JPH0310363Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310363Y2 JPH0310363Y2 JP1985138777U JP13877785U JPH0310363Y2 JP H0310363 Y2 JPH0310363 Y2 JP H0310363Y2 JP 1985138777 U JP1985138777 U JP 1985138777U JP 13877785 U JP13877785 U JP 13877785U JP H0310363 Y2 JPH0310363 Y2 JP H0310363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprocket
- belt
- pulley
- cover
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はエンジンのベルトカバー汚水浸入防止
構造に係り、詳しくは、オイルパンから前方に延
びるバツフル部を設けることにより、プーリ後方
側の周上を部分的に覆うようにしたベルトカバー
汚水浸入防止の装置に関するものである。
構造に係り、詳しくは、オイルパンから前方に延
びるバツフル部を設けることにより、プーリ後方
側の周上を部分的に覆うようにしたベルトカバー
汚水浸入防止の装置に関するものである。
自動車などのエンジンにおけるクランク軸とカ
ム軸と連通するタイミングベルトは、汚水や泥な
どの異物が付着しないように、カバーなどで覆わ
れることが望ましい。すなわち、走行中タイミン
グベルトは高速度で移動するため、スプロケツト
との間に異物を噛み込みやすい状態にあるからで
ある。そのような異物の噛み込みが生じると、ス
プロケツトやベルトは損傷を受け、特にベルトの
寿命が著しく短くなる。また、ベルトに水分が付
着すればベルトは膨潤し、引張力や強度が低下し
て、クランク軸とカム軸との連動動作にトラブル
を発生させたり、ベルトが破断したりする。とり
わけ、寒冷地においてはベルトに付着した水分が
凍結し、ベルトがその機能を発揮できなくなつた
りする。そこで、従来より、このタイミングベル
ト部を保護するために、ベルトカバーが用いられ
ている。なお、そのようなカバー装置の一例が、
実開昭52−42980号公報に記載されている。
ム軸と連通するタイミングベルトは、汚水や泥な
どの異物が付着しないように、カバーなどで覆わ
れることが望ましい。すなわち、走行中タイミン
グベルトは高速度で移動するため、スプロケツト
との間に異物を噛み込みやすい状態にあるからで
ある。そのような異物の噛み込みが生じると、ス
プロケツトやベルトは損傷を受け、特にベルトの
寿命が著しく短くなる。また、ベルトに水分が付
着すればベルトは膨潤し、引張力や強度が低下し
て、クランク軸とカム軸との連動動作にトラブル
を発生させたり、ベルトが破断したりする。とり
わけ、寒冷地においてはベルトに付着した水分が
凍結し、ベルトがその機能を発揮できなくなつた
りする。そこで、従来より、このタイミングベル
ト部を保護するために、ベルトカバーが用いられ
ている。なお、そのようなカバー装置の一例が、
実開昭52−42980号公報に記載されている。
上記のタイミングベルトをクランク軸からの動
力で駆動させるスプロケツトの前面に、プーリが
取り付けられているエンジンにあつては、そのプ
ーリでウオータポンプなどの補機を作動させるベ
ルトを駆動できるように、プーリの取付部周辺の
カバーが切り欠かれている。
力で駆動させるスプロケツトの前面に、プーリが
取り付けられているエンジンにあつては、そのプ
ーリでウオータポンプなどの補機を作動させるベ
ルトを駆動できるように、プーリの取付部周辺の
カバーが切り欠かれている。
したがつて、タイミングベルト部を完全に隙間
なく覆うようにカバーを設けることができず、し
かも、このようなカバーできない個所がエンジン
の下部側となり、走行中に跳ね上げた汚水や泥な
どがこの部分から内部に浸入することになる。と
りわけ、タイミングベルトを駆動するスプロケツ
トが、オイルパンのシールフランジ部に近接して
設けられたエンジンにおいては、汚水や泥などの
異物がオイルパンの下部を通り、シリンダブロツ
クやオイルポンプのケーシングとプーリの間の僅
かの間隙からタイミングベルト部に浸入する。そ
の結果、前記したように、スプロケツトやベルト
が損傷し、ベルトの寿命が著しく短くなつたり、
あるいは、クランク軸とカム軸との連動動作にト
ラブルを発生させたりする問題が起こる。
なく覆うようにカバーを設けることができず、し
かも、このようなカバーできない個所がエンジン
の下部側となり、走行中に跳ね上げた汚水や泥な
どがこの部分から内部に浸入することになる。と
りわけ、タイミングベルトを駆動するスプロケツ
トが、オイルパンのシールフランジ部に近接して
設けられたエンジンにおいては、汚水や泥などの
異物がオイルパンの下部を通り、シリンダブロツ
クやオイルポンプのケーシングとプーリの間の僅
かの間隙からタイミングベルト部に浸入する。そ
の結果、前記したように、スプロケツトやベルト
が損傷し、ベルトの寿命が著しく短くなつたり、
あるいは、クランク軸とカム軸との連動動作にト
ラブルを発生させたりする問題が起こる。
ところで、実開昭55−172629号公報には、シリ
ンダブロツクの下部前面に突起を設け、その突起
を上開きの円弧状に形成し、その円弧でもつてタ
イミングベルトの張架されているクランク軸スプ
ロケツトの下半部を覆うようにしたエンジンが記
載されている。したがつて、そのクランク軸スプ
ロケツトに同軸に取り付けられている補機駆動用
ベルトの張架されたクランクプーリの後面の略下
半分も覆うことができるようになつている。
ンダブロツクの下部前面に突起を設け、その突起
を上開きの円弧状に形成し、その円弧でもつてタ
イミングベルトの張架されているクランク軸スプ
ロケツトの下半部を覆うようにしたエンジンが記
載されている。したがつて、そのクランク軸スプ
ロケツトに同軸に取り付けられている補機駆動用
ベルトの張架されたクランクプーリの後面の略下
半分も覆うことができるようになつている。
ところが、その円弧状の突起はエンジン本体と
一体に形成されている。エンジン本体は通常鋳造
によつて製作されるため、上記の突起をも同時に
成形させることは容易でなく、また、それを一体
成形すると、エンジン本体が比較的嵩高くなつた
り、エンジン本体の重量が大きくなつたりする。
したがつて、上記の突起を別部品で準備しなけれ
ばならず、それをシリンダブロツクなどに装着固
定するなど部品点数の増加とエンジン組立に関す
る手間等が増える欠点がある。
一体に形成されている。エンジン本体は通常鋳造
によつて製作されるため、上記の突起をも同時に
成形させることは容易でなく、また、それを一体
成形すると、エンジン本体が比較的嵩高くなつた
り、エンジン本体の重量が大きくなつたりする。
したがつて、上記の突起を別部品で準備しなけれ
ばならず、それをシリンダブロツクなどに装着固
定するなど部品点数の増加とエンジン組立に関す
る手間等が増える欠点がある。
一方、実開昭52−90612号公報には、ホイール
カバー部によつて、エンジン本体の後部に設けら
れるフライホイールを覆う例が記載されている。
そのホイールカバー部はクランクケースに一体化
されている。しかし、そのフライホイール自体は
タイミングベルト等を介して他の伝動系と連結さ
れることはなく、ホイールカバー部には切欠部の
ようなものは必要とされない。また、フライホイ
ールはエンジン本体の後部に設けられるものであ
り、前部に設けられるスプロケツトやプーリより
も、汚水や異物の浸入等についての位置条件が格
段に緩和されている。さらに、そのホイールカバ
ー部は、別体に形成したものをボルト締結により
クランクケースと一体化しているため、その接合
部とクランクケース側にボルト孔を必要とし、か
つ両接合部に充分な強度が要求される。そのた
め、ホイールカバー部およびクランクケース双方
の接合部を厚肉に形成しなければならず、重量増
となつたり多くの加工工数を要し、コスト高にも
なる欠点がある。
カバー部によつて、エンジン本体の後部に設けら
れるフライホイールを覆う例が記載されている。
そのホイールカバー部はクランクケースに一体化
されている。しかし、そのフライホイール自体は
タイミングベルト等を介して他の伝動系と連結さ
れることはなく、ホイールカバー部には切欠部の
ようなものは必要とされない。また、フライホイ
ールはエンジン本体の後部に設けられるものであ
り、前部に設けられるスプロケツトやプーリより
も、汚水や異物の浸入等についての位置条件が格
段に緩和されている。さらに、そのホイールカバ
ー部は、別体に形成したものをボルト締結により
クランクケースと一体化しているため、その接合
部とクランクケース側にボルト孔を必要とし、か
つ両接合部に充分な強度が要求される。そのた
め、ホイールカバー部およびクランクケース双方
の接合部を厚肉に形成しなければならず、重量増
となつたり多くの加工工数を要し、コスト高にも
なる欠点がある。
本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は、クランク軸のスプロケツト前面にプ
ーリが取り付けられたエンジンにおいて、プーリ
の取付部近傍からタイミングベルト部に汚水や泥
などの異物が浸入するのを防止することができ、
エンジン本体が嵩高くなつたりエンジン本体の重
量が大きくならないようにして、加工工数も低減
させ、コストダウンを図ることができ、また、別
部品を要せず部品点数の維持とエンジン組立の手
間等を少なくすることができるエンジンのベルト
カバー汚水浸入防止構造を提供することである。
その目的は、クランク軸のスプロケツト前面にプ
ーリが取り付けられたエンジンにおいて、プーリ
の取付部近傍からタイミングベルト部に汚水や泥
などの異物が浸入するのを防止することができ、
エンジン本体が嵩高くなつたりエンジン本体の重
量が大きくならないようにして、加工工数も低減
させ、コストダウンを図ることができ、また、別
部品を要せず部品点数の維持とエンジン組立の手
間等を少なくすることができるエンジンのベルト
カバー汚水浸入防止構造を提供することである。
本考案は、タイミングベルトを駆動させるスプ
ロケツトの前面にプーリが取り付けられ、そのス
プロケツトがオイルパンにおけるエンジン本体側
ケーシングに対するシールフランジ部に近接して
設けられ、上記タイミングベルトを覆うベルトカ
バーが上記プーリの周辺部で切欠れ、上記スプロ
ケツトの下半部を露出させているエンジンに適用
される。
ロケツトの前面にプーリが取り付けられ、そのス
プロケツトがオイルパンにおけるエンジン本体側
ケーシングに対するシールフランジ部に近接して
設けられ、上記タイミングベルトを覆うベルトカ
バーが上記プーリの周辺部で切欠れ、上記スプロ
ケツトの下半部を露出させているエンジンに適用
される。
その特徴とするところは、第1図を参照して、
上記プーリ6の後方側周上の少なくとも下半部
を、上記スプロケツト2と共に覆うバツフル部8
が、上記スプロケツト2に近接したオイルパン5
のシールフランジ部5aから前方に延びて、半円
弧状に形成されていることである。
上記プーリ6の後方側周上の少なくとも下半部
を、上記スプロケツト2と共に覆うバツフル部8
が、上記スプロケツト2に近接したオイルパン5
のシールフランジ部5aから前方に延びて、半円
弧状に形成されていることである。
オイルパンの前方へ延びかつプーリの後方側の
周上を覆うように、半円弧状のバツフル部が形成
されているので、このバツフル部により、オイル
パンの下部の間隙から汚水や泥などの異物の浸入
が阻止される。その結果、タイミングベルトの膨
潤や、タイミングベルトとスプロケツトとの間に
異物が噛み込むことがなくなり、スプロケツトや
タイミングベルトが損傷したり、クランク軸とカ
ム軸との連動にトラブルをきたすことが回避され
る。また、バツフル部はオイルパンに一体であ
り、部品点数の増加やそれに伴う組立上の手間な
ども軽減される。
周上を覆うように、半円弧状のバツフル部が形成
されているので、このバツフル部により、オイル
パンの下部の間隙から汚水や泥などの異物の浸入
が阻止される。その結果、タイミングベルトの膨
潤や、タイミングベルトとスプロケツトとの間に
異物が噛み込むことがなくなり、スプロケツトや
タイミングベルトが損傷したり、クランク軸とカ
ム軸との連動にトラブルをきたすことが回避され
る。また、バツフル部はオイルパンに一体であ
り、部品点数の増加やそれに伴う組立上の手間な
ども軽減される。
本考案によれば、自動車などのエンジンであつ
て、前面にプーリが取り付けられ、タイミングベ
ルトを駆動するスプロケツトが、オイルパンのシ
ールフランジ部に近接して設けられている場合、
オイルパンから前方に延びプーリ後方側の周上を
少なくとも部分的に覆うバツフル部を設けている
ので、ベルトカバーのない部分から内部に浸入し
ようとする異物を、このバツフル部によつて阻止
することができる。また、そのバツフル部がオイ
ルパンと一体であつて、別部品を必要とせず、エ
ンジン本体が嵩高くなつたり、エンジン本体の重
量が大きくなることはない。したがつて、エンジ
ン本体の鋳造品の加工工数も低減され、コストダ
ウンを図ることができる。さらに、エンジン組立
の手間等を少なくすることができ、実用上極めて
有用な効果が発揮される。
て、前面にプーリが取り付けられ、タイミングベ
ルトを駆動するスプロケツトが、オイルパンのシ
ールフランジ部に近接して設けられている場合、
オイルパンから前方に延びプーリ後方側の周上を
少なくとも部分的に覆うバツフル部を設けている
ので、ベルトカバーのない部分から内部に浸入し
ようとする異物を、このバツフル部によつて阻止
することができる。また、そのバツフル部がオイ
ルパンと一体であつて、別部品を必要とせず、エ
ンジン本体が嵩高くなつたり、エンジン本体の重
量が大きくなることはない。したがつて、エンジ
ン本体の鋳造品の加工工数も低減され、コストダ
ウンを図ることができる。さらに、エンジン組立
の手間等を少なくすることができ、実用上極めて
有用な効果が発揮される。
以下に、本考案をその実施例に基づいて、詳細
に説明する。
に説明する。
第1図および第2図に示すように、タイミング
ベルト1を駆動するスプロケツト2がクランク軸
3に固定され、クランク軸3に隣接してこれを囲
むようにオイルポンプ4が設けられている。オイ
ルポンプ4の下部にはオイルパン5が設けられ、
オイルパン5に蓄えられた潤滑油がオイルポンプ
4によつて、エンジンに供給されるようになつて
いる。上記スプロケツト2の前面には、ウオータ
ポンプ16(第4図参照)などの補機を駆動させ
るためのプーリ6が、スプロケツト2と一体的に
クランク軸3に固定されている。
ベルト1を駆動するスプロケツト2がクランク軸
3に固定され、クランク軸3に隣接してこれを囲
むようにオイルポンプ4が設けられている。オイ
ルポンプ4の下部にはオイルパン5が設けられ、
オイルパン5に蓄えられた潤滑油がオイルポンプ
4によつて、エンジンに供給されるようになつて
いる。上記スプロケツト2の前面には、ウオータ
ポンプ16(第4図参照)などの補機を駆動させ
るためのプーリ6が、スプロケツト2と一体的に
クランク軸3に固定されている。
上記オイルパン5を密封するために、オイルパ
ン5の前端部にはシールフランジ部5aが形成さ
れ、オイルポンプ4のケーシング4aとの間にシ
ール部材7が介装されている。このケーシング4
aは、スプロケツト2の下半部を囲むようにほぼ
半円弧状に形成され、オイルパン5の前端部のシ
ールフランジ部5aが前方に延長されている。
ン5の前端部にはシールフランジ部5aが形成さ
れ、オイルポンプ4のケーシング4aとの間にシ
ール部材7が介装されている。このケーシング4
aは、スプロケツト2の下半部を囲むようにほぼ
半円弧状に形成され、オイルパン5の前端部のシ
ールフランジ部5aが前方に延長されている。
そのケーシング4aに沿つて、これを囲むよう
に、かつ、プーリ6の後方側のボス部分の周上を
少なくとも部分的に覆うように、半円弧状のバツ
フル部8が形成されている。この半円弧状のバツ
フル部8が、オイルポンプ4のケーシング4aと
プーリ6の背面に設けられた背板9との間隙S
を、下方から包み込むように覆つている。タイミ
ングベルト11を覆うベルトカバー10は、その
下端部がプーリ6のボス部分の上半部を囲むよう
に半円弧端縁10bを有している。
に、かつ、プーリ6の後方側のボス部分の周上を
少なくとも部分的に覆うように、半円弧状のバツ
フル部8が形成されている。この半円弧状のバツ
フル部8が、オイルポンプ4のケーシング4aと
プーリ6の背面に設けられた背板9との間隙S
を、下方から包み込むように覆つている。タイミ
ングベルト11を覆うベルトカバー10は、その
下端部がプーリ6のボス部分の上半部を囲むよう
に半円弧端縁10bを有している。
上記タイミングベルト1は、第3図および第4
図に示すように、下方部をクランク軸3に固定さ
れたスプロケツト2に、上方部をエンジンのカム
軸11に固定されたスプロケツト12に張架さ
れ、クランク軸3とカム軸11を歯数比1:2で
連動させている。なお、図中の13はテンシヨン
プーリである。
図に示すように、下方部をクランク軸3に固定さ
れたスプロケツト2に、上方部をエンジンのカム
軸11に固定されたスプロケツト12に張架さ
れ、クランク軸3とカム軸11を歯数比1:2で
連動させている。なお、図中の13はテンシヨン
プーリである。
タイミングベルト1を覆うように、上述したベ
ルトカバー10が配設されるが、ベルトカバー1
0は、第5図に示すように、上半部を構成するア
ツパカバー10Aと下半部を構成するロアカバー
10Bとよりなる。アツパカバー10Aはタイミ
ングベルト1のスプロケツト12に張架された部
分を完全に覆い、第4図にも示すように、ヘツド
カバー14、シリンダヘツド15およびウオータ
ポンプ16の各ケーシングに沿つて設けられる。
ルトカバー10が配設されるが、ベルトカバー1
0は、第5図に示すように、上半部を構成するア
ツパカバー10Aと下半部を構成するロアカバー
10Bとよりなる。アツパカバー10Aはタイミ
ングベルト1のスプロケツト12に張架された部
分を完全に覆い、第4図にも示すように、ヘツド
カバー14、シリンダヘツド15およびウオータ
ポンプ16の各ケーシングに沿つて設けられる。
ロアカバー10Bはアツパカバー10Aに連続
して、ウオーターポンプ16からオイルポンプ
4、シリンダブロツク17の下部を構成するハー
フスカートの下端縁17aまでのタイミングベル
ト1を覆つている。このロアカバー10Bはスプ
ロケツト2の前面に取り付けられたプーリ6の背
面の周上の上半部を囲むように、その下端部が前
述したような半円弧端縁10bとなつている。し
たがつて、スプロケツト2に張架されたタイミン
グベルト1の下半部はロアカバー10Bに覆われ
ず、露出することになる。これは、スプロケツト
2の前面に取り付けられたプーリ6に張架され、
ウオータポンプ16などの補機を作動させるため
のベルト18を駆動させることができるようにす
るためである。
して、ウオーターポンプ16からオイルポンプ
4、シリンダブロツク17の下部を構成するハー
フスカートの下端縁17aまでのタイミングベル
ト1を覆つている。このロアカバー10Bはスプ
ロケツト2の前面に取り付けられたプーリ6の背
面の周上の上半部を囲むように、その下端部が前
述したような半円弧端縁10bとなつている。し
たがつて、スプロケツト2に張架されたタイミン
グベルト1の下半部はロアカバー10Bに覆われ
ず、露出することになる。これは、スプロケツト
2の前面に取り付けられたプーリ6に張架され、
ウオータポンプ16などの補機を作動させるため
のベルト18を駆動させることができるようにす
るためである。
タイミングベルト1はエンジンの回転中常にス
プロケツト2によつて駆動され、クランク軸3の
回転をカム軸11に連動する重要な役割を持つ
が、特に、走行中は高速度で駆動されるので、ス
プロケツト2,12の間に異物を噛み込みやす
い。そこで、本例においては、前記したように、
オイルパン5の前端部のシールフランジ部5aの
前方が延長され、オイルポンプ4のケーシング4
aに沿つてこれを囲むように、かつ、プーリ6の
後方側の周上を覆うように形成された半円弧状の
バツフル部8が、オイルポンプ4のケーシング4
aとプーリの背面に設けた背板9と間に生じる間
隙Sを、下方から包み込んで覆うように設けられ
ている。
プロケツト2によつて駆動され、クランク軸3の
回転をカム軸11に連動する重要な役割を持つ
が、特に、走行中は高速度で駆動されるので、ス
プロケツト2,12の間に異物を噛み込みやす
い。そこで、本例においては、前記したように、
オイルパン5の前端部のシールフランジ部5aの
前方が延長され、オイルポンプ4のケーシング4
aに沿つてこれを囲むように、かつ、プーリ6の
後方側の周上を覆うように形成された半円弧状の
バツフル部8が、オイルポンプ4のケーシング4
aとプーリの背面に設けた背板9と間に生じる間
隙Sを、下方から包み込んで覆うように設けられ
ている。
したがつて、オイルパン5の下部からこの間隙
Sに浸入しようとする汚水や泥、さらには車体下
で舞う粉雪などの異物は、このバツフル部8によ
り阻止される。その結果、異物の噛み込みがなく
なり、スプロケツト2,12やタイミングベルト
1が損傷して寿命が著しく短かくなつたり、ある
いは、クランク軸3とカム軸11との連動動作に
トラブルを発生させたりすることは起こられなく
なる。
Sに浸入しようとする汚水や泥、さらには車体下
で舞う粉雪などの異物は、このバツフル部8によ
り阻止される。その結果、異物の噛み込みがなく
なり、スプロケツト2,12やタイミングベルト
1が損傷して寿命が著しく短かくなつたり、ある
いは、クランク軸3とカム軸11との連動動作に
トラブルを発生させたりすることは起こられなく
なる。
なお、上述した例かクランク軸のほぼ中心部を
境にしてシリンダブロツクとオイルパンが接合さ
れ、かつ、オイルパン前端部のシールフランジ部
がオイルポンプのケーシングに対向しているが、
オイルポンプがその位置に設けられていない場合
には、シールフランジ部がシリンダブロツクの下
端面と対向しても差し支えなく、そのときも同様
に機能させることができる。このような構造によ
つて、オイルパンから前方に延びるようにしてプ
ーリ後方側の周上を覆うものが設けられているの
で、所期の目的を達成することができる。
境にしてシリンダブロツクとオイルパンが接合さ
れ、かつ、オイルパン前端部のシールフランジ部
がオイルポンプのケーシングに対向しているが、
オイルポンプがその位置に設けられていない場合
には、シールフランジ部がシリンダブロツクの下
端面と対向しても差し支えなく、そのときも同様
に機能させることができる。このような構造によ
つて、オイルパンから前方に延びるようにしてプ
ーリ後方側の周上を覆うものが設けられているの
で、所期の目的を達成することができる。
以上の例の説明から判るように、ベルトカバー
のない部分から内部に浸入しようとする異物を、
バツフル部によつて阻止することができる。その
バツフル部はオイルパンと一体であり、エンジン
本体が嵩高くなつたりエンジン本体の重量が大き
くなることを抑制できる。したがつて、エンジン
本体の鋳造品の加工工数も低減させ、コストダウ
ンが可能となる。加えて、別部品を必要としない
ことから、エンジン組立の手間等を少なくするこ
とができる。
のない部分から内部に浸入しようとする異物を、
バツフル部によつて阻止することができる。その
バツフル部はオイルパンと一体であり、エンジン
本体が嵩高くなつたりエンジン本体の重量が大き
くなることを抑制できる。したがつて、エンジン
本体の鋳造品の加工工数も低減させ、コストダウ
ンが可能となる。加えて、別部品を必要としない
ことから、エンジン組立の手間等を少なくするこ
とができる。
第1図は本考案のエンジンのベルトカバー汚水
浸入防止構造の実施例における要部断面図、第2
図はプーリを取り除いた状態で要部を示す正面
図、第3図はタイミングベルト取付部の正面図、
第4図はベルトカバーの取付け状態における断面
図、第5図はベルトカバーの正面図である。 1……タイミングベルト、2……スプロケツ
ト、5……オイルパン、5a……シールフランジ
部、6……プーリ、8……バツフル部、10……
ベルトカバー。
浸入防止構造の実施例における要部断面図、第2
図はプーリを取り除いた状態で要部を示す正面
図、第3図はタイミングベルト取付部の正面図、
第4図はベルトカバーの取付け状態における断面
図、第5図はベルトカバーの正面図である。 1……タイミングベルト、2……スプロケツ
ト、5……オイルパン、5a……シールフランジ
部、6……プーリ、8……バツフル部、10……
ベルトカバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 タイミングベルトを駆動させるスプロケツトの
前面にプーリが取り付けられ、そのスプロケツト
がオイルパンにおけるエンジン本体側ケーシング
に対するシールフランジ部に近接して設けられ、
上記タイミングベルトを覆うベルトカバーが上記
プーリの周辺部で切欠れ、上記スプロケツトの下
半部を露出されているエンジンにおいて、 上記プーリの後方側周上の少なくとも下半部
を、上記スプロケツトと共に覆うバツフル部が、
上記スプロケツトに近接したオイルパンのシール
フランジ部から前方に延びて、半円弧状に形成さ
れていることを特徴とするエンジンのベルトカバ
ー汚水浸入防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985138777U JPH0310363Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985138777U JPH0310363Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6247750U JPS6247750U (ja) | 1987-03-24 |
| JPH0310363Y2 true JPH0310363Y2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=31044064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985138777U Expired JPH0310363Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0310363Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07111146B2 (ja) * | 1989-02-08 | 1995-11-29 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関のチェーンカバー装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5290612U (ja) * | 1975-12-27 | 1977-07-06 | ||
| JPS55172629U (ja) * | 1979-05-28 | 1980-12-11 |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP1985138777U patent/JPH0310363Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6247750U (ja) | 1987-03-24 |
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