JPH031159A - コピークロスとその製造方法およびコピー方法 - Google Patents

コピークロスとその製造方法およびコピー方法

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JPH031159A
JPH031159A JP1136542A JP13654289A JPH031159A JP H031159 A JPH031159 A JP H031159A JP 1136542 A JP1136542 A JP 1136542A JP 13654289 A JP13654289 A JP 13654289A JP H031159 A JPH031159 A JP H031159A
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保 中島
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博恭 加藤
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豊 増田
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00443Copy medium
    • G03G2215/00523Other special types, e.g. tabbed
    • G03G2215/00527Fabrics, e.g. textiles

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、得られる画像の濃度が濃くかつ鮮明で、耐久
性に富みしかもその画像が直接複写によって得られたも
のであるという特徴を有する電子複写によりコピー(複
写)された画像を表面に有し7ているクロス(繊維布)
(以下、本発明では、この複写された画像を有する繊維
布をコピークロスと言う)とその製造方法、さらにその
ような繊維布を良好に得るためのコピー方法に関するも
のである。
さらに詳しくは、例えは地図などが複写された本発明の
コピークロスを用いれば、風雨や水、日光などが当たっ
ても、破けたり字や図面かにじんだり、黄変劣化などの
現象がほとんど見られずに従来の紙に複写したものに比
較して耐久性が大きく、また、衣料などとして用いられ
る場合には、ファツション性が豊かであり感性や個性の
表現パワーも大きく、まさにこれからの生活文化様式に
大きなインパクトをもたらすコピークロスとその製造方
法に関するものである。
本発明において、コピーとは、着色粉末(トナー)また
は着色シートなど実質的に固体状の粉末を用いて、被コ
ピー体(従来は、紙とかフィルム)上に画像(原画像)
を印刷または転写させるか、または、原画像を他物体に
移すこと以外に、コンピューターからのデータ画像や文
字データを被コピー体上に印刷するなどの電子複写のこ
とを言うものであり、また、該電子複写とは、電子写真
方式、感熱転写方式、昇華転写方式などの各種の電子的
に印刷する印刷方式全てを含むものである。
本発明によれば、例えば、地図、旗、ポスターちらI7
、雑誌、辞書、手芸布などの身の回り品、Tシャツ、ポ
ロシャツなどのカジュアルウエア、水着、テニスなどの
スポーツウェア、ブラウス、カッターシャツ、スーツ、
ワンピースなどのフォーマルなウェア、さらにはレイン
コート、アノラック、ヤッケなどの雨具用布帛、そのほ
かカーテン、壁装材などの室内外の装飾材や、また記録
材としても有効に使用することのできる新規なコピーク
ロスが提供されるものである。
[従来の技術] 織編物などの布帛類に、文字、絵、写真などを複写する
ことは、既に提案されているところである。
例えば、特公昭57−59547号公報においては、布
帛類の非印捺面と転写用電極の間に表面平滑状シー l
−を間挿し、てトナー画像を布帛類へ直接転写印捺する
方法、特公昭58−36771号公報においては、昇華
性染料を用いて、紙に転写した後、転写面を布帛類に重
ねて染料の昇華温度以上に加熱して、昇華染料を布帛類
に再転写する方法、特開昭52−23939号公報では
、キャリヤシートと布帛類に静電気を印加して、キャリ
ヤシートと布帛類とを密着化させ印捺転写する方法、特
開昭51−103433号公報では、静電荷像用トナー
を改良し、布帛類に良好に染着できるようにしたもの、
さらに実開昭60−128354号公報、実開昭61−
85465号公報では、複写しようとする布の供給状態
について検討をされた考案が提案されている。すなわち
、シワの発生や変形がない安定した状態で布に複写され
るよう、供給布帛に糊や、塗料を含浸させておくという
提案などである。
このように、これまで種々の提案がなされているが、こ
れらは、転写方法を工夫したものであったり、着色剤に
関するもの、あるいは布帛類の供給状態に関するもので
あって、実際、被複写体となる布帛そのものの構造につ
いて検討をしているものは見られない。したがって、こ
のような従来技術では、非常に繁雑な工程が必要とされ
たり、布帛類へのコピーにおいて最も問題となるトナー
の布帛類への転写効率に自ずと限界が生じたりするので
、得られる画像が不鮮明であったり、十分な画像濃度が
得られず、被複写体として現在最も多く用いられている
紙、フィルム類とは、明らかに得られる画像に差がある
ので、いまだかつて実用化に至っていないのが現状であ
る。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上述のような従来技術の問題点に鑑み
、例えば、本発明のコピークロスを衣料分野に用いた際
には、各自好みの絵、文字、写真、マーク、図面などが
鮮明にコピーされ、しかも非常にソフト性にも富んでい
るので、他人が着用していない個性的で、ファッション
性豊かな衣料となし得る。また、地図、旗などのコピー
されたクロスを用いた場合、破れに<<、風雨にも強く
、耐久性に富んだものとなる。
本発明の目的は、このように機能性、個性、ファツショ
ン性および耐久性の豊かな衣料、及び身の回り品、装飾
品類を実現する新規なコピークロスとその製造方法を提
供せんとするものである。
また、本発明の他の目的は、そのようなコピークロスを
得るためのコピー方法を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、−上述した目的を達成するために゛、次の構
成からなるものである。
すなわち、本発明のコピークロスは、主として1〜0.
00001デニールの極細繊維を主体としてなり、電子
複写により複写された画像を表面に有する繊維布である
ことを特徴とするものである。
また、上述本発明のコピークロスの製造方法は、主とし
て1〜0.00001デニールの極細繊維を主体として
なる繊維布と熱接着性フィルムとを加熱圧着せしめて積
層一体化して後、該積層一体化物を前記繊維布面を複写
画像形成面として電子複写装置にかけて所望の画像を複
写し、しかる後、前記繊維布と前記フィルムとを剥離せ
しめることを特徴とするコピークロスの製造方法である
あるいはまた、上述本発明のコピークロスの製造方法は
、主として1〜0.00001デニールの極細繊維を主
体としてなる繊維布と紙および/またはフィルムとを接
着剤を用いて圧着せしめて積層一体化して後、該積層一
体化物を前記繊維布面を複写画像形成面として電子複写
装置にかけて所望の画像を複写し、しかる後、前記接着
剤を除去して繊維布と紙および/またはフィルムとを分
離せしめることを特徴とするコピークロスの製造方法で
ある。
あるいはまた、上述本発明のコピークロスの製造方法は
、主として1〜0.00001デニールの極細繊維から
なりかつ低融点接着繊維を含んでなる繊維布と紙および
/またはフィルムとを前記低融点接着繊維の融点以下の
温度で高温加圧することにより積層一体化して後、該積
層一体化物を前記繊維布面を複写画像形成面として電子
複写装置にかけて所望の画像を複写し、しかる後、該繊
維布と紙および/またはフィルムとを剥離せしめること
を特徴とするコピークロスの製造方法である。
また、本発明のコピー方法は、主として1〜0゜000
01デニールの極細繊維を主体としてなる繊維布を、被
コピー体として電子複写装置にかけることを特徴とする
コピー方法である。
[作用] 以下、図面などに基づいて本発明のコピークロスとその
製造方法さらにはコピー方法について、さらに詳しく説
明する。
本発明のコピークロスおよびその製造方法において、1
デニール以下の繊維を製造する方法は特に限定されるも
のではなく、従来から知られている各種の極細繊維の製
造技術などをそのまま使用することができる。すなわち
、たとえば、一般に、海島型複合繊維と言われる高分子
相互配列体繊維による方法で作ってもよく、また、その
島成分がさらに海島型複合繊維と言われる高分子相互配
列体繊維になっているものから作ってもよい。この場合
の海成分は溶剤や分解剤で分離してもよいし、A、B2
成分からなる剥離型の分割繊維のように分離してもよい
。また、直接紡糸する方法において、紡糸条件を極細繊
維を紡糸する条件に設定して作ってもよいし、また、あ
るいは、ASB2成分からなる剥離型の分割繊維を使用
することにより、1デニール以下の繊維となす方法等を
使用してもよい。
このような、1〜0.00001デニールの繊維を製造
する方法は幾つかの方法が知られており、例えば、「化
学と工業、第36巻第521〜523頁J  (198
3年、日本化学会発行)にも説明されている通りであり
、本発明ではそれの方法のうち適宜のものを使用できる
ものである。
本発明のコピークロスは、繊維布からなるものであれば
よく、該繊維布は、織編物や不織布のいずれであっても
よいが、所謂従来のコピー用紙のような硬くてパリパリ
としたものではない。
織編物となす方法は従来のいかなる方法によってもよい
。組織も織物であるならば、平織り、斜文織、朱子織、
これらの二重織りあるいは変化組織であってもよく、ま
た、編物であるならば、ヨコ編、タテ編など全ての編(
広義)が含まれ得る。
また、不織布においては、一般的なスパンボンド法ある
いはフラッシュ紡糸法、メルトブロー法などによって得
られるもののいずれを使用してもよい。
本発明のコピークロスを織編物によって構成させる場合
、タテ糸、ヨコ糸の構成糸本数及び密度は、本発明の所
期の効果を得る上において重要な要素を占める。すなわ
ち、タテ糸、ヨコ糸の構成糸本数の積が5,000,0
00本/d以上であることが好ましく、また、タテ糸、
ヨコ糸の織、編密度の積が1.000本/d以」二であ
ることが好ましく、かかる数値を満足しない場合には、
着色剤の織編物への転写効率が不良となる傾向にあり、
実用的な画像濃度が得られなかったり、図柄の境界が不
鮮明となり鮮明な画像が得られなくなる傾向にある。
同様に、不織布においても、非常に緻密でかつなるべく
平坦な表面構造であることが好ましい。
具体的には、必ずしも限定されるものではないが、本発
明者らの知見によれば、見掛は密度で0.15g/am
3以上のものが好ましく、たとえば、通常のスパンポン
ド不織布や短繊維不織布にカレンダー加工を施したもの
や、ウォータージェットパンチを施したものは好適に使
用することができるものである。特に極端なエンボス加
工を施された表面凹凸の激しいものは、一般的には本発
明には適さないと言える。ただし、そのような表面凹凸
を生かした商品展開が特に歓迎されるような分野では、
該表面凹凸の激しい不織布を使用してもむろん差支えな
い。
なお、見掛は密度とは、次式によって表される値である
これらの理由を、織物を例にとり図面を用いながらさら
に詳しく説明する。
第1−図は、本発明の単糸繊度が1デニール以下の極細
糸からなる高密度織物よりなるコピークロスの縦断面概
略モデル図であり、極細糸の多数が緻密に集合し、かつ
織物の表面状態が非常にフラットである状態をモデル的
に示したものである。
第2図は、通常の単糸繊度が太い糸使いのしかも密度が
粗い織物の縦断面概略モデル図であり、織物の表面が凹
凸の激しい状態をモデル的に示したものである。
第3図は、被複写体として一般的に用いられる紙(複写
紙)の断面概略図を示したものであり、むろん表面は繊
維布に比べて平滑性は一般に非常に高い。
第4図、第5図、第6図は、それぞれ、第1図、第2図
、第3図に対応する平面図であり、一定面積において得
られる着色(転写)部分を示した概略平面図である。
なお、図中1は織物を構成するタテ糸、2はヨコ糸であ
り、3は紙を示すものである。また、al 1al ’
   al    a2 N a2   a2′a3 
 ) a3     a3     a4 S a4 
  zaaa5、a5   a5   ・・・は、着色
(転写)部を示すものである。
本発明のコピークロスは、極細繊維を使用していること
により第1図にモデルを示したような特異なフラット状
構造を呈し得ることにより、第3図で示す一般的によく
用いられる紙(コピー用紙)に近い、非常にフラットな
状態となるのである。
すなわち、1〜0.00001デニールの極細繊維を主
体として用いて製布することにより、繊維間隔が非常に
緻密となり、はぼ隙間のみられない断面構造となる。さ
らに、繊維布表面に適宜な外圧処理(例えばプレス処理
など)を加えることにより、より一層各極細単繊維の配
列がフラ・ソト化されて緻密となり、繊維布表面構造が
フラットな最密充填構造となり、着色剤が有効に転写さ
れる表面状態になるのである。
したがって、第4図、第5図、第6図の3つのモデル図
に示したように本発明の織物は、着色剤の転写される有
効面積が非常に多く、紙(複写紙)に近い実用的な画像
濃度及び境界の明瞭な図柄を得ることができる。
また、上述のように織編物または不織布の緻密性を高め
るために、たとえば、熱収縮の高い糸を用いて製布後、
ニードルパンチ処理あるいはウォータジェットパンチ処
理等を加えることにより、構造をより緻密化させること
も有効な手段である。
さらに、製布後、該繊維布の上または上下から加圧プレ
ス処理を施すことも、前述したようにより一層表面をフ
ラットな状態となし得るので好ましい。加圧プレス処理
は、たとえばアイロンを用いた処理であってもよく、あ
るいはカレンダーロール装置を用いた処理などであって
もよい。また、プレス処理を有効に行うためには、繊維
布に使用されている素材の融点以下の温度で、加熱処理
するのもより好ましい。たとえば、素材がポリエステル
繊維であるならば、200℃以下の温度で処理すること
が好ましい。
また、該プレス処理は、繊維布を後述するフィルムまた
は紙などと積層し一体化するのと同時に行うのも工程が
簡略化できるので好ましい方法である。ただし、このと
き注意しなければならないことは、コピー後、該フィル
ムまたは紙を繊維布から剥離しなければならないので、
該フィルムまたは紙などと該繊維布を接着するのに用い
る接着剤の通常の接着剤使用条件(温度、圧力)よりは
弱い条件で、接着処理を行うことが肝要な点である。
積層されるフィルムまたは紙などは、その厚さは6μ〜
400.μ程度、また、繊維布の厚さの1/40〜3倍
程度の厚さのものを使用するのがよい。フィルムとして
は、ポリエステル系のものやポリプロピレン系のものな
どの比較的硬めのものを使用することが肝要である。一
般的に言うと、電子複写機にかけることのできる紙やフ
ィルムは大概のものが使用できるし、また、その紙やフ
ィルムの単体では強度的な問題などから複写機にかける
ことのできないようなものであっても、繊維布と合体さ
れれば電子複写機にかけ得る強度や可撓性を有するよう
になるものも使用することができる。
繊維布を被複写体に用いた場合、得られる画像の鮮明性
、濃度の他に、いかにシワの発生や変形を抑制し安定し
た状態で複写機などに供給することができるかの点も重
要である。この対策としてき、繊維布とフィルム類およ
び/または紙類とを積層一体化して複写機などに供給し
、複写後の適宜の時点で分離すればよい。
該積層一体化の方法の好ましい方法は、表面に熱接着性
樹脂がラミネートされたフィルムを用い、該接着樹脂の
通常の完全接着処理温度よりも30〜50℃低い温度で
、加熱圧着処理を行えばよい。
通常の完全接着処理温度近辺もしくはそれ以上の温度で
接着処理を行うと、複写後において繊維布と該フィルム
、紙との分離が困難となるので、好ましくない。
フィルムにラミネートをされる接着剤(接着樹脂)とし
ては、たとえば、ポリエステル2軸延伸フイルムを用い
た場合、共重合ポリエステルとポリエチレンとが適宜の
割合いでブレンドされたものが一般的である。
加熱圧着処理条件において、温度は、接着樹脂の組成に
より異なるが、前述したごとく、各々樹脂の完全接着処
理温度よりも低い条件で行うことが肝要である。たとえ
ば、前記樹脂組成からなる接着剤のラミネートされたフ
ィルムを用いる場合、完全接着処理温度は、一般に16
0〜180℃であるから、これよりも30〜50°C低
い温度、すなわち110〜130℃程度が適正な処理温
度範囲となる。処理圧力は、繊維布の表面をフラット化
することにも関係するが、おおよそ60kg/eni以
下の圧力であるのが好ましい。あまり高圧力で処理する
と、繊維布が目ズレ現象、表面のテカリ現象、風合の粗
硬化が懸念されるので好ましくない。
このような方法とは別に、次のような方法を用いてもよ
い。
その一つは、紙および/またはフィルム上に接着剤を塗
布し、加圧接着により繊維布と一体化し、コピー処理後
、接着剤の溶出処理によりフィルムおよび/または紙と
、該繊維布を分離させる方法である。該方法において接
着剤としては、アクリル系またはPVA系からなる水溶
性糊剤が代表的である。このときの溶出処理は、熱水で
行えはよい。
また、他の方法としては、極細繊維を用いて繊維布を製
布する際に、低融点接着繊維を混繊しておき、製布後、
低融点接着繊維よりも低い温度で、紙および/またはフ
ィルムと加圧接着する方法である。低融点接着繊維とし
ては、ナイロン6.66.610.12が適宜の割合い
で共重合されたもの、あるいは、ポリブチレンテレフタ
レートと、イソフタル酸の共重合品が一般的である。低
融点繊維の混繊比率は、繊維布全重量に対し50重量%
以下、好ましくは30重量%以下であり、50重量%を
越えるものになると繊維布の風合が粗硬となったり、表
面のフラットな繊維布が得られなかったり、接着力が過
大となり、コピー後、繊維布を剥がすのが困難となる。
本発明は、構成繊維の繊度を充分に小さくし、しかも高
密度で緻密な繊維布とすることにより、更に、好ましく
は表面を軽くプレス処理をすることにより、表面構造が
均一で、かつ非常にフラットで、し、かも非常に緻密で
コピー用の繊維布として最適条件の備わったものになる
という新規な知見に基づき得られたものである。
このように、本発明のコピークロスは、従来被複写体と
して多用される紙と同様に、高濃度でしかも型ぎわの鮮
明な画像が直接得られるに大きな効果を持つものであり
、さらに、極細繊維を主体として使用されていることか
ら風合の非常に軟らかい繊維布でもあるので、身の回り
品類はもちろんのこと、一般衣料分野への展開も可能と
なり、今後の生活文化、衣料文化に大きな影響をもたら
すものである。
さらに、異なる色相の着色剤を含有するトナーを順次−
枚の繊維布に複写していくことにより多色にカラーコピ
ーされた繊維布も得られることは言うまでもない。
本発明によれば、上述のように高濃度なコピー画像が得
られるが、本発明者らの各種知見によれば、たとえば、
L値を用いて表現するならば、原画像のL値と比べて、
一般的に言って、本発明による複写画像のL値は8以内
ないし10以内程度の濃度ダウン(L値数値のダウン(
L値が大きくなる))程度でおさまり、原画像の再現性
が良好なものと言えるものである。なお、もちろん、後
述実施例1に記載されるコピー専用紙による如く、原画
像のL値よりも低い値の複写画像、すなわち原画像より
も濃い色となった複写画像繊維布を得ることも可能であ
る。
本発明のコピークロスは、さらに複写前または後におい
て、シリコーン系あるいはフッソ系などの撥水撥油処理
、染色仕上げ処理、コーティングや貼り合わせ処理、含
浸処理、縫製加工、極細繊維を生かした吸水や親木加工
処理などを、それぞれ単独または組合わせて行ってもも
ちろんよいものである。
[実施例] 以下に本発明を実施例にて詳細に説明するが、これらの
実施例によって、本発明が特別に制約、限定されるもの
ではない。
なお、実施例中の濃色性、型ぎわの鮮明性、風合、耐久
性フィルムとの一本化性の測定は、次の方法によるもの
である。
濃色性:多光源分光測色型(スガ試験機■製)にてL値
を測定。
型ぎわの鮮明性:5名の専門パネラ−の視覚判定。
風 合   : 5名の専門パネラ−の触覚判定。
耐久性   二手で軽く引っ張ったり、水中に浸したと
きの状態の視覚判定。
◎:耐久性が非常に優れている ○:耐久性が優れている ×:耐久性が劣る 実施例1、比較例 高分子相互配列体繊維であって海成分としてポリスチレ
ン、島成分としてポリエチレンテレフタレートからなり
、島/海比90/10で、トータルデニール50デニー
ル、9フイラメント、島成分本数が70本からなるフィ
ラメントヤーンをタテ糸、ヨコ糸とし、生機密度のタテ
、ヨコが各々57本/cm、43本/ cmのタフタを
得た。
このものを180℃で乾熱セ・ソト後、トリクロールエ
チレンで洗浄して乾燥し1、単糸繊度0.07デニール
の極細繊維織物を得た。このときの密度はタテ、ヨコ各
々61本/cm、45本/ cmであった。したがって
、タテ、ヨコ密度の積が2.745本/dであり、構成
糸本数の積が1,089゜490.500本/ ciで
あった。また、ポリエステル2軸延伸フイルム(厚さニ
ア0μ)の片面上に、接着剤として低融点共重合ポリエ
ステル(融点112℃)80重量%とポリスチレン20
重量%とのブレンド物を240℃にて20μm厚みに溶
融押出しラミネートをして熱接着性フィルムを準備した
次に、上記織物をこのフィルムの接着剤ラミネート面に
115℃の熱アイロンを用いて熱プレス処理(プレス圧
3kg/car)を施1y 、織物とフィルムを接着に
より積層一体化した。(なお、参考までに、織物とフィ
ルムを完全接着させるためには、160℃以」二の温度
が必要であった。)さらに、比較例1用として、タテ糸
が50デニール、]−8フィラメント(単糸繊度2,8
デニル)、ヨコ糸が75デニール36フイラメント(単
糸繊度2.1デニール)、仕上げ密度がタテ43本/ 
cm 、ヨコ32本/ cmのポリエチレンテレフタレ
ートからなるフィラメント織物(タフタ)を準備した。
該織物のタテ、ヨコ密度の積は1.376本Zcrdで
あり、構成糸本数の積は891,648本/dであった
さらに、比較例2用として通常被複写体として常用され
ている複写紙(富士ゼロックス■製商品コードZ691
)をも準備した。
こうして得られた3点の被複写体において、織物とフィ
ルムの積層体においては織物面を被コピー面とし、原画
像としてカラーポスター写真を用いカラーコピー機(富
士ゼロックス■製EC−10型)にて全て同条件で複写
を行った。なお、積層体は、複写後簡単な手もみ作用に
より、フィルムと織物を分離した。
ポスター写真を複写した織物および紙の複写性と一般特
性を第1表に示す。
なお、L値の測定箇所は、ポスター写真の人物画におけ
る髪の毛の部分(黒色部)を測色した値であり、原画像
でのL値は22.27であったものである。
実施例2 実施例1で得られた極細繊維織物を用い、接着剤として
水溶性ポリビニールアルコール糊剤016%水溶液を、
別途準備したフィルム上に塗布し、極細繊維織物をシワ
が入らないようにタテ、ヨコ方向に張力を加えつつ均一
に貼り合わせた。
次いで、実施例1と同条件で極細繊維織物上にカラーポ
スター写真を複写した後、80℃の熱水中に静置しつつ
、ゆっくりと上記フィルムと織物とを剥離し乾燥した。
こうして得られた布帛は、実施例と同様に良好な複写画
像と一般特性を有するコピークロスであった。
実施例3 タテ糸に50デニール、24フイラメントのポリエステ
ルフィラメント糸、表ヨコ糸に245デニール、40フ
イラメントの海島型合成繊維(海成分:ポリスチレン、
島成分:ポリエチレンテレフタレート、島/海比率=7
8/22、島成分本数236本(単繊維繊度=0.13
デニール)、のフィラメント糸を用い、裏ヨコ糸に50
デニール、24フイラメントのポリエステルフィラメン
ト糸と、50デニール、10フイラメントの低融点共重
合ナイロンフィラメント糸(融点130℃)を1本交互
に配列し、仕上げ密度がタテ糸54本/cm、ヨコ糸6
4本/ c mからなる表組織が5枚朱子で裏組織が2
/3ツイルのヨコ二重織物を得た。なお、共重合ナイロ
ンフィラメント糸は、低融点接着繊維の役目を果たすも
のであり、該繊維は、布帛全重量に対して6.9重量%
の混繊比率であった。
該織物の、タテ、ヨコ糸の織密度積は1,296本/c
m2であり、構成糸本数の積は60,424.704本
/cm2であった。
次いで、該織物を、100℃に加熱されたアイロンを用
いて手で強く押さえながら織物の裏面とフィルムとを熱
圧着した。
さらに、織物面に実施例1と同条件でカラーポスター写
真を複写した後、手で織物とフィルムとを剥離し、良好
に複写されかつ一般特性の良好なコピークロスを得るこ
とができた。
かかる第1表から明らかなごとく、本発明によって得ら
れたものは、通常多用されている複写紙(比較例3)に
近い複写性能を有し、風合、耐久性にも非常に優れたコ
ピーされた織物が得られた。
[発明の効果] 以上述べた通りの本発明によれば、以下に列記するよう
な優れた作用、効果を奏する新規な電子複写により複写
された画像を表面に持つ繊維布(コピークロス)を得る
ことができる。
(1)紙、フィルム類と同様、直接複写が可能で、しか
も複写性も非常に良好であるコピークロスである。
■ 製造方法が容易であり、しかも直接複写が可能であ
るので、コスト低減効果が大である。
(3)画像濃度、図柄、文字などの境界が明瞭で型ぎわ
のしっかりした画像が付与されたコピークロスである。
(4)個々の要求に応じた、すなわち非常に個性的な図
柄、写真、文字の入った繊維布が、すばやく、しかも容
易に得られる。
(5)風雨、水、破れなどに対し強い抵抗を有し、これ
らの風雨などに対して従来の紙と比較して、非常に耐久
性において優れている。
(6)非常に柔らかく、しかも通常のコピー用紙程度の
サイズのものであれば、ポケットにでも簡単に入ってし
まうような繊維布でもあって、かさ張らず、携帯に便利
なコピークロスが得られる。
■ シワや、折り目がついても、伸ばすことにより容易
に該シワや折り目を除去することができるものであり、
シワや折り目により弱くなることを心配することなく、
また、書類カバンや書類入れなどがなくとも、また保管
時に折り目をつけざるを得ないようなときでも、該シワ
や折り目を心配することなく保管や携帯に便利なもので
ある。
本発明によるコピークロスは、以上のような数多(の特
徴と効果を有しており該特徴を生かして、地図、旗、ポ
スター、カレンダー、ちらし、雑誌、辞書、手芸布、壁
掛け、座布団側地、ハンカチ、ネッカチーフ、スカーフ
、マフラー、手拭、ネクタイ、ゼツケン、本のカバー、
傘などの各種の身の回り品類、Tシャツ、ブラウス、コ
ート、ヤッケ、ウィンドプレイカー、アノラックなどの
衣料用分野、そのほか記録材分野、あるいは電気スタン
ドのシェード、カーテン、室内外の壁装材、装飾用のデ
イスプレィやテント地分野などにおいて、幅広く無限に
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の単糸繊度が1デニール以下の極細糸
からなる高密度織物よりなるコピークロスの縦断面概略
モデル図であり、極細糸の多数が緻密に集合し、かつ織
物の表面状態が非常にフラットである状態をモデル的に
示したものである。 第2図は、通常の単糸繊度が太い糸使いのしかも密度が
粗い織物の縦断面概略モデル図であり、織物の表面が凹
凸の激しい状態をモデル的に示したものである。 第3図は、被複写体とじて一般的に用いられる紙(複写
紙)の断面概略図を示したものであり、むろん表面は、
完璧にフラットである。 第4図、第5図、第6図は、それぞれ、第1図、第2図
、第3図に対応する平面図であり1、一定面積において
得られる着色(転写)部分を示した概略平面図である。 1:織物を構成するタテ糸、 2:ヨコ糸、 3:紙 als  al      al      a2  
、 a2     a 2a3 % a3   a3 
  ad Xait   ad  、a5、a5   
a5   ・・・:トナー着色(転写)部 特許出願人 東 し 株 式 会 社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)主として1〜0.00001デニールの極細繊維
    を主体としてなり、電子複写により複写された画像を表
    面に有する繊維布であることを特徴とするコピークロス
    。 (2)繊維布が、織編物であることを特徴とする請求項
    第(1)項記載のコピークロス。(3)繊維布が、不織
    布であることを特徴とする請求項第(1)項記載のコピ
    ークロス。(4)織編物が、主として1〜0.0000
    1デニールの極細繊維からなる糸が主体に用いられてな
    る織編物であって、該織編物のタテ、ヨコ密度積が1,
    000本/cm^2以上であり、かつ構成糸本数積が5
    ,000,000本/cm^2以上であることを特徴と
    する請求項第(2)項記載のコピークロス。 (5)不織布が、主として1〜0.00001デニール
    の極細繊維を主体としてなり、かつ該不織布の見掛け密
    度が0.15g/cm^3以上であることを特徴とする
    請求項第3項記載のコピークロス。 (6)主として1〜0.00001デニールの極細繊維
    を主体としてなる繊維布と熱接着性フィルムとを加熱圧
    着せしめて積層一体化して後、該積層一体化物を前記繊
    維布面を複写画像形成面として電子複写装置にかけて所
    望の画像を複写し、しかる後、前記繊維布と前記フィル
    ムとを剥離せしめることを特徴とするコピークロスの製
    造方法。 (7)主として1〜0.00001デニールの極細繊維
    を主体としてなる繊維布と紙および/またはフィルムと
    を接着剤を用いて圧着せしめて積層一体化して後、該積
    層一体化物を前記繊維布面を複写画像形成面として電子
    複写装置にかけて所望の画像を複写し、しかる後、前記
    接着剤を除去して繊維布と紙および/またはフィルムと
    を分離せしめることを特徴とするコピークロスの製造方
    法。 (8)主として1〜0.00001デニールの極細繊維
    からなりかつ低融点接着繊維を含んでなる繊維布と紙お
    よび/またはフィルムとを前記低融点接着繊維の融点以
    下の温度で高温加圧することにより積層一体化して後、
    該積層一体化物を前記繊維布面を複写画像形成面として
    電子複写装置にかけて所望の画像を複写し、しかる後、
    該繊維布と紙および/またはフィルムとを剥離せしめる
    ことを特徴とするコピークロスの製造方法。 (9)主として1〜0.00001デニールの極細繊維
    を主体としてなる繊維布を、被コピー体として電子複写
    装置にかけることを特徴とするコピー方法。
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