JPH0313112Y2 - - Google Patents

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JPH0313112Y2
JPH0313112Y2 JP1984164247U JP16424784U JPH0313112Y2 JP H0313112 Y2 JPH0313112 Y2 JP H0313112Y2 JP 1984164247 U JP1984164247 U JP 1984164247U JP 16424784 U JP16424784 U JP 16424784U JP H0313112 Y2 JPH0313112 Y2 JP H0313112Y2
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JP
Japan
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electrical
unvulcanized rubber
grip
laminate
electrical insulating
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JP1984164247U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ハンドル用グリツプに関し、とく
に、保温用の電気ヒータを内蔵するハンドル用グ
リツプの安全性、耐久性および温度分布特性を良
好にするとともに、成型に起因する電気絶的特性
の変化を少なくするものである。
〔従来の技術〕
従来、自動二輪車、耕耘機、スノーモービル等
を寒冷期に運転するときに、ハンドルを握る手を
保温するためのグリツプとして、電気ヒータを内
蔵するグリツプが使用されている。従来のこの種
のハンドル用グリツプには、ヒータ線をハンドル
グリツプ主体内に埋設したものと、ガラス繊維等
の織布もしくは不織布に導電性繊維を織込むか、
あるいは半導電性プラスチツクを含浸後焼成して
銅箔の電極を縫い付け、筒状に成形したものを電
気抵抗体として、その全面を電気絶縁性プラスチ
ツクにより被覆し、この被覆層を設けた電気抵抗
体をゴムカバーの中に埋設したもの等が知られて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のグリツプのうち、前者のようにヒータ線
をグリツプ本体のみで被覆する構造のものでは、
グリツプ本体による被覆厚さが必然的に薄くなる
から、このように薄肉のグリツプ本体の中間位置
にヒータ線を正確に配置して埋設することは困難
であるため、ヒータ線の一部がグリツプ本体から
露出して漏電を起す危険性や耐久性に劣る欠点が
あるほか、グリツプ本体の被覆厚さが不均一にな
るため、通電時の温度分布にばらつきができて、
保温効果を阻害する等の欠点がある。
また、後者の電気絶縁性プラスチツクによつて
被覆された電気抵抗体を、ゴムカバーの中に埋置
する構造のものは、成型加工時における加圧と加
熱との影響を受けて電気抵抗体の抵抗値が変化し
やすく、このため製品としては不適格な欠陥品が
多くなる欠点があるほか、電気抵抗体をあらかじ
め製作する工程と、電気抵抗体に被覆層のプラス
チツクを塗布する工程とを経た後に、ゴムカバー
の中に埋置して成型加工する必要があるため、工
程が複雑でコスト高となる欠点がある。
この考案は、上記の欠点を除去して、温度分布
のばらつきや、成型時の電気的特性の変化を生ぜ
ず、安全性、耐久性にすぐれ、しかも安価に製作
できるハンドル用グリツプを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
コイル状もしくは円筒状に成形された金属製の
電気抵抗体の内周側と外周側との両面に、熱硬化
性樹脂含浸プリプレグ、もしくは未加硫ゴム引き
布の電気絶縁材を被着し、前記電気絶縁材の両面
に未加硫ゴムシートの被覆材を被着して積層体と
し、この積層体を加圧加熱して、電気抵抗体に電
気絶縁材および被覆材を一体に接着させる。
金属製の電気抵抗体としては、ニクロム線その
他の金属発熱体の線条を用いてコイル状に巻回す
るか、あるいはこの金属発熱体の箔を用いて筒状
に成形したものを使用する。
電気絶縁材の熱硬化性樹脂含浸プリプレグとし
ては、耐熱性を有する有機繊維(たとえば、アラ
ミド繊維等)、もしくは無機繊維(たとえば、ガ
ラス繊維等)からなる織布または不織布を基材と
して、これにエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリイミド樹脂等の電気絶縁性を有する熱硬化性
樹脂を含浸させたものを使用する。未加硫ゴム引
き布としては、耐熱性織布の両面に通常の未加硫
ゴム材料を被覆したものを使用する。
積層体の内周および外周に被着される被覆材の
未加硫ゴムシートとしては、通常のゴム材料を使
用する。
〔作用〕
前記の積層体を両面から加圧して所定の温度で
加熱することにより、熱硬化性樹脂含浸プリプレ
グの含浸樹脂が硬化して、金属製の電気抵抗体が
繊維強化合成樹脂の電気絶縁層に包囲されて固着
した状態となり、これと同時に被覆材の未加硫ゴ
ムシートが加硫されて繊維強化合成樹脂の電気絶
縁層に接着する。電気絶縁材として未加硫ゴム引
き布を被着した場合も同様に、ゴム引き布の未加
硫ゴムが加硫されて金属製の電気抵抗体を包囲す
るとともに、被覆材の未加硫ゴムシートによるゴ
ム被覆層に接着する。
〔実施例〕
第1図は、この考案のハンドル用グリツプの実
施例を積層成形状態で示す一部切欠き側面図であ
る。
同図において、符号30は、円筒状の成形用内
型であり、この内型30の外周面に適宜の厚さの
未加硫ゴムシートを内側被覆材14として巻き付
け、この内側被覆材14の上に、内側電気絶縁材
12を貼り付ける。この電気絶縁材12は、ガラ
ス繊維織布にエポエキ樹脂を含浸させた0.3mm厚
さのプリプレグである。次に案内溝が設けられて
いるガイドローラ等を用いて、内側電気絶縁材1
2の上に、電気抵抗体11としてニクロム線(直
径0.7mm)を等間隔でコイル状に巻き付け、さら
にその上に外側電気絶縁材13として前記のプリ
プレグを貼り付けた後、外側電気絶縁材13の上
に未加硫ゴムシートの外側被覆材15を貼り付け
ることにより、積層体10が得られる。
上記の積層成形において、内側および外側の電
気絶縁材12,13であるプリプレグは、適度の
粘着性をもつているから、電気抵抗体11を巻き
付けた間隔が正確に保たれ、また内側および外側
の被覆材14,15の位置もずれることがなく、
積層体10に型くずれが生ずることを防止するこ
とができる。
第2図は、上記の積層体10を外周側から圧力
をかけて加熱することによつて得られたグリツプ
20を示し、ハンドル40の先端に装着された状
態で示してある。
積層体10の加熱は、内側および外側の被覆材
14,15の未加硫ゴムの加硫温度で所定の時間
を経過するまで行なわれるが、この加熱により、
内側および外側の電気絶縁材12,13のプリプ
レグは、対向面が接着した状態で硬化するため、
電気抵抗体11を包み込んだ繊維強化合成樹脂の
電気絶縁層16が形成される。また、この電気絶
縁層16は、内側および外側の被覆材14,15
の未加硫ゴムが加硫されて形成される被覆層1
7,18に接着し、これにより一体成形されたグ
リツプ20が得られる。
上記構成のグリツプ20は、電気抵抗体11に
図示しないリード線を接続し、このリード線を使
用車両の電源に接続して使用する。
〔考案の効果〕
以上、説明したように、この考案によれば、電
気抵抗体が繊維強化合成樹脂の電気絶縁層によつ
て被覆されており、外部に露出するおそれがない
ので、使用時の安全性が確保されるだけでなく、
外力によつて損傷することもないため、耐久性が
格段に向上する。
また、この考案によれば、電気絶縁層と被覆層
との厚さを均一にして、電気抵抗体をグリツプの
中間位置に正確に埋設することができるから、通
電時の温度分布にばらつきがなく、保温性にすぐ
れたグリツプが得られる。
また、この考案によれば、電気抵抗体として金
属製の発熱体を埋設しているから、成型加工時に
加圧、加熱されても電気抵抗値が変化することは
なく、製品として不適格な欠陥品の発生率が著し
く減少する。
さらに、この考案によれば、構成部品の電気抵
抗体を特別に製作する必要がなく、しかも電気抵
抗体と電気絶縁層との接着が加熱によつて行なわ
れるため、積層体の成形工程が簡略となり、安価
なコストで成形できる効果が併せて得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を積層成形時の状
態で示す一部切欠き側面図、第2図は、第1図の
積層体を加圧、加熱して得たグリツプを示す一部
切欠き側面図である。 図中、10は積層体、11は電気抵抗体、1
2,13は熱硬化性樹脂含浸プリプレグの電気絶
縁材、14,15は未加硫ゴムシートの被覆材、
20はグリツプ、16は繊維強化合成樹脂の電気
絶縁層、17,18はゴム被覆層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイル状もしくは円筒状に成形された金属製の
    電気抵抗体の内周側と外周側との両面に、熱硬化
    性樹脂含浸プリプレグ、もしくは未加硫ゴム引き
    布の電気絶縁材が被着され、前記電気絶縁材の両
    面に未加硫ゴムの被覆材が被着された積層体を、
    加圧下の加熱により一体に接着成型してなるハン
    ドル用グリツプ。
JP1984164247U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH0313112Y2 (ja)

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JP1984164247U JPH0313112Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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JP1984164247U JPH0313112Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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JPS6178797U JPS6178797U (ja) 1986-05-26
JPH0313112Y2 true JPH0313112Y2 (ja) 1991-03-26

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ID=30722112

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2557895Y2 (ja) * 1991-11-28 1997-12-17 株式会社小糸製作所 自動二輪車用ヒータ内蔵グリップ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924852U (ja) * 1972-06-10 1974-03-02
JPS53151060U (ja) * 1977-05-05 1978-11-28

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JPS6178797U (ja) 1986-05-26

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