JPH028275Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH028275Y2
JPH028275Y2 JP19486183U JP19486183U JPH028275Y2 JP H028275 Y2 JPH028275 Y2 JP H028275Y2 JP 19486183 U JP19486183 U JP 19486183U JP 19486183 U JP19486183 U JP 19486183U JP H028275 Y2 JPH028275 Y2 JP H028275Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
hydrophobic resin
hydrophilic colloid
paper
resin layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19486183U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60107847U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19486183U priority Critical patent/JPS60107847U/ja
Publication of JPS60107847U publication Critical patent/JPS60107847U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH028275Y2 publication Critical patent/JPH028275Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の背景 技術分野 この考案は、感光性ハロゲン化銀乳剤層を含む
画像形成層を有するポスト・カードに関し、更に
詳しくは、筆記性とカール性が改善されたポス
ト・カードに関する。 従来技術とその問題点 近年、文章による通信に加えて直接視覚に働き
かける画像の情報を通信内容として伝達すること
が注目を浴び、この最も簡便な通信媒体として現
像処理の施された写真用印画紙をポスト・カード
として利用する試みがなされている。このポス
ト・カードは、現像処理を施すことにより差出人
の意図する画像が形成され、且つはがきサイズに
裁断された写真用印画紙の裏面に郵便用の通信内
容を記載して郵送に供するものである。 ところで、このような写真用印画紙をポスト・
カードに使用する場合に要求される技術的課題の
1つに筆記性の問題がある。即ち、写真用印画紙
をポスト・カードとして使用するときは、あらゆ
る筆記具において十分に筆記可能であることが望
ましいのであるが、ポスト・カードとして使用さ
れる写真用印画紙の多くは、その迅速処理の要請
から紙基体の両面がポリエチレン等の疎水性樹脂
で被覆された両面樹脂被覆紙であり、必らずしも
満足な筆記性を与えるものとは言い難い。このた
め、従来、画像形成面とは反対面の樹脂被覆面上
に紙を裏貼りして筆記性を与えたり、また実開昭
52−169426号公報等に記載されているように現像
処理された画像形成面の裏面に吸湿性を備えた塗
料を塗布するなどして筆記性を与える方法等が知
られている。しかしながら、これらの方法は、ポ
スト・カードの量産性や塗料の調整が煩らわし
く、また筆記性についてもニジミが生じたり、必
ずしも満足ではなかつた。 また、ポスト・カードとして使用される写真印
画紙に要求される別の技術的課題は、写真用印画
紙が画像形成側を内側にあるいは外側に湾曲する
いわゆるカール現象の問題がある。このようなカ
ール現象は、通常写真用印画紙として使われる紙
基体、例えば160g/m2〜180g/m2のものにおい
て高湿および低湿の条件下で必然的に起こるもの
で、写真の引き延ばし、焼き付け作業性を阻害す
るから極力抑制することが必要である。このた
め、例えば、紙基体の両面が疎水性樹脂で被覆さ
れ、一方の疎水性樹脂上にハロゲン化銀乳剤層が
塗布されている通常の写真用印画紙では、普通、
ハロゲン化銀乳剤層の収縮力と疎水性樹脂(例え
ばポリエチレン樹脂)の結晶化による収縮力とを
加えたものが前記ハロゲン化銀乳剤層の反対側の
疎水性樹脂の結晶化による収縮力と釣り合つた状
態に製造されており、通常の状態では著しいカー
ル現象が生じない。 しかしながら、画像形成層の反対面に被覆され
た疎水性樹脂を、紙基体から剥離して使用するポ
スト・カードにあつては、比較的低い湿度条件下
では、紙基体の曲げに対する応力が比較的小さい
ため、ハロゲン化銀乳剤層の脱湿による収縮力と
乳剤層上の疎水性樹脂の収縮力とを加えた力に抗
しきれず、内側にカールする不都合が生じる。 また、高湿の条件下においても、紙基体の曲げ
に対する応力が小さいため、乳剤層上の疎水性樹
脂の収縮力に抗しきれず、内側にカールを生じる
結果となる。 考案の目的 この考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ポスト・カー
ドとして使用し得るすぐれた筆記性を備え、しか
もカールの発生を軽減した画像形成層を有するポ
スト・カードを提供することにある。 考案の具体的構成 紙基体の一方の面上に疎水性樹脂被覆層および
感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀
写真感光材料において、前記紙基体の他方の面上
に白色顔料を含有する親水性コロイド層および疎
水性樹脂層を有し、該疎水性樹脂層は前記親水性
コロイド層から剥離されることを特徴とするポス
ト・カードによつて達成される。 以下、本考案のポスト・カードを添付図面に従
つて具体的に説明する。 第1図は本考案のポスト・カードの外観図、第
2図〜第3図は本考案のポスト・カードの一部拡
大断面図である。図において、紙基体1の一方の
面には疎水性樹脂被覆層2が被覆されている。ま
た前記紙基体1の他方の面には、白色顔料を含有
する親水性コロイド層3が被覆されている。この
親水性コロイド層3は、郵便はがきとしての所定
事項が印刷可能であり、しかも筆記可能な層とさ
れている。そして、前記親水性コロイド層3の上
には、さらに疎水性樹脂層4が設けられている。
この疎水性樹脂層4は、前記親水性コロイド層3
から剥離可能な層とされており、ポスト・カード
として使用する際には、この疎水性樹脂層4を取
り去つて使用するものである。 また前記疎水性樹脂被覆層2の面上には、少な
くとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を含む画
像形成層5が設けられている。この画像形成層5
は前記疎水性樹脂被覆層2の面に直接に、あるい
は図示しない下引層等を介在して間接的に塗布さ
れていてもよい。 本考案に用いられる紙基体は、写真用印画紙と
して一般に用いられる材料から選ばれる。このよ
うな材料の例としては、天然パルプ紙、合成パル
プ紙、天然パルプと合成パルプとの混抄紙、およ
び各種の抄き合せ紙を挙げることができる。 本考案の紙基体の写真用乳剤層が層設されてい
ない面(以下裏面と言うことにする。)に設けら
れている親水性コロイド層の外側面は筆記可能な
面とされている。 この親水性コロイド層は、一方においては、筆
記可能な層として働き、他方においてはカール防
止層として働くものである。即ち、第2図に示す
如く、ポスト・カードとして使用する前には、こ
のものは、紙基体上に被覆された疎水性樹脂被覆
層2と画像形成層5の両者の収縮力と、親水性コ
ロイド層3と疎水性樹脂層4の収縮力とが釣り合
つてカールが発生しないが、第3図に示されるよ
うにポスト・カードの現像処理後に裏面側の疎水
性樹脂層4を剥離したときは、親水性コロイド層
の収縮力が増大し、乳剤層の疎水性樹脂被覆層2
および画像形成層5の両者の収縮力と釣り合うよ
うに構成されている。 前記親水性コロイド層の具体的な好ましい一例
としては、写真用印画紙において用いられる通常
のバライタ層が挙げられる。このバライタ層は、
例えば、水200c.c.にゼラチン8.25gを溶解し、こ
れに塩化バリウム2.75gを加え、さらにこの液
に、硫酸アンモニウム1.35gを水100c.c.に溶解し
た溶液を少量ずつ滴下して硫酸バリウムの沈殿を
つくり、この溶液をゲル化して水洗し、クロム明
ばんを加えて紙基体に塗布してもよい。親水性コ
ロイド層に用いられるコロイドとしては写真用乳
剤として一般に用いられるゼラチンおよびフタル
化ゼラチン、マロン化ゼラチンの如き誘導体ゼラ
チンが一般的であるがこのゼラチンおよび誘導体
ゼラチンに一部または全部に代え、アルブミン、
寒天、アラビアゴム、アルギン酸、カゼイン、部
分加水分解セルロース誘導体、部分加水分解ポリ
酢酸ビニル、ポリアクリルアミド、イミド化ポリ
アクリルアミド、ポリビニルピロリドンおよびこ
れらビニル化合物の共重合体を用いることができ
る。 親水性コロイド層の塗布量は7g/m2〜30g/
m2の範囲であれば筆記性およびカール防止効果が
十分に発揮される。また、親水性コロイド層とし
てゼラチンを用いるときはこのゼラチンは1g/
m2以上、好ましくは5g/m2以上の塗布量で塗布
される。 本考案の親水性コロイド層には、筆記性を与え
るため白色の無機顔料および/または有機顔料を
添加する。白色の無機顔料としては、例えば、硫
酸バリウム、炭酸カルシウム等のアルカリ土金属
の硫酸塩、炭酸塩、微粉珪酸、合成珪酸塩のシリ
カ類、珪酸カルシウム、アルミナ、アルミナ水和
物、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、クレイ等が
挙げられる。 これらの顔料の添加量は、用いられる顔料の種
類親水性コロイド層の厚さ、及びポスト・カード
の用途によつて異なるが、バインダー100重量部
当り10〜80重量部であればよい。 本考案の親水性コロイド層の上面(裏面側)お
よび乳剤層の紙基体には疎水性樹脂層が被覆され
ている。このような疎水性樹脂層は、ポスト・カ
ードの現像処理の際に紙基体からの帯水を防止す
る働きをするものである。 この疎水性樹脂層に用いられる樹脂としては、
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン等のポリオレフイン、エチレン、プロピレ
ン、ブテン等のオレフインと例えばビニルアセテ
ート、塩化ビニリデン、無水マレイン酸等のモノ
マーとの共重合体(例えばエチレン−ビニルアセ
テート共重合体、プロピレン−塩化ビニリデン共
重合体、プロピレン−無水マレイン酸共重合体
等)、あるいは、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリアクリレート、飽和ポリエステル、ポリカー
ボネート等のホモポリマーもしくはコーポリマ
ー、またはこれらのブレンド物質などが挙げられ
る。この疎水性樹脂層の厚さは、特に制限はない
が、一般に15〜50μ程度が好ましい。 このような疎水性樹脂を紙基体上に塗布して疎
水性樹脂層を形成するためには、従来公知のコー
テイング法が用いられる。コーテイング法の特に
一般的なものとしては押出しコーテイング法が挙
げられる。 本考案の画像形成側に被覆される疎水性樹脂層
は、画像を鮮明にするために酸化チタン、酸化亜
鉛、炭酸カルシウム、硫酸カルシウムなどの光反
射物質を添加することができる。これらの物質
は、単独で、又は2種以上を混合して、例えば樹
脂100重量部に対し約5〜25重量部の範囲で添加
することができる。このような光反射物質を添加
した疎水性樹脂層を用いるときは、紙基体はバラ
イタ層で被覆する必要がない。 本考案の筆記可能な面側に被覆された疎水性樹
脂層は、透明であり、かつ親水性コロイド層から
剥離可能とされている。かかる疎水性樹脂層を親
水性コロイド層に剥離可能に被覆する方法として
は、通常は疎水性樹脂層に用いる樹脂を押出し塗
布する方法が使用される。この場合、疎水性樹脂
層は、紙基体および親水性コロイド層に破損を生
じることなく剥離することができ、かつ写真用印
画紙の製造時および現像処理時等の搬送時などに
おいて外力が加えられた場合にも容易に破損や剥
離を起こさない程度に親水性コロイド層に接着し
ていることが必要である。このため、疎水性樹脂
層と親水性コロイド層との間の剥離強度は10〜
350g重/25mm幅、好ましくは50〜300g重/25mm
幅の範囲である。この剥離強度は、幅25mmの試料
を直角に15cm/分で引き上げて試験する。剥離試
験法ASTMのD903で測定される。剥離強度が10
g重より低いと印画紙の製造工程中、加工中ある
いは現像中にローラ等の摩擦により不用意に剥離
が生じてしまい不都合である。また、剥離強度が
350g重よりも大きいと親水性コロイド層から疎
水性樹脂層を剥離するときに、親水性コロイド層
が全面的あるいは部分的に疎水性樹脂層に付着し
たり、更に悪い時には疎水性樹脂層が破壊されて
しまい、本考案の目的を達成し得ない。上記範囲
内の剥離強度を得るのに必要な剥離剤の単位面積
当りの量は、用いられる剥離剤の種類および疎水
性樹脂層を形成するのに用いられる樹脂の種類や
その流延条件等により異なるが、一般に、0.5
g/m2〜10g/m2の範囲であればよい。疎水性樹
脂層を被覆するのに先立つて親水性コロイド層上
に塗布される剥離剤としては、酢酸ビニルもしく
はビニルアルコールを構成要素として含む高分子
化合物、カルボキシル基を含有しない合成ゴムエ
マルジヨン、またはアクリル酸もしくはメタクリ
ル酸またはこれらの誘導体の重合体から成る高分
子化合物等、あるいは、例えばメチルハイドロジ
エンポリシロキサン、水酸基末端ジメチルポリシ
ロキサン、ジメチルポリシロキサン等のシリコー
ンオイル、シリコーンオイルエマルジヨン、ナト
リウムメチルシリコネートなどのシリコーン系撥
水剤、あるいはこれらシリコーン系撥水剤にチタ
ン酸ブチル、またはアルミニウム、スズ、鉛、亜
鉛などの有機酸塩を助剤として添加したもの、パ
ラフインワツクス、ワツクスエマルジヨン、ジル
コニウム塩、ステアロイルメチルアミドおよびメ
チレンピリジウム塩の如き第4級アンモニウム
塩、N−メチロールステアリン酸アミドの如きN
−メチロール脂肪酸アミド、パーフルオロモノカ
ルボン酸クロロ錯塩およびアクリル酸フツ化アル
キルエステルの如きフルオロカーボン類、N,N
−ジエタノールオレアミド、N,N−ジエタノー
ルエルクアミドおよびN,N−ジエタノールステ
アリルエルクアミドの如きアミド類、ポリビニル
カルバメート、アクリル酸エステルコーポリマー
あるいはポリビニルアセテートコーポリマー等が
挙げられる。 また剥離強度を調節するために疎水性樹脂層中
に下記(a)〜(h)の如き剥離強度低下剤を含有せし
め、この疎水性樹脂層を押出し塗布法などにより
親水性コロイド層上に積層する方法を用いること
ができる。 (a) 金属石けん (b) アルキル硫酸エステル塩 (c) ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エ
ステル塩 (d) ポリオキシエチレンアルキルエーテル (e) ポリオキシエチレンポリピロプレングリコー
ルエーテル (f) モノフエノール系酸化防止剤 (g) ビスフエノール系酸化防止剤 (h) 高分子型フエノール系酸化防止剤 更に疎水性樹脂層を親水性コロイド層上に押出
し塗布する際に、流延温度を調節し、あるいは流
延速度、疎水性樹脂層の層厚および流延速度のバ
ランスを調節して疎水性樹脂層の剥離強度を所定
の範囲に調節してもよい。 本考案のポスト・カードは、紙基体上に疎水性
樹脂被覆層を介して少なくとも1層の画像形成層
が設けられている。この画像形成層はハロゲン化
銀乳剤層であれば何れでも良く、ハロゲン化銀乳
剤層および非感光性層の層数および層順に特に制
限はない。代表的具体例としては、カラーもしく
は白黒印画紙が挙げられ、またカラー印画紙から
なるポスト・カードは単色用もしくは多色用の何
れのポスト・カードであつても良い。例えば多色
用カラー印画紙からなるポスト・カードは、ハロ
ゲン化銀乳剤層および非感光性層を当業界で知ら
れている様に種々の順序で配列して構成すること
ができる。 本考案に係るハロゲン化銀乳剤層および非感光
性層に用いられる親水性バインダーとしては、前
述したコロイド物質を用いることができ、ゼラチ
ンあるいはゼラチン誘導体が好ましく用いられ
る。 本考案に用いられるハロゲン化銀乳剤層および
非感光性層の塗設には、デイツピング塗布、エア
ードクター塗布、カーテン塗布、ホツパー塗布な
ど種々の塗布方法が用いられる。 本考案に係るハロゲン化銀乳剤に用いられるハ
ロゲン化銀としては、臭化銀、塩化銀、沃臭化
銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化
銀乳剤に使用される任意のものが含まれる。これ
らのハロゲン化銀の感光性を付与するために、適
宜選択された分光増感色素により分光増感がなさ
れる。 本考案の画像形成層を構成するハロゲン化銀乳
剤層および非感光性層には他の各種写真用添加剤
を含有させることができる。例えばカブリ防止
剤、色汚染防止剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、硬
膜剤、可塑剤、湿潤剤および紫外線吸収剤等を適
宜用いることができる。 考案の具体的使用 かくして構成された本考案のポスト・カード
は、露光した後現像処理として種々の写真処理方
法が用いられる。本考案のポスト・カードがカラ
ー印画紙の場合、この現像処理に用いられる好ま
しい発色現像液は、芳香族第1級アミン系発色現
像主薬を主成分とするものである。この発色現像
主薬の具体例としては、p−フエニレンジアミン
系のものが代表的である。発色現像主薬は単独で
あるいは2種以上を併用して、また必要に応じて
白黒現像主薬、例えばハイドロキノン等と併用し
て用いられる。更に発色現像液は、一般にアルカ
リ液、例えば水酸化ナトリウム、水酸化アンモニ
ウム、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム等を含
み、更に種々の添加剤、例えばハロゲン化アルカ
リ金属例えば臭化カリウム、あるいは現像調節剤
例えばシトラジン酸等を含有しても良い。 本考案のポスト・カードは、画像形成層を構成
する写真乳剤層中に、前記の発色現像主薬を、発
色現像主薬そのものとして、あるいは、そのプレ
カーサーとして含有していてもよい。 かくして得られたポスト・カードは、親水性コ
ロイド層の筆記可能な面に必要により郵便はがき
としての所定事項が印刷される。差出人はその使
用に際しては被覆された疎水性樹脂層を親水性コ
ロイド層から剥離して該親水性コロイド層上にそ
の意図する通信内容を適宜の筆記具を用いて鮮明
に記載することができる。 本考案の具体的効果 本考案のポスト・カードは、紙基体の裏面側に
筆記可能な白色顔料を含有する親水性コロイド層
が被覆されている。また、疎水性樹脂層の剥離後
は、このコロイド層が紙基体の乳剤側の各層の収
縮力とバランスするのでカールの発生がきわめて
少ない。かつ、筆記可能な面が紙基体に直接被覆
された親水性コロイド層のため、筆記性が優れ、
処理汚れが全く無く、手触りの優れた筆記面を与
え、外観が美麗であり、写真用印画紙の製造工程
および現像処理工程において汚染が全くなく、ま
た大量生産性に適している等の効果を奏するもの
である。 考案の具体的実施例 以下に具体的実施例を示して本考案を更に詳細
に説明するが本考案の実施の態様はこれによつて
何ら制限されない。 実施例 アルカリ法の硫酸塩法晒針葉樹パルプを使用し
て抄紙製造した紙基体からなる次の4種のポス
ト・カード用紙支持体を作製した。 試料 1 前記パルプを使用した厚み153μm、秤量160
g/m2の紙基体の一方の面に密度0.96の高密度ポ
リエチレンを厚さ25μm、流延温度330℃で押し出
し塗布して疎水性樹脂層を被覆した。次に他方の
面に、10重量%の酸化チタンを含む密度0.92の低
密度ポリエチレンを厚さ25μm、流延温度330℃で
押し出し塗布した。 さらに、初めに被覆した疎水性樹脂層の上に下
記組成を有する筆記性付与塗液をグラビア・コー
タにて2g/m2の塗布量で塗布した。 筆記性付与塗液 〔ゼラチン 15重量部 無定形シリカ(平均粒径3〜5μm) 5重量部 ホルマリン 0.03重量部 イソブチルアルコール 10重量部 H2O 70重量部〕 試料 2 試料1と同様のパルプを用い、厚み153μm、秤
量160g/m2の紙基体の一方の面に密度0.96の高
密度ポリエチレンを厚さ25μm、流延温度290℃で
押し出し塗布し疎水性樹脂層を被覆した。この疎
水性樹脂層は剥離可能であつた。 次に他方の面に10重量%の酸化チタンを含む密
度0.92の低密度ポリエチレンを厚さ25μm、流延
温度330℃で押し出し塗布して他方の疎水性樹脂
層を被覆した。 試料 3 前記試料2とは、紙基体の厚みが184μm、秤量
が200g/m2である点以外はすべて同一である紙
基体の両面を疎水性樹脂層で被覆したポスト・カ
ード用紙支持体を前記試料2と同様の方法にて製
造した。 試料 4 前記試料1で用いたパルプと同一の種類のもの
を用い、秤量185g/m2の紙基体を作成した。こ
の紙基体の一方の面(裏面側)に下記組成の親水
性コロイド層を15g/m2の塗布量で設けた。 ゼラチン …11.6g 硫酸バリウム …3.4g この親水性コロイド層の上に、更に密度0.96の
高密度ポリエチレンを厚さ25μm、流延温度290℃
で押し出し塗布し、疎水性樹脂層を設けた。この
疎水性樹脂層は前記親水性コロイド層から剥離可
能とした。 次に、乳剤側(表面)の紙基体上に10重量%の
酸化チタンを含む密度0.92の低密度ポリエチレン
を厚さ25μm、流延温度330℃で押し出し塗布して
疎水性樹脂被覆層を形成した。 次に前記試料1,2,3および4の各々につい
て、酸化チタンを含む疎水性樹脂被覆層の上に、
イエローカプラーを含有する青感性塩臭化銀乳剤
層、第1ゼラチン中間層、マゼンタカプラーを含
有する緑感性臭化銀乳剤層、第2ゼラチン中間
層、シアンカプラーを含有する赤感性塩臭化銀乳
剤層およびゼラチン保護層をこの順序に塗設して
ハロゲン化銀カラー写真感光材料(カラー印画
紙)を作成した。 かくして得られたカラー印画紙を郵便はがきの
サイズの巾に切断してロール状とした後、この一
部分にプリンターによりネガフイルムを通して露
光した後、発色現像処理を施し、色素画像を形成
した後試料2,3および4については、裏面の疎
水性樹脂層を親水性コロイド層から剥離した。こ
の剥離した試料2〜4と疎水性樹脂層を剥離しな
い試料1をポスト・カードのサイズに裁断し1枚
毎のポスト・カードを作成した。次いでこのポス
ト・カードの裏面に郵便はがきとしての所定事項
を印刷した後、カールの発生およびその程度を測
定するため、カール試験を行なつた。なお低湿に
おけるカール試験としては、相対湿度20%、温度
25℃の条件下、前記ポスト・カードのサイズのプ
リントを台上に置き1時間、3時間、1日後のカ
ール度をそれぞれ測定した。また、高湿カール試
験は、同様のプリントを相対湿度80%、温度25℃
で1日および4日放置した後のそれぞれのカール
度を測定した。またここでいうカール度とは、測
定される試料のカール(湾曲)に見合う円の半径
をメートルで表わし、その逆数として示した。従
つて数値の大きいもの程カールの程度が大きいこ
とを示す。これらのカール度の測定結果を第1表
に示す。
【表】 なお上記表1において、プラス(+)で示され
るものは、ハロゲン化銀乳剤層を内側にしたカー
ルであり、マイナス(−)はその逆を示す。 表1の結果から明らかなように、本考案の試料
4は、その裏面の疎水性樹脂層が親水性コロイド
層から剥離されているにもかかわらず、その裏面
が疎水性樹脂層で被覆された試料1よりもカール
度が小さいことが判る。他方、本考案の範囲外に
ある試料2および3にあつては、裏面の疎水性樹
脂層を紙基体から剥離すると試料1に比べてカー
ル度が著しく大きくなることが判る。 次に前記試料1,2,3および4のポスト・カ
ードとして筆記性について試験を行なつた。結果
を第2表に示す。
【表】 第2表から明らかな如く本考案のポスト・カー
ドである試料4はあらゆる筆記具に対して筆記性
が優れていることがわかる。また、手触りがよ
く、ソフトで見た目にも美麗であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のポスト・カードの外観図、第
2図は、前記ポスト・カードの一部拡大断面図、
および第3図は、前記ポスト・カードの裏面の疎
水性樹脂層の一部を親水性コロイド層から剥離し
た一部拡大断面図である。 1……紙基体、2……疎水性樹脂被覆層、3…
…親水性コロイド層、4……疎水性脂層、5……
画像形成層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙基体の一方の面上に疎水性樹脂被覆層および
    感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀
    写真感光材料において、前記紙基体の他方の面上
    に白色顔料を含有する親水性コロイド層および疎
    水性樹脂層を有し、該疎水性樹脂層は前記親水性
    コロイド層から剥離されることを特徴とするポス
    ト・カード。
JP19486183U 1983-12-17 1983-12-17 ポスト・カ−ド Granted JPS60107847U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19486183U JPS60107847U (ja) 1983-12-17 1983-12-17 ポスト・カ−ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19486183U JPS60107847U (ja) 1983-12-17 1983-12-17 ポスト・カ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60107847U JPS60107847U (ja) 1985-07-22
JPH028275Y2 true JPH028275Y2 (ja) 1990-02-27

Family

ID=30752329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19486183U Granted JPS60107847U (ja) 1983-12-17 1983-12-17 ポスト・カ−ド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60107847U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60107847U (ja) 1985-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11231467A (ja) 写真要素
JPH1152513A (ja) 積層ベース及びそれを含んでなる写真画像形成要素の作成方法
JPH10333278A (ja) 積層基体及びそれを含む写真要素
US6287743B1 (en) Imaging material with smooth cellulose base
US20040258857A1 (en) Imaging media with high elastic modulus and improved long term stability
US7449287B1 (en) Pearlescent textured imaging supports
GB2061763A (en) Plastics film with copolymer barrier layer for use as photographic support
JPH028275Y2 (ja)
JP2000137311A (ja) 2種の周波数の裏面粗さを有する像形成要素
EP1003076A1 (en) Imagine element with improved twist warp
JPH11258728A (ja) 画像形成要素
JPS6136215B2 (ja)
JP2003233147A (ja) 写真要素
JPS60185947A (ja) ハロゲン化銀写真材料
JP2914449B2 (ja) 写真用支持体
JP2000155385A (ja) フッ素ポリマ―を含む二軸延伸シ―トを有する画像形成要素
US4542087A (en) Use of reflecting agent in yellow dye image-providing material layer
JPS6238455A (ja) 写真用印画紙
JP2773799B2 (ja) 写真用支持体
JPS62227148A (ja) 写真用印画紙
JPS60239747A (ja) ハロゲン化銀写真材料
JPS62227147A (ja) 印画紙
JP2004077647A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH09311408A (ja) 写真プリント積層体
JPS60220342A (ja) ハロゲン化銀写真材料