JPH03127699A - 多重効用海水淡水化装置のスケール防止方法 - Google Patents

多重効用海水淡水化装置のスケール防止方法

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JPH03127699A
JPH03127699A JP26309489A JP26309489A JPH03127699A JP H03127699 A JPH03127699 A JP H03127699A JP 26309489 A JP26309489 A JP 26309489A JP 26309489 A JP26309489 A JP 26309489A JP H03127699 A JPH03127699 A JP H03127699A
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JP
Japan
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seawater
sea water
acid
degassed
added
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JP26309489A
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Isao Shimizu
勲 清水
Yuichi Fujioka
祐一 藤岡
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多重効用海水淡水化装置のスケール防止方法に
関する。
〔従来の技術〕
海水の淡水化方法としては、多重効用法、多段フラッシ
ュ法、逆浸透法、自己蒸気圧縮法等がある。多重効用法
は地形式に較べて最も造水コストを安価とする可能性が
あるが、伝熱面へのスケール析出による造水量の経時的
低下という問題がある。
第2図は多重効用法の海水淡水化装置の構成図を示した
ので、それに基いて従来法を説明する。
海水10は硫酸タンク2の硫酸17を添加してpHを5
〜6とした後脱気塔1で海水10中の酸素および炭酸ガ
スを脱ガスする。脱気海水11は順次プレヒーター4 
a、  4 b、4 c、4 d。
4e、4fを通過して加熱昇温され、最後にプレヒータ
ー5で外部の蒸気発生器(図示せず)から発生した蒸気
15により加熱昇温され、熱交換器6へ導入される。
熱交換器6において、脱気海水11は熱交換器6を構成
している室の圧力になるようにフラッシュ蒸発をした後
、蒸気15により加熱され一部が蒸発する。熱交換器6
を構成している室で発生した蒸気12gはプレヒーター
4fと熱交換器7fに送られる。
蒸気15は脱気海水11を加熱することにより復水し、
該復水16は外部の蒸気発生器へ戻される。
脱気海水11中の水の一部が蒸発した後の濃縮海水13
gは熱交換器7fへ送られる。熱交換器7fを構成する
室の圧力は熱交換器6を構成する室の圧力よりも低く設
定されている。そのため、濃縮海水13gは熱交換器7
fを構成している室でフラッシュ蒸発した後更に蒸気1
2gにより加熱され、濃縮海水13g中の水の一部が熱
交換器7fを構成している室で蒸発した後、濃縮海水は
熱交換器7eへ送られる。
濃縮海水13gは順次熱交換器7e、7d、7c、7b
、7aを通過し、最終的には濃縮海水13となって系外
へ排出される。熱交換器7f。
7e、7d、?c、7bで発生した蒸気は次の段の濃縮
海水の加熱と、プレヒーターでの脱気海水11の予熱に
より復水し、最終的には集められて製造水14となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の多重効用海水淡水化装置は、海水温度が90℃辺
上となると海水中より炭酸カルシウム、水酸化マグムシ
ラム等のアルカリスケールの析出を防止するために、海
水中に酸添加して海水中の溶存二酸化炭素を追い出した
り、ポリリン酸系やポリカルボン酸系のスケール防止剤
を添加していた。前記防止方法はアルカリスケールの析
出を抑制できるが、硫酸カルシウムの析出防止方法とは
ならず、海水温度の上限は100℃程度であった。
本発明は上記技術水準に鑑み、海水温度を100℃以上
にでき、そのため多重効用の段数を増加することを可能
とし、経済的に海水より淡水を得ることのできるように
するための海水淡水化装置のスケール防止方法を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は多重効用海水淡水化装置によって淡水を得るに
際し、 ■海水に酸を添加してplを下げて脱ガスしてpH7〜
8の脱気海水を得、 ■該脱気海水を連続したプレヒータで加熱し、温度が9
0℃以上になった脱気海水に連続的に左を添加してその
pHを5.5以下とし、かつ間歇的に酸の添加量を増大
して該90℃以上の脱気海水のp)Iを2以下に短時間
保持し、■脱気海水中の水の一部を蒸発した濃縮海水の
温度が110℃以下になるところに、該濃縮海水にアル
カリを添加してそのp)lを6.5以上とする ことを特徴とする多重効用海水淡水化装置のスケール防
止方法である。
本発明を実施するに当たっては、pHが5.5以下とな
る伝熱面ではチタン系材料を使用し、pHが6.5以上
の伝熱面ではチタン系材料も勿論使用可能であるが、そ
れよりも安価な材料を使用することができる。
〔作用〕
硫酸カルシウムは化学平衡上は海水の全塩濃度(TDS
)が38000 ppm程度になると、海水温度が10
0〜105℃を越えるとスケールの析出が始まるが、p
Hを5.5程度に下げることにより硫酸カルシウムの析
出速度は著しく遅くすることが可能になる。いわゆる過
飽和状態がpHを低げるほど安定となるためであるが、
これは硫酸カルシウムが析出する時の結晶核となるCa
CO5またはMg(OHLのスケール析出が生じにくく
なるためではないかと推定される。
そこで本発明におけるように、90℃以上の海水のpH
を5.5以下とすることにより、90℃以上で析出する
硫酸カルシウムの析出速度を低下させるものである。こ
の場合にはスケールが析出しても、そのスケールは多孔
性となるため、海水のpl+を間歇的に2以下にするこ
とにより、析出したスケールは容易に再溶解させること
が可能となる。このため、脱気海水の最高温度は約13
0℃まで上げることができる。
海水温度100℃以上ではpHにか\わらず装置材料は
チタン系のものしかないが、100℃以下ではpHを6
.5以上とすればチタン系材料よりも安価な材料の使用
が可能となり、かつ110℃以下ではpHを6.5以上
としてもスケールの心配はない。そのため本発明では濃
縮海水の温度が110℃以下になるところにアルカリを
添加して、そのpHを6.5以上とするものである。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図によって説明する。
この実施例の装置は従来の多重効用海水淡水化装置に加
えて、プレヒーター4dと4e間の脱気海水11に酸1
8を添加するラインと、熱交換器7eと7dの濃縮海水
13eに塩基19を塩基タンク8より添加するラインを
設置したものである。
第1図の実施例の場合、脱気海水11の温度はプレヒー
ター4dの出口で90℃以下であり、プレヒーター4e
の出口て90℃以上である。
また、熱交換器7eの出口の濃縮海水13eは110℃
以上であり、熱間交換器7dの出口濃縮海水13dは1
10℃以下となる。この実施例による通常の運転では、
脱気塔1からプレヒータ−4d間の脱気海水はpt17
.0でプレヒーター7e以降の脱気海水11から濃縮海
水13e間の流体のpHが5.0〜5.5で、濃縮海水
13dから下流はpH6,5〜8で運転される。pHを
6.5以上とするのは海水による腐食性を低減するため
で、これにより低価格の材料、たとえばキュプロニッケ
ル等を使用することができる。高温部の熱交換器6.7
f、7eのスケールが戒長し全体の造水量が低下した場
合は、添加する酸18の量を増加させ、プレヒーター4
e以降の脱気海水11から濃縮海水13e間の流体のp
)Iをl〜2とし添加する塩基19の量も増加させて、
濃縮海水13dから下流のpHは6.5〜7.0とする
。プレヒーター4e以降の脱気海水11から濃縮海水1
3e間の流体のI)Hを1〜2とする時間は5分程度で
十分である。
プレヒーター4e以降から熱交換器7eまでの伝熱部の
材料はチタン又はパラジウム人りチタンを用いることで
pHを低くしても材料腐食は防止できた。
脱気海水11の最高温度は130℃で運用可能となった
海水温度が90℃以下の材料はチタンよりも低価格のキ
ュプロニッケルで構成しても海水pHが6.5以上であ
るため材料腐食が防止できた。
海水の温度に応じて海水のpHと装置構成材料を適切に
選定することにより、スケール防止が可能で、かつ安価
な造水装置の製作が可能となった。
〔発明の効果〕
脱気海水の最高温度を130℃に上昇させても、スケー
ル析出による造水量の低下がなく、かつ最高温度を13
0℃とすることにより、従来方法よりも効用段数を増加
させることが可能となり、経済性のよい多重効用海水淡
水化装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための海水淡水化
装置の説明図、第2図は従来の海水淡水化装置の一態様
の説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  多重効用海水淡水化装置によって淡水を得るに際し、 (1)海水に酸を添加してpHを下げて脱ガスしてpH
    7〜8の脱気海水を得、 (2)該脱気海水を連続したプレヒータで加熱し、温度
    が90℃以上になった脱気海水に連続的に酸を添加して
    そのpHを5.5以下とし、かつ間歇的に酸の添加量を
    増大して該90℃以上の脱気海水のpHを2以下に短時
    間保持し、 (3)脱気海水中の水の一部を蒸発した濃縮海水の温度
    が110℃以下になるところに、該濃縮海水にアルカリ
    を添加して、そのpHを6.5以上とする ことを特徴とする多重効用海水淡水化装置のスケール防
    止方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012525529A (ja) * 2009-04-30 2012-10-22 アルストム テクノロジー リミテッド Co2捕捉を備えた発電プラント及び水処理プラント
JP2016209873A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 斗山重工業株式会社 一部の効用機に部分的に酸を投入する多重効用淡水化装置及びこれを用いた淡水化方法
KR20170106946A (ko) * 2017-09-14 2017-09-22 두산중공업 주식회사 고온의 일부 효용기에 부분적으로 산을 투입하는 다중효용 담수화 장치 및 이를 이용한 담수화 방법

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