JPH03129049A - ユニット型横葺き屋根構造 - Google Patents

ユニット型横葺き屋根構造

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JPH03129049A
JPH03129049A JP26521389A JP26521389A JPH03129049A JP H03129049 A JPH03129049 A JP H03129049A JP 26521389 A JP26521389 A JP 26521389A JP 26521389 A JP26521389 A JP 26521389A JP H03129049 A JPH03129049 A JP H03129049A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築構造物に適用されるユニット型横葺き
屋根構造に関し、さらに詳しくは、システム化された垂
木部材と横葺き屋根板部材とを組み合せて構成する比較
的簡易化された横葺き形式による金属製のユニット型横
葺き屋根構造に係るものである。
〔従来の技術〕
般に、通常規模の建築構造物に適用されて各構成主材に
金属材料を用いた屋根構造としては、従来から、これを
大別して縦葺き形式による屋根構造と横葺き形式による
屋根構造とがある。
そして、通常の場合、これらの各形式共に、屋根構造体
を構成する小屋組みの棟方向に平行く以下、横方向とも
呼ぶ)して所定の屋根勾配を与えるべく配設された母屋
材上にあって、棟方向に直交(以下、縦方向とも呼ぶ)
して複数本の垂木部材を所定間隔で平行に固定配置させ
ると共に、適宜、野地板などを介した状態で、前者の縦
葺き屋根構造においては、長手縦方向の両側部に側縁係
合部、中央部に面板部を有する縦葺き屋根板部材を用い
、隣接する各垂木部材の相互間において、この縦葺き屋
根板部材の複数枚を横方向に並列させた状態で直接、ま
たは、適宜に保合部材などを介在させて係合止着させる
ことにより、縦方向に葺き上げて構成し、後者の横葺き
屋根構造においては、長手横方向の両側部に隣接同志で
相互に保合可能な軒側係合部および棟側係合部、中央部
に面板部を有する横葺き屋根板部材を用い、各垂木部材
間に跨って、この横葺き屋根板部材の複数枚を縦方向に
段差の低い階段状、または鋸歯状をなすように段付き状
態で相互に係合させ、かつ内部側で適宜に吊子部材を用
いて引き留め止着させることにより、横方向に葺き上げ
て構成したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかして、前記のように葺き上げられる従来の縦葺き屋
根および横葺き屋根の各構造は、−数的な通常規模の建
築構造物への適用上、それぞれに一長一短を有しており
、対象となる建築構造物の目的用途および周辺環境など
の各条件、ならびに外観形態などの要請に基づき任意に
選択して使用される。
こ)で、この場合、横葺き屋根構造に用いる横葺き屋根
板部材については、これを縦葺き屋根構造の縦葺き屋根
板部材に比較するとき、構造上。
屋根面に対する個々の屋根板部材単体当りの被覆面積範
囲が相対的に狭くなっており、このためにその有効幅寸
法(すなわち、屋根面上での葺き幅寸法に相当し、長手
縦方向長さに該当する)が小さくされ、これによって十
分な構造強度および効果的な木棚は作用などに併せて、
良好な外観意匠を得ている。
しかしながら、一方で、前記構成による横葺き屋根構造
を比較的小規模の建築構造物9例えば、小型住宅、物置
小屋、バンガロー、バーベキューハウス、仮設建物など
)か、屋外に開放された待ち合わせ場所、両瞳は場所な
どのように、比較的規模の小さい建築構造物に適用する
場合には、前記した如く、用いられる横葺き屋根板部材
の有効幅が被覆面対応に狭くされているので、縦葺き屋
根板部材と構成部品数が同一ではあっても、単位面積当
りの葺き上げ作業工数が多くなるという不利があり、ま
た、その構造上、縦方向の上下で軒側係合部と棟側係合
部とを係合させてハゼ組み構成にすることから、必然的
に有効幅範囲の面板部裏面側に空間部が形成され、外部
から加えられる正圧によって対応する面板部に撓みを生
じ易く、従って、これを防止するためには、葺き上げの
各段毎に同裏面側をバックアップするいわゆる。バック
アツプ材(木毛セメント板、ウレタン発泡板など)を野
地板など工は別に挟入する必要があるほか、長手横方向
の端部間の接合にも捨て板などの接合部材を必要とする
もので、これらの結果。
通常規模の建築構造物でのように、各部に十分な雨水の
浸入防止などの対策を講じなければならない場合はとも
かくとして、このようなある程度までの簡略化が許容さ
れる比較的小規模な建築構造物に対し、従来から用いら
れている横葺き屋根と同様な構造を適用するときは、施
行時の作業工数の増加を含めてコストアップを招く要因
になっていた。
この発明は、従来のこのような問題点を改善しようとす
るものであって、その目的とするところは、比較的小規
模の建築構造物に横葺き屋根構造を適用する場合、その
構成主部材をユニット化して、施工の際の作業性の向上
、コストの低減化を図り、併せて、構造強度ならびに外
観意匠性に優れた。この種のユニット型横葺き屋根構造
を提供することである。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成させるために、この発明に係るユニット
型横葺き屋根構造は、底壁部および左右各側壁部を有し
て溝型にされ、各側壁部の上部の葺き上げピッチ間隔に
対応する各軒側該当部に、係合段差対応の軒側段差で左
右各段蓋面をそれぞれ階段状、または鋸歯状に残して左
右各面仮受支部を内側へ対向折曲させてなり、各母屋材
上に所定のピッチ間隔で配設される垂木部材と、長手横
方向に前記配設ピッチ間隔の倍数倍の有効長を有し、か
つ短手縦方向に葺き上げピッチ間隔に一致する有効幅の
中央面板部を残して、一方の側縁部に棟側係合部、他方
の側縁部に軒側係合部をそれぞれ隣接相互間で係合可能
に形成させると共に、長手横方向の突き合わせ端面に端
縁折曲部を形成し、前記各垂木部材の左右各面仮受支部
を通してそれぞれに受支されると共に、溝上部で中央面
板部の端面相互を突き合わせるようにして、適宜。
垂木部材上で引留め係止される横葺き屋根板部材とを備
えて構成したことを特徴としている。
〔作  用〕
すなわち、この発明においては、各母屋材上にあって、
個々の垂木部材を所定のピッチ間隔で配設させておき、
この状態で各垂木部材の下段側の左右各面仮受支部を通
して、まず、下段側の横葺き屋根板部材を受支させて棟
側係合部を適宜、垂木部材上で係止すると共に、長手横
方向の中央面板部の端面相互を同垂木部材の溝上部で突
き合わせて同様に係止させ、ついで、この下段側の棟側
係合部に対して、上段側の横葺き屋根板部材の軒側係合
部を係合させるようにし、以下、これを繰り返すことに
よって、所期通りに横葺き屋根構造を葺き上げ得るので
あり、葺き上げた状態で、横葺き屋根板部材の中央面板
部は、垂木部材での左右の各面板受支部に受支されて、
裏面側から補強支持されることから、外圧による撓みな
どを解消でき、かつ横葺き屋根板部材での中央面板部の
端面突き合せ部に端縁折曲部を形成したことで雨水の浸
入を防止できる他、屋根板部材の剛性を向上させ得ると
共に、発生音の減少化、並びに屋根板の意匠に各種の変
化を与えることができる。又、浸入した雨水は、垂木部
材の溝内を流下して排水される。
(実 施 例) 以下、この発明に係るユニット型横葺き屋根構造の一実
施例につき、第1図ないし第9図を参照して詳細に説明
する。
第1図および第2図はこの実施例を通用したユニット型
横葺き屋根構造の概要構成を示す縦断側面図および横断
正面図であり、また、第3図は同上ユニット型横葺き屋
根構造の構成部材となる垂木部材を取り出して示す斜視
図および全体概念図、第4図および第5図は同様に横葺
き屋根板部材および吊子部材を取り出して示すそれぞれ
に斜視図、第6図(a) (b) (c) (d)は、
それぞれ端縁折曲部のその他の具体例を示す断面図、第
7図は同上垂木部材の別個を示す部分斜視図であり、ざ
らに、第8図(a) 、 (b)は同上葺き上げたユニ
ット型横葺き屋根構造での各別の態様を示すそれぞれに
平面説明図、第9図(a)ないしくd)は同上ユニット
型横葺き屋根構造での母屋材に対する垂木部材の各別の
取付は状態を示すそれぞれに部分断面図である。
すなわち、これらの第1図ないし第5図構成において、
この実施例によるユニット型横葺き屋根構造は、共に金
属鋼板をプレス成形、またはロール成形、あるいはこれ
らを併用した成形、もしくは適宜に押し出し成形後のプ
レス成形などによって所定形状に成形された各構成部材
、すなわち。
屋根構体面を構成する小屋組みの棟方向に平行。
つまり、横方向に平行して所定の屋根勾配を与えるべく
配設された各母屋材(^)上で、棟方向に直交、つまり
、縦方向に所定のピッチ間隔によって平行に固定配置さ
れる厚目の金属鋼板製とした垂木部材(11)と、これ
らの各垂木部材(11)上に直接受支されて、下段軒側
から上段線側にかけ、所定のピッチ間隔によってそれぞ
れに葺き上げられるや)薄目の金属鋼板製とした横罫き
屋根板部材(31)と、これらの各横罫き屋根板部材(
31)を葺き上げ位置毎に各垂木部材(11)上で個々
に引留め係止する同様に厚目の金属鋼板製とした吊子部
材(51)とから構成されている。
しかして、前記垂木部材(11)は、第3図に示されて
いるように、底壁部(12)および両側に立ち上げた左
右の略各側壁部(13) 、 (14)を有して横断面
上向きコ字状の溝型にされると共に、これらの各側壁部
(13) 、 (14)の上部にあって、前記各横罫き
屋根板部材(31)の葺き上げピッチ間隔に対応する各
軒側該当部に、同各横罫き屋根板部材(31)相互間の
係合段差に対応する軒側段差りで左右の各段差面(15
) 、 (16)をそれぞれ階段状、または鋸歯状に残
すようにして、左右の各面板受支部(17) 。
(18)を内側へ対向折曲して形成させ、かつ溝内部に
あっては、雨水などを流下させる樋空間(19)を形成
しである。
また、前記横罫き屋根板部材(31)は、第4図に示さ
れているように、葺き上げ状態で棟方向に平行して対応
される長手横方向にあって、前記垂木部材(11)の配
設ピッチ間隔pの倍数倍の有効長2(pn) 、通常の
場合、n−2〜3を有し、かつ同様に、葺き上げ状態で
棟方向C直交して対応される短手縦方向にあって、葺き
上げピッチ間隔に一致する有効幅胃の中央面板部(32
)を残し、一方の側縁部に棟側係合部(33)、他方の
側縁部に軒側係合部(34)をそれぞれに成形して形成
する。
更に、その長手横方向の両端部にあって、隣接相互間で
の棟側係合部(33)に対する軒側係合部(34)の係
合のための作業に支障をきたさないように、下方へ縁曲
げ折曲するなどの手段によって端縁折曲部(39) 、
 (40)を形成し、この突き合わせ端面から棟側係合
部(33)および軒側係合部(34)の各内部への雨水
などの浸入を可及的に排除し得るようにして形成する。
尚、この端縁折曲部(39)。
(40)の形状は、第4図の他に第6図(a) (b)
 (c) (d)に示すように各種の形状が考えられ、
又、端縁折曲部(39) 、 (40)の突き合せ端面
には、止水及び伸縮対応のため、ゴム、樹脂等の弾性材
を配してもよい。
こSで、前記横罫き屋根板部材(31〉における短手縦
方向両側の棟側係合部(33)および軒側係合部(34
)については、葺き上げに際し各横罫き屋根板部材(3
1)を隣接させたとき、相互間で所定の係合段差によっ
て係合可能にした構成であればよく、この場合、特に、
その係合構成に限定を受けるものではないが、具体的な
係合構成の一例として、前者の棟側係合部(33)につ
いては、係合のために上方内側に折返された端部折返し
係合部(35)と、この端部折返し係合部(35)から
上方内側に膨出させた上部引留め部(36)とを形成さ
せると共に、その両端部にあって、係合を妨げることの
ないようにするために一部を切り欠き部(33a) 、
 (33a)としておき、かつ後述するように、表面か
ら見て千鳥状に葺き上げる場合を考慮して、この千鳥状
に交わる部分に対応した所定部分にあっても、同様に切
り欠き部(33b)としておく。また、後者の軒側係合
部(34)については、下方へ折曲されて前記上部引留
め部(36)を内部に包括し得るようにした前縁垂下部
(37)と、この前縁垂下部(37)から内側に折曲さ
れて前記端部折返し部(35)に挿入係合し得るように
した一部に上方への膨出部(38a)のある端部係合縁
部(38〉とを形成しである。そしてさらに、前記中央
面板部(32)の長手横方向両端にあっては、同−段で
の隣接相互間を突き合わせて連接させるために、下方へ
縁曲げ折曲した端縁垂下部(39) 、 (40)を形
成しである。
さらに、前記吊子部材(51)は、第5図に示されてい
るように、前記垂木部材(31)における各段差面(1
5) 、 (1B)の基部に近付けた左右の各面板受支
部<17) 、 (18)間に跨って止めビス(B)な
どにより取付けられる取付は基板部(52)と、前記構
分き屋根板部材(31)での棟側係合部(33)の上部
引留め部(36)を咬止して引留める咬止部(53)と
を形成しである。
なお、前記所定の屋根勾配を与えて配設されている各母
屋材(A)に対する各垂木部材(11)の取付は固定態
様の数例としては、第9図(a)ないしくd)に示すよ
うに、垂木部材(11)での左右の各側壁部(13) 
、 (14)に取付は穴(22) 、 (23)をそれ
ぞれに形成しておき、母屋材(A)上に固定される各固
定金具(71) 、 (71)により取付ける手段(同
図(a))とか、あるいは、同各側壁部(13) 、 
(14)の下部に取付はフランジ部(24) 、 (2
5)をそれぞれに折返し形成しておき、母屋材(A)上
に固定される各固定金具(72) 、 (72)により
取付ける手段(同図(C))があり、また、垂木部材(
11)での底壁部(12)の中央に突条部(26)を上
方に突出させて条設しておき、この突条部(26)を通
して取付はビスまたはボールド(73)により取付ける
手段(同図(C)〉とか、あるいは、同底壁部(12)
の中央に下面が逆端溝状をした突条部(27)を上方に
突出させて条設しておき、この突条部(27)の逆端溝
状凹部内を利用して、対応形状の頭部をもつ取付はボー
ルド・ナツト(74)により取付ける手段(同図(d)
)があって、これらの各取付は手段によれば、垂木部材
(11)の溝内部を流下する雨水などの流れを妨げずに
、かつまた母屋材(A)側への漏水を防止した取付けが
可能である。
従って、前記実施例による各部材の構成においては、第
1図、第2図に示されているように、各母屋材(A)上
にあって、個々の各垂木部材(11)。
(11)を所定のピッチ間隔pによりそれぞれに配設固
定させておき、この状態で、まず最初に、各垂木部材(
u) 、 (11)の下段側での左右の各面板受支部(
17) 、 (18)を通し、かつその対応する各垂木
部材(11)、(11)の中心部間に跨らせた状態で、
下段側の構分き屋根板部材(31)を受支させる。つま
りこの状態では、構分き屋根板部材(31)の有効長旦
(pn)が、各垂木部材(11)、(11)での配設ピ
ッチ間隔pの2倍幅であるとすれば、この場合、一つ置
きの各垂木部材(11) 、 (11)の中心部間に跨
って、下段側の構分き屋根板部材(31)が受支配置さ
れることになる。
そして、この状態のま)で、これらの各垂木部材(11
)、(11)における各段差面(15) 、 (16)
の基部に近付けた左右の各面板受支部(17) 、 (
18)間に跨るようにして、吊子部材(51)の取付は
基板部(52)を止めビス(B) 、 (B)などでそ
れぞれに取付けると共に、前記受支配置されている下段
側の構分き屋根板部材(31)での棟側係合部(33)
の上部引留め部(36)を引留め咬止部(53)により
咬止して引留め係止させ、さらに、この下段側の構分き
屋根板部材(31)に対しては、長手横方向に同−段の
構分き屋根板部材(31)を、中央面板部(32)の端
部での各端縁折曲部(39) 、 (40)の相互を突
き合わせるよ゛うに連接させて、順次、全く同様にして
引留め係止させる。なお、この同−段での突き合わせ連
接部に対しては、必要に応じて、例えば、ジョイナ−と
かカバーなどを施すことを妨げない。
ついで今度は、上段側の構分き屋根板部材(31)での
軒側係合部(34)の端部係合縁部(38)を、前記各
垂木部材(11)、(11)上に受支配置されている下
段側の構分き屋根板部材(31)での棟側係合部(33
)の端部折返し係合部(35)に挿入するようにして係
合させ、こ)でも、この上段側の構分き屋根板部材(3
1)を各垂木部材(11)、(11)の上段側での左右
の各面板受支部(17) 、 (18)を通し、これら
の中心部間に跨らせた状態で、この上段側の構分き屋根
板部材(31)を受支させ、かつ同様にして、吊子部材
(51)により引留め係止させるのである。
すなわち、このようにして所期通りの構分き屋根構造を
葺き上げ得るのであり、この葺き上げ状態では、これら
の上、下各段の構分き屋根板部材(31)共に、それぞ
れの中央面板部(32)が各垂木部材(I+)、(11
)での左右の各面板受支部(+7) 、 (18)に受
支されて、裏面側から補強支持されているために、この
中央面板部(32)の外圧による撓みなどを効果・的に
解消でき、併せて、長手横方向に連接される同−段での
各構分き屋根板部材(31) 、 (31)に関しては
、その中央面板部(32) 、 (32)の端部相互が
、垂木部材(11)の中心部における各端縁折曲部(3
9) 、 (40)の突き合わせによって連接されてい
るので、この端面突き合せ部から浸入する雨水などは、
棟側係合部(33)および軒側係合部(34)の内部な
どに浸入したすせず、同垂木部材(11)での溝内の樋
空間(19)を流下して排水され、より以上に母屋材(
A)側の内部にまで浸入するような惧れかない。尚、端
縁折曲部(39) 、 (40)と前端保合部(34)
との合わせ部は、適宜、溶接ないしシーリング等の処理
を施すことで、雨水の侵入を防止できると共に、屋根板
等の熱伸縮にも対応できて好ましい。
またこXで、前記上、下各段の横葺き屋根板部材(31
)、(31)については、第8図(a)に示されている
ように、表面側から見て、いわゆる、千鳥形状に葺き上
げることも、あるいは、同図(b)に示されているよう
に、方形状に葺き上げることもできる。
さらに、前記実施例においては、横葺き屋根板部材(3
1)での棟側係合部(33)の引留め係止のために、別
部材である吊子部材(51)を用いているが、第7図に
示されているように、垂木部材(11)での左右の各段
差面(15) 、 (18)の上部側壁にあって、前記
吊子部材(51)と同様な作用を果たす圧入係止部を設
けた各吊子部(20)、(21)を形成させ、屋根板部
材後端保合部(33)のスプリングバックを利用して係
止させ得ることにより、嵌入又は圧入による係止のため
作業の一層の容易化、ならびに、使用材料の低g2製造
工程の簡略化を図り得て頗る有利である。
なお、前記実施例においては、垂木部材(11)での左
右の各面板受支部(17) 、 (18)を共に内側へ
折曲形成させるようにしているが、第10図に示すよう
に、これらを共に外側へ折曲形成させるようにしてもよ
く、同様な作用、効果が得られる。
第11図及び第12図に示すものは、それぞれ本発明に
係るシステム化垂木部材を他の形状の屋根板等に固定し
たものの要部断面図である。このうち、第11図に示す
ものは、屋根板部材(31)の棟側係合部(33)を所
定の形状に折り返して重ね合わせ、更にその端部を面板
受支部(17) 、 (18)にビス(B)等の固定具
で固定できる当接面(33a)とした構成である。
又、第12図に示したものは、屋根板部材(31〉の棟
側係合部(33)を所定の形状に折り返して重ね合わせ
、更にその端部を線側に延出させて当接面(33a)を
形成すると共に、その先端部に起立部(33b)を形成
したものである。しかも、この当接面B3a)と起立部
(33b)の屈曲面状と対応する吊子(51)を形成し
、この吊子(51)とビス(B)等の固定具で面板受支
部(17) 、 (+8)上に固定する。この吊−fi
51)の形状は図示のように略ハツト状であると具に頂
部が屋根板部材(31)の中央面板部(32)を下から
支承するように形成されている。
尚、第1図の実施例に示された符号と同一の個所につい
ては、同じ符号を附して説明を省略する。
〔発明の効果〕
以」二詳述したように、この発明によれば、底壁部およ
び左右各側壁部を有して溝型にされ、各側壁部の上部の
葺き上げピッチ間隔に対応する各軒側該当部に、係合段
差対応の軒側段差で左右各段蓋面をそれぞれ階段状、ま
たは鋸歯状に残して左右各面仮受支部を内側へ対向折曲
させた垂木部材と、長手横方向に配設ピッチ間隔の倍数
値の有効長を有し、かつ短手縦方向に葺き上げピッチ間
隔に一致する有効幅の中央面板部を残して、一方の側縁
部に棟側係合部、他方の側縁部に軒側係合部をそれぞれ
隣接相互間で係合可能に形成させると共に、長手横方向
の突き合わせ端面に端縁折曲部を形成したことで、適宜
、垂木部材上で係止される横葺き屋根板部材とで構成さ
せたから、各母屋材上にあって、個々の垂木部材を所定
のピッチ間隔で配設させておき、この状態で各垂木部材
の下段側の左右各面仮受支部を通し、下段側の横葺き屋
根板部材を受支させて棟側係合部を適宜、垂木部材上で
係止すると共に、長手横方向の中央面板部の端面相互を
同垂木部材の溝上部で突き合わせて同様に係止させ、ま
た、この下段側の棟側係合部に対して、上段側の横葺き
屋根板部材の軒側係合部を係合させることで、所期通り
の横葺き屋根構造を極めて容易に作業性よく葺き上げ得
るのである。
また、この葺き上げ状態では、横葺き屋根板部材の中央
面板部が、垂木部材での左右の各面板受支部に受支され
て、これを裏面側から補強支持させるために、外圧によ
る撓みなどを解消できて、バックアツプ板などを全く必
要とせず、併せて、横葺き屋根板部材での中央面板部の
端面を垂木部材の中心部で突き合わせるようにし、その
突き合わせ端面に端縁折曲部を形成しているので、この
突き合せ部をから浸入する雨水などを垂木部材の溝内に
流下排水し得て、内部側への漏水の慣れを解消させるこ
とができる。しかも、この端縁折曲部により屋根板部材
の剛性を向上させ得ると共に、発生音の減少化、並びに
屋根板の意匠に各種の変化を与えることができる。更に
構造的にも極めて簡単で容易かつ安価に提供し得るなど
の優れた特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの実施例を適用したユニット型
横葺き屋根構造の概要構成を示す縦断側面図および横断
正面図であり、また、第3図は同上、第4図および第5
図は同上ユニット型横葺き屋根構造の構成部材となる垂
木部材、横葺き屋根板部材および吊子部材を取り出して
示すそれぞれに斜視図、第6図は屋根板部材の端縁折曲
部の他の変形例を示す断面図、第7図は同上垂木部材の
別個を示す部分斜視図であり、さらに、第8図(a) 
、 (b)は同上葺き上げられたユニット型横葺き屋根
構造の態様を示す平面説明図、第9図(a)ないしくd
)は同上ユニット型横葺き屋根構造での母屋材に対する
垂木部材の各別の取付は状態を示すそれぞれに部分断面
図、第10図は垂木部材の変形例、第11図及び第12
図は異った屋根板部材等を用いた屋根構造を示す部分縦
断面図である。 (11)・・・・垂木部材、  (I2)・・・・底壁
部、(13) 、 (14)・・・・左右の各側壁部、
(15) 、 (16)・・・・左右の各段差面、(1
7) 、 (18)・・・・左右の各面板受支部、(1
9)・・・・樋空間、   h・・・・軒側段差、p・
・・・配設ピッチ間隔、 A)・・・・母屋材、 20) 、 (21)・・・・吊子部。 31)・・・・横葺き屋根板部材、 32)・・・・中央面板部、(33)・・・・棟側係合
部、33a) 、 (33b) = =切欠き部、34
)・・・・軒側係合部、 35)・・・・端部折返し係合部、 36)・・・・上部引留め部、 37)・・・・前縁垂下部、(38)・・・・端部係合
縁部、39) 、 (40)・・・・端縁折曲部、fl
 (pn)・・・・有効長、  W・・・・有効幅。 (51)・・・・吊子部材、  (52)・・・・取付
は基板部、(53)・・・・引留め咬止部、 (B)・・・・止めビス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)底壁部および左右各側壁部を有して溝型にされ、
    各側壁部の上部の葺き上げピッチ間隔に対応する各軒側
    該当部に、係合段差対応の軒側段差で左右各段差面をそ
    れぞれ階段状、または鋸歯状に残して左右各面板受支部
    を内側へ対向折曲させてなり、各母屋材上に所定のピッ
    チ間隔で配設される垂木部材と、長手横方向に前記配設
    ピッチ間隔の倍数倍の有効長を有し、かつ短手縦方向に
    葺き上げピッチ間隔に一致する有効幅の中央面板部を残
    して、一方の側縁部に棟側係合部、他方の側縁部に軒側
    係合部をそれぞれ隣接相互間で係合可能に形成させると
    共に、長手横方向の突き合わせ端面に端縁折曲部を形成
    し、前記各垂木部材の左右各面板受支部を通しそれぞれ
    に受支されると共に、溝上部で中央面板部の端面相互を
    突き合わせるようにして、適宜、垂木部材上で係止され
    る横葺き屋根板部材とを備えて構成したことを特徴とす
    るユニット型横葺き屋根構造。
  2. (2)垂木部材には、左右各面板受支部間に跨つて吊子
    部材を取付け固定させ、この吊子部材によつて横葺き屋
    根板部材での軒側係合部を係合させる棟側係合部を係止
    させた請求項1に記載のユニット型横葺き屋根構造。
  3. (3)垂木部材には、左右各段差面の上部に吊子部を一
    体形成させ、この吊子部によつて横葺き屋根板部材での
    軒側係合部を係合させる棟側係合部を係止させた請求項
    1に記載のユニット型横葺き屋根構造。
  4. (4)横葺き屋根板部材には、中央面板部の長手縦方向
    の突き合わせ両端にあつて、それぞれに端縁垂下部を下
    方へ縁曲げ形成させると共に、隣接相互間での棟側係合
    部に対する軒側係合部の係合のための作業に支障をきた
    さない範囲内で、棟側係合部(33)の一部に切欠き部
    を形成させた請求項1ないし3の何れかに記載のユニッ
    ト型横葺き屋根構造。
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