JPH03115745A - エンジンのバランス機構 - Google Patents
エンジンのバランス機構Info
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- JPH03115745A JPH03115745A JP23109490A JP23109490A JPH03115745A JP H03115745 A JPH03115745 A JP H03115745A JP 23109490 A JP23109490 A JP 23109490A JP 23109490 A JP23109490 A JP 23109490A JP H03115745 A JPH03115745 A JP H03115745A
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- JP
- Japan
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- crankshaft
- balancer
- center
- primary
- cylinder
- Prior art date
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- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は1軸1次バランサーを有するエンジンのバラン
ス機構に関する。
ス機構に関する。
(従来の技術)
1軸1次バランサーを有する従来エンジンでは、第7図
に示すようにシリンダ1の中心線COがクランク軸3の
回転中心Ofと交わっている。2は1軸1次バランサー
であって、クランク軸3と平行に配置されると共に、1
対のギヤを介してクランク軸3に連動連結しており、ク
ランク軸3と同速度でかつ逆方向に回転する。
に示すようにシリンダ1の中心線COがクランク軸3の
回転中心Ofと交わっている。2は1軸1次バランサー
であって、クランク軸3と平行に配置されると共に、1
対のギヤを介してクランク軸3に連動連結しており、ク
ランク軸3と同速度でかつ逆方向に回転する。
このような方法により、ピストン等の往復運動により生
じるX軸方向の振動成分のうち、クランク軸3回りのカ
ウンタバランサー7が相殺した残りの部分とカウンタバ
ランサー7により生じるY軸方向の振動の両方を打ち消
し、X1Y軸方向の振動の1次成分をほとんど無くすこ
とが可能となっている。
じるX軸方向の振動成分のうち、クランク軸3回りのカ
ウンタバランサー7が相殺した残りの部分とカウンタバ
ランサー7により生じるY軸方向の振動の両方を打ち消
し、X1Y軸方向の振動の1次成分をほとんど無くすこ
とが可能となっている。
ところが第7図のように1軸1次バランサー2を備えて
いる場合には、上述のX、Y軸方向の振動の1次成分を
打ち消すことができるが、1軸1次バランサー2による
遠心力は、クランク軸心01から距MO1〜02だけ離
れたところで作用する為、クランク軸心O1を中心にバ
ランサー2による遠心力の、直線0102に対する直角
方向成分と距離O1〜02をかけ合わせた大きさのモー
メントが作用し、クランク軸3と直角な平面内での回転
振動が発生するという新たな課題が生じる。
いる場合には、上述のX、Y軸方向の振動の1次成分を
打ち消すことができるが、1軸1次バランサー2による
遠心力は、クランク軸心01から距MO1〜02だけ離
れたところで作用する為、クランク軸心O1を中心にバ
ランサー2による遠心力の、直線0102に対する直角
方向成分と距離O1〜02をかけ合わせた大きさのモー
メントが作用し、クランク軸3と直角な平面内での回転
振動が発生するという新たな課題が生じる。
また従来この回転振動をなくす為に、1次バランサーを
2軸とし、出力軸をはさんだ両側に配置するものもある
が、コスト高や、コンパクト性に欠けるという課題があ
る。
2軸とし、出力軸をはさんだ両側に配置するものもある
が、コスト高や、コンパクト性に欠けるという課題があ
る。
このような課題に対して例えばシリンダ中心線をクラン
ク軸回転中心から1次バランサー側に偏心させることに
より、回転振動は押えられるようになるが、今度はシリ
ンダ中心線方向の振動が増加するという課題が残る。
ク軸回転中心から1次バランサー側に偏心させることに
より、回転振動は押えられるようになるが、今度はシリ
ンダ中心線方向の振動が増加するという課題が残る。
(発明の目的)
本発明の目的は、シリンダ中心線を1次バランサー側へ
偏心させることにより、1軸1次バランサーにより生じ
るクランク軸回りのモーメントをピストン等の往復運動
により生じるクランク軸回りのモーメントで相殺し、ク
ランク軸と直角な平面内における回転振動を低減させる
と共に、バランサーの重心位置を工夫することにより、
シリンダ中心線方向の振動の増加を防ぐことである。
偏心させることにより、1軸1次バランサーにより生じ
るクランク軸回りのモーメントをピストン等の往復運動
により生じるクランク軸回りのモーメントで相殺し、ク
ランク軸と直角な平面内における回転振動を低減させる
と共に、バランサーの重心位置を工夫することにより、
シリンダ中心線方向の振動の増加を防ぐことである。
(発明の構成)
クランク軸と同速でかつ逆方向に回転する1軸1次バラ
ンサーを、クランク軸と平行に備え、シリンダ中心線を
クランク軸の回転中心に対して1次バランサー側へ偏心
させ、クランクウェブに設けられるカウンタバランサー
の重心を、クランクピンに対して180”の位相差の位
置から回転方向後方へずらし、1次バランサーの重心を
、クランクピンに対して180°の位相差の上記位置に
対称位相の位置から、1次バランサーの回転方向後方側
へずらしたことを特徴としている。
ンサーを、クランク軸と平行に備え、シリンダ中心線を
クランク軸の回転中心に対して1次バランサー側へ偏心
させ、クランクウェブに設けられるカウンタバランサー
の重心を、クランクピンに対して180”の位相差の位
置から回転方向後方へずらし、1次バランサーの重心を
、クランクピンに対して180°の位相差の上記位置に
対称位相の位置から、1次バランサーの回転方向後方側
へずらしたことを特徴としている。
(実施例)
本発明を適用したエンジンのバランス機構を示す第1図
において、10はピストン、11はシリンダ、12はク
ランク軸、13はフンロッドである。フンロッド13の
大端部はクランクピン15に嵌合し、クランクピン15
はクランクウェブ16を介してクランク軸12に連結し
ている。クランクウェブ16にはカウンターバランサー
17が形成されている。
において、10はピストン、11はシリンダ、12はク
ランク軸、13はフンロッドである。フンロッド13の
大端部はクランクピン15に嵌合し、クランクピン15
はクランクウェブ16を介してクランク軸12に連結し
ている。クランクウェブ16にはカウンターバランサー
17が形成されている。
1軸1次バランサー20はクランク軸12と平行に配置
されており、1対のギヤ(図示せず)によりクランク軸
に連動連結し、クランク軸12と同速度でかつ逆方向に
回転する。即ちクランク軸12は矢印A1方向へ回転し
、1次バランサー20は矢印A2方向へ回転する。また
1次バランサー20の回転中心02とクランク軸12の
回転中心01を結ぶ線はシリンダ11の中心線COに対
して直角である。
されており、1対のギヤ(図示せず)によりクランク軸
に連動連結し、クランク軸12と同速度でかつ逆方向に
回転する。即ちクランク軸12は矢印A1方向へ回転し
、1次バランサー20は矢印A2方向へ回転する。また
1次バランサー20の回転中心02とクランク軸12の
回転中心01を結ぶ線はシリンダ11の中心線COに対
して直角である。
シリンダ中心線COはクランク軸12の回転中心01に
対して、1次バランサー20側へ偏心量Eだけ偏心して
いる。
対して、1次バランサー20側へ偏心量Eだけ偏心して
いる。
第2図において、カウンタバランサー重心C1の位置を
、クランプピン15に対して180’の位相差の位置B
1から回転方向A1の後方側へ適ff1dθずらし、又
1次バランサー重心C2の位置を、クランクピン15に
対して180°の位相差の位置B1に対称位相の位置B
2から回転方向A2の後方側へ適量detずらしている
。
、クランプピン15に対して180’の位相差の位置B
1から回転方向A1の後方側へ適ff1dθずらし、又
1次バランサー重心C2の位置を、クランクピン15に
対して180°の位相差の位置B1に対称位相の位置B
2から回転方向A2の後方側へ適量detずらしている
。
(作用)
まずクランク軸回りの回転起振力を減少させる作用につ
いて説明する。第2図において、ピストン10の往復運
動により、クランク軸12は角速度Wで矢印A1方向へ
回転し、1次バランサー20は角速度Wで矢印A2方向
へ回転する。これらエンジン内部の各質点の移動により
エンジン全体は重心を中心にクランク軸と直角な平面内
で回転振動を起こす。エンジンの重心は時間とともに移
動し、解析が複雑になるため、ここではクランク軸回り
の回転起振力をMzとし、これにより回転振動の説明を
行なう。なお実際には、ピストン側圧等も回転振動に影
響するが、以下に述べるMzには含まれていない。
いて説明する。第2図において、ピストン10の往復運
動により、クランク軸12は角速度Wで矢印A1方向へ
回転し、1次バランサー20は角速度Wで矢印A2方向
へ回転する。これらエンジン内部の各質点の移動により
エンジン全体は重心を中心にクランク軸と直角な平面内
で回転振動を起こす。エンジンの重心は時間とともに移
動し、解析が複雑になるため、ここではクランク軸回り
の回転起振力をMzとし、これにより回転振動の説明を
行なう。なお実際には、ピストン側圧等も回転振動に影
響するが、以下に述べるMzには含まれていない。
1次バランサー20の回転によりクランク軸回りの慣性
モーメントMzaが生じるが、シリンダ中心線COが1
次バランサー20側へ偏心しているので、ピストン10
の往復重量WREcによるクランク軸回りのモーメント
Mが上記モーメントMzaを打ち消すように生じ、それ
によりクランク軸回りの回転起振力Mzは大幅に減少す
る。なお第2図のW ROTは回転重量、Wcoはカウ
ンターバランサー17の釣合重量、WBIは1次バラン
サー20の釣合重量である。
モーメントMzaが生じるが、シリンダ中心線COが1
次バランサー20側へ偏心しているので、ピストン10
の往復重量WREcによるクランク軸回りのモーメント
Mが上記モーメントMzaを打ち消すように生じ、それ
によりクランク軸回りの回転起振力Mzは大幅に減少す
る。なお第2図のW ROTは回転重量、Wcoはカウ
ンターバランサー17の釣合重量、WBIは1次バラン
サー20の釣合重量である。
シリンダ中心線COを従来の第6図のようにクランク軸
回転中心01から偏心させない場合、クランク軸回りの
回転起振力は、第2図の1次バランサー20によるクラ
ンク軸回り慣性モーメントMzaと等しくなる。上記従
来例の回転起振力Mzaと、シリンダ中心線COを偏心
させた場合のクランク軸回りの回転起振力Mzbを式で
表すと次のようになる。
回転中心01から偏心させない場合、クランク軸回りの
回転起振力は、第2図の1次バランサー20によるクラ
ンク軸回り慣性モーメントMzaと等しくなる。上記従
来例の回転起振力Mzaと、シリンダ中心線COを偏心
させた場合のクランク軸回りの回転起振力Mzbを式で
表すと次のようになる。
Mza −WBI X RW2cosθ/ g X (
Yl+RBIsinθ)−WBIxRW2sinθ/g
X (−Xi +RBIcosθ) Mzb−Mza−M −Mza−WRECxRW2[cosO+(λcos
2θ+s 1.nθ(λsinθ−ε)3+gsinθ
)312 / fl−(λsinθ−ε)l]gxEWREC・・
・往復重量、W l?OT・・・回転重量、WBI・・
・1次バランサー釣合重量、R・・・クランク半径、R
BI・・・1次バランサー重心半径、L・・・コンロッ
ド長、λ・・・連桿比(R/L) 、ε・・・偏心比(
E/L)、θ・・・クランク角、δ・・・オーバーバラ
ンス率、g・・・重力加速度、Xl、Yl・・・クラン
ク軸回転中心を原点とした場合の1次バランサーのX、
Y座標上記2式を比較すると、 Mza l wax > l Mzb l IIaxと
なる。
Yl+RBIsinθ)−WBIxRW2sinθ/g
X (−Xi +RBIcosθ) Mzb−Mza−M −Mza−WRECxRW2[cosO+(λcos
2θ+s 1.nθ(λsinθ−ε)3+gsinθ
)312 / fl−(λsinθ−ε)l]gxEWREC・・
・往復重量、W l?OT・・・回転重量、WBI・・
・1次バランサー釣合重量、R・・・クランク半径、R
BI・・・1次バランサー重心半径、L・・・コンロッ
ド長、λ・・・連桿比(R/L) 、ε・・・偏心比(
E/L)、θ・・・クランク角、δ・・・オーバーバラ
ンス率、g・・・重力加速度、Xl、Yl・・・クラン
ク軸回転中心を原点とした場合の1次バランサーのX、
Y座標上記2式を比較すると、 Mza l wax > l Mzb l IIaxと
なる。
通常、1次バランサー20の釣合重量WB1は往復型f
lWREcの概ねl/2に設定する為、例えばシリンダ
中心線COの偏心量Eを距離01〜02の1/2にする
と、 Mzb l max z O 偏心量Eを距離01〜02の1/4にすると、Mzb
I l1ax xi/2 X I Mza l max
となり、第2図のバランス機構によるクランク軸回り回
転起振力Mzbは、従来例Mzaに比べて著しく小さく
することが可能となる。
lWREcの概ねl/2に設定する為、例えばシリンダ
中心線COの偏心量Eを距離01〜02の1/2にする
と、 Mzb l max z O 偏心量Eを距離01〜02の1/4にすると、Mzb
I l1ax xi/2 X I Mza l max
となり、第2図のバランス機構によるクランク軸回り回
転起振力Mzbは、従来例Mzaに比べて著しく小さく
することが可能となる。
第3図は従来例の回転起振力Mza(破線)と第2図の
バランス機構による回転起振力MZb(実線)を比較し
たグラフである。横軸はクランク角θ、縦軸はクランク
軸回りMzである。なお第3図のMzaSMzbのグラ
フは、前述のMzaSMzbの式に次の具体的な数値を
代入した例である。
バランス機構による回転起振力MZb(実線)を比較し
たグラフである。横軸はクランク角θ、縦軸はクランク
軸回りMzである。なお第3図のMzaSMzbのグラ
フは、前述のMzaSMzbの式に次の具体的な数値を
代入した例である。
WBI= 0. 155kg5R−36mm、RBI−
13mm、L−118器、λ−0,305、E緯12m
m、δ−0,5、g−9,8m/see 2、Xl−0
mm、Yl =72mm、 WREC−0,31kg、
WROT −0゜865kg 第3図によると、クランク軸12回りの回転振動の起振
モーメントは、従来例Mzaに比べ本案によるMzbの
方がクランク角0″から360’にかけてほぼ全領域で
その絶対値が小さく、かつピークでの絶対値が最も低減
幅が大きく、振動低減に大きく寄与することがわかる。
13mm、L−118器、λ−0,305、E緯12m
m、δ−0,5、g−9,8m/see 2、Xl−0
mm、Yl =72mm、 WREC−0,31kg、
WROT −0゜865kg 第3図によると、クランク軸12回りの回転振動の起振
モーメントは、従来例Mzaに比べ本案によるMzbの
方がクランク角0″から360’にかけてほぼ全領域で
その絶対値が小さく、かつピークでの絶対値が最も低減
幅が大きく、振動低減に大きく寄与することがわかる。
またエンジンを試作し、回転振動を測定すると、従来の
エンジンに比べ13〜45%の振動低減が見られた。回
転振動は第4図に示すように自由振動台上で横方向の振
動加速度を測定し、平行振動成分を減じた値を回転中心
からの距離で除した値で評価した。結果を第5図に示す
。第5図において実線のグラフは本発明を適用した場合
のグラフ、点線のグラフは従来例である。なお実験条件
は以下の通りである。
エンジンに比べ13〜45%の振動低減が見られた。回
転振動は第4図に示すように自由振動台上で横方向の振
動加速度を測定し、平行振動成分を減じた値を回転中心
からの距離で除した値で評価した。結果を第5図に示す
。第5図において実線のグラフは本発明を適用した場合
のグラフ、点線のグラフは従来例である。なお実験条件
は以下の通りである。
新案と従来例の共通条件
コンロッド長さL−120mm
クランク半径R−54mm
1次ダイナミックバランサー座標Yl −67゜6■
1次ダイナミックバランサー座標Xi −−18新案と
従来例との異なる条件 新案の偏心量E=12mm 従来の偏心量E = Omm 次にシリンダ中心線方向起振力の増加防止作用について
説明する。
従来例との異なる条件 新案の偏心量E=12mm 従来の偏心量E = Omm 次にシリンダ中心線方向起振力の増加防止作用について
説明する。
上記のようにシリンダ中心線COをクランク軸回転中心
O1から偏心させた場合において、仮に、カウンタバラ
ンサー重心C1の位置を、クランクピン15に対して1
.80”の位相差の位置B1に一致させ、かつ1次バラ
ンサー重心C2の位置を、クランクピン15に対して1
80°の位相差の位置B1に対称位相の位置B2に一致
させるとすると、シリンダ中心線COの偏心による上、
下死点のずれにより、慣性力の位相がずれ、それにより
1次慣性力が残り、シリンダ中心方向起振力FXにまだ
課題が残る。
O1から偏心させた場合において、仮に、カウンタバラ
ンサー重心C1の位置を、クランクピン15に対して1
.80”の位相差の位置B1に一致させ、かつ1次バラ
ンサー重心C2の位置を、クランクピン15に対して1
80°の位相差の位置B1に対称位相の位置B2に一致
させるとすると、シリンダ中心線COの偏心による上、
下死点のずれにより、慣性力の位相がずれ、それにより
1次慣性力が残り、シリンダ中心方向起振力FXにまだ
課題が残る。
これに対して本発明のようにカウンタバランサー重心C
1及び1次バランサー重心C2をそれぞれ回転方向後方
へずらすことにより、カウンタバランサー17及び1次
バランサー20と往復重量WIIECの1次振動成分の
位相を合わせることが可能となり、シリンダ中心線方向
起振力FXの発生を押えることができる。即ち第7図の
場合より回転起振力Mzを大幅に減じさせ、かつシリン
ダ中心線方向起振力FXは増加させないことが可能とな
る。
1及び1次バランサー重心C2をそれぞれ回転方向後方
へずらすことにより、カウンタバランサー17及び1次
バランサー20と往復重量WIIECの1次振動成分の
位相を合わせることが可能となり、シリンダ中心線方向
起振力FXの発生を押えることができる。即ち第7図の
場合より回転起振力Mzを大幅に減じさせ、かつシリン
ダ中心線方向起振力FXは増加させないことが可能とな
る。
このことを詳しく説明する。第2図の構造によるシリン
ダ中心線方向起振力Fxbと、第7図の構造によるシリ
ンダ中心線方向起振力Fxaを式で表すと次のようにな
る。
ダ中心線方向起振力Fxbと、第7図の構造によるシリ
ンダ中心線方向起振力Fxaを式で表すと次のようにな
る。
Fxb−WRECXRW2[cosθ+(λcos 2
θ+ sinθ(λsinθ−ε)3+ES1nθ)/
(1−(λs1nθ−ε) 2) 3/2] /g+W
ROT XRW2cosθ/ g −(WROT+6W
rec) x RW 2c。
θ+ sinθ(λsinθ−ε)3+ES1nθ)/
(1−(λs1nθ−ε) 2) 3/2] /g+W
ROT XRW2cosθ/ g −(WROT+6W
rec) x RW 2c。
S (θ−dθ)7g−δWRECxRW2cos (
θ−dθ1)7g F Xa −WRECX RW2cos θ/ g +
WROT XRW2cosθ/g−(WI?OT+δW
rec) x RW 2eO8θ/g 上記2式を比較すると FXb l wax z I FXa I l1axと
なる。なお上式における位相調整角dθ、dθ1、及び
オーバーバランス率δは、FXの式をフーリエ展開し、
2次以上を無視した近似式を用い、F Xa −F X
b、 F Ya −F Yb −0とおくことにより、
求めることができる。
θ−dθ1)7g F Xa −WRECX RW2cos θ/ g +
WROT XRW2cosθ/g−(WI?OT+δW
rec) x RW 2eO8θ/g 上記2式を比較すると FXb l wax z I FXa I l1axと
なる。なお上式における位相調整角dθ、dθ1、及び
オーバーバランス率δは、FXの式をフーリエ展開し、
2次以上を無視した近似式を用い、F Xa −F X
b、 F Ya −F Yb −0とおくことにより、
求めることができる。
第6図はシリンダ中心線方向起振力FXの比較グラフで
ある。FXa (破線)は第7図の構造によるシリン
ダ中心線方向起振力、FXb(実線)は第1図の構造に
よるシリンダ中心線方向起振力、FXc(仮想線)はバ
ランサー重心CI、C2をそれぞれ例えば第1図の位置
Bl、B2に一致させた場合のシリンダ中心線方向起振
力である。即ちバランサー重心CL、C2をそれぞれ第
1図の位置Bl、B2に一致させた場合にはIFXc
l 11axが大きくなるという課題が残るが、第1図
の構造ではl FXb l IIaxの増加を防止でき
ているのである。
ある。FXa (破線)は第7図の構造によるシリン
ダ中心線方向起振力、FXb(実線)は第1図の構造に
よるシリンダ中心線方向起振力、FXc(仮想線)はバ
ランサー重心CI、C2をそれぞれ例えば第1図の位置
Bl、B2に一致させた場合のシリンダ中心線方向起振
力である。即ちバランサー重心CL、C2をそれぞれ第
1図の位置Bl、B2に一致させた場合にはIFXc
l 11axが大きくなるという課題が残るが、第1図
の構造ではl FXb l IIaxの増加を防止でき
ているのである。
第6図のグラフのFXbは、カウンタバランサーの位相
調整角dθを2″にとり、1次バランサーの位相調整角
dθtを6.6°にとった例である。
調整角dθを2″にとり、1次バランサーの位相調整角
dθtを6.6°にとった例である。
なお上記両調整角dθ、dθ【はエンジンの大きさ等に
よっても異なるが、少なくとも第2図に示すように、挟
角範囲α1内に収める。挟角範囲αIとは、上死点にお
けるコンロッド中心線Llの延長線と、クランク軸回転
中心01を通りシリンダ中心線COと平行な線L2との
間で形成される範囲αlである。なおオーバーバランス
率δは、dθ、dθtの値により最適な値に設定し、バ
ランスさせる。
よっても異なるが、少なくとも第2図に示すように、挟
角範囲α1内に収める。挟角範囲αIとは、上死点にお
けるコンロッド中心線Llの延長線と、クランク軸回転
中心01を通りシリンダ中心線COと平行な線L2との
間で形成される範囲αlである。なおオーバーバランス
率δは、dθ、dθtの値により最適な値に設定し、バ
ランスさせる。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によると、
(1)バランサーにより生じるクランク軸回りのモーメ
ントに対し、偏心したピストン等の往復慣性力により生
じるクランク軸回り逆方向のモーメントが打ち消すよう
に作用する。従ってクランク軸回りの回転振動が低減す
る。このため特に低付加時の振動が減少する。シリンダ
中心線を偏心させることにより、1次バランサーを2軸
備えることなく、回転振動を低減することができる。即
ち特に1次バランサーを2軸備える必要がないので、エ
ンジンのコンパクト化を保ち、かつコストの増加を抑制
することができる。
ントに対し、偏心したピストン等の往復慣性力により生
じるクランク軸回り逆方向のモーメントが打ち消すよう
に作用する。従ってクランク軸回りの回転振動が低減す
る。このため特に低付加時の振動が減少する。シリンダ
中心線を偏心させることにより、1次バランサーを2軸
備えることなく、回転振動を低減することができる。即
ち特に1次バランサーを2軸備える必要がないので、エ
ンジンのコンパクト化を保ち、かつコストの増加を抑制
することができる。
(2)クランクウェブに設けられ企カウンタバランサー
の重心を、クランクピンに対して1806の位相差の位
置から回転方向後方へずらし、1次バランサーの重心を
、クランクピンに対して180°の位相差の上記位置に
対称位相の位置から、1次バランサーの回転方向後方側
へずらしているので、カウンターバランサー17及び1
次バランサー20と往復重量W RECの1次振動成分
の位相を合わせることが可能となり、シリンダ中心線方
向起振力FXの増加を防ぐことができる。即ち第7図の
場合より回転起振力MZを大幅に減じさせ、かつシリン
ダ中心線方向起振力FXは増加させないことが可能とな
る。
の重心を、クランクピンに対して1806の位相差の位
置から回転方向後方へずらし、1次バランサーの重心を
、クランクピンに対して180°の位相差の上記位置に
対称位相の位置から、1次バランサーの回転方向後方側
へずらしているので、カウンターバランサー17及び1
次バランサー20と往復重量W RECの1次振動成分
の位相を合わせることが可能となり、シリンダ中心線方
向起振力FXの増加を防ぐことができる。即ち第7図の
場合より回転起振力MZを大幅に減じさせ、かつシリン
ダ中心線方向起振力FXは増加させないことが可能とな
る。
第1図は本発明を適用したエンジンの縦断面略図、第2
図は第1図の力関係図、第3図はクランク軸回り回転起
振力の変化を示すグラフ、第4図は回転振動の測定方法
を示す概略図、第5図はその結果を示すグラフ、第6図
はシリンダ中心線方向起振力の変化を示すグラフ、第7
図は従来例の縦断面図である。11・・・シリンダ、1
2・・・クランク軸、15−・・クランクピン、16・
・・クランクウェブ、17・・・カウンタバランサー、
20・・・1軸1次バランサー、CO・・・シリンダ中
心線、Ol・・・クランク軸回転半径中心、C1・・・
カウンタバランサーの重心、C2・・・1次バランサー
の重心口戦皿、I)+tgy、r)) 圀
図は第1図の力関係図、第3図はクランク軸回り回転起
振力の変化を示すグラフ、第4図は回転振動の測定方法
を示す概略図、第5図はその結果を示すグラフ、第6図
はシリンダ中心線方向起振力の変化を示すグラフ、第7
図は従来例の縦断面図である。11・・・シリンダ、1
2・・・クランク軸、15−・・クランクピン、16・
・・クランクウェブ、17・・・カウンタバランサー、
20・・・1軸1次バランサー、CO・・・シリンダ中
心線、Ol・・・クランク軸回転半径中心、C1・・・
カウンタバランサーの重心、C2・・・1次バランサー
の重心口戦皿、I)+tgy、r)) 圀
Claims (1)
- (1)クランク軸と同速でかつ逆方向に回転する1軸1
次バランサーを、クランク軸と平行に備え、シリンダ中
心線をクランク軸の回転中心に対、して1次バランサー
側へ偏心させ、クランクウェブに設けられるカウンタバ
ランサーの重心を、クランクピンに対して180°の位
相差の位置から回転方向後方へずらし、1次バランサー
の重心を、クランクピンに対して180°の位相差の上
記位置に対称位相の位置から、1次バランサーの回転方
向後方側へずらしたことを特徴とするエンジンのバラン
ス機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23109490A JPH0641777B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | エンジンのバランス機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23109490A JPH0641777B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | エンジンのバランス機構 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59099302A Division JPS60245852A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | エンジンのバランス機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115745A true JPH03115745A (ja) | 1991-05-16 |
| JPH0641777B2 JPH0641777B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=16918201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23109490A Expired - Lifetime JPH0641777B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | エンジンのバランス機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641777B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP23109490A patent/JPH0641777B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0641777B2 (ja) | 1994-06-01 |
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