JPH028474Y2 - - Google Patents

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JPH028474Y2
JPH028474Y2 JP1982121320U JP12132082U JPH028474Y2 JP H028474 Y2 JPH028474 Y2 JP H028474Y2 JP 1982121320 U JP1982121320 U JP 1982121320U JP 12132082 U JP12132082 U JP 12132082U JP H028474 Y2 JPH028474 Y2 JP H028474Y2
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JP
Japan
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diaphragm
moisture
vinylidene chloride
resin
base
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JP1982121320U
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JPS5925890U (ja
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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は特に耐湿、耐水性を考慮したスピー
カー用振動板の改良に関する。
従来スピーカー用振動板は主としてパルプ繊維
を用いたものが多用されているが周知のごとくパ
ルプ繊維は吸湿性が高く周囲環境の湿度により音
響特性が劣化する欠点があり、ましてや耐水性能
においてはその機能を全く達成することができな
かつた。
そこで、当該パルプ繊維に種々の耐湿又は耐水
物質を混入した振動板が考えられているが、この
ような物質の添加は振動板重量の増加や、振動板
物性の劣化等の原因になる場合が多い。
又パルプ繊維にくらべて耐湿、耐水特性のすぐ
れた合成樹脂シートを成形してなる振動板が考え
られているが音響特性から検討するとかならずし
も満足するものでない。
たとえば最も多用されているポリエチレンテレ
フタレート樹脂シートを成形してなる振動板は内
部損失(tanδ)が小さい(0.009;20℃)ため分
割振動領域で周波数特性にピークやデイツプが生
じ又歪が大きくなる。
又ポリカーボネート樹脂シートを成形した振動
板は内部損失が小さく(0.005;20℃)、上記ポリ
エチレンテレフタレート樹脂振動板を同様の欠点
を有する他、有機溶剤に溶解しやすく、スピーカ
ー組立時において多用されている有機溶剤を用い
たゴム系接着剤の使用ができないので限られた接
着剤しか使用できない欠点を有する。
更に内部損失の大きい材質としてポリオレフイ
ン系樹脂、特にポリプロピレン(tanδ=0.097;
20℃)やポリエチレン(tanδ=0.18;20℃)がス
ピーカー用振動板として使用され音響特性におい
てある程度満足するものが得られているが耐湿、
耐水特性において今だ満足されていなかつた。
そこで、この考案は上記ポリオレフイン系樹脂
の音響特性の良好な利点を保持しつつ更に耐湿、
耐水特性を向上せしめたものであり以下実施例に
ついて更に詳しく説明する。
第1図はこの考案実施例のドーム型スピーカー
で、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレ
フイン系樹脂1を基体とし、この両面に塩化ビニ
リデン樹脂2を成層した構成を有する。
当該振動板を得るにはたとえば、ポリオレフイ
ン系樹脂のシートの両面をコロナ放電処理により
活性化した後、塩化ビニリデン樹脂溶液中を通し
て両面に塩化ビニリデン樹脂溶液を成層し、これ
をコートナイフにより一定の厚みにした後、乾燥
する。
そして上記工程により得られたシートを真空成
形によつてドーム状に成形する。
このようにして得られた振動板の耐湿、耐水特
性を確認するため、基体にポリプロピレン及びポ
リエチレンを用いた振動板について透湿度及び水
分含有量を測定したところ第2図及び第3図の結
果を得た。
なお第2図及び第3図においてaは厚さ50μm
のポリプロピレンよりなる振動板、bは厚さ
50μmのポリエチレンよりなる振動板、cは厚さ
30μmのポリプロピレンを基体としてこの両面に
それぞれ10μmの塩化ビニリデン樹脂を成層した
本考案実施の振動板、およびdは厚さ40μmのポ
リエチレンを基体としこの両面にそれぞれ5μmの
塩化ビニリデン樹脂を成層した本考案実施の振動
板のそれぞれの特性である。
この図から明らかなようにこの考案によれば、
従来のポリオレフイン系樹脂単体の振動板に比較
して透湿率及び水分含有率をそれぞれ約1/2程度
にすることができた。
本考案の塩化ビニリデン樹脂層は上記のごとく
耐湿、耐水特性の改善に寄与するのみでなく次の
利点も有する。
すなわち、周知のごとくポリオレフイン系樹脂
は接着性に極めて乏しくスピーカーに組立てる上
において問題を有するが、この考案によれば塩化
ビニリデン樹脂層が接着に関与する最外皮層とな
るので従来多用されているエポキシ樹脂系等の反
応型接着剤やクロロプレンゴム系等の溶剤揮発型
接着剤を用いて接着を行うことができた。
以上に説明したようにこの考案はポリオレフイ
ン系樹脂を基体とし、この両面に塩化ビニリデン
樹脂層を成層したスピーカー用振動板であつて、
耐湿、耐水特性のすぐれたスピーカー用振動板を
提供でき、かつスピーカー組立時における接着性
を改善せしめたものであり実用的に極めてすぐれ
た考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の振動板の断面図、第2及び
第3図はそれぞれ透湿度、水分含有率を示す図で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 オレフイン系樹脂を基体とし、且つ当該基体
    の両面に接着剤を介することなく塩化ビリニデ
    ン樹脂を成層したことを特徴とするスピーカ用
    振動板。 2 オレフイン系樹脂がポリプロピレンであるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のスピーカ用振動板。 3 オレフイン系樹脂がポリエチレンであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のスピーカ用振動板。
JP12132082U 1982-08-09 1982-08-09 スピ−カ−用振動板 Granted JPS5925890U (ja)

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JP12132082U JPS5925890U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 スピ−カ−用振動板

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JPS5925890U JPS5925890U (ja) 1984-02-17
JPH028474Y2 true JPH028474Y2 (ja) 1990-02-28

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043592B2 (ja) * 1978-09-12 1985-09-28 三菱電機株式会社 大容量スタテイツクシフトレジスタ
JPS5819912Y2 (ja) * 1978-12-14 1983-04-23 オンキヨー株式会社 スピ−カ−用振動板

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Publication number Publication date
JPS5925890U (ja) 1984-02-17

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