JPH031181B2 - - Google Patents
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- JPH031181B2 JPH031181B2 JP15667383A JP15667383A JPH031181B2 JP H031181 B2 JPH031181 B2 JP H031181B2 JP 15667383 A JP15667383 A JP 15667383A JP 15667383 A JP15667383 A JP 15667383A JP H031181 B2 JPH031181 B2 JP H031181B2
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車におけるペダルに関する。
自動車に装備されるアクセルペダル、クラツチ
ペダル、ブレーキペダルなどは苛酷な条件で使用
され、頻繁に繰り返される踏込操作や急激な強い
踏込に対しても充分耐えるような耐久性および耐
衝撃性が要求されている。そのため従来において
は、自動車におけるペダルは一般に金属製であ
る。 しかし金属製ペダルは重量が大きく、しかも部
品点数も多く、各部品の管理が困難であると共に
多数個所に溶接しなければならず、量産性に劣る
という欠点がある。 近年、自動車においては燃費向上のため車体の
軽量化が要求されているが、この点からペダルに
ついても軽量化が要望されている。 本発明は前記の点に鑑みて、軽量でかつ耐久性
および耐衝撃性の大きなペダルを提供せんとする
ものである。 すなわち本発明はポリアミド、ガラス繊維、エ
チレン−プロピレン共重合体ゴムおよびアイオノ
マー樹脂からなるポリマミド組成物であつて、該
組成物中のガラス繊維の量が15〜40%(重量%、
以下同様)、エチレン−プロピレン共重合体ゴム
の量が2〜10%、アイオノマー樹脂の量が5〜20
%であるポリアミド組成物の成形物であることを
特徴とする自動車におけるポリアミド製ペダルに
関する。 従来よりポリアミドなどの熱可塑性樹脂にガラ
ス繊維を配合したいわゆるガラス繊維強化熱可塑
性樹脂が知られている。しかしガラス繊維強化ポ
リアミドは強度は充分であるが、耐衝撃性に劣る
ため、自動車のペダルの材料としては使用しえな
い。 ガラス繊維強化ポリアミドの耐衝撃性を改良す
る方法としては、可塑剤またはゴム物質を配合す
ることが考えられる。しかし、可塑剤を配合する
ばあいは可塑剤がブリードしやすく、またスチレ
ン−ブタジエンゴムなどの通常のゴム物質を配合
するばあいはポリアミドと該ゴム物質とが相分離
を起しやすく所望の物性がえられず、いずれのば
あいも実用化に乏しい。 しかるに本発明においては、ガラス繊維強化ポ
リアミドにエチレン−プロピレン共重合体ゴムと
いう特定のゴム物質およびアイオノマー樹脂を配
合し、しかもエチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム、アイオノマー樹脂およびガラス繊維の配合割
合をそれぞれ組成物全量に対して2〜10%、5〜
20%および15〜40%に特定することにより、ガラ
ス繊維強化ポリアミドのその他の物性を損なうこ
となく耐衝撃性を大巾に向上せしめることがで
き、自動車におけるペダルの成形樹脂材料として
好適であることが見出された。 本発明に用いるポリアミドとはプラスチツク成
形性を有する脂肪族ポリアミドおよび芳香族ポリ
アミドであり、とくに脂肪族ポリアミドが好まし
い。脂肪族ポリアミドとしては、ナイロン−6、
ナイロン−6,6、ナイロン−6,10、ナイロン
−6,12、ナイロン−7、ナイロン−11、ナイロ
ン−12などがあげられる。芳香族ポリアミドとし
ては、たとえばポリヘキサメチレンジアミンテレ
フタルアミド、ポリヘキサメチレンジアミンイソ
フタルアミドなどがあげられる。これらポリアミ
ドは単独でまたは2種以上の混合物として用いる
ことができ、さらに共重合体として用いることが
できる。 本発明に用いるガラス繊維は強化熱可塑性樹脂
に一般に使用されているガラスロービング、チヨ
ツプドストランド、ミルドフアイバなどである。 またエチレン−プロピレン共重合体ゴムはエチ
レンおよびプロピレンのモノマー単位からなるゴ
ム状の共重合体である。 さらにアイオノマー樹脂は樹脂の官能基の一部
が金属陽イオンによつて架橋された構造をもつて
いるものである。 本発明におけるポリアミド組成物においては、
該組成物中のガラス繊維の量が15〜40%、エチレ
ン−プロピレン共重合体ゴムの量が2〜10%、ア
イオノマー樹脂の量が5〜20%であることが必要
である。ガラス繊維の量が前記範囲より少ないば
あいはポリアミド組成物の成形品の剛性が不足
し、前記範囲より多いばあいはポリアミド組成物
の成形性が低下すると共に、成形品の外観が悪く
なり、また耐衝撃性の低下が起こる。エチレン−
プロピレン共重合体ゴムおよびアイオノマー樹脂
の量が前記範囲より少ないと耐衝撃性の向上が充
分でなく、前記範囲より多いと引張強度や熱変形
温度が低下し実用に供しえない。 前記ポリアミド組成物には安定剤、可塑剤、顔
料、難燃剤などの通常の添加剤を前記物性を損な
わない範囲内で適宜配合してもよい。 前記ポリアミド組成物からペダルを作製するに
は射出成形などの成形法により成形すればよく、
成形条件などはとくに制限されない。 つぎに本発明をアクセルペダルに適用した例を
図面に基づいて説明する。第1図は本発明におけ
るポリアミド製アクセルペダルの一実施例を示す
正面図、第2図はその側面図である。 図面において、アクセルペダル10はアーム部
11、ペダル踏部12、揺動中心となるピン部1
3、ペダルストツパ部14およびアクセルケーブ
ル取付部15からなり、これらは前記ポリアミド
組成物から一体成形される。 前記アーム部11は、ペダルを車体に対して最
適な位置に配置できしかも運転者に対して最適な
踏込みポジシヨンを付与するために、略中心部か
ら前後方向にく字形に折曲げ、かつ下部結合部1
1aをさらに同方向に折曲げるとともに、ペダル
踏部12への移行部11b及びアクセルケーブル
取付部15への移行部11cを横方向に折曲げて
支点cに対して力点Aおよび作用点Bをそれぞれ
オフセツトさせてある。 ペダル踏部12はアーム部11の下部結合部1
1aの上面側に形成され、適当な幅寸法でかつ円
弧状に湾曲させてあり、踏込み位置が異なつても
常に一定の状態で踏込めるようにしてある。また
ペダル踏部12の踏面12aには必要に応じて凸
部16が形成される。 ピン部13はアーム部11の略中央部の側面
に、これと直交する方向に突設され、ペダル操作
時の荷重に充分に耐えうるような径で形成されて
いる。このピン部13は車体に取付けられるブラ
ケツト17に回転自在に枢着されてペダル10を
揺動自在に支持する。またピン部13にはリター
ンスプリング18が装着され、その一端がブラケ
ツト17に係止され、他端がアーム部11に係止
されてペダル10に復元力が付与される。 ペダルストツプ部14はアーム部11の上端近
傍に前方に向つて突設され、その背面とアーム部
11との間に跨がつて補強リブ19が形成されて
いる。このペダルストツプ部14はペダル10を
車体に取付けた際に車体の前壁(図示されていな
い)に当接してペダル10の非繰作時の位置決め
を行なうものであり、ペダル踏部12が最適な踏
込み高さになるような長さに形成されている。 アクセルケーブル取付部15はアーム部11の
上端に上方に延びる二股状に形成され、当該二股
部15aにはアクセルケーブル20の端部の目玉
20aが嵌合する嵌合孔21が穿設されている。 そしてこのアクセルペダル10はペダル踏部1
2の裏面とアーム部11の下部結合部11aとに
跨がつて補強用ヒール部22が一体に形成されて
いる。このヒール部22は、上下方向の鍔22
a,22bが左右方向の鍔22c,22dより広
幅となつた十字形で、かつ前方に到る程細くなつ
ており、さらに左右方向の鍔22c,22dはペ
ダルの最大踏込時に車体の前壁と直交する方向に
向けて形成されており、頻繁に繰返される踏込み
操作や急激な強い踏込み操作に伴なう荷重に充分
に耐えうる強度をアーム部11の結合部11aと
ペダル踏部12との結合部に付与すると共にアク
セルペダル10をフルスロツトル位置まで踏込ん
だときにヒール部22の先端が車体の前壁に当接
してストツパの作用をなし、ペダル踏部12に作
用する荷重を受けて折損を防止するとともにピン
部13およびアクセルケーブル取付部15、さら
にスロツトルバルブ(図示されていない)への悪
影響を防止している。 またアーム部11のピン部13と反対側の側面
には、適当な長さにわたつてリブ23が形成され
ており、ペダル踏込時にピン部13からアーム部
11に作用するこぜ力に対する変形量を少なくす
るようにしている。 前記構成のアクセルペダル10はピン部13を
利用して車体側に揺動自在に取付けられ、ペダル
ストツパ14にて最適な踏込み位置に設定され
る。またアクセルケーブル取付部15にはエンジ
ン側から配設されるアクセルケーブル20の目玉
20aが嵌合孔21内に嵌合して連結される。 前記のごときアクセルペダル10は前記ポリア
ミド組成物からなる単一部品で形成されているの
で、軽量となり、しかも部品数の低減により管理
が容易となり、かつ射出成形などにより成形する
ことができ製作も容易である。 またアクセルペダル10の踏込動作時に比較的
大きな荷重が作用するアーム部11の下部結合部
11aとペダル踏部12との結合部やアーム部1
1とピン部13との結合部の近傍には補強用ヒー
ル22やリブ23が一体に形成されており、当該
部分での強度が向上し、頻繁に繰返される踏込操
作や急激な踏込み操作に伴なう荷重にも充分に耐
え、損傷の惧れがない。さらに補強用ヒール部2
2は急激な踏込みがなされたばあいストツパとし
て作用し、急激な荷重を受けてアーム部11とペ
ダル踏部12との折損を防止すると共にペダル1
0の過度な踏込みを阻止してピン部13およびア
クセルケーブル取付部15やスロツトルバルブな
どへの悪影響を防止するので安全性が高い。 またアクセルペダル10は全体が前記ポリアミ
ド組成物で形成され、適度な弾性を有してあるの
でアクセルケーブル20を介して伝達されるエン
ジンの振動は、アクセルケーブル取付部15およ
びアーム部11にて吸収されてペダル踏部12に
は伝達されず、ペダルフイーリングが向上する。
したがつてペダル踏部12の踏面12aにゴムな
どの弾性体を装着する必要がなくなり、部品数も
低減される。 前記においては本発明をアクセルペダルに適用
したばあいについて説明したが、本発明は他にク
ラツチペダルやブレーキペダルにも同様に適用で
きるものである。 つぎに実施例および比較例をあげて本発明のポ
リアミド製ペダルを説明する。 実施例 1〜3および比較例 第1表に示されるポリアミド組成物をシリンダ
−温度26〜280℃、金型温度50〜60℃の条件で射
出成形して第1〜2図に示される形状のアクセル
ペダルを作製した。 えられた各アクセルペダルについて衝撃強度を
測定した。結果を第1表に併記する。衝撃強度は
ASTM D256のノツチ付きアイゾツト衝撃強度
試験に準じて、0.5×0.5×2.5インチの試験片につ
いて測定した。 【表】
ペダル、ブレーキペダルなどは苛酷な条件で使用
され、頻繁に繰り返される踏込操作や急激な強い
踏込に対しても充分耐えるような耐久性および耐
衝撃性が要求されている。そのため従来において
は、自動車におけるペダルは一般に金属製であ
る。 しかし金属製ペダルは重量が大きく、しかも部
品点数も多く、各部品の管理が困難であると共に
多数個所に溶接しなければならず、量産性に劣る
という欠点がある。 近年、自動車においては燃費向上のため車体の
軽量化が要求されているが、この点からペダルに
ついても軽量化が要望されている。 本発明は前記の点に鑑みて、軽量でかつ耐久性
および耐衝撃性の大きなペダルを提供せんとする
ものである。 すなわち本発明はポリアミド、ガラス繊維、エ
チレン−プロピレン共重合体ゴムおよびアイオノ
マー樹脂からなるポリマミド組成物であつて、該
組成物中のガラス繊維の量が15〜40%(重量%、
以下同様)、エチレン−プロピレン共重合体ゴム
の量が2〜10%、アイオノマー樹脂の量が5〜20
%であるポリアミド組成物の成形物であることを
特徴とする自動車におけるポリアミド製ペダルに
関する。 従来よりポリアミドなどの熱可塑性樹脂にガラ
ス繊維を配合したいわゆるガラス繊維強化熱可塑
性樹脂が知られている。しかしガラス繊維強化ポ
リアミドは強度は充分であるが、耐衝撃性に劣る
ため、自動車のペダルの材料としては使用しえな
い。 ガラス繊維強化ポリアミドの耐衝撃性を改良す
る方法としては、可塑剤またはゴム物質を配合す
ることが考えられる。しかし、可塑剤を配合する
ばあいは可塑剤がブリードしやすく、またスチレ
ン−ブタジエンゴムなどの通常のゴム物質を配合
するばあいはポリアミドと該ゴム物質とが相分離
を起しやすく所望の物性がえられず、いずれのば
あいも実用化に乏しい。 しかるに本発明においては、ガラス繊維強化ポ
リアミドにエチレン−プロピレン共重合体ゴムと
いう特定のゴム物質およびアイオノマー樹脂を配
合し、しかもエチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム、アイオノマー樹脂およびガラス繊維の配合割
合をそれぞれ組成物全量に対して2〜10%、5〜
20%および15〜40%に特定することにより、ガラ
ス繊維強化ポリアミドのその他の物性を損なうこ
となく耐衝撃性を大巾に向上せしめることがで
き、自動車におけるペダルの成形樹脂材料として
好適であることが見出された。 本発明に用いるポリアミドとはプラスチツク成
形性を有する脂肪族ポリアミドおよび芳香族ポリ
アミドであり、とくに脂肪族ポリアミドが好まし
い。脂肪族ポリアミドとしては、ナイロン−6、
ナイロン−6,6、ナイロン−6,10、ナイロン
−6,12、ナイロン−7、ナイロン−11、ナイロ
ン−12などがあげられる。芳香族ポリアミドとし
ては、たとえばポリヘキサメチレンジアミンテレ
フタルアミド、ポリヘキサメチレンジアミンイソ
フタルアミドなどがあげられる。これらポリアミ
ドは単独でまたは2種以上の混合物として用いる
ことができ、さらに共重合体として用いることが
できる。 本発明に用いるガラス繊維は強化熱可塑性樹脂
に一般に使用されているガラスロービング、チヨ
ツプドストランド、ミルドフアイバなどである。 またエチレン−プロピレン共重合体ゴムはエチ
レンおよびプロピレンのモノマー単位からなるゴ
ム状の共重合体である。 さらにアイオノマー樹脂は樹脂の官能基の一部
が金属陽イオンによつて架橋された構造をもつて
いるものである。 本発明におけるポリアミド組成物においては、
該組成物中のガラス繊維の量が15〜40%、エチレ
ン−プロピレン共重合体ゴムの量が2〜10%、ア
イオノマー樹脂の量が5〜20%であることが必要
である。ガラス繊維の量が前記範囲より少ないば
あいはポリアミド組成物の成形品の剛性が不足
し、前記範囲より多いばあいはポリアミド組成物
の成形性が低下すると共に、成形品の外観が悪く
なり、また耐衝撃性の低下が起こる。エチレン−
プロピレン共重合体ゴムおよびアイオノマー樹脂
の量が前記範囲より少ないと耐衝撃性の向上が充
分でなく、前記範囲より多いと引張強度や熱変形
温度が低下し実用に供しえない。 前記ポリアミド組成物には安定剤、可塑剤、顔
料、難燃剤などの通常の添加剤を前記物性を損な
わない範囲内で適宜配合してもよい。 前記ポリアミド組成物からペダルを作製するに
は射出成形などの成形法により成形すればよく、
成形条件などはとくに制限されない。 つぎに本発明をアクセルペダルに適用した例を
図面に基づいて説明する。第1図は本発明におけ
るポリアミド製アクセルペダルの一実施例を示す
正面図、第2図はその側面図である。 図面において、アクセルペダル10はアーム部
11、ペダル踏部12、揺動中心となるピン部1
3、ペダルストツパ部14およびアクセルケーブ
ル取付部15からなり、これらは前記ポリアミド
組成物から一体成形される。 前記アーム部11は、ペダルを車体に対して最
適な位置に配置できしかも運転者に対して最適な
踏込みポジシヨンを付与するために、略中心部か
ら前後方向にく字形に折曲げ、かつ下部結合部1
1aをさらに同方向に折曲げるとともに、ペダル
踏部12への移行部11b及びアクセルケーブル
取付部15への移行部11cを横方向に折曲げて
支点cに対して力点Aおよび作用点Bをそれぞれ
オフセツトさせてある。 ペダル踏部12はアーム部11の下部結合部1
1aの上面側に形成され、適当な幅寸法でかつ円
弧状に湾曲させてあり、踏込み位置が異なつても
常に一定の状態で踏込めるようにしてある。また
ペダル踏部12の踏面12aには必要に応じて凸
部16が形成される。 ピン部13はアーム部11の略中央部の側面
に、これと直交する方向に突設され、ペダル操作
時の荷重に充分に耐えうるような径で形成されて
いる。このピン部13は車体に取付けられるブラ
ケツト17に回転自在に枢着されてペダル10を
揺動自在に支持する。またピン部13にはリター
ンスプリング18が装着され、その一端がブラケ
ツト17に係止され、他端がアーム部11に係止
されてペダル10に復元力が付与される。 ペダルストツプ部14はアーム部11の上端近
傍に前方に向つて突設され、その背面とアーム部
11との間に跨がつて補強リブ19が形成されて
いる。このペダルストツプ部14はペダル10を
車体に取付けた際に車体の前壁(図示されていな
い)に当接してペダル10の非繰作時の位置決め
を行なうものであり、ペダル踏部12が最適な踏
込み高さになるような長さに形成されている。 アクセルケーブル取付部15はアーム部11の
上端に上方に延びる二股状に形成され、当該二股
部15aにはアクセルケーブル20の端部の目玉
20aが嵌合する嵌合孔21が穿設されている。 そしてこのアクセルペダル10はペダル踏部1
2の裏面とアーム部11の下部結合部11aとに
跨がつて補強用ヒール部22が一体に形成されて
いる。このヒール部22は、上下方向の鍔22
a,22bが左右方向の鍔22c,22dより広
幅となつた十字形で、かつ前方に到る程細くなつ
ており、さらに左右方向の鍔22c,22dはペ
ダルの最大踏込時に車体の前壁と直交する方向に
向けて形成されており、頻繁に繰返される踏込み
操作や急激な強い踏込み操作に伴なう荷重に充分
に耐えうる強度をアーム部11の結合部11aと
ペダル踏部12との結合部に付与すると共にアク
セルペダル10をフルスロツトル位置まで踏込ん
だときにヒール部22の先端が車体の前壁に当接
してストツパの作用をなし、ペダル踏部12に作
用する荷重を受けて折損を防止するとともにピン
部13およびアクセルケーブル取付部15、さら
にスロツトルバルブ(図示されていない)への悪
影響を防止している。 またアーム部11のピン部13と反対側の側面
には、適当な長さにわたつてリブ23が形成され
ており、ペダル踏込時にピン部13からアーム部
11に作用するこぜ力に対する変形量を少なくす
るようにしている。 前記構成のアクセルペダル10はピン部13を
利用して車体側に揺動自在に取付けられ、ペダル
ストツパ14にて最適な踏込み位置に設定され
る。またアクセルケーブル取付部15にはエンジ
ン側から配設されるアクセルケーブル20の目玉
20aが嵌合孔21内に嵌合して連結される。 前記のごときアクセルペダル10は前記ポリア
ミド組成物からなる単一部品で形成されているの
で、軽量となり、しかも部品数の低減により管理
が容易となり、かつ射出成形などにより成形する
ことができ製作も容易である。 またアクセルペダル10の踏込動作時に比較的
大きな荷重が作用するアーム部11の下部結合部
11aとペダル踏部12との結合部やアーム部1
1とピン部13との結合部の近傍には補強用ヒー
ル22やリブ23が一体に形成されており、当該
部分での強度が向上し、頻繁に繰返される踏込操
作や急激な踏込み操作に伴なう荷重にも充分に耐
え、損傷の惧れがない。さらに補強用ヒール部2
2は急激な踏込みがなされたばあいストツパとし
て作用し、急激な荷重を受けてアーム部11とペ
ダル踏部12との折損を防止すると共にペダル1
0の過度な踏込みを阻止してピン部13およびア
クセルケーブル取付部15やスロツトルバルブな
どへの悪影響を防止するので安全性が高い。 またアクセルペダル10は全体が前記ポリアミ
ド組成物で形成され、適度な弾性を有してあるの
でアクセルケーブル20を介して伝達されるエン
ジンの振動は、アクセルケーブル取付部15およ
びアーム部11にて吸収されてペダル踏部12に
は伝達されず、ペダルフイーリングが向上する。
したがつてペダル踏部12の踏面12aにゴムな
どの弾性体を装着する必要がなくなり、部品数も
低減される。 前記においては本発明をアクセルペダルに適用
したばあいについて説明したが、本発明は他にク
ラツチペダルやブレーキペダルにも同様に適用で
きるものである。 つぎに実施例および比較例をあげて本発明のポ
リアミド製ペダルを説明する。 実施例 1〜3および比較例 第1表に示されるポリアミド組成物をシリンダ
−温度26〜280℃、金型温度50〜60℃の条件で射
出成形して第1〜2図に示される形状のアクセル
ペダルを作製した。 えられた各アクセルペダルについて衝撃強度を
測定した。結果を第1表に併記する。衝撃強度は
ASTM D256のノツチ付きアイゾツト衝撃強度
試験に準じて、0.5×0.5×2.5インチの試験片につ
いて測定した。 【表】
第1図は本発明のポリアミド製ペダルの一実施
例を示す正面図、第2図はその側面図である。 図面の主要符号、10……アクセルペダル、1
1……アーム部、12……ペダル踏部、13……
ピン部、14……ペダルストツパ部、15……ア
クセルケーブル取付部。
例を示す正面図、第2図はその側面図である。 図面の主要符号、10……アクセルペダル、1
1……アーム部、12……ペダル踏部、13……
ピン部、14……ペダルストツパ部、15……ア
クセルケーブル取付部。
Claims (1)
- 1 ポリアミド、ガラス繊維、エチレン−プロピ
レン共重合体ゴムおよびアイオノマー樹脂からな
るポリアミド組成物であつて、該組成物中のガラ
ス繊維の量が15〜40重量%、エチレン−プロピレ
ン共重合体ゴムの量が2〜10重量%、アイオノマ
ー樹脂の量が5〜20重量%であるポリアミド組成
物の成形物であることを特徴とする自動車におけ
るポリアミド製ペダル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15667383A JPS6049035A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 自動車におけるポリアミド製ペダル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15667383A JPS6049035A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 自動車におけるポリアミド製ペダル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6049035A JPS6049035A (ja) | 1985-03-18 |
| JPH031181B2 true JPH031181B2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=15632805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15667383A Granted JPS6049035A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 自動車におけるポリアミド製ペダル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6049035A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0791457B2 (ja) * | 1986-01-21 | 1995-10-04 | 旭化成工業株式会社 | ポリアミド樹脂組成物 |
| DE3625372A1 (de) * | 1986-07-26 | 1988-02-04 | Kolbenschmidt Ag | Lenkrad |
| JPH01289763A (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-21 | Koyo Seiko Co Ltd | ラックピニオン式ステアリング装置 |
| DE19915280A1 (de) * | 1999-04-03 | 2000-10-05 | Volkswagen Ag | Pedal |
| MX2016005813A (es) * | 2015-05-13 | 2016-11-14 | Ford Global Tech Llc | Compuesto hibrido que utiliza moldeo por inyeccion-expansion. |
| CN107499123B (zh) * | 2017-06-23 | 2020-06-23 | 吉利汽车研究院(宁波)有限公司 | 一种离合器踏板限位垫块 |
| CN113423784B (zh) * | 2019-02-20 | 2023-12-22 | 巴斯夫欧洲公司 | 热塑性模塑复合物 |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP15667383A patent/JPS6049035A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6049035A (ja) | 1985-03-18 |
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