JPH0312867Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0312867Y2 JPH0312867Y2 JP1985136116U JP13611685U JPH0312867Y2 JP H0312867 Y2 JPH0312867 Y2 JP H0312867Y2 JP 1985136116 U JP1985136116 U JP 1985136116U JP 13611685 U JP13611685 U JP 13611685U JP H0312867 Y2 JPH0312867 Y2 JP H0312867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- sealing body
- toilet tank
- tank sealing
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
(産業上の利用分野)
本考案は、汲み取り式便槽に対して設置される
簡易水洗便器のフラツパ機構に関するものであ
る。
簡易水洗便器のフラツパ機構に関するものであ
る。
(従来の簡易水洗便器)
第4図は、従来の簡易水洗便器を一部切り欠い
て示す側面図である。該簡易水洗便器は、未下水
地域等で埋設された汲み取り式便槽内の悪臭を便
鉢10の排出口11に設けられた皿状の便槽封止
体12によつて遮断するようになつていた。該便
槽封止体12は、揺動中心14によつて揺動可能
とされており、該揺動中心14の反対側に設けら
れた水筒錘13との間で梃構造を成すようになつ
ていた。ここにおいて便槽封止体12は作用点側
となり、水筒錘13が力点側となる。なお、上記
梃構造は、作用点側よりも力点側が僅かに重く設
定されており、前記便槽封止体12は、便鉢10
の排出口11へ押し付けぎみとなつていた。その
ため、前記便鉢10内には洗浄補助のための僅か
な貯水ができ、この貯水重量に汚物や洗浄水等の
荷重が加わると、前記梃構造のバランスが逆転し
て、便槽封止体12が二点鎖線で示す如く開動す
るものであつた。汚物が落下すれば再び力点側の
方が重くなるので、前記便槽封止体12は自然復
帰して便鉢10の排出口11を閉止するものであ
つた。
て示す側面図である。該簡易水洗便器は、未下水
地域等で埋設された汲み取り式便槽内の悪臭を便
鉢10の排出口11に設けられた皿状の便槽封止
体12によつて遮断するようになつていた。該便
槽封止体12は、揺動中心14によつて揺動可能
とされており、該揺動中心14の反対側に設けら
れた水筒錘13との間で梃構造を成すようになつ
ていた。ここにおいて便槽封止体12は作用点側
となり、水筒錘13が力点側となる。なお、上記
梃構造は、作用点側よりも力点側が僅かに重く設
定されており、前記便槽封止体12は、便鉢10
の排出口11へ押し付けぎみとなつていた。その
ため、前記便鉢10内には洗浄補助のための僅か
な貯水ができ、この貯水重量に汚物や洗浄水等の
荷重が加わると、前記梃構造のバランスが逆転し
て、便槽封止体12が二点鎖線で示す如く開動す
るものであつた。汚物が落下すれば再び力点側の
方が重くなるので、前記便槽封止体12は自然復
帰して便鉢10の排出口11を閉止するものであ
つた。
(考案が解決しようとする問題点)
従来の簡易水洗便器は、貯水重量を加味した便
槽封止体12の閉止状態が水筒錘13によつて平
衡に保たれていたから、該便槽封止体12上に更
に荷重が加わつた場合には簡単に開動できるよう
にしてあつた。しかしこのことは、排泄があるた
びに便槽封止体12が開動してしまうことを意味
し、用便中には便槽内の悪臭によつて悩まされる
という欠点に繋がるものであつた、しかも、この
ようになると当然の如く便鉢10内の貯水も便槽
内へ排出されるから、その後に排泄された汚物は
便槽封止体12の上面や便鉢10の内面に擦過又
は接触して、一回の洗浄だけでは奇麗に洗い落と
せないという欠点にも至るものであつた。殊に、
便槽封止体12に汚物が付着した場合は、該便槽
封止体12が半開きのままとなることがあり、付
着した汚物を取り除くまで悪臭に悩まされ続ける
ものであつた。
槽封止体12の閉止状態が水筒錘13によつて平
衡に保たれていたから、該便槽封止体12上に更
に荷重が加わつた場合には簡単に開動できるよう
にしてあつた。しかしこのことは、排泄があるた
びに便槽封止体12が開動してしまうことを意味
し、用便中には便槽内の悪臭によつて悩まされる
という欠点に繋がるものであつた、しかも、この
ようになると当然の如く便鉢10内の貯水も便槽
内へ排出されるから、その後に排泄された汚物は
便槽封止体12の上面や便鉢10の内面に擦過又
は接触して、一回の洗浄だけでは奇麗に洗い落と
せないという欠点にも至るものであつた。殊に、
便槽封止体12に汚物が付着した場合は、該便槽
封止体12が半開きのままとなることがあり、付
着した汚物を取り除くまで悪臭に悩まされ続ける
ものであつた。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、便槽封止体を所望した時期に開動で
きるものとして、悪臭の発生や汚物の付着を防止
することができる、簡易水洗便器の新規なフラツ
パ機構(以下、本案機構と言う)を提供すること
を目的とする。
のであつて、便槽封止体を所望した時期に開動で
きるものとして、悪臭の発生や汚物の付着を防止
することができる、簡易水洗便器の新規なフラツ
パ機構(以下、本案機構と言う)を提供すること
を目的とする。
「考案の構成」
(問題点を解決するための手段)
本案機構の要旨とするところは、汲み取り式便
槽へ通じる便鉢の排出口が該排出口の下方側で揺
動可能に取り付けられた便槽封止体によつて閉止
され、該便槽封止体には揺動中心を介した反対側
へ延設される梃杆によつて閉止強制錘が保持され
ており、該閉止強制錘の梃杆は当該閉止強制錘が
前記便槽封止体の揺動中心よりも下位の位置付け
となるようにくの字状に折曲されており、洗浄タ
ンクに設けられた操作ハンドルに連動して摺動す
るケーブル材の押出端が前記梃杆における折曲部
分の外隅面に対しクリアランスを介して位置付け
られている点にある。
槽へ通じる便鉢の排出口が該排出口の下方側で揺
動可能に取り付けられた便槽封止体によつて閉止
され、該便槽封止体には揺動中心を介した反対側
へ延設される梃杆によつて閉止強制錘が保持され
ており、該閉止強制錘の梃杆は当該閉止強制錘が
前記便槽封止体の揺動中心よりも下位の位置付け
となるようにくの字状に折曲されており、洗浄タ
ンクに設けられた操作ハンドルに連動して摺動す
るケーブル材の押出端が前記梃杆における折曲部
分の外隅面に対しクリアランスを介して位置付け
られている点にある。
(作用)
本考案は、基本的には洗浄タンクに設けられた
操作ハンドルの操作に連動させて、ケーブル材に
より、便槽封止体を強制開動するものである。そ
のために、前記便槽封止体との間で梃構造を成す
閉止強制錘は、外便槽封止体よりもかなり重くな
るように設定してあり、貯水重量に多少の荷重が
加えられても便槽封止体が勝手に開動しないよう
になつている。
操作ハンドルの操作に連動させて、ケーブル材に
より、便槽封止体を強制開動するものである。そ
のために、前記便槽封止体との間で梃構造を成す
閉止強制錘は、外便槽封止体よりもかなり重くな
るように設定してあり、貯水重量に多少の荷重が
加えられても便槽封止体が勝手に開動しないよう
になつている。
ところで、本案機構は、前記ケーブル材による
直線的な摺動力を便槽封止体の開動力として伝達
する構造に、最も焦点を当てたものである。すな
わち、閉止強制錘を保持する梃杆において、該閉
止強制錘が便槽封止体の揺動中心よりも下方の位
置付けとなるように「く」の字状に折曲させ、こ
の折曲部分の外隅面をケーブル材の押出端で押し
上げるようにした。このようにすると、閉止強制
錘の揺動領域が便鉢と干渉するのを防止して広く
することができ、便器本体の大型化などを防止で
きる。また、便槽封止体の開閉動(殊に閉動)
は、ケーブル材や操作ハンドルなどによつて機械
的に拘束されるものではない(クリアランスを介
した縁切り状態にある)から、両者の間に無理な
力が伝達されることはなく、故障や破損が未然に
防止されるものである。
直線的な摺動力を便槽封止体の開動力として伝達
する構造に、最も焦点を当てたものである。すな
わち、閉止強制錘を保持する梃杆において、該閉
止強制錘が便槽封止体の揺動中心よりも下方の位
置付けとなるように「く」の字状に折曲させ、こ
の折曲部分の外隅面をケーブル材の押出端で押し
上げるようにした。このようにすると、閉止強制
錘の揺動領域が便鉢と干渉するのを防止して広く
することができ、便器本体の大型化などを防止で
きる。また、便槽封止体の開閉動(殊に閉動)
は、ケーブル材や操作ハンドルなどによつて機械
的に拘束されるものではない(クリアランスを介
した縁切り状態にある)から、両者の間に無理な
力が伝達されることはなく、故障や破損が未然に
防止されるものである。
(実施例)
以下、本考案を、その実施例を示す図面に基づ
いて説明すると次の通りである。
いて説明すると次の通りである。
第1図及び第2図は、本案機構が実施された簡
易水洗便器を示すものであつて、第1図は略々全
体の側断面図であり、第2図は洗浄タンク1の正
面断面図である。本案機構は、洗浄タンク1に設
けられた操作ハンドル1a(第2図参照)を操作
することでケーブル材6が直線的に摺動するよう
にし、該ケーブル材6によつて便槽封止体4の開
動を強制的に行わせるようにしたものである。そ
してこれを構造上の基本とする。
易水洗便器を示すものであつて、第1図は略々全
体の側断面図であり、第2図は洗浄タンク1の正
面断面図である。本案機構は、洗浄タンク1に設
けられた操作ハンドル1a(第2図参照)を操作
することでケーブル材6が直線的に摺動するよう
にし、該ケーブル材6によつて便槽封止体4の開
動を強制的に行わせるようにしたものである。そ
してこれを構造上の基本とする。
本案機構では、上記基本構造を満足させるため
に、まず、前記便槽封止体4との間で梃構造を成
す閉止強制錘3が、前記便槽封止体4よりもかな
り重くなるように設定した。そのため、便槽封止
体4に対して貯水重量が加わり、更にある程度の
荷重が加わつても、該便槽封止体4は勝手に開動
することはないものとした。
に、まず、前記便槽封止体4との間で梃構造を成
す閉止強制錘3が、前記便槽封止体4よりもかな
り重くなるように設定した。そのため、便槽封止
体4に対して貯水重量が加わり、更にある程度の
荷重が加わつても、該便槽封止体4は勝手に開動
することはないものとした。
ところで、便槽封止体4に対して閉止強制錘3
を設けるにあたり、従来の簡易水洗便器(第4図
参照)の如く両者を一直線状に配置すると、閉止
強制錘3の揺動領域が、その上方側において便鉢
7と干渉するものであり、便鉢7の外形状によつ
ては便槽封止体4が十分な開動角度を確保できな
いおそれも生じていた。そのため、便鉢7の外形
状が拘束されたり、便器本体2を大型化したりす
る必要が生じていた。そこで本案機構では、閉止
強制錘3を保持する梃杆8を「く」の字状に折曲
し、該閉止強制錘3が便槽封止体4の揺動中心4
aよりも下方の位置付けとなるようにした。この
ようにすると、二点鎖線で示す如く閉止強制錘3
の揺動領域を広くすることができる。なお、第3
図に、第1図中のA−A線断面図を示す如く、前
記閉止強制錘3は、便槽封止体4よりも幅長の棒
状金属材3aが適宜樹脂等によつて被覆形成され
たものとした。
を設けるにあたり、従来の簡易水洗便器(第4図
参照)の如く両者を一直線状に配置すると、閉止
強制錘3の揺動領域が、その上方側において便鉢
7と干渉するものであり、便鉢7の外形状によつ
ては便槽封止体4が十分な開動角度を確保できな
いおそれも生じていた。そのため、便鉢7の外形
状が拘束されたり、便器本体2を大型化したりす
る必要が生じていた。そこで本案機構では、閉止
強制錘3を保持する梃杆8を「く」の字状に折曲
し、該閉止強制錘3が便槽封止体4の揺動中心4
aよりも下方の位置付けとなるようにした。この
ようにすると、二点鎖線で示す如く閉止強制錘3
の揺動領域を広くすることができる。なお、第3
図に、第1図中のA−A線断面図を示す如く、前
記閉止強制錘3は、便槽封止体4よりも幅長の棒
状金属材3aが適宜樹脂等によつて被覆形成され
たものとした。
一方、本案機構の前記基本構造において、洗浄
タンク1の操作ハンドル1a(第2図参照)と、
ケーブル材6とを連動させるには、駆動力分配器
5を設けるようにした。該駆動力分配器5は、ギ
ヤケース5c内に扇形ギヤ5aと軸ラツク5bと
が噛合状態に収納されて成る。第2図によつて明
らかな如く、前記ギヤケース5cは、操作ハンド
ル1aと吊設フロート弁1bとを接続する吊軸1
cに嵌挿されている。第1図に示す如く、該吊軸
1cは、前記扇形ギヤ5aに対して相互に回動不
能な状態に貫設されている。従つて、便鉢7内を
洗浄するにあたり操作ハンドル1aを回動操作す
ると、前記扇形ギヤ5aを介して軸ラツク5bが
下方へと押し込まれるようになり、これによつて
ケーブル材6は進出摺動する。なお、該ケーブル
材6は、扇形ギヤ5aに取り付けられたねじりコ
イルばね5dによつて自己復帰する。また、該ケ
ーブル材6は、洗浄タンク1内に立設された立筒
管6bによつてタンク内貯水から遮水保護されて
いる。
タンク1の操作ハンドル1a(第2図参照)と、
ケーブル材6とを連動させるには、駆動力分配器
5を設けるようにした。該駆動力分配器5は、ギ
ヤケース5c内に扇形ギヤ5aと軸ラツク5bと
が噛合状態に収納されて成る。第2図によつて明
らかな如く、前記ギヤケース5cは、操作ハンド
ル1aと吊設フロート弁1bとを接続する吊軸1
cに嵌挿されている。第1図に示す如く、該吊軸
1cは、前記扇形ギヤ5aに対して相互に回動不
能な状態に貫設されている。従つて、便鉢7内を
洗浄するにあたり操作ハンドル1aを回動操作す
ると、前記扇形ギヤ5aを介して軸ラツク5bが
下方へと押し込まれるようになり、これによつて
ケーブル材6は進出摺動する。なお、該ケーブル
材6は、扇形ギヤ5aに取り付けられたねじりコ
イルばね5dによつて自己復帰する。また、該ケ
ーブル材6は、洗浄タンク1内に立設された立筒
管6bによつてタンク内貯水から遮水保護されて
いる。
ところで、いま、上記ケーブル材6の摺動力に
よつて便槽封止体4を開動させるにあたり、前記
閉止強制錘3の梃杆8に対してケーブル材6を機
械的に連結させたと仮定する。しかし、かかる場
合、便槽封止体3の開閉動と操作ハンドル1a
(第2図参照)の回動とは否応なく連動すること
となつて、種々の不具合を招来する。すなわち、
操作ハンドル1aを回動操作すると、該操作ハン
ドル1aに作用するねじりコイルばね5dの弾発
力と便槽封止体3の閉動力とが総合されるから、
該操作ハンドル1aには瞬間的で且つ強い復帰力
が発生する。この状態で操作ハンドル1aに添え
ていた手の力を緩めたとすると、該操作ハンドル
1aによつて指や爪先が激しく弾かれて痛い思い
をしたり、吊軸1cに垂設された鎖9が衝撃的震
動によつて絡み合いフロート弁1bの動きに支障
が起きたりする。しかし、これを避けようとして
操作ハンドル1aの復帰力を手でくい止めるよう
なことをすれば、その応力が、閉止強制錘3の梃
杆8、ケーブル材6、前記駆動力分配器5、操作
ハンドル1a又はこれらの連結部分などに集中し
て、故障や破損を招くものとなつていた。
よつて便槽封止体4を開動させるにあたり、前記
閉止強制錘3の梃杆8に対してケーブル材6を機
械的に連結させたと仮定する。しかし、かかる場
合、便槽封止体3の開閉動と操作ハンドル1a
(第2図参照)の回動とは否応なく連動すること
となつて、種々の不具合を招来する。すなわち、
操作ハンドル1aを回動操作すると、該操作ハン
ドル1aに作用するねじりコイルばね5dの弾発
力と便槽封止体3の閉動力とが総合されるから、
該操作ハンドル1aには瞬間的で且つ強い復帰力
が発生する。この状態で操作ハンドル1aに添え
ていた手の力を緩めたとすると、該操作ハンドル
1aによつて指や爪先が激しく弾かれて痛い思い
をしたり、吊軸1cに垂設された鎖9が衝撃的震
動によつて絡み合いフロート弁1bの動きに支障
が起きたりする。しかし、これを避けようとして
操作ハンドル1aの復帰力を手でくい止めるよう
なことをすれば、その応力が、閉止強制錘3の梃
杆8、ケーブル材6、前記駆動力分配器5、操作
ハンドル1a又はこれらの連結部分などに集中し
て、故障や破損を招くものとなつていた。
そこで本案機構では、閉止強制錘3の梃杆8に
対して、その折曲部分の外隅面へ向けてケーブル
6の押出端6aが位置付けられるようにしてあ
る。そして該押出端6aと、梃杆8の外隅面との
間には適度のクリアランスが設けられるようにし
て、両者が機械的拘束を受けないものとした。こ
のことにより、操作ハンドル1aの復帰動作と便
槽封止体4の閉動動作とは各別に切り離されるこ
ととなる。すなわち、操作ハンドル1aは、ねじ
りコイルばね5dの弾発力によつて瞬間的に復帰
しようとするが、これとは別に便槽封止体4は、
便鉢7内から便槽に向かつて流下する水流に打た
れながら徐々に閉動するようになる。そのため、
操作ハンドル1aの復帰力は柔軟なものとなり、
その復帰途中に指が当たつても痛さを感ずること
なく復帰動作が中断されるようになり、また吊軸
1cに対しても鎖9が絡み合う程の衝撃は伝わら
ない。勿論、応力集中に伴つて各所に故障や破損
が発生することもない。また、便槽封止体4にお
いても、閉動途中に水流と接触する機会が増える
から、汚物などが奇麗に洗われるものなる。そし
て更に、このような構造は、閉止強制錘3の梃杆
8を「く」の字状に折曲させたこととうまく相俟
つて、所要スペースの小型化や構造の簡略化など
を招来するものとなつている。
対して、その折曲部分の外隅面へ向けてケーブル
6の押出端6aが位置付けられるようにしてあ
る。そして該押出端6aと、梃杆8の外隅面との
間には適度のクリアランスが設けられるようにし
て、両者が機械的拘束を受けないものとした。こ
のことにより、操作ハンドル1aの復帰動作と便
槽封止体4の閉動動作とは各別に切り離されるこ
ととなる。すなわち、操作ハンドル1aは、ねじ
りコイルばね5dの弾発力によつて瞬間的に復帰
しようとするが、これとは別に便槽封止体4は、
便鉢7内から便槽に向かつて流下する水流に打た
れながら徐々に閉動するようになる。そのため、
操作ハンドル1aの復帰力は柔軟なものとなり、
その復帰途中に指が当たつても痛さを感ずること
なく復帰動作が中断されるようになり、また吊軸
1cに対しても鎖9が絡み合う程の衝撃は伝わら
ない。勿論、応力集中に伴つて各所に故障や破損
が発生することもない。また、便槽封止体4にお
いても、閉動途中に水流と接触する機会が増える
から、汚物などが奇麗に洗われるものなる。そし
て更に、このような構造は、閉止強制錘3の梃杆
8を「く」の字状に折曲させたこととうまく相俟
つて、所要スペースの小型化や構造の簡略化など
を招来するものとなつている。
なお、本案機構は、その実施の対象が洋風便器
であると和風便器であるとを問うものではない。
このように、本案機構の細部にわたる構成及び形
状は、実施の態様に応じて適宜変更可能である。
であると和風便器であるとを問うものではない。
このように、本案機構の細部にわたる構成及び形
状は、実施の態様に応じて適宜変更可能である。
「考案の効果」
以上の説明で明らかなように、本考案に係る簡
易水洗便器のフラツパ機構によれば、便槽封止体
は所望した時期に開動させることができるから、
従来の簡易水洗便器が有していた欠点は全て解消
するに至つた。すなわち、用便中に便槽からの悪
臭によつて悩まされたり、便槽封止体や便鉢に汚
物が付着したりすることはない。
易水洗便器のフラツパ機構によれば、便槽封止体
は所望した時期に開動させることができるから、
従来の簡易水洗便器が有していた欠点は全て解消
するに至つた。すなわち、用便中に便槽からの悪
臭によつて悩まされたり、便槽封止体や便鉢に汚
物が付着したりすることはない。
のみならず、本案機構では、閉止強制錘を便槽
封止体の揺動中心よりも下位となるように位置付
けてあるので、閉止強制錘の揺動領域を広く確保
して便槽封止体の開動角度を十分なものとするこ
とができ、便器本体の大型化などを防止すること
もできるようになつている。また、ケーブル材の
押出端と閉止強制錘の梃杆とが機械的拘束を受け
ないようにしてあるので、操作ハンドルの復帰時
に指などを弾かれて痛い思いをしたり、フロート
弁の動きに支障を来したりすることはない。その
うえ、応力集中に伴う各所の故障や破損が防止さ
れ、便槽封止体の洗浄作用が向上し、機構全体と
しての小型化及び構造簡略化が図られる等、幾多
の優れた利点を有している。
封止体の揺動中心よりも下位となるように位置付
けてあるので、閉止強制錘の揺動領域を広く確保
して便槽封止体の開動角度を十分なものとするこ
とができ、便器本体の大型化などを防止すること
もできるようになつている。また、ケーブル材の
押出端と閉止強制錘の梃杆とが機械的拘束を受け
ないようにしてあるので、操作ハンドルの復帰時
に指などを弾かれて痛い思いをしたり、フロート
弁の動きに支障を来したりすることはない。その
うえ、応力集中に伴う各所の故障や破損が防止さ
れ、便槽封止体の洗浄作用が向上し、機構全体と
しての小型化及び構造簡略化が図られる等、幾多
の優れた利点を有している。
第1図及び第2図は本案機構が実施された簡易
水洗便器を示すものであつて、第1図は略々全体
の側断面図、第2図は洗浄タンクの正面断面図、
第3図は第1図中のA−A線断面図、第4図は従
来の簡易水洗便器を一部切り欠いて示す側面図で
ある。 1……洗浄タンク、1a……操作ハンドル、3
……閉止強制錘、4……便槽封止体、4a……揺
動中心、6……ケーブル材、6a……押出端、7
……便鉢、8……梃杆。
水洗便器を示すものであつて、第1図は略々全体
の側断面図、第2図は洗浄タンクの正面断面図、
第3図は第1図中のA−A線断面図、第4図は従
来の簡易水洗便器を一部切り欠いて示す側面図で
ある。 1……洗浄タンク、1a……操作ハンドル、3
……閉止強制錘、4……便槽封止体、4a……揺
動中心、6……ケーブル材、6a……押出端、7
……便鉢、8……梃杆。
Claims (1)
- 汲み取り式便槽へ通じる便鉢の排出口が該排出
口の下方側で揺動可能に取り付けられた便槽封止
体によつて閉止され、該便槽封止体には揺動中心
を介した反対側へ延設される梃杆によつて閉止強
制錘が保持されており、該閉止強制錘の梃杆は当
該閉止強制錘が前記便槽封止体の揺動中心よりも
下位の位置付けとなるようにくの字状に折曲され
ており、洗浄タンクに設けられた操作ハンドルに
連動して摺動するケーブル材の押出端が前記梃杆
における折曲部分の外隅面に対しクリアランスを
介して位置付けられていることを特徴とする簡易
水洗便器のフラツパ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985136116U JPH0312867Y2 (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985136116U JPH0312867Y2 (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6260676U JPS6260676U (ja) | 1987-04-15 |
| JPH0312867Y2 true JPH0312867Y2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=31038933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985136116U Expired JPH0312867Y2 (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0312867Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5438352U (ja) * | 1977-08-23 | 1979-03-13 |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP1985136116U patent/JPH0312867Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6260676U (ja) | 1987-04-15 |
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