JPH03112948A - N―(2―ヒドロキシエチル)―3―(4―ニトロフェニル)プロピルアミン及びその製造方法 - Google Patents

N―(2―ヒドロキシエチル)―3―(4―ニトロフェニル)プロピルアミン及びその製造方法

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JPH03112948A
JPH03112948A JP11270990A JP11270990A JPH03112948A JP H03112948 A JPH03112948 A JP H03112948A JP 11270990 A JP11270990 A JP 11270990A JP 11270990 A JP11270990 A JP 11270990A JP H03112948 A JPH03112948 A JP H03112948A
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充彦 宮本
Isao Kataue
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Keiya Kawauchi
川内 啓也
Tadahito Nobori
忠仁 昇
Joji Kamiya
神谷 譲二
Masaaki Ishii
正昭 石井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、抗不整脈剤の有効成分として用い得るピリミ
ジンジオン誘導体の製造中間体として有用なN−(2−
ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)プロ
ピルアミン及びその製造方法に関する。
[従来の技術] 抗不整脈剤としては、すでに種々の薬物が開発、あるい
は利用されている。しかしながら、複雑な発生機序をも
ち、抗不整脈剤の長期投与が必要な抗不整脈療法にとっ
て、理想的な抗不整脈剤の探索がなお続けられているが
、充分に満足できる結果が得られれていないのが現状で
ある。
このような現状に鑑み、本発明者らは、抗不整脈剤の有
効成分として有用な化合物を提供すべき、鋭意検討を行
い、その成果として、1,3−ジメチル−6−(2−(
N−(2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェ
ニル)プロピルアミノ〕エチルアミノ)−2,4(IH
,3H)−ピリミジンジオンなどの各種ピリミジンジオ
ン誘導体に、心筋細胞の活動電位持続時間を顕著に延長
し、さらに成犬を用いた動物実験においてその心室不応
期を著明に延長する薬理学的特性及び陽性変力作用を見
出した。
その過程において、本発明者らは、上記ピリミジンジオ
ン誘導体の製造法についての検討も行い、該ピリミジン
ジオン誘導体の製造に有用な中間体化合物を見出すとと
もに、該中間体化合物の製造方法を確立するに至り本発
明を完成した。
本発明の目的は、抗不整脈剤の有効成分とじて有用なピ
リミジンジオン誘導体の製造に好適に用い得る製造中間
体及びこれら中間体の製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の下記式(I)で示されるN−(2−ヒドロキシ
エチル)−3−(4−ニトロフェニル)プロピルアミン
は、1.3−ジメチル−6−(2−(N−(2−ヒドロ
キシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)プロピルア
ミン〕エチルアミノ)−2,4(IH,3H)−ピリミ
ジンジオンなどの抗不整脈剤の有効成分として有用なピ
リミジンジオン誘導体の製造に好適に利用できる。
この式(I)で示される化合物は、下記式(II )で
示されるN−(2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニ
トロフェニル)プロピオンアミドを還元する過程を含む
方法によって製造することができる。
また、この式(II)で示される化合物は、4−ニトロ
フェニルプロピオン酸とエタノールアミンを縮合する過
程を含む方法により製造することができる。
4−ニトロフェニルプロピオン酸とエタノールアミンを
縮合して式(II)で示される化合物を得る方法として
は、例えば、以下に示す方法などのアミンとカルボン酸
誘導体の縮合反応に用いられる各種の反応が利用できる
a)まず、4−ニトロフェニルプロピオン酸を、アリー
ルエステルもしくはアルキルエステル誘導体、または混
合酸無水物等に変換し、ついで、加アミノ分解反応を行
い、式(TI)の化合物を得る方法。
b)4−ニトロフェニルプロピオン酸を酸ハロゲン化物
上導体に変換し、こわとエタノールアミンを反応させて
、式(II)の化合物を得る方法。
C)ジアルキルカルボジイミド等の縮合剤による縮合反
応により、4−ニトロフェニルプロピオン酸を縮合して
、式(II)の化合物を得る方法。
なお、上記aの方法には、例えば、4−ニトロフェニル
プロピオン酸をアシル化剤の存在下で変換して得た活性
エステル誘導体と、エタノールアミンを反応させる方法
か利用できる。
その際のアシル化剤としては、例えばクロロ炭酸エステ
ルに代表される各種アシル化剤が利用できる。
また、この活性エステル誘導体とエタノールアミンの反
応に用いる溶媒または分散剤としては、例えば、酢酸エ
チル、テトラヒドロフラン、クロロホルム、ジクロロメ
タン及びジメチルホルムアミドなどを挙げることができ
、なかでもテトラヒドロフランが好ましい。
また、反応温度は、例えば、−15〜40 ”Cの範囲
、好ましくは4〜32℃の範囲から選択することができ
る。
4−ニトロフェニルプロピオン酸とアシル化剤の反応に
おいては、アシル化剤に4−ニトロフェニルプロピオン
酸を添加しても、4−ニトロフェニルプロピオン酸にア
シル化剤を添加しても良いが、後者の方が望ましい。
上記すの方法には、例えば、4−ニトロフェニルプロピ
オン酸をハロゲン化剤によって酸ハロゲン化物誘導体に
変換し、これにエタノールアミンを反応させる方法が利
用できる。
この反応に用いるハロゲン化剤としては、オキシ塩化リ
ン、塩化チオニルに代表される各種ハロゲン化剤か利用
でき、なかでも塩化チオニルが好ましい。
この4−ニトロフェニルプロピオン酸のハロゲン化反応
は、反応に不活性な溶媒または分散剤中で行なうことか
できる。
この反応に不活性な溶媒または分散剤としては、テトラ
ヒドロフラン、クロロホルム、ジクロロメタン、トルエ
ン、ベンゼンなどこの反応に不活性なものであれば制限
なく利用できる。
反応は、用いた溶媒または分散剤の沸点以下、室温以上
の温度で進行させることができ、加熱環流下で実施する
ことが望ましい。
ハロゲン化剤の使用量は、所期の目的が達成できる範囲
内から適宜選択すればよいが、例えば、4−ニトロフェ
ニルプロピオン酸に対し1.2等量以上、望ましくは1
.5等量以上を用いるのが好ましい。
また、反応液中に、ジアルキルホルムアミドなどのハロ
ゲン化反応の触媒として作用する化合物を共存させるこ
とにより、より好ましく反応を進行させることができる
なお、4−ニトロフェニルプロピオン酸のクロロ化反応
は、C,に、Ingoldら [J、 Chem、 S
oc、。
123、1505(1923)]や、F、Konekら
[Ber、 、51,855(1918)]などによっ
て既に報告されているが、これら従来の方法では大過剰
のクロル化試薬を用いているため、操作性、後処理、生
成物の純度、生成物の着色などの点において、大きな問
題があるので、このような問題を回避する必要がある場
合に、上記の方法を用いることが好ましい。
ハロゲン化剤によって4−ニトロフェニルプロピオン酸
を変換して得た酸ハロゲン化物誘導体とエタノールアミ
ンとの反応は、適当な溶媒または分散剤中で行なうこと
が好ましく、用いる溶媒または分散剤としては、水、低
級アルコール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、クロ
ロホルム、ジクロロメタン及びベンゼンなどを挙げるこ
とができる。
反応温度は、溶媒または分散剤の沸点以下、凝固点以上
の範囲から選らぶことかできるが、0〜10℃の範囲の
温度が好ましい。
以上の方法で得ることのできる式(n )で示される化
合物を還元して式(I)で示される化合物を製造するこ
とができる。
式(IT)の化合物の還元は、還元剤を用いて行なうこ
とができる。
該還元剤としては、例えば、アミドをアミンに還元する
目的で一般的に利用されている各種還元剤を式(n)の
化合物のフェニル基に置換されているニトロ基を還元し
ない範囲で利用できる。
その−例として、水素化ホウ素リチウムとブタノールの
組合せ、水素化ホウ素ナトリウムと三フッ化ホウ素エス
テラードの組合せ、水素化ホウ素ナトリウムと低級カル
ボン酸の組合せ、ジボラン、ボランアルキルスルフィド
錯体及びジアルコキシボラン等を挙げることができる。
なかでも、水素化ホウ素ナトリウムと低級カルボン酸の
組合せ、ジボラン及びジアルコキシボランが特に好まし
い。
反応溶媒または分散剤は、反応を阻害しない限り限定さ
れないが、還元剤としてジボランを用いる場合にはアル
キルスルホキシドが好ましい。また、還元剤として水素
化ホウ素ナトリウムと低級カルボン酸の組み合わせ、あ
るいはジアルコキシボランを用いる場合には、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン及びジグリムが好ましい。
反応温度は、反応を制御できる範囲内であれば特に限定
されないが、ジボランを用いる場合には10〜30℃が
好ましい。また、水素化ホウ素ナトリウムと低級カルボ
ン酸の組合せ、またはジアルコキシポランを用いる場合
には30℃以上、溶媒の沸点以下の温度が好ましく、特
に、加熱還流下で実施するのが好ましい。
このようにして得られた式(n)の化合物は、抗不整脈
剤の有効成分として用い得るピリミジンジオン誘導体の
製造における原料化合物として有用である。
例えば、式(II)の化合物を下記式(III)で示さ
れる化合物と反応させることにより、下記式(IV)で
示される抗不整脈剤の有効成分として用い得るピリミジ
ンジオン誘導体を得ることができる。
H′ (rV) [式(IU)オよび(IV)中、R1及びR2は、互い
に独立に、水素原子、または低級アルキル基を示す。] なお、式(IV)の化合物の製造に際して、式([)の
化合物の代りに、後述する式(I[+)の化合物の製造
過程において得られるスルホネート体やハライドを前記
式(n)の化合物と反応させても良い。
この反応は、室温から当該反応混合物の還流温度以下の
温度で行なうことができ、例えば、20〜150℃の範
囲の温度が好ましく用いられる。
この反応に用いる適当な溶媒または分散剤としては、こ
の反応に対して不活性な溶媒または分散剤であれば制限
なく利用でき、例えば、メタノール、エタノール等のア
ルコール類、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミ
ド、クロロホルム、ジクロロメタン、ジオキサン、ベン
ゼンおよびジメチルスルホキシド等が利用できる。
また、この反応は、酸触媒を共存させることにより、よ
り好ましく進行させることができる。該酸触媒としては
、例えばp−トルエンスルホン酸、酸性イオン交換樹脂
[例えば、商品名アンバーリスト(米国ローム・アンド
・ハース社製、商品名アンバーリスト15等)コなどを
挙げることができる。
また、式(III)の化合物は、例えば、以下に示す方
法によって製造することができる。
まず、下記式(V)で表される化合物と、2−アミノエ
タノールとを反応させて下記式(Vl)の化合物を得る
「 [これら式中、 R夏 およびR2 は、 式(II[) およ び(rV)におけるのと同様に定義され、Zはハロゲン
原子を表わす。] この反応は、室温から当該反応混合物の還流温度以下の
温度で行なうことができ、例えば、20〜150℃の範
囲の温度が好ましく用いられる。
この反応に用いる適当な溶媒または分散剤としては、こ
の反応に対して不活性な溶媒または分散剤であれば制限
なく利用でき、例えば、メタノール、エタノール等のア
ルコール類、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミ
ド、クロロホルム、ジクロロメタン、ジオキサン、ベン
ゼンおよびジメチルスルホキシド等が利用できる。
また、この反応は、塩基を共存させることにより、より
好ましく進行させることができる。塩基としては、例え
ばトリエチルアミン、ピリジン、炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム、水酸化ナトリウム等を挙げることができる。
次に、式(VI)の化合物を、メタンスルホニルクロラ
イド、P−1ルエンスルホニルクロライド等を用いてス
ルホネート体として、あるいは塩化チオニル、三臭化リ
ン等によりハライドとして、その後、水素化ナトリウム
、水酸化ナトリウム等の塩基の存在下、ジメチルスルホ
キシド、メタノール等の溶媒中、室温または加熱下に攪
拌して、上記式(DI)の化合物を得ることができる。
式(TV)の化合物は、抗不整脈剤の有効成分として有
用であるが、その薬理学的に許容される酸付加塩も抗不
整脈剤の有効成分として同様に有用である。
式(IV)の化合物の薬理学的に許容される酸付加塩は
、式(rV)の化合物を、水または有機溶媒、あるいは
そわらの混合物からなる溶媒中で、例えば、塩酸、臭化
水素酸、リン酸、硫酸、酢酸、クエン酸、マレイン酸、
フマル酸、シュウ酸、メタンスルホン酸等の無機酸もし
くは有機酸と反応させて得ることができる。
なお、ここで「薬理学的に許容される」とは、人体に投
与された時において著しい副作用、または毒性が出現し
ないこと、及びその薬理活性を消失させないことを意味
する。
式(IV)の化合物およびその酸付加塩を、不整脈治療
剤、心不全治療剤等の心臓機能障害改善剤として用いる
場合、その投与量、剤形は、有効成分として用いる該化
合物の物性、投与対象の症状により異なるが、例えば、
成人1日あたり、1〜1000mgを1回に、または数
回に分け、経口的に、錠剤、顆粒剤、散剤、懸濁剤、カ
プセル剤等として、また非経口的に、例えば原剤、注射
剤、輸液用等張渡として投与できる。
式(rV)の化合物を含む医薬品の一般的製法としては
、例えば、 a)式(IV)の化合物を、綿実油、トウモロコシ油、
ラッカセイ油、オリーブ油等から得らばれる油の任Q量
に溶解させて非水性注射剤とする方法、 b)式(IV)の化合物に、水を加え、適当な界面活性
剤の存在下に乳濁液として水性注射剤とする方法、 C)式(rV)の化合物に、吸着剤として結晶性セルロ
ース及び軽質無水ケイ酸を加え、更に賦形剤としてトウ
モロコシデンプン等を加え、最終的にステアリン酸マグ
ネシウムを加えて錠剤とする方法 などを挙げることができる。
なお、式(IV)の化合物を含む医薬品の製剤法は、上
記の方法に限定されるものではなく、その他各種の方法
が制限なく利用できる。
また、製剤中の式(IV)の化合物の配合量は、例えば
、1回あたりの投与量が先に挙げた量となるように適宜
選択すれば良い。
[実施例] 実施例I N−(2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェ
ニル)プロピオンアミド[式(II)の化合物コの製造 4−ニトロフェニルプロピオン酸60gを、クロロホル
ム360mJ2に懸濁し、これにジメチルホルムアミド
2.25gを加えた。
反応混合物を60℃に加温し、その状態で、これに更に
塩化チオニル33.5 mJ2のクロロホルム溶液16
.5 mflに溶解して得た溶液を1時間かけて滴下し
た。滴下終了後、徐々に昇温し、反応液の内温を65℃
にして、更に1時間加熱還流した。この加熱還流の後、
溶媒を減圧留去し、4−ニトロフェニルプロピオン酸の
黄赤色油状物を得た。
この油状物を、クロロホルム150+nJ2に溶解させ
、滴下液Aを得た。
これとは別に、エタノールアミン28.2g 、炭酸カ
リウム42.5gを水450mj2に溶解し、5℃に冷
却した。ここへ、先に調製した滴下液Aを1時間かけて
滴下した。
滴下終了後、反応液を3℃に冷却し、1時間攪拌した後
、析出した結晶を濾取し、これを冷水200mft%冷
クロロホルム200mj2の順で洗浄した後、減圧乾燥
し、N−(2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロ
フェニル)プロピオンアミドの淡黄色粗結晶64.79
gを得た。
次に、この淡黄色粗結晶(64,79g)を、酢酸エチ
ル980mILに加熱還流し、溶解させた。
得られた溶液に、活性炭6.5gを加え、40分間加熱
還流後、セライトを用い熱時活性炭除去を行ない、濾液
を回収した。
除去された活性炭は、フィルター上で熱酢酸エチル20
0mILで洗浄し、得られた濾液を先に回収した濾液と
合せ、これから減圧下で溶媒を300nl!程度留去し
た。
次に、残溶液を加熱還流し、残溶液中に一部析出した結
晶を溶解させた後、これを攪拌下氷冷することにより生
成した針状結晶を濾取し、減圧乾燥し、N−(2−ヒド
ロキシエチル)−3−(4ニトロフエニル)プロピオン
アミド56.14gを得た。
得られたN−(2−ヒドロキシエチル)−3=(4−ニ
トロフェニル)プロピオンアミドの分析結果; 融点=122〜125℃ NMR(DMSO) 、δppm: 2.37(t、I
H) 、 2.54(t、3H) 。
3.10(t、2H) 、 3.40(q、2N) 、
 3.68(q、2H) 。
5.90(brs、IH)、 7.38(d、2N)、
’ 8.14(d、21()。
実施例2 N−(2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェ
ニル)プロピルアミンの製造 水素化ホウ素ナトリウム31.8gをテトラヒドロフラ
ン500mfiに懸濁し、得られた懸濁液に、水冷下、
実施例1で得たN−(2−ヒドロキシエチル) −3−
(4−ニトロフェニル)プロピオンアミドの50gを加
えた。
得られた混合物に、更に、酢酸(50,5g)のテトラ
ヒドロフラン溶液(500111)を水冷下40分かけ
て滴下した後、得られた反応液を加熱し、40℃として
1時間攪拌後、更に1時間加熱還流した。
加熱還流終了後、反応液を氷冷し、これに水15mft
を約10分かけて滴下した後、更に水]15mJZを約
10分かけて滴下した。
滴下終了後、反応液を更に水370m1で希釈し、得ら
れた希釈液のpHを4N塩酸の約75 mJ2を加える
ことによって5に調整した。
次に、このpH’A整後の希釈液から減圧下でテトラヒ
ドロフランを留去し、残溶液に4N塩酸425muを加
え、60℃で1時間加熱攪拌した後、反応液を室温に冷
却してから、クロロホルム500n+JZで2回洗浄し
た。
洗浄された反応液を氷冷し、これに1696水酸化ナト
リウム水溶液約600mILを加え、そのp++を約1
1に調整した。
このpH調整を行なった溶液に、食塩126gおよびク
ロロホルム500m1を加え、激しく攪拌した後、不溶
物を濾去してから、クロロホルム層を分取した。濾去し
た不溶物は、クロロホルム250mLLで洗浄し、得ら
れた洗浄液と先に分取したクロロホルム層とを合せ、こ
れを更に、水300m1で洗浄した。
この水洗したクロロホルム溶液を減圧濃縮し、粗N−(
2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)
プロピルアミン44.2gを得た。
この粗生成物の全ffi (44−2g )をトルエン
880mfi L60℃で溶解後、得られた溶液ニ4.
42g (7)活性炭を加え、同温で1時間攪拌した。
溶液から活性炭を濾去し、得られた濾液を攪拌し、放冷
して、析出晶を濾取した。濾取した結晶は、冷トルエン
44 mflで2回程度洗浄し、減圧乾燥し、N−(2
−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)プ
ロピルアミン38.6gを得た。
得られたN−(2−ヒドロキシエチル)−3(4−ニト
ロフェニル)プロピルアミンの分析結果: 融点: 82.5〜84.3℃ NMR(DMSO) 、δppm: 1.84(q、2
H)、 2.67(t、2H)。
2.77(m、4H)、 3.62(t、2N)、 7
.40(cl、2H)。
8.13 (d、28) 。
参考例 B 1,3−ジメチル−6−(2−メタンスルホニルオ
キシエチルアミノ)−2,4(IH,3H)−ピリミジ
ンジオンの製造 6−クロロ−1,3−ジメチル−2,4(IH,3H)
−ピリミジンジオン52.4gをピリジン280m (
lに溶解し、トリエチルアミン45.5gとアミンエタ
ノール21.:Igを加え、90℃で4時間加熱攪拌し
た。
反応液を、氷冷し、内温を0〜4℃に保った状態で、こ
れにメタンスルホニルクロリド55.8gを滴下し、同
温で3時間攪拌し、これにメタノール1.2 Ilを加
え更に2時間攪拌した。攪拌終了後、反応液中に析出し
た結晶を濾取し、更にメタノール3.52で再結晶する
こにより、1,3−ジメチル−6−(2−メタンスルホ
ニルオキシエチルアミノ)−2,4(IH,3H)−ピ
リミジンジオンの結晶700gを得た。
得られたこの結晶の分析結果; 融点:169〜170℃ 2)1.3−ジメチル−6−(2−[N−(2−ヒドロ
キシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)プロピルア
ミノコニチルアミノ)−2,4(IH,3H)−ピリミ
ジンジオン(化合物1)の製造 前記1)項で得た1、3−ジメチル−6−(2−メタン
スルホニルオキシエチルアミノ)−2゜4 (IH,3
H)−ピリミジンジオンの20.2gと炭酸カリウム]
、5.1gをアセトニトリル300mff1に懸濁し、
4時間加熱還流した後、反応液から不溶物を濾取し、濾
液を減圧濃縮し、全量が約60mkとなったところでこ
の溶液に、実施例2で得たN−(2−ヒドロキシエチル
)−3−(4−ニトロフェニル)プロピルアミン18g
とDMF36mJ2、p−トルエンスルホン酸0.69
gを加え、得られた混合物から減圧丁でアセトニトリル
を留去し、残渣を80℃で2時間加熱攪拌した。
次に、反応液を室温に戻し、これに0.IN塩酸900
+mQを加え、不溶物を溶解させた後、これに0.5M
炭酸カリウム水溶液を加えてアルカリ性とし、室温で3
時間攪拌した。その際析出した結晶を濾取して乾燥させ
、エタノールより再結晶させることにより、1.3−ジ
メチル−6−(2−[N−(2−ヒドロキシエチル)−
3−(4−ニトロフェニル)プロピルアミノコニチルア
ミノ)2.4 (IH,3H)−ピリミジンジオン(化
合物1)の結晶26.6gを得た。
得られたこの化合物1の分析結果; 融点:125〜126℃ 3)1.3−ジメチル−6−(2−[N−(2−アセト
キシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)プロピルア
ミノコニチルアミノ)−2,4(IH,3H)−ピリミ
ジンジオンのシュウ酸塩(化合物2)の製造 上記2)項で得た化合物1の1.6gと無水酢酸0.8
gを、ピリジン5 mJ2に溶解し、室温で24時間攪
拌した後、更に60℃で1時間攪拌した。
得られた反応液を水に注ぎ、クロロホルムにより抽出し
、抽出液を水洗後、濃縮し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマト精製(クロロホルム/メタノール=25
71〜10/1、容量比)し、1.3−ジメチル−6−
(2−(N−(2−アセトキシエチル)−3−(4−ニ
トロフェニル)プロピルアミノコニチルアミノ)−2,
4(IH,3H)−ピリミジンジオンの結晶1.65g
を得た。
得られたこのピリミジンジオン誘導体の分析結果; 融点: 90.5〜92.0℃ NMR(CDCl2) 、δppm: 1.85(m、
2H)、 2.15(s、3H)。
2.5〜33−3(、l0H)、 3.26(s、3H
)。
3.37(s、3H)、 4.3(t、2H)、 4.
78(s、IH)。
7.2〜8.2 (m、4H) 。
次に、このとりミシンジオン誘導体の1.5gをシュウ
酸/メタノール溶液で常法に従って処理し、1.3−ジ
メチル−6−(2−[N−(2−アセトキシエチル)−
3−(4−ニトロフェニル)プロピルアミノコニチルア
ミノ)−2,4(IH,3H)−ピリミジンジオン シ
ュウ酸塩(化合物2)の結晶1.6gを得た。
得られたこの化合物2の分析結果; 元素分析値 にH829N50a・(COOH) 2・
ト120として;計算値(和:C49,73,H5,9
9,N 12.61分析値(%):C50,22,II
 5.75. N 12.984)1.3−ジメチル−
6−(2−[N−(2−ヒドロキシエチル)−3−(4
−ニトロフェニル)プロピルアミノコニチルアミノ)−
2,4(IH,3H)−ピリミジンジオン・塩酸塩(化
合物3)の製造 上記2)項で得た化合物1の2.6gをメタノール26
m1に加熱溶解し、内温40℃に保ち13%MCI/(
:830H(重量比)2.7mlを滴下した。氷冷し一
夜放置後、析出晶を濾取し、得られた結晶を真空乾燥す
ることにより、1.3−ジメチル−6−(2−[N−(
2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)
プロピルアミノコエチルアミノ)−2,4(IH,3H
)−ピリミジンジオン・塩酸塩(化合物3)2.5gを
得た。得られた化合物3の分析結果: mp、 172〜174℃ TR(にBr)  vrnax (cm−’)3230
.1640.]605.l540.1340.+240
.5)上記2)項で得た化合物1を有効成分とする錠剤
の製造: 上記2)項で得た化合物1の1g、乳糖123gおよび
トウモロコシデンプン20gをよく混合し、これをヒド
ロキシプロピルセルロース5gを水100n+1に溶解
した液で混合造粒し、50℃で4時間乾燥した。これに
ステアリン酸マグネシウム1gを加えてよく混合し、打
錠機を用い1錠あたり150mgの重量で打錠し錠剤を
得た。
6)上記3)項で得た化合物2を有効成分とする錠剤の
製造: 上記3)項で得た化合物2の1g、乳糖123gおよび
トウモロコシデンプン20gをよく混合し、これをヒド
ロキシプロピルセルロース5gを水IQOaallに溶
解した液で混合造粒し、50℃で4時間乾燥した。これ
にステアリン酸マグネシウム1gを加えてよく混合し、
打錠機を用い1錠あたり150mgの重量で打錠し錠剤
を得た。
7)薬理学的試験例 7−1)心筋活動電位持続時間(APDys)に対する
作用 雑種成人をペンドパルビタール30mg/kg静脈内投
与して麻酔後、心臓を摘出しタイロード液中で右室自由
壁を切り出した。
切り出した右室自由壁は37℃の恒温槽内に固定し、栄
養液(20m、A、タイロード液)を潅流させた。
この状態で、上記3)項及び4)項で得られた化合物2
.3及び対照薬としてのd−ソタロールの投与前と投与
後における心筋活動電位持続時間(APDys)を求め
、得られた結果から以下の式に従って、APD、5(%
)を算出し、表1に示した。
APD?!、 (%)= なお、APD75は、右室自由壁に1ヘルツのフィール
ド刺激を行い、活動電位の変化をそのプルキンエ繊維に
刺入したガラス微小電極(10〜20MΩ)から増幅器
を介してオシロブラウン管上に描記し、コンピュータを
用いて波形解析を行い、活動電位発生時から75%再分
極時までの時間を心筋活動電位持続時間として算定した
表1に示した各化合物は、それぞれ個々に、潅流栄養液
(20mJZJ中に加えられ、20分間のインキュベー
ション後の心筋活動電位持続時間の変化から投与後のA
PD、5が算出された。
なお本試験は、佐原らの方法[H,5ato、に。
Hashimoto、 Arzneimittel F
orschung、 34 (1)。
3a、 376〜380 (1984)] に準じて行
なった。
7−2)心室筋不応期に対する作用 上記7−1)項で用いた各化合物をそれぞれ個々に静脈
内または十二指腸内に投与した場合の投与mlと投与後
の不応期を、以下の方法に従って求め、得られた値から
下記式に従ってERP(%:不応期延長率)を算出した
雑種成人をベンドパルビタール30+ng/kg静脈内
投与して麻酔後、右側開胸右心室に極間3mmの銀−塩
化銀電極を縫い付け、400m5ecの刺激間隔、4 
m5ecの持続時間、閾値の2倍の電流で電気刺激を行
う。その後、洞動脈よりアルコールを少量動性してペー
スメーカー活性を消滅させ、心室ベーシング下に心室不
応期(ERP)を測定した。
即ち、400m5ecの刺激間隔の刺激10回を1トレ
インとし、トレインとトレインの間隔は通常400m5
ecとしておくが、不応期測定時にはその間隔を10m
5ecずつ短縮して行き、トレインの最初の刺激の反応
が消滅した時のトレインの間隔を不応期とした。
なお、これらの電気刺激には心臓刺激装置(ダイヤメジ
イカル社製DHM−221i−3)を用い、プログラム
刺激により行った。
得られた結果を表1に示す。
8)毒性試験 上記3)項及び4)項で得られた化合物2.3を、それ
ぞれ個々にマウス(ddY系、雄)に投与した。投与は
、各化合物につき300tng/kg経口投与(ρ、O
0)によって行なった。
投与24時間後におけるマウスの死亡率(検体数ニー群
2〜4)を求め、その結果を表2に示す。
表2 毒性試験結果 [発明の効果コ 本発明によれば、抗不整脈剤の有効成分として有用なピ
リミジンジオン誘導体の製造に好適に用い得る製造中間
体及びこれら中間体の製造方法を提供することができる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式( I )で示されることを特徴とするN−(
    2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)
    プロピルアミン。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 2、下記式(II)で示されることを特徴とするN−(2
    −ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)プ
    ロピオンアミド。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 3、請求項2に記載のN−(2−ヒドロキシエチル)−
    3−(4−ニトロフェニル)プロピオンアミドを還元す
    る過程を含むことを特徴とする請求項1に記載のN−(
    2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)
    プロピルアミンの製造方法。 4、4−ニトロフェニルプロピオン酸とエタノールアミ
    ンを縮合する過程を含むことを特徴とする請求項2に記
    載のN−(2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロ
    フェニル)プロピオンアミドの製造方法。
JP11270990A 1990-04-27 1990-04-27 N―(2―ヒドロキシエチル)―3―(4―ニトロフェニル)プロピルアミン及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2597731B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008205041A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Toshiba Corp 電子機器および熱伝導部材

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