JPH0286790A - トコフェロールの製造方法 - Google Patents

トコフェロールの製造方法

Info

Publication number
JPH0286790A
JPH0286790A JP23935788A JP23935788A JPH0286790A JP H0286790 A JPH0286790 A JP H0286790A JP 23935788 A JP23935788 A JP 23935788A JP 23935788 A JP23935788 A JP 23935788A JP H0286790 A JPH0286790 A JP H0286790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tocopherol
culture
plant
medium
tissue culture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23935788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Sato
元 佐藤
Katsuji Fukui
福井 勝治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP23935788A priority Critical patent/JPH0286790A/ja
Publication of JPH0286790A publication Critical patent/JPH0286790A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は蘇苔類植物(Bryophytina)の組織
培養によるトコフェロールの製造方法に関する。
トコフェロールは天然には植物の油脂等にへ含まれてお
り、化学合成も可能なりロマン骨格を有する化合物で、
α、β、γ、δ等の同族体からなり、その種類によって
作用、活性には差があるが。
般にビタミンEの生理活性を有し、また酸化防止作用が
あるため、医薬品、食品の酸化防止剤等に用いられてい
る。特に、近年は老化防止、成人病予防などの生理機能
との関連が注目されるようになり、折りからの健康食品
ブームや、又、食品添加物に対する天然物指向から、天
然物からのトコフェロールについての需要が急増してい
る。
(2)従来の技術 このトコフェロールは上述の如く植物油1例えば、大豆
や小麦の胚芽油、綿実油、パーム油、コーン油等の中に
存在するが、一般にその含量がかなり低いため、通常は
天然のトコフェロールの製造原料としてはトコフェロー
ルが比較的高濃度に濃縮されているいわゆる植物油の脱
臭スカムが用いられている。
しかし、植物油の脱臭スカムを用いる方法は、それが天
然物であること、しかも特定の製品の副成物であること
から、急増する需要とのバランス上、供給量の確保、価
格の安定化には問題がある。
これらの問題を解決する一方法として、例えば特開昭6
0−149393.61−212294.62−589
94にはベニバナまたはそれらの同属植物の組織培養を
行い、培養物からトコフェロールを分離する方法が開示
されている。しかし、培養物に含まれるトコフェロール
の含量は、工業的生産を考慮する場合、必ずしも満足で
きるものではなかった。
(3)発明が解決しようとする課題 したがってこのような組織培養による天然型トコフェロ
ールの工業的な生産を目指す場合、さらに生産性を高め
る事が重要な課題であった。
(4)課題を解決するための手段 このような現状に鑑み、本発明者は、種々の植物につい
て検討した結果、従来トコフェロール生産原料として用
いられなかった蘇苔類植物の組織培養物にトコフェロー
ル特にα−トコフェロールが高濃度に含有されることを
見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、合成栄養培地にて蘇苔類植物の組織培
養を行いトコフェロールを生産する、新規なトコフェロ
ールの製造方法を提供するものである。
以下、本発明の方法について詳細に説明する。
ビタミンEの生合成にはトコトリエノール経路とトコフ
ェロール経路の二つの経路が考えられている。前者はホ
モゲンチシン酸とゲラニルゲラニルビロリン酸とが結合
してδ−トコトリエノールとなり、メチル化および還元
を受けそれぞれのγ、β、α−トコフェロールとなる。
後者はホモゲンチシン酸とフィチルビロリン酸が結合し
δ−トコフェロールとなったのちメチル化されてそれぞ
れのトコフェロールとなる経路である。トコフェロール
は一般にα、β、γ、δがよく知られているが、生物学
的効果の強さはα〉β〉γ〉δの順で、α−トコフェロ
ールはビタミンEと言われている。
α−トコフェロールの細胞内での通常の生合成部位は葉
緑体(Chloropldst)内であるとされている
。したがって植物の組織培養によりα−トコフェロール
を生産する場合、葉緑体を有する緑化カルスを用いるの
が有利と考えられる。しかし高等植物の葉肉細胞はカル
スになる段階でクロロフィルを失うのが普通である。一
方、蘇苔類植物のカルスは緑色を保ったまま分裂増殖す
る特徴を有している(小野莞爾;植物バイオテクノロジ
ー(現代化学増刊5)25 (1986))。
本発明者らはS′I苔類植物が葉緑体という植物特有の
細胞内小器官を保持しながら培養可能であるという特色
に着目し、蘇苔類植物の組織培養によるトコフェロール
の生産について検討し以下のごとくトコフェロールが蘇
苔類植物によって効率よく生産できる事を見いだした。
本発明の方法に於いて組織培養に供される蘇苔類植物は
、緑藻類とシダ植物の中間に位置する緑色植物の一亜門
である。本発明に於いては、培養に供される蘇苔類植物
の組織については原則的には特別な制限はなく、通常の
方法により誘導された培養細胞、又は培養組織等いずれ
を用いてもよいが、実用的な見地からは培地中での成長
が活発な緑色培養細胞を用いることが望ましい。
培地についても何ら格別である必要はなく、般に蘇苔類
植物の組織培養の培地として用いられる合成栄養培地、
即ち、無機塩類、有機成分、炭素源その他必要に応じて
ビタミン類、アミノ酸類、成長促進物質等を含むものが
用いられる。例えば、Knopの培地+  Kunds
onの培地1Murashjge & Skoogの培
地、Whiteの培地+  Linsmaior & 
Skoogの培地、N1jschの培地、GaIIIb
orgの培地等を用いることができる。またこれらの培
地を基本として必要に応じて植物ホルモン(オーキシン
類、サイトカイニン類など)が添加されるが植物ホルモ
ンは必ずしも必須なものではない。オーキシン類には例
えば2.4−ジクロロフェノキシ酢酸、インドール酢酸
、インドール酪酸、ナフタレン酢酸などがあり、またサ
イトカイニン類には例えばカイネチン、ベンジルアデニ
ン、ゼアチン等がある。更に、ココナツツミルク、酵母
エキス、カザミノ酸等の天然抽出物などが適宜加えられ
る。
本発明の培養条件については通常の植物組織培養の条件
と基本的には同じであり、常法に従って適宜実施される
。例えば、温度については15〜35℃、好ましくは2
0〜30℃、Pl+は4〜8、好ましくは5〜6の範囲
が適当である。培養は固体培地を用いた静置培養でも或
は液体培地を用いた振盪培養でも良く、又必要に応じて
攪拌下に通気培養をしても良い。
光の照射については特に制限はなく適当な波長、強度の
光の照射下あるいは暗所にて培養されるが、1000〜
100001uxの白色光を培養中に照射することが好
ましい。
培養物(培地も含む)中に蓄積されたトコフェロールの
分離、精製法についても特に制限はなく、常法に従って
、例えば、n−ヘキサン、クロロホルム/メタノール等
の適当な溶媒を用いて培養物より抽出し、更に吸着クロ
マトグラフィー、分子恭留等の方法により精製される。
(5)実施例 以下に本発明の方法についての代表的な例を示し、更に
具体的に説明する。但し、これらは説明のための単なる
例示であり、従って1本発明はこれらのみに限定される
ことなく種々実施し得ることは勿論であり、また、これ
らの例示によって何ら制限されるものではない。
実施例1゜ 炭素源をグルコース2%に修正したMurasige 
&Skoogの培地100 mlを300 mlのフラ
スコに入れ、寒天0,9%を含む阿urasige &
 Skoogの培地にあらかじめ培養しておいたゼニゴ
ケA18系培養細胞(Plant Sci、 Lett
、、 14.225 (1979)) 3−4gを上記
修正Murasige & Skoogの培地に接種し
、3000 luxの白色光を照射しながら、毎分10
0回転の旋回振盪機にて25℃で3週間振盪培養後、培
養物を戒壇した。得られた培養物を凍結乾燥後。
n−ヘキサン50m1にてN2気流下に約8時間温湿し
た。渡過後減圧下にn−ヘキサンを留去して褐色の油状
物質を得た。この油状物質の一部を採り、これをn−ヘ
キサンに溶解して高速液体クロマトグラフィー(HPL
C)にてトコフェロール含有量を、下記の条件にて分析
した。又、比較対照のために、従来方法で用いられてい
るベニバナ組織培養物中のトコフェロール含有量を分析
した。
(分析条件) カラム: 5hodex 5ilicapak E−1
14温 度:室温(約25℃) 溶離液二 〇−ヘキサン/ジオキサン/エタノール= 
97.6 : 2.0 : 0.4流  量:  1.
Oml/min 検出器:蛍光;  Ex 289 nm 、 Em 3
25 nm結果を表1に示す。
表1 いる以外は実施例1と同様の操作により、ツツソロイゴ
ケJs−0系培養細胞(J、 1lattori Bo
t、。
Lab、、 56.201 (1984))を培養し、
そのトコフェロール含有量を分析した。
結果を表2に示す。
表2 実施例2゜ 炭素源をグルコース4%に修正し、0.1%の炭酸カル
シウムを加えたMurasige & 5kooこの培
地を用(6)効果 本発明によるトコフェロールの’IBM方法を採用すれ
ば、従来法に比べて天然型トコフェロールを効率よ<g
i造することができる。植物の組織培養を利用するため
、季節に左右されずかつ栽培のだめの広大な土地を必要
とせずに短期間で大量のトコフェロールを得ることが可
能になる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蘇苔類植物の組織培養を行い、培養物からトコフェ
    ロールを分離することを特徴とするトコフェロールの製
    造方法。 2、蘇苔類植物がゼニゴケあるいはツツソロイゴケであ
    る特許請求の範囲第1項記載のトコフェロールの製造法
JP23935788A 1988-09-22 1988-09-22 トコフェロールの製造方法 Pending JPH0286790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23935788A JPH0286790A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 トコフェロールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23935788A JPH0286790A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 トコフェロールの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0286790A true JPH0286790A (ja) 1990-03-27

Family

ID=17043551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23935788A Pending JPH0286790A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 トコフェロールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0286790A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Furuya et al. Production of tocopherols by cell culture of safflower
Liu et al. Effect of light irradiation on hairy root growth and artemisinin biosynthesis of Artemisia annua L
Zhang et al. Effect of temperature and its shift on growth and anthocyanin production in suspension cultures of strawberry cells
Maharik et al. Anthocyanin production in callus cultures of Crataegus sinaica boiss
CA1308375C (en) Flavor composition and method
JP2013538590A (ja) 植物の細胞培養物由来のプロシアニジンの生産及び抽出
US10920248B2 (en) Method for mass-producing viniferin using stevioside from cell culture of grapevine tissue
Devi et al. Gymnemic acid production in suspension cell cultures of Gymnema sylvestre
Yousefian et al. Growth patterns and biological activities of Pelargonium sidoides DC. hairy root cultures: A commercially-feasible industrial scale-up to improve yields
JP2023525203A (ja) インビトロ培養物のバイオマス由来の標準化植物抽出物、その調製方法及び使用
Páska et al. Pinoresinol from Ipomoea cairica cell cultures
Amin et al. Effect of Spirulina platensis extract on growth, phenolic compounds and antioxidant activities of Sisymbrium irio callus and cell suspension cultures
JPH0286790A (ja) トコフェロールの製造方法
WO1993002204A1 (en) Production of ginkgolides in cell culture
Yazaki et al. Tannin production in cell suspension cultures of Geranium thunbergii
RU2102416C1 (ru) Способ получения ликопина
WO2021063996A1 (en) Method for production of sterile flowering biomass in temporary immersion bioreactors
JPS6314953B2 (ja)
Ekiert et al. Effect of light on contents of coumarin compounds in shoots of Ruta graveolens L. cultivated in vitro
Henry et al. Verbascoside production in callus and suspension cultures of Hygrophila erecta
Castellar et al. Callus induction from explants of Crocus sativus
EP1359215B1 (en) Use of a soya cell strains with high isoflavone content
Mastuti et al. Effect of growth regulators on betalain profile in callus culture of Celosia sp.
JPH0484894A (ja) ルチンの製造方法
JPS6258994A (ja) トコフエロ−ルの製造法