JPH029236B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029236B2 JPH029236B2 JP57163822A JP16382282A JPH029236B2 JP H029236 B2 JPH029236 B2 JP H029236B2 JP 57163822 A JP57163822 A JP 57163822A JP 16382282 A JP16382282 A JP 16382282A JP H029236 B2 JPH029236 B2 JP H029236B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- pipe
- polyethylene
- fluid transport
- silicone rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
本発明は、原油、天然ガスの如き流体を輸送す
る流体輸送管に関するものである。 流体輸送管は、一般に、プラスチツクパイプ
と、このプラスチツクパイプの上に設けられた金
属補強層と、この金属補強層の上に設けられたプ
ラスチツク外被とから成つている。金属補強層は
プラスチツクパイプの内圧に耐えるようにし、且
つ軸線方向の張力に耐えるようにするためのもの
であり、またプラスチツク外被は外部からの損傷
等から保護するためのものである。この流体輸送
管内を原油、天然ガスの如き流体が輸送される際
その中に含まれているガス状成分がプラスチツク
パイプを透過しこのプラスチツクパイプとプラス
チツク外被との間に停滞すると、このガス圧が上
昇し、流体輸送管内の流体の輸送を停止した場合
にはこのガス圧によつてプラスチツクパイプが座
屈し、またこのガス圧によつてガスが噴出したり
発火爆発の危険があり、更にガス中の腐蝕性成分
によつて金属補強層が腐蝕し補強効果を低下す
る。このため、プラスチツク外被はこれらのガス
状成分を外部に逃散するようにガス透過性を有す
ることが要求される。 従来技術では、プラスチツク外被はナイロン、
ポリエチレン又はシリコンゴムのいずれかが用い
られていた。しかし、ナイロンは透過係数が極め
て小さく、またポリエチレンはナイロンよりも大
きいが、またガスを有効に透過するには不充分な
透過係数を有する。一方、シリコンゴムはかなり
大きい透過係数を有するが、耐摩耗性、耐油性等
が乏しく実用的でない。 本発明の目的は、大きなガス透過性と高い耐摩
耗性及び耐油性を有するプラスチツク外被を備え
た流体輸送管を提供することにある。 本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべる
と、図面は本発明に係る流体輸送管10を示し、
この流体輸送管はナイロンの如き熱可塑性プラス
チツクから形成されたプラスチツクパイプ12
と、このプラスチツクパイプ12の上に設けられ
た金属補強層14と、この金属補強層14の上に
設けられたプラスチツク外被16とを備えてい
る。 金属補強層14は、例えば金属帯を多層に螺旋
巻きして形成された内部補強層14Aと鉄線の如
き金属線を撚合せた外部補強層14Bとから成つ
ているが、内部補強層は断面L字形の金属帯を上
下で逆向きに噛合せて巻付けて形成してもよい。 プラスチツク外被16はポリエチレンとシリコ
ンゴムとの配合物から形成されている。ポリエチ
レンは高密度、中密度、低密度のいずれでもよい
が、ガス透過性のある低密度ポリエチレンが好ま
しい。線状低密度ポリエチレンは耐摩耗性、耐油
性がすぐれているので特に好ましい。一方、シリ
コンゴムは高分子量シリコンエラストマーであれ
ば特に限定されないが、ゴム単独又は各種充填剤
あるいはエチレンプロピレンゴムの如き他のゴム
を配合したものが用いられる。ポリエチレンとシ
リコンゴムとの配合比は特に限定されないが、通
常10:90〜90:10の範囲内で選ばれる。このよう
にポリエチレンとシリコンゴムとの配合物からプ
ラスチツク外被16を形成すると、ポリエチレン
の耐摩耗性、耐油性とシリコンゴムのガス透過性
との両方の特性を保持することができる。一般的
に、ポリエチレンが少ないと、プラスチツク外被
の耐摩耗性と耐油性が低下し、多すぎるとガス透
過性が低下する。従つて、ポリエチレンとシリコ
ンゴムとの配合比の特に好ましい範囲は30:70〜
65:35である。一般に、シリコンゴムは未加硫で
使用されることはなく、過酸化物等を配合し加硫
して使用されるが、本発明に用いられる配合物は
未加硫でも加硫してもよい。加硫用の過酸化物と
してはベンゾイルパーオキサイド又はジクミルパ
ーオキサイドが用いられる。 本発明の一例として内径28.5mm、外径34mmのナ
イロンパイプの上に厚さ0.5mm、幅50mmのステン
レススチールテープを5mmのギヤツプを設けて4
層に巻付け、更にその上に外径5mmの27本の鉄線
を撚合せ、この鉄線の上に3mmの厚さで下記の表
に示す種々のプラスチツク外被を押出被覆した。
この流体輸送管に50Kg/cm2の圧力で炭酸ガスを流
し、ナイロンパイプとプラスチツク外被との間の
圧力とプラスチツク外被のテーバー摩耗量とを測
定したところ下記の通りであつた。
る流体輸送管に関するものである。 流体輸送管は、一般に、プラスチツクパイプ
と、このプラスチツクパイプの上に設けられた金
属補強層と、この金属補強層の上に設けられたプ
ラスチツク外被とから成つている。金属補強層は
プラスチツクパイプの内圧に耐えるようにし、且
つ軸線方向の張力に耐えるようにするためのもの
であり、またプラスチツク外被は外部からの損傷
等から保護するためのものである。この流体輸送
管内を原油、天然ガスの如き流体が輸送される際
その中に含まれているガス状成分がプラスチツク
パイプを透過しこのプラスチツクパイプとプラス
チツク外被との間に停滞すると、このガス圧が上
昇し、流体輸送管内の流体の輸送を停止した場合
にはこのガス圧によつてプラスチツクパイプが座
屈し、またこのガス圧によつてガスが噴出したり
発火爆発の危険があり、更にガス中の腐蝕性成分
によつて金属補強層が腐蝕し補強効果を低下す
る。このため、プラスチツク外被はこれらのガス
状成分を外部に逃散するようにガス透過性を有す
ることが要求される。 従来技術では、プラスチツク外被はナイロン、
ポリエチレン又はシリコンゴムのいずれかが用い
られていた。しかし、ナイロンは透過係数が極め
て小さく、またポリエチレンはナイロンよりも大
きいが、またガスを有効に透過するには不充分な
透過係数を有する。一方、シリコンゴムはかなり
大きい透過係数を有するが、耐摩耗性、耐油性等
が乏しく実用的でない。 本発明の目的は、大きなガス透過性と高い耐摩
耗性及び耐油性を有するプラスチツク外被を備え
た流体輸送管を提供することにある。 本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべる
と、図面は本発明に係る流体輸送管10を示し、
この流体輸送管はナイロンの如き熱可塑性プラス
チツクから形成されたプラスチツクパイプ12
と、このプラスチツクパイプ12の上に設けられ
た金属補強層14と、この金属補強層14の上に
設けられたプラスチツク外被16とを備えてい
る。 金属補強層14は、例えば金属帯を多層に螺旋
巻きして形成された内部補強層14Aと鉄線の如
き金属線を撚合せた外部補強層14Bとから成つ
ているが、内部補強層は断面L字形の金属帯を上
下で逆向きに噛合せて巻付けて形成してもよい。 プラスチツク外被16はポリエチレンとシリコ
ンゴムとの配合物から形成されている。ポリエチ
レンは高密度、中密度、低密度のいずれでもよい
が、ガス透過性のある低密度ポリエチレンが好ま
しい。線状低密度ポリエチレンは耐摩耗性、耐油
性がすぐれているので特に好ましい。一方、シリ
コンゴムは高分子量シリコンエラストマーであれ
ば特に限定されないが、ゴム単独又は各種充填剤
あるいはエチレンプロピレンゴムの如き他のゴム
を配合したものが用いられる。ポリエチレンとシ
リコンゴムとの配合比は特に限定されないが、通
常10:90〜90:10の範囲内で選ばれる。このよう
にポリエチレンとシリコンゴムとの配合物からプ
ラスチツク外被16を形成すると、ポリエチレン
の耐摩耗性、耐油性とシリコンゴムのガス透過性
との両方の特性を保持することができる。一般的
に、ポリエチレンが少ないと、プラスチツク外被
の耐摩耗性と耐油性が低下し、多すぎるとガス透
過性が低下する。従つて、ポリエチレンとシリコ
ンゴムとの配合比の特に好ましい範囲は30:70〜
65:35である。一般に、シリコンゴムは未加硫で
使用されることはなく、過酸化物等を配合し加硫
して使用されるが、本発明に用いられる配合物は
未加硫でも加硫してもよい。加硫用の過酸化物と
してはベンゾイルパーオキサイド又はジクミルパ
ーオキサイドが用いられる。 本発明の一例として内径28.5mm、外径34mmのナ
イロンパイプの上に厚さ0.5mm、幅50mmのステン
レススチールテープを5mmのギヤツプを設けて4
層に巻付け、更にその上に外径5mmの27本の鉄線
を撚合せ、この鉄線の上に3mmの厚さで下記の表
に示す種々のプラスチツク外被を押出被覆した。
この流体輸送管に50Kg/cm2の圧力で炭酸ガスを流
し、ナイロンパイプとプラスチツク外被との間の
圧力とプラスチツク外被のテーバー摩耗量とを測
定したところ下記の通りであつた。
【表】
尚上記例でポリエチレンは日本ユニカー株式会
社製のものを使用し、またシリコンゴム東レシリ
コン株式会社製の商品名SRX505を使用した。ま
た、テーバー摩耗試験では荷重1Kgでホイール
CS−17を使用した。上記例から判るようにプラ
スチツク外被にポリエチレンとシリコンゴムの配
合物を用いると、ガス透過性及び機械的特性が共
に著しく改善されることが確かめられた。 本発明によれば、上記のように、プラスチツク
外被のガス透過性が著しく向上する上に耐摩耗性
等の機械的特性も維持され、従つて高品質の流体
輸送管を提供することができる。
社製のものを使用し、またシリコンゴム東レシリ
コン株式会社製の商品名SRX505を使用した。ま
た、テーバー摩耗試験では荷重1Kgでホイール
CS−17を使用した。上記例から判るようにプラ
スチツク外被にポリエチレンとシリコンゴムの配
合物を用いると、ガス透過性及び機械的特性が共
に著しく改善されることが確かめられた。 本発明によれば、上記のように、プラスチツク
外被のガス透過性が著しく向上する上に耐摩耗性
等の機械的特性も維持され、従つて高品質の流体
輸送管を提供することができる。
図面は本発明に係る流体輸送管の横断面図であ
る。 10……流体輸送管、12……プラスチツクパ
イプ、14……金属補強層、16……プラスチツ
ク外被。
る。 10……流体輸送管、12……プラスチツクパ
イプ、14……金属補強層、16……プラスチツ
ク外被。
Claims (1)
- 1 プラスチツクパイプと、前記プラスチツクパ
イプの上に設けられた金属補強層と、前記金属補
強層の上に設けられたプラスチツク外被とから成
る流体輸送管において、前記プラスチツク外被は
ポリエチレンとシリコンゴムとの配合物から形成
されていることを特徴とする流体輸送管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57163822A JPS5954879A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 流体輸送管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57163822A JPS5954879A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 流体輸送管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5954879A JPS5954879A (ja) | 1984-03-29 |
| JPH029236B2 true JPH029236B2 (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=15781384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57163822A Granted JPS5954879A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 流体輸送管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5954879A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0674870B2 (ja) * | 1990-03-27 | 1994-09-21 | 株式会社栗本鐵工所 | 埋設鉄管に外装する防食用被膜 |
| US5473354A (en) * | 1994-05-26 | 1995-12-05 | Hewlett-Packard Company | Ink-delivery apparatus |
-
1982
- 1982-09-22 JP JP57163822A patent/JPS5954879A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5954879A (ja) | 1984-03-29 |
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