JPH0278488A - 排水の高度処理方法 - Google Patents

排水の高度処理方法

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JPH0278488A
JPH0278488A JP31194988A JP31194988A JPH0278488A JP H0278488 A JPH0278488 A JP H0278488A JP 31194988 A JP31194988 A JP 31194988A JP 31194988 A JP31194988 A JP 31194988A JP H0278488 A JPH0278488 A JP H0278488A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は排水の高度処理方法に関し、更に詳しくは薬剤
使用量を著しく低減出来けっ処理能力にイ任わた化学酸
化方法を利用する排水の高度処理方法に関する。
(従来の技術) 従来BODで示される排水中の有機汚濁成分の除去にお
いては、現在実用化されている種々の生物学的処理方法
によって、比較的低いコストで満足出来る結果が得られ
ている。
一方、CODとして存在する有機汚濁成分(生物難分解
性物質や生物代謝老廃物質等)の処理には、活性炭吸着
法、オゾン酸化法、逆浸透法、過酸化水素等の酸化剤を
用いる化学酸化方法等が利用されている。
これらの物理化学的除去方法の中では、過酸化水素と第
1鉄塩を用いる化学酸化方法が極めて強い処理能力を有
し、排水中の広い範囲のCOD成分の分解除去方法とし
て有力であり、一部実用化されている(PPM−198
6/10 :]〜16P参照)。
しかしながら上記の過酸化水素を用いる化学酸化方法に
おいても、比較的高濃度の「機性排水では過酸化水素、
鉄塩その他の使用薬剤の消費量がしく処理コストの而て
種々の問題か残っている。
例えば、この化学酸化方法では排水中のCODを鉄イオ
ン触媒の存在下に過酸化水素を添加して酸化分解する時
に下記の反応か行われる。
Fe”+ II。0.−+ Fe”+ 110− + 
110 ・この反応では過酸化水素1モルに対してほぼ
当モルの第1鉄イオンが必要とされる。
第1鉄塩としては、通常硫酸第1鉄の7水塩(FeSO
4・71i20)が使用されるので、例えば、35%過
酸化水素水溶液100重量部当り約350乃至400重
頃部の使用割合となる。この第1鉄塩は比較的安価であ
るが、生成した第2鉄塩は後にアルカリ中和によって凝
集沈澱されるので、その際に使用する苛性ソーダ等のア
ルカリの使用量、高分子−凝集剤の使用j1が犬となり
、更に水酸化第2鉄を主成分とするスラッジの量が大で
、その処理コストが大となり、トータルとしての処理コ
ストが著しく犬となる欠点がある。
以上の如きコストの問題は排水中のCODの濃度か比較
的低い場合には、本発明者らが以航に開発した方法であ
る八〜Hipo(登録商標)法により、酸化処理前にC
ODのかなりの贋を凝集沈澱させる方法によって、ある
程度回避することが出来るか、jJl水中のC0Dfi
度が高く、且つ平面の凝集沈澱によっても多寸のCOD
が排水中に残る場合には、−ト記コストの問題か依然と
して残り、経済的に利用困難である。
又、添加する過酸化水素の量は、通常は排水中のC0D
fiに対して有効酸素換算でO,l乃至2倍であるが、
排水中のC0DII:4度は5o乃至60%に低下する
場合が多く、それ以上に低下させるべく更に過酸化水素
を添加してもそれ以上のCODの低下は困難であり、逆
に残留過酸化水素がC0Dfi度測定時に見かけCOD
の値として検出される。そのために残留過酸化水素の除
去のために更に第1鉄イオンを加える必要が生じ、更に
前記のアルカリや高分子凝集剤等の薬剤コストやスラッ
ジ処理コストか上昇するという問題が生じる。
従って本発明の[1的は、排水中のCoDiQ度が著し
く大であっても、少ない薬剤使用量で低コスト・て高い
処理効果をあげることか出来る排水の高度処理力法を提
供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記目的を達成するために種々研究の結果
、酸化剤を用いる排水の化学酸化方法において、その時
の反応温度を高め、又、必要に応じて他の工程を付加す
ることによって著しい少晴の金属イオン使用量で優れた
処理効果が得られることを見出して本発明を完成した。
すなわち、本発明は、排水中の有機汚濁成分を金属イオ
ンを触媒として酸化剤で酸化分解する排水の高度処理方
法において、上記酸化分解反応を40℃以上の温度で行
うことを特徴とする排水の高度処理方法、及び必要に応
じてその前後に酸性凝集処理工程、触媒再生工程又は生
物処理工程を付加する排水の高度処理方法である。
(作  用) 本発明者らの研究によれば、過酸化水素と鉄塩を用いる
化学酸化方法において、被処理排水の温度を高めること
により、CODの分解除去率が著しく向トすることを認
めた。
しかしなから、排水中のCODが比較的低濃度である時
には、排水の昇温に要するエネルギー費か相対的に高く
なり、コスト的メリットはそれ程犬とはならないが、排
水のCOD濃度が高い場合には、処理コストがエネルギ
ーコストを十分に吸収して全体的に著しく有利となるこ
とを認めた。
従って、排水が温排水である時には更に有利となる。
更に驚くへきこと、被処理水の温度を高めると、従来は
過酸化水素とほぼ当モル量の鉄イオンが要求されたのに
対して、使用する鉄イオンの量かf11減し、鉄イオン
量を過酸化水素1モル当り約10−3乃至0.5モルの
使用量でも十分な処理効果か得られ、その結果、その後
使用する苛性ソーダ、高分子凝集剤等の薬剤の使用量が
f11減し、更に生成するスラッジの量が使用した鉄塩
に比例してf11減し、その処理コストも著しく低下し
た。これらの個々のコスト低下を合計すると、本発明方
法によれば従来の方法のコス1への゛r8分以下、特に
局員下になることを見出した。
更に+2方法を行うにあたり、81(而に処理対象jJ
l水を酸性凝集処理したり、或いは使用した金属イオン
を触媒として11利用することにより、史に薬剤使用、
1■が低減出来、又、更に酸化処理水をその後に生物処
理する場合においては、処理水中のCOD、TOC及び
BODの生分解性が著しく向上し、後段の処理において
、処理水質、負荷等の而で一層有利となる。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
本発明方法が好適に通用出来る排水としては、CODや
色度成分を含4T しているし尿生物処理水、埋立場浸
出汚水、廃棄物焼却場排水、発酵及び醸造排水、高濃度
有機性排水、石油、石炭化学排水、染色排水、メツキ、
表面処理排水、溶解性油脂排水、塗装排水、その他CO
D、色度等で示される生物難分解性物質や生物代謝老廃
物質等の有機物を含む排水であり、従来公知のいずれの
有機排水にも適用出来る。
特に本発明の効果が顕著に表れる排水は、COD及び色
度成分か高濃度に、例えば、CODとして約100+n
g/u以」二の濃度の排水であり、更に好ましいのは4
0℃以上に既に加熱されている温排水であり、これらの
温排水の場合には加熱エネルギーコストが不要となるの
で特に有利である。
本発明において使用する酸化剤は、従来公知の化学酸化
方法において使用されている酸化剤、例えば、過酸化水
素、過酸化カルシウム、過硫酸アンモニウム、アルキル
ヒドロペルオキシド、過酸エステル、過酸化ジアルキル
又はジアシル等が使用されるが、コストや副生成物等の
点からみて過酸化水素が最も好ましい。以下過酸化水素
を代表例として説明する。
過酸化水素の使用量は、特に限定されず、適用排水の内
容によって変化するが、好ましい使用量はCOD 10
0mg/ Hニ対して約50乃至8o。
mg/ρ(0として)となる範囲である。
本発明において使用する金属イオンとしては、鉄、チタ
ン、セリウム、銅、マンガン、コハルI・、バナジウム
、クロム、鉛のイオン等が使用され、これらの金属、金
属酸化物、金属塩、錯体等いずれの形態でもよい。本発
明において特に好ましいものは、鉄イオンであるので以
下鉄イオンを代表例として説明する。
使用する鉄イオンは、従来技術においては第1銖イオン
が使用されたか、本発明においては第1鉄イオンは勿論
、第2鉄イオンも有効であり、更に鉄屑等の如き金属鉄
や鉄イオンをイオン交換樹脂等で固定した固定鉄イオン
も使用することが出来る。
本発明の重要な特徴は、この触媒としての鉄イオンの使
用量が従来技術に比較して著しく少量で十分な効果を得
ることが出来る点である。すなわち、従来技術では使用
する過酸化水素1モル(35%過酸化水素水溶液として
約97重量部)当り、はぼ当モル量の第1鉄イオン(F
eSO4,71120として約27afltiit部)
を使用する必要かあったのに対し、本発明では過酸化水
素1モル当り約10−3乃至05モルで十分な処理効果
を挙げることが出来る。
本発明方法ては前記の如き排水を加温して前記過酸化水
素と鉄イオンとを用いて排水中の有機汚濁成分を酸化分
解するが、本発明における排水の温度の好ましい範囲は
40℃乃至100℃、更に好ましくは50℃乃至80℃
の範囲である。排水がT湯温排水の如く既に上記温度範
囲に加温されている場合には単に保Wすればよく、特別
な加温は不要である。予め加温されていない排水の場合
には、水蒸気等の吹込み、T場における他の温水等によ
る熱交換等任意の加温手段が利用出来、加温の方法は特
に限定されない。処理温度か40℃未満である場合には
酸化効率が不十分で且つ過酸化水素の利用効率が悪化す
る。又、80℃を越える温度はそれ以上の処理効果が期
待出来ず、又、過酸化水素の自己分解が大きく、利用効
率が低下するとともに、加熱エネルギー消費が大になる
だけで特別の利点はない(第8図参照)。
以上の如き好ましい条件を利用する本発明の好ましい幾
つかの実施態様を添付図面を参照して更にJし体的に説
明する。
第1図示は本発明の基本方法(請求項1に記載の方法)
の1例を示す。
処理すべき排水は第1の熱交換器を通して、又は別の熱
源によって適当な温度に加熱されて反応槽に導かれ、こ
こで排水中のC0Di5度に対応した!11の鉄イオン
触媒1.過酸化水素2及び必要に応して排水のpHを約
2乃至4に調整するために硫酸のような鉱酸3を添加混
合する。尚、排水が適当な温度の温排水である場合には
当然加熱は不要である。
この反応槽中で攪拌しながら好ましくは50乃至80℃
の温度で約01乃至5時間酸化分解を行うことによって
排水中の有機汚濁成分は酸化分解され反応を完了する。
処理水は必要に応じて第2の熱交換器(冷却器)で冷却
される(ここで吸収された熱は第1の熱交換器で再利用
され得る)。冷却された処理水は中和槽で好ましくは4
0℃以下の温度で苛性ソーダの如きアルカリ4で中和さ
れてpHか約4以トに調整されると、触媒としての鉄イ
オン(主に第二鉄イオン)はフロック状に析出する。こ
れを凝集槽に導いて例えば高分子凝集剤5を添加して沈
#槽で沈澱させ、槽の底から水酸化第二鉄を主成分とす
るスラッジを回収し、処理済の水は放流又は別の処理工
程に導かれる。
第2図は装置全体を筒便にした回分式プロセスを示す。
この例では前記基本方法と同様に昇温した排水を反応後
に導き、ここで鉄イオン触媒1、過酸化水素2及び鉱酸
3を加えて基本方法と同様に酸化処理し、処理後更にア
ルカリ4と凝集剤5とを加えて静置して凝集沈澱させ、
スラッジを分離した後処理済水を放流又は別の処理工程
に導く。この例では上記の混合→反応→中和→凝集→沈
澱→放流の各工程をタイマー又はシーケンス制御して行
う。
第3図示の例は、第1図示の基本方法における反応後を
連続反応塔(又は反応管)とした例であり、反応塔中に
鉄イオン触媒を担持した触媒担体を固定又は流動させ、
必要に応じて熱交換器又は他の熱源によって加熱された
排水に所定量の過酸化水素2及びmAe3を連続的に注
入しながら反応塔に送り反応させる。反応後の処理は第
1図示の例と同様でよい。
第4図に示した例は上記第1図の基本方法に前処理工程
である酸性凝集処理工程を付加した例(請求項2に記載
の方法)であり、この例は処理すべき排水が凝集剤によ
って分離可能な有機汚濁成分を多量に合作する場合に有
用であり、本発明における薬剤使用量を更に節約するこ
とが出来る。上記酸性凝集処理とは、排水に第二鉄イオ
ンを排水COD密度100mg/Rに対して0.1乃至
200mg/4の範囲で加え、必要に応じて鉱酸を加え
てpHを約3.5乃至5.5に調整し、高分子凝集剤等
を加えて凝集沈澱可能な有機汚濁物をスラッジとして分
離する方法である。
先ず、排水を混合槽に導いて、ここで必要に応じて鉱酸
3を加えてpHを約3.5乃至55に調整するとともに
、第二鉄イオン6や高分子凝集剤5等を加えて凝集沈澱
可能な有機汚濁成分を凝集させ、沈#糟で凝集沈澱物を
分離する。十泄液は次いで第1図示のプロセスに送られ
、第1図示の基本方法と同様に処理される。分離された
沈澱物中の第二鉄イオンはに酸に再溶解して上記酸性凝
集処理の凝集剤或いは前記基本方法の酸化触媒として再
利用することが出来る。
以上の如き酸性凝集処理を実際に使用した例を以下に示
す。即ち、COD4度2,900mg/ILの自動車工
場排水に、第二鉄イオンを400 rng/fl添加し
、鉱酸又はアルカリを添加して、第2鉄イオンによる凝
集時のpHを変化させ、析出したスラッジを分離し、上
澄水のCODを分析したところ、第9図示の結果から得
られた。第9図示の結果から明らかな様に凝集時のpH
は3,5乃至55の範囲、特にpH4の弱酸性下で最も
良好な凝集効果か得られ、この範囲外のpHではいずれ
も上zn液のCODか悪化する。
又、pHを4に1I111定して第一二−鉄イオンの添
加量を100乃至1.500mg/lの範囲で変化させ
た結果を第10図に示1−0第10図の結果がらして使
用する第二鉄イオンの使用晴はC0D2、900mz/
 fl、に対して100乃至400 mg/Uで十分で
あることが判る。
又、以下の如き酸性凝集処理を行った排水について前記
第1図示の基本方法を60℃で触媒添加1200mg/
42の条件で実施した場合の結果を第11図に示す。第
11図には、原水を中性(pH=7)で凝集処理した例
と原水を4倍に希釈した例を比較の1]的で示した。
第11図から明かな様に排水を半面に酸性凝集処理する
ことによって本発明の処理効果か更に顕著になり2少な
い酸化剤及び触媒の使用!迂で効率的に処理効果が得ら
れる。これに対して中性(pH=7)での凝集処理では
従来法に比較して約70%の除去率を示し、又、排水を
屯に希釈したのみでは排水中に凝集で除去出来る有機物
が残っているため、酸性凝集処理を付加したものに比へ
て酸化効率が不十分である。
以上の様に本発明においては本発明の基本方法に酸性凝
集処理IP1を付加することにより使用する酸化剤等の
薬剤の量か少なくすることが出来且つ処理効率か著しく
向上する。
再度第1図を参照して前記基本方法において触媒として
の鉄塩を再使用する例(請求項3に記載の方法)を説明
する。第1図示の基本方法において沈澱槽から発生しス
ラッジは大部分が水酸化第二鉄である。本発明方法では
この水酸化第二鉄は水酸化第一鉄に還元することなくそ
のままのスラリーとして又は鉱酸に溶解して第二鉄塩と
して酸化処理時の触媒としてそのまま再使用することが
出来ることを見い出した。これに対して酸化反応を常温
で実施する従来方法では沈澱槽から回収される水酸化第
二鉄はそのままでは酸化触媒として再使用出来ず、再使
用する場合には第一鉄に還元することが必要であった。
従って本発明方法では回収した水酸化第二鉄を還元する
必要がないのでこの点でも還元剤等の薬剤が不要であり
薬剤費が著しく節減されるたけでなく、発生するスラッ
ジ量も殆ど無くなる。
触媒を再利用する例を示す。プリント基板の配線パター
ン形成工程からの排水を前記の酸性凝集処理を行い、第
1図示の方法を実施し、沈#、糟で発生した水酸化第二
鉄をそのまま酸化処理時の触媒として使用した。又、比
較の目的で新触媒として新鮮な第一鉄塩を用いた例及び
酸化処理を常温で行う従来例において上記の水酸化第二
鉄、新触媒及び回収した水酸化第二鉄を鉱酸に溶解して
亜硫酸ソーダで第一鉄塩に還元した再生触媒を用いる例
も合せて行って第12図の結果を得た。
第12図から明かな様に本発明方法では水酸化第二鉄は
新触媒と殆ど変らない優れた触媒効果を示し、水酸化第
二鉄のままでも再使用することが出来ることがflする
。これに対して従来方法の場合には水酸化第二鉄のまま
では触媒効果か著しく低く還元して再生触媒とする必要
があった。すなわち、本発明の方法では酸化剤の使用用
が少なくて済むだけでなく、沈澱槽で回収された水酸化
第二鉄かそのまま触媒として再利用出来、廃棄スラッジ
の発生がないという利点かある。
′:jr、5図に以上の如き本発明の方法に生物処理方
法を付加した例(請求項4に記載の方法)を示す。
生物処理とは微生物が排水中の有機性汚濁物質を栄養源
として摂取し、これを分解してエネルギーを獲得し、そ
のエネルギーの一部を利用して菌体を合成する工程であ
り、この代謝作用により排水中のBOD、TOC,CO
D等により表示される7り濁物質を除去する方法である
生物処理には好気性処理と嫌気性処理とがあり、前者と
しては活性汚泥法(連続式及び回分式)、生物I良法、
酸化池法等があり、後者としてはいわゆるメタン醗酵法
があり、これらの方法はいずれも本発明の基本方法に付
加して優れた処理効果を挙げることか出来る。
第5図aは、第1図示の基本方法により化学処理した後
、処理水を冷却することなく高温醗酵(水温53乃至5
5℃)のメタン醗酵槽にて生物処理する方法を示し、第
5図すは第1図の基本方法により化学処理した後処理水
を、冷却することなく他系統の雑排水や一部の冷却水を
混合することにより放冷した後、連続式活性汚泥法で生
物処理する方法を示し、第5図Cは第5 [%] bの
代わりに回分式活性汚泥法により生物処理する方法を示
し、第5図dは最も一般的方法であり、基本方法による
処理水を40℃以下に冷却した後接触曝気糟にて生物処
理するJT法を示す。
(実施例) 次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 第1図示のプロセスを用いて成るL揚排水の化学酸化方
法処理を行った。
排水のCOD濃度は7.300mg/lであり、この排
水を50℃に加温し、pHを3とし、反応時間を4時間
とし、添加触媒量は200mg/42に固定し、過酸化
水素濃度を変えて処理を行ったところ第6図示の結果を
得た。
尚、触媒としてはFeSO4,7H20を使用し、その
使用量及び濃度はFtHとして表した。又、過酸化水素
の使用量及び濃度も0(酸素)として表した。いずわも
以下同様である。
一方、比較の目的て排水の加温を行わず、15℃のまま
で鉄イオン触媒添加量と過酸化水素濃度を夫々変えて他
は上記と同一の条件で従来方法で処理を行って第6図示
の結果を得た。
この従来方法と本発明の方法とを比較すると従来方法で
は鉄イオン触媒25,000mg/Jlj及び過酸化水
素10.OO0mg71104度−1’ COD ハフ
 、 30−Omg/ jZから約2,000mg/u
に低下したのに対し、本発明の場合には鉄イオン触媒量
は従来法の1/125という少量であるにも係わらず、
COD濃度は7,300mg/Jlから約800mg/
4に低下した。
又、上記排水のCoDfA度を7,300mg/uから
2,800mg/ILになるまでに必要とする触媒及び
過酸化水素の1を本発明方法及び従来方法で求めたとこ
ろ下記第1表の通りであり、本発明方法は従来方法に比
較して触媒及び過酸化水素の消費量か著しく削減された
γラ  1 −フーシ 本ロー−″−゛L 温度(”C)      50       15尚、
本発明方法では鉄イオン触媒として第一鉄イオンに代え
て第二鉄イオンを用いても同様な結果が得られたのに対
し、従来方法では第二鉄イオンでは殆ど効果がなかった
実h’es例2 この実施例では実施例1と同じ排水を使用したが、第4
図示のプロセスに従って処理前に第二鉄イオン1.OO
O+ng/ILで酸性凝集処理を行い、CoDfi度を
予め4,700mg/ilに低下させたものを用いて化
学酸化方法を行った。
被処狸液の温度は50℃、反応pHは3、反応時間は4
時間とし、触媒は150+++g/uに一定とした。そ
の結果第7図示の結果が得られた。
又、比較のために被処理水の加温を行わず、15℃の温
度て触媒量と過酸化水素濃度を変えて従来方法で同様に
処理を行ったところ第7図の結果か得られた。
本発明方法と従来方法を比較すると、従来方法の場合に
は25.000mg/jltの触媒量で10、OOO+
ng/42の過酸化水素濃度でCOD濃度か4.700
+ng/Rから約1,700mg/lに低寸したのに対
し、本発明方法は1/167の触媒量でC0Di5度は
4.700mg/fiから約500 mg/’ !lに
まで低下した。
又、第7図において過酸化水素濃度3,000mg/’
 Qにおいて得られた本発明及び従来方法の処理済水の
生分解度を調べた。
生分解性試験の原水として上記の処理済水を20倍に希
釈したものを用い、本発明及び従来方法とも同一条件で
生分解性試験を行って下記第2表の結果を得た。
γ−J  2 j−ミ 従来方法   90  135  120本発明   
 75  120  95従来方法  31(65,6
)  52(64,1)  5(95,8)本発明  
 +3(82,5)  25(78,9)  2(97
,5)(括弧内は原水に対する生分解度%を表す。)以
上の結果から本発明方法で得られる処理済水は生分解性
に優れていることか明らかてあり、本発明方法の後段に
生物処理方法を行うことによって、より優れた排水の処
理が可能である。
尚、本発明方法では鉄イオン触媒として第一鉄イオンに
代えて第二鉄イオンを用いても同様な結果か得られたの
に対し、従来方法では第二鉄イオンでは殆ど効果がなか
った。
実施例3 この実施例では排水の温度によるCOD濃度の低下を調
へた。
実施例2と同じC0Dfi度4,700mg/lの被処
理水に触媒を200mg/I1.、過酸化水素を2.5
00+ng/Hの濃度で加え、種々の温度で1時間反応
させてCOD濃度の変化を求めたところ第8図の結果が
得られた。
第8図から明らかな様に、40℃まではCOD濃度の低
下は少なく、温度が上がって40℃以上になるとCoD
iJ度が急激に低下し、約50℃以上となると十分なC
OD濃度の低下が認められた。従って本発明においては
反応温度を50℃以上とするのか最も好ましい。
実施例4 この実施例では第1図示の方式を用いて、成る工場の切
削油排水のCOD処理を行いコスト計算を行った。
匪水Ω且基 水    jet :             20
 rr?/日水    温:            
  15℃COD濃度:        700mg/
l処理済水のCOD :     100mg/ Q本
発明方法・生蒸気吹込みにより50℃にyt温及び保温
従来方法:昇温なしく15℃のまま)。
γ    3  ニー 11□0□ 35%液   +20   607   
72,840FeS04’711゜0    、 25
    20    500112So、  98%7
夜       20        1      
   2ONaOH97%フレーク        1
20        5.7          58
4灯油(加熱用)60円/fl  6on/日   3
.600合   計        −−79,939
は処理単価           3,99711□0
235%液   +20   728  87,360
FeSO,−711゜0    25  1,800 
 45.000II2So49B%液   20   
0    0NaOII  97’!フレーク    
    120        514      6
1.6110灯油(加熱用)60円/I1.l/日  
   0合  計               −2
71,440は処理単価          1:I、
572以上の通り本発明方法では従来方法に比して処理
コストか約30%に低下した。
実施例5 この実施例ては第1図の方式を用いて、成る工場の(I
シ排水(80℃)のCOD処理を行いコスト計算を行っ
た。
県木@且バ 水    Ut:           120rr?
/日7、′シ  度:       80℃COD濃度
      7 、20.0 [I1g/ Q処理済水
のCOD:   2,000+ng/Il’7−に  
4  y−=z +1,02 35%液        120    
  2.914    349.680FcC1340
° Bci夜      8     2,290  
   +8.32ONa011 50%液    :]
0   1,286  38.580合   計   
     −−561,380は処理単価   −4,
678 +1202ff 5%液       120    
  7.286    874.32゜FeSO4・7
t120       15   15.(10022
5,QQONaOH50%fi      30   
8,571  257.130合  計       
 −−2,091,750は処理単価   −17,4
31 以上の通り本発明方法では従来方法に比して処理コスト
が約27%に低下した。
(効  果) 以1−の通り1本発明によれば、本発明者らの研究によ
れば、過酸化水素と鉄塩を用いる化学酸化74法におい
て、被処理排水の温度を高めることにより、CODの分
解除去率が著しく向上することを認めた。
しかしながら、排水中のCODが比較的低濃度である時
には、18水の昇温に要するエネルギー費か相対的に高
くなり、コスト的メリットはそれ程大とはならないが、
排水のC0Da度が高い場合には、処理コストがエネル
ギーコストを十分に吸収して全体的に著しく有利となる
ことを認めた。
従って、排水が温排水である時には更に有利となる。
更に驚くべきこと、被処理水の温度を高めると、従来は
過酸化水素とほぼ当モル雀の鉄イオンか要求されたのに
対して、使用する鉄イオンの滑か+11減し、鉄イオン
量を過酸化水素1モル当り約10−J乃信0.5モルの
使用量でも十分な処理効果か得られ、その結果、その後
使用する苛性ソーダ、高分子凝集剤等の薬剤の使用量が
激減し、更に生成するスラフジの寸が使用した鉄塩に比
例して激減し、その処理コストも著しく低下した。これ
らの個々のコスト低下を合計すると、本発明カー法によ
れば従来の方法のコストの半分以下、特に局以下になる
ことを見出した。
更に上記方法を行うにあたり、事前に処理対象I41水
を酸性凝集処理したり、或いは使用した金属イオンを触
媒として再利用することにより、更に薬剤使用がか低減
出来、又、更に酸化処理水をその後に生物処理する場合
においては、処理水中のCOD、ToC及びBODの生
分解性か著しく向トし、後段の処理において、処理水質
、負荷等の而で一層イj゛利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の好ましい態様を示ゴーフロ
ーシートを示し、第6図乃至第12図は実施例における
処理結果を示す図である。 1 触媒       2.過酸化水素3:W、酸  
      4:アルカリ5:高分子凝集剤   6 
第二鉄イオン7jTJ11シ0 鷹聾 5o−80℃ 第5図 ガス (生物膜処理殻肯) 第61ン4 ”i’h(IQコdxas01 第7図 11t(lt(lG1ツAasQl 第8図 第9図 凝%H 第10図 Fe:l ′″(簡8)′交) 第11図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)排水中の有機汚濁成分を金属イオンを触媒として
    酸化剤で酸化分解する排水の高度処理方法において、上
    記酸化分解反応を40℃以上の温度で行うことを特徴と
    する排水の高度処理方法。
  2. (2)排水中の有機汚濁成分を金属イオンを触媒として
    酸化剤で酸化分解する排水の高度処理方法において、処
    理対象排水を酸性凝集処理した後、酸化分解反応を40
    ℃以上の温度で行うことを特徴とする排水の高度処理方
    法。
  3. (3)排水中の有機汚濁成分を金属イオンを触媒として
    酸化剤で酸化分解する排水の高度処理方法において、酸
    化分解反応を40℃以上の温度で行い、生成した金属イ
    オンを回収し触媒として再利用することを特徴とする排
    水の高度処理方法。
  4. (4)排水中の有機汚濁成分を金属イオンを触媒として
    酸化剤で酸化分解する排水の高度処理方法において、酸
    化分解反応を40℃以上の温度で行い、処理済水を生物
    処理するすることを特徴とする排水の高度処理方法。
  5. (5)酸化処理される排水中COD濃度が100mg/
    l以上である請求項1乃至4に記載の排水の高度処理方
    法。
  6. (6)酸化剤が過酸化水素であり、該過酸化水素の添加
    濃度(0として)が、COD濃度100mg/l当り5
    0乃至800mg/lの範囲である請求項1乃至4に記
    載の排水の高度処理方法。
  7. (7)金属イオンが第1鉄イオン及び/又は第2鉄イオ
    ンであり、これらの鉄イオン濃度(Feとして)が過酸
    化水素(0として)100mg/l当り1乃至200m
    g/lの範囲である請求項1乃至4に記載の排水の高度
    処理方法。
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