JPH03131235A - 磁気共鳴イメージング装置の送受信装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置の送受信装置

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JPH03131235A
JPH03131235A JP2187954A JP18795490A JPH03131235A JP H03131235 A JPH03131235 A JP H03131235A JP 2187954 A JP2187954 A JP 2187954A JP 18795490 A JP18795490 A JP 18795490A JP H03131235 A JPH03131235 A JP H03131235A
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coil
channel
transmitting
phase
impedance
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、磁気共鳴(M R: magnettcre
sonance)現象を利用して被検体(生体)のスラ
イス画像等の形態情報やスペクトロスコピー等の機能情
報を得る磁気共鳴イメージング装置の送受信装置に関す
る。
(従来の技術) 磁気共鳴現象は、静磁場中に置かれた零でないスピン及
び磁気モーメントを持つ原子核が特定の周波数の電磁波
のみを共鳴的に吸収・放出する現象であり、この原子核
は下記式に示す角周波数ω。(ω。−2πν。、ν。;
ラーモア周波数)で共鳴する。
ω0−γH0 ここで、γは原子核の種類に固有の磁気回転比であり、
また、H,は静磁場強度である。
以上の原理を利用して生体診断を行うこの種のMRイメ
ージング装置(MRI装置)は、上述の共鳴吸収の後に
誘起される上記と同じ周波数の電磁波を信号処理して、
原子核密度、縦緩和時間T1.横緩和時間T2.流れ、
化学シフト等の情報が反映された診断情報例えば被検体
のスライス像等を無侵襲で得るようにしている。
そして、磁気共鳴による診断情報の収集は、静磁場中に
配置した被検体の全部位を励起し且つ信号収集すること
ができるものであるが、装置構成上の制約やイメージン
グ像の臨床上の要請から、実際の装置としては特定の部
位に対する励起とその信号収集とを行うようにしている
この場合、イメージング対象とする特定部位は、一般に
ある厚さを持ったスライス部位であるのが通例であり、
このスライス部位からのエコー信号やFID信号の磁気
共鳴信号(MR倍信号を多数回のデータエンコード過程
を実行することにより収集し、これらデータ群を、例え
ば2次元フーリエ変換法により画像再構成処理すること
により前記特定スライス部位の画像を生成するようにし
ている。
また、この種のMHI装置は、永久磁石や超電導磁石、
常電導磁石の一つ又は組合せによる静磁場発生装置と、
傾斜磁場発生コイル及びその電源と、送信(専用)コイ
ル、受信(専用)コイル。
送受信(兼用)コイルの一つ又は組合せによるRFコイ
ルユニットと、この送受信コイルユニット又は送信コイ
ルから被検体に送信すべき磁気共鳴現象にかかる励起の
ための送信信号を生成する送信器と、前記被検体に誘起
する磁気共鳴信号を前記送受信コイルユニット又は受信
コイルから受信する受信器と、前記傾斜磁場発生コイル
の電源及び送信器及び受信器を信号収集のためにパルス
シーケンス運転し、また受信信号に対しフーリエ変換等
の画素再構成を施し画像を生成し、必要な制御・信号処
理を司るコンピュータシステムとがら構成されている。
なお、RFコイルユニット、送信器、受信器は、送受信
装置を構成している。
ここで、第13図に示すように、RFコイルユニット1
00内には被検体22が置かれるので、ストレーキャパ
シタンスC5が存在し、これは被検体の大きさ等の要因
により被検体22毎にその値も異なり、RFコイルユニ
ット100の全体のインピーダンスを゛変動させる要因
となっていた。
一方、この種のMHI装置のRFコイルユニット100
としては、第1のコイルと第2のコイルとを有し、且つ
第1のコイルと第2のコイルとが幾何学的に90″ずれ
て配置されて構成されたものがある。また、受信器とし
ては、90’位相のずれた2台の検波器を用いた直交検
波を行うものがある。この検波器は、直交位相検波(Q
D ;Quadruture Detectlon)方
式と称される。前述した第1のコイルと第2のコイルと
が幾何学的に900ずれて配置されてなるRFコイルユ
ニット100はQDコイルと称され、このQDコイルに
は幾つかのタイプのものがある。
第14図は従来の送受信装置の構成図であり、ストレー
キャパシタンスCsの変動に伴うQDコイルのインピー
ダンス変動を共振器のキャパシタンス成分により補償す
ることができるものである。
すなわち、コイル10は、リニアコイルを構成しており
、共振器12が接続され、そして、送受切換回路16を
介して送信器18.受信器20に接続されている。コイ
ル10内には、被検体22として例えば人体の頭部が置
かれている。
ここで、共振器12のキャパシタンス成分は、それぞれ
可変容量型のチューニング用キャパシタCT r 可変
容量型のマツチング用キャパシタCMとから構成されて
いる。
(発明が解決しようとする課題) 上述した補償手段では、補償を必要とする毎つまり被検
体が変わる毎に、第14図の例ではチューニング用キャ
パシタC↑、マツチング用キャパシタCMである2つの
可変容量型キャパシタを調整する必要がある。この調整
を行うには、インピーダンス検゛出器、可変容量型キャ
パシタの駆動手段(モータ等)を付加し且つ該付加系を
第14図の回路中に介挿するための切換器等を必要とす
るばかりか、調整のための作業が繁雑であり且つ時間を
要し、この結果、検査効率の低下を招き、患者の苦痛も
大きくなっていた。
上記のことは、被検体を変えた場合におけるストレーキ
ャパシタンスの変動に伴うコイルインピーダンス変動に
ついて考察したものであるが、コイルインピーダンス変
動は上述以外の場合も生じ得る。すなわち、コイル10
の共振周波数は、受信すべき磁気共鳴信号の周波数に一
致していなければならない。この場合、磁気共鳴信号の
周波数は、同一核種であっても静磁場強度に応じて変化
し、また、同一の静磁場強度であっても核種の種類によ
って異なる。一般に、数メガヘルツ−数十メガヘルツの
広帯域である。
従って、静磁場強度やイメージング対象核種を変えた場
合は、その都度上述した補償を行わなければならず、上
述と同じ問題、すなわち、補償を必要とする毎つまり静
磁場強度やイメージング対象核種を変える毎に、第14
図の例ではチューニング用キャパシタC7%マツチング
用キャパシタCMである2つの可変容量型キャパシタを
調整する必要がある。この調整を行うには、インピーダ
ンス検出器、可変容量型キャパシタの駆動手段(モータ
等)を付加し且つ該付加系を第14図の回路中に介挿す
るための切換器等を必要とするばかりか、調整のための
作業が繁雑であり且つ時間を要し、この結果、検査効率
の低下を招き、患者の苦痛も大きくなっていた。
そこで本発明の目的は、調整作業を必要としないで、被
検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴うコイルイ
ンピーダンス変動が実用上において補償され得る磁気共
鳴イメージング装置の送受信装置を提供することにある
また本発明の別の目的は、静磁場強度及びイメージング
対象核種を変えた場合であっても、−度調整したらその
後には調整作業を必要としないで、コイルインピーダン
ス変動が実用上において補償され得る磁気共鳴イメージ
ング装置の送受信装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成するために次
のような手段を講じた構成としている。
すなわち、本発明による請求項1にかかる磁気共鳴イメ
ージング装置の送受信装置は、幾何学的に90″ずれて
配置された第1のコイル、第2のコイルを有し且つそれ
ぞれ共振手段を含むRFコイル系を持ち、前記RFコイ
ル系の二つのチャンネルのインピーダンスを合成する合
成手段を設け、前記チャンネルの一つと送信器又は受信
器との間に900位相手段を設けてなることを特徴とす
る。
本発明による請求項2にかかる磁気共鳴イメージング装
置の送受信装置は、幾何学的に900ずれて配置された
第1のコイル、第2のコイルを有する送信コイルユニッ
トと、キャパシタンス成分を有し該キャパシタンス成分
と前記第1のコイルのインダクタンス成分とにより所定
の周波数での共振条件を設定する第1の共振手段と、キ
ャパシタンス成分を有し該キャパシタンス成分と前記第
2のコイルのインダクタンス成分とにより所定の周波数
での共振条件を設定する第2の共振手段と、前記第1の
コイル及び第1の共振手段による第1のチャンネルのイ
ンピーダンスと前記第2のコイル及び第2の共振手段に
よる第2のチャンネルのインピーダンスとを合成する合
成手段と、前記第1のチャンネルと前記合成手段との間
に介挿してなる90″位相手段と、磁気共鳴現象にかか
る励起のための送信信号を生成し且つ該生成した送信信
号を前記900位相手段を含む前記第1のチャンネル及
び第1のチャンネルを介して被検体に送信する送信器と
、共振手段を含む受信コイル系と、前記被検体から誘起
した磁気共鳴信号を前記受信コイル系を介し2チャンネ
ルの受信信号として受信する受信器とを具備したことを
特徴とする。
本発明による請求項3にかかる磁気共鳴イメージング装
置の送受信装置は、共振手段を含む送信コイル系と、磁
気共鳴現象にかかる励起のための送信信号を生成し該生
成した送信信号を前記送信コイル系を介して被検体に送
信する送信器と、幾何学的に900ずれて配置された第
1のコイル。
第2のコイルを有する受信コイルユニットと、キャパシ
タンス成分を有し該キャパシタンス成分と前記第1のコ
イルのインダクタンス成分とにより所定の周波数での共
振条件を設定する第1の共振手段と、キャパシタンス成
分を有し該キャパシタンス成分と前記第2のコイルのイ
ンダクタンス成分とにより所定の周波数での共振条件を
設定する第2の共振手段と、前記第1のコイル及び第1
の共振手段による第1のチャンネルのインピーダンスと
前記第2のコイル及び第2の共振手段による第2のチャ
ン、ネルのインピーダンスとを合成する合成手段と、前
記第1のチャンネルと前記合成手段との間に介挿してな
る90″位相手段と、前記被検体から誘起した磁気共鳴
信号を前記90″位相手段を含む前記第1のチャンネル
、前記第2のチャンネル、及び前記合成手段を介し受信
信号として受信する受信器とを具備したことを特徴とす
る。
本発明による請求項4にかかる磁気共鳴イメージング装
置の送受信装置は、幾何学的に90″ずれて配置された
第1のコイル、第2のコイルを有する送受信コイルユニ
ットと、キャパシタンス成分を有し該キャパシタンス成
分と前記第1のコイルのインダクタンス成分とにより所
定の周波数での共振条件を設定する第1の共振手段と、
キャパシタンス成分を有し該キャパシタンス成分と前記
第2のコイルのインダクタンス成分とにより所定の周波
数での共振条件を設定する第2の共振手段と、前記第1
のコイル及び第1の共振手段による第1のチャンネルの
インピーダンスと前記第2のコイル及び第2の共振手段
による第2のチャンネルのインピーダンスとを合成する
合成手段と、前記第1のチャンネルと前記合成手段との
間に介挿してなる90″位相手段と、磁気共鳴現象にか
かる励起のための送信信号を生成し該生成した送信信号
を前記90″位相手段を含む前記第1のチャンネル、前
記第2のチャンネル、前記合成手段を介して被検体に送
信する送信器と、被検体がら誘起した磁気共鳴信号を前
記900位相手段を含む前記第1のチャンネル、前記第
2のチャンネル、前記合成手段を介して2チャンネルの
受信信号として受信する受信器と、前記送信器と前記受
信器とを択一的に前記90″位相手段を含む第1のチャ
ンネル又は第2のチャンネルに接続する送受切換手段と
を具備したことを特徴とする。
本発明による請求項5にかかる磁気共鳴イメージング装
置の送受信装置は、幾何学的に90″ずれて配置された
第1のコイル、第2のコイルを有する送受信コイルユニ
ットと、キャパシタンス成分を有し該キャパシタンス成
分と前記第1のコイルのインダクタンス成分とにより所
定の周波数での共振条件を設定する第1の共振手段と、
キャパシタンス成分を有し該キャパシタンス成分と前記
第2のコイルのインダクタンス成分とにより所定の周波
数での共振条件を設定する第2の共振手段と、前記第1
のコイル及び第1の共振手段による第1のチャンネルの
インピーダンスと前記第2のコイル及び第2の共振手段
による第2のチャンネルのインピーダンスとを合成する
と共に前記第1のチャンネルのインピーダンスの位相を
90@ずらす第1の手段と、前記第1のチャンネルのイ
ンピーダンスと前記第2のチャンネルのインピーダンス
とを合成すると共に前記第2のチャンネルのインピーダ
ンスの位相を900ずらす第2の手段と、磁気共鳴現象
にかかる励起のための送信信号を生成し該生成した送信
信号を前記第1の手段。
前記第1のチャンネルを介して被検体に送信する送信器
と、被検体から誘起した磁気共鳴信号を前記第2のチャ
ンネル、第2の手段を介して2チャンネルの受信信号と
して受信する受信器と、前記送信器と前記受信器とを択
一的に前記第1の手段。
第1のチャンネルに接続する第1の送受切換手段と、こ
の第1の送受切換手段に連動して前記送信器と前記受信
器とを択一的に前記第2の手段、前記第2のチャンネル
に接続する第2の送受切換手段とを具備したことを特徴
とする。
本発明による請求項6にかかる磁気共鳴イメージング装
置の送受信装置は、請求項1,2,3゜4のいずれかに
記載の合成手段が、静磁場強度及びイメージング対象核
種により定まる受信信号の周波数特性に対応した周波数
特性を有するものであることを特徴とする。
本発明による請求項7にかかる磁気共鳴イメージング装
置の送受信装置は、請求項5に記載の第1の手段及び第
2の手段が、静磁場強度及びイメージング対象核種によ
り定まる受信信号の周波数特性に対応した周波数特性を
有するものであることを特徴とする。
(作 用) 本発明の請求項1にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、前記RFコイル系の一方のチャン
ネルと前記合成手段との間に900位相手段を介挿した
ことにより、前記合成手段から前記90’位相手段を介
して前記第1のコイルを見た場合、反射波は、往路で位
相が90″だけずれることになり、また、帰路での位相
が90″だけずれることになるので、両者により前記反
射波は、その位taが180’ずれて戻ってくることに
なる。この結果、前記900位相手段を含む前記一方の
チャンネルのインピーダンスと前記他方のチャンネルの
インピーダンスとを合成すると、その合成値は、反射波
どうしは180’位相差があり、互いに反射波は打消し
あう。つまり、反射波がないことになる。言い換えると
、50Ωにマツチングされていることになる。
従って、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴
ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記R
Fコイル系の共振手段のキャパシタンス成分を調整しな
くとも前記二つのチャンネル全体でのインピーダンス整
合はとれることになる。よって、磁気共鳴における送信
駆動又は受信駆動を効果的に行うことができる。
本発明の請求項2にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、前記送信コイルユニットの前記第
1のチャンネルと前記合成手段との間に900位相手段
を介挿したことにより、前記合成手段から前記900位
相手段を介して前記第1のコイルを見た場合、反射波は
、往路で位相が900だけずれることになり、また、帰
路での位相が900だけずれることになるので、両者に
より前記反射波は、その位相が180’ずれて戻ってく
ることになる。この結果、前記90’位相手段を含む第
1のチャンネルのインピーダンスと前記第2のチャンネ
ルのインピーダンスとを合成すると、その合成値は、反
射波どうしは18o。
位相差があり、互いに反射波は打消しあう。つまり、反
射波がないことになる。言い換えると、50Ωにマツチ
ングされていることになる。
従って、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴
ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記第
1.第2の共振手段のキャパシタンス成分を調整しなく
とも前記第1.第2のチャンネル全体でのインピーダン
ス整合はとられることになる。よって、磁気共鳴におけ
る送信駆動を効果的に行うことができる。
本発明の請求項3にががる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、前記受信コイルユニットの前記第
1のチャンネルと前記合成手段との間に900位相手段
を介挿したことにより、前記合成手段から前記900位
相手段を介して前記第1のコイルを見た場合、反射波は
、往路で位相が90″だけずれることになり、また、帰
路での位相が90″だけずれることになるので、両者に
より前記反射波は、その位相が1806ずれて戻ってく
ることになる。この結果、前記900位相手段を含む第
1のチャンネルのインピーダンスと前記第2のチャンネ
ルのインピーダンスとを合成すると、その合成値は、反
射波どうしは180゜位相差があり、互いに反射波は打
消しあう。つまり、反射波がないことになる。言い換え
ると、50Ωにマツチングされていることになる。
従って、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴
ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記第
1.第2の共振手段のキャパシタンス成分を調整しなく
とも前記第1.第2のチャンネル全体でのインピーダン
ス整合はとられることになる。よって、磁気共鳴におけ
る受信駆動を効果的に行うことができる。
本発明の請求項4にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、前記送受信コイルユニットの前記
第1のチャンネルと前記合成手段との間に900位相手
段を介挿したことにより、前記合成手段から前記900
位相手段を介して前記第1のコイルを見た場合、反射波
は、往路で位相が90″だけずれることになり、また、
帰路での位相が90″だけずれることになるので、両者
により前記反射波は、その位相が1800ずれて戻って
くることになる。この結果、前記90’位相手段を含む
第1のチャンネルのインピーダンスと前記第2のチャン
ネルのインピーダンスとを合成すると、その合成値は、
反射波どうしは180’位相差があり、互いに反射波は
打消しあう。つまり、反射波がないことになる。言い換
えると、50Ωにマツチングされていることになる。
従って、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴
ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記第
1.第2の共振手段のキャパシタンス成分を調整しなく
とも前記第1.第2のチャンネル全体でのインピーダン
ス整合はとられることになる。よって、磁気共鳴におけ
る送信駆動又は受信駆動を効果的に行うことができる。
本発明の請求項5にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、送信又は受信に際して第1のチャ
ンネル又は第2のチャンネルのインピーダンス−G 9
0 ”位相することができると共に第1のチャンネルと
第2のチャンネルとのインピーダンスを合成することが
できる。これにより、前記第1の手段から前記第1のコ
イルを見た場合、反射波は、往路で位相が900だけず
れることになり、また、帰路での位相が90″だけずれ
ることになるので、両者により前記反射波は、その位相
が180’ずれて戻ってくることになる。また、前記第
2の手段から前記第2のコイルを見た場合、反射波は、
往路で位相が900だけずれることになり、また、帰路
での位相が900だけずれることになるので、両者によ
り前記反射波は、その位相が180°ずれて戻ってくる
ことになる。これらの結果、前記第1のチャンネルのイ
ンピーダンスと前記第2のチャンネルのインピーダンス
とを合成すると、その合成値は、反射波どうしは180
°位相差があり、互いに反射波は打消しあう。つまり、
反射波がないことになる。言い換えると、50Ωにマツ
チングされていることになる。
従って、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴
ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記第
1.第2の共振手段のキャパシタンス成分を調整しなく
とも前記第1.第2のチャンネル全体でのインピーダン
ス整合はとられることになる。よって、磁気共鳴におけ
る送信駆動又は受信駆動を効果的に行うことができる。
本発明の請求項6にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、請求項1,2,3゜4にかかる合
成手段が、静磁場強度及びイメージング対象核種により
定まる受信信号の周波数特性に対応した周波数特性を有
するものであるから、たとえ静磁場強度及びイメージン
グ対象核種を変えた場合であっても、広帯域にて位相を
900ずらすことより往路で90″、帰路で90″、合
わせて180@位相がずれることにより、反射波は互い
に打ち消し合い、反射波の無い状態となり、マツチング
がとれていることになる。よって、−度調整したらその
後には調整作業を必要としないで、コイルインピーダン
ス変動が実用上において補償され得る。
本発明の請求項7にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、請求項5にかかる第1の手段及び
第2の手段が、静磁場強度及びイメージング対象核種に
より定まる受信信号の周波数特性に対応した周波数特性
を有するものであるから、たとえ静磁場強度及びイメー
ジング対象核種を変えた場合であっても、広帯域にて位
相を90″ずらすことより往路で900 帰路で90@
、合わせて1000位相がずれることにより、反射波は
互いに打ち消し合い、反射波の無い状態となり、マツチ
ングがとれていることになる。
よって、−度調整したらその後には調整作業を必要とし
ないで、コイルインピーダンス変動が実用、−上におい
て補償され得る。
(実施例) 以下本発明にかかる磁気共鳴イメージング装置の送受信
装置の第1の実施例を、従来例である第14図と同一部
分には同一符号を付した第1図を参照して説明する。
本実施例は、送受信コイルユニットとして、幾何学的に
90″ずれて配置された第1のコイル10A、第2のコ
イルIOBを有するQDコイル10である第2図に示す
ようなS T R(SlottedTube Re5o
nator)コイル200や図示しないクロス楕円コイ
ル、図示しない鞍型コイル、バードゲージコイル、サー
フエースQDコイル等を用いることができる。
QDコイル10の第1のコイルIOAの端子には第1の
共振器12Aの一端子が接続され、第2のコイルIOB
の端子には第2の共振器12Bの一端子が接続されてい
る。また、第1の共振器12Aの他端子には90″位相
器24の一端子が接続されている。そして、90″位相
器24の他端子及び第2の共振器12Bの他端子は、そ
れぞれ合成器14の2入力端子に接続され、この合成器
14の合成出力端子は送受切換回路16を介して送信器
18.受信器20に接続されている。そして、QDコイ
ル10内には被検体22として例えば人体の頭部が置か
れる。
ここで、第1の共振器12A1第2の共振器12Bのキ
ャパシタンス成分は、それぞれ可変容量型のチューニン
グ用キャパシタCT +可変容量型のマツチング用キャ
パシタCMとから構成されている。
また、送受切換回路16は高周波スイ・ツチング素子と
して例えばPINダイオードを用いて双方向スイッチン
グを行えるものであり、図示しないパルスシーケンスコ
ントローラにより送信モードと受信モードとを高速にし
て交互に設定制御される。
さらに、第1のコイルIOA及び第1の共振器12Aに
よる系を第1のチャンネルと称し、また。
第2のコイルIOB及び第2の共振器12Bによる系を
第2のチャンネルと称する。
以上が送受信装置の構成であるが、磁気共鳴イメージン
グ装置としては、これら送受信装置の他に、図示しない
静磁場発生装置、図示しない傾斜磁場発生コイル及びそ
の電源、この傾斜磁場発生コイルの電源及び送信器18
及び受信器20を信号収集のためにパルスシーケンス運
転し、また受信信号に対しフーリエ変換等の画像再構成
を施し画像を生成し、必要な制御・信号処理を司るコン
ピュータシステム等が備わっている。このコンピュータ
システムには、パルスシーケンスコントローラが備わり
、前述したように送受切換回路16の制御、送信器18
及び受信器20の制御を行う。
このように構成された本実施例にかかる磁気共鳴イメー
ジング装置の送受信装置によれば次のように作用する。
すなわち、第1.第2の共振器12A、12Bのチュー
ニング用キャパシタCT +マツチング用キャパシタC
MはQDコイル10の据付時、また、適宜の時に調整さ
れているものとする。ここで、QDコイル10の第1の
コイル10Aと第2のコイルIOBとは被検者に対して
対称に配置である、つまり第1のコイル10A。
被検者間の間隔と第2のコイル10B、被検者間の間隔
とは同じであり、しかも第1のコイル10A及び第2の
コイルIOBは同じ構造であるので、被検体が変る毎に
第1のチャンネルにおけるインピーダンスの変化と、第
2のチャンネルにおけるインピーダンスの変化とは同程
度となる。
この場合、900位相器24は、位相を90゜ずらす働
きがあるので、合成器14の第1のチャンネル側から9
0″位相器24を通して第1のチャンネルを見たとき、
反射波は、往路で位相が90″だけずれることになり、
また、帰路での位相が90″だけずれることになるので
、両者により前記反射波は、その位相が180°ずれて
戻ってくることになる。
別の表現を用いれば、反射波どうしは180゜位相がず
れていることによって、互いに反射波は打消しあう。つ
まり、反射波がないことになる。
言い換えると、50Ωにマツチングされていることにな
る。
よって、被検体22毎のストレーキャパシタンスの変動
に伴ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、第
1.第2の共振器12A、12Bのキャパシタンス成分
を調整しなくとも第1.第2のチャンネル全体でのイン
ピーダンス整合はとられることになる。この場合、送受
切換回路16は画像データ収集のためのパルスシーケン
スに連動して送信モードと受信モードとが交互に設定さ
れ、送信モードが設定されると送信器18からの送信信
号がQDコイル10に送られて、被検体22に励起のた
めの送信信号(高周波パルス)が印加され、一方、受信
モードが設定されるとQDコイル10にて受信された磁
気共鳴信号を受信器20に導くようになる。
以上のように本実施例によれば、QDコイル10の据付
時、また、適宜の時に、第1.第2の共振器12A、1
2Bのチューニング用キャパシタCT + マツチング
用キャパシタCMを調整しておくだけで、たとえ被検体
22毎のストレーキャパシタンスの変動に伴ってコイル
インピーダンスの変動が生じた場合であっても、インピ
ーダンス検出器、可変容量型キャパシタの駆動手段(モ
ータ等)、切換器等を付加すること無く、また、調整の
ための作業を必要とせずに、所定のインピーダンス整合
がなされる。これにより、検査効率の向上が図られる。
次に、第3図を参照して本発明の第2の実施例を説明す
る。
すなわち、第2の実施例は、第1の実施例を詳細化した
具体例の一例を示したものであり、第1の実施例におけ
る合成器14及び90″位相器24を、高周波インピー
ダンス変換器38及び900位相器24より構成したも
のである。ここで、高周波インピーダンス変換器38は
、それぞれ50Ωのインピーダンスを持つ2系統を合成
して50Ωのインピーダンスを持つ1系統に変換するも
のである。
この第2の実施例の構成の作用を以下説明する。
すなわち、第1.第2の共振器12A、12Bのチュー
ニング用キャパシタCT t マツチング用キャパシタ
CMはQDコイル10の据付時、また、適宜の時に、例
えば、標準的な人体等価ファントム等により、50Ωの
インピーダンスマツチング調整がなされているものとす
る。ここで、QDコイル10の第1のコイルIOAと第
2のコイル10Bとは被検者に対して対称に配置である
、つまり第1のコイル10A、被検者間の間隔と第2の
コイル10B、被検者間の間隔とは同じであり、しかも
第1のコイルIOA及び第2のコイル10Bは同じ構造
であるので、第1のチャンネルにおけるインピーダンス
が変化した場合、その変化分は、第2のチャンネルにお
けるインピーダンスの変化分と同程度となる。
ここで、被検体22が変り、被検体22毎のストレーキ
ャパシタンスの変動に伴ってコイルインピーダンスの変
動が生じた場合について説明する。
この場合、図示0点での第1のチャンネルのインピーダ
ンスをZA□とすると、 ZAI−(50+ΔR)+jΔ I 同様にして、図示■点での第1のチャンネルのインピー
ダンスをZA□とすると、 ZA□−(50+ΔR)+jAI ここで、ΔRと41とは、それぞれのインピーダンスの
50Ωからのずれ幅の実数成分と虚数成分とを表わして
いる。なお、実数成分ΔRは、ΔR(50である。
また、図示0点での第1のチャンネルのインピーダンス
をZAIとすると、 ZA3■ZAI−(5,0+ΔR)+jΔ ■一方、図
示0点での第2のチャンネルの反射波は、往路で、90
″位相器24により90’だけずれ、また、帰路でまた
90’ずれるので、計180°ずれることになる。
よって、図示0点での第2のチャンネルのインピーダン
スZB4は次のようになる。
ZB4− (50+A R)−ja 1これは、ZAI
の複素共役の関係となる。
よって、ZAIとZB4との合成インピーダンスZ′は
次のようになる。
Z−−Z)3+Zsa −[(50+Δ R)+jΔ l] +[(50+Δ R)  −jΔ 11膳100+2Δ
R この合成インピーダンスZは、高周波インピーダンス変
換器38により1/2となるので、それを25とすると
次のようになる。
z、−Z”/2 − (100+2ΔR)/2 一50+ΔR ← 50 従って、被検体22毎のストレーキャパシタンスの変動
に伴ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、虚
数成分は、打ち消され、実数成分の変化のみの影響しが
受けないことが分かる(通常は、Δ ■)ΔRである。
)。これにより、第1゜第2の共振器12A、12Bの
チューニング用キャパシタCT + マツチング用キャ
パシタCMを調整しておくだけで、たとえ被検体22毎
のストレーキャパシタンスの変動に伴ってコイルインピ
ーダンスの変動が生じた場合であっても、インピーダン
スのずれは、実用上問題とならない程度に抑えられてい
ることになる。つまり、インピーダンス検出器、可変容
量型キャパシタの駆動手段(モータ等)、切換器等を付
加すること無く、また、調整のための作業を必要とせず
に、所定のインピーダンス整合がなされることになる。
次に、第4図を参照して本発明の第3の実施例を説明す
る。
すなわち、第3の実施例は、第1の実施例の具体例を示
したものであり、第1のチャンネル及び第1のチャンネ
ルと送信器18及び受信器20との間に、送受切換器1
6A、26Bと、90″ハイブリッド26A、26Bと
、抵抗28A、28Bとを介挿したものであり、ここで
、90oハイブリッド26A、26Bは、それぞれ第2
の実施例におけるそれと同じものであり、900位相機
能と零〇出力合成機能とを持ち得ているものである。ま
た、抵抗28A、28Bの抵抗値は、QDコイル10の
インピーダンスと同じ値(例えば50Ω)のものである
この構成によれば、送信又は受信に際して第1のチャン
ネル又は第2のチャンネルのインピーダンスを90″位
相することができると共に第1のチャンネルと第2のチ
ャンネルのインピーダンスを合成することができ、第1
の実施例と同じ作用・効果を得ることができる。
上述した第4図の変形例を第5図に示す。すなわち、第
5図に示す構成は、第4図において、各チャンネルにイ
ンピーダンスが50Ωのバラン(不平衡平衡変換回路)
29A、29Bを介挿した構成であり、動作及び特性は
基本的には第4図に示したものと同じである。
次に、第6図を参照して本発明の第4の実施例を説明す
る。
すなわち、第4の実施例は、第1の実施例の構成におけ
るQDコイル10を、送信専用としたものであり、送受
信切換器16を除去し、受信コイル30及び共振器32
を付加し、これを受信器20に接続したものである。
この構成によれば、送信に際して第1のチャンネル又は
第2のチャンネルのインピーダンスを906位相するこ
とができると共に第1のチャンネルと第2のチャンネル
とのインピーダンスを合成することができ、送信に際し
て第1の実施例と同じ作用・効果を得ることができる。
次に、第7図を参照して本発明の第5の実施例を説明す
る。
すなわち、第5の実施例は、第1の実施例の構成におけ
るQDコイル10を、受信専用としたものであり、送受
信切換器16を除去し、送信コイル34及び共振器34
を付加し、これを送信器18に接続したものである。
この構成によれば、受信に際して第1のチャンネル又は
第2のチャンネルのインピーダンスを900位相するこ
とができると共に第1のチャンネルと第2のチャンネル
とのインピーダンスを合成することができ、受信に際し
て第1の実施例と同じ作用・効果を得ることができる。
上述した第1図〜第7図の例は、被検体が入れ替わった
場合であっても、調整作業を必要としないで、被検体毎
のストレーキャパシタンスの変動に伴うコイルインピー
ダンス変動が補償され得る構成を示すものであり、以下
第8図〜第12図の例は、静磁場強度及びイメージング
対象核種を変えた場合であっても、広帯域にて位相を9
0″ずらすことより往路で900、帰路で90″、合わ
せて180”位相がずれることにより、反射波は互いに
打ち消し合い、反射波の無い状態となり、マツチングが
とれていることになる。よって、ある周波数で一度調整
したらその後には調整作業を必要としないで、コイルイ
ンピーダンス変動が実用上において補償され得る構成を
示すものである。
第8図に示す第6の実施例は、第1図に示す第1の実施
例に対応するものであって、第1図における90″位相
器24と通常の周波数帯域特性の合成器14とに代えて
合成器と90’位相器の機能を合せ持った広帯域ハイブ
リッド114を用いる構成としている。ここで、第1の
実施例においては、被検体が変わる毎にストレーキャパ
シタンスの変動が生じるという、事情であったが、本例
では、磁気共鳴信号の周波数は、同一核種であっても静
磁場強度に応じて変化し、また、同一の静磁場強度であ
っても核種の種類によって異なる、という事情であって
、チューニング用キャパシタCTsマツチング用キャパ
シタCMである2つの可変容量型キャパシタを調整する
必要がある点では、同じであり、違うのは本例にあって
は、数メガヘルツ−数十メガヘルツの広帯域であること
である。従って、本例では、第1図における90″位相
器24と通常の周波数帯域特性の合成器14とに代えて
合成器と90’位相器の機能を合せ持った広帯域ハイブ
リッド114を用いているのである。
以下同様に、第9図〜第12図の例を説明する。
第9図に示す第7の実施例は、第4図に示す第3の実施
例に対応するものであって、第4図における通常の周波
数帯域特性の900ハイブリッド26A、26Bに代え
て広帯域900ハイブリツF126A、126Bを用い
る構成としている。
第10図に示す第7の実施例の変形例は、第5図に示す
第3の実施例の変形例に対応するものであって、第5図
における通常の周波数帯域特性の900ハイブリッド2
6A、26Bに代えて広帯域906ハイブリツド126
A、126Bを用いる構成としている。
第11図に示す第8の実施例は、第6図に示す第4の実
施例に対応するものであって、第6図における900位
相器24と通常の周波数帯域特性の合成器14とに代え
て合成器と90″位相器の機能を合せ持った広帯域ハイ
ブリッド114を用いる構成としている。
第12図に示す第9の実施例は、第7図に示す第5の実
施例に対応するものであって、第7図における90″位
相器24と通常の周波数帯域特性の合成器14とに代え
て合成器と90″位相器の機能を合せ持った広帯域ハイ
ブリッド114を用いる構成としている。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるもの
である。
[発明の効果] 以上のように本発明の請求項1にかかる磁気共鳴イメー
ジング装置の送受信装置によれば、前記RFコイル系の
一方のチャンネルと前記合成手段との間に900位相手
段を介挿したことにより、前記合成手段から前記900
位相手段を介して前記第1のコイルを見た場合、反射波
は、往路で位相が90″だけずれることになり、また、
帰路での位相が900だけずれることになるので、両者
により前記反射波は、その位相が180”ずれて戻って
くることになる。この結果、前記900位相手段を含む
前記一方のチャンネルのインピーダンスと前記他方のチ
ャンネルのインピーダンスとを合成すると、その合成値
は、反射波どうしは180’位相差があり、互いに反射
波は打消しあう。つまり、反射波がないことになる。言
い換えると、50Ωにマツチングされていることになる
従って、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴
ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記R
Fのコイル系の共振手段のキャパシタンス成分を調整し
なくとも前記二つのチャンネル全体でのインピーダンス
整合はとられることになる。よって、磁気共鳴における
送信駆動又は受信駆動を効果的に行うことができる。
本発明の請求項2にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、前記送信コイルユニットの前記第
1のチャンネルと前記合成手段との間に900位相手段
を介挿したことにより、前記合成手段から前記900位
相手段を介して前記第1のコイルを見た場合、反射波は
、往路で位相が900だけずれることになり、また、帰
路での位相が90″だけずれることになるので、両者に
より前記反射波は、その位相が180°ずれて戻ってく
ることになる。この結果、前記900位相手段を含む第
1のチャンネルのインピーダンスと前記第2のチャンネ
ルのインピーダンスとを合成すると、その合成値は、反
射波どうしは180゜位相差があり、互いに反射波は打
消しあう。つまり、反射波がないことになる。言い換え
ると、50Ωにマツチングされていることになる。従っ
て、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴って
コイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記第1.
第2の共振手段のキャパシタンス成分を調整しなくとも
前記第1.第2のチャンネル全体でのインピーダンス整
合はとられることになる。
よって、磁気共鳴における送信駆動を効果的に行うこと
ができる。
本発明の請求項3にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、前記受信コイルユニットの前記第
1のチャンネルと前記合成手段との間に90@位相手段
を介挿したことにより、前記合成手段から前記90’位
相手段を介して前記第1のコイルを見た場合、反射波は
、往路で位相が90″だけずれることになり、また、帰
路での位相が9011だけずれることになるので、両者
により前記反射波は、その位相が180’ずれて戻って
くることになる。この結果、前記900位相手段を含む
第1Qチャンネルのインピーダンスと前記第2のチャン
ネルのインピーダンスとを合成すると、その合成値は、
反射波どうしは180゜位相差があり、互いに反射波は
打消しあう。つまり、反射波がないことになる。言い換
えると、50Ωにマツチングされていることになる。従
って、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴っ
てコイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記第1
.第2の共振手段のキャパシタンス成分を調整しなくと
も前記第1.第2のチャンネル全体でのインピーダンス
整合はとられることになる。
よって、磁気共鳴における受信駆動を効果的に行うこと
ができる。
本発明の請求項4にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、前記送受信コイルユニットの前記
第1のチャンネルと前記合成手段との間に900位相手
段を介挿したことにより、前記合成手段から前記90@
位相手段を介して前記第1のコイルを見た場合、反射波
は、往路で位相が90″だけずれることになり、また、
帰路での位相が900だけずれることになるので、両者
により前記反射波は、その位相が1800ずれて戻って
くることになる。この結果、前記900位相手段を含む
第1のチャンネルのインピーダンスと前記第2のチャン
ネルのインピーダンスとを合成すると、その合成値は、
反射波どうしは180@位相差があり、互いに反射波は
打消しあう。つまり、反射波がないことになる。言い換
えると、50Ωにマツチングされていることになる。
従って、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴
ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記第
1.第2の共振手段のキャパシタンス成分を調整しなく
とも前記第1.第2のチャンネル全体でのインピーダン
ス整合はとられることになる。よって、磁気共鳴におけ
る送信駆動又は受信駆動を効果的に行うことができる。
本発明の請求項5にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、送信又は受信に際して第1のチャ
ンネル又は第2のチャンネルのインピーダンスを900
位相することができると共に第1のチャンネルと第2の
チャンネルとのインピーダンスを合成することができる
。これにより、前記第1の手段から前記第1のコイルを
見た場合、反射波は、往路で位相が900だけずれるこ
とになり、また、帰路での位相が90@だけずれること
になるので、両者により前記反射波は、その位相が18
0@ずれて戻ってくることになる。また、前記第2の手
段から前記第2のコイルを見た場合、反射波は、往路で
位相が900だけずれることになり、また、帰路での位
相が90@だけずれることになるので、両者により前記
反射波は、その位相が180°ずれて戻ってくることに
なる。これらの結果、前記第1のチャンネルのインピー
ダンスと前記第2のチャンネルのインピーダンスとを合
成すると、その合成値は、反射波どうしは180@位相
差があり、互いに反射波は打消しあう。つまり、反射波
がないことになる。言い換えると、50Ωにマツチング
されていることになる。
従って、被検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴
ってコイルインピーダンスの変動が生じた場合、前記第
1.第2の共振手段のキャパシタンス成分を調整しなく
とも前記第1.第2のチャンネル全体でのインピーダン
ス整合はとられることになる。よって、磁気共鳴におけ
る送信駆動又は受信駆動を効果的に行うことができる。
本発明の請求項6にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、請求項1,2,3゜4にかかる合
成手段が、静磁場強度及びイメージング対象核種により
定まる受信信号の周波数特性に対応した周波数特性を有
するものであるから、たとえ静磁場強度及びイメージン
グ対象核種を変えた場合であっても、−度調整したらそ
の後には調整作業を必要としないで、コイルインピーダ
ンス変動が実用上において補償され得る。
本発明の請求項7にかかる磁気共鳴イメージング装置の
送受信装置によれば、請求項5にかかる第1の手段及び
第2の手段が、静磁場強度及びイメージング対象核種に
より定まる受信信号の周波数特性に対応した周波数特性
を有するものであるから、たとえ静磁場強度及びイメー
ジング対象核種を変えた場合であっても、広帯域にて位
相を900ずらすことより往路で90″ 帰路で90″
、合わせて180°位相がずれることにより、反射波は
互いに打ち消し合い、反射波の無い状態となり、マツチ
ングがとれていることになる。
よって、ある周波数で一度調整したらその後には調整作
業を必要としないで、コイルインピーダンス変動が実用
上において補償され得る。
よって本発明によれば、調整作業を必要としないで、被
検体毎のストレーキャパシタンスの変動に伴うコイルイ
ンピーダンス変動が補償され得る磁気共鳴イメージング
装置の送受信装置を提供できるものである。
また本発明によれば、静磁場強度及びイメージング対象
核種を変えた場合であっても、広帯域にて位相を90″
ずらすことより往路で90″、帰路で900、合わせて
180@位相がずれることにより、反射波は互いに打ち
消し合い、反射波の無い状態となり、マツチングがとれ
ていることになる。よって、−度調整したらその後には
調整作業を必要としないで、コイルインピーダンス変動
が実用上において補償され得る磁気共鳴イメージング装
置の送受信装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる磁気共鳴イメージング装置の送
受信装置の第1の実施例の構成を示す図第2図は同実施
例におけるQDコイルの一例としてSTRコイルの斜視
図、第3図は本発明にかかる磁気共鳴イメージング装置
の送受信装置の第2の実施例の構成を示す図、第4図は
本発明にかかる磁気共鳴イメージング装置の送受信装置
の第3の実施例の構成を示す図、第5図は第4図に示す
第3の実施例の変形例の構成を示す図、第6図は本発明
にかかる磁気共鳴イメージング装置の送受信装置の第4
の実施例の構成を示す図、第7図は本発明にかかる磁気
共鳴イメージング装置の送受信装置の第5の実施例の構
成を示す図、第8図は本発明にかかる磁気共鳴イメージ
ング装置の送受信装置の第6の実施例の構成を示す図、
第9図は本発明にかかる磁気共鳴イメージング装置の送
受信装置の第7の実施例の構成を示す図、第10図は第
9図に示す第7の実施例の変形例の構成を示す図、第1
1図は本発明にかかる磁気共鳴イメージング装置の送受
信装置の第8の実施例の構成を示す図、第12図は本発
明にかかる磁気共鳴イメージング装置の送受信装置の第
9の実施例の構成を示す図、第13図はQDコイルと被
検体との間に生じるストレーキャパシタンスを示す図、
第14図は従来の磁気共鳴イメージング装置の送受信装
置゛の構成を示す図である。 10・・・QDコイル、10A・・・第1のコイル、1
0B・・・第2のコイル、12A・・・第1の共振器、
12B・・・第2の共振器、14・・・合成器、16・
・・送受切換器、16A・・・送受切換器、16B・・
・送受切換器、18・・・送信器、20・・・受信器、
24・・・900位相器、26A・・・第1の90″ノ
\イブリツド、26B・・・第2の90″ハイブリツド
、28A・・・第1の抵抗、28B・・・第2の抵抗、
29A、29B・・・バラン、30・・・受信コイル、
32・・・共振器、34・・・送信コイル、36・・・
共振器、114・・・広帯域900ハイブリツド、12
6A・・・第1の広帯域900ハイブリツド、26B・
・・第2の広帯域90″ バイブリ ド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)幾何学的に90゜ずれて配置された第1のコイル
    、第2のコイルを有し且つそれぞれ共振手段を含むRF
    コイル系を持ち、前記RFコイル系の二つのチャンネル
    のインピーダンスを合成する合成手段を設け、前記チャ
    ンネルの一つと送信器又は受信器との間に90゜位相手
    段を設けてなることを特徴とする磁気共鳴イメージング
    装置の送受信装置。
  2. (2)幾何学的に90゜ずれて配置された第1のコイル
    、第2のコイルを有する送信コイルユニットと、キャパ
    シタンス成分を有し該キャパシタンス成分と前記第1の
    コイルのインダクタンス成分とにより所定の周波数での
    共振条件を設定する第1の共振手段と、キャパシタンス
    成分を有し該キャパシタンス成分と前記第2のコイルの
    インダクタンス成分とにより所定の周波数での共振条件
    を設定する第2の共振手段と、前記第1のコイル及び第
    1の共振手段による第1のチャンネルのインピーダンス
    と前記第2のコイル及び第2の共振手段による第2のチ
    ャンネルのインピーダンスとを合成する合成手段と、前
    記第1のチャンネルと前記合成手段との間に介挿してな
    る90゜位相手段と、磁気共鳴現象にかかる励起のため
    の送信信号を生成し且つ該生成した送信信号を前記90
    ゜位相手段を含む前記第1のチャンネル及び第2のチャ
    ンネルを介して被検体に送信する送信器と、共振手段を
    含む受信コイル系と、前記被検体から誘起した磁気共鳴
    信号を前記受信コイル系を介し受信信号として受信する
    受信器とを具備したことを特徴とする磁気共鳴イメージ
    ング装置の送受信装置。
  3. (3)共振手段を含む送信コイル系と、磁気共鳴現象に
    かかる励起のための送信信号を生成し該生成した送信信
    号を前記送信コイル系を介して被検体に送信する送信器
    と、幾何学的に90゜ずれて配置された第1のコイル、
    第2のコイルを有する受信コイルユニットと、キャパシ
    タンス成分を有し該キャパシタンス成分と前記第1のコ
    イルのインダクタンス成分とにより所定の周波数での共
    振条件を設定する第1の共振手段と、キャパシタンス成
    分を有し該キャパシタンス成分と前記第2のコイルのイ
    ンダクタンス成分とにより所定の周波数での共振条件を
    設定する第2の共振手段と、前記第1のコイル及び第1
    の共振手段による第1のチャンネルのインピーダンスと
    前記第2のコイル及び第2の共振手段による第2のチャ
    ンネルのインピーダンスとを合成する合成手段と、前記
    第1のチャンネルと前記合成手段との間に介挿してなる
    90゜位相手段と、前記被検体から誘起した磁気共鳴信
    号を前記90゜位相手段を含む前記第1のチャンネル、
    前記第2のチャンネル、及び前記合成手段を介し2チャ
    ンネルの受信信号として受信する受信器とを具備したこ
    とを特徴とする磁気共鳴イメージング装置の送受信装置
  4. (4)幾何学的に90゜ずれて配置された第1のコイル
    、第2のコイルを有する送受信コイルユニットと、キャ
    パシタンス成分を有し該キャパシタンス成分と前記第1
    のコイルのインダクタンス成分とにより所定の周波数で
    の共振条件を設定する第1の共振手段と、キャパシタン
    ス成分を有し該キャパシタンス成分と前記第2のコイル
    のインダクタンス成分とにより所定の周波数での共振条
    件を設定する第2の共振手段と、前記第1のコイル及び
    第1の共振手段による第1のチャンネルのインピーダン
    スと前記第2のコイル及び第2の共振手段による第2の
    チャンネルのインピーダンスとを合成する合成手段と、
    前記第1のチャンネルと前記合成手段との間に介挿して
    なる900位相手段と、磁気共鳴現象にかかる励起のた
    めの送信信号を生成し該生成した送信信号を前記90゜
    位相手段を含む前記第1のチャンネル、前記第2のチャ
    ンネル、前記合成手段を介して被検体に送信する送信器
    と、被検体から誘起した磁気共鳴信号を前記90゜位相
    手段を含む前記第1のチャンネル、前記第2のチャンネ
    ル、前記合成手段を介して2チャンネルの受信信号とし
    て受信する受信器と、前記送信器と前記受信器とを択一
    的に前記第2の90゜位相手段を含む前記第1のチャン
    ネル又は前記第2のチャンネルに接続する送受切換手段
    とを具備したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
    置の送受信装置。
  5. (5)幾何学的に90゜ずれて配置された第1のコイル
    、第2のコイルを有する送受信コイルユニットと、キャ
    パシタンス成分を有し該キャパシタンス成分と前記第1
    のコイルのインダクタンス成分とにより所定の周波数で
    の共振条件を設定する第1の共振手段と、キャパシタン
    ス成分を有し該キャパシタンス成分と前記第2のコイル
    のインダクタンス成分とにより所定の周波数での共振条
    件を設定する第2の共振手段と、前記第1のコイル及び
    第1の共振手段による第1のチャンネルのインピーダン
    スと前記第2のコイル及び第2の共振手段による第2の
    チャンネルのインピーダンスとを合成すると共に前記第
    1のチャンネルのインピーダンスの位相を90゜ずらす
    第1の手段と、前記第1のチャンネルのインピーダンス
    と前記第2のチャンネルのインピーダンスとを合成する
    共に前記第2のチャンネルのインピーダンスの位相を9
    0゜ずらす第2の手段と、磁気共鳴現象にかかる励起の
    ための送信信号を生成し該生成した送信信号を前記第1
    の手段、前記第1のチャンネルを介して被検体に送信す
    る送信器と、被検体から誘起した磁気共鳴信号を前記第
    2のチャンネル、第2の手段を介して2チャンネルの受
    信信号として受信する受信器と、前記送信器と前記受信
    器とを択一的に前記第1の手段、第1のチャンネルに接
    続する第1の送受切換手段と、この第1の送受切換手段
    に連動して前記送信器と前記受信器とを択一的に前記第
    2の手段、前記第2のチャンネルに接続する第2の送受
    切換手段とを具備したことを特徴とする磁気共鳴イメー
    ジング装置の送受信装置。
  6. (6)合成手段は、静磁場強度及びイメージング対象核
    種により定まる受信信号の周波数特性に対応した周波数
    特性を有するものであることを特徴とする請求項1、2
    、3、4、5のいずれかに記載の磁気共鳴イメージング
    装置の送受信装置。
  7. (7)第1の手段及び第2の手段は、静磁場強度及びイ
    メージング対象核種により定まる受信信号の周波数特性
    に対応した周波数特性を有するものであることを特徴と
    する請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置の送受
    信装置。
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