JPH03130662A - 血液から血漿を分離するための装置と方法および血液中の分析対象物の測定法 - Google Patents

血液から血漿を分離するための装置と方法および血液中の分析対象物の測定法

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JPH03130662A
JPH03130662A JP17250990A JP17250990A JPH03130662A JP H03130662 A JPH03130662 A JP H03130662A JP 17250990 A JP17250990 A JP 17250990A JP 17250990 A JP17250990 A JP 17250990A JP H03130662 A JPH03130662 A JP H03130662A
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plasma
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ヤテイン ビー ザコア
Karen L Swanson
カレン エル スワンソン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は血液から血漿を分離するための及び1以上の分
析対象物を測定するための装置及び方法に関する。特に
本発明は血液から血漿を分離する方法及びコレステロー
ル、HDLコレステロール、トリグリセリド等の様な標
的物質を測定する血漿分析試験方法に関する。
(発明の背景) 医療用、血漿/血清標準及び特に血液中分析対象物の測
定用などの多(の用途において全血から細胞を分離する
ことがしばしば必要となる。血清又は血漿中の標的物質
を迅速に分析測定する場合分析対象物又はそれの転化に
よってえられる生成物が、全色原と反応してその色の強
さが分析対象物の濃度に比例するところの色を与えると
ころの比色法がごく一般的である。分析対象物の測定に
全血を使用するときは、反応による色が血液の色によっ
てマスクされない様血液から赤血球を除去することが大
切である。血液を遠心分離したり、血液を凝固させるこ
とは全血から血漿又は血清を単離するために使われる従
来からの2つの一般的方法である。しかしこれらは更な
る試料調製工程を要する。
赤血球は割合大きい(直径約8ミクロン)ので透明な血
清をえるには小孔径のマイクロフィルターを使用すれば
よいと思われる。しかしこの方法は次の理由から普通債
われない: (a>  血液1滴を3乃至8ミクロンの孔径をもった
乾燥親水性膜上にたらすと血液は孔中に入りフィルター
のマイクロフィブリル上に吸収される。しばしばこの迅
速な吸収によって溶血現象がおこりぜい弱な赤血球がこ
われて破壊された細胞および(又は)、細胞からのへそ
グロビンが洩れ出る。結果として一般にえられる血漿は
透明でなく赤色をおびさらに血液の固形物の含有量が高
く(一般には血液容量の50%が細胞である)なり、フ
ィルターは急速に詰まるので収量も小さくなる。この問
題を複雑にしていることとして血液は膜中で凝血して、
それはさらに目詰りを促進させる。この目詰りによりリ
ポプロティン類の様な大きな分析対象物は保持されての
こり、膜をとおったものはこの犬ぎな分析対象物に関し
ては著しく希釈されていることになる。F液中のこれら
分析対象物の濃度は、血漿又は血清中よりもずっと小さ
くなり、さらに使用試料容量並びに血液のへマドクリッ
ト値(固体含量)Kよって変るので、信頼できる結果は
えられない。
(b)  血液1滴を孔径3ミクロン以下の親水性マイ
クロポーラス(microporous)膜上にたらし
たとき膜表面上の目詰りは特に急速におこり普通血漿は
殆んどとおらない。
上記と同様の目詰り問題が再びおこる。
(c)  マイクロフィルターと共にあるいはそれの代
りに深層濾過器(depth filter)を使用し
ても問題が多い。深層濾過器は保持力が大きく、吸収力
が大きいため、血液の量はむしろ過剰に必要となり溶血
と目詰りの問題は依然残る。このことに対する例外はガ
ラス繊維製の深層濾過器で、これは血液から血漿/血清
を分離することが示されている。
この方法は米国特許4477.575号に記載されてい
る。
しかしながら、多くのその他の「乾燥」漢方式の問題が
なおのこっている。
乾燥膜試験方法における問題を解決するため、多数の湿
式又は卑湿式マイクロポーラス膜試験方法が提案されて
いる。したがってこの親水性膜のマイクロスアイノ(−
(microfiber )が水又は水溶液で濡らされ
ると、そのマイクロファイバーは水の薄層によって水和
される。これは膜の吸収能力をかなり減少せしめる。こ
の様にして約5ミクロン又はそれ以下の孔径の湿らされ
たマイクロポーラス膜をとおして十分透明な血漿をえる
ことが可能となる。
しかし湿式又は卑湿式方法は主な3つの欠点をもつ。第
1は湿式および準湿式法は使用前に膜を濡らす必要があ
り、診断試験にあたってさらなる追加工程を加えること
となる。
第2に診断試験では数μtという少量を扱うが、この処
理は血漿を希釈しそしてその希釈度は試料容量依存した
ものとなる。最後に、湿った膜においては、その膜を通
しての血漿輸送速度は毛細管現象による引力よりもむし
ろ拡散によって支配されており、甚しく長時間を要する
こととなり、それ故診断試験の全応答時間に影響する。
全血から血漿を分離するため湿ったマイクロボー2ス膜
を使用しようとする試みは血漿搬出法(plasmap
horesis)といわれる方法で実にうま(使われて
いる。この方法ではマイクロポーラス膜は先づ膜のプラ
イミング(priming)とよばれる工程で等張索塩
水で湿らされる。次に血液は膜の片側からポンプ輸送さ
れ、膜内な横断する圧力差が保持される。外的に加えら
れた圧力差のため、この方法はかなり速いものである。
加えて比較的多量の血液が用いられ(1を程度のオーダ
ー)、したがって膜内の等張塩溶液による希釈は無視で
きる。したがってたとえ血漿搬出法がこの方法の規模に
おいて血液から血漿を得る有効方法であっても、それは
外的に圧力を付与しないそして好ましくは希釈すること
なしにμを量を扱う、簡単且つ迅速な診断試験法で求め
られているオンラインの血清/血漿分離方法においては
全く実用的ではない。
グルコース試薬ストリップは、血糖値の測定に全血を用
いるところの第1のものであった。ドライストリップ(
dry 5trip)技術に基づいた全血のこの比色試
験は、試料を予め処理することをせずに全血からグルコ
ースを迅速に分析することができるので全く一般化され
て来た。これらの従来試験は薄い透明なそしてぴったり
とした構造の膜(米国特許3092.465号;329
a789号;4543338号)をとおしての全血から
のグルコース拡散によっている。血液1滴をテストパッ
ド上にたらし所定の時間後面液を洗いおとすか又はふい
た後その下に生じた色を比色チャートと比較するか又は
反射計で読む。この試験法は血液を精密に測定すること
は必要としていないが、血液を洗浄したり又はふきとる
工程及びその正確なタイミングを必要としている。この
方法は薄いぴったりとした構造の膜をとおして割合容易
に拡散することのできるグルコースの様な比較的小さな
親水性の分子に適しているが、蛋白質の様な大きな分析
対象物又は蛋白質とコンプレックスを形成して分子量数
10’乃至数106程度をもつリポ蛋白質の部分として
血流中で運搬されるコレステロール又はトリグリセリド
の様な疎水性分析対象物の測定には適していない。この
比較的大きな分子はグルコースストリップに使われる緻
密な膜に浸透できないし、またより透過性の大きな膜を
用いたり、圧力や外部影響なしに全血から血漿又は血清
を分離する試みも上記した理由によって成功しなかった
ガラス繊維からり(つたある種の深層濾過器が全血から
の赤血球を分離することが十分可能であるという発見(
米国特許4477.575号)は透明な血清又は血漿を
分離することが圧力又は遠心分離の様な外的な力によら
ずドライストリップ自体の内でおこるところのベーリン
ガーマンノ・イムディアゴノスチツクス(Boehri
nger MannheimDiagnostics 
)の“レフロトロン(Reflotron )(商品名
)゛とよばれる装置の市販化の成功に道をひらいた。こ
れは簡単にかつ安価な方法で全血から種々の分析対象物
を分析することを可能にした。しかしレフロトロンでの
血液分析が便利であっても、一定量の血液を試薬パッド
につける必要がありまた試薬全部を、分離せられた血清
/血漿と緊密に接触させるためパッドを粉砕することが
必要である。また−回に一つの反応だけができるだけで
あり、また一般には各化学反応は各回3分間はかかる。
このように多くの開発がなされまた特許も出されている
が、全血血漿から1以上の分析対象物を便利よ(効率的
に使用容易にそして信頼できるように試験するための方
法及び装置についての要望はこれまでのところ満足させ
られていない。
(課題の解決) 本発明は全血から血漿を分離しそれに含まれる1又は2
以上の分析対象物の測定を行なう方法及び装置を包含す
る。
血液試料は、先づ物理的輸送媒体の第2の位置に対して
遠い位置から少(とも血液の1部分をマイクロポーラス
血漿分離膜の第1面に移動するところの物理的輸送媒体
に付与せられる。この接線方向移動は重力、吸収および
/又は毛細管作用によってえられる。物理的輸送媒体は
織り目を持つ1枚の織物またはその他のもの、又は溝又
は溝状物をつけた( channeledまたはgro
oved )合成物質でもよい。
血液が先づマイクロポーラス血漿分離膜の第1の面に移
動せしめられると血漿は吸収され膜をとおり、それによ
って全血(および赤色)から分離される。血漿はマイク
ロボ−2ス血漿分離膜の第2の(反対側の)面に達し血
漿捕集試験用のメンブレンと接触する。この試験用メン
ブレンは血漿(即ちその成分)と反応してそれに特有な
少なくも1つの分析対象物を示しうる。比色反応がおこ
り、色強度は血液中の分析対象物濃度をあられす。
本発明をさらに以下に詳しく説明する。
本発明はマイクロリットル量の全血から効率よく、血液
分析対象物の希釈なせずまた外的に力を加えることなく
、又は試料の前処理をせずに迅速有効に透明な血漿をえ
る方法に関する。本発明はまた血液分析対象物の測定装
置における血漿分離方法にも関する。本発明の血漿分離
方法は血液分析対象物の比色測定に使用できる。本発明
の装置は外的な圧力なしで又は血液又は感受性の試薬を
変性せずに必要なすべての酵素、蛋白質又は他の試薬お
よび発色剤を血漿と緊密に接触させうる。本発明の試験
ス) IJツブ装置もまた同一のストリップ上で多数の
化学反応を非常に速い簡単で信頼できる方法で単一の試
料を適用して行なうことを可能にしている。
第1に、本発明は物理的輸送媒体上の第1の(遠い)位
置における血液の付与及び血漿分離とあとの試験のため
の該媒体上の第2の位置への血液の移動によるものであ
る。
代表的には、本発明は赤血球は下部に残されるが、透明
な血漿は膜表面の上に得られる様な適当なマイクロポー
ラス血漿分離膜のすぐ下での血液の接線方向流を利用す
るものである。膜マトリックス内およびマイクロポーラ
ス膜のすぐ下の適当な溝および(又は)適当な穴のメツ
シュによる毛細管現象の圧力は接線方向の流れに適当な
推進力を与えるので外的な力は必要ない。非常に高い粘
度の液体又は高い固体含量を持つスラリー又は懸濁液の
濾過のためには、膜を横切っての接線方向の流れがデッ
ドエンド型(dead−ended)の濾過よりもずっ
と効率的である。膜の目詰りの問題は接線方向への濾過
の形態によって実質的に減少せしめられる。この系にお
いて粘詞な液又は懸濁液は、膜の片方の側を横切っては
らい除かれ、他方の側では透明な戸液が集められる。
本発明では診断ストリップにおいて小さな規模でこの原
理が用られている。指を針で突いてえられる少量の血液
において、その血液の流れの駆動力は完全に毛細管引力
によって与えられる。これを効率的に行なうには、主と
して分離膜及び物理的輸送膜の孔の構造およびその下の
支持体の構造の両方によるのである。またマイクロポー
ラス分離膜の選択は他の普通の用途におけるよりもずっ
と重要である。
理想的分離膜は血清又は血漿で容易に濡れる必要があり
、赤血球を表面に移動させてはならず、赤血球の溶血を
おこしてはならず、良好な毛細管吸引方をもちかつ表面
近(で十分に均一な多孔構造をもつ必要がある。検査さ
れた市販のマイクロポーラス膜のうちの数ダースから3
種のものが特に好ましいとわかった。シュライヒエルア
ンドシュール社(Schleicher and 5c
huell )(キーン、ニューハンプシャー(Kee
ne、 NewHampshire ) )のニトロセ
ルロースから製造された5ミクロンのマイクロボーラス
膜は全血からの血漿分離に最適性能をもっていた。一般
にこの膜の適切な孔径は、約0.02乃至10ミクロン
、好ましくは1乃至5ミクロンである。マイクロポーラ
ス膜の一方の面又は両方の面が、その中間部分の孔径に
比べてずつと小さ(且つ均一な孔径なもつところの表面
層の形成された膜が特に適し【いる。その断面において
一般に等方性であるところの殆んどの市販のマイクロポ
ーラス膜と異なり、これらの膜は2重の表面層が形成さ
れた構造を示し、それが効果のある理由であろう。図1
と2はそれぞれ5ミクロン及び3ミクロンのニトロセル
ロース膜の断面を示している。
本発明の他の重要な成分は物理的輸送媒体及びこのマイ
クロポーラス分離膜のおかれているところの基体にもあ
る。
代表的にはこの膜はプラスチック基体上におかれ、この
基体と膜との間には血液の接線方向の流れをえるため開
かれた構造と親水性表面をもつ物質でありうる物理的輸
送媒体が置かれている。この開かれた構造(open 
5tructure)をもつ物質の例には、種々のタイ
プのポリマーメツシュ(mesh)、布、ティシュペー
パー、ガーゼ等がある。理論的には、この開かれた構造
の物質の保持量および吸収容量は、吸収による血液の損
失を最少とする様に小さ(すべきであり、巨視的に見て
の表面はマイクロポーラス分離膜との良好な接触を与え
るように十分滑らかでなければならない。ポリエステル
およびナイロンの様な単繊維の多(の糸からえられた織
布は特に有用である。輸送媒体の孔径は重要ではないが
、これらの物質が篩分け(sieving )作用をも
たない様なまた、その全機能が血液の速い且つよどみな
い流れを助ける様なそれの孔径は当該分析対象物のそれ
よりも少なくも1桁大きいことが好ましい。マイクロポ
ーラス分離膜の下で血液が迅速に移動するのを助けとし
て、開かれた構造の物質の下で、プラスチック基体上に
明確に幾何学的につけられた溝(channel )ま
たは溝状物(groove )があってよい。溝は巾1
乃至10M1深さ1乃至15ミル(25−225ミクロ
ン)が良好なものであり、好ましくは巾1乃至41J、
深さ2乃至10ミルでよい。
実際には、単繊維の織布の様な開かれた構造の物質妙へ
溝がつけられて又は溝なしでプラスチック基体上におか
れ、マイクロポーラス分離膜は織布の1部が膜の外に伸
びる様にその上におかれる。戸紙またはその他の親水性
膜片の様な血漿捕集試験用のメンブレンは、マイクロポ
ーラス分離膜の上におかれる。これはマイクロポーラス
分離膜をとおるとき透明な血漿を吸収して、与えられた
分析対象物に特異的な試薬をそこにつけられていてよい
。このすべての集合体(assembly )はその上
に他のプラスチックカバーをおいて保護されうる。分離
膜から遠い位置にあるプラスチックカバーのオリフィス
(orifice )をとおして物理的輸送媒体に付与
された血液はマイクロポーラス血漿分離膜の次の位置(
下に)まで移動し、それによりマイクロポーラス血漿分
離膜の片側にそって血液の薄膜が形成される。
この膜の表面からえられる澄んだ血漿は試験用メンブレ
ンを飽和し、もしそれに試薬が加えられると分析対象物
はこれと反応して色その他の指示物を生成する。
図3と4に本発明試験ストリップ装置1の横断面図およ
び上部平面図が示されている。装置1は不活性基体3お
よびそれについている物理的輸送媒体5をもつ。この実
施態様の物理的輸送媒体5は織布である。物理的輸送媒
体5の上にマイクロポーラス血漿分離膜7および両方の
図において示すとおりそれに隣接した任意の疎水性のバ
リヤーストリップ9がある。マイクロポーラス膜7の上
に短かい血漿捕集試験用メンブレン11がある。開口部
(orifice )15をもつ透明なプラスチックカ
バー13が、図3の矢印2と4で示す様に他の成分上に
付けられている。カバー13が透明なので図4平面図は
全成分を少なくも1部において示している。
図でわかるとおり使用者は単に開口部15(マイクロポ
ーラス血漿分離膜7かも遠い位置)に血液1滴を入れる
血液は物理的輸送媒体5におちマイクロポーラス分離膜
7の下を流れ、その第1の(底)面に達する。血漿は分
離し、獲7をとおり上に流れ、この点で本質的に色は透
明となる。
それは膜7の第2の(反対側、即ち上)面から血漿捕集
試験用メンブレン11に移動する。ここで分析対象物(
単数又は複数)は反応して濃い色となる。例えばこの場
合、試験用メンブレン11はコレステロール、グルコー
ス等の比色測定値を示すところの当該分析対象物に特異
的な試薬たとえば、発色剤を含有する。また、図4に示
しである寸法は単なる例示であり、重要な意味はないも
のである。
一般に本発明装置の必須の成分は物理的輸送媒体、マイ
クロポーラス血漿分離膜及び血漿捕集試験用ストIJツ
ブである。好ましくはないが、マイクロポーラス血漿分
離膜は輸送媒体及び分離膜の両方の作用をなす様なもの
に拡張され、格付けされたものであってよい。しかし血
液容量、その寸法及び[オバーフロー(overflo
w)J調節に関して、大きく余裕をとることは物理的輸
送媒体がマイクロポーラス血漿分離膜とは別々となって
おり且つ異なるエレメントである1以上の成分であると
きにえられる。同様に輸送媒体は基体として作用しても
よ(又は別の不活性非反応性基体をも使用できる。
別の物理的輸送媒体と分離膜の組合せは、血液をはなれ
た血液添加口に入れたときそれが迅速にマイクロポーラ
ス膜の下に引ぼられ、澄んだ血漿は膜をとおししみ出て
反応体含有試験用メンブレンを飽和する様に選択される
。更に試験用メンブレンは単一層でもよく又は複雑な試
薬含有層並びに多孔性の親水性層であるところの発色剤
を含有する層でもよい。これらの層内の酵素又は試薬は
、血漿にとけ、分析対象物と反応し発色する。この種の
方式は特にグルコース、コレステロール、トリグリセリ
ド、尿酸、クレアチニン、アルコール、クレアチンキナ
ーゼ、コリンステラーゼ、AST、ALT等の様な分析
対象物の測定に適しており、この場合、酵素又は1連の
酵素は分析対象物を過酸化水素に転化し、その過酸化水
素は試験用メンブレン中に含まれている発色剤と反応す
る。この診断ストリップに使われる多数の酵素は長期間
多数発色剤(chromogen )と接触されると特
に変性され易い。酵素と発色剤を別の2層に分けしかも
それらを隣接保持することにより試薬の長期安定性が確
保される。アルブミン又は他の蛋白質、アミラーゼ、カ
ルシウム、無機りん等の様な分析対象物の分析において
、使用試薬は酵素又は抗体の様な生体分子ではないが安
定化学薬品であり、また生成色は分析対象物と試薬との
選択的複合体形成によるものであり、多孔性層は除去で
き、また試薬は全部単一層膜に混合できる。追加層の様
な系のどこかにいくらかの試薬を付与することもそれが
赤血球細胞な溶血又はいかなる方法でもダメージを与え
ない限り可能である一lIζこれは本質的なことではな
い。最終的な色は血液色をマスクするための遮弊層とし
て働らくから試験用メンブレンの表面にその色をみるの
が最も良い。この場合発色剤のため必要ならば、追加層
は透明又は半透明であることができる。装置から試験用
メンブレン上への試験流がある間に発生した色のブリー
ドスルー(bleed through)を避けるため
、任意の疎水性物質又は接着剤(glue )を物理的
輸送媒体(図示されていない)のすぐ下流の分離膜の露
出端上に付与できる。この様な疎水性表面バリヤーは分
離膜からにじみ出る色を防ぐが、常に必要ではない。
別に第1の反応体(試薬)及び第2の反応成分(発色剤
)をもつ試験用メンブレンを使用するときは複数の層の
代りに単一試験用メンブレンを使用できる。故にある実
施態様において、試薬と発色剤は、乾燥又は半分湿った
状態において又は湿った状態においてさえ同一膜構造に
含まれることができるか、又は一つ又はその他は同じ膜
内にカプセル化されているか又は分けて入れられている
ことができる。
更に本発明の装置は妨害する分析対象物除去のため通常
沈澱工程を要するある種の分析対象物の検出のための付
加的な試料調製処理を要せず使用できる。例えば沈澱工
程がオンラインでなされ、試験用メンブレンに達する血
漿が妨害物を含まない様にマイクロポーラス血漿分離膜
内に又は物理的輸送媒体中に沈澱剤を、例えば、加える
ことができる。沈澱剤の性質により沈澱剤を血液と直接
接触させたくないならば分離膜と物理的輸送媒体との中
間に沈澱剤を含む付加的な層を入れることができる。沈
澱工程を必要とする用途は高密度リボ蛋白質コレステロ
ール(HDLコレステロール)の測定であり、これはポ
リエチレングリコール類、デキストランサルフェート、
又はタングステン酸マグネシウムの様な沈澱剤を用いる
沈澱処理し、低密度リボ蛋白質及び超低密度リボ蛋白質
(LDLおよびVLDL)中のコレステロールを沈澱さ
せ次に遠心分離する工程を必要とする。本発明装置はマ
イクロポーラス血漿分離膜中に沈澱剤を加えてこのオン
ライン化をなしとげた。
マイクロポーラス膜は毛細管が満たされることにより過
剰に充填されたり又は過剰に飽和されることはできない
のでこの装置は自己監視的である。血漿捕集膜が一旦飽
和されると過剰の血液及び血漿は簡単に輸送媒体に移動
しておちる。ある理由から試料の量が輸送媒体の吸収容
量を超える程犬量であると、過剰の血液は吸収されずに
単に適用領域に留まる。試料量が十分でない場合は試験
用メンブレンの1部のみが飽和され発色するであろう。
たとえ試験用メンブレンの飽和容量が厚さによって変っ
ても分析対象物の濃度、したがって生成した最終的な色
の濃度はこの膜の厚さに無関係であるから膜の厚さ(し
たがって空隙容量(void volume ) )の
正確な調整は重要ではない。図3と4に示す方式におい
て、血漿捕集試験用メンブレンを血漿で飽和させる圧必
要な最少量はこの膜の厚さ、この装置の幾何的寸法およ
び血液へマドクリットによるが、約10乃至15μtで
ある。全血の代りに血漿又は血清を用いるときは必要量
は約半分である。必要最少量を更に小さ(するためには
、試験用メンブレ/下の血液色をマスクするに十分な程
膜が不透明である限り、試験用メンブレンの太きさおよ
び(又は)厚さはいくらでも小さ(できる。試験用メン
ブレンが十分不透明でないならば、発生する色が直接血
液上でない様な図7に示されるものと同じ装置が使用で
きる。
図5は本発明の装置21を示している。これは図3と4
に示したものと同様であり図の同じ番号は同じ部品をあ
られしている。物理的輸送媒体19は基体17自体中に
つくられた溝であることに注目せよ。矢印6と8は組立
てを示している。
同様に図6は装置23を示しており、同一部品は同一番
号であられしである。図3の装置の布製物理的輸送媒体
5及び図5の装置の溝型物理的輸送媒体19の両者が、
組み合わされている。更に吸収剤貯蔵媒体25が1部輸
送媒体5上に、1部基体17上にのっている。この任意
の貯蔵媒体は分離膜7をとおった過剰の血液を吸収し去
るに使用できる。どんな血液吸収物質も使用できるが、
これは本発明の本質的特徴ではない。
図7は基体35、基体の上にある物理的輸送媒体37(
例えば必要な毛管作用をもつガーゼ又は含酸物の様なシ
ート)、物理的輸送媒体37上の血漿分離膜39及び図
でわかるとおり1部分離膜39上にあり、1部は直接基
体35上にある血漿捕集試験用メンブレン41をもつ本
発明装置33を示している。この配置は赤色をいくらか
とおしてもよい非常に薄い分離膜の使用を可能にしてい
る。試験用メンブレンの相殺部分により、桃色の背景な
しに分離せられた部分が真の比色計の読みを示すであろ
う。添加口45をもつ上部カバー43は透明プラスチッ
クであり、使用者は上記と同じ方法でこのス) IJツ
ブを使用できる。
本発明の方法と装置は多数の同時の試験に便利に使用で
きる。故に種々の化学作用を同−装置上で組合せること
な可能にしている。これは例えば患者の状態を診断のた
め多数の分析対象物のチエツクを必要とするところの診
察室の試験に特に便利である。本発明において同一ス)
 IJツブ上に複数の関連試験が組み合わせられ、多数
の分析対象物の測定が指の穿刺により得られうる単一の
血液試料に適用せられ、数分以内にできるのである。故
に図8は単一ストリップ上ニ脂質ハネル(コレステロー
ル、HDLコレステロールおよびトリグリセリド)を組
み合わせている一つの装置を示している。図8には基体
43をもつ装置41が示されている。この実施態様の物
理的輸送媒体には基体43上釦ある溝45差びに溝上に
あるシート47がある。図でわかるとおりシート47上
に三枚のマイクロポーラス血漿分離膜4’、j、51お
よび53が間隔をおいて並んでいる。膜51は更KLD
L及びVLDL(低密度コレステロールおよび超低密度
コレステロール)の沈澱剤を含む。各血漿分離膜49,
51および53の上にそれぞれ多層の血漿捕集試験用メ
ンブレン55.57および59がある。血漿捕集試験用
メンブレン55.57及び59は3種の異なった分析対
象物、この場合、コレステロール、HDLコレステロー
ルおよびトリグリセリドのための必要な反応体をそれぞ
れ含んでいる。任意の吸収剤貯蔵媒体61も含まれる。
この実施態様の上部カバーには開口部65をもつ第1の
透明プラスチック層63および血液試料添加口69およ
び試験用メンブレン55.57.および59におけるそ
れぞれの分析対象物反応の比色測定の肉眼比較用の開口
部71.73および75をもつところの不透明層67を
もつ。
図9は多数の分析対象物測定、この場合は4種の分析対
象物試験ができる別の方式を示している。故に装置9工
には基体93および放射状に拡がると共に十字状に基体
93の上にあり、中心からほぼ基体93の外端まで放射
状に伸び、下記するところの他の全成分の存在下にある
物理的輸送媒体95がある。物理的輸送媒体95の上に
わかれた4つのマイクロポーラス血漿分離膜97,99
,101および103がある。これら各部分の上に血漿
捕集試験用メンブレン105,107,109および1
11がそれぞれあす、コレラバ順ニクルコース、コレス
テロール、HDLコレステロールおよびトリグリセリド
の様な4種の分析対象物の比色測定用反応体を含んでい
る。任意の吸収貯蔵媒体113.115,117および
119が、物理的輸送媒体95の外端上にある。透明プ
ラスチックカバー121が他成分全体上におかれ、図の
様に中心に血液試料用単一の開口部123がある。この
装置91は血液を1滴添加することにより4種の分析対
象物を殆んど同時に測定することが可能である。
下記の実施例は本発明の効果を例証するものである。
実施例1 図3と4に示す様な装置を製造した。但し血液を図1の
顕微鏡写真に示す様な5ミクロンの孔径をもつニトロセ
ルロース分離膜(AE 981j、シュライヒエルアン
ドシュエル)下に流下させる物理的輸送媒体としてティ
シュペーパーを用いた。この場合の血漿捕集試験用メン
ブレンはo、4膜ミクロンの厚さのナイロン6.6膜で
あった。試験用メンブレンには血漿捕集用血漿分離膜よ
りも孔径の小さいマイクロポーラス膜を使用すると便利
である。それはまた第1の膜がある欠陥をもつときにも
第2の膜として働らくであろう。血液1滴(容!20−
40μt)を血液添加口に入れ約1乃至2分以内に血漿
捕集膜は筐んだ血漿で飽和された。
実施例2 支持プラスチック底板に巾3關深さ5ミルの溝をもつ図
5に示す様な装置を製造した。血液輸送媒体として開か
れた構造の物質を用いなかった。血液が血漿分離膜上を
流れ出さない様に膜表面に疎水性テープをはった。血漿
分離膜は実施例1と全(同じであった。血液1滴を開口
部におとしたとき約1分で澄んだ血漿が血漿捕集試験用
メンブレンを飽和した。
実施例3 溝及び開かれたメツシュを用いる方式により図6に示す
装置を製造した。溝の寸法は実施例2と同じであったが
血液輸送促進のため単繊維のポリエステル製の織布を用
いた。
血漿分離膜は上記実施例におけると同型のものを用いた
血液を血液添加口に入れたとき約10秒で澄んだ血漿が
血漿捕集膜を飽和した。
実施例4 実施例3と同じ方法を用いた、但し血漿分離膜は8ミク
ロンのニトロセルロース(AE99W、シュライヒーア
ンドシュエル)を用いた。血漿捕集用試験用メンブレン
は約10秒で飽和された。
実施例5 実施例4と同じ方法を用い試験した、但しセルロース膜
(ミクロンセパレーション社)は分離膜用に用いた。こ
のセルロース膜の顕微鏡写真を図2に示している。血漿
捕集膜は約30秒内に飽和された。
実施例6 実施例30方式において図7に示すとおり過剰の血液を
吸上げる吸収パッドとして追加戸紙を用いた。残りの成
分は実施例3と同じであった。約15乃至100μtの
血液試料を血液添加口に入れた。血漿捕集膜は約10秒
で飽和された。
実施例7から15までは装置の寸法、組立ておよび機能
を例証するものである。この実施例において5ミクロン
のニトロセルロース膜(シュライヒャーアンドシュエル
)を血漿分離[(#1 )として使用し、0.45ミク
ロンの孔径のナイロンq6膜(ミクロンセパレーション
社、ウニストロ、マサチューセッツ州)を血漿捕集試験
用メンブレンとして使用しかつ織ったポリエステル織布
を血液輸送用の物理的輸送媒体として使用し、レンズ用
ティッシュペーパー又はIQOOOダルト/カット−オ
フの透析膜(スペクトラムメジカルインダストリーズ社
、L、A、カリフホルニア州)を発色剤を付与するのに
使用し、白色PVc又はポリスチレンプラスナック (
15−25ゲージ)を基体として用いかつ透明PvC又
はビニルプラスチック(8−12ゲージ)を上カバーと
して使用した。ポリブテン又はシラスチック又はPvC
主体の様な接着剤又は医薬級ダブルースチツクテープな
どはすべて化学薬品に比較的不活性であり疎水性バリヤ
ー又は良好なシールのいづれかとしてこの装置に使用し
た。試薬として酵素を含んでいる徨々の化合物と共に使
用した発色剤はホースラデイツシペルオキシダーゼの存
在において分析対象物の反応により生成された過酸化水
素と反応して青緑色を生ずるa3:5.5’−テトラメ
チルペンジジン・2塩酸塩(TMBD)である。
TMBDはフェノール又はその誘導体、および4−アミ
ノアンチピリンの様な多数の発色剤によって又は例えば
アリールメチン族(例えばロイコマラカイト緑)からの
多数のロイコ染料又はロイフ形に溶解化した反応性染料
によって置換できる。試験用メンブレンの多孔性の下層
は発色剤溶液に漬けられ乾燥される。一般にこの溶液は
20−の試薬アルコールおよび0.1MpH3りん酸塩
緩衝液(容量3:l)混合液中にとかした0、3F T
MBD、0.5Fコール酸ナトリウムおよび0.5乃至
2tポリエチレングリコール(PEG)(分子量5oo
oダルトン)より成る。試験用メンブレンの上層は発色
剤溶液に浸漬したティッシュペーパーで、乾かすとコー
ル酸ナトリウム及びPEGの混合物のためべたついた。
この粘性がペーパーと試薬下層との接触を緊密にする。
試薬を付与するため適当な緩衝液中の試薬溶液は望む濃
度につ(られ、膜はこの溶液に漬けられるか又は膜が飽
和されるまで液をピペットで加えるかいづれかで処理さ
れた。一般に試薬膜の飽和には膜平方センナメートル当
り10μtの液が必要である。種々の試験例に使われる
溶液は次のとおりである; (a)コレステロール:0.1MpH7りん酸塩緩衝液
−当りパンクレアチックコレステロールエステラーゼ4
00単位、ノカルジアからのコレステロールオキシダー
ゼ40単位、およびホースラデツシュペルオキシダーゼ
 200単位。
(b)トリグリセリド:0.1MpH8りん酸塩緩衝液
−当りクロモパクテリウムビスコスムからのリパーゼ2
000単位、アースロバクテリウム81”tからのグリ
セロールキナーゼ300単tグリセロールホスフエート
オキシダーゼ(微生物)300単位およびホーステデイ
ツシュペルオキシダーゼ500単位。更にアデノシント
リホスフェ−)(ATP)溶液は0.625t/dの濃
度でつくられ酵素溶液4に対しATP液1液態0割合記
溶1に混合された。
(c)グルコース:0.1MpH7りん酸塩緩衝液−当
すアスペルギルスニガーからのグルコースオキシダーゼ
80単位およびホースラデイツシュペルオキシダーゼ3
00単位。
実施例7 図6と同様に試薬膜が上記のとおりコレステロール用酵
素を含んでいる全コレステロール測定用試験ストリップ
をつくった。10乃至40μtの血液又は血清試料を血
液添加口に入れた。試験用メンブレンを飽和するに大体
約10乃至15秒かかり、約30秒内には十分発色し、
それは反射率計で読みとり又は色チャートと比較できた
実施例8 図6と同様にまた上記の試薬組成物を用いてコレステロ
ール試験ストリップをつくった。15乃至50ゴの全血
試料を血液添加口に加えた。約30乃至45秒で完全に
発色した。
実施例9 図6と同様にHDLコレステロール測定ストリップをつ
くった。実施例7のコレステロールストリップとちがう
点はこの場合血漿分離膜1を先づPEG2000 (L
DLとVLDLコレステロール用沈澱剤)20重量%水
溶液に浸潰され乾燥されて使用された。10乃至40d
試料(全血、血清又は血漿)を試料添加口に入れ、約1
分間で完全に発色した。
実施例10 図6と同様にトリグリセリド試験ストリップをつ(り上
記のとおり酵素を含む試験用メンブレンをつくった。1
0乃至40m試料(全血、血清又は血漿)を試料添加口
に入れ約1分後に完全発色した。
実施例11 図6のとおりグルコース試験ストリップをつくり試験用
メンブレンに上記のとおり酵素を付与した。10乃至4
0ゴの試料(全血、血清又は血漿)を試料添加口に入れ
約30秒後に完全に発色した。
実施例12 脂賀測定用試験ストリップを図8に示すとおりつくった
個々の分析対象物用の3つの試験用メンブレンは上記し
たとおりであり、HDLコレステロール用分離膜は実施
例9に記載のとおりPEGで処理した。40乃至100
#!/の試料(全血、血清又は血漿)を試料添加口に加
え約3分で完全に発色した。
実施例13 コレステロール(全及びHDL)、グルコース及ヒドリ
グリセリドの同時測定装置を図9に示すとお9つ(つた
50乃至100ゴの試料(全血、血清又は血漿)を試料
添加口に入れ約2分後に完全に発色した。
実施例14 全コレステロール及びHDLコレステロール測定用装置
をつくった。20乃至8〇−試料を試料添加口に加え約
1分後に完全に発色した。
下記実施例15−21において酵素と発色剤を単一層の
血漿捕集試験用メンブレンに付与した。発色剤、3. 
a’ 55’−テトラメチルペ/ジジンをアセトン中0
.03 P /d、#度にとかした。又はトルエン中3
%フェノール溶液中に約0.02P/dにとかした。コ
レステロール用酵素は上記水浴液から付与し試験用メン
ブレンは乾かした。乾燥後試験用メンブレンに発色剤溶
液(トルエン又はアセトン液いづれか)をつけ再び乾か
した。試験に使用した装置は図7に示すとおりのもので
あり、但し別の発色剤層は除き、血漿捕集膜上の上部プ
ラスチックカバー上に酸素のための空間をおいた。これ
は発色剤が別に他のマトリックスにつけられたときより
も該反応ではより敏感に酸素を必要とすると思われたか
らである。美的目的のため及び外部汚染から試薬領域を
守るため片側に多孔性接着剤で被覆した薄い(厚さ20
ミクロン以下)透明なポリウレタン膜(例えばカリフォ
ルニア州、イングルウッド、アキュテック社販売)の様
な空気透過性膜で空間をおおうことができる。この膜は
酸素を反応域に適当に輸送できるとわかった。
実施例15 孔径0.45ミクロンをもつナイロン−へ6にアセトン
溶液からコレステロール酵素と発色剤を付与した。15
乃至50Htの全血又は血清試料を図7の様な装置の試
料添加口に入れ約30秒後に発色した。色はコレステロ
ール濃度に正確に比例した。
実施例16 孔径0.2ミクロンのセルロース試験用メンブレンを用
い実施例15と同じ試験を行なった。しかし発色剤はト
ルエン中のその溶液からつけた。再び同様の結果かえら
れた。
実施例17 実施例15の試験を反復したが、今回はコレステロール
酵素をつゆ乾燥後試験膜をアセトンで飽和させ、アセト
ンの1部蒸発後90 : 10容量部トルエン:ドデカ
ン混合液を加えた。試験用メンブレン乾燥数分後トルエ
ン中の発色剤溶液を付与した。試験用メンブレンを乾燥
した後非揮発性のドデカン成分があとに残った。したが
ってこの膜は完全乾燥でなく疎水性で非極性のドデカン
を含有し擬似的な液膜と考えられた。ドデカンの様な非
極性液体は酵素のまわりに疎水性環境をつ(り変性に対
してまた特に湿った環境のもとて酵素に安定性を与える
。試験の結果性能は上記と同様であった。
実施例18 実施例15の試験を反復したが、今回はニューシャーシ
ー州ダルトンのキングストンテクノロジー製で米国特許
4331.783号、4.337.327号、4.36
3294号、4.37’4874号、4420.589
号および4370.451号記載のバイパン(HYPA
N■)マルチブロックポリマーからえた試験用メンブレ
ンを用いた。この試験用メンブレンはポリエステル布裏
地の上につ(られ、約5−10モル−のアクリルアミド
基と残りはアクリロナイトライド基を含んでいた。試験
用メンブレンの構造は非対称的で、より開いた側の孔が
1ミクロンより大きかった。この膜を実施例15におけ
るとおり試験し同様の結果かえられた。
実施例19 実施例18のバイパン膜を用い実施例17と同様の試験
を反復した。この擬似的に液状態の)・イパン膜は同じ
性能を示した。
実施例20 対称的構造をもつマイクロポーラスノ・イパン膜を用い
て実施例15の試験を反復した。膜はポリエステル布支
持体上で含浸させた。この場合バイパン膜はアクリロナ
イトライド基75モルチと、残りのグルタルイミド誘導
基を含んんでいた。この膜の孔径は0.02乃至1ミク
ロンであった。
試験結果は実施例15と同様であった。
実施例21 実施例17に記載の擬似的な液状において実施例20の
膜を試“験した。再び同様の良好結果かえられた。
上記記述に照して本発明の修正法および変更法が多数可
能なことは明白である。したがって本発明特許請求範囲
内で本明細書に特に記載した以外の方法も実施できるの
である。
【図面の簡単な説明】
上記本発明記述は添付図と関連して読まれるならば更に
十分認識し諒解されるであろう。 図1は本発明の方法及び装置に使かれる5ミクロンのニ
トロセルロース血漿分離M(繊維の形状)の写真図であ
る。 図2は本発明に使われる3ミクロンのセルロース血漿分
離膜(*維の形状)の写真図である。 図3は支持基体、側面からの物理的輸送媒体、マイクロ
ポーラス血漿分離膜及び血漿捕集試験用メンブレンを含
む本発明の装置の横からの断面図である。 図4は図3の装置の上方からの輪郭図である。 図5は物理的輸送媒体として溝のある基体を用いる本発
明の装置の別の具体例の横からの断面図を示している。 図6は物理的輸送媒体が組み合わされた溝付きの基体お
よび毛細管作用をなす輸送膜である本発明の別の実施態
様装置の横からの断面図である。 図7は別の本発明装置の上からの平面図である。 図8は3種の分析対象物測定用のマルチ型血漿捕集試験
用メンブレンをもつ本発明装置の横断面図である。 図9は4種の分析対象物の側定ができる放射状に配列さ
れた血漿捕集試験用メンブレンをもつ本発明装置を示す
図である。 出 願 人 キングストン ダイアグノスティックス エルピー 図面の浄さ(内容に変更なし) FI(IT、2 図面の浄書(内容に変更なし) FIGURE 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)血液試料を直接又は関接にマイクロポーラス
    血漿分離膜の第1の表面に付与して全血から血漿を分離
    しその血漿を上記マイクロポーラス血漿分離膜の第2の
    表面に移動させ、かつ (b)上記分離された血漿を上記血漿と反応することの
    できる血漿捕集試験用のメンブレンと接触せしめ、少な
    くとも一つの分析対象物の特性を表示する 工程より成ることを特徴とする全血から血漿を分離する
    方法及びその血液分析対象物の測定方法。 2、血液試料を先づ少なくとも上記血液の1部を物理的
    輸送媒体の遠い位置からそれにそつて上記マイクロポー
    ラス血漿分離膜の上記第1の表面まで動かすところの物
    理的輸送媒体に付与することによつて上記マイクロポー
    ラス血漿分離膜の上記第1表面に関接的に付与する請求
    項1に記載の方法。 3、上記物理的輸送媒体が少なくも1部において毛細管
    現象によつて血液を接線方向に動かす請求項2に記載の
    方法。 4、上記物理的輸送媒体が輸送膜シートである請求項2
    に記載の方法。 5、上記物理的輸送媒体が輸送膜シートである請求項3
    に記載の方法。 6、上記輸送膜シートが織布、不織布、ガーゼ又は単繊
    維の糸からえらばれた1枚の織物である請求項4に記載
    の方法。 7、上記輸送膜シートが織布、不織布、ガーゼ又は単繊
    維の糸からえらばれた1枚の織物である請求項5に記載
    の方法。 8、上記物理的輸送媒体が不活性な基体上につくられた
    溝または溝状物を構成して、血液の移動の促進がはから
    れている請求項2に記載の方法。 9、上記物理的輸送媒体が不活性基体上につくられた溝
    または溝状物を構成して、血液の移動の促進がはかられ
    ている請求項3に記載の方法。 10、上記物理的輸送媒体が少なくも1ミクロンの大き
    さの穴をもちかつ親水性表面をもつところの開いた構造
    のメッシュである請求項2に記載の方法。 11、上記物理的輸送媒体が少なくも1ミクロンの大き
    さの穴をもちかつ親水性表面をもつところの開いた構造
    のメッシュである請求項3に記載の方法。 12、上記マイクロポーラス血漿分離膜が約0.02乃
    至約10ミクロンの公称孔径をもつ請求項1に記載の方
    法。 13、上記マイクロポーラス血漿分離膜が約0.02乃
    至約10ミクロンの公称孔径をもつ請求項2に記載の方
    法。 14、上記マイクロポーラス血漿分離膜が約0.02乃
    至約10ミクロンの公称孔径をもつ請求項3に記載の方
    法。 15、上記マイクロポーラス血漿分離膜が表面層の形成
    された膜である請求項1に記載の方法。 16、上記マイクロポーラス血漿分離膜が表面層の形成
    された膜である請求項2に記載の方法。 17、上記マイクロポーラス血漿分離膜が表面層の形成
    された膜である請求項3に記載の方法。 18、上記マイクロポーラス血漿分離膜がセルロース膜
    である請求項1に記載の方法。 19、上記マイクロポーラス血漿分離膜がセルロース膜
    である請求項2に記載の方法。 20、上記マイクロポーラス血漿分離膜がセルロース膜
    である請求項3に記載の方法。 21、上記マイクロポーラス血漿分離膜がニトロセルロ
    ース膜である請求項1に記載の方法。 22、上記マイクロポーラス血漿分離膜がニトロセルロ
    ース膜である請求項2に記載の方法。 23、上記マイクロポーラス血漿分離膜がニトロセルロ
    ース膜である請求項3に記載の方法。 24、上記物理的輸送媒体が過剰な血液を吸収剤貯蔵媒
    体に送る請求項2に記載の方法。25、上記物理的輸送
    媒体が過剰な血液を吸収剤貯蔵媒体に送る請求項3に記
    載の方法。26、上記血漿捕集試験用のメンブレンが上
    記血漿と反応し1以上の分析対象物と比色反応をなすと
    ころの反応体の1以上を含有する請求項1に記載の方法
    。 27、上記血漿捕集試験用のメンブレンが上記血漿と反
    応し1以上の分析対象物と比色反応をなすところの反応
    体の1以上を含有する請求項2に記載の方法。 28、上記血漿捕集試験用のメンブレンが上記血漿と反
    応し1以上の分析対称物と比色反応をなすところの反応
    体の1以上を含有する請求項3に記載の方法。 29、上記分析対象物特徴が比色反応結果である請求項
    1に記載の方法。 30、上記分析対象物の特性が比色反応結果である請求
    項2に記載の方法。 31、上記分析対象物の特性が比色反応結果である請求
    項3に記載の方法。 32、上記分析対象物の特性がコレステロール、HDL
    コレステロール、トリグリセリドおよびグルコースより
    成る群からえらばれた1以上の分析対象物の各濃度であ
    る請求項1に記載の方法。 33、上記分析対象物の特性がコレステロール、HDL
    コレステロール、トリグリセリドおよびグルコースより
    成る群からえらばれた1以上の分析対象物の各濃度であ
    る請求項2に記載の方法。 34、上記分析対象物の特性がコレステロール、HDL
    コレステロール、トリグリセリドおよびグルコースより
    成る群からえらばれた1以上の分析対象物の各濃度であ
    る請求項3に記載の方法。 35、(a)マイクロポーラス血漿分離膜であり、先づ
    間接的に上記膜の第1面に血液試料を付与して全血から
    血漿を分離させかつ分離された血漿を上記マイクロポー
    ラス血漿分離膜の第2面に移動させる血漿分離膜; (b)上記マイクロポーラス血漿分離膜の第2面と接し
    ており上記分離血漿を受容する血漿捕集試験用のメンブ
    レンであり、上記血漿と反応してその少なくも一つの分
    析対象物の特性を示す試験用メンブレン;および (c)上記マイクロポーラス血漿分離膜の上記第1面と
    1部において接触している物理的輸送媒体であり、試験
    される血液の少なくも1部を上記物理的輸送媒体上の遠
    い位置から上記マイクロポーラス血漿分離膜の上記第1
    面まで移動させうる物理的輸送媒体; より成ることを特徴とする全血から血漿を分離し血漿の
    分析対象物を測定するための装置。 36、上記物理的輸送媒体が少なくも1部において血液
    移動を毛細管現象にたよつている請求項35に記載の装
    置。 37、上記物理的輸送媒体が輸送膜シートである請求項
    35に記載の装置。 38、上記物理的輸送媒体が輸送膜シートである請求項
    36に記載の装置。 39、上記輸送膜シートが織布、不織布、ガーゼおよび
    単繊維の糸からえらばれた1枚の織物である請求項37
    に記載の装置。 40、上記輸送膜シートが織布、不織布、ガーゼおよび
    単繊維の糸からえらばれた1枚の織物である請求項38
    に記載の装置。 41、上記物理的輸送媒体が不活性な基体上につくられ
    た溝または溝状物を構成して、血液の移動を促進するよ
    うにされている請求項35に記載の装置。 42、上記物理的輸送媒体が不活性な基体上につくられ
    た溝または溝状物を構成して、血液の移動を促進するよ
    うにされている請求項36に記載の装置。 43、上記物理的輸送媒体が少なくも1ミクロンの大き
    さの穴をもちかつ親水性表面をもつところの開いた構造
    のメッシュである請求項35に記載の装置。 44、上記物理的輸送媒体が少なくも1ミクロンの大き
    さの穴をもちかつ親水性表面をもつところの開いた構造
    のメッシュである請求項36に記載の装置。 45、上記マイクロポーラス血漿分離膜が約0.02乃
    至約10ミクロンの公称孔径をもつ請求項35に記載の
    装置。 46、上記マイクロポーラス血漿分離膜が約0.02乃
    至約10ミクロンの公称孔径をもつ請求項36に記載の
    装置。 47、上記マイクロポーラス血漿分離膜が約0.02乃
    至約10ミクロンの公称孔径をもつ請求項37に記載の
    装置。 48、上記マイクロポーラス血漿分離膜が表面層の形成
    された膜である請求項35に記載の装置。 49、上記マイクロポーラス血漿分離膜がセルロース膜
    である請求項35に記載の装置。50、上記マイクロポ
    ーラス血漿分離膜がニトロセルロース膜である請求項3
    5に記載の装置。 51、更に(d)上記物理的輸送媒体に接続している吸
    収剤貯蔵媒体をもち、かくて過剰の血液による上記血漿
    捕集試験用のメンブレンの効果が低下するのを防ぐため
    、上記物理的輸送媒体が過剰の血液を上記吸収剤貯蔵媒
    体に送る請求項35に記載の装置。 52、吸収剤貯蔵媒体が上記物理的輸送媒体に接続して
    おり、過剰の血液による上記血漿捕集試験用メンブレン
    の効果が低下するのを防ぐため上記物理的輸送媒体が過
    剰の血液を上記吸収剤貯蔵媒体に送る請求項37に記載
    の装置。 53、吸収剤貯蔵媒体が上記物理輸送媒体に接続してお
    り、過剰の血液による上記血漿捕集試験用のメンブレン
    の効果が低下するのを防ぐため上記物理的輸送媒体が過
    剰の血液を上記吸収剤貯蔵媒体に送る請求項38に記載
    の装置。 54、上記血漿捕集試験用のメンブレンが上記血漿と反
    応し1以上の分析対象物の比色反応をなすところの反応
    体の1又は2以上を含有する請求項35に記載の装置。 55、更に上記マイクロポーラス血漿分離膜、上記血漿
    捕集試験用メンブレン及び上記物理的輸送媒体の少なく
    も1が接続している少なくとも一つの不活性基体をもつ
    請求項35に記載の装置。 56、(a)不活性基体支持体; (b)上記支持体表面についている物理的輸送媒体; (c)上記物理的輸送媒体に対する第1の面をもちまた
    それと反対側の上記物理的輸送媒体から遠い第2の面を
    もつマイクロポーラス血漿分離膜;および (d)上記マイクロポーラス血漿分離膜の上記第2の面
    の1部分と緊密に接触しかつ上記血漿と反応しその少な
    くも1つの分析対象物の特性を示しうる反応体を含有す
    る少なくも1つの血漿捕集試験用メンブレン; より成ることを特徴とする全血からの血漿を分離しその
    血液分析対象物を測定するための装置。 57、マイクロポーラス血漿分離膜が接触していない上
    記物理的輸送媒体の部分がその血液試料付与のため露出
    されている請求項56に記載の装置。 58、更に(e)血液試料を上記物理的輸送媒体に付与
    できる様な少なくとも一つの開口をもつ上部カバーシー
    トであつて、その少なくも1部が上記血漿捕集試験用メ
    ンブレンの上にかぶさつておりかつ1又は2以上の比色
    反応測定用透明部分があるカバーシート をもつ請求項56に記載の装置。 59、上記カバーシート上の上記透明部分が孔又は開口
    をもち酸素を用いる反応のため血漿捕集試験用メンブレ
    ンに十分な酸素を供給する請求項58に記載の装置。 60、酸素供給用の上記孔又は開口が透明な酸素透過性
    膜によつて覆われている請求項59に記載の装置。
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