JPH0288732A - 繊維強化チタン基合金複合材の連続製造方法 - Google Patents

繊維強化チタン基合金複合材の連続製造方法

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JPH0288732A
JPH0288732A JP23383388A JP23383388A JPH0288732A JP H0288732 A JPH0288732 A JP H0288732A JP 23383388 A JP23383388 A JP 23383388A JP 23383388 A JP23383388 A JP 23383388A JP H0288732 A JPH0288732 A JP H0288732A
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titanium
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based alloy
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Paul Alfred Siemers
ポール・アルフレッド・シエマーズ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] 本発明は繊維強化チタン基合金複合材の製造に関する。
更に詳細には、強化材料として炭化ケイ素のフィラメン
トまたは繊維あるいは同様な高温高強度フィラメントを
含有するチタン基合金マトリックス複合材を連続的に製
造する方法に関する。
このような複合材は高比強度の材料すなわち強度対重量
比の高い材料であり、スラスト対重量比の高い未来の航
空機エンジンに用いるのに魅力な材料と認められる。
T13#および他のチタン基合金マトリックス複合材は
巻装ロータ、ケーシングおよびその他の中間温度高応力
用途に用いることができると予想される。現在、チタン
基合金マトリックス複合材は、チタン基合金のインゴッ
トを0.010インチの厚さのシートに圧延し、このチ
タン基合金シートをSLC繊維と交互の層として重ね合
わせて積層体を形成することによって作られている。積
層体は高温圧縮または高温静水圧圧縮法(HI P)に
より圧着される。この現在の方法は、工業的生産におい
ては高い生産性を達成するには不適当であると考えられ
ている。このような積層体を高い生産性で作るには高価
すぎると考えられている。
本明細書で用いる用語「チタン基台金」とは、各種の合
金成分を重量部たとえば重量%であられしたときに、チ
タンが少なくとも重量部で組成物の半分である合金組成
物を意味する。
チタン・アルミニウム金属間化合物は、チタンおよびア
ルミニウムが単純な原子数比で存在し、チタンおよびア
ルミニウムが組成物中に単純な数値比、たとえばT+3
Mでは3:1、TiMでは1:1および7(Algでは
1:3に相当する比の結晶形で組成物中に分布している
チタン基合金組成物である。
T+3#組成物4;t Ti  6 /V  4 V 
ノコトiJ’ チタ”/合金の約1000下までの使用
温度に比較して約1400’Fまでの使用温度を有する
。T+Hの使用温度は1700〜1800丁の範囲であ
る。
1987年2月4日出願の米国特許出願番号010.8
22号には、チタン基合金複合材を製造するための積層
シート形成法に関連した多くの困難を克服する方法が記
されている。この米国特許出願に記載された方法では、
円筒状ドラムを用いてドラム上に密な間隔で炭化ケイ素
繊維を巻き付け、そのドラムを急速凝固低圧プラズマ堆
積法、特にプラズマ溶射のために無線周波エネルギーを
用いる方法を用いてチタン基合金の層で被覆している。
この方法により、金属マトリックス複合材の製造のため
の数層の1つとして用いられる金属含浸炭化ケイ素繊維
テープが形成される。このような積層体は高温圧縮また
は高温静水圧圧縮法(HI P)により圧着される。
上記の方法は、従来技術の積層シート形成法と比較して
コストおよび性能を改善する。しかし上記の個々の一体
のシートをプラズマで形成する方法は金属含浸繊維シー
トを連続的に連続する方法ではなく、このため本発明の
方法が提供される。
本発明の方法によれば、チタン基合金およびチタン・ア
ルミニウム金属間化合物のプラズマ溶射堆積物を、RF
プラズマ溶射装置を用いて連続的に形成することにより
新規な独特の構造物が形成される。
チタン、チタン合金および金属間化合物のプラズマ溶射
堆積物の形成には、スーパーアロイのごとき多くのその
他の高温高強度材の場合とは違った一連の処理上の問題
がある。ニッケル基、コバルト基あるいは鉄基スーパー
アロイのごときスーパーアロイは一400メツシュ(約
37μm)以下の比較的小さい粒度の粉末細分化しても
粉末の表面に多量の酸素が付着することがない。−40
0メツシユ未満の粒度を有する粉末状のニッケル基スー
パーアロイは典型的には約200〜約400 ppmの
酸素を有する。これに対して、同じ粒度の粉末チタン合
金は10倍も高い濃度の酸素を有する。−400メツシ
ユの粉末チタン合金は約2000〜約4000 ppm
の酸素を有する。
さらに、−400メツシユ未満の粒度のチタン合金粉末
は潜在的に自然発火性であり、自然発火を防ぐために特
別な取り扱いが必要であると認められる。
またチタン合金の延性は酸素および窒素含有濃度が増加
するにつれ減少することも認められる。
従って、チタン基合金の酸素および窒素含有量を最小に
保持することは重要である。
従来技術のプラズマ溶射技術は主に直流プラズマガンを
用いることに基いている。ニッケル基および鉄基スーパ
ーアロイのごときスーパーアロイの多くのプラズマ溶射
堆積物は比較的低い延性を有し、堆積したままのこのよ
うな堆積物は充分な鋭角に曲げたとき低い延性の故に割
れることがあると認められている。
本発明者はRFプラズマ溶射装置が従来の直流プラズマ
溶射装置と比べてかなり大きい粒度の粉末を溶射できる
ことを発見した。直流プラズマ溶射装置で通常用いられ
ているものより直径が少なくとも3倍大きい粒子をプラ
ズマ溶射粒子として良好に用いることができ、その粒度
は100μm乃至250μm以上で、従来の直流プラズ
マ溶射で用いられている一400メツシュの粉末の10
倍の大きさにもできることを発見した。
このようにより大きい粒子を用いることが出来ることは
、表面で窒素および酸素のごときガスと反応しまたガス
を吸収しやすいチタンのごとき金属粉末ではきわめて重
要である。1つの理由は粒子の質量に対する表面積が直
径に逆比例して減少するからである。従って、粒子の直
径が3倍増加すると粒子の表面積が3分の1に減少する
と解釈される。その1つの結果として、大きい粒子を用
いて作ったチタン基合金のRFプラズマ溶射堆積物構造
体は従来の技術の知識に基いて予期されるものよりも低
い酸素含有量を有することがわかった。
[発明の詳細な説明] 従って、本発明の1つの目的は比較的低コストで炭化ケ
イ素強化チタン基合金構造体を製造する方法を提供する
ことである。
本発明の別の目的は連続的に炭化ケイ素繊維で強化した
アルミ化チタンのシートを製造する方法を提供すること
である。
別の目的はケイ素繊維強化材を埋めこんだ薄いシートの
形のチタン基合金を製造する方法を提供することである
別の目的は連続的に上記目的に記載のシートを提供する
ことである。
その他の目的は部分的には明らかであり部分的には以下
の記載で指摘するであろう。
本発明の一態様において、目的を達成するために、多数
の炭化ケイ素フィラメントのストランドの源を用意し、
冷却した研摩しである耐火金属ドラム上にフィラメント
を連続的に密な間隔で整列させて、連続的に進行するテ
ープを形成する手段を用意し、ドラムを回転させて、ド
ラム上の整列した密な間隔のフィラメントのテープを低
圧プラズマ堆積領域に通過させ、比較的大きい粒度の粉
末状のチタン基金属の源を用意し、チタン基合金粉末を
低圧RFプラズマガンに供給して、粉末をプラズマガン
を通してプラズマガンのプラズマ炎の中へ通過させ、プ
ラズマガンからのプラズマ炎を低圧プラズマ堆積領域中
のドラムの部分に向けて、整列した密な間隔のフィラメ
ントのテープのフィラメント上およびフィラメント間中
に液状のチタン基金属粉末を連続的に堆積させてチタン
基合金中にテープの繊維を少なくとも部分的におおい、
プラズマ堆積領域を通過した後のチタン基合金担持テー
プをドラムから連続的に分離し、繊維担持チタン基合金
テープを取り出す各工程を有する方法が提供される。
[発明の詳細な説明] 第1図に示すように低圧無線周波(RF)プラズマ溶射
装置10は2個の取り外し可能なエンドキャ・シブ14
および16を有するタンク12並びに図示の関連する装
置から構成されている。タンク12はたとえば約5フイ
ートの長さおよび約5フイートの直径を有する。
タンク12の頂部には、RFプラズマガン30を導入す
るため、タンク頂部の壁に孔をあけてカラー18をシー
ム20にそってタンク12の頂部へ溶接することにより
形成した開口が設けられている。タンク12の中に導入
されたRFプラズマガン30は逆さの帽子の形状の容器
26の中に配置される。容器26は側壁22および底壁
24を有し、さらにカラー18上に配置されて周知の技
術で気封封止されるリム28を有する。
プラズマガン30自身は、第2図を参照して後で詳しく
説明するが、逆さの帽子状の容器26の底壁24に取り
付けられて、電力、ガスおよびキャリヤーガス中に取り
込んだ粉末が供給される。
RF電源32はプラズマガン30に接続手段34および
36を介して電力を供給する。その作用の詳細は第2図
を参照して後で説明する。
プラズマガン30の内部にはガス供給装置40からガス
供給管38を介してガスが供給される。
ガス供給装置40は後述の実施例で用いたTAFA66
型プラズマガンのごとき一般に入手可能なRFプラズマ
ガンで必要とされる混合ガスあるいは水素ガスあるいは
ヘリウムガスあるいはアルゴンガスを供給する装置を表
わす。使用されるガスはプラズマ溶射する材料に応じて
定められ、使用すべき特定のガスは本技術分野において
周知である。キャリヤーガス中に取り込まれた粉末は粉
末供給装置42から供給管44を介してプラズマガンに
供給される。
タンク12の内部は、タンク12に管路46および弁4
8を介して接続された真空ポンプ50によって200〜
400トルの低い圧力に維持される。
壁内面に対するプラズマからのアークの衝突の問題は、
プラズマガン30から下方へ伸びる円錐形金属シールド
52を設け、さらにプラズマガン30からのプラズマ炎
の周囲にガス噴流54を導入することにより克服される
。このためのガスは外部のガス供給装置60から管56
を介して供給される。ガス噴流54は、円錐形のシール
ド52の下に取り付けた環状の管58を介して、この管
に設けた開口からガスを噴出させることに形成される。
管58はガスのマニホールドとして作用すると共にガス
噴流54を形成するための底部に設けた開口を提供する
プラズマ溶射堆積物によって被覆すべきものとして図示
した対象物はドラム62である。ドラム62は、取付は
ボルト70により、タンク12の一方のエンドキャップ
16を通って伸びるアーム64の端部に取り付けられる
。アーム64は、箱68内に取り付けたブッシング66
によりエンドキャップに対して気密封止されている。通
常のように、タンクを排気する前にブッシング66の垂
直方向の位置決めを行なうための手段が箱68の中に設
置されている。この手段により、ロッドまたアーム64
を上下に動かして、アーム64の端部に取り付けたドラ
ム62または他のサンプルの位置を、タンク12の排気
にさきだって、実施しようとする被覆工程にとって適切
な位置に調節することができる。
プラズマ溶射による堆積を行なっている間に、ブッシン
グ66を介してアーム64を内向きおよび外向きに動か
すことによってドラムの位置を横方向に移動させること
もできる。
次に第2図を参照して、プラズマガン3o及びその動作
を詳しく説明する。
第1図及び第2図において同一参照番号を付した要素は
同一部品を示す。プラズマガン30は第1図に示したよ
うにRF電力接続手段34および36を有する。これら
の接続手段は、本技術分野で知られているように、RF
エネルギーを伝送すると共に、水冷のためにプラズマガ
ンに対して水を供給して戻す中空の管で構成される。水
冷はプラズマガン内で10000〜120006にの高
い温度が生じるために必要である。
ガス供給パイプ38および粉末供給管44は第1図に示
すようにプラズマガン30の要素に対し所要の供給関係
に配設される。
プラズマガン30は、閉じた頂部壁82、側壁84およ
びプラズマ炎が延びる低部開孔86を有するハウジング
を含む。
粉末供給管44は粉末およびキャリヤーガスを供給する
ための最も内側の中空の中心管を有する三重壁管である
。三重壁管は一組の3つの同心の管で構成され、これら
の同心管の間の内側および外側の通路には水のごとき冷
却液が流される。
ガス供給管38からのガスは、プラズマガン30内のプ
ラズマ90が形成される室88内の領域より上方の、室
88の上部に噴射される。プラズマ90自身は室88内
のガスに無線周波エネルギーを印加することによって発
生される。適切な周波数範囲は2〜5メガヘルツである
。この範囲の低い側が好ましい。
RF電力は、プラズマガン30の側壁84に対して同心
取り付けられた螺旋状のコイルに接続手段34及び36
を介して供給される。コイルの個々のストランド80が
第2図に断面で示されている。ストランド80で作られ
たRFコイルは室88およびプラズマ90から、プラズ
マガン30内のライナーとして取り付けられた石英管9
2によって分離される。水冷フィンガーのリングで構成
された水冷銅ライナー94が、高電力でのプラズマガン
の動作を助けるために、石英管92の内側に設けられる
。側壁84および石英管92の間の空間にはその全体に
わたって冷却水を流れさせて石英管92の一側面を直接
水冷する(コイルのストランド80は水で囲まれる)。
出口のバッフル96がプラズマガン30の炎を方向付け
するのを助ける。プラズマ90はプラズマガン30の中
で形成され、プラズマガンの底部から、ボルト70によ
りアーム64の端に取り付けられたターゲットすなわち
ドラム62へ熱伝達関係で下方に伸びる。
前に述べたように、本発明者は例えばステンレス鋼のシ
ールド52とガス噴流54との組合せにより第1図に示
す低圧プラズマ溶射装置10の容器の壁にプラズマから
のアークの衝突を防ぐのに成功した。
動作について説明すると、一種のガスあるいは混合ガス
が供給管38を介して室88内に導入され、このガスの
圧力は、低圧プラズマ溶射装置のタンク12に管路46
および弁48を介して接続された真空ポンプ50の作用
により低い値に維持される。約250トルの圧力が適し
ている。タンク12自身は約5フイートの長さ及び約5
フイトの直径を有する。無線周波電力がコイルのストラ
ンド80に印加され、ガス供給管38を通ってプラズマ
ガン30のハウジング内に導入されたガスを励起する。
プラズマ90はプラズマガン30のハウジング内で発生
される。プラズマはハウジングから外へ伸び出て、回転
するドラム62の表面を加熱する。プラズマ温度は約1
0000〜12000’にである。
キャリヤーガス中に取り込まれた粉末粒子は供給管44
を通ってプラズマ90の中に導入される。
プラズマ90の熱が充分に高いので、粒子はプラズマ中
を動くとき溶融してドラム62の表面に液滴として堆積
する。前に述べたようにRFプラズマガンのプラズマは
100μmを越える比較的大きい直径の粒子を溶融し、
それらを本質的に液体状態から受は面に堆積できること
を本発明者は発見した。
真空システムを動作させて、タンク12の低圧プラズマ
堆積室内を約250トルの圧力に維持する。ドラム62
は、プラズマにより粒子を溶解して溶融液滴をドラム表
面に堆積させるときに堆積室内で回転させることができ
る。
粉末供給装置42は一般に入手可能な装置である。本発
明の実施の際に用いた一つの特定のモデルはカリフォル
ニア州のプラズマダイン社(PlasIIladyne
、 Inc、)製の粉末供給装置である。これは頂部に
粉末を保持する箱を有し、その箱の底部にあるホイール
が回転して粉末を供給管44の中へ送る。粉末はキャリ
ヤーガスによって粉末供給装置から供給管44にそって
プラズマガン30の室88内に送られる。
一般に符号30で示したようなプラズマガンを用いる低
圧プラズマ溶射法によりドラム62のごとき比較的大き
い表面に溶射堆積物を形成する場合、表面自身は堆積に
先だって加熱するのが好ましい。加熱はプラズマガンに
粉末を供給する前にプラズマガン自身からの熱によって
行なうことができる。
しかし、本発明者は、ドラムのような基体にプラズマ溶
射堆積合金が強固に付着することが望ましくない場合、
チタン基合金のプラズマ溶射堆積の前に基体を上記のよ
うに予めプラズマで加熱することを最小にするかあるい
は除くことが有利であることを見付けた。事実、プラズ
マ溶射堆積チタン基合金の付着を減少させあるいは防止
するために基体を冷却することが有効であると考えられ
る。従って、本発明の一態様によれば、チタン基合金の
プラズマ溶射堆積物を水冷した回・転する耐火金属のド
ラム表面に形成し、ドラムが回転してプラズマ炎から離
れる時に堆積物をドラムから連続的に分離する。
典型的には下記の条件下で実施することができる。
(1)電力入力   :   60KW(2)タンク圧
力  :  25(lル(3)TAFA66型プラズマ
ガンを用いた場合のガス流量 アルゴン(放射):117汀/分 水素(旋回)51!χ/分 アルゴン(旋回)    =  16跡/分アルゴンの
噴流(低温):1061!χ/分(4)粒子注入 アルゴン(キャリヤーガス)  : 5.1! /fi
lin。
チタン基合金粉末  : 210〜250μmノズル上
方の注入点 ニア、45cm (5)堆積データ ターゲット材料:予め成形した鋼の箔 ターゲット・ノズル間距離:11.5インチ予熱時間 
 :10分 堆積時間  :10分 堆積速度  =30グラム/分 質量堆積効率:90〜95% [実施例1] チタン基合金T+−6Al−4Vの粉末を用意した。
粉末は当業者に周知のプラズマ回転電極粉末法(PRE
P)で調製した。この粉末をふるい分けして、105〜
177ミクロンの粒度範囲を有する粉末製品とした。こ
れは−80〜+140メ・ソシュに相当する。
第1図および第2図のドラム62のような回転ドラムを
プラズマ溶射堆積用に作った。第一の工程で、モリブデ
ン箔をドラム上に取り付けた。この箔は0.002イン
チの厚さを有し金属モリブデン製であった。
第二の工程で、ドラムの表面に連続した炭化ケイ素フィ
ラメントを巻いた。炭化ケイ素フィラメントはアブコ社
(the Avco Corp、)の米国特許箱4゜0
68.037号、同第4,127,659号、同第4,
481.257号、同第4. 315. 968号、同
第4.340,636号および同第4゜415.609
号に記載されている方法で作成された。用いたフィラメ
ントは約0.0056インチの平均直径を有するもので
あった。フィラメントは5O8−6と称されるものであ
り、1インチ当り約130本の間隔で巻いた。
このタイプのフィラメントは化学蒸着法により炭化ケイ
素を被覆した直径30μmの炭素の芯を有する。SiC
の被覆の厚さは55μmである。
SiC被覆の外表面には2つの厚さ1.0〜1゜5μm
の熱分解炭素層が設けられ、フィラメントの全体の直径
は約142μmである。このようなフィラメントの断面
の顕微鏡写真が第5図に示されている。
炭素の芯はフィラメントの構造部分であるSiCの被覆
のための基体として作用する。炭素の表面層はSLCと
複合材のマトリックス材料との間の相互作用を最小にす
るためのものである。
品質管理の一部として、ドラム上のフィラメントの引張
り強さを測定したところ3150MPa(これは450
KSLに等しい)であった。このフィラメントの強さは
、この種のフィラメントで一般に予想される3450〜
4150MPaの値よりもやや低い。
製造者であるアブコ社によれば5O8−6フイラメント
のモジュラス値は400GPaである。
鋼バーのストラップを用いて炭化ケイ素フィラメントを
ドラムに固定して、第1図および第2図に示すような装
置中でプラズマ溶射する時にフィラメントがドラム面か
ら巻はどけないようにした。
モリブデン箔はチタンと反応し難いと考えられるので、
高温のTi  6/V  4V合金とドラムの露出金属
面との間の相互作用を防止するためにドラム上の基体と
して用いた。
炭化ケイ素フィラメントを巻いたドラムをステムまたは
ボルト70に取り付け、ドラムの運動を上記のようなR
Fプラズマ溶射装置の外部に設けた基体運動装置により
制御した。Ti−6M−4V合金すなわち6重量%のア
ルミニウムと4重量%のバナジュームと残部のチタンを
含有するチタン基合金の粉末をプラズマ溶射しながら、
ドラムを約5Qrpmの速度で回転させかつ約1インチ
/秒の速度で軸方向に並進させた。
基体のドラムおよび箔と密に整列させた炭化ケイ素フィ
ラメントは、プラズマガンによりその表面にTi−6A
I!−4V合金粉末を溶射する前に何ら予熱しなかった
。溶射時間は約3分であった。3分間のプラズマ溶射後
、ドラムを冷えるままにしておき、その後に装置から取
り出した。フィラメントをドラム面に固定するための鋼
製のストラップを外し、ストラップでおおわれていたた
めに被覆されていなかったフィラメント部分を砥石切断
車で切り取った。
驚くべきことに、Ti−6Al−4V合金はフィラメン
トの層に浸透し、しかも液体状態で基体箔に接触したこ
とが判った。しかし、Ti−6Al−4V合金と炭化ケ
イ素フィラメントとの複合体はモリブデン箔表面に固着
しなかった。第4図に示すように炭化ケイ素フィラメン
トを含むチタン合金のシート112はモリブデン箔11
4からおどろくほど容易にはく離でき、このはく離は本
質的に第4図に示すように実施した。
金属チタンおよび強化繊維の複合体を検査したところ、
繊維は少なくとも部分的に金属より包まれており、しか
も金属が繊維層に浸透してモリブデン箔に接しているこ
とが明らかとなった。
[実施例2コ 実施例1と同じ手順を繰り返したが、しかし本例ではド
ラムに取り付けた箔をモリブデン箔ではなく鋼製のもの
とした。プラズマ溶射したT1−6M−4V合金は鋼の
箔に付着することがわかった。
堆積させる面を予熱するか否かに拘らず、溶射したチタ
ンとアルミニウムとバナジウムの合金は鋼の箔の表面に
固着することが観察された。この実験により、モリブデ
ンの表面に対する本質的に同じチタン合金のプラズマ溶
射堆積物の付着性と、鋼の表面に対するプラズマ溶射堆
積物の付着性との間に、驚くべき差のあることが実証さ
れた。
結論として、上記2つの実施例により、チタン金属と繊
維の複合材をドラム表面に形成し、この複合材をドラム
表面から簡単なひきはがす作業によって取り外すことが
可能であることが実証された。このように金属モリブデ
ンがチタン合金のプラズマ堆積物を受けて、この堆積物
をモリブデン表面からひきはがすことによって分離する
ことができる能力を有することは、新規な予期しない発
見であった。この発見を利用するために、第3図に示す
ような装置を設計した。第3図では、低圧プラズマ溶射
装置のタンク12の一部のみが示されている。タンクの
この部分は第1図のタンク12の下側部分に相当する。
第3図のタンクとその中の要素は第1図に対し直角の角
度から見たちのであり、たとえばドラム62は端部が示
されている。第1図ではドラム62は側面が示されてい
る。
第3図では、プラズマ炎90はプラズマガン30から下
方へ伸びた部分が示されており、ドラム62の表面に作
用している様子を示す。ドラム62はタングステン、タ
ンタル、モリブデン等の如き耐火金属、好ましくはモリ
ブデンで形成された表面を有する。好ましくはドラム表
面自身は研摩され、またドラムは第3図には示してない
が通常の手段で水冷により内部が冷却される。
タンク12内にはドラム62とともに回転するように送
出しスプール160および巻取りスプール162が配置
されている。送出しスプール160には炭化ケイ素フィ
ラメントのごとき整列させたフィラメントのウェブまた
はテープ164が設けられている。テープ164を張力
を加えた状態でスプール160から送り出し、しかも張
力を加えた状態でスプール162で巻き取るための通常
の装置(図示しない)が設けられる。
テープ164は送出しスプール160から、整列させ密
な間隔にするためのくし形構造の装置(図に単に箱16
6として示す)へ進む。テープ164は送出しスプール
160に巻いた予め形成したテープとしてもよいし、ま
た図には示してないが連続した炭化ケイ素フィラメント
の多数のスプールを第3図のくし形装置166に同時に
送給して多数のフィラメントを整列させて密な間隔にす
ることにより形成してもよい。このテープ164はドラ
ム62の表面へ進む。
ドラム62がロッドまたはアーム64の作用によりゆっ
くりと回転するにつれて、炭化ケイ素フィラメントのテ
ープはドラムを横切って動く。また同時にチタンベース
合金がプラズマ炎90からドラムの表面およびプラズマ
炎92の方を向いたドラムの表面部分を横切って動くフ
ィラメントのテープに堆積される。チタン基合金はフィ
ラメントのテープ164およびフィラメント間のドラム
62の表面上に堆積する。事実上、テープおよびドラム
表面へのチタン基合金のプラズマ溶射により炭化ケイ素
の繊維に含浸したチタン基合金のシフ ート1δ8よりなる複合構造が形成される。しかし、シ
ート168はドラム62の表面に固着せず、ドラム表面
から単独に存在するシート170として分離し、巻取り
スプール162に巻き取られる。
さらに本発明の方法によれば、研摩した耐火金属の冷却
したドラム表面に上記のようにプラズマ炎からの金属を
連続的に堆積させ、堆積した箔をドラム表面からウェブ
として連続的に引きはがすことによって、強化してない
チタン基合金の連続箔が形成される。第3図に示した装
置を用いてドラム62上に箔を連続的に堆積させ、該箔
を連続的にドラム62から引きはがして巻取りスプール
162に巻き取ることにより、箔を連続的に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は低圧無線周波プラズマ溶射装置の斜視図である
。 第2図はプラズマガンの拡大図である。 第3図は炭化ケイ素フィラメントとチタン基合金との複
合シートを連続的に形成するために用いられる、ドラム
ならびに送出しスプールおよび巻取リスブールを含む装
置の概略端面図である。 生 第4図はモリブデン箔に堆積したチタン基合貞のシート
の斜視図で、シートを引きはがす様子を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状の繊維強化チタン基合金の製造方法にお
    いて、 炭化ケイ素フィラメントの多数のストランドの供給源を
    設け、研摩した耐火金属のドラムに上記フィラメントを
    連続的に密な間隔で整列させて、連続的に進むテープを
    形成する装置を設け、上記ドラムを回転させて上記ドラ
    ム上の密な間隔で整列したフィラメントのテープを低圧
    プラズマ堆積領域内へ通し、 粒度の大きいチタン基合金の粉末の供給源を設け、 上記粉末を低圧RFプラズマガンに供給して該プラズマ
    ガンのプラズマ炎の中に通し、 上記プラズマガンからのプラズマ炎を上記低圧プラズマ
    堆積領域内にある上記ドラムの部分に向けて、上記テー
    プの密な間隔で整列したフィラメント上および該フィラ
    メント間に液体状態で上記チタン基合金粉末を連続的に
    堆積させ、 上記プラズマ堆積領域を通過した後の上記のチタン基合
    金を担持するテープを連続的に分離する各工程を有する
    ことを特徴とするシート状の繊維強化チタン基合金の製
    造方法。
  2. (2)上記粉末の粒度が100μm以上である特許請求
    の範囲第(1)項に記載の製造方法。
  3. (3)上記粉末の粒度が100μm〜350μmである
    特許請求の範囲第(1)項に記載の製造方法。
  4. (4)上記合金がTi−6Al−4Vである特許請求の
    範囲第(1)項に記載の製造方法。
  5. (5)上記合金が金属間化合物Ti_3Alである特許
    請求の範囲第(1)項に記載の製造方法。
  6. (6)上記合金が結晶格子においてニオブでチタンを置
    換したニオブ変性Ti_3Alである特許請求の範囲第
    (1)項に記載の製造方法。
  7. (7)上記合金の組成の経験式がTi−14Al−21
    Nbである特許請求の範囲第(6)項に記載の製造方法
  8. (8)上記耐火金属がモリブデンである特許請求の範囲
    第(1)項に記載の製造方法。
  9. (9)上記チタン基合金のプラズマ溶射の際に上記耐火
    金属の表面が冷却される特許請求の範囲第(1)項に記
    載の製造方法。
  10. (10)箔状のチタン基合金を連続的に製造する方法に
    おいて、 平均粒子直径が100μmを越えるチタン基金属粉末の
    供給源を設け、 無線周波プラズマガンを設け、 上記粉末を上記プラズマガンに供給し、 研摩した耐火金属の表面を有する冷却式のドラムに上記
    プラズマガンから上記粉末をプラズマ溶射して堆積させ
    て該ドラム上に自己支持形の箔を連続的に形成し、 上記箔を上記ドラムから連続的に引きはがして上記箔を
    取り出す各工程を有することを特徴とする箔状のチタン
    基合金を連続的に製造する方法。
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