JPH03114575A - メタリック調表面を備えた装粧材 - Google Patents
メタリック調表面を備えた装粧材Info
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- JPH03114575A JPH03114575A JP25275989A JP25275989A JPH03114575A JP H03114575 A JPH03114575 A JP H03114575A JP 25275989 A JP25275989 A JP 25275989A JP 25275989 A JP25275989 A JP 25275989A JP H03114575 A JPH03114575 A JP H03114575A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
(産業上の利用分野)
本発明は、表面が鏡面状に平滑でメタリック調にキラキ
ラ輝き、且つそれでいて硬質である、化粧合板などの新
規な装粧材に関するものである。
ラ輝き、且つそれでいて硬質である、化粧合板などの新
規な装粧材に関するものである。
(従来の技術)
第5図は、化粧合板1を肉厚方向に拡大して示す一部切
欠斜視図である。該化粧合板1は、ベニヤ合板を基礎材
2として、その表面に表面シート材3を貼着し、更に、
該表面シート材3の表面に樹脂被覆N4を薄く形成させ
たものであった。なお、上記表面シート材3としては、
印刷紙をはじめとして、布、化粧板、単板などが用いら
れていた。
欠斜視図である。該化粧合板1は、ベニヤ合板を基礎材
2として、その表面に表面シート材3を貼着し、更に、
該表面シート材3の表面に樹脂被覆N4を薄く形成させ
たものであった。なお、上記表面シート材3としては、
印刷紙をはじめとして、布、化粧板、単板などが用いら
れていた。
(発明が解決しようとする課題)
基礎材2の素材となるベニヤ合板は、その表面の地肌が
、繊維目に沿った粗雑な凹凸面となっていることは周知
である。ところが、該基礎材2の表面へ形成させる表面
シート材3や樹脂被覆層4は、双方の肉厚を合わせたと
ころで1龍にも満たないものであった。そのため、従来
の化粧合板1では、ベニヤ合板による繊維目が、樹脂被
覆層4の表面にまで写って細かな波箔状の凹凸を形成す
るよ・)になり、光沢が全体としてぼやけた感じを放つ
ようになっていた。なお、従来、前記表面シート材3に
対して樹脂液ri、層4を形成させる前に、そのシート
表面を塗料によって色付けすることがあった。このよう
な色付けには、多くの場合、金色系や銀色系の塗料が用
いられており、これを見る者に対して、化粧合板1がさ
も、金属材であるかの如く錯覚するのを狙ったものであ
った。しかし、上記した如く、塗料の塗布面は勿論、そ
の最も表面側に形成される樹脂被覆層4にも、基礎材2
(ベニヤ合板)の繊維目による細かな凹凸が多数化じ
ていたので、実際のところ、これを見る者は、金属材と
は程遠い感じを受けていた。一方、従来の化粧合板1に
おいて、樹脂被S層4の表面に対して鉛筆を用いた硬さ
試験を行った場合は、その繊維目に平行した凹部の方向
(矢符X方向)ではH〜3H程度の芯硬度に匹敵する表
面硬度を有していたものの、これと直交して凸部を遮る
方向(矢符Y方向)ではIIB−B程度の柔らかい鉛筆
によっても、簡単に傷が付いてしまうことが分かってい
た。
、繊維目に沿った粗雑な凹凸面となっていることは周知
である。ところが、該基礎材2の表面へ形成させる表面
シート材3や樹脂被覆層4は、双方の肉厚を合わせたと
ころで1龍にも満たないものであった。そのため、従来
の化粧合板1では、ベニヤ合板による繊維目が、樹脂被
覆層4の表面にまで写って細かな波箔状の凹凸を形成す
るよ・)になり、光沢が全体としてぼやけた感じを放つ
ようになっていた。なお、従来、前記表面シート材3に
対して樹脂液ri、層4を形成させる前に、そのシート
表面を塗料によって色付けすることがあった。このよう
な色付けには、多くの場合、金色系や銀色系の塗料が用
いられており、これを見る者に対して、化粧合板1がさ
も、金属材であるかの如く錯覚するのを狙ったものであ
った。しかし、上記した如く、塗料の塗布面は勿論、そ
の最も表面側に形成される樹脂被覆層4にも、基礎材2
(ベニヤ合板)の繊維目による細かな凹凸が多数化じ
ていたので、実際のところ、これを見る者は、金属材と
は程遠い感じを受けていた。一方、従来の化粧合板1に
おいて、樹脂被S層4の表面に対して鉛筆を用いた硬さ
試験を行った場合は、その繊維目に平行した凹部の方向
(矢符X方向)ではH〜3H程度の芯硬度に匹敵する表
面硬度を有していたものの、これと直交して凸部を遮る
方向(矢符Y方向)ではIIB−B程度の柔らかい鉛筆
によっても、簡単に傷が付いてしまうことが分かってい
た。
ところで、本発明者は、樹脂被覆層4を形成させるため
の素材樹脂に、不飽和ポリエステル樹脂とアクリル樹脂
とを共重合させて成る硬質樹脂を適用させる技術開発に
携わったことがある。その結果、兄事、樹脂被覆層4の
表面硬度を高めるごとに成功したので、その製造方法な
どを共同開発者と共に特許出願した(特願昭63−19
7376号)。
の素材樹脂に、不飽和ポリエステル樹脂とアクリル樹脂
とを共重合させて成る硬質樹脂を適用させる技術開発に
携わったことがある。その結果、兄事、樹脂被覆層4の
表面硬度を高めるごとに成功したので、その製造方法な
どを共同開発者と共に特許出願した(特願昭63−19
7376号)。
この方法によれば、樹脂被覆層4の表面硬度は、その表
面全域にわたって311を遥かに超える芯硬度にまで高
められた。また、樹脂被ri層4の層厚みを分厚くする
ことができたため、当該樹脂被覆層4の表面をかなり平
滑にするようにもできるものであった。しかし、化粧合
板1の製造過程において、前記表面シート材3を基礎材
2の表面へ貼着する接着剤は、その養生期間中に一部が
基礎材2の中へ)ξ遇するようになって、肉厚方向での
収縮硬化(当業界ではこれを「寝やせ」と言うこともあ
る)を起こすため、表面シート材3自体の表面を鏡面状
にまで平滑化することは不可能であった。
面全域にわたって311を遥かに超える芯硬度にまで高
められた。また、樹脂被ri層4の層厚みを分厚くする
ことができたため、当該樹脂被覆層4の表面をかなり平
滑にするようにもできるものであった。しかし、化粧合
板1の製造過程において、前記表面シート材3を基礎材
2の表面へ貼着する接着剤は、その養生期間中に一部が
基礎材2の中へ)ξ遇するようになって、肉厚方向での
収縮硬化(当業界ではこれを「寝やせ」と言うこともあ
る)を起こすため、表面シート材3自体の表面を鏡面状
にまで平滑化することは不可能であった。
従って、この方法を実施するうえで、その表面シート材
3に塗料を塗布した場合であっても、それによって得ら
れる化粧合板1を金属材の如く見せ掛けることは未だで
きなかった。のみならず、前記樹脂被覆層4の形成素材
となる硬質樹脂は、その硬化時に行う脱泡処理に手間が
かかると共に、材料費が非常に高価であったため、製品
全体としての製造コストも高騰化するといった新たな問
題点が生じていた。
3に塗料を塗布した場合であっても、それによって得ら
れる化粧合板1を金属材の如く見せ掛けることは未だで
きなかった。のみならず、前記樹脂被覆層4の形成素材
となる硬質樹脂は、その硬化時に行う脱泡処理に手間が
かかると共に、材料費が非常に高価であったため、製品
全体としての製造コストも高騰化するといった新たな問
題点が生じていた。
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、表面シート材に塗料を塗布した場合に、その全体と
しての光沢を金属材の如く見せiJ)けることができ、
しかもその表面硬度において満足でき、更に製造が容易
で製造コストも高騰化することがない、メタリック調表
面を備えた新規な装粧材(以下、本件装粧材という)を
提供することを目的とする。
て、表面シート材に塗料を塗布した場合に、その全体と
しての光沢を金属材の如く見せiJ)けることができ、
しかもその表面硬度において満足でき、更に製造が容易
で製造コストも高騰化することがない、メタリック調表
面を備えた新規な装粧材(以下、本件装粧材という)を
提供することを目的とする。
「発明の構成」
(課題を解決するための手段)
本件装粧材の要旨とするところは、ベニヤ合板などの基
礎材と、該基礎材の表面側に接着剤層などを介して形成
される紙などの表面シート材と、該表面シート材の表面
に形成される塗料層とを備えて成り、前記接着剤層を形
成する接着剤には50μm以下の粒径を有した金属質系
又は無機質系の粉末が接着剤に対する10−t%以下の
範囲で混入されていると共に、前記塗料層の少なくとも
表面寄り層中には金属、真珠、貝殻、ガラスなどより成
る光反射粉が混入されている点にある。
礎材と、該基礎材の表面側に接着剤層などを介して形成
される紙などの表面シート材と、該表面シート材の表面
に形成される塗料層とを備えて成り、前記接着剤層を形
成する接着剤には50μm以下の粒径を有した金属質系
又は無機質系の粉末が接着剤に対する10−t%以下の
範囲で混入されていると共に、前記塗料層の少なくとも
表面寄り層中には金属、真珠、貝殻、ガラスなどより成
る光反射粉が混入されている点にある。
(作 用)
接着剤層中に混入された金属質系又は無機質系の粉末は
、接着剤層を形成するための接着剤と協同して基礎材(
例えばベニヤ合板など)の粗雑な表面をフラットにする
が、該粉末は、基礎材中に;ξ透したり収縮したりする
ことはない。そのため、前記接着剤層上に形成される表
面シート材の表面は、鏡面状にまで平滑化される。また
、該表面シート材の表面に形成された塗料層は、該表面
シート材と同様に平滑化されるので、塗料層中の少なく
とも表面寄りLQ ?J%人された光反射粉がキラキラ
輝くと、それが金属材による光沢と同様に見えて、極め
て審美的である。すなわち、本件装粧材は、これを見る
者をして金属材であるとの思いを信じて疑わせないもの
である。一方、前記表面シート材は、前記接着剤層中に
混入された粉末によって補強されることとなるので、本
件装粧付全体としての表面硬度も、その表面全域にわた
って満足し得るものが得られる。
、接着剤層を形成するための接着剤と協同して基礎材(
例えばベニヤ合板など)の粗雑な表面をフラットにする
が、該粉末は、基礎材中に;ξ透したり収縮したりする
ことはない。そのため、前記接着剤層上に形成される表
面シート材の表面は、鏡面状にまで平滑化される。また
、該表面シート材の表面に形成された塗料層は、該表面
シート材と同様に平滑化されるので、塗料層中の少なく
とも表面寄りLQ ?J%人された光反射粉がキラキラ
輝くと、それが金属材による光沢と同様に見えて、極め
て審美的である。すなわち、本件装粧材は、これを見る
者をして金属材であるとの思いを信じて疑わせないもの
である。一方、前記表面シート材は、前記接着剤層中に
混入された粉末によって補強されることとなるので、本
件装粧付全体としての表面硬度も、その表面全域にわた
って満足し得るものが得られる。
(実施例)
以下、本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次のとおりである。
すると次のとおりである。
第1図は、本件装粧材をその肉厚方向に拡大して示す部
分正面断面図である。本件装粧材の断面構造は、基礎材
2に対して、接着剤層51表面シート材3.塗料層16
.樹脂被覆層4が設けられて成る。そして、本件装粧材
において、従来の化粧合板1 (第5図参照)と最も異
なるところは、接着剤層5中に、金属質系又は無機質系
の粉末6が混入されている点にある。該粉末6は、その
一部が基礎材2への塗布によって繊維目の凹部に沈潜し
これを平坦化すると共に、接着剤層5を形成するための
接着剤に対して、その硬化養生時における流動性を鈍化
させて硬化に伴う肉厚の収縮(寝やせ)を抑えるように
作用する。そのため、この粉末入り接着剤を基礎材2の
表面へ塗布した場合、該表面に表れている繊維目の凹部
と凸部との間では、接着剤の相互間移動が阻止されるよ
うになる。
分正面断面図である。本件装粧材の断面構造は、基礎材
2に対して、接着剤層51表面シート材3.塗料層16
.樹脂被覆層4が設けられて成る。そして、本件装粧材
において、従来の化粧合板1 (第5図参照)と最も異
なるところは、接着剤層5中に、金属質系又は無機質系
の粉末6が混入されている点にある。該粉末6は、その
一部が基礎材2への塗布によって繊維目の凹部に沈潜し
これを平坦化すると共に、接着剤層5を形成するための
接着剤に対して、その硬化養生時における流動性を鈍化
させて硬化に伴う肉厚の収縮(寝やせ)を抑えるように
作用する。そのため、この粉末入り接着剤を基礎材2の
表面へ塗布した場合、該表面に表れている繊維目の凹部
と凸部との間では、接着剤の相互間移動が阻止されるよ
うになる。
すなわち、これら凹部と凸部との間に形成され得る接着
剤の厚み差を一旦均らすようにすると、その状態は保形
されて基礎材2の表面性状がフラットな状態となるので
はないかと考えられる。
剤の厚み差を一旦均らすようにすると、その状態は保形
されて基礎材2の表面性状がフラットな状態となるので
はないかと考えられる。
接着剤層5を形成するための接着剤には、尿素樹脂系、
酢酸ビニル樹脂系、ポリエステル樹脂系又はゴム系など
のものが適している。
酢酸ビニル樹脂系、ポリエステル樹脂系又はゴム系など
のものが適している。
上記接着剤に混入する粉末6としては、それが金泥質系
である場合、ステンレスやアルミなどから製造したもの
であるのがよい。また、粉末6が無機質系である場合は
、雲母やガラスなど、非吸水性乃至低吸水性を有した材
料を粉砕したものであるのがよい。いずれの場合も、粉
末6の粒径は50、un以下である必要があり、これよ
り粗いものでは、却って樹脂被覆層4の表面性状を荒ら
すおそれがある。また、上記接着剤に対する粉末6の混
入割合は、接着剤相当量の10−1%以下に抑える必要
があり、この混入量を超えると、接着剤の接着強度が低
下するばかりでなく、基礎材2などに対する馴染も悪く
なるおそれがある。接着剤へ粉末6を混入させるタイミ
ングは、基礎材2へ接着剤を塗布する作業に先立つよう
にすることは言うまでもない。
である場合、ステンレスやアルミなどから製造したもの
であるのがよい。また、粉末6が無機質系である場合は
、雲母やガラスなど、非吸水性乃至低吸水性を有した材
料を粉砕したものであるのがよい。いずれの場合も、粉
末6の粒径は50、un以下である必要があり、これよ
り粗いものでは、却って樹脂被覆層4の表面性状を荒ら
すおそれがある。また、上記接着剤に対する粉末6の混
入割合は、接着剤相当量の10−1%以下に抑える必要
があり、この混入量を超えると、接着剤の接着強度が低
下するばかりでなく、基礎材2などに対する馴染も悪く
なるおそれがある。接着剤へ粉末6を混入させるタイミ
ングは、基礎材2へ接着剤を塗布する作業に先立つよう
にすることは言うまでもない。
前記表面シート材3の表面に形成される塗料層16には
、従来公知のあらゆる塗料が適用されるものであって、
表面シート材3や樹脂被覆層4に対してな染むものであ
りさえすれば、何等の制限も受けない。勿論、その色彩
も自由に選択できるものであって、金色系や銀色系であ
る必要もない。
、従来公知のあらゆる塗料が適用されるものであって、
表面シート材3や樹脂被覆層4に対してな染むものであ
りさえすれば、何等の制限も受けない。勿論、その色彩
も自由に選択できるものであって、金色系や銀色系であ
る必要もない。
本件装粧材において、この塗料層16には、光反射粉1
7が混入されている。該光反射粉17は、金泥。
7が混入されている。該光反射粉17は、金泥。
真珠、貝殻、ガラスなどを素材として粉体化したもので
あって、文字通り、光を反射する。該光反射粉17の具
体的粒径や塗料に対する具体的混入割合などは、外観上
の所望するところに支配されるので、表面性状などに関
して甚だしく常識的数値を逸脱しない限り、特に制限さ
れるものではない。
あって、文字通り、光を反射する。該光反射粉17の具
体的粒径や塗料に対する具体的混入割合などは、外観上
の所望するところに支配されるので、表面性状などに関
して甚だしく常識的数値を逸脱しない限り、特に制限さ
れるものではない。
ところで、本発明者の経験によれば、塗布前の塗料に光
反射粉17を混入しておいてから、この混合塗料を表面
シート材3へ塗布したのでは、塗料層16の層中で光反
射粉17が沈澱し、該層中の表面寄りでは光反射粉17
の存在が稀薄化する現象を呈していた。このような現象
は、塗料の色彩を透明又は半透明なものとするか、又は
不透明な色彩としても渋い反射光沢を望むような場合は
別として、あまり好ましいものとは言えない。そこで、
キラキラと輝く光沢を望む場合には、表面シート材3に
対してまず、光反射粉17を含まない塗料を塗布し、次
に、この塗料が乾燥する前に、その塗布面上方から光反
射分17を均一に撒布するような手法を採ると、所望す
る外観を得られることが知見された。なお、このような
ことは、塗料の粘度や光反射粉17の粒径及び両者の比
重関係などによって変わるから、−律的に言えるもので
はない。例えば、塗料や光反射粉17の選択しようによ
っては、適宜の分散剤を用いることでも対処できる。
反射粉17を混入しておいてから、この混合塗料を表面
シート材3へ塗布したのでは、塗料層16の層中で光反
射粉17が沈澱し、該層中の表面寄りでは光反射粉17
の存在が稀薄化する現象を呈していた。このような現象
は、塗料の色彩を透明又は半透明なものとするか、又は
不透明な色彩としても渋い反射光沢を望むような場合は
別として、あまり好ましいものとは言えない。そこで、
キラキラと輝く光沢を望む場合には、表面シート材3に
対してまず、光反射粉17を含まない塗料を塗布し、次
に、この塗料が乾燥する前に、その塗布面上方から光反
射分17を均一に撒布するような手法を採ると、所望す
る外観を得られることが知見された。なお、このような
ことは、塗料の粘度や光反射粉17の粒径及び両者の比
重関係などによって変わるから、−律的に言えるもので
はない。例えば、塗料や光反射粉17の選択しようによ
っては、適宜の分散剤を用いることでも対処できる。
なお、基礎材2として用いられるベニヤ合板は、その肉
厚寸法や積層枚数などが限定されるものではない。また
、ベニヤ合板以外の素材であっても、例えば、木質ボー
ド、不燃ボード、フラッシュ材はもとより、合成樹脂、
金属、織布、不織布1紙。
厚寸法や積層枚数などが限定されるものではない。また
、ベニヤ合板以外の素材であっても、例えば、木質ボー
ド、不燃ボード、フラッシュ材はもとより、合成樹脂、
金属、織布、不織布1紙。
無垢木材などに置換可能なものである。また、表面シー
ト材3には、前述した如く、印刷紙(パターン紙や着色
紙など)又は無地紙をはじめとして、布、化粧板、単板
などが用いられる。更に、樹脂被ri屓4には、ポリエ
ステル系樹脂(代表的なものとしては、三井東圧化学株
式会社製の商品名:X8529 ME901がある)な
どを用いることができる。
ト材3には、前述した如く、印刷紙(パターン紙や着色
紙など)又は無地紙をはじめとして、布、化粧板、単板
などが用いられる。更に、樹脂被ri屓4には、ポリエ
ステル系樹脂(代表的なものとしては、三井東圧化学株
式会社製の商品名:X8529 ME901がある)な
どを用いることができる。
本発明者は、本件装粧材において、その樹脂液254の
表面粗さを測定するため、接着剤に対する粉末6の混入
量及び粉末6の粒径が異なるA〜Dの四つの供試品を製
造l1lI!備した。各供試品A〜Dは、基礎材2にヘ
ニャ合板を用い、接着剤層5を形成させるための接着剤
に尿素樹脂系のものを用い、粉末6にステンレスより製
造されたものを用い、表面シート材3に無地紙を用い、
塗料層16を形成させるための塗料にアクリル樹脂系の
ものを用い、光反射粉17にアルミニウム合金より製造
されたものを用い、樹脂被覆層4に上記X8529 M
E901を用いた。また、基礎材2の板厚は2.5龍、
接着剤層50層厚は30cm四方当たり7〜8g、表面
シート材3の厚みは60〜80g/m、塗料層16の層
厚は30cm四方当たり7〜10g、光反射粉17の粒
径は10〜30μ讃、樹脂被覆層4の層厚は0.11■
であった。そして、各供試品A−Dにおける粉末6に関
する諸元は付表の如きものとした。
表面粗さを測定するため、接着剤に対する粉末6の混入
量及び粉末6の粒径が異なるA〜Dの四つの供試品を製
造l1lI!備した。各供試品A〜Dは、基礎材2にヘ
ニャ合板を用い、接着剤層5を形成させるための接着剤
に尿素樹脂系のものを用い、粉末6にステンレスより製
造されたものを用い、表面シート材3に無地紙を用い、
塗料層16を形成させるための塗料にアクリル樹脂系の
ものを用い、光反射粉17にアルミニウム合金より製造
されたものを用い、樹脂被覆層4に上記X8529 M
E901を用いた。また、基礎材2の板厚は2.5龍、
接着剤層50層厚は30cm四方当たり7〜8g、表面
シート材3の厚みは60〜80g/m、塗料層16の層
厚は30cm四方当たり7〜10g、光反射粉17の粒
径は10〜30μ讃、樹脂被覆層4の層厚は0.11■
であった。そして、各供試品A−Dにおける粉末6に関
する諸元は付表の如きものとした。
上記諸元表により明らかなように、供試品りは、接着剤
へ粉末を混入していないので、従来の化粧合板1と本質
的に同じものである。従って、この供試品りと他の供試
品A、B、Cとを比較すれば、本件装粧材による効果が
歴然とする筈である。第2図(イ)〜(ハ)は、本件装
粧材(供試品A〜C)における表面側の断面曲線を拡大
して示すものであり、第2図(ニ)は、従来における化
粧合板(供試品D)における表面側の断面曲線を拡大し
て示すものである。それぞれの断面曲線の基準長さく測
定対象とする抽出長さ)は2.51である。
へ粉末を混入していないので、従来の化粧合板1と本質
的に同じものである。従って、この供試品りと他の供試
品A、B、Cとを比較すれば、本件装粧材による効果が
歴然とする筈である。第2図(イ)〜(ハ)は、本件装
粧材(供試品A〜C)における表面側の断面曲線を拡大
して示すものであり、第2図(ニ)は、従来における化
粧合板(供試品D)における表面側の断面曲線を拡大し
て示すものである。それぞれの断面曲線の基準長さく測
定対象とする抽出長さ)は2.51である。
これら各図に基づき、JIS B 0601の規定に沿
って樹脂被rii層4の表面粗さを測定したので、その
結果を以下に示す。なお、第2図番図において、断面曲
線のいずれもが、全体として凹状のカーブを描くように
なっているのは、測定子による面圧によって供試品が撓
んだことを示している。また、測定は、室温20゛Cで
行い、測定殿には、小板研究所製の形状粗さ測定機5E
P−3PKを用いた。その結果、本件装粧材たる供試品
A−Cは、その中心線平均粗さ(Ra )が、いずれも
0.1.c+aであった。
って樹脂被rii層4の表面粗さを測定したので、その
結果を以下に示す。なお、第2図番図において、断面曲
線のいずれもが、全体として凹状のカーブを描くように
なっているのは、測定子による面圧によって供試品が撓
んだことを示している。また、測定は、室温20゛Cで
行い、測定殿には、小板研究所製の形状粗さ測定機5E
P−3PKを用いた。その結果、本件装粧材たる供試品
A−Cは、その中心線平均粗さ(Ra )が、いずれも
0.1.c+aであった。
また、断面曲線の谷底部から山頂部までの最大高さ(R
max)は、供試品Aが0 、9 am、Bが1 、5
am、Cが1.0μmであった。これに対して、従来
の化粧合板たる供試品りは、中心線平均粗さ(Ra )
が0.5μ脂もあり、また最大高さ(Rmax)では実
に2.6t1mにも達していた。これらの表面粗さにつ
いてもっと分かり易く言えば、本件装粧材たる供試品A
−Cでは、樹脂被rii層4の表面に顔を映しだした場
合に、髪の毛の1本1本までもがはっきり数えられるよ
うな表面性状を指すことになる。−方、従来のものであ
る供試品りでは、基礎材2の地肌によって表面性状がぼ
やかされた状態となっており、そこに映る顔などがぼん
やりと認められる程度で、髪の毛までは到底見えないこ
とを指すものである。
max)は、供試品Aが0 、9 am、Bが1 、5
am、Cが1.0μmであった。これに対して、従来
の化粧合板たる供試品りは、中心線平均粗さ(Ra )
が0.5μ脂もあり、また最大高さ(Rmax)では実
に2.6t1mにも達していた。これらの表面粗さにつ
いてもっと分かり易く言えば、本件装粧材たる供試品A
−Cでは、樹脂被rii層4の表面に顔を映しだした場
合に、髪の毛の1本1本までもがはっきり数えられるよ
うな表面性状を指すことになる。−方、従来のものであ
る供試品りでは、基礎材2の地肌によって表面性状がぼ
やかされた状態となっており、そこに映る顔などがぼん
やりと認められる程度で、髪の毛までは到底見えないこ
とを指すものである。
一方、本件装粧材において、その表面硬度をも測定した
ので、その測定結果を以下に示す。なお、一般に、装粧
材の表面硬度を測定するには、塗装に関して規定された
、いわゆる「塗膜の硬さを調べるための硬さ試験」が行
われてきた。この硬さ試験は、被試験用の塗膜に、6B
〜9+1までの製図用黒鉛筆で順次線を描いてみて、塗
膜に傷が付かずに線が描かれた鉛筆のうち、最も硬い鉛
筆の芯硬度をもって、その塗膜の硬さとするものであっ
た。
ので、その測定結果を以下に示す。なお、一般に、装粧
材の表面硬度を測定するには、塗装に関して規定された
、いわゆる「塗膜の硬さを調べるための硬さ試験」が行
われてきた。この硬さ試験は、被試験用の塗膜に、6B
〜9+1までの製図用黒鉛筆で順次線を描いてみて、塗
膜に傷が付かずに線が描かれた鉛筆のうち、最も硬い鉛
筆の芯硬度をもって、その塗膜の硬さとするものであっ
た。
前述した従来の化粧合板1 (第5図参照)において、
その表面硬度について挙げた数値も、この試験方法に基
づいて測定されたものである。ところが、この硬さ試験
では、試験者が鉛筆を直接手に持って線引きしていたの
で、筆圧、鉛筆の傾き。
その表面硬度について挙げた数値も、この試験方法に基
づいて測定されたものである。ところが、この硬さ試験
では、試験者が鉛筆を直接手に持って線引きしていたの
で、筆圧、鉛筆の傾き。
線引きの速度などに試験ごとのバラツキや個人差が多分
に含まれることとなり、被試験品相互の比較は、厳密性
を欠いたものであると言わざるを得なかった。そこで、
本発明者は、第3図に示す如き試験機を用いて、装粧材
の表面硬度を正確に測定できるようにした。該試験機は
、ハンドル9の回転操作によってワークベツド10が水
平方向へ移動するようになっており、該ワークベツド1
0の上面に装粧材の供試品7を保持するクランプ8が取
り付けられている。また、該供試品7に対しては、鉛筆
11を水平方向から上方へ45°傾斜させた向きに保持
できるようになっている。そして、該鉛筆11には、受
皿12を介して錘13の荷重を付加できるようになって
いる。今回の試験では、錘13に1.0±0.05kg
のものを用いた。また、供試品7としては、前記表面粗
さ測定に用いた供試品A−Dを順次入れ換えるようにし
、それぞれにつき、ワークベ・ンド10を0.5璽■/
Sの速さで31■移動させた。
に含まれることとなり、被試験品相互の比較は、厳密性
を欠いたものであると言わざるを得なかった。そこで、
本発明者は、第3図に示す如き試験機を用いて、装粧材
の表面硬度を正確に測定できるようにした。該試験機は
、ハンドル9の回転操作によってワークベツド10が水
平方向へ移動するようになっており、該ワークベツド1
0の上面に装粧材の供試品7を保持するクランプ8が取
り付けられている。また、該供試品7に対しては、鉛筆
11を水平方向から上方へ45°傾斜させた向きに保持
できるようになっている。そして、該鉛筆11には、受
皿12を介して錘13の荷重を付加できるようになって
いる。今回の試験では、錘13に1.0±0.05kg
のものを用いた。また、供試品7としては、前記表面粗
さ測定に用いた供試品A−Dを順次入れ換えるようにし
、それぞれにつき、ワークベ・ンド10を0.5璽■/
Sの速さで31■移動させた。
この硬度試験での判定基準°は、目視によって傷や凹み
が認められるか否かにおいた。その結果、本件装粧材た
る供試品A−Cにおいては、いずれも、4+1の鉛筆の
ときに傷が認められたので、その表面硬度は311であ
るとすることができる。これに対して、従来のものであ
る供試品りでは、JIBの鉛筆のときに既に傷が付いて
しまい、その表面硬度はBでしかなかった。なお、前述
したとおり、この硬度試験によって得られたデータは、
従来の硬さ試験によるデータに比して、相対的に見掛け
の値が劣っているが、これは、今回の硬度試験において
鉛筆11に1 kgもの荷重をかけている(一般に、鉛
筆を手に持って線引きするときの筆圧は、100〜20
0g前後である)ことに起因するものである。
が認められるか否かにおいた。その結果、本件装粧材た
る供試品A−Cにおいては、いずれも、4+1の鉛筆の
ときに傷が認められたので、その表面硬度は311であ
るとすることができる。これに対して、従来のものであ
る供試品りでは、JIBの鉛筆のときに既に傷が付いて
しまい、その表面硬度はBでしかなかった。なお、前述
したとおり、この硬度試験によって得られたデータは、
従来の硬さ試験によるデータに比して、相対的に見掛け
の値が劣っているが、これは、今回の硬度試験において
鉛筆11に1 kgもの荷重をかけている(一般に、鉛
筆を手に持って線引きするときの筆圧は、100〜20
0g前後である)ことに起因するものである。
なお、付言事項ではあるが、前記接着剤層5中に混入さ
れる金属質系又は無機質系の粉末は、作用的に見ると、
木工作業で通常用いられる砥の粉による目止め作用と類
似するかの如き錯覚を覚える。しかし、本発明者の実験
によれば、接着剤中へ砥の粉を混入させても、期待通り
の成果は得られなかった。これは、砥の粉には、接着剤
の流動性を鈍化させるような作用がなく、また、砥の粉
は、流動状の接着剤中で液分を吸収して膨潤し、その養
生期間中に基礎材2中へ1ぢ透するものがあると共に、
−旦膨潤したものが収縮するからではないかと推察され
る。
れる金属質系又は無機質系の粉末は、作用的に見ると、
木工作業で通常用いられる砥の粉による目止め作用と類
似するかの如き錯覚を覚える。しかし、本発明者の実験
によれば、接着剤中へ砥の粉を混入させても、期待通り
の成果は得られなかった。これは、砥の粉には、接着剤
の流動性を鈍化させるような作用がなく、また、砥の粉
は、流動状の接着剤中で液分を吸収して膨潤し、その養
生期間中に基礎材2中へ1ぢ透するものがあると共に、
−旦膨潤したものが収縮するからではないかと推察され
る。
(別態様の検討)
第4図に示す如く、表面シート材3と接着剤層5との間
や、表面シート材3と塗料層16との間に、紙、織布、
不織布などより成る緩衝層14を介設させることができ
る。この場合、表面シート材3に対して緩衝層14を固
定する接着剤15へも、金泥質系又は無機質系の粉末6
を混入すれば、樹脂被覆層4の表面硬度を411以上の
硬さに形成させることができる。また、基礎材1の表面
における粗雑度合が大きい場合や、天然模様、シミ、汚
れ、傷などを隠したい場合などには、前記緩1h層14
を2重3重に増加させてもよい。更に、樹脂被覆層4を
形成するための樹脂材中にも粉末を混入させておくこと
ができる。この場合、樹脂被覆層4中の粉末は、塗料層
16中の光反射粉17とも協同して、表面シート材3に
生している微小なヨレなどを吸収して平坦化させるので
、当該樹脂被覆層4の表面を鏡面状にするのに一石効果
的なものとなる。ところで、前記樹脂被覆層4は、表面
シート材3などへの塗布に先立って硬化剤を混入してお
くものであるが、この硬化剤の混入時期を塗布の直前と
すると、硬化後における表面硬度が高くなることが知見
されている。すなわち、前記した如き硬度試験で測定し
てみると、供試品A−Cにおいて判定が411に上がり
、また、500gの撃芯を30cmの高さから落下させ
る衝撃試験においても、その表面性状に何等影響は見ら
れなかった。このように、本件装粧材の構成及び形状は
、実施の態様に応じて適宜変更可能である。
や、表面シート材3と塗料層16との間に、紙、織布、
不織布などより成る緩衝層14を介設させることができ
る。この場合、表面シート材3に対して緩衝層14を固
定する接着剤15へも、金泥質系又は無機質系の粉末6
を混入すれば、樹脂被覆層4の表面硬度を411以上の
硬さに形成させることができる。また、基礎材1の表面
における粗雑度合が大きい場合や、天然模様、シミ、汚
れ、傷などを隠したい場合などには、前記緩1h層14
を2重3重に増加させてもよい。更に、樹脂被覆層4を
形成するための樹脂材中にも粉末を混入させておくこと
ができる。この場合、樹脂被覆層4中の粉末は、塗料層
16中の光反射粉17とも協同して、表面シート材3に
生している微小なヨレなどを吸収して平坦化させるので
、当該樹脂被覆層4の表面を鏡面状にするのに一石効果
的なものとなる。ところで、前記樹脂被覆層4は、表面
シート材3などへの塗布に先立って硬化剤を混入してお
くものであるが、この硬化剤の混入時期を塗布の直前と
すると、硬化後における表面硬度が高くなることが知見
されている。すなわち、前記した如き硬度試験で測定し
てみると、供試品A−Cにおいて判定が411に上がり
、また、500gの撃芯を30cmの高さから落下させ
る衝撃試験においても、その表面性状に何等影響は見ら
れなかった。このように、本件装粧材の構成及び形状は
、実施の態様に応じて適宜変更可能である。
「発明の効果」
以上の説明で明らかなように、本発明に係るメタリック
調表面を備えた装粧材によれば、表面シート材上に形成
される塗料層及び樹脂被覆層の表面において極めて平滑
なもの(鏡面に近い状態のもの)が得られるようになっ
たので、塗料層中の光反射粉がキラキラ輝いたときに、
これを見る者をして恰も金属材の如く見せ掛けることが
できるようになった。なお、本件装粧材は、その表面側
から差し込む光に対して、樹脂被覆層による鏡面反射(
正反射)と光反射粉による乱反射(拡散反射)とが輻轢
した神秘的光沢を現出させるようになるので、自然光や
ランプ光に対して立体的且つ審美的な表面を醸し出すよ
うになる。そのため、これを見る者には、その基礎とな
る素材に、粗雑表面を有したベニヤ合板などを用いであ
るなどとは全く悟られずに済む。一方、樹脂被覆層の表
面硬度は、その表面全域において十分満足できるものが
得られるようになったので、本件装粧材は、机やテーブ
ルの天板としても安心して使用できる。
調表面を備えた装粧材によれば、表面シート材上に形成
される塗料層及び樹脂被覆層の表面において極めて平滑
なもの(鏡面に近い状態のもの)が得られるようになっ
たので、塗料層中の光反射粉がキラキラ輝いたときに、
これを見る者をして恰も金属材の如く見せ掛けることが
できるようになった。なお、本件装粧材は、その表面側
から差し込む光に対して、樹脂被覆層による鏡面反射(
正反射)と光反射粉による乱反射(拡散反射)とが輻轢
した神秘的光沢を現出させるようになるので、自然光や
ランプ光に対して立体的且つ審美的な表面を醸し出すよ
うになる。そのため、これを見る者には、その基礎とな
る素材に、粗雑表面を有したベニヤ合板などを用いであ
るなどとは全く悟られずに済む。一方、樹脂被覆層の表
面硬度は、その表面全域において十分満足できるものが
得られるようになったので、本件装粧材は、机やテーブ
ルの天板としても安心して使用できる。
また、本件装粧材を製造するには、接着剤層を形成する
ための接着剤や塗料層を形成するだめの塗料へ所定の粉
末を混入するという極めて簡単な操作でよいため、作業
的に煩雑となるおそれはなく、製造コスト的にも高騰化
は防げる等、幾多の優れた利点を有している。
ための接着剤や塗料層を形成するだめの塗料へ所定の粉
末を混入するという極めて簡単な操作でよいため、作業
的に煩雑となるおそれはなく、製造コスト的にも高騰化
は防げる等、幾多の優れた利点を有している。
第1図は本件装粧材をその肉厚方向に拡大して示す部分
正面断面図、第2図(イ)〜(ニ)は粉末の混入条件を
変えた各供試品の断面曲線を拡大して示す図、第3図は
表面硬度試験に用いた試験機を示す側面図、第4図は本
件装粧材の別態様を示す部分正面断面図、第5図は従来
の化粧合板をその肉厚方向に拡大して示す一部切欠斜視
図である。 l・・・従来の化粧合板 2・・・基礎材 3・・・表面シート材4・・
・樹脂被51層 5・・・接着剤層 6・・・粉末 16・・・塗料層 17・・・光反射粉
正面断面図、第2図(イ)〜(ニ)は粉末の混入条件を
変えた各供試品の断面曲線を拡大して示す図、第3図は
表面硬度試験に用いた試験機を示す側面図、第4図は本
件装粧材の別態様を示す部分正面断面図、第5図は従来
の化粧合板をその肉厚方向に拡大して示す一部切欠斜視
図である。 l・・・従来の化粧合板 2・・・基礎材 3・・・表面シート材4・・
・樹脂被51層 5・・・接着剤層 6・・・粉末 16・・・塗料層 17・・・光反射粉
Claims (1)
- 1、ベニヤ合板などの基礎材と、該基礎材の表面側に接
着剤層などを介して形成される紙などの表面シート材と
、該表面シート材の表面に形成される塗料層とを備えて
成り、前記接着剤層を形成する接着剤には50μm以下
の粒径を有した金属質系又は無機質系の粉末が接着剤に
対する10wt%以下の範囲で混入されていると共に、
前記塗料層の少なくとも表面寄り層中には金属、真珠、
貝殻、ガラスなどより成る光反射粉が混入されているこ
とを特徴とするメタリック調表面を備えた装粧材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25275989A JPH03114575A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | メタリック調表面を備えた装粧材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25275989A JPH03114575A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | メタリック調表面を備えた装粧材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03114575A true JPH03114575A (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=17241897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25275989A Pending JPH03114575A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | メタリック調表面を備えた装粧材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03114575A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079621A (ja) * | 1993-06-28 | 1995-01-13 | Nankai Plywood Kk | 溝付き化粧合板及びその製造方法 |
| US7997889B2 (en) * | 2006-05-26 | 2011-08-16 | Richie Johnson | Method for making hard mold |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS498845A (ja) * | 1972-04-10 | 1974-01-25 | ||
| JPS62225274A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-03 | Ibiden Co Ltd | 床板 |
| JPS62225278A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-03 | Ibiden Co Ltd | 耐摩耗性の優れた床板およびその製造方法 |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP25275989A patent/JPH03114575A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS498845A (ja) * | 1972-04-10 | 1974-01-25 | ||
| JPS62225274A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-03 | Ibiden Co Ltd | 床板 |
| JPS62225278A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-03 | Ibiden Co Ltd | 耐摩耗性の優れた床板およびその製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079621A (ja) * | 1993-06-28 | 1995-01-13 | Nankai Plywood Kk | 溝付き化粧合板及びその製造方法 |
| US7997889B2 (en) * | 2006-05-26 | 2011-08-16 | Richie Johnson | Method for making hard mold |
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