JPH027352B2 - - Google Patents
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- JPH027352B2 JPH027352B2 JP8744281A JP8744281A JPH027352B2 JP H027352 B2 JPH027352 B2 JP H027352B2 JP 8744281 A JP8744281 A JP 8744281A JP 8744281 A JP8744281 A JP 8744281A JP H027352 B2 JPH027352 B2 JP H027352B2
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- heat
- heat exchanger
- heating furnace
- furnace
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Landscapes
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は輻射伝熱を主に利用した管式加熱炉に
関する。
関する。
この種の加熱炉として、例えば石炭液化プロセ
スにおけるコールスラリーの予熱工程に用いられ
るコールスラリー加熱炉が知られている。
スにおけるコールスラリーの予熱工程に用いられ
るコールスラリー加熱炉が知られている。
一般的な石炭液化プロセスは第1図に示す通り
で、水素を添加、硫黄分、窒素分、灰分など不純
物を取り除くのが主なプロセスである。かかるプ
ロセスにおいて、コールスラリーは粉砕した石炭
に芳香属系化合物を多量に含む溶剤を混合し、さ
らに主に水素ガス及び軽質炭化水素ガスを添加し
て予熱工程において加熱されるわけであり、この
予熱工程で用いられるコールスラリーを加熱する
管式加熱炉は石炭液化プロセスにおいて必要不可
欠のものであり、輻射熱伝達を利用した管式加熱
炉が用いられる。
で、水素を添加、硫黄分、窒素分、灰分など不純
物を取り除くのが主なプロセスである。かかるプ
ロセスにおいて、コールスラリーは粉砕した石炭
に芳香属系化合物を多量に含む溶剤を混合し、さ
らに主に水素ガス及び軽質炭化水素ガスを添加し
て予熱工程において加熱されるわけであり、この
予熱工程で用いられるコールスラリーを加熱する
管式加熱炉は石炭液化プロセスにおいて必要不可
欠のものであり、輻射熱伝達を利用した管式加熱
炉が用いられる。
この管式加熱炉は、バーナを備えた燃焼室と、
該燃焼室内に配設された11/2B〜6B程度の伝熱管
を主要部として構成され、火炎を輻射熱源又は燃
焼による高温ガスを熱源として、該伝熱管内を循
環する被加熱流体を加熱するものであり、コール
スラリーを加熱する管式加熱炉として用いる場合
には次のような仕様が要求される。
該燃焼室内に配設された11/2B〜6B程度の伝熱管
を主要部として構成され、火炎を輻射熱源又は燃
焼による高温ガスを熱源として、該伝熱管内を循
環する被加熱流体を加熱するものであり、コール
スラリーを加熱する管式加熱炉として用いる場合
には次のような仕様が要求される。
(1) コールスラリーは気体(主に水素ガス及び軽
質炭化水素ガス),液体(溶剤),固体(石炭)
の3相の流体であり、該水素ガスとの反応を行
なわせるため高い圧力(50〜300Kg/1cm2G)
に加圧されるが、流体流速が速いと伝熱管に
180゜uベンドを使用した場合曲げ部分に遠心力
が働いて固体分が液体分から分離し易くなり、
該ベンド内壁がエロージヨンにより削り取られ
該ベンドに穴があく等破損の恐れがある。逆
に、流体流速が遅いと液体中に浮遊している固
体(石炭)が沈澱し、伝熱管が詰る恐れがあり
これは前記180゜uベンドにおいて顕著である。
質炭化水素ガス),液体(溶剤),固体(石炭)
の3相の流体であり、該水素ガスとの反応を行
なわせるため高い圧力(50〜300Kg/1cm2G)
に加圧されるが、流体流速が速いと伝熱管に
180゜uベンドを使用した場合曲げ部分に遠心力
が働いて固体分が液体分から分離し易くなり、
該ベンド内壁がエロージヨンにより削り取られ
該ベンドに穴があく等破損の恐れがある。逆
に、流体流速が遅いと液体中に浮遊している固
体(石炭)が沈澱し、伝熱管が詰る恐れがあり
これは前記180゜uベンドにおいて顕著である。
従つて、伝熱管においては、適当な流体流速
に保持すると共に分離,沈澱等を起こし易い
180゜uベンドの使用を避けることが望ましい。
に保持すると共に分離,沈澱等を起こし易い
180゜uベンドの使用を避けることが望ましい。
(2) 溶剤には一般に分子量の大きい芳香属系化合
物を多量に含むものが用いられるため加熱が均
一に行われず局部的過熱があつた場合コールス
ラリーが分解してコーキング(炭化)し、この
生成物が伝熱管内壁に付着して、該伝熱管の詰
りを生じて、流体流れが阻止され更に極部的過
熱が生じる恐れがある。従つて、伝熱管の加熱
はできるだけ均一に行う必要がある。
物を多量に含むものが用いられるため加熱が均
一に行われず局部的過熱があつた場合コールス
ラリーが分解してコーキング(炭化)し、この
生成物が伝熱管内壁に付着して、該伝熱管の詰
りを生じて、流体流れが阻止され更に極部的過
熱が生じる恐れがある。従つて、伝熱管の加熱
はできるだけ均一に行う必要がある。
(3) 伝熱管内のコールスラリーは、気体、液体、
固体の3相であるため上昇流から下降流に移る
流れ、又逆に下降流から上昇流に移る部分があ
つた場合、管が振動を引き起こす恐れがある。
固体の3相であるため上昇流から下降流に移る
流れ、又逆に下降流から上昇流に移る部分があ
つた場合、管が振動を引き起こす恐れがある。
従つて、伝熱管はなるべく流体が上昇流又は下
降流のいずれか一方に保たれることが望ましい。
降流のいずれか一方に保たれることが望ましい。
ここで、従来用いられている加熱炉の構造を第
2図及び第3図に示す。
2図及び第3図に示す。
第2図A,Bに示したものは、断熱材をライニ
ングした円筒形の燃焼室1の内側に、その内壁に
沿うように鉛直軸を含むように巻かれた即ち、略
縦方向の円形スパイラル状伝熱管2を配設し、炉
床の中央に設置されたバーナ3により、該炉の中
央部より伝熱管2の加熱を行うようにしたもので
ある。
ングした円筒形の燃焼室1の内側に、その内壁に
沿うように鉛直軸を含むように巻かれた即ち、略
縦方向の円形スパイラル状伝熱管2を配設し、炉
床の中央に設置されたバーナ3により、該炉の中
央部より伝熱管2の加熱を行うようにしたもので
ある。
このタイプの加熱炉は流体によるエロージヨン
を起したり、詰まりの原因となる180゜uベンドが
存在しないことと、スラリーの流れ方向が上部か
ら下部への一定方向であるため管の振動を起こし
にくい等の利点がある反面、円形スパイラル状伝
熱管の構造上の制約から大形の加熱炉が作りにく
い。即ち該伝熱管の巻直径が約8mを越え高さが
12mを越えるとバーナからの熱が均一に行き亘ら
ず局部的な過熱の原因となるし、炉体の構造から
みても制作するのが困難である。又、伝熱管は中
央のバーナのみによる片面加熱となるため輻射熱
が均一に行き亘らず、バーナの火炎に面した側の
みが強く加熱され、スラリーが分解してコーキン
グ(炭化)起こし、これが伝熱管内壁に付着し
て、流路が狭められ、管表面温度が極度に高くな
る危険を生じる。
を起したり、詰まりの原因となる180゜uベンドが
存在しないことと、スラリーの流れ方向が上部か
ら下部への一定方向であるため管の振動を起こし
にくい等の利点がある反面、円形スパイラル状伝
熱管の構造上の制約から大形の加熱炉が作りにく
い。即ち該伝熱管の巻直径が約8mを越え高さが
12mを越えるとバーナからの熱が均一に行き亘ら
ず局部的な過熱の原因となるし、炉体の構造から
みても制作するのが困難である。又、伝熱管は中
央のバーナのみによる片面加熱となるため輻射熱
が均一に行き亘らず、バーナの火炎に面した側の
みが強く加熱され、スラリーが分解してコーキン
グ(炭化)起こし、これが伝熱管内壁に付着し
て、流路が狭められ、管表面温度が極度に高くな
る危険を生じる。
第3図A,Bに示したものは、箱形の燃焼室
1′内の相対向する側壁に沿つて、横方向に延び
る蛇行状伝熱管2′が配設され、この伝熱管2′
を、炉床中央に1列に配設されたバーナ3′によ
り加熱するようにしたものである。
1′内の相対向する側壁に沿つて、横方向に延び
る蛇行状伝熱管2′が配設され、この伝熱管2′
を、炉床中央に1列に配設されたバーナ3′によ
り加熱するようにしたものである。
このタイプの加熱炉の場合、伝熱管2′が比較
的構造上の制約を受けないことから、炉の大型化
を容易に図れる反面次のような欠点がある。
的構造上の制約を受けないことから、炉の大型化
を容易に図れる反面次のような欠点がある。
即ち、伝熱管は直線部分相互の連結に、管内直
径の2倍以下の短い曲率半径を有する180゜uベン
ドを用いているためエロージヨンによる該ベンド
の損傷を起こし易く、又、このベンド部分で詰り
を生じ易い欠点があると共に、第2図に示した加
熱炉と同様に、伝熱管は片面加熱となり、スラリ
ーがコーキングを起こし、局部過熱、詰まりを生
じ易い欠点がある。
径の2倍以下の短い曲率半径を有する180゜uベン
ドを用いているためエロージヨンによる該ベンド
の損傷を起こし易く、又、このベンド部分で詰り
を生じ易い欠点があると共に、第2図に示した加
熱炉と同様に、伝熱管は片面加熱となり、スラリ
ーがコーキングを起こし、局部過熱、詰まりを生
じ易い欠点がある。
更に、第3図における伝熱管を縦方向に延びる
蛇行状に形成したものでは、該管における流体の
流れが、上昇流から下降流又この逆に流れて流れ
方向が一方向に保持出来ないため伝熱管が振動を
起こす欠点がある。
蛇行状に形成したものでは、該管における流体の
流れが、上昇流から下降流又この逆に流れて流れ
方向が一方向に保持出来ないため伝熱管が振動を
起こす欠点がある。
なお、第2図A,Bおよび第3図A,Bの問題
は、なにも固体、液体、気体からなる三相の被加
熱流体を加熱する場合に限つたものではない。
は、なにも固体、液体、気体からなる三相の被加
熱流体を加熱する場合に限つたものではない。
例えば、石油精製の減圧蒸留塔のフイード(常
圧残査油)を加熱する加熱炉においては、液相で
供給されても加熱により気液混合となり、音速に
近いスピードで伝熱管内を流れるために、同伴す
る液によりエロージヨンが生ずる。また、混相に
よる振動は、固体、液体、気体からなる三相とは
限らず、気液混相でも当然起きる。さらに、石油
類等の炭化水素は、当然コーキングが生ずる。
圧残査油)を加熱する加熱炉においては、液相で
供給されても加熱により気液混合となり、音速に
近いスピードで伝熱管内を流れるために、同伴す
る液によりエロージヨンが生ずる。また、混相に
よる振動は、固体、液体、気体からなる三相とは
限らず、気液混相でも当然起きる。さらに、石油
類等の炭化水素は、当然コーキングが生ずる。
そこで、本発明は、以上の加熱炉における問題
点を一挙に解決すると共に、化学分野では日常茶
飯事に行われている上記有機炭化水素等の液相と
触媒等の固相とを加熱することを、さらには固
体、液体、気体からなる三相の被加熱流体をも加
熱炉で加熱することを可能とした管式加熱炉を提
供するものである。
点を一挙に解決すると共に、化学分野では日常茶
飯事に行われている上記有機炭化水素等の液相と
触媒等の固相とを加熱することを、さらには固
体、液体、気体からなる三相の被加熱流体をも加
熱炉で加熱することを可能とした管式加熱炉を提
供するものである。
すなわち、本願発明の管式加熱炉は、伝熱管と
して直線部分と管内直径の5倍以上の中心曲率半
径部分とから成るスパイラル状のものを用いかか
るスパイラル状伝熱管を両面加熱する構成にする
ことにより、前記加熱炉として望まれる仕様をす
べて満足し、被加熱流体を効率良く加熱できると
共に安全度が高く、しかも耐久性に優れ、大型化
も容易に行えるようにしたものである。
して直線部分と管内直径の5倍以上の中心曲率半
径部分とから成るスパイラル状のものを用いかか
るスパイラル状伝熱管を両面加熱する構成にする
ことにより、前記加熱炉として望まれる仕様をす
べて満足し、被加熱流体を効率良く加熱できると
共に安全度が高く、しかも耐久性に優れ、大型化
も容易に行えるようにしたものである。
以下、本発明の実施例を第4図〜第6図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第4図A,Bにおいて、10は基礎11上に構
築された加熱炉本体ケーシング、12は耐熱れん
がキヤスタブル耐火物或いはモルタル等からなる
炉壁で、内部に燃焼室13を形成する。本体ケー
シング10は横断面が一方向に長い八角形状の箱
形で、炉壁12もこの形状に形成されている。1
4は燃焼室13内中央位置に配設され、鉛直軸を
含むように巻かれた(略縦方向の)長円スパイラ
ル状伝熱管で、直線部分14Aと、管内直径hの
5倍以上好ましくは7.5倍以上の中心曲率半径r
を有する曲部分14Bとからなる。尚、ここで用
いる中心曲率半径とは、伝熱管14の中心を基準
とした曲率半径で、伝熱管14の外側のカーブや
内側のカーブを基準としたものではない。
築された加熱炉本体ケーシング、12は耐熱れん
がキヤスタブル耐火物或いはモルタル等からなる
炉壁で、内部に燃焼室13を形成する。本体ケー
シング10は横断面が一方向に長い八角形状の箱
形で、炉壁12もこの形状に形成されている。1
4は燃焼室13内中央位置に配設され、鉛直軸を
含むように巻かれた(略縦方向の)長円スパイラ
ル状伝熱管で、直線部分14Aと、管内直径hの
5倍以上好ましくは7.5倍以上の中心曲率半径r
を有する曲部分14Bとからなる。尚、ここで用
いる中心曲率半径とは、伝熱管14の中心を基準
とした曲率半径で、伝熱管14の外側のカーブや
内側のカーブを基準としたものではない。
かかる長円スパイラル状伝熱管14は、被加熱
流体の流れが2パスとなるように管が2条に巻か
れた構成であり、流れが1パスの時は1条に、3
パスの時は3条に、必要なパス数に応じて条数が
決められる。また長円スパイラル状伝熱管14相
互の配列間隔は、伝熱管14の管外直径の1.2〜
3倍ピツチが好ましく、さらに好ましくは2倍ピ
ツチである。
流体の流れが2パスとなるように管が2条に巻か
れた構成であり、流れが1パスの時は1条に、3
パスの時は3条に、必要なパス数に応じて条数が
決められる。また長円スパイラル状伝熱管14相
互の配列間隔は、伝熱管14の管外直径の1.2〜
3倍ピツチが好ましく、さらに好ましくは2倍ピ
ツチである。
伝熱管14の上・下両端部は夫々被加熱流体の
入口部14aと出口部14bとになつており、入
口部14aは一側部の炉壁12を貫通して本ケー
シング10外に導出され、出口部14bは炉床1
2Aから導出されている。15は伝熱管14を炉
内に支持する耐熱鋳鋼製のチユーブサポートで第
5図に示す如く伝熱管14内周の複数位置におい
て上・下方向に延びる支柱部15aと、該支柱部
15aから外向きに多数段状に張り出す支承爪1
5bとからなり、多段をなして配列された伝熱管
14の各管部下端を支承爪15b上に刀掛け式に
支承する。
入口部14aと出口部14bとになつており、入
口部14aは一側部の炉壁12を貫通して本ケー
シング10外に導出され、出口部14bは炉床1
2Aから導出されている。15は伝熱管14を炉
内に支持する耐熱鋳鋼製のチユーブサポートで第
5図に示す如く伝熱管14内周の複数位置におい
て上・下方向に延びる支柱部15aと、該支柱部
15aから外向きに多数段状に張り出す支承爪1
5bとからなり、多段をなして配列された伝熱管
14の各管部下端を支承爪15b上に刀掛け式に
支承する。
このチユーブサポート15は、下端部が炉床1
2Aに固定支持されると共に上端部が天井部の炉
壁12の貫通孔12aを突き抜けた状態で支持さ
れ炉内で高温にさらされた時の熱膨張分をこの貫
通孔12aで逃すようにしている。
2Aに固定支持されると共に上端部が天井部の炉
壁12の貫通孔12aを突き抜けた状態で支持さ
れ炉内で高温にさらされた時の熱膨張分をこの貫
通孔12aで逃すようにしている。
16は伝熱管14内周外側面を加熱する第1の
熱源となるフロアバーナで配列された伝熱管14
内側面と対面して炉床12Aの中央位置に複数一
定間隔で離間して列状に配設され、上方向に火炎
を生じしめるようになつている。17は伝熱管1
4外周外側面を加熱する第2の熱源となる線形の
ウオールバーナで、炉壁12内周部の最下端位置
において周方向に一定の間隔で離間して複数備え
られている。
熱源となるフロアバーナで配列された伝熱管14
内側面と対面して炉床12Aの中央位置に複数一
定間隔で離間して列状に配設され、上方向に火炎
を生じしめるようになつている。17は伝熱管1
4外周外側面を加熱する第2の熱源となる線形の
ウオールバーナで、炉壁12内周部の最下端位置
において周方向に一定の間隔で離間して複数備え
られている。
このウオールバーナ17は、炉壁12から上方
向に屈折されたバーナ部17aと同方向に屈折さ
れたバーナタイルのブロツク部17bとからな
り、炉壁12内面に沿つて上方向に偏平な形状の
火炎を形成して該炉壁12を加熱する構成であ
り、炉壁12からの幅射熱で伝熱管14外周外側
面を加熱する。18及び19はそれぞれ前記2種
のフロアバーナ16とウオールバーナ17用のウ
インドボツクスで、各バーナ16,17から発生
する騒音を低減する消音器としての役目を行う。
向に屈折されたバーナ部17aと同方向に屈折さ
れたバーナタイルのブロツク部17bとからな
り、炉壁12内面に沿つて上方向に偏平な形状の
火炎を形成して該炉壁12を加熱する構成であ
り、炉壁12からの幅射熱で伝熱管14外周外側
面を加熱する。18及び19はそれぞれ前記2種
のフロアバーナ16とウオールバーナ17用のウ
インドボツクスで、各バーナ16,17から発生
する騒音を低減する消音器としての役目を行う。
尚、本実施例においては上記のフロアバーナ1
6を4基、ウオールバーナ17を12基備えてある
が炉の大きさに応じてその数を自由に設定するこ
とができる。この場合、フロアバーナ16相互の
最短バーナ中心間距離c及びウオールバーナ17
相互の最短バーナ中心間距離dは、個々のバーナ
の火炎どうしの干渉によつて不完全燃焼の原因と
なるのを防ぐために、次式を満足するのが好し
い。
6を4基、ウオールバーナ17を12基備えてある
が炉の大きさに応じてその数を自由に設定するこ
とができる。この場合、フロアバーナ16相互の
最短バーナ中心間距離c及びウオールバーナ17
相互の最短バーナ中心間距離dは、個々のバーナ
の火炎どうしの干渉によつて不完全燃焼の原因と
なるのを防ぐために、次式を満足するのが好し
い。
c≧k+0.1 〔m〕
d≧f+0.1 〔m〕
但し、kはフロアバーナ16の火炎の最大直径
〔m〕で、fはウオールバーナ17のブロツク
部17b最大巾〔m〕を示す。
〔m〕で、fはウオールバーナ17のブロツク
部17b最大巾〔m〕を示す。
一方、30は天井部の炉壁12に燃焼室13内と
連通して設けられた燃焼排ガス排出用の煙突で、
断熱材30aが内張りされている。31は煙突3
0内に配設された燃焼排ガスドラフト調整用ダン
パで、適宜手動で制御してセツトしておく。
連通して設けられた燃焼排ガス排出用の煙突で、
断熱材30aが内張りされている。31は煙突3
0内に配設された燃焼排ガスドラフト調整用ダン
パで、適宜手動で制御してセツトしておく。
かかる構成の加熱炉において、被加熱流体は伝
熱管14の入口部14aから導入され、該伝熱管
14内を上方から下方に降下しながら流動して出
口部14bに至る間に、内・外周両外側面から輻
射伝熱を受けて加熱される。
熱管14の入口部14aから導入され、該伝熱管
14内を上方から下方に降下しながら流動して出
口部14bに至る間に、内・外周両外側面から輻
射伝熱を受けて加熱される。
尚、伝熱管14は、両バーナ16,17による
燃焼排ガスの燃焼室13内流動に伴い若干の対流
熱伝達が付与されることは勿論である。
燃焼排ガスの燃焼室13内流動に伴い若干の対流
熱伝達が付与されることは勿論である。
前記スパイラル状伝熱管14の曲部分14Bの
中心曲率半径rは管内直径hの5倍以上好ましく
は7.5倍以上あれば、曲部分14Bでの摩耗等の
損傷やスラリー中の固体が沈澱して伝熱管14が
詰まる虞はない。これを、コールスラリーを被加
熱流体とした内径4インチの加熱炉に関してスタ
デーした結果を交え、更に詳しく述べる。
中心曲率半径rは管内直径hの5倍以上好ましく
は7.5倍以上あれば、曲部分14Bでの摩耗等の
損傷やスラリー中の固体が沈澱して伝熱管14が
詰まる虞はない。これを、コールスラリーを被加
熱流体とした内径4インチの加熱炉に関してスタ
デーした結果を交え、更に詳しく述べる。
スラリーの流速が1.2〜3.2m/sec.の範囲では、
伝熱管の曲部分のエロージヨンによる減肉量と伝
熱管の直線部分のエロージヨンによる減肉量との
割合ηは、第7図の如き状態となる。尚、第7図
中のr/h,ηは次に示されるものである。
伝熱管の曲部分のエロージヨンによる減肉量と伝
熱管の直線部分のエロージヨンによる減肉量との
割合ηは、第7図の如き状態となる。尚、第7図
中のr/h,ηは次に示されるものである。
r/h=伝熱管の中心曲率半径〔m〕/伝熱管の内径
〔m〕 η=伝熱管の曲部分の減肉量〔mm/日〕/伝熱管の直
線部分の減肉量〔mm/日〕 一方、コールスラリーの如きスラリーの場合、
伝熱管の入口近傍では、流体中に含まれる石炭粒
の溶解が始まつていないため、特に石炭粒である
固相が多い。スラリーを被加熱流体とする伝熱管
の曲部分(ベント)の曲率半径が適当でないと、
この曲部分で詰まり(plugging)を起こすことに
なる。4インチの管を用いたスタデーによると、
この曲部分で詰まりを起こす速度は第8図で示さ
れる。尚、第8図中のμ,vcは次に示されるもの
である。
〔m〕 η=伝熱管の曲部分の減肉量〔mm/日〕/伝熱管の直
線部分の減肉量〔mm/日〕 一方、コールスラリーの如きスラリーの場合、
伝熱管の入口近傍では、流体中に含まれる石炭粒
の溶解が始まつていないため、特に石炭粒である
固相が多い。スラリーを被加熱流体とする伝熱管
の曲部分(ベント)の曲率半径が適当でないと、
この曲部分で詰まり(plugging)を起こすことに
なる。4インチの管を用いたスタデーによると、
この曲部分で詰まりを起こす速度は第8図で示さ
れる。尚、第8図中のμ,vcは次に示されるもの
である。
μ:石炭のの平均粒度〔MESH〕
vc:詰まりを起こさない最低流速〔m/S〕
又、r/hは第7図と同じものである。この第
7図と第8図から明らかなように、r/h≧5好
ましくはr/h≧7.5の範囲においては、特に伝
熱管の曲部分における悪影響は少なく、直線部分
と略同等に設計できることが判る。
7図と第8図から明らかなように、r/h≧5好
ましくはr/h≧7.5の範囲においては、特に伝
熱管の曲部分における悪影響は少なく、直線部分
と略同等に設計できることが判る。
更に、伝熱管14のスパイラル形状の上下方向
における局部的加熱を防止するためには、上記中
心曲率半径rや炉壁12表面から伝熱管14の中
心までの間隔aが下記の式を更に満足するのが好
ましい。
における局部的加熱を防止するためには、上記中
心曲率半径rや炉壁12表面から伝熱管14の中
心までの間隔aが下記の式を更に満足するのが好
ましい。
即ち、中心曲率半径rにおいては、下記三式を
同時に満足する中心曲率半径r〔単位:m〕であ
ることが好しい。
同時に満足する中心曲率半径r〔単位:m〕であ
ることが好しい。
r≧5×h(好しくはr≧7.5×h) ……(1)
r≧0.28×g+0.20 ……(2)
r≧0.13×b ……(3)
但し、
g:フロアバーナ16の1基当たりの熱量〔×
106Kcal/Hr〕 h:伝熱管14の管直径〔m〕 b:伝熱管14のスパイラル形状の縦長さ、即
ち最上段と最下段の伝熱管14のセンター
間距離〔m〕 上記(2)式は、伝熱管14をフロアバーナ16か
らはなさなければならない最低の距離を意味し、
上記(3)式はフロアバーナー16によるスパイラル
状伝熱管14の上下方向への吸熱分布を一様にす
るために守る必要のある最低値を意味する。
106Kcal/Hr〕 h:伝熱管14の管直径〔m〕 b:伝熱管14のスパイラル形状の縦長さ、即
ち最上段と最下段の伝熱管14のセンター
間距離〔m〕 上記(2)式は、伝熱管14をフロアバーナ16か
らはなさなければならない最低の距離を意味し、
上記(3)式はフロアバーナー16によるスパイラル
状伝熱管14の上下方向への吸熱分布を一様にす
るために守る必要のある最低値を意味する。
炉壁12表面から伝熱管14の中心までの間隔
a〔単位:m〕においては、下記式を満足する値
であることが好しい。
a〔単位:m〕においては、下記式を満足する値
であることが好しい。
上記伝熱管14のスパイラル形状の縦長さb
が11.2m未満の場合、 0.848≦a ……(4) さらに好ましくは、 0.848≦a<1.272 ……(4)′ 伝熱管14のスパイラル形状の縦長さbが
11.2m以上の場合、 0.0757×b≦a ……(5) さらに好ましくは、 0.0757×b≦a<0.1135×b ……(5)′ 上記(4),(5)式はウオールバーナ17による伝熱
管14のスパイラル形状の上下方向への吸熱分布
を一様にするために守る必要のある最低値を意味
する。
が11.2m未満の場合、 0.848≦a ……(4) さらに好ましくは、 0.848≦a<1.272 ……(4)′ 伝熱管14のスパイラル形状の縦長さbが
11.2m以上の場合、 0.0757×b≦a ……(5) さらに好ましくは、 0.0757×b≦a<0.1135×b ……(5)′ 上記(4),(5)式はウオールバーナ17による伝熱
管14のスパイラル形状の上下方向への吸熱分布
を一様にするために守る必要のある最低値を意味
する。
そして、上記実施例の加熱炉を例えば石炭液化
プラントにおけるコールスラリー加熱炉として使
用した場合、縦方向の中心曲率半径が伝熱管内直
径の5倍以上の曲部分14Bを有する長円スパイ
ラル状伝熱管14を設けた点と、該伝熱管14を
フロアバーナ16とウオールバーナ17とによる
両面加熱,構造にした点と、により次のような利
点を有する。
プラントにおけるコールスラリー加熱炉として使
用した場合、縦方向の中心曲率半径が伝熱管内直
径の5倍以上の曲部分14Bを有する長円スパイ
ラル状伝熱管14を設けた点と、該伝熱管14を
フロアバーナ16とウオールバーナ17とによる
両面加熱,構造にした点と、により次のような利
点を有する。
(1) 管内直径の2倍以下の短い直径の180゜uベン
ドは使用せず、管内直径の5倍以上の中心曲率
半径を有した長円スパイラル状伝熱管を設けた
から、曲部分で流体のエロージヨンが生じず、
管部の摩耗等の損傷が発生しにくい。又、スラ
リー中の固体(石炭)が沈澱して伝熱管が詰る
恐れがない。
ドは使用せず、管内直径の5倍以上の中心曲率
半径を有した長円スパイラル状伝熱管を設けた
から、曲部分で流体のエロージヨンが生じず、
管部の摩耗等の損傷が発生しにくい。又、スラ
リー中の固体(石炭)が沈澱して伝熱管が詰る
恐れがない。
(2) 伝熱管がループ状配管列の内周外側面及び外
周外側面より均一に加熱さ、局部的な過熱部分
が生じにくく、流体がコーキングしにくいた
め、管の詰り等を引き起すことがない。
周外側面より均一に加熱さ、局部的な過熱部分
が生じにくく、流体がコーキングしにくいた
め、管の詰り等を引き起すことがない。
例えば、伝熱管の管外直径の2倍のピツチで
伝熱管を配列した場合、同一のヒートフラツク
ス(伝熱管の単位表面積当りの熱吸収量)とす
れば、両面加熱の場合は従来の片面加熱の場合
に比較して火炎に面した側に発生する最大ヒー
トフラツクスは1.5分の1となる。
伝熱管を配列した場合、同一のヒートフラツク
ス(伝熱管の単位表面積当りの熱吸収量)とす
れば、両面加熱の場合は従来の片面加熱の場合
に比較して火炎に面した側に発生する最大ヒー
トフラツクスは1.5分の1となる。
(3) 流体は常に下降流となり流れが一方向に保持
されるため、伝熱管が振動を起こしにくい。
されるため、伝熱管が振動を起こしにくい。
(4) 伝熱管は直線部分を長く形成して長径部分の
長い構成にすれば容易に大型化でき、従来の単
なる円形スパイラル状伝熱管のように構造上の
制約を受けることがなく、大型化しても両面加
熱構造によつて均一な加熱状態を維持できる。
長い構成にすれば容易に大型化でき、従来の単
なる円形スパイラル状伝熱管のように構造上の
制約を受けることがなく、大型化しても両面加
熱構造によつて均一な加熱状態を維持できる。
従つて、大型炉を何ら制限を受けずに制作する
ことができる。
ことができる。
次に、本発明の他の実施例を第6図A,Bに基
づいて説明する。
づいて説明する。
このものは第5図に示した加熱炉構造を大型設
備に適用した例を示すもので、加熱炉本体ケーシ
ング20には、第4図の炉内構造と同じく、鉛直
軸を含むように巻かれた長円スパイラル状伝熱管
24と、フロアバーナ26びウオールバーナ27
と、が夫々配設された2つの輻射室23と、これ
ら輻射室23間中央に縦方向に延びた構造で燃焼
排ガスから主として対流伝熱により熱回収を行な
う熱回収部20Aが設けられた構造である。そし
て、前記伝熱管24は夫々直線部分を長く形成し
て長径方向に長く形成することにより大型化さ
れ、この大型化に伴つてフロアバーナ26及びウ
オールバーナ27数が増加されている。尚、ウオ
ールバーナ27は伝熱管24スパイラル形状の高
さ方向を長く形成した場合には、第4図に示すよ
うに、炉壁下部外周部分に配設しただけでは均一
な加熱を行えないため、鉛直軸を含むように巻か
れたに示すように炉壁内周に横列2段に配設す
る。この場合、前記伝熱管24のスパイラル形状
の縦長さbがb≦5.6mのときは、ウオールバー
ナ27の横列段数は1段とし、b>5.6mのとき
は横列段数を2段とするのが好しい。勿論、伝熱
管24の大きさに応じ、横列多段に配設すること
が出来る。又、前記熱回収部20Aを設けた効果
は、高温の燃焼排ガスを用いて、他の加熱を必要
とするプロセス流体を加熱したり、又は適当なプ
ロセス流体がない時には廃熱ボイラを設置して蒸
気を発生させることにより熱回収を行ない、加熱
炉全体の熱効率向上が図れるものである。
備に適用した例を示すもので、加熱炉本体ケーシ
ング20には、第4図の炉内構造と同じく、鉛直
軸を含むように巻かれた長円スパイラル状伝熱管
24と、フロアバーナ26びウオールバーナ27
と、が夫々配設された2つの輻射室23と、これ
ら輻射室23間中央に縦方向に延びた構造で燃焼
排ガスから主として対流伝熱により熱回収を行な
う熱回収部20Aが設けられた構造である。そし
て、前記伝熱管24は夫々直線部分を長く形成し
て長径方向に長く形成することにより大型化さ
れ、この大型化に伴つてフロアバーナ26及びウ
オールバーナ27数が増加されている。尚、ウオ
ールバーナ27は伝熱管24スパイラル形状の高
さ方向を長く形成した場合には、第4図に示すよ
うに、炉壁下部外周部分に配設しただけでは均一
な加熱を行えないため、鉛直軸を含むように巻か
れたに示すように炉壁内周に横列2段に配設す
る。この場合、前記伝熱管24のスパイラル形状
の縦長さbがb≦5.6mのときは、ウオールバー
ナ27の横列段数は1段とし、b>5.6mのとき
は横列段数を2段とするのが好しい。勿論、伝熱
管24の大きさに応じ、横列多段に配設すること
が出来る。又、前記熱回収部20Aを設けた効果
は、高温の燃焼排ガスを用いて、他の加熱を必要
とするプロセス流体を加熱したり、又は適当なプ
ロセス流体がない時には廃熱ボイラを設置して蒸
気を発生させることにより熱回収を行ない、加熱
炉全体の熱効率向上が図れるものである。
更に複数の輻射室23即ち炉を設けた効果は次
のようである。
のようである。
コールスラリー加熱炉においては、どのように
設計しても多かれ少なかれ伝熱管内でコールスラ
リーがコーキングを起こす。
設計しても多かれ少なかれ伝熱管内でコールスラ
リーがコーキングを起こす。
従つて、蒸気と空気とを伝熱管内に送り込み管
内壁に付着しているコークを取り去る運転即ちデ
コーキングオペレーシヨンを定期的に行うのが通
例であるが、本実施例のように複数設けた場合に
は、炉の一基を予備炉として順に前記デコーキン
グオペレーシヨンを行えば、加熱炉自体の稼動を
停止させずに済み、運転効率の低下を招くのを阻
止できるという効果がある。
内壁に付着しているコークを取り去る運転即ちデ
コーキングオペレーシヨンを定期的に行うのが通
例であるが、本実施例のように複数設けた場合に
は、炉の一基を予備炉として順に前記デコーキン
グオペレーシヨンを行えば、加熱炉自体の稼動を
停止させずに済み、運転効率の低下を招くのを阻
止できるという効果がある。
以上説明したように本発明の管式加熱炉は、伝
熱管として、直線部分と管内直径の5倍以上の中
心曲率半径を有する曲部分とからなる縦方向のス
パイラル状のものを用いると共に、この伝熱管を
内・外周の両面加熱構造としたことにより、被加
熱流体をおだやかに均一加熱することができ、伝
熱管に局部的な過熱部分が生じるのを極力防止す
ることができると共に180゜uベンドの使用を廃止
した構造であるから曲部分の内壁がエロージヨン
により摩耗して損傷を受けたり、流体中の固体分
が沈澱して管の詰りを生じるのを極力防止でき
る。
熱管として、直線部分と管内直径の5倍以上の中
心曲率半径を有する曲部分とからなる縦方向のス
パイラル状のものを用いると共に、この伝熱管を
内・外周の両面加熱構造としたことにより、被加
熱流体をおだやかに均一加熱することができ、伝
熱管に局部的な過熱部分が生じるのを極力防止す
ることができると共に180゜uベンドの使用を廃止
した構造であるから曲部分の内壁がエロージヨン
により摩耗して損傷を受けたり、流体中の固体分
が沈澱して管の詰りを生じるのを極力防止でき
る。
又、流体の流れ方向を下降流或いは上昇流の一
方向に保持でき伝熱管の振動発生を抑えることが
できる。更に伝熱管の構造上大型に設計すること
ができ、加熱炉の大型化を容易に図れる利点があ
る。
方向に保持でき伝熱管の振動発生を抑えることが
できる。更に伝熱管の構造上大型に設計すること
ができ、加熱炉の大型化を容易に図れる利点があ
る。
本発明の管式加熱炉は、各種加熱流体を問題な
く加熱することができるものであるが、特に、本
発明に係る加熱炉を石炭液化プラントにおいてコ
ールスラリーの予熱工程で用いられるコールスラ
リーを加熱する管式加熱炉として使用すれば、気
体(主に水素ガス),液体(溶剤),固体(石炭)
の3相のコールスラリーの加熱に際してエロージ
ヨン,コーキング等に対する耐久性,寿命の問題
などを技術的に解決できる多大なる効果がある。
く加熱することができるものであるが、特に、本
発明に係る加熱炉を石炭液化プラントにおいてコ
ールスラリーの予熱工程で用いられるコールスラ
リーを加熱する管式加熱炉として使用すれば、気
体(主に水素ガス),液体(溶剤),固体(石炭)
の3相のコールスラリーの加熱に際してエロージ
ヨン,コーキング等に対する耐久性,寿命の問題
などを技術的に解決できる多大なる効果がある。
第1図は、石炭液化プロセスを示すブロツク
図、第2図及び第3図は従来の管式加熱炉の構造
を示す図で、第2図A及び第3図Aは夫々正面縦
断面図、第2図Bは平面横断面図、第3図Bは側
面縦断面図、第4図は本発明に係る管式加熱炉の
構造を示す図で、Aは正面縦断面図、BはAのA
―A′矢視断面図、第5図は同上の炉における伝
熱管支持構造を示す部分図、第6図は本発明の他
の実施例を示す図で、Aは正面縦断面図、Bは平
面横断面図、第7図は伝熱管の曲部分のエロージ
ヨンによる減肉量と伝熱管の直線部分のエロージ
ヨンによる減肉量との割合を示すグラフ、第8図
は伝熱管の曲部分で詰まりを起こすスラリーの速
度を説明するグラフである。 10,20……本体ケーシング、12……炉
壁、13,23……燃焼室、14,24……伝熱
管、14A……直線部分、14B……曲部分、1
6,26……フロアバーナ(第1の熱源)、17,
27……ウオールバーナ(第2の熱源)。
図、第2図及び第3図は従来の管式加熱炉の構造
を示す図で、第2図A及び第3図Aは夫々正面縦
断面図、第2図Bは平面横断面図、第3図Bは側
面縦断面図、第4図は本発明に係る管式加熱炉の
構造を示す図で、Aは正面縦断面図、BはAのA
―A′矢視断面図、第5図は同上の炉における伝
熱管支持構造を示す部分図、第6図は本発明の他
の実施例を示す図で、Aは正面縦断面図、Bは平
面横断面図、第7図は伝熱管の曲部分のエロージ
ヨンによる減肉量と伝熱管の直線部分のエロージ
ヨンによる減肉量との割合を示すグラフ、第8図
は伝熱管の曲部分で詰まりを起こすスラリーの速
度を説明するグラフである。 10,20……本体ケーシング、12……炉
壁、13,23……燃焼室、14,24……伝熱
管、14A……直線部分、14B……曲部分、1
6,26……フロアバーナ(第1の熱源)、17,
27……ウオールバーナ(第2の熱源)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 伝熱管を加熱することにより該管内の被加熱
流体を加熱する管式加熱炉内に、直線部分と管内
直径の5倍以上の中心曲率半径を有する曲部分と
からなり鉛直軸を含むように巻かれたスパイラル
状伝熱管を備えると共に、該炉内に前記スパイラ
ル状伝熱管の内周外側面を加熱する第1の熱源
と、外周外側面を加熱する第2の熱源と、を備え
たことを特徴とする管式加熱炉。 2 スパイラル状伝熱管は、管内直径の7.5倍以
上の中心曲率半径を有する曲部分を有してなる特
許請求の範囲第1項記載の管式加熱炉。 3 加熱炉は、伝熱管とバーナからなる熱源とを
それぞれ備えた複数の輻射室と、該輻射室間に設
けられ該室内の燃焼排ガスの熱を回収する熱回収
部とを有することを特徴とする特許請求の範囲第
1項又は第2項記載の管式加熱炉。 4 スパイラル状伝熱管は、炉壁に支持されたチ
ユーブサポートに支えられ、該炉壁にはそのチユ
ーブサポートの熱膨張時の逃げ部が設けられたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項の
うちいずれか1つに記載の管式加熱炉。 5 第1の熱源が、炉内下部の中央位置に列状に
複数配設され、第2の熱源が炉内周壁に沿つて横
列多段に複数配列されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項〜第4項のうちいずれか1つ
に記載の管式加熱炉。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8744281A JPS57202380A (en) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | Tubular heating furnace |
| AU84708/82A AU549829B2 (en) | 1981-06-09 | 1982-06-09 | Tube heating furnace |
| CA000404824A CA1172982A (en) | 1981-06-09 | 1982-06-09 | Tubular furnace |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8744281A JPS57202380A (en) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | Tubular heating furnace |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57202380A JPS57202380A (en) | 1982-12-11 |
| JPH027352B2 true JPH027352B2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=13914966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8744281A Granted JPS57202380A (en) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | Tubular heating furnace |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57202380A (ja) |
| AU (1) | AU549829B2 (ja) |
| CA (1) | CA1172982A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0604895D0 (en) * | 2006-03-10 | 2006-04-19 | Heliswirl Technologies Ltd | Piping |
| CN102925195B (zh) * | 2012-10-12 | 2014-09-03 | 中国石油化工股份有限公司 | 以水煤浆为燃料的乙烯裂解炉燃烧系统 |
| CN110878218A (zh) * | 2018-09-06 | 2020-03-13 | 中国石化工程建设有限公司 | 一种加热延迟焦化原料的方法 |
-
1981
- 1981-06-09 JP JP8744281A patent/JPS57202380A/ja active Granted
-
1982
- 1982-06-09 AU AU84708/82A patent/AU549829B2/en not_active Ceased
- 1982-06-09 CA CA000404824A patent/CA1172982A/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA1172982A (en) | 1984-08-21 |
| AU8470882A (en) | 1982-12-16 |
| AU549829B2 (en) | 1986-02-13 |
| JPS57202380A (en) | 1982-12-11 |
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