JPH03115452A - ガスケット付容器蓋 - Google Patents

ガスケット付容器蓋

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JPH03115452A
JPH03115452A JP1252056A JP25205689A JPH03115452A JP H03115452 A JPH03115452 A JP H03115452A JP 1252056 A JP1252056 A JP 1252056A JP 25205689 A JP25205689 A JP 25205689A JP H03115452 A JPH03115452 A JP H03115452A
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resin
chloride resin
cap
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軍治 松田
Hiroaki Kikuchi
裕昭 菊地
Yoshio Ikeda
池田 芳夫
Sumio Watanabe
渡辺 澄夫
Fumio Mori
森 文雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規塩化ビニル樹脂組成物、特にブラスチゾ
ルに関し、更にこの塩化ビニル樹脂組成物を密封用ガス
ケットに用いた容器蓋に関する。
(従来の技術) 各種キャップ等の容器蓋においては、ビン口等の容器口
部との密封を確実にするために、何等かの密封材を設け
る必要がある。塩化ビニル系樹脂を可塑剤中に分散させ
たブラスチゾルは、流動性のある状態で任意の形状の容
器蓋に適用可能であり、加熱ゲル化により容易に密封用
ガスケットとなり、しかもジスク状バッキングのように
バッキングを打抜いて一枚づつ容器蓋に施こすという面
倒な操作も不要であるため、容器蓋の密封用ガスゲット
として広く使用されている。
この密封用ガスケットの形成に用いるブラスチゾルにお
いては、従来ジオクチルアジペート等のアジペート系、
ジオクチルフタレート等のフタル酸エステル系の可塑剤
が一般に使用されており、また食品への影響の少ないも
のとして、特開昭59−74148号公報にみられる通
り、低級脂肪酸と高級脂肪酸との混合脂肪酸グリセリド
を用いることも知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、塩化ビニル樹脂と可塑剤とから成る公知
のブラスチゾル組成物は、成る種の特定の容器蓋の用途
、例えば容器蓋のスカート部がビン口のビート部に巻込
まれることによってのみビン口に係合される容器蓋の場
合には、容器蓋の回転トルクが低すぎて、容器蓋が手に
より回転し、所定の密封性能が得られないという問題を
有している。
この問題は、ブラスチゾルに使用される可塑剤の殆んど
のものが、程度の差はあれ、滑剤としての作用を有して
いることに帰因するものであり、特に衛生的特性に優れ
ている混合脂肪酸グリセリドの場合には滑性に優れてい
ることから、上記密封性能の低下が著しい。
更に、公知のブラスチゾル組成物を容器蓋等の用途に適
用する場合の他の問題点は経時的な接着強度の低下であ
る。即ち、ブラスチゾルを加熱ゲル化して形成させたガ
スケット等は、形成初期においては金属キャップ等の塗
膜に比較的強固に接着されているとしても、時間の経過
と共に接着強度が低下する傾向を示す。これは経時と共
に軟質塩化ビニル樹脂中の可塑剤或いは更に滑剤が両者
の接着界面に穆行し、接着力を弱めるように作用するた
めと考えられる。
本発明者等は、水素添加石油樹脂や水素添加テルペン樹
脂は、塩化ビニル樹脂及び可塑剤を含有する系に配合可
能であり、しかも上記水添石油樹脂や水添テルペン樹脂
を含む塩化ビニル樹脂組成物は滑性が適度に抑制されて
いると共に接着強度の経時低下も少なく、容器蓋用密封
ガスケット形成用の組成物、特にブラスチゾルとして著
しく適していることを見出した。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、塩化ビニル樹脂及び可塑剤を含有する
塩化ビニル樹脂組成物において、水添石油樹脂及び水添
テルペン樹脂から成る群より選ばれた少なくとも1種の
樹脂成分を全組成当り1乃至20重量%の量で含有する
ことを特徴とする塩化ビニル樹脂組成物が提供される。
本発明によれば、また、上記組成を有するブラスチゾル
が提供される。
本発明によれば更に、容器蓋殻体と該容器蓋殻体内に設
けられた塩化ビニル樹脂組成物から成る密封用ガスケッ
トとから成る容器蓋において、該密封用ガスケットが、
塩化ビニル樹脂、可塑剤及び全組成当り1乃至20重量
%の、水添石油樹脂及び水添テルペン樹脂から成る群よ
り選ばれた少なくとも1種の樹脂成分から成る塩化ビニ
ル樹脂組成物で形成されていることを特徴とするガスケ
ット付容器蓋が提供される。
(作用) 本発明に用いる水添石油樹脂や水添テルペン樹脂は、従
来樹脂配合剤、特に粘着付与剤として使用されている石
油樹脂やテルペン樹脂を水素添加して得られるものであ
り、この水添石油樹脂或いは水添テルペン樹脂を塩化ビ
ル樹脂と可塑剤とを含有する系に配合した組成物、特に
ブラスチゾルを、容器蓋の密封用ガスケットの用途に用
いると、回転トルクを適正値に維持して容器の密封性能
を向上させ得ると共に、基体との接着性の経時低下をも
抑制することができる。
本発明において、塩化ビニル樹脂組成物の密封トルクの
異状低下を抑制し、或いは接着力の経時的低下を抑制す
るという作用は、前述した水添石油樹脂或いは水添テル
ペン樹脂を配合した場合にだけ認められるものであり、
通常の石油樹脂やテルペン樹脂を配合した場合或いは水
添石油樹脂であっても水添ロジン樹脂を配合した場合に
は到底奏されないものである。
上述した特異な作用効果は、多くの実験における試行錯
誤の結実現象として見出されたものであり、その理由は
未だ十分に解明されるに至っていないが、塩化ビニル樹
脂はもともと石油樹脂やテルペン樹脂に対する相溶性が
悪く、しかも石油樹脂やテルペン樹脂は水素添加によっ
て溶解度指数(sp値)が小さい方へ移行することから
、ゲル化した樹脂の粒界に存在する水添石油樹脂や水添
テルペン樹脂がガスケット表面へ移行し、水添石油樹脂
や水添テルペン樹脂の本来の粘着特性が発現するためで
はないかと思われる。
また、本発明に用いる水添石油樹脂及び水添テルペン樹
脂は用いる可塑剤中に分散容易であることから、塩化ビ
ニル樹脂中に配合分散可能であり、ブラスチゾルの形で
或いは他の軟質用樹脂組成物の形で、密封用ガスケット
等の成形に用いることが可能である。
本発明の樹脂組成物は、組成物全体当り1乃至20重量
%、特に5乃至15重量%の水添石油樹脂或いは水添テ
ルペン樹脂を含有することも重要である。これらの樹脂
成分の配合量が上記範囲を下振ると、回転トルクの低下
抑制による密封性能向上や接着力経時低下を抑制する作
用が十分に得られず、上記範囲を越えるとブラスチゾル
自体の粘着が経時的に増大し、又それをノズルから押し
出す時、安定した量を塗布できず、しかもゲル化後は組
成物のブロッキング傾向(粘着傾向)が増大して、開封
性能が低下するという欠点があられれる。
本発明の樹脂組成物における配合樹脂成分は水素添加さ
れていることから、内容食品に対し異味異臭を与えるこ
とがなく、フレーバ(香味)保持性に優れており、また
内容品による耐抽出性にも優れている等衛生的特性にも
優れている。
(発明の好適態様) 水添石油樹脂としては、石油樹脂、即ち石油系不飽和炭
化水素、例えば芳香族オレフィン類、脂環族オレフィン
等の留分をフリーデルタラフト触媒による重合或いは熱
重合させたものを、水素添加して得られる。水添に適し
た石油樹脂としては、C9系石油樹脂やDCPD (ジ
シクロペンタジェン)系石油樹脂が挙げられ、前者の場
合にはベンゼン環が水添され、また後者の場合にはシク
ロペンテン環やシクロヘキセン環が水添される。水添の
程度は80%以上、特に90%以上が好ましく、また、
水添石油樹脂の軟化点は80℃以上、特に100℃以上
であることが好ましい。
水添テルペン樹脂としては、テルペン類、例えばαピネ
ン、βピネン、ジペンテン(リモネン)等をフリーゾル
タラフッ触媒の存在下に重合させて得られるテルペン樹
脂を同様に水素添加して得られるもので5やはり樹脂骨
格乃至側鎖中のシクロヘキセン環が水添されたものであ
る。水添の程度は80%以上、特に90%以上の範囲が
適当であり、また水添石油樹脂の軟化点は80℃以上、
特に100℃以上であるのがよい。
水添石油樹脂や水添テルペン樹脂は市販のものとして容
易に人手でき、例えば水添石油樹脂としては、トーネツ
クス■のニスコレットや荒用化学■のアルコンが、又水
添テルペン樹脂として安原油脂工業■のクリアロン等が
適当である。
本発明において、塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニ
ルの単独重合体の他、塩化ビニルと少量の共単量体、例
えば酢酸ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、アクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル、ブタジェンとの共
重合体も使用できる。これらの塩化ビニル系樹脂の平均
重合度は、特に制限はなく、一般に500乃至3000
のものが好都合である。これらの塩化ビニル系樹脂は、
乳化重合法による粒径の比較的微細なものでも、懸濁重
合法による粒径の比較的粗大なものでも、或いはこれら
の混合物でも本発明樹脂組成物に使用できる。
可塑剤としては、塩化ビニル系樹脂に対し一般に使用さ
れている可塑剤、例えばDOP、DOBのようなフタル
酸エステル系可塑剤、DOA 、 SOBのような脂肪
族二塩基酸エステル系可塑剤、リン酸エステル系可塑剤
、ヒドロキシ多価カルボン酸エステル系可塑剤、脂肪酸
エステル系可塑剤、多価アルコールエステル系可塑剤、
エポキシ系可塑剤、ポリエステル系可塑剤等を1種又は
2種以上の組合せで用いることができる。
本発明は、これらの内でも高級脂肪酸と低級脂肪酸との
混合脂肪酸グリセリド、特に、式%式% (1) 式中、Rl 、 R2及びR3の内1個の炭素数6乃至
24で炭素数が偶数の飽和乃至不飽和脂肪酸に由来する
アシル基であり、R1、R2及びR3の内2個は酢酸ま
たは酪酸に由来するアシル基である、 で表わされる混合脂肪酸エステル、例えばジアセチルモ
ノラウリルグリセリド、ジアセチルステアリルグリセリ
ド、ジアセチルバルミチルグリセリド、ジアセチルモノ
ラウリルグリセリド等である。2個のアセチル基と1個
の高級脂肪酸アシル基(特にラウリル基)とを有するグ
リセリンエステルを用いた場合に、本発明の効果が特に
著しい。
可塑剤は、塩化ビニル樹脂100重量部当り45乃至2
00重量部、特に50乃至150重量部の量で使用する
のがよい。
本発明の塩化ビニル系樹脂組成物には、ライナー形成用
の任意成分として、安定剤、充填剤、顔料、発泡剤等の
それ自体公知の配合剤を公知の処方に従って配合するこ
とができる。
例えば、安定剤としては、金属石鹸系安定剤、有機錫安
定剤、有機リン酸エステル系安定剤が、充填剤としては
、炭酸カルシウム、微粉シリカ、炭酸マグネシウム、タ
ルク、焼成りレイ等が、顔料としては、チタン白、カー
ボンブラック等が、発泡剤としては、アゾシカ−ボンア
ミド、4.4−オキシビス(ベンゼンスルホニル)ヒド
ラジド等が使用され、また滑剤としては、マイクロクリ
スタリンワックス、パラフィンワックス、ポリエチレン
ワックス、シリコーン油、脂肪酸アミド系可塑剤等が挙
げられる。
本発明の組成物は、可塑剤中に種々の成分が分散され、
液状で流動性を示す所謂ブラスチゾルの形で用いること
が好ましい。好適なブラスチゾルの処方の一例を下記に
示す。
塩化ビニル系樹脂     30〜70重量%可塑剤 
         30〜70n水添樹脂成分    
    2〜10 〃安定剤           1
〜5  〃充填剤           O〜20 〃
顔料             0〜5  〃発泡剤 
          0〜5  〃滑剤       
     0〜5  〃ブラスチゾルは、容器蓋殻体を
回転させ、ノズルで殻体内に注入することにより、容器
口との間に密封が必要とされる部分に施こす。勿論、必
要あれば、加熱された押型でブラスチゾルを押圧して所
定のガスケット形状としてもよい。
容器M2R体に施されたブラスチゾルを、次いで加熱し
て、ゲル化、必要により発泡を行わせて未発泡乃至発泡
のガスケットとする。
発泡ガスケットとする場合には、その見掛比重を0.4
乃至1.2の範囲とするのが望ましい。容器蓋殻体の製
造は、塗装金属素材をそれ自体公知の手段、例えば打抜
ブレス成形及びスコア加工に賦することにより容易に行
うことかできる。
容器蓋殻体を形成する金属素材としては、シー]・状乃
至は箔状の表面未処理鋼(ブラックプレート)、表面処
理鋼、アルミニウム等の軽金属が使用される。表面処理
鋼としては、銅基質上に、リン酸処理、クロム酸処理等
の化学処理;電解クロム酸処理等の化成処理;電解スズ
メツキ、電解亜鉛メツキ、電解クロムメツキ等の電解メ
ツキ処理:溶融アルミニウムメツキ処理;溶融錫メツキ
処理等の溶融メツキ処理を行ったものが挙げられる。
これらの金属素材の少なくとも蓋内面となる面は保護塗
料で塗装する。塗料の適当な例は、熱硬化性樹脂塗料、
例えば、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、フラン−
ホルムアルデヒド樹脂、キシレン−ホルムアルデヒド樹
脂、ケトン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素ホルムアルデ
ヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキド
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビスマ
レイミド樹脂、トリアリルシアヌレート樹脂、熱硬化型
アクリル樹脂、シリコーン樹脂、油性樹脂、或いは熱可
塑性樹脂塗料、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、塩化
ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニル−マレイン酸
−酢酸ビニル共重合体、アクリル重合体、飽和ポリエス
テル樹脂等である。これらの脂肪塗料は単独でも2種以
上の組合せでも使用される。
これらの塗料は、ガスケットを構成する本発明の軟質樹
脂に対して熱接着を有するものが好ましく、塩化ビニル
系樹脂分乃至はアクリル系樹脂分を含有する塗料が特に
好適である。
本発明樹脂組成物のブラスチゾルの施用量は、これが発
泡或いは未発泡であるか、或いはガスケットが形状等に
よっても相違するが、一般に密封部に0.3乃至4mm
の厚みで施こすのがよい。ブラスチゾルのゲル化は、1
60乃至280℃の温度で10秒乃至3分間の加熱で行
うのがよい。
また本発明の樹脂組成物は、容器M殻体中にペレット、
プリフォーム等の形に押出し、これをプランジャー等で
型押しすることによってもガスケット付容器蓋を製造す
ることができ、この場合にも前述した多くの利点が達成
される。
本発明の容器蓋は、容器M殻体のスカート下端部が容器
口部のビードの下側に巻込まれることによって密封が行
われるタイプのものに特に有効であるが、通常のスクリ
ューキャップ、ラグキャップ、ロールオンキャップ等に
利用しても、開封トルクを高めて密封性を向上させ得る
という利点が達成される。
本発明は更に、容器、各種構造物、各種シート状バッキ
ング等の密封用のブラスチゾル乃至樹脂組成物としても
有用である。
(発明の効果) 本発明によれば、塩化ビニル樹脂及び可塑剤或いは場合
により滑剤を含有する系に、水添石油樹脂或いは水添テ
ルペン樹脂を配合することにより、容器蓋ガスケットと
したとき、回転トルクの異状低下にみられるような過度
の滑性を抑制して、密封性能を向上させ、更に基体との
接着力の経時劣化を防止することができる。また、この
水添樹脂類は内容食品と接触しても異味異臭を与えるこ
とがないので、蓋ガスケットは香味保持性に優れており
、衛生的特性にも優れている。
実施例1 厚さ0.2mmのアルミ板に下塗り剤としてエポキシフ
ェノール系塗料、ライナー材との接着用塗料としてビニ
ルフェノール系塗料を160℃ないし220℃の温度範
囲で各々10分間順次焼付乾燥し、上記塗料を塗布した
面がキャップの内面となるようにしてキャップサイズ径
38)のキャップを打抜き、リンプルキャップシェルを
作成した。
キャップ用ライナー材として塩化ビニル樹脂100重量
部、可塑剤としてアセチル化グリセリン脂肪酸エステル
90重量部、発泡剤としてアゾシカ−ボンアマイド0.
4重量部、充填剤として酸化チタン5重量部、安定剤3
,5重量部を計量後、さらに第1表に示した様に、本発
明の組成である各種添加剤として水添石油樹脂であるエ
スコレッツ5300、 アルコンP100を、また水添
テルペン樹脂としてクリアロンP105を、比較例の組
成として石油樹脂、テルペン樹脂、ロジンエステル等を
それぞれPvCコンパウンドあたり0.5重量%から3
0重量%になるように添加してブラスチゾルとした。こ
のゾルをキャップに400mgずつリング状に施した後
、直ちにガスオーブンにて220℃1分間の焼付乾燥し
ライナー材とした後、第1表に示した本発明の実施例お
よび、比較例のキャップを作成し以下の性能試験を実施
した。
1、キャップの回転トルク値の測定 容1180ccのガラス壜に90℃の熱湯をヘットスペ
ースが7ccとなるように充填し、表1に示した実施例
および比較例の組成のライナー材を施したキャップをキ
ャッピングし、冷却後、1週間室温に放置し、トルクメ
ータでキャップが回転するときのトルク値を測定した。
2、焼付乾燥したライナー材の接着力 キャップの内面にリング状に施したライナー材の接着力
を確認するため、強制的にtaxiし、そのライナー材
とキャップとの接着状態を観察した。
3、開栓性の評価 1の試験項目と同様にキャッピングした試験品のキャッ
プを開栓し、キャップ開栓時のあけやすさを確認した。
4、キャップ回転後のもれ(真空度の低下)試験1の試
験項目と同様にキャッピングした試験品のキャップを毎
秒10kgfcmの割合の速度で10秒間キャップを回
転し、その後、回転前と比較して1内の真空度の低下が
ないか調べた。
以上の試験結果から、水添石油樹脂エスコレッッ530
0、アルコンP100.水添テルペン樹脂クリアロンP
105は、その添加量が1.0%〜20%の範囲でキャ
ップの回転トルク値をあげ、しかもライナー材とキャッ
プとの接着力が高まり、キャップを回転しても、回転し
た量はわずかで漏れはなかった。比較例のキャップは回
転トルク値は高くならず、回転した量も多く、澗れも確
認された。ライナー材の接着は弱く剥離した。添加剤の
添加量が多くなると、焼付乾燥後のライナー形状が悪く
、表面の凹凸も著しく、キャップとしてのシール性能は
劣った。
実施例2 実施例1と同様に、厚さ0.2[DIllのアルミ板に
下塗り剤としてエポキシフェノール系塗料、ライナー材
との接着用塗料としてビニルフェノール系塗料を160
℃ないし220℃の温度範囲で各々10分間順次焼付乾
燥し、上記塗料を塗布した面がキャップの内面となるよ
うにしてキャップサイズ径38+nmのキャップを打抜
き、リンプルキャップシェルを作成した。キャップ用ラ
イナー材として塩化ビニル樹脂100重量部、各種可塑
剤としてアセデル化グリセリン脂肪酸エステル、アセチ
ルトリブチルサイトレイト、エポキシ化大豆油、フタル
酸ジオクチルの1f!類を各々90重量部に、発泡剤と
してアゾシカ−ボンアマイド0.4重二部、充填剤とし
て酸化チタン5重量部、安定剤3.5重量部を加えた基
本組成に、さらに第2表に示したごとく、本発明の組成
である各種添加剤として水添石油樹脂であるエスコレッ
ッ5300、また水添テルペン樹脂としてクリアロンP
105を、比較例の組成として石油樹脂、テルペン樹脂
をそれぞれPVCコンパウンドあたり10重量%になる
ように添加してブラスチゾルとした。このゾルをキャッ
プに400mgずつリング状に施した後、直ちにガスオ
ーブンにて220℃1分間の焼付乾燥し、第2表に示し
た本発明の実施例および、比較例のキャップを作成し実
施例1と同様に試験を実施した。
その結果、可塑剤の種類にかかわらず水添石油樹脂、水
添テルペン樹脂を添加したPVCコンパウンドを施した
キャップの回転トルク値は高くなり、しかもキャップ回
転後の漏れもなかった、さらに可塑剤の種類別では、ア
セチル化グリセリン脂肪酸エステルを使用したライナー
材は他の可塑剤と比較してキャップの回転トルク値のア
ップ率が最も高く、その効果が著しかった。
実施例3 実施例1と同様に38mmのリンプルキャップシェルを
作成した。キャップ用ライナー材として塩化ビニル樹脂
100重量部、可塑剤としてアセチル化グリセリン脂肪
酸エステル90重量部に、発泡剤としてアゾシカ−ボン
アマイド0.8重量部、充填剤として酸化チタン5重量
部、安定剤5.5重量部を計量後、ざらにエスコレッッ
5300、クリアロンP105を、それぞれpvc:y
ンパウンドあたり1000重量%になるように添加して
ヘンシルミキサーで攪拌し、押出機でベレットにした。
このベレットを押出成形機で加熱溶融し、600mgご
とにカッテングしキャップの中に押し込み金型で一定の
形状にモールド(インシェルモールド)しキャブライナ
ーを形成した。またさらに、このベレットをシート押出
成形機にて1、、Omm厚のシートを成形後、37.5
mm径のポンチでパツキンに打ち抜き、キャップに熱圧
着してキャップを作成した。そのキャップについて、実
施例1と同様に試験を実施した。その結果、実施例2と
同様に水添石油樹脂、水添テルペン樹脂を添加するとキ
ャップの回転トルクは高くなり、漏れもなく良好であっ
た。
実施例4 厚さ0.23mmのブリキ板およびアルミ板に実施例1
と同様に塗料を塗布し順次焼付乾燥後、塗料を塗布した
面がキャップの内面となるようにして、ブリキ板48m
m径のスクリューキャップと63mm径のラグキャップ
に打抜き、またアルミ板38mm径のPPキャップシェ
ルを作成した、キャップ用ライナー材として実施例1と
同様に、塩化ビニル樹脂100重量部、可塑剤としてア
セチル化グリセリン脂肪酸エステル90重量部、発泡剤
としてアゾシカ−ボンアマイド0.4重量部、充填剤と
して酸化チタン5重量部、安定剤3.5重量部を計量後
、エスコレッツ53(to、クリアロンP105をPV
Cコンパウンドあたり10.0重量%になるように添加
してブラスチゾルとした。また比較例としてエスコレッ
ツ、クリアロンを添加しないゾルも作成した。このゾル
をキャップにリング状に施した後、直ちにガスオーブン
にて220℃で焼付乾燥し、第4表に示した本発明の実
施例および、比較例のキャップを作成し性能試験を実施
した。
キャッピングに使用した壜は内容量が220ccのキャ
ップサイズ、タイプに合った1口のものを使用した。ま
た90℃温水を充填後、90℃5分間そのまま保持した
後、冷却し試験用試料とした。
その試験結果、キャップの種類にかかわらず、水添石油
樹脂、水添テルペン樹脂を添加したものは開栓トルク値
は高く良好な結果を示した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化ビニル樹脂及び可塑剤を含有する塩化ビニル
    樹脂組成物において、水添石油樹脂及び水添テルペン樹
    脂から成る群より選ばれた少なくとも1種の樹脂成分を
    全組成当り1乃至20重量%の量で含有することを特徴
    とする塩化ビニル樹脂組成物。
  2. (2)請求項1記載の組成物から成るブラスチゾル。
  3. (3)可塑剤が低級脂肪酸と高級脂肪酸との混合脂肪酸
    グリセリドである請求項1記載の塩化ビニル樹脂組成物
  4. (4)容器蓋殻体と該容器蓋殻体内に設けられた塩化ビ
    ニル樹脂組成物から成る密封用ガスケットとから成る容
    器蓋において、該密封用ガスケットが、塩化ビニル樹脂
    、可塑剤及び全組成当り1乃至20重量%の、水添石油
    樹脂及び水添テルペン樹脂から成る群より選ばれた少な
    くとも1種の樹脂成分から成る塩化ビニル樹脂組成物で
    形成されていることを特徴とするガスケット付容器蓋。
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