JPH03123776A - 2―フランカルボン酸の製造方法 - Google Patents

2―フランカルボン酸の製造方法

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JPH03123776A
JPH03123776A JP26172089A JP26172089A JPH03123776A JP H03123776 A JPH03123776 A JP H03123776A JP 26172089 A JP26172089 A JP 26172089A JP 26172089 A JP26172089 A JP 26172089A JP H03123776 A JPH03123776 A JP H03123776A
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JP
Japan
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furfural
furancarboxylic acid
reaction
hydrogen peroxide
ring
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JP26172089A
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English (en)
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Shigeru Yokota
滋 横田
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2−フランカルボン酸の製造方法に関する。
2−フランカルボン酸は、常温では板状の結晶性で、融
点133〜134℃の昇華性を有する化合物であり、一
般に医薬品中間体、香料、農薬、樹脂等の原料として、
また、その誘導体も様々な用途に使用されている有用な
物質である。
(従来の技術) 従来、2−フランカルボン酸の製造方法としては、 ■銀、白金、パラジウム等の金属酸化物触媒の存在下に
水酸化ナトリウム等の水酸化アルカリとフルフラールを
併行して滴下し、酸素または空気により酸化する方法(
Organicsynthesis  co、It  
Vat、4p483〜486)、 ■水酸化アルカリとフルフラールとを併行滴下し、次亜
塩素酸ナトリウムを酸化剤として用いる方法(特公昭2
5−1130号)、 ■カニツアーロ反応による方法(Organicsyn
thesis  co、II  Vol、1p276〜
280) 等が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらの従来の製造方法では、必ず水酸
化ナトリウム等の水酸化アルカリの存在下に反応が行わ
れるため、副反応としてカニツアーロ反応が進み過ぎて
2−フランカルボン酸以外にフルフリルアルコールが副
生する。
また、工業的に行う場合も、触媒回収や装置腐食等の点
で問題がある。
さらに、ピリジン溶媒下常温でフルフラールと過酸化水
素を反応させて、2−フランカルボン酸を製造する方法
(特公昭34−6113号)が知られているが、反応速
度が著しく遅いという欠点がある。
上記の問題を解決するという本発明の目的は、以下に示
す方法により達成される。
本発明者の研究によれば、環内に少なくとも一つ以上の
窒素原子を含む芳香族性をもつ複素環式化合物の存在下
、フルフラールを過酸化水素で酸化して、2−フランカ
ルボン酸を製造するに際し、反応温度50〜100℃で
反応を行うことにより、従来のピリジンを用いた室温で
の反応より、はるかに高活性で2−フランカルボン酸が
得られることが見いだされた。
(発明の構成) 即ち、本発明は 「環内に少なくとも一つ以上の窒素原子を含む芳香族性
を有する複素環式化合物の存在下、反応温度50〜10
0℃において、フルフラールを過酸化水素で酸化するこ
とを特徴とする2−フランカルボン酸の製造方法」 である。
以下に本発明の2−フランカルボン酸の製造方法を詳細
に説明する。
フルフラールを酸化して2−フランカルボン酸を製造す
る際の化学反応式は以下のように表わされる。
また、上記反応をフルフラール1モルに対して、環内に
少なくとも一つ以上の窒素原子を含む芳香族性をもつ複
素環式化合物1〜3モル倍を添加して行う場合は、2−
フランカルボン酸への選択性も従来(特公昭34−61
13号)の反応条件での反応より向上することが見いだ
された。
本発明で使用し得る環内に少なくとも一つ以上の窒素原
子を含む芳香族性をもつ複素環式化合物としては以下の
ような化合物がある。
ピリジン、ピリミジン、プリン、キノリン、イソキノリ
ン、カルバゾール、ピロール、イミダゾール、オキサゾ
ール、チアゾール、ピラゾール等が使用でき、これらは
メチル、エチル、プロピル等のアルキル基や、フルオロ
、クロロ、ブロモ等のハロゲン基や、アミノ基、ニトロ
基等の置換基を有していてもよい。
中でも、ピリジンおよびその誘導体が好ましい。
本発明では、環内に少なくとも一つ以上の窒素原子を含
む芳香族性をもつ複素環式化合物は、フルフラール1モ
ルに対して、1〜3モル倍、好ましくは1.5〜2.0
モル倍用いる。
環内に少なくとも一つ以上の窒素原子を含む芳香族性を
もつ複素環式化合物がフルフラール1モルに対して、1
モル未満の場合には、反応系内の酸性度が強くなり、フ
ラン環の開環等が起こり、フルフラールの2−フランカ
ルボン酸への選択性が著しく低下する。
逆に、3モル倍以上の場合には、反応系内のフルフラー
ルや過酸化水素濃度低下の影響が出てきて、フルフラー
ルの2−フランカルボン酸への転化率が低下してくる。
本発明では、反応に用いる過酸化水素は、フルフラール
1モルに対して、1モル倍以上用いることが望ましいが
、大過剰に用いると、精製時に未反応の過酸化水素の処
理が必要となり、必然的にコストアップにつながる。
したがって、好ましくは、フルフラール1モルに対して
1モル以上、2モル倍以下で用いる。
また、過酸化水素の濃度は少なくとも35W/W%以上
で用いるのが好ましい。
35W/W%未満だと上記のモル比率で使用するには使
用体積が大となり大きな反応装置を必要とする。
また、反応速度も遅くなるので好ましくない。
反応は、公知の方法のようにバッチ張り込みで行っても
進行するが、工業的に実施する場合の除熱の問題等を考
慮すると、環内に少なくとも一つ以上の窒素原子を含む
芳香族性をもつ複素環式化合物を反応器に張り込みフル
フラールと過酸化水素を逐次仕込んで行く方法または、
環内に少なくとも一つ以上の窒素原子を含む芳香族性を
もつ複素環式化合物とフルフラールを反応器に張り込み
、過酸化水素を逐次仕込んで行く方法のどちらかで行う
のが好ましい。
反応温度は、通常50〜100℃程度、好ましくは60
〜80℃程度とするのがよい。
50℃未満となるとフルフラールの2−フランカルボン
酸への転化率が著しく低くなり、逆に100℃を越える
とフルフラールおよび過酸化水素の2−フランカルボン
酸への選択性は著しく低くなり、環内に少なくとも一つ
以上の窒素原子を含む芳香族性をもつ複素環式化合物の
酸化速度も速くなるので好ましくない。
また、反応時間は環内に少なくとも一つ以上の窒素原子
を含む芳香族性をもつ複素環式化合物の使用量、過酸化
水素濃度、反応温度に応じて適宜選択すればよいが、通
常3〜10時間程度、好ましくは4〜6時間程度とすれ
ばよい。
反応終了後、公知の方法に準じて、例えば、得られた反
応粗液を塩酸、硫酸等で処理して2−フランカルボン酸
を析出させ、次いで濾過することにより高純度の結晶を
得ることができる。
本発明の2−フランカルボン酸の製造方法における具体
的な実施態様としては以下のようなものがある。
(a)フルフラール1モルに対して環内に少なくとも一
つ以上の窒素原子を含む芳香族性をもつ複素環式化合物
1〜3モル倍添加することを特徴とする特許請求の範囲
記載の製造方法。
(b)環内に少なくとも一つ以上の窒素原子を含む芳香
族性をもつ複素環式化合物がピリジンである特許請求の
範囲記載の製造方法。
(e)環内に少なくとも一つ以上の窒素原子を含む芳香
族性をもつ複素環式化合物がピリジンである特許請求の
範囲記載の製造方法。
(発明の効果) 本発明によれば、環内に少なくとも一つ以上の窒素原子
を含む芳香族性をもつ複素環式化合物の存在下フルフラ
ールから2−フランカルボン酸を高活性、高選択性で収
得できる製造方法が提供される。
(実施例) 以下に実施例および比較例を挙げて本発明の詳細な説明
するが、本発明はこれら各側に限定されるものではない
実施例1 冷却器、撹拌機及び温度計を備えた100mNジャケッ
ト付フラスコにフルフラール20g135W/W%過酸
化水素水30g1ピリジン14gを張込み、50℃で6
時間反応させた。
反応終了後、反応粗液に塩酸を加え、2−フランカルボ
ン酸をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、2
−フランカルボン酸の収率は47゜5%で、フルフラー
ルの2−フランカルボン酸選択性は83.8%であった
実施例2 70℃で反応を行った以外、実施例1と同様の操作を行
った。
その結果、2−フランカルボン酸の収率は、77.3%
で、フルフラールの2−フランカルボン酸選択性は、8
6.6%であった。
比較例1 室温で反応を行った以外、実施例1と同様の操作を行っ
た。その結果、2−フランカルボン酸の収率は、19.
1%で、フルフラールの2−フランカルボン酸選択性は
59.3%であった。
実施例1.2は特公昭34−6113号公報に開示され
ている条件(比較例1)で反応した場合より著しく収率
がよく、フルフラールの2−フランカルボン酸選択性も
優れていることを示している。
実施例3 冷却器、撹拌機、温度計及び仕込ポンプ2台を備えた3
 00 mlジャケット付フラスコにフルフラール48
gを張り込み、70℃で35W/W%過酸化水素水27
gにピリジン60gを3時間かけて仕込ながら反応させ
、仕込終了後70℃でさらに3時間反応させた。
実施例1と同様に分析した結果、2−プランカルボン酸
の収率は78.2%でフルフラールの2−フランカルボ
ン酸選択性は86.8%であった。
比較例2 ピリジン仕込量が20gになった以外、実施例3と同様
の操作を行った。
その結果、2−フランカルボン酸の収率は58゜4%で
フルフラールの2−フランカルボン酸選択性は38.5
%であった。
実施例1と比較例2は、フルフラール1モルに対するピ
リジンの量が1モル倍未満であると、著しくフルフラー
ルの2−フランカルボン酸選択性の低下することを示し
ている。
手  続  補  正  書 (自発)平成2年5月1
0日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  環内に少なくとも一つ以上の窒素原子を含む芳香族性
    を有する複素環式化合物の存在下、反応温度50〜10
    0℃において、フルフラールを過酸化水素で酸化するこ
    とを特徴とする2−フランカルボン酸の製造方法。
JP26172089A 1989-10-06 1989-10-06 2―フランカルボン酸の製造方法 Pending JPH03123776A (ja)

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