JPH03137079A - リン酸カルシウム被覆セラミックス体 - Google Patents
リン酸カルシウム被覆セラミックス体Info
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- JPH03137079A JPH03137079A JP1272191A JP27219189A JPH03137079A JP H03137079 A JPH03137079 A JP H03137079A JP 1272191 A JP1272191 A JP 1272191A JP 27219189 A JP27219189 A JP 27219189A JP H03137079 A JPH03137079 A JP H03137079A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、生体親和性及び被覆層の密着性に優れかつ両
者のバランスに優れたリン酸カルシウム被覆セラミック
ス体及びその製造方法に関し、人工骨、人工歯根、人工
関節等の医用セラミックス等に利用される。
者のバランスに優れたリン酸カルシウム被覆セラミック
ス体及びその製造方法に関し、人工骨、人工歯根、人工
関節等の医用セラミックス等に利用される。
従来、アルミナ焼結体、ジルコニア焼結体等のセラミッ
クス体は、機械的強度特性に優れている上に、生体に対
して毒性が少ないので、人工骨等の生体用セラミックス
として利用が進みつつあるしかし、これらの材料は生体
組織に対して不活性であるために、新生骨との結合能が
なく、維持安定性を欠いている。
クス体は、機械的強度特性に優れている上に、生体に対
して毒性が少ないので、人工骨等の生体用セラミックス
として利用が進みつつあるしかし、これらの材料は生体
組織に対して不活性であるために、新生骨との結合能が
なく、維持安定性を欠いている。
一方、水酸アパタイトやリン酸三カルシウム等のリン酸
カルシウム化合物は、骨、歯等の生体無機質の主成分で
あるので、生体に対する無毒性、骨との結合性、新生骨
への置換性等優れた生体適合性を有する。しかし、リン
酸カルシウム化合物からは高強度焼結体は得られておら
ず、実用に耐えられない。このためアルミナ焼結体、ジ
ルコニア焼結体等の高強度セラミックス焼結体の表面に
リン酸カルシウムを被覆した複合材が求められている。
カルシウム化合物は、骨、歯等の生体無機質の主成分で
あるので、生体に対する無毒性、骨との結合性、新生骨
への置換性等優れた生体適合性を有する。しかし、リン
酸カルシウム化合物からは高強度焼結体は得られておら
ず、実用に耐えられない。このためアルミナ焼結体、ジ
ルコニア焼結体等の高強度セラミックス焼結体の表面に
リン酸カルシウムを被覆した複合材が求められている。
高強度セラミックス焼結体にリン酸カルシウムを被覆す
る方法としては、溶射法及びスパッタリング法が知られ
ている。
る方法としては、溶射法及びスパッタリング法が知られ
ている。
また、特開昭53−118411号公報には、以下の陶
材及びその製造方法が開示されている。
材及びその製造方法が開示されている。
即ち、これはrAflz Oy等で構成されたセラミッ
クスの表面にアパタイトを被覆してなる陶材、及びAl
2O,等で構成されたセラミックスの表面にアパタイト
の粉末を付与し、次いでこれを焼成するアパタイト被覆
陶材の製造方法」である。
クスの表面にアパタイトを被覆してなる陶材、及びAl
2O,等で構成されたセラミックスの表面にアパタイト
の粉末を付与し、次いでこれを焼成するアパタイト被覆
陶材の製造方法」である。
前記溶射法は被覆粉末を高温の火炎中に入れ高速で焼結
体に吹きつける方法である。しかし、β−リン酸三カル
シウムを溶射すると高温型のα相への転移を起こし、水
酸アパタイトを溶射すると分解して別の結晶相を生じ、
所望のリン酸カルシウム化合物を被覆することができな
い。前記スパッタリング法は、高真空下で行う必要があ
るので生産性が低くコスト高を招く。
体に吹きつける方法である。しかし、β−リン酸三カル
シウムを溶射すると高温型のα相への転移を起こし、水
酸アパタイトを溶射すると分解して別の結晶相を生じ、
所望のリン酸カルシウム化合物を被覆することができな
い。前記スパッタリング法は、高真空下で行う必要があ
るので生産性が低くコスト高を招く。
また、前記陶材のアパタイトは、指でこすると容易にセ
ラミックスの表面が剥がれてしまう。
ラミックスの表面が剥がれてしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決したものであり、生
体親和性及び密着性に優れたリン酸カルシウム被覆セラ
ミックス体(本被覆体という)及びその製造方法を提供
することを目的とする。
体親和性及び密着性に優れたリン酸カルシウム被覆セラ
ミックス体(本被覆体という)及びその製造方法を提供
することを目的とする。
本第1発明の本被覆体は、セラミックス焼結体と、水酸
アパタイト/リン酸三カルシウムの重量比が4/1〜1
15である焼成被覆層とからなることを特徴とする。本
第2発明の本被覆体の製造方法は、セラミックス焼結体
の表面に、前記両化合物粉末を含む混合スラリーを塗布
し、その後、1100〜1350℃の温度で焼成して水
酸アパタイトが残存する焼成被覆層を形成することを特
徴とする。
アパタイト/リン酸三カルシウムの重量比が4/1〜1
15である焼成被覆層とからなることを特徴とする。本
第2発明の本被覆体の製造方法は、セラミックス焼結体
の表面に、前記両化合物粉末を含む混合スラリーを塗布
し、その後、1100〜1350℃の温度で焼成して水
酸アパタイトが残存する焼成被覆層を形成することを特
徴とする。
前記セラミックス焼結体の形状、大きさ、材料等は、目
的、用途により種々選択される。例えば、この材料とし
ては、十分な機械的強度を有するものが好ましく、部分
安定化ジルコニア、アルミナ、炭化珪素、窒化珪素又は
これらの複合焼結体等とすることができる。
的、用途により種々選択される。例えば、この材料とし
ては、十分な機械的強度を有するものが好ましく、部分
安定化ジルコニア、アルミナ、炭化珪素、窒化珪素又は
これらの複合焼結体等とすることができる。
前記水酸アパタイトは一般式Ca。、(PO,)−(D
H)−で表される。焼成被覆層を前記所定比とするのは
4/1を越えると被覆強度(密着住)が低く、115未
満となると、水酸アバタイ) +[が少なくなり生体親
和性が低下するからである。尚、この被覆層には、X線
回折にて測定できないようなマグネシウム成分等を含む
非晶質性化合物等も含まれる。
H)−で表される。焼成被覆層を前記所定比とするのは
4/1を越えると被覆強度(密着住)が低く、115未
満となると、水酸アバタイ) +[が少なくなり生体親
和性が低下するからである。尚、この被覆層には、X線
回折にて測定できないようなマグネシウム成分等を含む
非晶質性化合物等も含まれる。
また、原料の前記リン酸マグネシウムは、〔Mg (P
Os)2〕の化学組成として所定比になるように計算し
たものである。この原料粉末としては、第1リン酸マグ
ネシウム粉末を用い後工程で加熱脱水してもよいし、こ
の粉末を仮焼して脱水したCM g (P O3)2
E粉末として用いてもよい。
Os)2〕の化学組成として所定比になるように計算し
たものである。この原料粉末としては、第1リン酸マグ
ネシウム粉末を用い後工程で加熱脱水してもよいし、こ
の粉末を仮焼して脱水したCM g (P O3)2
E粉末として用いてもよい。
この原料の水酸アパタイト/リン酸マグネシウムの重量
比を50/1〜5015さするのは、50/(1未満)
では主に水酸アパタイト/リン酸三カルシウムの重量比
が4/1を越える可能性が高くなり、50/ (5を越
える)と水酸アパタイトがリン酸マグネシウムと反応し
て水酸アパタイト相がほとんど又は全て消失し、リン酸
三カルンウム相がほとんど又はそれのみとなってしまう
からである。この比の範囲内であれば、水酸アパタイト
が消費し尽くされて全てリン酸三カルシウムとなること
はなく、水酸アパタイトの形態で残存するので、生体親
和性に優れかつ安定な結晶層が得られるからである。
比を50/1〜5015さするのは、50/(1未満)
では主に水酸アパタイト/リン酸三カルシウムの重量比
が4/1を越える可能性が高くなり、50/ (5を越
える)と水酸アパタイトがリン酸マグネシウムと反応し
て水酸アパタイト相がほとんど又は全て消失し、リン酸
三カルンウム相がほとんど又はそれのみとなってしまう
からである。この比の範囲内であれば、水酸アパタイト
が消費し尽くされて全てリン酸三カルシウムとなること
はなく、水酸アパタイトの形態で残存するので、生体親
和性に優れかつ安定な結晶層が得られるからである。
尚、この原料比の範囲内では、焼成被覆層の水酸アパタ
イト/リン酸三カルシウムの比は、通常、前記のように
4/1〜115になるが、焼成条件等によってはこの比
がある程度変動しうるので、本第2発明では、この4/
1〜115の範囲内に限らず、水酸アパタイトが残存す
ればよい。
イト/リン酸三カルシウムの比は、通常、前記のように
4/1〜115になるが、焼成条件等によってはこの比
がある程度変動しうるので、本第2発明では、この4/
1〜115の範囲内に限らず、水酸アパタイトが残存す
ればよい。
前記焼成被覆層の厚さは、特に限定されず、目的、用途
に応じて種々選択され、通常、lO〜300μm程度で
ある。また、焼結体の全表面を被覆してもよいし、その
一部を被覆してもよい。また、この被覆層は、水酸アパ
タイト及びリン酸三カルシウムを含む層であればよく、
この両化合物の生成比が異なった層が2以上からなる複
層であってもよい。即ち、焼結体接合面から表面までの
間で水酸アパタイトとリン酸マグネシウムとの混合比を
変えて被覆することもできる。例えば、焼結体表面に5
0/3比の両粉末を塗布し、次いでその表面に50/1
のものを塗布してその後焼成することもできるし、1層
の焼成被覆層を形成した後、他混合比のもので塗布して
焼成して全体として2層とすることもできるし、50/
3.50/2.50/lの各比からなる混合物で塗布し
て3層とすることもできる。
に応じて種々選択され、通常、lO〜300μm程度で
ある。また、焼結体の全表面を被覆してもよいし、その
一部を被覆してもよい。また、この被覆層は、水酸アパ
タイト及びリン酸三カルシウムを含む層であればよく、
この両化合物の生成比が異なった層が2以上からなる複
層であってもよい。即ち、焼結体接合面から表面までの
間で水酸アパタイトとリン酸マグネシウムとの混合比を
変えて被覆することもできる。例えば、焼結体表面に5
0/3比の両粉末を塗布し、次いでその表面に50/1
のものを塗布してその後焼成することもできるし、1層
の焼成被覆層を形成した後、他混合比のもので塗布して
焼成して全体として2層とすることもできるし、50/
3.50/2.50/lの各比からなる混合物で塗布し
て3層とすることもできる。
混合スラリーの塗布方法としては、スプレー法、浸漬法
等の公知の方法とすることができる。このスラリーには
、カルボキシメチルセルロース等のバインダを含有させ
ることもできる。
等の公知の方法とすることができる。このスラリーには
、カルボキシメチルセルロース等のバインダを含有させ
ることもできる。
また、焼成温度を1100℃以上とするのは、リン酸マ
グネシウムの融点以上とし、リン酸マグネシウム液相が
セラミックス焼結体と被覆層間及び被覆層のリン酸カル
シウム粒子間に浸透し、これが冷却され固相となること
により、密着強度の強い被覆層を形成できるからである
。更に、これを1350℃未満とするのは、この温度以
上でリン酸カルシウムの分解が生じるからである。
グネシウムの融点以上とし、リン酸マグネシウム液相が
セラミックス焼結体と被覆層間及び被覆層のリン酸カル
シウム粒子間に浸透し、これが冷却され固相となること
により、密着強度の強い被覆層を形成できるからである
。更に、これを1350℃未満とするのは、この温度以
上でリン酸カルシウムの分解が生じるからである。
本被覆体の焼成被覆層は水酸アパタイトを有するので、
本セラミックス体は生体活性で生体親和性に優れる。ま
た、この被覆層はリン酸マグネシウムが水酸アパタイト
と反応して生成されたものであり、更に、リン酸マグネ
シウム液相がセラミックス焼結体と被覆層間及び被覆層
のリン酸カルシウム粒子間に浸透し、これが冷却されて
被覆層が形成されるため、密着強度が強い。
本セラミックス体は生体活性で生体親和性に優れる。ま
た、この被覆層はリン酸マグネシウムが水酸アパタイト
と反応して生成されたものであり、更に、リン酸マグネ
シウム液相がセラミックス焼結体と被覆層間及び被覆層
のリン酸カルシウム粒子間に浸透し、これが冷却されて
被覆層が形成されるため、密着強度が強い。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1
本実施例は、水酸アパタイト/リン酸マグネシウムが5
0/3重量比の混合スラリーを用いたものである。まず
、水酸アパタイト粉末(HAP単相、湿式法で合成した
ものを仮焼により結晶水を除いた粉末)と、第1リン酸
マグネシウム粉末(林純薬工業@J製)を800℃、3
時間で仮焼したリン酸マグネシウム粉末(化学式; M
g (P C)s)2、図中、MPという)とを、重量
比で50=3となるように秤量した。次いで、これに少
量のカルボキシメチルセルロース及び前記粉末と等重量
の水を加え、24時間混合して適度の粘性を示す水性混
合スラリーを調製した。
0/3重量比の混合スラリーを用いたものである。まず
、水酸アパタイト粉末(HAP単相、湿式法で合成した
ものを仮焼により結晶水を除いた粉末)と、第1リン酸
マグネシウム粉末(林純薬工業@J製)を800℃、3
時間で仮焼したリン酸マグネシウム粉末(化学式; M
g (P C)s)2、図中、MPという)とを、重量
比で50=3となるように秤量した。次いで、これに少
量のカルボキシメチルセルロース及び前記粉末と等重量
の水を加え、24時間混合して適度の粘性を示す水性混
合スラリーを調製した。
このスラリーを150℃に加熱したY203 K分安定
化Z r O2焼結体(23,5X8X4.5mm)の
表面にスプレー法により吹き付けて、塗布層を形成させ
、これを1200℃、2時間で焼成し、焼成被覆層(平
均膜厚;約100μm)を形成して本被覆体を得た。
化Z r O2焼結体(23,5X8X4.5mm)の
表面にスプレー法により吹き付けて、塗布層を形成させ
、これを1200℃、2時間で焼成し、焼成被覆層(平
均膜厚;約100μm)を形成して本被覆体を得た。
この本被覆体の表面の焼成被覆層は、X線回折で調べた
結果、第1図(B)に示すように、水酸アパタイト (
HAP)とβ−リン酸三カルシウム(β−TCP)であ
ることが確認された。この両者の割合はX線強度比法に
よれば1:1であった。この被覆層を金属針で引っ掻い
ても被覆層は剥離しなかった。
結果、第1図(B)に示すように、水酸アパタイト (
HAP)とβ−リン酸三カルシウム(β−TCP)であ
ることが確認された。この両者の割合はX線強度比法に
よれば1:1であった。この被覆層を金属針で引っ掻い
ても被覆層は剥離しなかった。
実施例2
本実施例は前比が50/lの混合スラリーを用いたこと
以外は実施例1と同様にして実施した。
以外は実施例1と同様にして実施した。
このX線回折の結果は、同図(C)に示すように、水酸
アパタイトが多いがβ−リン酸三カルシウムも存在し、
水酸アパタイト/β−リン酸三カルシウムの比はX線強
度比で371であった。また、この被覆層を前記と同様
に金属針で引っ掻いた所、やや剥離した程度であり、十
分な密着性を示した。
アパタイトが多いがβ−リン酸三カルシウムも存在し、
水酸アパタイト/β−リン酸三カルシウムの比はX線強
度比で371であった。また、この被覆層を前記と同様
に金属針で引っ掻いた所、やや剥離した程度であり、十
分な密着性を示した。
実施例3
本実施例は前比が5010.8の混合スラリーを用いた
こと以外は実施例1と同様にして実施した。このX線回
折の結果は図示しないが、水酸アパタイト/β−リン酸
三カルシウムの比はX線強度比で471であった。この
被覆層も、実施例2と同様にほぼ十分な密着性を示した
。
こと以外は実施例1と同様にして実施した。このX線回
折の結果は図示しないが、水酸アパタイト/β−リン酸
三カルシウムの比はX線強度比で471であった。この
被覆層も、実施例2と同様にほぼ十分な密着性を示した
。
実施例4
本実施例は前比が5015の混合スラリーを用いたこと
以外は実施例1と同様にして実施した。
以外は実施例1と同様にして実施した。
このX線回折の結果も図示しないが、水酸アパタイト/
β−リン酸三カルシウムの比はX線強度比で115であ
った。この被覆層は、実施例1と同様に金属針で引っ掻
いても剥離しない。
β−リン酸三カルシウムの比はX線強度比で115であ
った。この被覆層は、実施例1と同様に金属針で引っ掻
いても剥離しない。
比較例1
本比較例は前比が50/10のスラリーを用いたこと以
外は実施例1と同様にして実施した。このX線結果は同
図(A)に示すように、水酸アパタイトが全く消失して
おり、全てβ−リン酸三カルシウムであった。尚、被覆
層は金属針にて剥離せず、密着性は大変良好であった。
外は実施例1と同様にして実施した。このX線結果は同
図(A)に示すように、水酸アパタイトが全く消失して
おり、全てβ−リン酸三カルシウムであった。尚、被覆
層は金属針にて剥離せず、密着性は大変良好であった。
比較例2
本比較例は、水酸アパタイトのみのスラリーを用いて同
様にして形成した被覆層をX線回折すると、同1ffl
(DJに示すように水酸アパタイトのみのピークを示
し、リン酸三カルシウムの存在は確認できなかった。こ
の被覆層は焼結体との密着性が悪いので、金属針にて容
易に剥がれてしまった。
様にして形成した被覆層をX線回折すると、同1ffl
(DJに示すように水酸アパタイトのみのピークを示
し、リン酸三カルシウムの存在は確認できなかった。こ
の被覆層は焼結体との密着性が悪いので、金属針にて容
易に剥がれてしまった。
比較例3
本比較例は、2層塗布後焼成して被覆したものである。
即ち、まず、前記リン酸マグネシウム粉末のみを前記と
同様に塗布し、更にこの上に前言己水酸アパタイト粉末
のみを塗布し、同様に焼成して、焼成被覆層を形成した
。このX線回折の結果は、第2図に示すように水酸アパ
タイトが全く消失しており、全てβ−リン酸三カルシウ
ムであっ比較例4 本比較例も、2層塗布後焼成して被覆したものである。
同様に塗布し、更にこの上に前言己水酸アパタイト粉末
のみを塗布し、同様に焼成して、焼成被覆層を形成した
。このX線回折の結果は、第2図に示すように水酸アパ
タイトが全く消失しており、全てβ−リン酸三カルシウ
ムであっ比較例4 本比較例も、2層塗布後焼成して被覆したものである。
即ち、まず、前記リン酸マグネシウム粉末のみを前記と
同様に塗布し、更にこの上に前記水酸アパタイト粉末と
リン酸マグネシウム粉末との重量比50:1の混合スラ
リーを塗布し、焼成して被覆層を形成した。このX線回
折の結果は、第3図に示すようにリン酸アパタイトが全
く消失しており、全てβ−リン酸三カルシウムであった
。
同様に塗布し、更にこの上に前記水酸アパタイト粉末と
リン酸マグネシウム粉末との重量比50:1の混合スラ
リーを塗布し、焼成して被覆層を形成した。このX線回
折の結果は、第3図に示すようにリン酸アパタイトが全
く消失しており、全てβ−リン酸三カルシウムであった
。
実施例の効果
以上より、前記原料比が50/1〜5015の場合は水
酸アパタイト及びリン酸三カルシウムが存在し、その比
が4/1〜115であるので、接合強度を維持できると
ともに生体親和性もよい。
酸アパタイト及びリン酸三カルシウムが存在し、その比
が4/1〜115であるので、接合強度を維持できると
ともに生体親和性もよい。
しかし、その原料比が50/(5を越える)場合は、被
覆層の密着性は良くなる傾向にあるが、水酸アパタイト
がほとんど又は全くなくなる。即ち、この原料比が50
15では水酸アパタイトが115と少なくなり、原料比
50/10(比較例1)ではそれが全くない。従って、
この原料比が50/(5を越える)と水酸アパタイト/
リン酸三カルシウム比が115未満となり、生体親和性
が十分に良いとはいえない。
覆層の密着性は良くなる傾向にあるが、水酸アパタイト
がほとんど又は全くなくなる。即ち、この原料比が50
15では水酸アパタイトが115と少なくなり、原料比
50/10(比較例1)ではそれが全くない。従って、
この原料比が50/(5を越える)と水酸アパタイト/
リン酸三カルシウム比が115未満となり、生体親和性
が十分に良いとはいえない。
一方、この原料比が50/1の場合It IJン酸三カ
ルシウムの生成が4/1と少ないので、この原料比がこ
れよりも小さい場合は、これがほとんど又は全くなくな
り、被覆層の密着性が良くテニい。
ルシウムの生成が4/1と少ないので、この原料比がこ
れよりも小さい場合は、これがほとんど又は全くなくな
り、被覆層の密着性が良くテニい。
例えば、このリン酸三カルシウムが全くない場合(比較
例2)は、被覆層が容易に剥離した0また、本実施例は
水酸アパタイトとリン酸マグネシウムの混合粉末を使用
するものであるが、比較例3.4のように、リン酸マグ
ネシウムのみの塗布層を形成させて2塗布層とする場合
は、いずれも焼成後に水酸アパタイトが完全に消失する
。
例2)は、被覆層が容易に剥離した0また、本実施例は
水酸アパタイトとリン酸マグネシウムの混合粉末を使用
するものであるが、比較例3.4のように、リン酸マグ
ネシウムのみの塗布層を形成させて2塗布層とする場合
は、いずれも焼成後に水酸アパタイトが完全に消失する
。
従って、本実施例では、両粉末の組成割合を変えてそれ
を塗布して焼成するのみで、容易に、水酸アパタイトと
リン酸三カルシウムの生成割合を所望値に設定でき、か
つ生体親和性及び密着性に浸れた被覆層を形成できる。
を塗布して焼成するのみで、容易に、水酸アパタイトと
リン酸三カルシウムの生成割合を所望値に設定でき、か
つ生体親和性及び密着性に浸れた被覆層を形成できる。
本発明の本被覆体は、前記作用を有するので、生体親和
性及び密着性に優れ、即ち密着性を低下させずに生体親
和性を維持し、そのため両者のバランスが極めてよい。
性及び密着性に優れ、即ち密着性を低下させずに生体親
和性を維持し、そのため両者のバランスが極めてよい。
従って、本被覆体は、人工骨、人工歯根等の医用セラミ
ックスに好適である。特に、セラミックス焼結体として
ジルコニア、アルミナ等の高強度セラミックスを用いれ
ば、この本被覆体自身の強度は極めて大きく、前記医用
セラミックスとして最適である。
ックスに好適である。特に、セラミックス焼結体として
ジルコニア、アルミナ等の高強度セラミックスを用いれ
ば、この本被覆体自身の強度は極めて大きく、前記医用
セラミックスとして最適である。
更に、本製造方法によれば、前記有用な本被覆体を製造
でき、しかもこれを高生産性をもって安価に製造でき、
また、単に混合割合を変えるだけで、水酸アパタイトと
リン酸三カルシウムの比を適宜変えることができる。更
に、本製造方法は、リン酸マグネシウム塗布層と水酸ア
パタイト塗布層を別個に形成する必要もなく混合スラリ
ー〇塗布のみで足りるので、大変便宜かつ有用である。
でき、しかもこれを高生産性をもって安価に製造でき、
また、単に混合割合を変えるだけで、水酸アパタイトと
リン酸三カルシウムの比を適宜変えることができる。更
に、本製造方法は、リン酸マグネシウム塗布層と水酸ア
パタイト塗布層を別個に形成する必要もなく混合スラリ
ー〇塗布のみで足りるので、大変便宜かつ有用である。
第1図(A>は比較例1に係わる被覆層のX線回折の結
果を示すグラフ、第1cN(B)は実施例1に係わる被
覆層のX線回折の結果を示すグラフ、第1図(C)は実
施例2に係わる被覆層のX線回折の結果を示すグラフ、
第1図(D)は比較例2に係わる被覆層のX線回折の結
果を示すグラフ、第2図は比較例3に係わる被覆層のX
線回折の結果を示すグラフ、第3図は比較例4に係わる
被覆層のX線回折の結果を示すグラフである。
果を示すグラフ、第1cN(B)は実施例1に係わる被
覆層のX線回折の結果を示すグラフ、第1図(C)は実
施例2に係わる被覆層のX線回折の結果を示すグラフ、
第1図(D)は比較例2に係わる被覆層のX線回折の結
果を示すグラフ、第2図は比較例3に係わる被覆層のX
線回折の結果を示すグラフ、第3図は比較例4に係わる
被覆層のX線回折の結果を示すグラフである。
Claims (2)
- (1)セラミックス焼結体と、該焼結体表面に形成され
水酸アパタイト及びリン酸三カルシウムを含む焼成被覆
層とからなり、前記水酸アパタイトとリン酸三カルシウ
ムの重量比(水酸アパタイト/リン酸三カルシウム)が
4/1〜1/5であることを特徴とするリン酸カルシウ
ム被覆セラミックス体。 - (2)セラミックス焼結体の表面に、水酸アパタイト/
リン酸マグネシウム〔Mg(PO_3)_2〕の重量比
が50/1〜50/5である前記両化合物粉末を含む混
合スラリーを塗布し、その後、1100〜1350℃の
温度で焼成して水酸アパタイトが残存する焼成被覆層を
形成することを特徴とするリン酸カルシウム被覆セラミ
ックス体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1272191A JPH0774109B2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | リン酸カルシウム被覆セラミックス体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1272191A JPH0774109B2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | リン酸カルシウム被覆セラミックス体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03137079A true JPH03137079A (ja) | 1991-06-11 |
| JPH0774109B2 JPH0774109B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=17510358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1272191A Expired - Fee Related JPH0774109B2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | リン酸カルシウム被覆セラミックス体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774109B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114569800A (zh) * | 2022-01-24 | 2022-06-03 | 苏州卓恰医疗科技有限公司 | 生物活性陶瓷复合镁基金属髓内钉及其制备方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62297284A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-24 | 永井 教之 | セラミツクス複合材の製造方法 |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP1272191A patent/JPH0774109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62297284A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-24 | 永井 教之 | セラミツクス複合材の製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114569800A (zh) * | 2022-01-24 | 2022-06-03 | 苏州卓恰医疗科技有限公司 | 生物活性陶瓷复合镁基金属髓内钉及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0774109B2 (ja) | 1995-08-09 |
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