JPH0284532A - 難燃性繊維の製造法 - Google Patents

難燃性繊維の製造法

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JPH0284532A
JPH0284532A JP17788588A JP17788588A JPH0284532A JP H0284532 A JPH0284532 A JP H0284532A JP 17788588 A JP17788588 A JP 17788588A JP 17788588 A JP17788588 A JP 17788588A JP H0284532 A JPH0284532 A JP H0284532A
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潤 高木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、低膨潤度で且つカードかけ等の加工に耐える
実用1生能を備えた高度難燃性繊維の工業的製造法に関
する。
(従来の技術と問題点) 従来よシ、難燃性繊維を得るため多くの方法が提案され
ており、その一方法としてリン化合物、へロゲン化合物
などの難燃剤を繊維表面に付着固定させる後加工法があ
るが、この方法では一般に耐久性、風合変化、@燃剤自
体及び燃焼時の毒性など種々の欠点がある。
また、他の代表例としてハロゲン化ビニル、ハロゲン化
ビニリデン等のハロゲン化単量体を共重合させた重合体
を用いて繊維を形成させる方法もあるが、この方法で高
度難燃性繊維を得るためにはハロゲン化単量体を多量に
共重合させる必要があり、その結果、やはり、燃焼時の
有毒ガス発生などの本質的欠点がある。
(発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、上−述した耐久性、燃焼時の毒性など
の本質的欠点がなく、カードかけ等の加工に耐える実用
性能を備えた高度難燃性繊維を工業的に製造する手段を
提供することである。
(課題を解決するための手段) 上述した本発明の目的は、アクリル系繊維に架橋結合を
導入して残存ニトリル基量を1.5〜’Immol/g
の範囲内に調整した後、加水分解反応により1.0〜4
.5 m mol / yのカルボキシル基と残部にア
ミド基を導入し、次いで多価金属イオン架橋を形成させ
る手段によシ、また、アクリル系繊維をポンプ循環系を
備えた容器内に充填し、上記架橋結合の導入、加水分解
反応、及び多価金属イオン架橋の形成を逐次行なう手段
により、工業的有利に達成される。
出発アクリル系繊維は、アクリロニトリル(以下、AN
というンを40重景%以上、好ましくは50%以上含有
するAN系重合体よシ形製された繊維であり、短繊維、
トウ、不織布等いずれの形態のものでもよく、また、製
造工程中途品、廃繊維などでも構わない。
AN系重合体は、AN単独重合体、ANと他の七ツマ−
との共重合体のいずれでも良く、他の七ツマ−としては
、ハロゲン化ビニル及びハロゲン化ビニリデン: (メ
タ)アクリル酸のエヌテル:メタリルスルホン酸、p−
スチレンスルホン酸等のスルホン酸含有上ツマ−及びそ
の塩: (メタンアクリル酸、イタコン酸等のカルボン
酸含有モノマー及びその塩ニアクリルレアミド、スチレ
ン、酢酸ビニル等のその他のモノマーが挙げられる。
アクリlし系繊維に架橋結合を導入する方法に限定はな
く、残存ニトリル基量を1.5〜7mmol/yの範囲
内に調整し得る手段である限り採用できるが、ヒドラジ
ン、ヒト\キシルアミン等を使用し、50〜120℃で
、1〜5時間処理する手段が、工業的に好ましい。なお
、残存ニトリル基量が上記下限に満たない場合には、所
望の高度難燃性繊維を製造することができず、また上限
を越えると最終的に実用上満足し得る物性の繊維が得ら
れない。
また、加水分解反応によりニトリル基を実質的に消失さ
せ、1.0〜4.5mmol/g、好ましくは1.5〜
3.5 m mal / fのカルボキシル基と残部に
アミド基を導入する方法としては、アルカリ金属水潴化
物、アンモニア等の塩基性水溶液、或は硝酸、硫酸、塩
酸等の鉱酸の水溶面を含浸、又は該水溶液中に原料繊維
を浸漬した状態で加熱処理する手段が挙げられる。
なお、カルボキシル基が上記下限に満たない場合には、
最終的に高度のg1燃性繊維を提供することができず、
また上限を越えると、実用上満足し得る物性のものが得
られない。
イオン架橋法としては、Zn、 Cu、 Ca、 Fe
等の多価金属、中でもZnの塩の 1〜20重量%水溶
液で1O−too’cの温度で処理することが望ましい
。なお、イオン架橋による多価金属の導入量としては、
本発明の目的達成上0.5〜8.5 m eq/9 、
好ましくは1.0〜3.0 m eq/gの範囲内が望
ましい。
このようにして、引張強度がLy/d以上、好ましぐは
1.5y/d以上、水膨潤度が100%以下、好ましく
は80%以下、限界酸素指数(LOI)が30以上、好
ましくは32以上の療燃性繊維を工業的に製造すること
ができる。
なお、アクリル系u1.mを、ポンプ循環系を備えた容
器内に充填し、上記架橋結合の導入、加水分解反応、及
び多価金属イオン架橋の形成の各反応を逐次行なう手段
が、装置上、安全性、均−反応性等の諸点から望ましい
。かかる装置(ポンプ循環系を備えた容器)の代表例と
しては、オーバマイヤー染色機が挙げられる。
また、実用上問題のない繊維物性を維持し、かつ水膨潤
度も可及的に抑えながら所定量のカルボキシル基、多価
金属イオン架橋を導入し、高度の難燃性を備えた繊維を
提供するためには、特に下記特性を備えた出発アクリル
系繊維を採用することが望ましい。
即ち、繊維を形成するAN系重合体分子が十分に配向し
てお勺コンコ゛−レッド(以下CRという)二色性比が
0.4以上、更に好ましくは0゜5以上のアクリル系繊
維を採択することが望ましい。なお、CR二色性比は、
高分子科学23(252)193 (1966ン記載の
方法に従って求めた。
なお、かかるアク!J yv系織繊維製造手段に限定は
なく、上記CR二色性比が満たされる限り、適宜公知の
手段を用いることができるが、中゛でも全延伸倍率を6
倍以上、好ましくは8倍以上とし、かつ工程収縮率を3
0%以下、好ましくは20%以下とする手段の採用によ
シ工業的有利に所望のアクリル系繊維を作製することが
できる。
更に、出発アクリル系繊維として、延伸後熱処理前の繊
M (AN系重合体の紡糸原液を、常法に従って紡糸し
、延伸配向され、乾燥緻密化、湿熱緩和処理等の熱処理
の施されていない繊維、中でも湿式又は乾/湿式紡糸、
延伸後の水膨itWゲル状繊維:内部水分率30〜15
0%)を使用することにより、反応液中への繊維の分散
性、繊維中への反応液の浸透性などが数置され、以て架
橋結合の導入や加水分解反応が均一かつ速やかに行なわ
れるので望ましい。
(発明の効果ン 本発明の出現により、難燃性能の耐久性、燃焼時の毒性
などの問題がなく、実用上問題のない繊維物性を維持し
、かつ水膨潤度も一定水準以下に抑えられており、しか
も高度の難燃性を備えた繊維を、工業的有利に製造する
手段を提供し得たことが、本発明の特徴的利点である。
このようにして得られた難燃性繊維は、任意の使用形態
で、高度の難燃性が求められる用途分野において広く用
いられる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。実施例
中の部及び百分率は、断りのない限り重量基準で示す。
なお、残存ニトリル基量(mmO/’/g)、カルボキ
シル基量(m mol / I )  多価金属導入i
 (−m eq /y)、水膨潤度(%)及びLOIi
、以下の方法により求めた。
(1)    残 存 二 ト リ ル基量 (m  
rno#  /  f  )AN7アクリル酸メチル(
MA)の比が、10010.80/20.50150.
30/7010/90のポリマーのIRスペクトルから
、ニトリル基の吸収ピークにおける吸光度を算出して検
量線を作り、これに基づき、供試繊維のIRスペクトル
から架橋結合導入後に残存しているニトリル基量を算出
した。
基 (2)  カルボキシル曳量(m mol / f )
十分乾燥した供試繊維約Iyを精秤しくXfl)、これ
に200 #I10水を加えた後、50°Cに加温しな
がらIN塩酸水溶液を添加してI)H2にし、次いでO
,l N fj性ソーダ水溶液で常法に従って滴定曲線
を求めた。該滴定曲線からカルボキシル基に消費された
苛性ソーダ水溶液消費量(Ycc)を求めた。以上の測
定結″果から、次式によって算出した。
0、1 Y (カルボキシル基量)− 尚、多価カチオンが含まれる場合は、常法によりこれら
のカチオンの量を求め、上式を補正する必′要がある。
(3)  多価金属導入量(meq/9)元素分析によ
り求めた。
(4)水膨潤度(影) 供試繊維約0.4yを25°Cの純水300肩l中に8
0分間浸漬した後、遠心脱水100G×3分、但しGは
重力加速度)して調整した試料の重量を測定(Vhy)
 L、次に該試料を80℃の真空乾燥機中で恒量になる
まで乾燥した繊維の重量を測定(W2y)シ、次式によ
って算出した。
(5)LOI JIS K7201の最低酸素指数の測定法に従って行
なった。
実施例1 AN9Q%及びM A I 9%からなるAN系重合体
(30℃ジメチルホルムアミド中での衝l沢帖度〔η1
:1.2)10部を48%のロダンソーダ水溶液90部
に溶解した紡糸原液を、常法に従って紡糸、延伸(全延
伸倍率:10倍)した後、軟球/湿球=120°C/6
0°Cの雰囲気下で乾燥(工程状1縮率14%)して単
繊維繊度[,5dの原料繊維1(CR二色性比0.58
)を得た。
1Kgの原料繊維1を、オーバマイヤー染色機(彦坂製
作所製ンに充填し、ヒドラジンヒドラ−)800y/#
の水溶液に浸漬(浴比l:30、循環流量517分)し
て100℃×3時間処理した。残存ニトリル基量は8.
5mmog/yであった。
次に、ION硫酸水溶液を用い、同装置内で80℃×8
時間浸漬処理(浴比l:10、循環流15e/分)した
。この繊維には実質的にニトリル基は存在しておらず、
2.13 m mol / fのカルボキシル基が導入
されていた。
次いで、5%塩化亜鉛水溶14fを用い、同装置内で2
0℃×30分間処理し、(浴比1:10、循環流量5e
/分)繊維中を作製した。
繊維中の引張強度は1.9y/d、水膨潤度は50%、
Zn導入量は2.1m eq / 9. L OIは3
4でめった。
なお、ヒドラジンヒトラード100y/lの水溶液を用
い、残存二)IJ/し基量を8.0 m mol/Vに
する外は繊維+I)と同様にして、比較繊維内を作製し
た。繊a四は非常に脆く、引張強度は0.7f/dであ
った。
また、ヒドラジンヒドラ−トロ00y/#の水溶液を用
い、残存ニトリル基量を0.5 m mol/gにする
外は繊維中と同様にして、比較繊維IB)を作製した。
繊維(均は1.8y/dの引張強度を有していたが、L
OIは25と不十分であった。
実施例2 MAに変えて塩化ビニリデンを使用する外は実施例1と
同様にして原料繊維2(CR二色性比 0.55)を得
、これを実施例1と同様に処理(残存ニトリル基量3.
4 mmog / 9 )  して繊維tl)を作製し
た。
繊維1)のカルボキシル基量は2.8 m mol /
 f、引張強度は1.8y/d、水膨潤度30%、Zn
導入量は1.9 m eq / f 、 LOIは37
であった。
実施例3 MAに変えて酢酸ビニルを使用する外は実施例1と同様
にして原料繊維8(CR二色性比056)を得た。
これを、ION硫酸水溶面に変えて5%苛性ソーダ水溶
液を用いて95℃×30分間処理する外は実施例1と同
様に処理(残存ニトリル基量3.5 m mal! /
 f )  して繊維(肋を作製した。
繊維l1l)の引張強度は1.7f/d、水膨潤度は6
0%、CI3導入量は2゜3 m eq / 9 、 
L OIは83であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクリル系繊維に架橋結合を導入して残存ニトリル
    基量を1.5〜7mmol/gの範囲内に調整した後、
    加水分解反応により1.0〜4.5mmol/gのカル
    ボキシル基と残部にアミド基を導入し、次いで多価金属
    イオン架橋を形成させることを特徴とする難燃性繊維の
    製造法。 2、アクリル系繊維をポンプ循環系を備えた容器内に充
    填し、架橋結合の導入、加水分解反応、及び多価金属イ
    オン架橋の形成を逐次行なうことを特徴とする請求項1
    記載の難燃性繊維の製造法。
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