JPH027273Y2 - - Google Patents
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- JPH027273Y2 JPH027273Y2 JP76385U JP76385U JPH027273Y2 JP H027273 Y2 JPH027273 Y2 JP H027273Y2 JP 76385 U JP76385 U JP 76385U JP 76385 U JP76385 U JP 76385U JP H027273 Y2 JPH027273 Y2 JP H027273Y2
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 38
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- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、例えば車両用冷房装置に使用され
る圧縮機のオイルセパレータに関する。
る圧縮機のオイルセパレータに関する。
(従来の技術)
従来のこの種の圧縮機としては、例えば、第5
図ないし第7図に示すようなベーン型回転圧縮機
が知られている。同図において、1はベーン型回
転圧縮機の有底円筒状のハウジングであり、この
ハウジング1内には略楕円形の筒体からなるカム
リング2が収装されている。カムリング2は、そ
の両端がフロントプレート3とリヤプレート4と
で封止されている。また、カムリング2内には略
円柱体のロータ5が回転自在に収納されており、
このロータ5には複数のスリツト6が放射方向に
形成され、ベーン7が嵌挿されている。スリツト
6の放射方向内端側(底部)には背圧通路8が形
成されている。ベーン7はロータ5の回転時その
遠心力および背圧通路8内の潤滑油の圧力によつ
てスリツト6より突出し、ベーン7の先端はカム
リング2のカム面9と摺接する。ベーン7が回転
すると、隣り合うベーン7により冷媒を吸入・圧
縮するポンプ室10がカムリング2内に画成され
る。ポンプ室10で圧縮された高圧の冷媒は、既
に含有している潤滑油に加えて、ベーン7とスリ
ツト6の間から浸出する潤滑油を含有する。この
圧縮された高圧の冷媒はカムリング2の吐出口1
1から、ハウジング1とカムリング2の間に画成
される冷媒通路12に吐出される。冷媒通路12
に吐出された冷媒は、リヤプレート4に形成され
た吐出孔13を通つて、オイルセパレータ14に
流出する。このオイルセパレータ14によつて、
冷媒から潤滑油をこの冷媒が適正量含有するまで
分離し、分離した潤滑油はハウジング1の底部に
設けられた潤滑油溜め15に溜めている。適正量
の潤滑油を含有した冷媒は、ハウジング1の吐出
ポート16から冷房サイクルに流出し、循環して
再びこのベーン型回転圧縮機の吸入ポート17に
流入し、この各摺動部分を潤滑していた。
図ないし第7図に示すようなベーン型回転圧縮機
が知られている。同図において、1はベーン型回
転圧縮機の有底円筒状のハウジングであり、この
ハウジング1内には略楕円形の筒体からなるカム
リング2が収装されている。カムリング2は、そ
の両端がフロントプレート3とリヤプレート4と
で封止されている。また、カムリング2内には略
円柱体のロータ5が回転自在に収納されており、
このロータ5には複数のスリツト6が放射方向に
形成され、ベーン7が嵌挿されている。スリツト
6の放射方向内端側(底部)には背圧通路8が形
成されている。ベーン7はロータ5の回転時その
遠心力および背圧通路8内の潤滑油の圧力によつ
てスリツト6より突出し、ベーン7の先端はカム
リング2のカム面9と摺接する。ベーン7が回転
すると、隣り合うベーン7により冷媒を吸入・圧
縮するポンプ室10がカムリング2内に画成され
る。ポンプ室10で圧縮された高圧の冷媒は、既
に含有している潤滑油に加えて、ベーン7とスリ
ツト6の間から浸出する潤滑油を含有する。この
圧縮された高圧の冷媒はカムリング2の吐出口1
1から、ハウジング1とカムリング2の間に画成
される冷媒通路12に吐出される。冷媒通路12
に吐出された冷媒は、リヤプレート4に形成され
た吐出孔13を通つて、オイルセパレータ14に
流出する。このオイルセパレータ14によつて、
冷媒から潤滑油をこの冷媒が適正量含有するまで
分離し、分離した潤滑油はハウジング1の底部に
設けられた潤滑油溜め15に溜めている。適正量
の潤滑油を含有した冷媒は、ハウジング1の吐出
ポート16から冷房サイクルに流出し、循環して
再びこのベーン型回転圧縮機の吸入ポート17に
流入し、この各摺動部分を潤滑していた。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来の圧縮機のオイ
ルセパレータ14にあつては、冷媒から潤滑油を
分離する分離性能を、この圧縮機の高速回転時に
合致するように設定してあるので、低速回転時に
おいては、冷媒から必要以上に潤滑油を分離して
いた。このため冷媒の含有する潤滑油は、適正量
以下となり、冷媒が冷房サイクルを循環して再び
ベーン型回転圧縮機に流入したときに、例えばカ
ム面とベーン先端などの各摺動部分において冷媒
のもたらす潤滑油が不足し、各摺動部分に油膜切
れが発生していた。したがつて、各摺動部分に発
生する摩擦熱が過大となり、圧縮機の温度が異常
に上昇していた。その結果、ベーン型回転圧縮機
の耐久性が低下していた。また、この圧縮機が異
常に考案になると、保護スイツチが作動し、電磁
クラツチをOFFにして、ロータ5に回転駆動力
を伝達しないようにしていた。したがつて、車両
用冷房装置が適正に作動せず冷えの不良という不
具合が生じていた。
ルセパレータ14にあつては、冷媒から潤滑油を
分離する分離性能を、この圧縮機の高速回転時に
合致するように設定してあるので、低速回転時に
おいては、冷媒から必要以上に潤滑油を分離して
いた。このため冷媒の含有する潤滑油は、適正量
以下となり、冷媒が冷房サイクルを循環して再び
ベーン型回転圧縮機に流入したときに、例えばカ
ム面とベーン先端などの各摺動部分において冷媒
のもたらす潤滑油が不足し、各摺動部分に油膜切
れが発生していた。したがつて、各摺動部分に発
生する摩擦熱が過大となり、圧縮機の温度が異常
に上昇していた。その結果、ベーン型回転圧縮機
の耐久性が低下していた。また、この圧縮機が異
常に考案になると、保護スイツチが作動し、電磁
クラツチをOFFにして、ロータ5に回転駆動力
を伝達しないようにしていた。したがつて、車両
用冷房装置が適正に作動せず冷えの不良という不
具合が生じていた。
(課題を解決するための手段)
このような問題点を解決するために、本考案に
あつては、冷媒の吐出孔が設けられたリヤプレー
トに該吐出孔を覆うように取付けられ、該吐出孔
と対向する衝突壁を有する略箱型の圧縮機のオイ
ルセパレータにおいて、前記衝突壁および該衝突
壁側に隣接して冷凍サイクルへの吐出ポートに面
する開閉壁によつて可動壁を形成する一方、該可
動壁を揺動可能に支持する固定壁を前記リヤプレ
ートに固設し、前記開閉壁を前記固定壁から離間
させるように弾性部材を設け、前記吐出孔から流
出して衝突壁に衝突する冷媒の流出速度が増大し
たときに、弾発力に抗して前記開閉壁が前記固定
壁に当接して冷媒が前記吐出ポートへ直接流出す
るのを防止するように構成している。
あつては、冷媒の吐出孔が設けられたリヤプレー
トに該吐出孔を覆うように取付けられ、該吐出孔
と対向する衝突壁を有する略箱型の圧縮機のオイ
ルセパレータにおいて、前記衝突壁および該衝突
壁側に隣接して冷凍サイクルへの吐出ポートに面
する開閉壁によつて可動壁を形成する一方、該可
動壁を揺動可能に支持する固定壁を前記リヤプレ
ートに固設し、前記開閉壁を前記固定壁から離間
させるように弾性部材を設け、前記吐出孔から流
出して衝突壁に衝突する冷媒の流出速度が増大し
たときに、弾発力に抗して前記開閉壁が前記固定
壁に当接して冷媒が前記吐出ポートへ直接流出す
るのを防止するように構成している。
(作用)
圧縮機の高速回転時において、吐出孔からオイ
ルセパレータに流出した冷媒は、その流出速度が
速いために衝突壁を弾発力に抗して押す。可動壁
は揺動して隣接する開閉壁は閉じられ、開閉壁が
閉じられたオイルセパレータは、従来と同様に作
用する。
ルセパレータに流出した冷媒は、その流出速度が
速いために衝突壁を弾発力に抗して押す。可動壁
は揺動して隣接する開閉壁は閉じられ、開閉壁が
閉じられたオイルセパレータは、従来と同様に作
用する。
一方、この低速回転時において、リヤプレート
の吐出孔からオイルセパレータに流出した冷媒
は、その流出速度が遅いため衝突壁を弾発力に抗
して押すことができない。したがつて、開閉壁が
開口しているために、潤滑油を含有した冷媒の一
部は、衝突壁に衝突して潤滑油が分離された冷媒
と混合し、全体として適正量の潤滑油を含有した
冷媒となり、前記開閉壁の開口を通り、吐出ポー
トから冷房サイクルに循環し、再びこの圧縮機に
流入する。圧縮機の各摺動部分は、流入した冷媒
のもたらす潤滑油によつて潤滑される。
の吐出孔からオイルセパレータに流出した冷媒
は、その流出速度が遅いため衝突壁を弾発力に抗
して押すことができない。したがつて、開閉壁が
開口しているために、潤滑油を含有した冷媒の一
部は、衝突壁に衝突して潤滑油が分離された冷媒
と混合し、全体として適正量の潤滑油を含有した
冷媒となり、前記開閉壁の開口を通り、吐出ポー
トから冷房サイクルに循環し、再びこの圧縮機に
流入する。圧縮機の各摺動部分は、流入した冷媒
のもたらす潤滑油によつて潤滑される。
(実施例)
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。第1図ないし第3図はこの考案の一実施
例を示す図である。まず、構成を説明する。な
お、この実施例を説明するにあたり、従来例と同
一構成部分には、同一符号を付してその説明は省
略する。同図において、リヤプレート4には二つ
の吐出孔13a,13bが形成されており、この
吐出孔13a,13bを覆うように略箱型のオイ
ルセパレータ21が取り付けられている。オイル
セパレータ21は固定壁21Aと可動壁21Bか
らなり、固定壁21Aは、吐出孔13a,13b
と合致する二つの孔31a,31bが形成され、
リヤプレート4と隣接して並置される正面壁32
と、この両側に隣接する側面壁24,25と、下
側に隣接する下面壁26とから構成されている。
一方、可動壁21Bは、吐出孔13a,13bと
対向する衝突壁22と、この衝突壁22の上側に
隣接する開閉壁23とからなり、衝突壁22は、
吐出孔13a,13b中央点と対向する中心孔2
2aが形成され、また開閉壁23と端面が接合さ
れ、断面略L型に一体に結合されている。可動壁
21Bは衝突壁22と開閉壁23との接合部を中
心に揺動可能に側面壁24,25に取り付けられ
ている。また、リヤプレート4と衝突壁22との
間には引張スプリング27が設けられている。し
たがつて、第1図の如く衝突壁22は常時リヤプ
レート4側に引張られ、開閉壁23は開口してい
る。一方、衝突壁22がその引張に抗して押され
ると、衝突壁22は下面壁26に設けられたスト
ツパ壁28に当接するまで反時計回りに揺動し、
同時に開閉壁23は閉じられる。また下面壁26
には二つのスリツト26aが形成されている。ス
リツト26aの下方にはバツフル板29が配さ
れ、このバツフル板29はオイルセパレータ21
に取り付けられている。
明する。第1図ないし第3図はこの考案の一実施
例を示す図である。まず、構成を説明する。な
お、この実施例を説明するにあたり、従来例と同
一構成部分には、同一符号を付してその説明は省
略する。同図において、リヤプレート4には二つ
の吐出孔13a,13bが形成されており、この
吐出孔13a,13bを覆うように略箱型のオイ
ルセパレータ21が取り付けられている。オイル
セパレータ21は固定壁21Aと可動壁21Bか
らなり、固定壁21Aは、吐出孔13a,13b
と合致する二つの孔31a,31bが形成され、
リヤプレート4と隣接して並置される正面壁32
と、この両側に隣接する側面壁24,25と、下
側に隣接する下面壁26とから構成されている。
一方、可動壁21Bは、吐出孔13a,13bと
対向する衝突壁22と、この衝突壁22の上側に
隣接する開閉壁23とからなり、衝突壁22は、
吐出孔13a,13b中央点と対向する中心孔2
2aが形成され、また開閉壁23と端面が接合さ
れ、断面略L型に一体に結合されている。可動壁
21Bは衝突壁22と開閉壁23との接合部を中
心に揺動可能に側面壁24,25に取り付けられ
ている。また、リヤプレート4と衝突壁22との
間には引張スプリング27が設けられている。し
たがつて、第1図の如く衝突壁22は常時リヤプ
レート4側に引張られ、開閉壁23は開口してい
る。一方、衝突壁22がその引張に抗して押され
ると、衝突壁22は下面壁26に設けられたスト
ツパ壁28に当接するまで反時計回りに揺動し、
同時に開閉壁23は閉じられる。また下面壁26
には二つのスリツト26aが形成されている。ス
リツト26aの下方にはバツフル板29が配さ
れ、このバツフル板29はオイルセパレータ21
に取り付けられている。
次に、作用を説明する。
ベーン型回転圧縮機の高速回転時において、ベ
ーン7はロータ5の回転とともに、その遠心力お
よび背圧通路8内の潤滑油の圧力によつてスリツ
ト6より突出し、ベーン7の先端はカム面9と摺
接する。ポンプ室10に吸入された冷媒中に含有
される潤滑油によつて、カム面9とベーン7先端
の摺動部分は潤滑される。このとき冷媒は、既に
含有している潤滑油に加えてベーン7とスリツト
6の間から浸出する潤滑油を含有する。ポンプ室
10で圧縮された冷媒は、冷媒通路12に吐出
し、さらに吐出孔13a,13bからオイルセパ
レータ21へ流出する。オイルセパレータ21へ
流出した冷媒は衝突壁22に衝突し、その流出速
度が速いため引張スプリング27の引張力に抗し
て衝突壁22を押す。衝突壁22は押されてその
下端部がストツパ壁28に当接するまで揺動し、
同時に開閉面23も揺動し閉じる。潤滑油を含有
する冷媒は、衝突壁22に衝突して、その潤滑油
の大部分は分離される。分離された潤滑油はスリ
ツト6aを通つて潤滑油溜め15に溜められ、潤
滑油の大部分が分離された冷媒は中心孔22aか
らハウジング1内に流出する。このとき、冷媒は
適正量の潤滑油を含有している。ハウジング1内
の冷媒は吐出ポート16から冷房サイクルへ循環
し、再び冷房サイクルからベーン型回転圧縮機の
吸入ポート17に流入する。ベーン型回転圧縮機
にに流入する冷媒がもたらす適正量の潤滑油によ
つて、カム面9とベーン7先端の摺動部分は、潤
滑されて油膜切れが防止され、他の摺動部分も油
膜切れが防止される。
ーン7はロータ5の回転とともに、その遠心力お
よび背圧通路8内の潤滑油の圧力によつてスリツ
ト6より突出し、ベーン7の先端はカム面9と摺
接する。ポンプ室10に吸入された冷媒中に含有
される潤滑油によつて、カム面9とベーン7先端
の摺動部分は潤滑される。このとき冷媒は、既に
含有している潤滑油に加えてベーン7とスリツト
6の間から浸出する潤滑油を含有する。ポンプ室
10で圧縮された冷媒は、冷媒通路12に吐出
し、さらに吐出孔13a,13bからオイルセパ
レータ21へ流出する。オイルセパレータ21へ
流出した冷媒は衝突壁22に衝突し、その流出速
度が速いため引張スプリング27の引張力に抗し
て衝突壁22を押す。衝突壁22は押されてその
下端部がストツパ壁28に当接するまで揺動し、
同時に開閉面23も揺動し閉じる。潤滑油を含有
する冷媒は、衝突壁22に衝突して、その潤滑油
の大部分は分離される。分離された潤滑油はスリ
ツト6aを通つて潤滑油溜め15に溜められ、潤
滑油の大部分が分離された冷媒は中心孔22aか
らハウジング1内に流出する。このとき、冷媒は
適正量の潤滑油を含有している。ハウジング1内
の冷媒は吐出ポート16から冷房サイクルへ循環
し、再び冷房サイクルからベーン型回転圧縮機の
吸入ポート17に流入する。ベーン型回転圧縮機
にに流入する冷媒がもたらす適正量の潤滑油によ
つて、カム面9とベーン7先端の摺動部分は、潤
滑されて油膜切れが防止され、他の摺動部分も油
膜切れが防止される。
一方、ベーン型回転圧縮機の低速回転時には、
吐出孔13a,13bからオイルセパレータ21
へ流出される冷媒は、衝突壁22に衝突する。し
かし、その流出速度が遅いため、引張スプリング
27の引張力に抗して衝突壁22を押すことがで
きない。したがつて、開閉壁23は開口したまま
の状態である。潤滑油を含有する冷媒の一部がこ
の開口部からハウジング1内へ流出し、他の冷媒
は衝突壁22に衝突して、その含有する潤滑油は
分離される。分離された潤滑油はスリツト26a
を通つて潤滑油溜め15に溜められ、分離された
冷媒は、中心孔22aよりハウジング1内へ流出
される。潤滑油を含有する冷媒と、潤滑油が分離
された冷媒は、ハウジング1内で混合されて適正
量の潤滑油を含有した冷媒となる。この冷媒は吐
出ポート16より冷房サイクルに循環され、再び
冷房サイクルからベーン型回転圧縮機の吸入ポー
ト17に流入する。ベーン型回転圧縮機に流入し
た冷媒のもたらす適正量の潤滑油によつて、カム
面9とベーン7先端の摺動部分は潤滑された油膜
切れが防止され、他の摺動部分も油膜切れが防止
される。したがつて、各摺動部分に発生する摩擦
熱は小さく、ベーン型回転圧縮機の温度はあまり
上昇しない。その結果、ベーン型回転圧縮機の耐
久性が向上する。また、ベーン型回転圧縮機があ
まり高温にならないので、保護スイツチが作動す
ることがない。したがつて、車両用冷房装置は作
動し、車室内の冷えは良好になる。
吐出孔13a,13bからオイルセパレータ21
へ流出される冷媒は、衝突壁22に衝突する。し
かし、その流出速度が遅いため、引張スプリング
27の引張力に抗して衝突壁22を押すことがで
きない。したがつて、開閉壁23は開口したまま
の状態である。潤滑油を含有する冷媒の一部がこ
の開口部からハウジング1内へ流出し、他の冷媒
は衝突壁22に衝突して、その含有する潤滑油は
分離される。分離された潤滑油はスリツト26a
を通つて潤滑油溜め15に溜められ、分離された
冷媒は、中心孔22aよりハウジング1内へ流出
される。潤滑油を含有する冷媒と、潤滑油が分離
された冷媒は、ハウジング1内で混合されて適正
量の潤滑油を含有した冷媒となる。この冷媒は吐
出ポート16より冷房サイクルに循環され、再び
冷房サイクルからベーン型回転圧縮機の吸入ポー
ト17に流入する。ベーン型回転圧縮機に流入し
た冷媒のもたらす適正量の潤滑油によつて、カム
面9とベーン7先端の摺動部分は潤滑された油膜
切れが防止され、他の摺動部分も油膜切れが防止
される。したがつて、各摺動部分に発生する摩擦
熱は小さく、ベーン型回転圧縮機の温度はあまり
上昇しない。その結果、ベーン型回転圧縮機の耐
久性が向上する。また、ベーン型回転圧縮機があ
まり高温にならないので、保護スイツチが作動す
ることがない。したがつて、車両用冷房装置は作
動し、車室内の冷えは良好になる。
また、このオイルセパレータ21は、その衝突
壁22と開閉壁23とが側面壁24,25に揺動
可能に取り付けられ常時引張スプリング27によ
つて引張られているので、衝突壁22は吐出孔1
3a,13bから吐出する冷媒の流出速度に応じ
て押される。したがつて、開閉壁23の開度は、
冷媒の流出速度に応じて変化することとなる。そ
の結果、このオイルセパレータ21は、ベーン型
回転圧縮機の回転域に応じて冷媒から過量の潤滑
油を分離し、常に冷媒に適正量の潤滑油を含有さ
せることができる。
壁22と開閉壁23とが側面壁24,25に揺動
可能に取り付けられ常時引張スプリング27によ
つて引張られているので、衝突壁22は吐出孔1
3a,13bから吐出する冷媒の流出速度に応じ
て押される。したがつて、開閉壁23の開度は、
冷媒の流出速度に応じて変化することとなる。そ
の結果、このオイルセパレータ21は、ベーン型
回転圧縮機の回転域に応じて冷媒から過量の潤滑
油を分離し、常に冷媒に適正量の潤滑油を含有さ
せることができる。
なお、上記実施例にあつては、リヤプレート4
と衝突壁22の間に引張スプリング27を設けた
が、第4図に示すように、衝突壁22とストツパ
壁28との間に圧縮スプリング30を縮設しても
よい。この実施例にあつても、上記実施例と同様
に作用する。
と衝突壁22の間に引張スプリング27を設けた
が、第4図に示すように、衝突壁22とストツパ
壁28との間に圧縮スプリング30を縮設しても
よい。この実施例にあつても、上記実施例と同様
に作用する。
(考案の効果)
以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば圧縮機の全回転域において、適正量の潤滑油
を含有した冷媒を循環させることができるので、
圧縮機の各摺動部分はその油膜切れが防止され適
正に潤滑される。したがつて、各摺動部分に発生
する摩擦熱が小さく、圧縮機の温度はあまり上昇
することがない。その結果、圧縮機の耐久性が向
上する。また、圧縮機の高温化を防止する保護ス
イツチが頻繁に作動しないので、車両用冷房装置
は作動し、車室内の冷えは良好となる。
れば圧縮機の全回転域において、適正量の潤滑油
を含有した冷媒を循環させることができるので、
圧縮機の各摺動部分はその油膜切れが防止され適
正に潤滑される。したがつて、各摺動部分に発生
する摩擦熱が小さく、圧縮機の温度はあまり上昇
することがない。その結果、圧縮機の耐久性が向
上する。また、圧縮機の高温化を防止する保護ス
イツチが頻繁に作動しないので、車両用冷房装置
は作動し、車室内の冷えは良好となる。
第1図ないし第3図は、この考案に係るの圧縮
機のオイルセパレータの一実施例を示す図であ
り、第1図はこのオイルセパレータが取り付けら
れたベーン型回転圧縮機の断面図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図はそのオイルセパレ
ータの斜視図である。第4図は他の実施例におけ
るオイルセパレータの斜視図である。第5図ない
し第7図は、従来の圧縮機のオイルセパレータを
示す図であり、第5図はこのオイルセパレータが
取り付けられたベーン型回転圧縮機の断面図、第
6図は第5図の−線断面図、第7図はそのオ
イルセパレータの斜視図である。 4……リヤプレート、13a,13b……吐出
孔、16……吐出ポート、21……オイルセパレ
ータ、21A……固定壁、21B……可動壁、2
2……衝突壁、23……開閉壁、27……引張ス
プリング(弾性部材)、30……圧縮スプリング
(弾性部材)。
機のオイルセパレータの一実施例を示す図であ
り、第1図はこのオイルセパレータが取り付けら
れたベーン型回転圧縮機の断面図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図はそのオイルセパレ
ータの斜視図である。第4図は他の実施例におけ
るオイルセパレータの斜視図である。第5図ない
し第7図は、従来の圧縮機のオイルセパレータを
示す図であり、第5図はこのオイルセパレータが
取り付けられたベーン型回転圧縮機の断面図、第
6図は第5図の−線断面図、第7図はそのオ
イルセパレータの斜視図である。 4……リヤプレート、13a,13b……吐出
孔、16……吐出ポート、21……オイルセパレ
ータ、21A……固定壁、21B……可動壁、2
2……衝突壁、23……開閉壁、27……引張ス
プリング(弾性部材)、30……圧縮スプリング
(弾性部材)。
Claims (1)
- 冷媒の吐出孔が設けられたリヤプレートに該吐
出孔を覆うように取り付けられ、該吐出孔と対向
する衝突壁を有する略箱型の圧縮機のオイルセパ
レータにおいて、前記衝突壁および該衝突壁側に
隣接して冷凍サイクルへの吐出ポートに面する開
閉壁によつて可動壁を形成する一方、該可動壁を
揺動可能に支持する固定壁を前記リヤプレートに
固設し、前記開閉壁を前記固定壁から離間させる
ように弾性部材を設け、前記吐出孔から流出して
衝突壁に衝突する冷媒の流出速度が増大したとき
に、弾発力に抗して前記開閉壁が前記固定壁に当
接して冷媒が前記吐出ポートへ直接流出するのを
防止するようにしたことを特徴とする圧縮機のオ
イルセパレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP76385U JPH027273Y2 (ja) | 1985-01-07 | 1985-01-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP76385U JPH027273Y2 (ja) | 1985-01-07 | 1985-01-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61116191U JPS61116191U (ja) | 1986-07-22 |
| JPH027273Y2 true JPH027273Y2 (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=30472902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP76385U Expired JPH027273Y2 (ja) | 1985-01-07 | 1985-01-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH027273Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-07 JP JP76385U patent/JPH027273Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61116191U (ja) | 1986-07-22 |
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