JPH0312924Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0312924Y2 JPH0312924Y2 JP1984151660U JP15166084U JPH0312924Y2 JP H0312924 Y2 JPH0312924 Y2 JP H0312924Y2 JP 1984151660 U JP1984151660 U JP 1984151660U JP 15166084 U JP15166084 U JP 15166084U JP H0312924 Y2 JPH0312924 Y2 JP H0312924Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- air
- entrance
- ventilation layer
- nuclear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tents Or Canopies (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、核シエルタの吸気装置に関し、詳
しくは、核シエルタ内に設けられる空調装置の熱
負荷が少なくなるように改良されたものに関す
る。
しくは、核シエルタ内に設けられる空調装置の熱
負荷が少なくなるように改良されたものに関す
る。
「従来例」
核シエルタは普通地下に設けられ、核シエルタ
の本体内に避難した避難者が窒息しないように、
地上の空気を核シエルタ本体内に吸入する吸気装
置を備えている。従来の吸気装置では、その集気
管が地上に延出され、外気を吸入するために該集
気管の先端開口が直接地上の大気中に開放されて
いる。このために、従来では、核爆発時の高熱の
外気や、その後いわゆる放射能雲によつて太陽光
線が遮られた状態での寒冷な外気がそのまま本体
内に導入され、本体内の空気温度などを調整する
空気調和装置に大きな熱負荷がかかる欠点があつ
た。
の本体内に避難した避難者が窒息しないように、
地上の空気を核シエルタ本体内に吸入する吸気装
置を備えている。従来の吸気装置では、その集気
管が地上に延出され、外気を吸入するために該集
気管の先端開口が直接地上の大気中に開放されて
いる。このために、従来では、核爆発時の高熱の
外気や、その後いわゆる放射能雲によつて太陽光
線が遮られた状態での寒冷な外気がそのまま本体
内に導入され、本体内の空気温度などを調整する
空気調和装置に大きな熱負荷がかかる欠点があつ
た。
そこで、上述した問題を解決し、核シエルタ本
体内に採り入れる空気を冷却し、且つ、浄化する
ために、例えば、特開昭57−174566号公報に開示
されて如く、核シエルタにサンドフイルターを設
置する方法が提案されている。
体内に採り入れる空気を冷却し、且つ、浄化する
ために、例えば、特開昭57−174566号公報に開示
されて如く、核シエルタにサンドフイルターを設
置する方法が提案されている。
「考案が解決しようとする問題点」
ところが、上述した従来技術においては、サン
ドフイルターを核シエルタ内に設置しているた
め、被爆等による外気温度上昇によつて加熱され
た空気が継続してサンドフイルターを通過する
と、このサンドフイルターが僅かの間に加熱され
てしまい、充分な冷却効果を維持できなくなると
いう問題があつた。その為、本体内の空気調和装
置等の負担が大きくなると共にこれに見合つた高
性能の装置が必要であつた。
ドフイルターを核シエルタ内に設置しているた
め、被爆等による外気温度上昇によつて加熱され
た空気が継続してサンドフイルターを通過する
と、このサンドフイルターが僅かの間に加熱され
てしまい、充分な冷却効果を維持できなくなると
いう問題があつた。その為、本体内の空気調和装
置等の負担が大きくなると共にこれに見合つた高
性能の装置が必要であつた。
この考案は、上述の欠点を解消することを目的
として提案されたものである。
として提案されたものである。
「問題点を解決するための手段」
このような目的を達成するために、本考案にか
かる核シエルタの吸気装置は、地中に埋設した核
シエルタの本体の出入口を残して、平面視におい
てその全周に渡つて通気性を有する土砂等よりな
る通気層を設け、前記出入口の一側に位置する前
記通気層の一端部を通気立抗を介して地表に連通
させる一方、上記本体内から導出し、前記通気層
内に開口させる集気管の先端開口を、前記出入口
の他側に近く位置させる、という手段を講じたの
である。
かる核シエルタの吸気装置は、地中に埋設した核
シエルタの本体の出入口を残して、平面視におい
てその全周に渡つて通気性を有する土砂等よりな
る通気層を設け、前記出入口の一側に位置する前
記通気層の一端部を通気立抗を介して地表に連通
させる一方、上記本体内から導出し、前記通気層
内に開口させる集気管の先端開口を、前記出入口
の他側に近く位置させる、という手段を講じたの
である。
「実施例」
以下、この考案を図面を参照しつつ詳細に説明
する。
する。
第1図はこの考案の一実施例の平面図であり、
第2図は第1図−線断面図である。これらの
図に於いて符号1は核シエルタ本体を示してい
る。この核シエルタ本体1の周囲の地下には、地
下水の避難時の生活用水として集水するための集
水槽の機能を兼備する通気層2が形成される。即
ち、上記本体1は、これよりも平面積が大きいべ
た基礎3の上に図示しないアンカーボルト等によ
り固定され、平面視に於いて上記本体1の周囲に
張り出している上記べた基礎3の周縁部上に、集
水槽ブロツク4が例えば上下3段に積み重ねられ
る。この集水槽ブロツク4にはその外部の土中に
含まれた地下水をその内部に導入するための通水
孔5が設けられる。また、上記集水槽ブロツク4
の内部には、そこに導入された地下水をろ過する
ために、土砂、礫などの充填物6が充填される。
この充填物6の地下集水面より上層の部分は、そ
の充填物6に含まれる空間への地下水充填率が低
く、通気性を有する礫層よりなる通気層2を形成
している。この通気層2の一部は、礫などの充填
物7を充填した通気立坑8を介して地上の大気に
連通させられる。その通気立坑8から離れた位置
で、本体1から導出した集気管9の先端開口10
を上記通気層2中に開口させてある。
第2図は第1図−線断面図である。これらの
図に於いて符号1は核シエルタ本体を示してい
る。この核シエルタ本体1の周囲の地下には、地
下水の避難時の生活用水として集水するための集
水槽の機能を兼備する通気層2が形成される。即
ち、上記本体1は、これよりも平面積が大きいべ
た基礎3の上に図示しないアンカーボルト等によ
り固定され、平面視に於いて上記本体1の周囲に
張り出している上記べた基礎3の周縁部上に、集
水槽ブロツク4が例えば上下3段に積み重ねられ
る。この集水槽ブロツク4にはその外部の土中に
含まれた地下水をその内部に導入するための通水
孔5が設けられる。また、上記集水槽ブロツク4
の内部には、そこに導入された地下水をろ過する
ために、土砂、礫などの充填物6が充填される。
この充填物6の地下集水面より上層の部分は、そ
の充填物6に含まれる空間への地下水充填率が低
く、通気性を有する礫層よりなる通気層2を形成
している。この通気層2の一部は、礫などの充填
物7を充填した通気立坑8を介して地上の大気に
連通させられる。その通気立坑8から離れた位置
で、本体1から導出した集気管9の先端開口10
を上記通気層2中に開口させてある。
つまり、この実施例の要部を整理して述べる
と、地中に埋設した核シエルタの本体の出入口を
残して、平面視においてその全周に渡つて通気性
を有する土砂等よりなる通気層を設け、前記出入
口の一側に位置する前記通気層の一端部を通気立
抗を介して地表に連通させる一方、上記本体内か
ら導出し、前記通気層内に開口させる集気管の先
端開口を、前記出入口の他側に近く位置させたと
いうことである。
と、地中に埋設した核シエルタの本体の出入口を
残して、平面視においてその全周に渡つて通気性
を有する土砂等よりなる通気層を設け、前記出入
口の一側に位置する前記通気層の一端部を通気立
抗を介して地表に連通させる一方、上記本体内か
ら導出し、前記通気層内に開口させる集気管の先
端開口を、前記出入口の他側に近く位置させたと
いうことである。
尚、上記記集気管9は、第2図に示す如くに、
本体1内で吸気用ブロア11の入口に接続され、
このブロア11の出口は、三方弁12を介して直
接、又は、更にフイルタ13を介して、図示しな
い居室など本体1内の各部に空気を供給する空気
供給管14に接続される。
本体1内で吸気用ブロア11の入口に接続され、
このブロア11の出口は、三方弁12を介して直
接、又は、更にフイルタ13を介して、図示しな
い居室など本体1内の各部に空気を供給する空気
供給管14に接続される。
このように構成された核シエルタの吸気装置で
は、外気は通気立坑8から通気管2を通つて、平
面視で前記本体1を回り込んで、前記出入口の他
側に近く位置させたの先端開口10に吸入され、
核シエルタ本体1内に導入される。外気はその間
に、特に、平面視において前記出入口を除く前記
本体1の全周を回り込んで通気層2を通過する間
に、地下水と接触させられ、略一定の地下水温度
と同じ温度に温度調整され、又、湿度も略一定に
調整されることになる。このようにして、外気は
温度及び湿度を略一定に調整されて本体1内に導
入され、本体1内の気温や湿度を調整する空気調
和装置は爆発時の異常な高温、その後の曇天状態
の連続による寒冷を直接負荷として負担しなくな
る。かくして、空気調和装置の熱負荷が小さく抑
えられ、空調装置の能力を小さくできるととも
に、その運転に必要とするエネルギを節約でき、
より長期間にわたつて避難生活を送れることにな
る。
は、外気は通気立坑8から通気管2を通つて、平
面視で前記本体1を回り込んで、前記出入口の他
側に近く位置させたの先端開口10に吸入され、
核シエルタ本体1内に導入される。外気はその間
に、特に、平面視において前記出入口を除く前記
本体1の全周を回り込んで通気層2を通過する間
に、地下水と接触させられ、略一定の地下水温度
と同じ温度に温度調整され、又、湿度も略一定に
調整されることになる。このようにして、外気は
温度及び湿度を略一定に調整されて本体1内に導
入され、本体1内の気温や湿度を調整する空気調
和装置は爆発時の異常な高温、その後の曇天状態
の連続による寒冷を直接負荷として負担しなくな
る。かくして、空気調和装置の熱負荷が小さく抑
えられ、空調装置の能力を小さくできるととも
に、その運転に必要とするエネルギを節約でき、
より長期間にわたつて避難生活を送れることにな
る。
もちろんこの考案は上述の一実施例に限定され
るものではなく、例えば、通気層2は、平常時に
は地下水の水面下に位置し、避難時に地下水をく
み取ることにより低下させられた地下水面上に形
成されるように構成してもよい。この場合、くみ
取られた地下水は種々の目的に利用でき、例え
ば、本体1の上側の地上に地表温度を冷却するた
めに散水される。
るものではなく、例えば、通気層2は、平常時に
は地下水の水面下に位置し、避難時に地下水をく
み取ることにより低下させられた地下水面上に形
成されるように構成してもよい。この場合、くみ
取られた地下水は種々の目的に利用でき、例え
ば、本体1の上側の地上に地表温度を冷却するた
めに散水される。
「効果」
以上説明したように、この考案は、地中に埋設
した核シエルタの本体の出入口を残して、平面視
においてその全周に渡つて通気性を有する土砂等
よりなる通気層を設け、前記出入口の一側に位置
する前記通気層の一端部を通気立抗を介して地表
に連通させる一方、上記本体内から導出し、前記
通気層内に開口させる集気管の先端開口を、前記
出入口の他側に近く位置させたので、通気層を通
過する間に地下水と接触させられてある程度気温
及び湿度を調整された外気を集気管を介して本体
内に導入できるのであるが、特に、通気管が核シ
エルタ本体の地下周囲(地下水やこれに接する温
度の低い地殻)に対して設けられていることで、
熱交換面積が大きく、且つ、集気管の開口に達す
るまでに長い時間熱交換できるのである。その結
果、本体内の気温及び湿度を調整する空気調和装
置の負担が軽減され、能力が小さく、小型で安価
な空気調和装置を用いることができるようにな
る。また、通気層を通過する間に外気が浄化され
るので、本体内に設けられるエアフイルタなどの
能力を小能力化し、小型で安価なものを用い得る
等の効果も得られる。
した核シエルタの本体の出入口を残して、平面視
においてその全周に渡つて通気性を有する土砂等
よりなる通気層を設け、前記出入口の一側に位置
する前記通気層の一端部を通気立抗を介して地表
に連通させる一方、上記本体内から導出し、前記
通気層内に開口させる集気管の先端開口を、前記
出入口の他側に近く位置させたので、通気層を通
過する間に地下水と接触させられてある程度気温
及び湿度を調整された外気を集気管を介して本体
内に導入できるのであるが、特に、通気管が核シ
エルタ本体の地下周囲(地下水やこれに接する温
度の低い地殻)に対して設けられていることで、
熱交換面積が大きく、且つ、集気管の開口に達す
るまでに長い時間熱交換できるのである。その結
果、本体内の気温及び湿度を調整する空気調和装
置の負担が軽減され、能力が小さく、小型で安価
な空気調和装置を用いることができるようにな
る。また、通気層を通過する間に外気が浄化され
るので、本体内に設けられるエアフイルタなどの
能力を小能力化し、小型で安価なものを用い得る
等の効果も得られる。
第1図はこの考案の一実施例の平面図、第2図
は第1図−線縦面図である。 1……本体、2……通気層、9……集気管、1
0……先端開口。
は第1図−線縦面図である。 1……本体、2……通気層、9……集気管、1
0……先端開口。
Claims (1)
- 地中に埋設した核シエルタの本体の出入口を残
して、平面視においてその全周に渡つて通気性を
有する土砂等よりなる通気層を設け、前記出入口
の一側に位置する前記通気層の一端部を通気立抗
を介して地表に連通させる一方、上記本体内から
導出し、前記通気層内に開口させる集気管の先端
開口を、前記出入口の他側に近く位置させたこと
を特徴とする、核シエルタの吸気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984151660U JPH0312924Y2 (ja) | 1984-10-06 | 1984-10-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984151660U JPH0312924Y2 (ja) | 1984-10-06 | 1984-10-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6167364U JPS6167364U (ja) | 1986-05-08 |
| JPH0312924Y2 true JPH0312924Y2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=30709763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984151660U Expired JPH0312924Y2 (ja) | 1984-10-06 | 1984-10-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0312924Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57174566A (en) * | 1981-04-20 | 1982-10-27 | Uemura Koichi | Guard chamber |
-
1984
- 1984-10-06 JP JP1984151660U patent/JPH0312924Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6167364U (ja) | 1986-05-08 |
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