JPH0313547A - 熱交換器用高強度アルミニウム合金フイン材の製造方法 - Google Patents
熱交換器用高強度アルミニウム合金フイン材の製造方法Info
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- JPH0313547A JPH0313547A JP14833689A JP14833689A JPH0313547A JP H0313547 A JPH0313547 A JP H0313547A JP 14833689 A JP14833689 A JP 14833689A JP 14833689 A JP14833689 A JP 14833689A JP H0313547 A JPH0313547 A JP H0313547A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、アルミニウム合金製熱交換器に用いられるフ
ィン材の製造方法に関し、特に冷却水や作動流体の通路
材(管材または形材)にフィン材をろう付けし熱交換器
を組み立てる場合に、ろう付は時の加熱に対して優れた
耐高温座屈性を示すと共に、ろう付は後冷却水や作動流
体の通路材に対する犠牲陽極効果及び高強度でコルゲー
ション加工性に優れたアルミニウム合金フィン材の製造
方法に関するものである。
ィン材の製造方法に関し、特に冷却水や作動流体の通路
材(管材または形材)にフィン材をろう付けし熱交換器
を組み立てる場合に、ろう付は時の加熱に対して優れた
耐高温座屈性を示すと共に、ろう付は後冷却水や作動流
体の通路材に対する犠牲陽極効果及び高強度でコルゲー
ション加工性に優れたアルミニウム合金フィン材の製造
方法に関するものである。
[従来の技術]
従来、アルミニウム合金製熱交換器は、自動車などのラ
ジェータ、エアコン、インタークーラーやオイルクーラ
ーなどの熱交換器として使用されている。
ジェータ、エアコン、インタークーラーやオイルクーラ
ーなどの熱交換器として使用されている。
アルミニウム合金製熱交換器は、例えば第1図m (
0)および第2図に示すよう1こAl−Cu系合金、A
l−Mn系合金、A 1− M n −Cu系合金など
の通路材料(管あるいは形材が使用される)1.5に、
通路材料に比較して電気化学的に卑な合金のフィン材3
,6が、ろう付けにより組み立てられている。この場合
通路材料あるいはフィン材のいずれか一方または両方に
Al−Si系やAl−8t −Mg系ろう材をクラッド
したプレージングシートが用いられる。
0)および第2図に示すよう1こAl−Cu系合金、A
l−Mn系合金、A 1− M n −Cu系合金など
の通路材料(管あるいは形材が使用される)1.5に、
通路材料に比較して電気化学的に卑な合金のフィン材3
,6が、ろう付けにより組み立てられている。この場合
通路材料あるいはフィン材のいずれか一方または両方に
Al−Si系やAl−8t −Mg系ろう材をクラッド
したプレージングシートが用いられる。
第1図(イ)、(a)における2はヘッダープレートで
ある。この場合、電気化学的に卑なフィン材3.6の犠
牲陽極効果を利用して通路材料1.5が防食されている
。フィン材3.6は、ろう付は時の高温加熱によって、
その強度が著しく低下して変形したり、ろう材中のSt
がフィン材中に拡散して座屈したりするため、この加熱
によって変形や座屈が生じないように優れた耐高温座屈
性が要求される。したがって、アルミニウム合金フィン
材には、従来からAl−Mn系の合金が用いられ、これ
にさらに、上記特性を加味するために種々の元素が添加
されているものが提案されている。例えば、電気化学的
に卑にするためにZnSSnなどが添加されているもの
が提案されている。しかし、Zn、Snなどの元素を含
有する場合はろう付は性(高温座屈性)が不良になりや
すいので、例えばSn。
ある。この場合、電気化学的に卑なフィン材3.6の犠
牲陽極効果を利用して通路材料1.5が防食されている
。フィン材3.6は、ろう付は時の高温加熱によって、
その強度が著しく低下して変形したり、ろう材中のSt
がフィン材中に拡散して座屈したりするため、この加熱
によって変形や座屈が生じないように優れた耐高温座屈
性が要求される。したがって、アルミニウム合金フィン
材には、従来からAl−Mn系の合金が用いられ、これ
にさらに、上記特性を加味するために種々の元素が添加
されているものが提案されている。例えば、電気化学的
に卑にするためにZnSSnなどが添加されているもの
が提案されている。しかし、Zn、Snなどの元素を含
有する場合はろう付は性(高温座屈性)が不良になりや
すいので、例えばSn。
ZnのほかにMgSMn5Feを調整した合金鋳塊を、
加熱、熱間圧延および70%以上の冷間圧延を行い、最
終焼鈍(軟化)後に15〜30%の冷間圧延仕上げする
方法(特開昭58−31070)、また、Sn、Znの
ほかにMg、Mn5F e。
加熱、熱間圧延および70%以上の冷間圧延を行い、最
終焼鈍(軟化)後に15〜30%の冷間圧延仕上げする
方法(特開昭58−31070)、また、Sn、Znの
ほかにMg、Mn5F e。
Si、Zrを調整した合金鋳塊を、加熱、熱間圧延およ
び70%以上の冷間圧延を行い、最終焼鈍(軟化)後1
5〜30%の冷間圧延仕上げする方法(特開昭60−2
15729)等が提案されている。
び70%以上の冷間圧延を行い、最終焼鈍(軟化)後1
5〜30%の冷間圧延仕上げする方法(特開昭60−2
15729)等が提案されている。
これらにおいては、焼鈍(軟化)は300〜450℃で
実施することがろう付性の観点から重要とされている。
実施することがろう付性の観点から重要とされている。
[発明が解決しようとする課題]
従来使用され、または提案されてきた、上記Al−Mn
系合金フィン材(プレージングシート)に対して、最近
は軽量化のほかにコスト低減などの要求が強く、これに
対応するためには構成材料を薄肉化したり、安価な材料
が要求されるようになった。しかしながら上記のような
フィン材を従来の方法で製造すると、引張強さハ17〜
20kg1’/ms ”程度、耐カバ18〜19kgf
’/sg+’程度(特開昭58−31070号、特開昭
80−215729号)になり、薄肉化すると強度不足
による開局が生じる。すなわち、フィンをコルゲート加
工した後のスプリングバックが小さいために、自由長が
短くなったり、あるいはコルゲートフィンと通路部材を
組付けるときにフィンがつぶれるという、いわゆる常温
座屈が発生する。また、冷間圧延の加工度を亮くし、フ
ィン材の引張強さを23〜29kgf/as’ 、耐力
を22〜28kgf/am 21.:すると上記の問題
は解決するが、ろう付は時に再結晶粒が小さくなり、フ
ィンあるいはフィン材の芯材中にろう材中のSiが拡散
し、高温座屈が生じる。
系合金フィン材(プレージングシート)に対して、最近
は軽量化のほかにコスト低減などの要求が強く、これに
対応するためには構成材料を薄肉化したり、安価な材料
が要求されるようになった。しかしながら上記のような
フィン材を従来の方法で製造すると、引張強さハ17〜
20kg1’/ms ”程度、耐カバ18〜19kgf
’/sg+’程度(特開昭58−31070号、特開昭
80−215729号)になり、薄肉化すると強度不足
による開局が生じる。すなわち、フィンをコルゲート加
工した後のスプリングバックが小さいために、自由長が
短くなったり、あるいはコルゲートフィンと通路部材を
組付けるときにフィンがつぶれるという、いわゆる常温
座屈が発生する。また、冷間圧延の加工度を亮くし、フ
ィン材の引張強さを23〜29kgf/as’ 、耐力
を22〜28kgf/am 21.:すると上記の問題
は解決するが、ろう付は時に再結晶粒が小さくなり、フ
ィンあるいはフィン材の芯材中にろう材中のSiが拡散
し、高温座屈が生じる。
本発明の目的は、優れた強度、耐高温座屈性、犠牲陽極
性および成形加工性を有するアルミニウム合金フィン材
(プレージングシート)を安価に製造する方法を提供す
るものである。
性および成形加工性を有するアルミニウム合金フィン材
(プレージングシート)を安価に製造する方法を提供す
るものである。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、Al−Mn−Zn系合金の強度、熱伝導
性、高温座屈性および成形加工性について、組成および
製造条件について種々研究を重ねた結果、鋳塊の均質化
処理条件を適正化すること、最終冷間圧延前の焼鈍を低
温度で行うことにより完全に再結晶させないこと、を組
み合せれば、高い強度と耐高温座屈性を兼備したフィン
材にできることを知見した。また、熱間圧延の加熱温度
、最終冷間圧延の加工度を適正に保つことが必要である
ことを見いだし、本発明を完成した。すなわち、本発明
の要旨は、Mn : 0.5〜1.5%、Z n :
0.5〜2.0%、F e : 0.05〜0.7
0%を含有し、さらに必要に応じCr : 0.05〜
0.20%、Z r : 0,05〜0.20%、T
i : 0.05〜0.20%、V : 0.05〜0
.20%のうち1種または2種以上を含有し、残部が不
可避的不純物およびA1からなる合金の鋳塊を、400
〜560℃で均質化処理した後、Al−8t系またはA
lAl−Si−系合金を皮材として複合材としたものを
、400〜550℃に加熱して熱間圧延した後、冷間圧
延を施し、240℃以上300℃未満で焼鈍した後に、
さらに5〜40%の圧下率で冷間仕上げ圧延を行う、熱
交換器用高強度アルミニウム合金フィン材の製造方法で
ある。
性、高温座屈性および成形加工性について、組成および
製造条件について種々研究を重ねた結果、鋳塊の均質化
処理条件を適正化すること、最終冷間圧延前の焼鈍を低
温度で行うことにより完全に再結晶させないこと、を組
み合せれば、高い強度と耐高温座屈性を兼備したフィン
材にできることを知見した。また、熱間圧延の加熱温度
、最終冷間圧延の加工度を適正に保つことが必要である
ことを見いだし、本発明を完成した。すなわち、本発明
の要旨は、Mn : 0.5〜1.5%、Z n :
0.5〜2.0%、F e : 0.05〜0.7
0%を含有し、さらに必要に応じCr : 0.05〜
0.20%、Z r : 0,05〜0.20%、T
i : 0.05〜0.20%、V : 0.05〜0
.20%のうち1種または2種以上を含有し、残部が不
可避的不純物およびA1からなる合金の鋳塊を、400
〜560℃で均質化処理した後、Al−8t系またはA
lAl−Si−系合金を皮材として複合材としたものを
、400〜550℃に加熱して熱間圧延した後、冷間圧
延を施し、240℃以上300℃未満で焼鈍した後に、
さらに5〜40%の圧下率で冷間仕上げ圧延を行う、熱
交換器用高強度アルミニウム合金フィン材の製造方法で
ある。
[作 用]
次に本発明が上記の通り、その合金の成分組成範囲およ
び製造条件を限定した理由について説明する。
び製造条件を限定した理由について説明する。
Mn
Mnはフィン材の強度向上、成形加工性の改良および耐
高温座屈性の改良のために0.5〜1.5%含有させる
。その含有量が0.5%未満では、その効果が十分でな
く、1.5%を越えると効果が飽和し、熱伝導性を劣化
させる。
高温座屈性の改良のために0.5〜1.5%含有させる
。その含有量が0.5%未満では、その効果が十分でな
く、1.5%を越えると効果が飽和し、熱伝導性を劣化
させる。
Mn
Znは、フィン材を電気化学的に卑にして犠牲陽極効果
を付与するために0.5〜2.0%含有させる。その含
有量が0.5%未満では効果が十分でなく2.0%を越
えると効果が飽和するばかりでなく、自己耐食性が劣化
する。
を付与するために0.5〜2.0%含有させる。その含
有量が0.5%未満では効果が十分でなく2.0%を越
えると効果が飽和するばかりでなく、自己耐食性が劣化
する。
Fe
Feは、Mnの固溶量を減少させて、合金の熱伝導度を
向上させるために0.05〜0.70%含有させる。そ
の含有量が0.05%未満では効果が十分でなく 、0
.70%を越えるとろう付は時の再結晶粒が微細になり
、耐高温座屈性が劣化する。
向上させるために0.05〜0.70%含有させる。そ
の含有量が0.05%未満では効果が十分でなく 、0
.70%を越えるとろう付は時の再結晶粒が微細になり
、耐高温座屈性が劣化する。
特に、本発明のように強度を高くするために焼鈍温度を
低くして完全再結晶をさせない場合には、ろう付は時の
再結晶粒が微細になりやすい傾向を有するので、Feが
0,70%を越えることは避けなければならない。
低くして完全再結晶をさせない場合には、ろう付は時の
再結晶粒が微細になりやすい傾向を有するので、Feが
0,70%を越えることは避けなければならない。
Cr、Zr、Ti5V
Cr、Zr、Ti5Vはいずれも耐高温座屈性を改善す
るために0.05〜0.20%含有させる。
るために0.05〜0.20%含有させる。
その含有量が0.05%未満ではその効果が十分でなく
、0.20%を越えると熱伝導率が低下する。
、0.20%を越えると熱伝導率が低下する。
次に製造条件を限定した理由について説明する。
上記のような組成の合金は、溶解−鋳造→均質化処理−
皮材との合せ圧延(熱間圧延)→冷間圧延−中間焼鈍−
最終冷間圧延の工程により製造される。但し、均質化処
理と熱間圧延前の加熱は、兼ねてもよい。また、中間焼
鈍は、1回に限らず2回以上実施してもよい。これらの
工程に於て均質化処理、熱間圧延、最終冷間圧延の直前
の焼鈍および最終冷間圧延は、次の条件で行わなければ
ならない。
皮材との合せ圧延(熱間圧延)→冷間圧延−中間焼鈍−
最終冷間圧延の工程により製造される。但し、均質化処
理と熱間圧延前の加熱は、兼ねてもよい。また、中間焼
鈍は、1回に限らず2回以上実施してもよい。これらの
工程に於て均質化処理、熱間圧延、最終冷間圧延の直前
の焼鈍および最終冷間圧延は、次の条件で行わなければ
ならない。
均質化処理温度
本発明のように、焼鈍温度が低く再結晶を完全にさせな
い場合には、ろう付は時の再結晶粒が微細になって耐高
温座屈性が不良になりやすいので、鋳塊均質化処理の温
度は特に厳密に守らなければならない。そして、Mn系
化合物を十分析出させ、高い耐高温座屈性を得るために
400〜560℃の温度範囲で行うことが必要である。
い場合には、ろう付は時の再結晶粒が微細になって耐高
温座屈性が不良になりやすいので、鋳塊均質化処理の温
度は特に厳密に守らなければならない。そして、Mn系
化合物を十分析出させ、高い耐高温座屈性を得るために
400〜560℃の温度範囲で行うことが必要である。
その温度が400℃未満ではMn系化合物(Al−Mn
、Al−Mn−Fe5Al −Mn−S i、 Al
−Mn−Fe−3Lなどの化合物)の析出が十分でない
ため、ろう付は時のフィン材の再結晶粒が微細になり、
耐高温座屈性が劣化する。また、560℃を越えると焼
鈍時に再結晶しやすく、最終フィン材の強度が低くなり
やすい。また、ろう付は時の再結晶粒が微細になり、耐
高温座屈性が劣化する。
、Al−Mn−Fe5Al −Mn−S i、 Al
−Mn−Fe−3Lなどの化合物)の析出が十分でない
ため、ろう付は時のフィン材の再結晶粒が微細になり、
耐高温座屈性が劣化する。また、560℃を越えると焼
鈍時に再結晶しやすく、最終フィン材の強度が低くなり
やすい。また、ろう付は時の再結晶粒が微細になり、耐
高温座屈性が劣化する。
熱間圧延
熱間圧延前の加熱温度は、圧延加工性や最終フィン材の
強度及び十分な耐高温座屈性を得るために、400〜5
60℃の範囲が好ましい。この温度が400℃未満では
圧延時耳割れが激しく、加工性が悪くなる。また、56
0℃を越えると焼鈍時に再結晶しやすく、最終フィン材
の強度が低下する。また、ろう付は時の再結晶粒が微細
になり、耐高温座屈性が劣化する。さらに、Al−Si
系、Al−Si −Mg系合金を皮材として合わせ材と
するためには、合わせ材を溶融させないように550℃
以下で行う必要がある。
強度及び十分な耐高温座屈性を得るために、400〜5
60℃の範囲が好ましい。この温度が400℃未満では
圧延時耳割れが激しく、加工性が悪くなる。また、56
0℃を越えると焼鈍時に再結晶しやすく、最終フィン材
の強度が低下する。また、ろう付は時の再結晶粒が微細
になり、耐高温座屈性が劣化する。さらに、Al−Si
系、Al−Si −Mg系合金を皮材として合わせ材と
するためには、合わせ材を溶融させないように550℃
以下で行う必要がある。
熱間圧延の上限温度は鋳塊の均質化処理温度の場合と同
様に特に厳密に守らなければならない。
様に特に厳密に守らなければならない。
焼鈍温度
焼鈍温度を通常より低くして行うことにより、耐高温座
屈性と成形加工に必要な強度を得るために240℃以上
300℃未満で行う必要がある。
屈性と成形加工に必要な強度を得るために240℃以上
300℃未満で行う必要がある。
この温度が240℃未満ではろう付は時の再結晶粒が微
細になり、耐高温座屈性が劣化する。また、300℃を
越えると、再結晶が部分的に生じ始め、最終フィン材の
強度が低くなる。
細になり、耐高温座屈性が劣化する。また、300℃を
越えると、再結晶が部分的に生じ始め、最終フィン材の
強度が低くなる。
最終冷間圧延
本発明は最終の冷間圧延を適切な圧下率で行うことによ
って強度を上げるとともに、ろう付は時の温度でフィン
材が再結晶を起こし、ろう材をフィン材に拡散させない
ようにして、耐高温座屈性を高めようとするものであり
、5〜40%の圧下率が必要である。その値が5%未満
では強度が低くなる。また、4096を越えると、ろう
付は時の再結晶粒が微細になり、耐高温座屈性が劣化す
る。
って強度を上げるとともに、ろう付は時の温度でフィン
材が再結晶を起こし、ろう材をフィン材に拡散させない
ようにして、耐高温座屈性を高めようとするものであり
、5〜40%の圧下率が必要である。その値が5%未満
では強度が低くなる。また、4096を越えると、ろう
付は時の再結晶粒が微細になり、耐高温座屈性が劣化す
る。
その他の工程、すなわち、溶解、鋳造、焼鈍前の冷間圧
延等は、常法に従って行う。なお、鋳塊均質化処理と熱
間圧延の加熱は、かねて1回で行ってもよい。また、焼
鈍は1回に限らず2回以上行ってもよい。その場合は、
最終冷間圧延の直前の焼鈍に於て、上記温度範囲を守れ
ばよい。
延等は、常法に従って行う。なお、鋳塊均質化処理と熱
間圧延の加熱は、かねて1回で行ってもよい。また、焼
鈍は1回に限らず2回以上行ってもよい。その場合は、
最終冷間圧延の直前の焼鈍に於て、上記温度範囲を守れ
ばよい。
[実施例]
実施例1
第1表に示す組成の合金を溶解、連続鋳造し、厚さ 1
75■■、長さ 175■の鋳塊を、第2表に示す温度
で均質化処理を施した後、長さ方向に切断の後、鋳塊長
さ方向を厚さ21gmとし・幅150ffl11、長さ
150mmの芯材素材とした。一方、JIS 40
45合金(Al−10%St合金)を同様に鋳造、面前
し、480℃にて熱間圧延を行い、厚さ 4.Siの皮
材とした。この皮材を芯材の両面に重ね合わせ、第2表
に示す条件で熱間圧延、冷間圧延、焼鈍および最終冷間
圧延を経て厚さ0.13a+o+のブレージングフィン
材を製造した。クラツド率は片面14%の両面クラッド
フィン材である。得られたブレージングフィン材につい
て引張試験、弗化物系フラックスを塗布して窒素ガス中
で600℃、3分間の加熱を行った後、自然電極電位を
測定した。自然電極電位は、酢酸でpH3に調整した3
%NaC1溶液中で1時間浸漬後にn1定した。また、
フィン材にコルゲート加工を施し、A I −0,35
M n −0,10Cu合金の押出多穴管と組み合わせ
て、第1図のような熱交換器コアを組立、これを弗化物
フラックスろう付けしたときの、ろう付は状況を調べた
。
75■■、長さ 175■の鋳塊を、第2表に示す温度
で均質化処理を施した後、長さ方向に切断の後、鋳塊長
さ方向を厚さ21gmとし・幅150ffl11、長さ
150mmの芯材素材とした。一方、JIS 40
45合金(Al−10%St合金)を同様に鋳造、面前
し、480℃にて熱間圧延を行い、厚さ 4.Siの皮
材とした。この皮材を芯材の両面に重ね合わせ、第2表
に示す条件で熱間圧延、冷間圧延、焼鈍および最終冷間
圧延を経て厚さ0.13a+o+のブレージングフィン
材を製造した。クラツド率は片面14%の両面クラッド
フィン材である。得られたブレージングフィン材につい
て引張試験、弗化物系フラックスを塗布して窒素ガス中
で600℃、3分間の加熱を行った後、自然電極電位を
測定した。自然電極電位は、酢酸でpH3に調整した3
%NaC1溶液中で1時間浸漬後にn1定した。また、
フィン材にコルゲート加工を施し、A I −0,35
M n −0,10Cu合金の押出多穴管と組み合わせ
て、第1図のような熱交換器コアを組立、これを弗化物
フラックスろう付けしたときの、ろう付は状況を調べた
。
以上の結果をまとめて第2表に示す。本発明例は、強度
が高く、自然電極電位が卑であり、ろう付は状況も良好
である。比較例は、製造条件のいずれかが満足されてい
ないため、強度が低いか、あるいはろう付は後にフィン
の座屈が生じている。
が高く、自然電極電位が卑であり、ろう付は状況も良好
である。比較例は、製造条件のいずれかが満足されてい
ないため、強度が低いか、あるいはろう付は後にフィン
の座屈が生じている。
第1表
すなわち、本発明例のNo、IA、2A、3A。
4A、5A、6A、7A、7B、7C,7D。
8A、9A、IOAは、引張強度が24kgf/l1m
2以上、耐力が23kgf’/■’以上と高く、自然
電極電位が−790から一880mVと電気化学的に卑
であり、ろう付は状況も良好である。
2以上、耐力が23kgf’/■’以上と高く、自然
電極電位が−790から一880mVと電気化学的に卑
であり、ろう付は状況も良好である。
これに対し、比較例のNo、IB、2B、3B。
4B、5B、6B、7E、8B、9B、IOBは、いず
れも鋳塊の均質化処理温度が560℃と高いため、引張
強さが21kgf’/ll1m2以下、耐力が20kg
1’/■2以下と低い。No、IC,2C,3C。
れも鋳塊の均質化処理温度が560℃と高いため、引張
強さが21kgf’/ll1m2以下、耐力が20kg
1’/■2以下と低い。No、IC,2C,3C。
4C,5C,6C,8C,9C,IOCは、いずれも最
終冷間圧延の加工度が50%と高いため、ろう付は時の
再結晶粒が微細になるため、フィンに座屈が生じた。
終冷間圧延の加工度が50%と高いため、ろう付は時の
再結晶粒が微細になるため、フィンに座屈が生じた。
No、7Fは焼鈍温度が200℃と低く、ろう付は時の
再結晶粒が微細になるため、フィンに座屈が生じた。
再結晶粒が微細になるため、フィンに座屈が生じた。
No、7Gは、焼鈍温度が340℃と高く、再結晶が部
分的に生じ、フィン材の引張強度が19kgf’/n+
m2、耐力19kgf/mm ’と低下した。
分的に生じ、フィン材の引張強度が19kgf’/n+
m2、耐力19kgf/mm ’と低下した。
No、7Hは、焼鈍温度が340℃と高く、また最終冷
間圧延の加工度も50%と高いため、引張強度は24k
gf/■’と高くなったものの、ろう付は時の再結晶粒
が微細になるため、フィンに座屈が生じた。
間圧延の加工度も50%と高いため、引張強度は24k
gf/■’と高くなったものの、ろう付は時の再結晶粒
が微細になるため、フィンに座屈が生じた。
No、71は、最終冷間圧延の加工度を3%と低くした
ものであり、フィンの強度が引張強さカ22kgr/l
llI2、耐力20kgf’/am ’と低下した。
ものであり、フィンの強度が引張強さカ22kgr/l
llI2、耐力20kgf’/am ’と低下した。
実施例2
次に第1表のNo、2.4.7.10の合金を鋳塊熱処
理し、JI34004合金(Al−10%Si−1,5
%Mg合金)と組み合わせて熱間圧延、冷間圧延、焼鈍
および最終冷間圧延を経て厚さ0.13taのブレージ
ングフィン材を製造した。
理し、JI34004合金(Al−10%Si−1,5
%Mg合金)と組み合わせて熱間圧延、冷間圧延、焼鈍
および最終冷間圧延を経て厚さ0.13taのブレージ
ングフィン材を製造した。
クラツド率は片面14%の両面クラッドフィン材である
。製造条件は第3表に示す。得られたフィン材を用いて
上記と同様に引張試験、真空ろう付は加熱後の自然電極
電位の測定を行った。
。製造条件は第3表に示す。得られたフィン材を用いて
上記と同様に引張試験、真空ろう付は加熱後の自然電極
電位の測定を行った。
また、フィン材にコルゲート加工を行った後、A l
−0,3Mn −0,43Cu合金の押出形材と組み合
わせて第2図のようなサーペンタイン型コアを組立、真
空ろう付けを行ったときのろう付は状況を調べた。以上
の結果をまとめて第3表に示す。
−0,3Mn −0,43Cu合金の押出形材と組み合
わせて第2図のようなサーペンタイン型コアを組立、真
空ろう付けを行ったときのろう付は状況を調べた。以上
の結果をまとめて第3表に示す。
本発明例のNo、2A−4A−7A−
7B = 7 C−1OA −i;i引張強度fJ<
25kgr/ff1112以上、耐カフ><24kgr
/am’ 以上と高く、自然電極電位が−740から一
760mVと電気化学的に卑であり、ろう付は状況も良
好である。
25kgr/ff1112以上、耐カフ><24kgr
/am’ 以上と高く、自然電極電位が−740から一
760mVと電気化学的に卑であり、ろう付は状況も良
好である。
これに対し、比較例のNo、2B−4B−7D−10B
−は、いずれも鋳塊の均質化処理温度が560℃と高い
ため、引張強さが21kgf711112以下、耐力が
20kgf/as2以下と低い。
−は、いずれも鋳塊の均質化処理温度が560℃と高い
ため、引張強さが21kgf711112以下、耐力が
20kgf/as2以下と低い。
No、7E−は、焼鈍温度が200℃と低く、フィンに
座屈が生じた。
座屈が生じた。
No、7F−は、焼鈍温度が340℃と高く、引張強度
力19kgrlI112、耐力カ18kgf’/sm2
ト低くなった。
力19kgrlI112、耐力カ18kgf’/sm2
ト低くなった。
No、7G”は、焼鈍温度が340℃と高く、また最終
圧延の加工度が50%と高いため、フィンに座屈が生じ
た。
圧延の加工度が50%と高いため、フィンに座屈が生じ
た。
No、7H”は、最終圧延の加工度が3%と低いため、
引張強度が22kgf/m’ 、耐力力2Lkgr/l
1a12と低くなった。
引張強度が22kgf/m’ 、耐力力2Lkgr/l
1a12と低くなった。
[発明の効果]
本発明によれば、高い強度と犠牲陽極効果と同時に耐高
温座屈性に優れたフィン材を提供することができ、熱交
換器のフィンを薄肉化することが可能となり、熱交換器
の軽量化、コスト低減に寄与することができる。
温座屈性に優れたフィン材を提供することができ、熱交
換器のフィンを薄肉化することが可能となり、熱交換器
の軽量化、コスト低減に寄与することができる。
第1図(イ)、(ロ)並びに第2図は本発明材を適用す
る熱交換器の構成の説明図である。
る熱交換器の構成の説明図である。
Claims (2)
- (1)Mn:0.5〜1.5%(重量%、以下同じ)、
Zn:0.5〜2.0%、Fe:0.05〜0.70%
を含有し、残部が不可避的不純物およびAlからなる合
金の鋳塊を、400〜560℃で均質化処理したものを
芯材とし、これにAl−Si系あるいはAl−Si−M
g系合金を皮材として複合したものを、400〜550
℃に加熱して熱間圧延した後、冷間圧延を施し、240
℃以上300℃未満で焼鈍した後、さらに5〜40%の
圧下率で冷間仕上げ圧延を行うことを特徴とする熱交換
器用高強度アルミニウム合金フィン材の製造方法。 - (2)Mn:0.5〜1.5%、Zn:0.5〜2.0
%、Fe:0.05〜0.70%を含有し、更にCr:
0.05〜0.20%、Zr:0.05〜0.20%、
Ti:0.05〜0.20%、V:0.05〜0.20
%のうち1種または2種以上を含有し、残部が不可避的
不純物およびAlからなる合金の鋳塊を、400〜56
0℃で均質化処理したものを芯材とし、これにAl−S
i系あるいはAl−Si− Mg系合金を皮材として複合したものを、 400〜550℃に加熱して熱間圧延した後、冷間圧延
を施し、240℃以上300℃未満で焼鈍した後、さら
に5〜40%の圧下率で冷間仕上げ圧延を行うことを特
徴とする熱交換器用高強度アルミニウム合金フィン材の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14833689A JPH0313547A (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 熱交換器用高強度アルミニウム合金フイン材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14833689A JPH0313547A (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 熱交換器用高強度アルミニウム合金フイン材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0313547A true JPH0313547A (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=15450490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14833689A Pending JPH0313547A (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 熱交換器用高強度アルミニウム合金フイン材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0313547A (ja) |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP14833689A patent/JPH0313547A/ja active Pending
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