水溶性塩、例
えばポリアクリル酸ナトリウムが本発明に使用するため
に好ましいアニオン性の水溶性の親水性増粘剤の幾つか
であるが、またセルロース化合物の如きその他の水溶性
増粘剤を用いて良好な結果が得られた。かくして、本発
明に従って得られたラテックスエマルジョンの粘度は、
ポリアクリル化合物、セルロース化合物、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、マレイン酸とビニル
エーテルとのコポリマー、及び天然ゴム、例えばグアー
ゴム、カラヤゴム、アラビアゴム等の如き天然ゴムまた
は澱粉、カゼイン等の天然増粘剤の幾つか、からなる群
から選ばれた実質的に水溶性の重合体増粘剤の増粘量の
添加により制御または調節し得ることがわかった。
セルロース増粘剤の中で、ヒドロキシエチルセルロース
が好ましく、商品名“セロサイズ(Cello−siz
e)”として市販されている。セロサイズは粘度等級の
所定範囲で有効なノニオン性増粘剤である。
その他のセルロース増粘剤は、メトセル(Methoc
el)として市販されるメチルセルロースを含む。ナト
リウムカルボキシメチルセルロースの如きカルボキシメ
チルセルロースが、E、1.デュポン・デ・ネモアス・
アンド・カンパニイ(E、T、DuPont deNe
mours & Co、)から市販されている。ポリビ
ニルアルコール増粘剤は、低分子量から極めて高分子量
までのポリマーの種々の等級で、例えば高分子量ポリマ
ーとしてエルパノール(ELVANOL)等級73−1
25及び低分子量ポリマーとしてエルパノール70−0
5としてデュポン社から入手し得る。
本発明のエマルジョンを増粘するのに有効な別の類の水
溶性ポリマーは、ビニルエーテル及びマレイン酸または
無水マレイン酸から誘導されたコポリマーを含む。これ
らのビニルエーテル/マレイン酸または無水マレイン酸
ポリマーは商品名°“ガントレ・ン(Gantrez)
八N−119、八N−179,AN−139”等として
種々の分子量で市販されている。
セルロース化合物、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル化合物及び天然増粘剤の他に、別の類の増粘剤はGA
Fコーポレーションから市販されている水溶性ポリビニ
ルピロリドンを含む。
以下の実施例は本発明の組成物並びに本発明に従ってリ
ン酸エステル及びゴムエキステンダー油の存在下でエラ
ストマーを乳化する方法を説明する。
トルエン              900.00リ
ン酸エステル(ガフアクRE −410)     9
.00エキステンダー油(プルテックス1201)  
 10.00水 リン酸エステル(ガフアクRE−410)リン酸エステ
ル(ガフアクRM −510)アリールスルホン酸塩(
ロマールPWA)消泡剤(ノプコ(NOPCO) DD
4)ジスルホン化アルキルジフェニル オキサイド(ダウファクス2A1) 水 OH C/W比=1.25 セメントT、S%=10% ストリッピング温度=90°C 800,00 1,00 3,00 1,00 0,85 0,30 150,00 0,40 水 リン酸エステル(ガフアクRE −410)リン酸エス
テル(ガフアクRM−510)アリールスルホン酸塩(
ロマールPWA)消泡剤(ノプコDD4) ジスルホン化アルキルジフェニル オキサイド(ダウファクス2A1) 水 OH C/W比=1.25 セメントT、S%=12% ストリッピング温度=65°C 666,67 1,00 3,00 1,00 0,85 0,30 150,00 0,40 ポリマーEPDM (ニブシン230B)ヘキサン リン酸エステル(ガフアクRE −410)呈キステン
ダー油(プルテックス1201)100.00 ?33.33 9.00 10.00 ポリマーEPDMゴム(ニブシン4906)トルエン リン酸エステル(ガフアクRE−410)エキステンダ
ー油(プルテックス1201)100.00 900.00 9.00 3.00 水 リン酸エステル(ガフアクRE −410)リン酸エス
テル(ガフアクRM−510)アリールスルホン酸塩(
ロマールPWA)消泡剤(ノプコDD4) 水(ストリッパー水) OH C/W比=1.25 セメントT、S%=10% ストリッピング温度=90°C ポリマーEPD?lゴム(ニブシン4906)トルエン リン酸エステル(ガフアクRE −410)エキステン
ダー油(プルテックス1201)800.00 1.00 3.00 1.00 0.85 150.00 0.40 100.00 900.00 9.00 3、Oo 水 ラウリル硫酸ナトリウム アリールスルホン酸塩(ロマールPWA)消泡剤(ノプ
コDD4) 水(ストリッパー水) OH C/W比=1.25 セメントT、S%=10% ストリッピング温度=90°C ポリマーEPDMゴム(ニブシン4906)トルエン エキステンダー油(サンパール2280)酒田フ」1底 水 800.00 1.00 1.00 0.85 150.00 0.40 too、o。
900.00 3.00 871.43 リン酸エステル(ガフアクRE−410)リン酸エステ
ル(ガフアクRM−510)アリールスルホン酸塩(ロ
マールPWA)消泡剤(ノプコDD4) 1.00 3、OO 1,00 0,85 遺f ポリマーEPD?Iゴム(ニブシン4906)トルエン 100.00 900.00 水                        
410.00KOI                
            O,40C/W比=1.75 セメントT、S%=10% スJIJL影 実施例5に従って調製されたエマルジョンを、実質的に
全ての溶媒が除去されるまで減圧下で数時間の期間にわ
たり約り0℃〜約90’Cの範囲の温度で連続してスト
リッピングし、ついでEPDMゴム100重量部当り約
0.75重量部のポリアクリル酸のナトリウム塩(アク
リゾール−GS)を添加してエマルジョンを増粘し、p
HをKOHの添加により約10に調節した。
エキステンダー油(サンパール220B)水 リン酸エステル(ガフアクRE −410)リン酸エス
テル(ガフアクRM−510)アリールスルホン酸塩(
ロマールPWA)消泡剤(ノプコDD4) 水 OH C/W比=1.75 セメントT、S%=10% 3.00 871.43 1.00 3.00 1.00 0.85 410.00 0.40 1111亀 実施例7に従って調製されたエマルジョンを、実質的に
全ての溶媒がエマルジョンから除去されるまで減圧下で
数時間の期間にわたって約60〜7゜°Cの範囲の温度
でストリッピングして溶媒を除去し、ついでEPDMゴ
ム100重量部当り約2.0重量部のヒドロキシエチル
セルロース(セロサイズHEC/QP−09−L)を添
加してエマルジョンを増粘し、plをKOHで約ioに
調節した。
実施例により得られたデータは、EPDMの如きエラス
トマーがエキステンダー油及び好ましくはアニオン性乳
化剤及びアニオン性分散剤と組合せて表面活性剤として
アニオン性リン酸エステルを使用することにより水中に
乳化されて安定なラテックスエマルジョンを与え得るこ
とを示す。
エマルジョンの調製に於いて、一般に水性系中の発泡を
防止すると知られる化合物を含む種々の消泡剤が使用し
得ることが明らかである。しかしながら、多くの消泡剤
があるが、本発明の目的にはシリコン系は望ましくない
、溶媒ストリッピングの速度を増し、発泡を防止するた
め本発明に使用し得る好ましい消泡剤は、5〜15個の
エチレンオキサイド基を有する、ポリオキシエチル化オ
クチル、ノニル及びフェノール化合物の如きオキシアル
キル化アルコール及びフェノールを含む。
その他の公知の消泡剤は、脂肪酸及びエステル並びに溶
媒の蒸発または除去中に生じる発泡を防止するのに使用
し得る種々の市販の混合物を含む。
本発明の目的に特に有効な消泡剤の類は、商品名ノプコ
DD4として市販されている。
ラテックスエマルジョンまたは分散液の最終用途に応じ
て、上記の組成物はクレー、タルク、雲母、カーボンブ
ラック、有機充填剤等の如き公知の充填剤を含む種々の
その他の添加剤を含んでもよい、ラテックス組成物は、
被覆組成物、紙のラミネートの製造に使用でき、あるい
は種々の繊維材料の結合剤として、また保護衣料品の被
覆物として使用し得る。
本発明が幾つかの特別な態様に関して説明されたが、特
許請求の範囲に特に記載された本発明の精神及び範囲か
ら逸脱しないでなし得るその他の変化及び改良があるこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
図は、実施例1に記載された石けん溶液及びエラストマ
ーセメントを用いて本発明の安定なエラストマーのエマ
ルジョンまたは分散液の製造方法を実施する一例を示す
略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ブチルゴムとエチレン及びプロピレンから誘導され
    たポリマーとからなる群から選ばれたエラストマーの有
    機溶液からラテックスエマルジョン及び分散液を製造す
    る方法に於いて、 有効量のゴムエキステンダー油及びリン酸エステルの存
    在下で前記エラストマーの有機溶液を水で乳化し、有機
    溶媒をエマルジョンから除去し、ついでポリアクリル化
    合物、セルロース化合物、ポリビニルアルコール、ポリ
    ビニルピロリドン、マレイン酸または無水マレイン酸と
    ビニルエーテルとのポリマー、天然ゴム、澱粉及びカゼ
    インからなる群から選ばれた実質的に水溶性の重合体増
    粘剤でエマルジョンを増粘することを特徴とするラテッ
    クスエマルジョン及び分散液の製造方法。 2、増粘剤がポリアクリル化合物である請求項1記載の
    方法。 3、増粘剤がセルロースポリマーである請求項1記載の
    方法。 4、リン酸エステルがエラストマー100重量部当り約
    9〜20重量部の範囲の量で存在し、ゴムエキステンダ
    ー油がエラストマーに対し約1.0〜100重量部の範
    囲の量で存在する請求項1記載の方法。 5、水が有機溶媒1重量部に対し約0.03〜0.9重
    量部の範囲の量で存在する請求項1記載の方法。
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