JPH03133901A - 生体細胞の凍結保存方法 - Google Patents
生体細胞の凍結保存方法Info
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- JPH03133901A JPH03133901A JP27339189A JP27339189A JPH03133901A JP H03133901 A JPH03133901 A JP H03133901A JP 27339189 A JP27339189 A JP 27339189A JP 27339189 A JP27339189 A JP 27339189A JP H03133901 A JPH03133901 A JP H03133901A
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、生体細胞を、高い生存率で生存させたままで
凍結保存するための方法に間する。
凍結保存するための方法に間する。
従来の技術
従来から、生体細胞を凍害保護剤を用いずに凍結保存す
るためには、細胞内水分を非晶質として凍結するか、あ
るいは水晶ができても極めてrR細であるように凍結し
、細胞が凍害な受けずに凍結することを目的として、極
めて急速な冷却速度つまり6000℃/分以上の超急速
で冷却する方法が試みられている。
るためには、細胞内水分を非晶質として凍結するか、あ
るいは水晶ができても極めてrR細であるように凍結し
、細胞が凍害な受けずに凍結することを目的として、極
めて急速な冷却速度つまり6000℃/分以上の超急速
で冷却する方法が試みられている。
高速度で生体細胞を冷却するために、従来では、その生
体細胞を液体窒素のスラッシュに浸漬する方法、および
生体細胞を液体フロンに浸漬する方法がある。これらの
方法では、冷却速度が遅く、そのため血球細胞などのよ
うに含水率の高い細胞には適応することができない、実
際、赤血球に対し、この方法を用いた場合、許容される
大きさ以上の氷晶が多数生成し、生体細胞が生存不可能
な状芯であることが、本件発明者によって確認された。
体細胞を液体窒素のスラッシュに浸漬する方法、および
生体細胞を液体フロンに浸漬する方法がある。これらの
方法では、冷却速度が遅く、そのため血球細胞などのよ
うに含水率の高い細胞には適応することができない、実
際、赤血球に対し、この方法を用いた場合、許容される
大きさ以上の氷晶が多数生成し、生体細胞が生存不可能
な状芯であることが、本件発明者によって確認された。
゛生体細胞を高速度で冷却する池の従来がらの方法は、
生体細胞を、冷却された金属塊上に噴霧する方法、およ
び生体細胞を液体ヘリウム蒸気中に噴霧する方法がある
。このような方法では、試料である生体細胞を、ms粒
子として凍結するので、求める冷却速度が得られている
がどうかを確認することが困難であり、たとえ生体細胞
の生存が確認することができても、真に超急速凍結によ
る生存を確認するには至っていない。
生体細胞を、冷却された金属塊上に噴霧する方法、およ
び生体細胞を液体ヘリウム蒸気中に噴霧する方法がある
。このような方法では、試料である生体細胞を、ms粒
子として凍結するので、求める冷却速度が得られている
がどうかを確認することが困難であり、たとえ生体細胞
の生存が確認することができても、真に超急速凍結によ
る生存を確認するには至っていない。
発明が解決しようとする課題
本発明の目的は、生体細胞を高速度で冷却して、その生
存率を格段に向上することができるようにした新規な生
体細胞の凍結保存方法を提供することである。
存率を格段に向上することができるようにした新規な生
体細胞の凍結保存方法を提供することである。
課題を解決するための手段
本発明は、生体細胞を保持部材に保持し。
この生体細胞を、極低温に冷却された熱良導体から成る
冷却部材に、当接させて、 103℃/分以上の冷却速度で冷却し、その冷却後に、
保持部材とともに、生体細胞を、−130℃未満の温度
範囲で、極低温液化ガスに浸漬すること、あるいは当該
ガス雰囲気中に保持することを特徴とする生体細胞の凍
結保存方法である。
冷却部材に、当接させて、 103℃/分以上の冷却速度で冷却し、その冷却後に、
保持部材とともに、生体細胞を、−130℃未満の温度
範囲で、極低温液化ガスに浸漬すること、あるいは当該
ガス雰囲気中に保持することを特徴とする生体細胞の凍
結保存方法である。
作 用
本発明に従えば、冷却部材は極低温液化ガス、たとえば
液体窒素および液体ヘリウムなどで冷却しておき、この
冷却部材は熱良導体から成る。生体細胞は保持部材に保
持しておき、この生体細胞を冷却部材に当接させる。こ
れによって、固体である冷却部材と生体細胞とが直接に
接触し、こうして固体から液体へ、または固体から固体
への直接の熱伝導現象を行わせることができ、これによ
って生体細胞の熱移動速度を高めることができ、したが
って生体細胞の生存率が高い103°C/分以上の冷却
速度で、生体細胞の冷却を行うことができる。
液体窒素および液体ヘリウムなどで冷却しておき、この
冷却部材は熱良導体から成る。生体細胞は保持部材に保
持しておき、この生体細胞を冷却部材に当接させる。こ
れによって、固体である冷却部材と生体細胞とが直接に
接触し、こうして固体から液体へ、または固体から固体
への直接の熱伝導現象を行わせることができ、これによ
って生体細胞の熱移動速度を高めることができ、したが
って生体細胞の生存率が高い103°C/分以上の冷却
速度で、生体細胞の冷却を行うことができる。
生体細胞を冷却した後には、保持部材とともに、生体細
胞を一130℃未満の温度範囲で極低温液化ガスに浸漬
するようにしたので、生体細胞中の水は常に非晶質の氷
となっており、結晶の氷には転移せず、したがって生体
細胞を高い生存率で凍結したままで、保存することが可
能である。
胞を一130℃未満の温度範囲で極低温液化ガスに浸漬
するようにしたので、生体細胞中の水は常に非晶質の氷
となっており、結晶の氷には転移せず、したがって生体
細胞を高い生存率で凍結したままで、保存することが可
能である。
生体細胞は、たとえば赤血球および血小板などの血液細
胞、骨髄細胞、精子、卵子ならびに培養細胞などであっ
てもよい。
胞、骨髄細胞、精子、卵子ならびに培養細胞などであっ
てもよい。
実施例
第1図は、本発明の一実施例の全体の構成を示す断面図
である。基台1上に立設された支柱2の上部には、案内
ローラ3が設けられ、案内棒4が鉛直方向に昇降可能と
なっている。この案内棒4の下部には取付体5が固定さ
れており、この取付体5の下端部には試料台である取付
部材6が着脱可能に取付けられる。取付体5にはまた、
強磁性材料、たとえば鉄などから成る環状の吸着部材7
が固定される。
である。基台1上に立設された支柱2の上部には、案内
ローラ3が設けられ、案内棒4が鉛直方向に昇降可能と
なっている。この案内棒4の下部には取付体5が固定さ
れており、この取付体5の下端部には試料台である取付
部材6が着脱可能に取付けられる。取付体5にはまた、
強磁性材料、たとえば鉄などから成る環状の吸着部材7
が固定される。
基台1上には、寒剤である極低温液化ガス、たとえば液
体ヘリウム8が貯留された容器9が設けられており、こ
の容器9には接続口10からヘリウムガスが供給される
。容器9内に設けられた筒体11の下端部は液体ヘリウ
ム8に浸漬されており、その上端部は、断熱材から成る
コンテナ12の下部に開口している。このコンテナ12
内には冷却部材13が配置され、この冷却部材13の外
周面とコンテナ12の内周面との間の空間14から気化
したヘリウムガスが放散される。
体ヘリウム8が貯留された容器9が設けられており、こ
の容器9には接続口10からヘリウムガスが供給される
。容器9内に設けられた筒体11の下端部は液体ヘリウ
ム8に浸漬されており、その上端部は、断熱材から成る
コンテナ12の下部に開口している。このコンテナ12
内には冷却部材13が配置され、この冷却部材13の外
周面とコンテナ12の内周面との間の空間14から気化
したヘリウムガスが放散される。
冷却部材13は、熱良導体である高純度の銀、銀などの
金属であってもよく、あるいはまたサファイアなどの材
料から成ってもよく、その熱容Iは生体細胞である試料
25(次に述べる第2図参照)などよりら充分に大きく
選ばれ、したがって冷却部材13は常に極低温、たとえ
ば−269℃付近に保たれる。液体ヘリウムに代えて、
液体窒素を用いることもでき、そのとき冷却部材13は
一196℃付近に冷却されて保たれる。
金属であってもよく、あるいはまたサファイアなどの材
料から成ってもよく、その熱容Iは生体細胞である試料
25(次に述べる第2図参照)などよりら充分に大きく
選ばれ、したがって冷却部材13は常に極低温、たとえ
ば−269℃付近に保たれる。液体ヘリウムに代えて、
液体窒素を用いることもでき、そのとき冷却部材13は
一196℃付近に冷却されて保たれる。
冷却部材13の上端面16は、水平であり、鏡面仕上げ
が施される。
が施される。
コンテナ12は取付片17によって支柱2に固定されて
おり、この取付片17には永久磁石片18が固定されて
おり、これによって吸着部材7を磁気吸着することがで
きる。コンテナ12の上部は、M19によって開閉可能
とされる。
おり、この取付片17には永久磁石片18が固定されて
おり、これによって吸着部材7を磁気吸着することがで
きる。コンテナ12の上部は、M19によって開閉可能
とされる。
第2図は、取付部材6付近の分解斜視図である。
取1寸部材6の下部は環状にくびれな係止部20となっ
ており、その下端面21は水平である。この下端面21
上には、生木細胞である試料25を保持する保持部材2
2が着脱可能に収付けられる。
ており、その下端面21は水平である。この下端面21
上には、生木細胞である試料25を保持する保持部材2
2が着脱可能に収付けられる。
第3図は、保持部材22付近の拡大断面図である。保持
部材22は、環状の合成樹脂材料などの断熱材から成る
スペーサ23と、熱良導体、たとえばアルミニウムフォ
イルなどから成るシート24とを有し、スペーサ23と
シート24とは接着剤によって固定される。シート24
の厚みは、たとえば10μmとし、その熱容量を充分に
小さく選ぶ。このシート24のスペーサ23によって囲
まれた下面は、試料25がたとえばマイクロピペットな
どによって載置されて、保持するための領域24aとな
っており、この試料は第3図において参照符25で示さ
れる。シート24の外周部には、係止片26が周方向に
間隔をあけて形成されており、この係止片26を仮想線
27で示す状態から矢符28のように折曲げて、取付部
材6の係止部20に係止し、こうして保持部材22を取
付部材6に取付けることができ、またこの係止片26を
矢符28の逆方向に開いて、保持部材22を取付部材6
から取外すことができる。
部材22は、環状の合成樹脂材料などの断熱材から成る
スペーサ23と、熱良導体、たとえばアルミニウムフォ
イルなどから成るシート24とを有し、スペーサ23と
シート24とは接着剤によって固定される。シート24
の厚みは、たとえば10μmとし、その熱容量を充分に
小さく選ぶ。このシート24のスペーサ23によって囲
まれた下面は、試料25がたとえばマイクロピペットな
どによって載置されて、保持するための領域24aとな
っており、この試料は第3図において参照符25で示さ
れる。シート24の外周部には、係止片26が周方向に
間隔をあけて形成されており、この係止片26を仮想線
27で示す状態から矢符28のように折曲げて、取付部
材6の係止部20に係止し、こうして保持部材22を取
付部材6に取付けることができ、またこの係止片26を
矢符28の逆方向に開いて、保持部材22を取付部材6
から取外すことができる。
シート24と取付部材6の下端面21との間には、温度
検出素子としての熱電対29が介在される。このような
熱電対29は、接着層43に部分的に埋込まれて取付部
材6の下端面21に取付けられる。接着層43は、たと
えば粘着性を有する、いわゆる合成開眼などから成るい
わゆる両面テープであってもよく、熱電対29の接続部
分21は接着層43から露出して、シート24に当接す
る。
検出素子としての熱電対29が介在される。このような
熱電対29は、接着層43に部分的に埋込まれて取付部
材6の下端面21に取付けられる。接着層43は、たと
えば粘着性を有する、いわゆる合成開眼などから成るい
わゆる両面テープであってもよく、熱電対29の接続部
分21は接着層43から露出して、シート24に当接す
る。
接着143は、断熱層としての働きを兼ねており、試料
25およびシート24の高速度の冷却を確実にする。こ
の熱電対29は、熱容量が充分に小さくなるようにする
ために、異種金属から成る細線30から成り、その接続
部分31はシート24の前記領域24aとは反対側の表
面24bに接触する。こうして領域24a、したがって
試料25の温度を高精度で検出することができる。細線
30は、たとえばコンスタンタンと銅とからそれぞれ成
ってもよい、細線30間の熱起電力を電圧計たとえばオ
シロスコープ32によって測定することによって、試料
25の温度を測定することができる。
25およびシート24の高速度の冷却を確実にする。こ
の熱電対29は、熱容量が充分に小さくなるようにする
ために、異種金属から成る細線30から成り、その接続
部分31はシート24の前記領域24aとは反対側の表
面24bに接触する。こうして領域24a、したがって
試料25の温度を高精度で検出することができる。細線
30は、たとえばコンスタンタンと銅とからそれぞれ成
ってもよい、細線30間の熱起電力を電圧計たとえばオ
シロスコープ32によって測定することによって、試料
25の温度を測定することができる。
案内棒4には、突起34が形成されており、電磁プラン
ジャ35によって駆動されるストッパ36が突起34に
当接している状態では、案内棒4は上方位置で保たれ、
電磁ソレノイド35が励磁されることによって、突起3
4とストッパ3゛6とが外れて、案内棒4がその自重で
、取付体5および取付部材6などとともに、落下するこ
とができる。
ジャ35によって駆動されるストッパ36が突起34に
当接している状態では、案内棒4は上方位置で保たれ、
電磁ソレノイド35が励磁されることによって、突起3
4とストッパ3゛6とが外れて、案内棒4がその自重で
、取付体5および取付部材6などとともに、落下するこ
とができる。
試料25の凍結保存の手順を述べると、先ず取付部材6
を取付体5から取外した状態で、取+=1部材6には保
持部材22を固定しておき、領域24aを上方に向けた
姿勢で、前述のようにマイクロピペットによって、生体
細胞である試料25を領域24aに付着して保持する。
を取付体5から取外した状態で、取+=1部材6には保
持部材22を固定しておき、領域24aを上方に向けた
姿勢で、前述のようにマイクロピペットによって、生体
細胞である試料25を領域24aに付着して保持する。
コンテナ12は、蓋1つによって閉じたままとしておき
、これによって冷却部材13は一130℃未満の極低温
に保っておく。
、これによって冷却部材13は一130℃未満の極低温
に保っておく。
そこで、取付部材6を取付体5に固定する1塁1っは、
コンテナ12を閉じているので、冷却部材13の上端面
16に空気中の酸素、窒素および水分等(たとえばCO
2>が結露して付着することを防ぐことができるととも
に、液体ヘリウムの気化したガスが試料25に接触して
、その試料25が不所望に冷却されるのを防ぐ。
コンテナ12を閉じているので、冷却部材13の上端面
16に空気中の酸素、窒素および水分等(たとえばCO
2>が結露して付着することを防ぐことができるととも
に、液体ヘリウムの気化したガスが試料25に接触して
、その試料25が不所望に冷却されるのを防ぐ。
そこで次に、謔19f!:移動してコンテナ12の上部
を開き、その状態で電磁ソレノイド35を励磁して、突
起34からストッパ36を外す、これによって、案内棒
4はローラ3によって案内されて取付体5、取付部材6
および保持部材22などが自重で落下する。これによっ
て、スペーサ23の下面23aは、第4図に明らかに示
されるように、冷却部材13の上端面16に衝突し、試
料25は鏡面仕上げされている上端面16に当接して圧
着される。スペーサ23は、試料25が過大な圧力で圧
縮されることを防いで、試料25を保護する。吸着片7
は、永久磁石片18によって磁気吸着され、こうして保
持部材22のスペーサ23が冷却部材13の上端面16
に衝突したときにおける上下の変動を防ぎ、試料25を
上端面16に圧着させる。これによって、試料25は1
03°C/分以上の冷却速度で、好ましくは104℃/
分以上の冷却速度で急速に冷却される。そのため、試料
25の生存率を高くすることができる。
を開き、その状態で電磁ソレノイド35を励磁して、突
起34からストッパ36を外す、これによって、案内棒
4はローラ3によって案内されて取付体5、取付部材6
および保持部材22などが自重で落下する。これによっ
て、スペーサ23の下面23aは、第4図に明らかに示
されるように、冷却部材13の上端面16に衝突し、試
料25は鏡面仕上げされている上端面16に当接して圧
着される。スペーサ23は、試料25が過大な圧力で圧
縮されることを防いで、試料25を保護する。吸着片7
は、永久磁石片18によって磁気吸着され、こうして保
持部材22のスペーサ23が冷却部材13の上端面16
に衝突したときにおける上下の変動を防ぎ、試料25を
上端面16に圧着させる。これによって、試料25は1
03°C/分以上の冷却速度で、好ましくは104℃/
分以上の冷却速度で急速に冷却される。そのため、試料
25の生存率を高くすることができる。
第5図は、試料25の冷却速度と生存率との関係を示す
本件発明者の実験結果を示すグラフである。生存率は、
ライン11,12間の範囲内にある1本件発明に従って
、試料25の冷却速度を103°C/分以上とすること
によって、生存率を高めることができ、特にその冷却速
度104℃/分以上とすることによって生存率をほぼ1
00%とすることができることが判る。
本件発明者の実験結果を示すグラフである。生存率は、
ライン11,12間の範囲内にある1本件発明に従って
、試料25の冷却速度を103°C/分以上とすること
によって、生存率を高めることができ、特にその冷却速
度104℃/分以上とすることによって生存率をほぼ1
00%とすることができることが判る。
冷却部材13の上端面16は、前述のように鏡面仕上げ
されているので、試料25の熱伝導が極めて良好であり
、しかもこの冷却部材13の熱容量は、試料25、シー
ト24および温度検出素子29の各熱容量に比べて充分
に大きいので、その上端面16の温度はほぼ一定であり
、このことによって、試料25を確実に、高速度で冷却
することができ、その試料25に含まれている水分は非
晶質で凍結され、たとえ氷晶が生成されても、それは臣
めて[Hl 41であって、生体細胞が凍害を受けるこ
とはない、試料25と冷却部材13の上端面16との接
触状懸は、たとえば2〜3秒間保ってもよい。
されているので、試料25の熱伝導が極めて良好であり
、しかもこの冷却部材13の熱容量は、試料25、シー
ト24および温度検出素子29の各熱容量に比べて充分
に大きいので、その上端面16の温度はほぼ一定であり
、このことによって、試料25を確実に、高速度で冷却
することができ、その試料25に含まれている水分は非
晶質で凍結され、たとえ氷晶が生成されても、それは臣
めて[Hl 41であって、生体細胞が凍害を受けるこ
とはない、試料25と冷却部材13の上端面16との接
触状懸は、たとえば2〜3秒間保ってもよい。
そこで次に、案内棒4を上昇して試料25と冷却部材1
3の上端面16とを離間し、ソレノイド35を消磁して
ストッパ36によって突起34を支えた状悪どし、この
状態で、次回の試料の凍結のために、取付体5から取付
部材6を取外し、第6図で示されるように、デユワ−ピ
ンまたは合成樹脂製容器などの禮38内に貯留されてい
る液体窒素3つ内に浸漬する。この液体窒素39内ζ、
ビ〉′セットを用いてシート24の係止片26を前述の
第3図の仮想線27で示すように開いて、試r125と
一体的となっている保持部材22を取付部材6から取外
す。そこで、試料25および保持部材22を、き成樹脂
製容器40内に液体窒素3つ内で、収納し、第7図に示
されるようにして断熱保存容器41に貯留されている液
体窒素42内に貯留する。こうして生体細胞を高い生存
率で、130℃未満の温度範囲で、その生体細胞の水分
が結晶に転移しない状態で、保存することができる。
3の上端面16とを離間し、ソレノイド35を消磁して
ストッパ36によって突起34を支えた状悪どし、この
状態で、次回の試料の凍結のために、取付体5から取付
部材6を取外し、第6図で示されるように、デユワ−ピ
ンまたは合成樹脂製容器などの禮38内に貯留されてい
る液体窒素3つ内に浸漬する。この液体窒素39内ζ、
ビ〉′セットを用いてシート24の係止片26を前述の
第3図の仮想線27で示すように開いて、試r125と
一体的となっている保持部材22を取付部材6から取外
す。そこで、試料25および保持部材22を、き成樹脂
製容器40内に液体窒素3つ内で、収納し、第7図に示
されるようにして断熱保存容器41に貯留されている液
体窒素42内に貯留する。こうして生体細胞を高い生存
率で、130℃未満の温度範囲で、その生体細胞の水分
が結晶に転移しない状態で、保存することができる。
試料25の温度は熱電対2つによって測定され、この試
料25は、熱容量の小さい熱良導体であるシート2・1
の領域24aに広い面積で接触し、したがって試料25
の温度を間接的に、高精度で測定することができる。そ
のため、生木細胞である試料25の急速凍結時における
温度変化を観察することができる。
料25は、熱容量の小さい熱良導体であるシート2・1
の領域24aに広い面積で接触し、したがって試料25
の温度を間接的に、高精度で測定することができる。そ
のため、生木細胞である試料25の急速凍結時における
温度変化を観察することができる。
保持部材22のスペーサ23の厚みt(前述の第3図参
照)を、たとえば15.25および50μmに変化して
、熱電対2つを用いてその試料25の温度の時間経過を
観察することによって、試料25の厚み方向の各部位の
組織が、どの程度の冷却速度で冷却されているかを正確
に知ることができ、これによって液体ヘリウムなどの寒
剤すなわち冷媒の違い、冷却部材13の材質の違い、〜
冷却部材13の上端面16からの試料25の深さの違い
によって冷却速度に及ぼす影響を知ることができる。こ
れによって、最適な冷却方法を見つけることが可能にな
る。
照)を、たとえば15.25および50μmに変化して
、熱電対2つを用いてその試料25の温度の時間経過を
観察することによって、試料25の厚み方向の各部位の
組織が、どの程度の冷却速度で冷却されているかを正確
に知ることができ、これによって液体ヘリウムなどの寒
剤すなわち冷媒の違い、冷却部材13の材質の違い、〜
冷却部材13の上端面16からの試料25の深さの違い
によって冷却速度に及ぼす影響を知ることができる。こ
れによって、最適な冷却方法を見つけることが可能にな
る。
水な始めとする液体は、冷却速度を上げることによって
、生成する結晶の大きさが小さくなり、やがては非晶質
、すなわちアモルファス状となる。
、生成する結晶の大きさが小さくなり、やがては非晶質
、すなわちアモルファス状となる。
生体細胞は、生成する氷晶の大きさが10nm未満、ま
たは非晶コ状であれば、凍結解凍後も生存していると考
えられており、そういった状態含確実に遺りだすために
本発明を実施することができる。
たは非晶コ状であれば、凍結解凍後も生存していると考
えられており、そういった状態含確実に遺りだすために
本発明を実施することができる。
本件発明者の実験によれば、液体ヘリウム8を用いて、
試[[25を一269℃け近まて冷却したとき、その試
f125は1100Ji以上の厚みに亘って、6X10
’°C/分以上の冷却速度が達成された。また、液体ヘ
リウム8の代りに液体窒素を用いて、試「I25を一1
90℃1」近まで冷却した場合、50μ「11以上の厚
みに亘って、6×10″°C7′分以上の冷却速度が達
成された。このときの試料25は、たとえば赤血球細胞
である。このようにして、生体細胞を凍結することによ
って、含水率が低く、容易に非晶質で凍結可能な細胞は
もとより、血球細胞のような高含水率の細胞においてら
、凍害保護剤を用いることなしに、凍結保存可能となり
、熱電対29によってその温度をfl!察することによ
って、生存率の予測を行うことができる。
試[[25を一269℃け近まて冷却したとき、その試
f125は1100Ji以上の厚みに亘って、6X10
’°C/分以上の冷却速度が達成された。また、液体ヘ
リウム8の代りに液体窒素を用いて、試「I25を一1
90℃1」近まで冷却した場合、50μ「11以上の厚
みに亘って、6×10″°C7′分以上の冷却速度が達
成された。このときの試料25は、たとえば赤血球細胞
である。このようにして、生体細胞を凍結することによ
って、含水率が低く、容易に非晶質で凍結可能な細胞は
もとより、血球細胞のような高含水率の細胞においてら
、凍害保護剤を用いることなしに、凍結保存可能となり
、熱電対29によってその温度をfl!察することによ
って、生存率の予測を行うことができる。
第8図は、本発明の他の実施例の断面図である。
この実施例では、前述の熱電対2つに代えて、熱電対4
4が用いられる。この熱電対44は、コンスタンクンの
薄膜45の表面に銅の層46を、蒸着またはスパッタリ
ングなどの薄膜技術を用いて形成し、こうしてコンスタ
ンタンと銅との接続部分の全体の形状を扇子にし、コン
スタンタンおよび銅の素線47,48を電圧計49に接
続する。
4が用いられる。この熱電対44は、コンスタンクンの
薄膜45の表面に銅の層46を、蒸着またはスパッタリ
ングなどの薄膜技術を用いて形成し、こうしてコンスタ
ンタンと銅との接続部分の全体の形状を扇子にし、コン
スタンタンおよび銅の素線47,48を電圧計49に接
続する。
層46にはスペーサ23が介在され、試料25が層46
の領域46aに保持される。この層46とスペーサ23
とは、試料25を保持するための保持部材としての働き
を兼ねる。このような構成によれば、熱電対44の熱容
量をさらに小さくして、試「I25が冷却部材13の上
端面16に接触したときにおける温度計測における精度
の向上を、さらに図ることができる。
の領域46aに保持される。この層46とスペーサ23
とは、試料25を保持するための保持部材としての働き
を兼ねる。このような構成によれば、熱電対44の熱容
量をさらに小さくして、試「I25が冷却部材13の上
端面16に接触したときにおける温度計測における精度
の向上を、さらに図ることができる。
第9図は、第1図〜第7図の実施例の本件発明者による
実験結果を示すグラフである。熱電対2つの熱起電力は
電圧計32としてのオシロスコープによってaSされ、
スペーサ23の厚みtは50μmとし、試料25は血液
30μ!であり、第91121(1)によって得られた
温度の時間変化は、時間W1が拡大されて第9図(2)
で示されている。この実験によれば、冷却速度2、I
X 10’℃/分が得られたことが確認された。
実験結果を示すグラフである。熱電対2つの熱起電力は
電圧計32としてのオシロスコープによってaSされ、
スペーサ23の厚みtは50μmとし、試料25は血液
30μ!であり、第91121(1)によって得られた
温度の時間変化は、時間W1が拡大されて第9図(2)
で示されている。この実験によれば、冷却速度2、I
X 10’℃/分が得られたことが確認された。
本発明では、熱電対29.44は省略されてもよく、こ
のとき保持部材22の一シート24は、熱不良4体、す
なわち断熱材、たとえばテフロン(商品名)などの合成
樹脂から成ってもよい。
のとき保持部材22の一シート24は、熱不良4体、す
なわち断熱材、たとえばテフロン(商品名)などの合成
樹脂から成ってもよい。
スペーサ23は前述のように合成樹脂などの断熱材から
成り、たとえばテフロンがら成ってもよい 試料としてマイクロピペットによる液体状のものの付着
保持以外に、固体試料(たとえば肉片、細胞塊)をピン
セットで付着保持することもありうる。生木細胞の高速
冷却後、それを極低温液化ガスの気化した極低温ガス雰
囲気中に保持してもよい。
成り、たとえばテフロンがら成ってもよい 試料としてマイクロピペットによる液体状のものの付着
保持以外に、固体試料(たとえば肉片、細胞塊)をピン
セットで付着保持することもありうる。生木細胞の高速
冷却後、それを極低温液化ガスの気化した極低温ガス雰
囲気中に保持してもよい。
発明の効果
以上のように本発明によれば、釜水率の高い生体細胞を
、高い生存率で、凍結保存することが始めて可能になる
。
、高い生存率で、凍結保存することが始めて可能になる
。
第1図は本発明の一実施例の全体の構成を示す断面図、
第2図は取(=f部材6付近の分解斜視図、第3図は保
持部材22付近の拡大断面図、第4図は試料25を冷却
部材13の上端面16に圧着している状態を示す断面図
、第5図は生体細胞である試「125とその生存率との
関係を示すグラフ、第6図は試料25の急速冷凍後に保
持部材22f!:収f・を部材6がら取外ず作業を示す
斜視図、第7図は試f:l 25を保存凍結した状態て
保存するときの構造3示す断面図、第8図は本発明の池
の実施例の断面図、第9[2Iは第1図〜第7図の実施
例の本件発明者による実験結果を示すグラフである。 5・・・取付体、6・・・取付部材、8・・・液体ヘリ
ウム、12・コンテナ、13・・・冷却部材、16・・
・上端面、22・・・保持部材、23・・・スペーサ、
24・・・シート、25・・試料、29.44・・・熱
電対、32.49電圧計、43・・・接着層
第2図は取(=f部材6付近の分解斜視図、第3図は保
持部材22付近の拡大断面図、第4図は試料25を冷却
部材13の上端面16に圧着している状態を示す断面図
、第5図は生体細胞である試「125とその生存率との
関係を示すグラフ、第6図は試料25の急速冷凍後に保
持部材22f!:収f・を部材6がら取外ず作業を示す
斜視図、第7図は試f:l 25を保存凍結した状態て
保存するときの構造3示す断面図、第8図は本発明の池
の実施例の断面図、第9[2Iは第1図〜第7図の実施
例の本件発明者による実験結果を示すグラフである。 5・・・取付体、6・・・取付部材、8・・・液体ヘリ
ウム、12・コンテナ、13・・・冷却部材、16・・
・上端面、22・・・保持部材、23・・・スペーサ、
24・・・シート、25・・試料、29.44・・・熱
電対、32.49電圧計、43・・・接着層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 生体細胞を保持部材に保持し、 この生体細胞を、極低温に冷却された熱良導体から成る
冷却部材に、当接させて、 10^3℃/分以上の冷却速度で冷却し、 その冷却後に、保持部材とともに、生体細胞を、−13
0℃未満の温度範囲で、極低温液化ガスに浸漬すること
、あるいは当該ガス雰囲気中に保持することを特徴とす
る生体細胞の凍結保存方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27339189A JPH03133901A (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 生体細胞の凍結保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27339189A JPH03133901A (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 生体細胞の凍結保存方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03133901A true JPH03133901A (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=17527246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27339189A Pending JPH03133901A (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 生体細胞の凍結保存方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03133901A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1018983A5 (nl) * | 2009-12-21 | 2011-12-06 | Dohmeyer Scient Applic Nv | Cryopreservatie middels twee cryogene stoffen. |
| JP2012166084A (ja) * | 2005-06-21 | 2012-09-06 | Pervasis Therapeutics Inc | 脈管アクセスを改善するための方法および組成物 |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP27339189A patent/JPH03133901A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012166084A (ja) * | 2005-06-21 | 2012-09-06 | Pervasis Therapeutics Inc | 脈管アクセスを改善するための方法および組成物 |
| BE1018983A5 (nl) * | 2009-12-21 | 2011-12-06 | Dohmeyer Scient Applic Nv | Cryopreservatie middels twee cryogene stoffen. |
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